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『エッセイ、日本文学、1年以内(文芸・小説、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全477件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    “ダンチュー先駆者”の一人である著者は、「料理とは愛情ではない。技術である」と言い放つ。なるほど、日常の家庭料理にいちいち愛情に介入されては、美味いものも不味くなり、迂闊に食べちゃいられない。まずいものはまずいと言いたかった諸君、まず、その前に自らも台所に立ってみることをおすすめする。超初心者のための男厨料理入門、超指南書。(※本書は1999-09-30に中央公論新社より発売された書籍を電子化したものです。)

  • 書下ろし人気エッセィ、ついにシリーズ第12作登場!

    「楽園」とはどんな場所なのか?/
    ついていないな、と思ったことはないが、運が良いなとは、いつも思う/
    その人にとって満足できる金額を所有している人を「お金持ち」という/
    AIは答えることしかできない ほか
  • 無頼派の旗手として、純文学から歴史小説、推理小説、随筆まで多彩で精力的な執筆活動を続けた坂口安吾の『敬語論』を収録。
  • 無頼派の旗手として、純文学から歴史小説、推理小説、随筆まで多彩で精力的な執筆活動を行い、戦後日本文学を代表する存在となった坂口安吾。『投手殺人事件』を収録。
  • 無頼派の旗手として、純文学から歴史小説、推理小説、随筆まで多彩で精力的な執筆活動を行い、戦後日本文学を代表する存在となった坂口安吾。『暗い青春』を収録。
  • 無頼派の旗手として、純文学から歴史小説、推理小説、随筆まで多彩で精力的な執筆活動を行い、戦後日本文学を代表する存在となった坂口安吾。代表作『堕落論』を収録。
  • 無頼派の旗手として、純文学から歴史小説、推理小説、随筆まで多彩で精力的な執筆活動を行い、戦後日本文学を代表する存在となった坂口安吾。『心霊殺人事件』を収録。
  • 無頼派の旗手として、純文学から歴史小説、推理小説、随筆まで多彩で精力的な執筆活動を行い、戦後日本文学を代表する存在となった坂口安吾。『屋根裏の犯人』を収録。
  • 無頼派の旗手として、純文学から歴史小説、推理小説、随筆まで多彩で精力的な執筆活動を行い、戦後日本文学を代表する存在となった坂口安吾。代表作『不連続殺人事件』を収録。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    第60回文藝賞+短編部門受賞作発表/創刊90周年連続企画4:対談 山田詠美×宇佐見りん

    【創刊90周年+第60回文藝賞発表記念企画】
    ◎特別対談
    山田詠美×宇佐見りん「人間のややこしい部分をこそ、言葉に」
    「ベッドタイムアイズ」で第22回文藝賞を受賞した山田詠美と、「かか」で第56回文藝賞を受賞した宇佐見りん。満を持しての豪華初対談!

    ◎特別再録
    元「文藝」編集長 坂本一亀「「文藝」復刊まで  一九六〇年九月〜一九六一年十二月日記」

    【文藝賞発表】
    ◎受賞作
    小泉綾子「無敵の犬の夜」

    ◎優秀作
    佐佐木陸 「解答者は走ってください」
    図野象「おわりのそこみえ」

    ◎受賞の言葉
    小泉綾子/佐佐木陸/図野象

    ◎選評
    角田光代/島本理生/穂村弘/町田康

    ◎受賞記念対談 
    町田康×小泉綾子「無鉄砲さこそが愛おしい」

    ◎受賞記念インタビュー
    佐佐木陸「フィクションの枠を飛び越えるスピードと怒り」
    図野象「誰も知らない瞬間を書く」

    【短篇部門】
    ◎受賞作
    西野冬器「子宮の夢」

    ◎優秀作
    才谷景「海を吸う」


    ◎受賞の言葉
    西野冬器/才谷景

    ◎選評
    柴崎友香/松田青子

    ◎受賞記念インタビュー
    西野冬器「現実を解体し幻想で遊ぶ」
    才谷景 「生身のまま死と生を行き来する」

    ◎選考経過
    ◎第61回文藝賞応募規定

    【第60回文藝賞発表記念企画 特集 短篇を書く技術】
    ◎対談
    小山田浩子×津村記久子「書く衝動をためらわない」

    ◎エッセイ 書くための3作
    柴崎友香「書くことで存在する」
    松田青子「読めば読むほどいい」
    青山七恵「治らないうちに」
    山崎ナオコーラ「なにが短篇小説だ」
    町屋良平「短編小説はなにより自由だが、小説家はその自由こそが怖ろしい」
    大前粟生「橋と摩天楼と発火」

