『エッセイ、太田和彦(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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居酒屋作家・太田和彦の書き下ろし酒飲み話。
近年は家飲みを極める居酒屋作家の、人生終盤に差し掛かった酒の肴は「人生を振り返ること」。
酒のつまみになる100話を収録。 -
居酒屋探訪家は趣味の達人でもあった!
新宿で落語、日本橋でランチ、吉祥寺でジャズ、四谷でクラシック、代官山で本探し、青山で絵画鑑賞、駒込で庭園散歩、新井薬師で骨董探し、横浜で演劇鑑賞、そして夜は銀座の居酒屋で一杯・・・多趣味で活動的な日常を綴る。
目次
まずは散歩から
舞台を鑑賞
銀座に通う
あちこち訪ねて
あとがき -
居酒屋探訪家はミニシアター探訪家でもあった!
シネマヴェーラ渋谷・神保町シアター・ラピュタ阿佐ヶ谷などで観た映画黄金期を中心とした娯楽映画(ヒット作からマニアックな映画まで)60本の鑑賞記に、「銀座百点」での鼎談「百点名画座へようこそ-銀座の酒場と男と女-」も収載。
目次
映画、幸福への招待
私の映画史70年
鼎談・銀座と酒場と男と女
あとがき -
いい酒いい人いい肴。至福の旅のエッセイ集。
日本全国の居酒屋巡りを初めて三十余年である著者・太田和彦氏によるエッセイ集です。
単行本からの再録にあたり、一部加筆修正を加え、また、単行本・文庫未収録の作品と併せ改めて編みました。
<いい酒いい人いい肴>をテーマに全国を旅歩き飲み歩き、辿り着いた至福の時をどうか読者の方も追体験して下さい。
目次より一部抜粋します。「旅には旅の見どころあり」「旅の居酒屋、この一品」
「ゆっくり滞在、町歩き」「人とのっで愛が待っていた」等々…
あなたも、この本を片手に、居酒屋行脚の旅はいかがでしょうか?? -
《80歳への積極宣言》
明るい色の服を着る。
いい音楽や芝居をめでる。
ひとりで小さな旅に出る。
——かけがえのない「ひとり時間」を縦横無尽に楽しむ方法
残りわずかな人生を消化試合にしてしまっては面白くない。
生きる実感も持ちたい。日常を離れて冒険したい。
幸いまだ元気な身ならできそうだ。
大好きな〈焼油揚〉で一杯やりながら。
——「おわりに」より
《居酒屋作家の楽しい老年案内》
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豆腐は食べ物の大発明と思う。大豆を茹でて絞り、にがりを打って固まった、ゆるやかにして純白、自在にどんな形にもなる清浄無垢な姿は、もともとを想像できず、料理の脇役、ときに主役として、懐の深さをみせる。
融通無碍、毎日でも飽きない、栄養もある。村にも町にも豆腐だけをつくって売る専門店があり、自転車でラッパを吹いて売りに来る日常に欠かせないものとなった。人も年齢を重ねたら、このように在りたい。
その豆腐を油で揚げた油揚は、姿も食感も味も一変。新たに生まれた独自の個性は、煮てよし、焼いてよし、包んでよし。稲荷神社に供えられて手を合わされ、トンビにさらわれる品にまでなった。これは豆腐の劇的進化、いや昇華だ。
人生にも進化や昇華はあるだろうか。経験が昇華して新たな境地に至るのなら、長く生きる価値がある。そうなれるか。そうありたいか。
——「はじめに」より
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【目次】
はじめに
Ⅰ……いまの自分を楽しもう
Ⅱ……続けたら見えてきた
Ⅲ……生きる実感を求めて旅へ
おわりに——私の徒然草
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【おすすめ】
■<a href=https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=991" target="_blank">太田和彦『70歳、これからは湯豆腐』</a>
高望みどころか望みなし。もうひとりでいい。
夜一杯飲めればじゅうぶん。これは楽だ。——本文より
居酒屋作家のうたかたエッセイ。豊かな「ひとり時間」の過ごし方。
■<a href=https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=873" target="_blank">太田和彦『酒と人生の一人作法』</a>
70すぎたら愉しくなった!「老後」を受け入れて初めて、大切なものが見えてくる。
粋と喜びに彩られた“オオタ式”享楽人生論。 -
70すぎたら愉しくなった
「老後」を受け入れて初めて、大切なものが見えてくる。
粋と喜びに彩られた“オオタ式”享楽人生論