    ◎論考
    倉本さおり「要約できない物語たち――短篇小説の現況をめぐって」


    【創作】
    姫野カオルコ「はい、子供は純真で無邪気です」

    【新連載】
    皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図II」
    19世紀ロシア。若手詩人は中世バルトが舞台の小説を発表するが――ハンザの物語、新章開幕。

    【短篇】
    池澤夏樹「カフェ・エンゲルベッケンでハムザ・フェラダーが語ったこと」
    滝口悠生「ロッテの高沢」
    金子薫「独白する愛の犠牲獣」

    【連載】
    山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第5回】
    絲山秋子「細長い場所」【第3回】第三の庭
    千早茜「虎」【後篇】
    古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」【第4回】
    島本理生+岩崎渉「トランス」【第8回】
    町田康「ギケイキ」【第42回】

    山本貴光「文芸的事象クロニクル 2023年6月~8月」

    この装幀がすごい!【第11回】
    ゲスト 首藤凜/川名潤・佐藤亜沙美

    【季評】 
    水上文「たったひとり、私だけの部屋で 物語とその役割 2023年7月~8月」

    【書評】
    佐藤究『幽玄F』【評】マライ・メントライン
    中村文則『列』【評】大島育宙
    安堂ホセ『迷彩色の男』【評】MOMENT JOON
    ミシェル・ウエルベック 野崎歓・齋藤可津子・木内尭訳『滅ぼす』【評】樋口恭介
    日比野コレコ『モモ100%』【評】向坂くじら
    山下紘加『煩悩』【評】平岡直子
    児玉雨子『##NAME##』【評】小川紗良
  • **********************************
    上白石萌音さんが何度も読み返す、愛する一冊

    れいんさんの文章には体温があり、とても人間らしくて趣深い。
    言葉の楽しさが詰まっています。
    素直に、真っ直ぐに人を愛する姿にあこがれると同時に、
    身近にいる大切な人をより愛しく思えます。 ――「20歳の20冊」より
    **********************************

    全国の書店員から熱烈な支持!
    最注目の著者による、大反響エッセイ文庫化。

    人生はドラマではないが、シーンは急にくる。
    わたしたちはそれぞれに様々な人と、その人生ごとすれ違う。
    だから、花やうさぎや冷蔵庫やサメやスーパーボールの泳ぐ水族館のように毎日はおもしろい―― 。
    短歌、小説、絵本と幅広く活躍する著者が描く、「ともだち」との嘘みたいな本当の日々。
    大反響の傑作エッセイ!

    【文庫版あとがき収録】


    [目次]
    うたうおばけ/ミオ/アミ/まみちゃん/Sabotage/パソコンのひと/内線のひと/
    瞳さん/謎の塚澤/暗号のスズキくん/物理教師/回転寿司に来るたびに/
    雪はおいしい/一千万円分の不幸/八月の昼餉/イナダ/不要な金属/
    かわいいよね/冬の夜のタクシー/ロマンスカーの思い出/抜けないボクシンググローブ/
    からあげボーイズ/エリマキトカゲ/きぼうを見よう/秩父で野宿/うにの上/
    まつげ屋のギャル/桃とくらげ/ひとり占め/クロワッサン/終電二本前の雷鳴/
    白い鯨/バナナとビニニ/わたしVS(笑)/ふきちゃん/
    死んだおばあちゃんと死んでないおばあちゃん/喜怒哀楽寒海老帆立/
    山さん/あこがれの杯/あとがき/文庫版あとがき
  • 「芸人」という名称に、芸事を演る人間は何故か惚れるのだ――。芸に生き、芸を愛した談志が「見事な芸人根性」を認めた百人を語る。志ん生、文楽ら噺家たち。ビートたけし、爆笑問題、ダウンタウンらテレビの人気者。若き日に惚れこんだ色川武大、森繁久彌。山藤章二画伯との名コンビで送る究極の芸人批評。〈解説〉立川志の輔
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    町屋良平「生きる演技」(550枚)一挙掲載/創作:安堂ホセ、日比野コレコ、山下紘加/特集:WE LOVE 藤本和子!/創刊90周年連続企画3:村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子

    ◎創作

    【舞台(、、)は、戦争―。長編580枚一挙掲載】
    町屋良平「生きる演技」

    【文藝賞受賞第一作】
    安堂ホセ「迷彩色の男」

    【文藝賞受賞第一作】
    日比野コレコ「モモ100% 」

    山下紘加「煩悩」


    ◎特集・WE LOVE 藤本和子

    【座談会】
    岸本佐知子×くぼたのぞみ×斎藤真理子×八巻美恵
    「片隅の声に耳を澄ませる 藤本和子と、同時代の女たちの闘い」

    【エッセイ】
    柴田元幸「お寿司を食べる人 」
    井戸川射子「塩は喉を、叫びが喉を」



    【短篇】
    尾崎世界観「電気の水」

    滝口悠生「恐竜」



    ◎創刊90周年連続企画3

    【鼎談】
    村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子「どの年齢や時間にも、初めて見える景色がある」

    ◎連載

    絲山秋子「細長い場所」 【第2回】気配と残像
    古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る 」【第3回】
    山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第4回】
    朝吹真理子「ゆめ」 【第5回】
    島本理生+岩崎渉 「トランス」【第7回】
    柳美里 「JR常磐線夜ノ森駅 」【第5回】
    町田康「ギケイキ」【第41回】

    【季評】 たったひとり、私だけの部屋で 「閉ざされた壁の中」2023年4月~6月 水上文
    文芸的事象クロニクル 2023年3月〜2023年5月 山本貴光

    ◎書評

    金原ひとみ『腹を空かせた勇者ども』【評】山崎ナオコーラ
    桜庭一樹『彼女が言わなかったすべてのこと』【評】竹田ダニエル
    王谷晶『君の六月は凍る』【評】児玉雨子
    朝比奈秋『あなたの燃える左手で』【評】皆川博子
    若竹千佐子『かっかどるどるどぅ』【評】八木詠美
    カレン・ラッセル 松田青子 訳『オレンジ色の世界』【評】谷崎由依
    市川沙央『ハンチバック』【評】伊藤亜紗

    第61回文藝賞応募規定
  • 婦人解放運動、無政府主義として自由奔放に生き、作家、翻訳者としても活躍しながら大杉栄らとともに28歳で劇的な生涯を終えた伊藤野枝。遺された評論・随筆を集成。
    ■目次
    新らしき女の道
    新らしき婦人の男性観
    遺書の一部より
    岩野清子氏の『双棲と寡居』について
    ウォーレン夫人とその娘
    内気な娘とお転婆娘
    女教員の縊死(三面記事評論)
    女絵師毒絵具を仰ぐ(三面記事評論)
    監獄挿話 面会人控所
    感想の断片
    寄贈雑誌
    寄贈書籍
    寄贈書籍紹介
    新刊紹介〔伝説の時代〕
    嘘言と云ふことに就いての追想
    「現代と婦人の生活」序に代へて
    最近の感想
    サニンの態度
    消息
    私信――野上彌生様へ
    青山菊栄様へ
    従妹に
    S先生に
    らいてう氏に
    九州より――生田花世氏に
    成長が生んだ私の恋愛破綻
    『青鞜』を引き継ぐに就いて
    背負ひ切れぬ重荷
    男性に対する主張と要求
    貞操に就いての雑感
    読者諸氏に
    日記より
    人間と云ふ意識
    平塚明子論
    夫婦喧嘩の功過と責任の所在(アンケート回答)
    福岡の女
    「婦人解放の悲劇」自序
    「別居」について
    嫁泥棒譚
    妾の会つた男の人人
    結婚と恋愛(エマ・ゴールドマン)
    子供の保護(エマ・ゴールドマン)
    少数と多数(エマ・ゴールドマン)
    死んだ魂(エマ・ゴールドマン)
    婦人解放の悲劇(エマ・ゴードマン)
    恋愛と道徳(エレン・ケイ)
    『青踏』編輯室より
  • 婦人解放運動、無政府主義として自由奔放に生き、作家、翻訳者としても活躍しながら大杉栄らとともに28歳で劇的な生涯を終えた伊藤野枝。遺された書簡を集成。
    ■目次
    木村荘太宛(1913年6月24日)
    山田邦子宛(1915年7月11日)
    蒲原房枝宛(1915年頃)
    大杉栄宛 (1916年4月30日 一信)
    大杉栄宛 (1916年4月30日 二信)
    大杉栄宛 (1916年5月1日)
    大杉栄宛 (1916年5月2日)
    大杉栄宛 (1916年5月3日)
    大杉栄宛 (1916年5月7日 一信)
    大杉栄宛 (1916年5月7日 二信)
    大杉栄宛 (1916年5月9日 一信)
    大杉栄宛 (1916年5月9日 二信)
    大杉栄宛 (1916年5月27日)
    大杉栄宛 (1916年5月30日)
    大杉栄宛 (1916年5月31日)
    大杉栄宛 (1916年6月1日)
    大杉栄宛 (1916年6月6日)
    大杉栄宛 (1916年6月22日)
    大杉栄宛 (1916年7月15日 一信)
    大杉栄宛 (1916年7月15日 二信)
    武部ツタ宛(1917年8月13日)
    武部ツタ宛(1917年10月1日)
  • 生きることを味わうこと。 広くというのはもういいので、これからは深く。