「ながく生きてきて、ものごとが見えてきた。社会的地位が高い・低いなどという価値観はとうに消えた。そういうことにこだわる人はつまらん人だとわかってきた。立身出世をはたした、経済的に成功した、それがどうした。頭がいいとか、リーダーシップがあるとかも、どうでもよいことになった。人生の価値観が変わったのだ。」(本文より)
【目次】
まえがき
1 酒場で飲む
2 酒を味わう
3 旅に出る
4 古い映画を見る
5 一人を愉しむ
6 私の東京物語
あとがき -
お燗酒のようにじんわり温かい気持ちに。
太田和彦はふとつけたテレビや雑誌の中で実に心地よく居酒屋にいざなってくれる、そればかりか、一度この人と飲みたいなぁと思わせる魅力がある。今回はその大田和彦をもっともっと好きになる彼の本音やルーツまでがわかる一冊である。
気になる居酒屋を取材して、紹介するまでの裏話もまるで、一緒に行っているかのような優しげな描写である。
なかでも、椎名誠氏から依頼を受けて「本の雑誌」に掲載された、 『居酒屋「べからず」集』『居酒屋評論家の本音』『最後の晩餐の前日のメニュー』などは、まさにフアンが大喜び間違いなしであろう。
かと思えば、故郷への想い、街歩き、旅のこと、父のこと、祖父のことなど太田和彦その人そのものをたっぷりと味わっていただける構成になっている。
まるで御燗した日本酒がじわーっと身体に染み渡っていくような温かい気持ちになる叙情あふれるエッセイ集である。 -
つましく、図太く生きてゆこう。
外に出て四季をめでる。本屋と酒場をはしごする。
——自分だけの場所を探して。
高望みどころか望みなし。
もうひとりでいい。
夜一杯飲めればじゅうぶん。
これは楽だ。(本文より)
——居酒屋作家のうたかたエッセイ。豊かな「ひとり時間」の過ごし方。 -
取材の旅から戻ったら、さあ趣味の時間だ。銀幕のスターの演技に酔い、女流浪曲師の口演にしびれ、旅先で買い求めた蒐集品の整理にいそしむ。ワタクシ、居酒屋のカウンターに座っているばかりではないのですぞ。でもそのおかげで「独自の視点から日本の食文化に貢献」と文化庁から表彰状をいただいたんですから、世の中捨てたものじゃありません。70歳を超えてなお充実の日々をつづったカラー文庫。
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好きで始めた居酒屋探訪。さすがに昔のように毎晩通うことはなくなったが、馴染みの店はたくさんある。旅に出るのも億劫なときは近場を散歩。ふらりと入った店で掘り出し物を見つけたり。映画や演劇観賞は今でも一番の趣味。人生まだまだ楽しめそうだ──古希を迎えた著者が、日常にあるささやかな幸せをつづった「サンデー毎日」連載のエッセイに、美麗な写真を添えたオリジナルカラー文庫デジタル版。
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“居酒屋の達人”太田和彦が春夏秋冬、東京の街を散策。田端、浅草、銀座、新宿、麻布、下北沢――その街での出会いや発見、街への愛着や思い出を描いていく。そして、一杯。居酒屋探訪30年の新境地!【目次】春・田端/夏・浅草/秋・阿佐谷/冬・新宿/春・湯島/夏・銀座/秋・日暮里/冬・麻布/春・下北沢/夏・佃/秋・神保町/冬・千駄ヶ谷/松本――東京前史/あとがき
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「居酒屋の達人が巡って選んだ名店の記録!
日本の誇る大人のための漫画雑誌『ビッグコミック』にて8年200話にわたり連載した大人気コラム「太田和彦のイケイケ居酒屋」が、名を改め、満を持して文庫化!!
日本各地を巡った8年間の、四季折々に出会った酒肴や居酒屋への思いを語った名コラムを加筆・再編集し全話収録!なかには、残念ながら店を閉じてしまったところもあるが、それでも気がつけば若い蔵元や杜氏、そして若い居酒屋店主が出てきた。
歳月とともに移ろう酒と肴と居酒屋の人間模様を訪ね歩いた達人・太田和彦の、記憶に残したい軌跡の記録。
同時期に発売となる下巻と併せ、書を持ちいざ居酒屋の旅に出よう!! -
『ふらり旅 いい酒いい肴』のシリーズ3作目は、資生堂のデザイナーだった太田さんのホームグラウンドの東京・銀座がウリ。
路地裏まで知り尽くした街、お店、酒場の紹介はぜひ見て欲しい。
横浜野毛、江ノ島・藤沢、青森・八戸、岩手・盛岡、山形・酒田、仙台、滋賀・長浜、和歌山、奈良、徳島、島根・益田、徳島、福岡・小倉といった一度は行ってみたい街が目白押し。
ゆっくりと街を歩いて意外な魅力に感動し、おいしいお昼ごはんを食べ、夜は暖かい雰囲気の居酒屋で飲みかつ食らう。
きっとあなたをやさしく包んでくれるはず。
さあ、いい酒、いい肴に会いに、ふらりと旅に出てみませんか?
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