    時は過ぎて、こんなことをひとりで思いわずらうのバカみたい。これからはじっくり落ち着いて自分の場所を見つめ、自分の快適さを追求したい。オタク的にまっすぐに。それをやったらいけないんじゃないかと、いつも自分を止めるものがあったが、それさえも振りほどいて自分の心からの要求、それに従って、これからは生きていきたい。そうしたらどうなるか、どういう感情を覚えるか、それを見てみたい。ひとりの道を走りながら。
  • 累計15万部超!博覧強記の評論家・呉智英氏の「正しい日本語」知的エッセイシリーズの第4弾。難しい言葉を使い、一般の庶民を威嚇する文化人や知識人とは何者なのか? そんな似非言論人の言葉を徹底批判した名著復活【令和最新版】。楽しみながら読んでいるうちに誤用への抵抗力がつき、インチキ知識人への免疫力がつく魔法の書。
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    特集1「世界はマッチングで廻っている」桜庭一樹×斜線堂有紀、木下龍也×俵万智・対談:安堂ホセ×鳥飼茜/特集2 ガザの言葉(仮)/創作:山下澄人、向坂くじら、早助よう子、小川哲

    ◎創作
    向坂くじら「いなくなくならなくならないで」
    高校時代に死んだはずの親友・朝日。時子はずっと会いたかった彼女からの電話に驚喜 するが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。才あふれる詩人、注目の初小説!

    山下澄人「わたしハ強ク・歌ウ」
    ママが書いたノート。パパが残した数冊の本。ママのパパが書いた紙の切れ端。それらをつか ってわたしはこれを書いた。野蛮にして異次元の〝自由〟へ――山下澄人の新たな地平。

    早助よう子「天一坊婚々譚」
    「ひとつ花嫁のエキスパートになってやりましょう」。山育ちの十四歳の私は、先生も生徒も おかしな人ばかりの都会の花嫁学校で、クラスメイトに思いを寄せてしまい――。



    【緊急企画 ガザへの言葉 #CeasefireNOW】
    ◎特別掲載
    アダニーヤ・シブリー 田浪亜央江 訳「かつて怪物はとても親切だった」

    ◎エッセイ
    村田沙耶香「いかり」
    町屋良平「私の虐殺」
    滝口悠生「隔たりと連絡」
    小山田浩子「私のプラカード」
    大田ステファニー歓人「生きるために」

    【特集1 世界はマッチングで回っている】
    ◎対談
    鳥飼茜×安堂ホセ「さらす、隠す、しれっと消える」

    ◎共作
    桜庭一樹×斜線堂有紀「かわいそうに、魂が小さいね/その春に用がある」
    俵万智×木下龍也「キングと天使」

    ◎創作
    遠野遥「AU」
    山下紘加「わたしは、」
    紗倉まな「やっぱりなしでもいいですか」
    樋口恭介「あなたがYouなら私はI、そうでないなら何もない」

    ◎エッセイ
    冬野梅子「自虐サ終のお知らせ」
    水上文「想定されもしないマッチング、あるいはクィアな未来について」

    ◎論考
    瀬戸夏子「超資本主義社会における恋愛至上主義について」

    ◎特別企画
    花田菜々子+福尾匠+葉山莉子+あわいゆき「回り続ける世界のためのマッチングブックガイド」



    【特集2 さよなら渋谷区千駄ヶ谷2-32-2】
    ◎エッセイ
    山田詠美「トウキョウに上京して」
    長野まゆみ「ある晴れた日」
    中原昌也「カレー、カンヅメ、本と映画の記憶は忘却の彼方に」
    武田砂鉄「ベストタイミング」

    ◎企画 2月14日、移転を聞きつけて、千駄ヶ谷散歩へ
    星野智幸「幽霊はどこにいる?」
    青山七恵「格子の向こう側」
    宇佐見りん「あの日のABC」
    柴崎友香「東京の真ん中の、なんでもない、名づけようのない場所」



    【モノコン2023文藝×monogatary.com】
    ◎選考経過

    ◎有手窓 大賞受賞作「白山通り炎上の件」受賞の言葉

    ◎選評
    金原ひとみ「巣鴨のOGになりたすぎる件について」



    【特別寄稿】
    佐藤究「F-104との邂逅『幽玄F』もう一つのエピローグ」



    【短篇】
    小川哲「啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで」



    【連載】
    島本理生+岩崎渉 「トランス」 【最終回】
    絲山秋子「細長い場所」【第5回】夜明けの斜面
    皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図Ⅱ」【第3回】
    町田康「ギケイキ」【第44回】
    この装幀がすごい!【第13回】ゲスト 布施琳太郎/川名潤・佐藤亜沙美
    山本貴光「文芸的事象クロニクル」2023年12月~2024年2月

    【季評】
    文芸季評 水上文「たったひとり、私だけの部屋で つながりと文学」2023年12月~2024年2月



    【書評】
    高橋源一郎『DJヒロヒト』【評】町屋良平
    町屋良平『生きる演技』【評】鳥羽和久
    九段理江『しをかくうま』【評】山口未花子
    いとうせいこう『東北モノローグ』【評】瀬尾夏美
    千木良悠子『はじめての橋本治論』【評】中村香住
    ボリス・グロイス編 乗松亨平監訳 上田洋子/平松潤奈/小俣智史訳『ロシア宇宙主義』【評】木澤佐登志



    文藝チャレンジ 読者投稿企画、はじめます。
    第62回文藝賞応募規定
    著者一覧
  • 全国の書店員から熱烈な支持!
    『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』の著者による、名エッセイ集。


    時が過ぎ、変わっていくもの、変わらないもの。
    さりげない日常の場面や心情を切り取る言葉が、読む人の心に響く23編。

    「いまのわたしが、いまのわたしで、いまを書く。いまはこれから。」(本書より)

    【文庫版あとがき収録】
  • 今「言葉」や「日本語」ブームの中、博覧強記の評論家・呉智英氏が放つ「正しい日本語」知的エッセイの集大成第3弾。言葉の乱れは世の乱れ。その病根は、「言論のプロ」たちが言葉を粗末に扱うからだった!似非文化人の言説に騙されずに、正しい日本語力を磨けるシリーズ。「言葉の深淵」を覗き、日本語に感動せよ!学問が楽しくなる知的エッセイが誕生。
  • 寄席に行かずに落語を知る画期的な方法として明治期に生まれた「口演速記」。三遊亭圓朝ら当時の人気落語家の速記本は好評を博し多くの読者を獲得しました。一方、二葉亭四迷らの言文一致運動にも多大な影響を与え、日本近代文学史上においても重要な役割を果たしています。演芸速記の誕生秘話や発展の歴史、そして坪内逍遥、夏目漱石ら作家たちとの関わりなどを解説しながら、明治期の落語を現在に残す第一級の資料である口述速記について考察。文学ファンのみならず、ディープな落語ファンの要求にも応えます。
  • 宮中の様子やその心情を雅びやかかつ細やかに描いた紫式部日記が、幼少期より源氏物語に親しんだ与謝野晶子の手により鮮やかに蘇る。紫式部の人となりや執筆背景に迫った「紫式部考」も付記。
  • 近代源氏物語研究の最高権威とも称された、平安文学の泰斗・池田亀鑑博士による一般向け最良の入門書。紫式部の人となりから源氏物語のあらすじ、登場人物の詳細解説など、読みやすい文体でわかりやすく解説。
  • 女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長となった時代の開拓者の物語

    当時の女性には皆無であった法律家への道を志し、日本の法曹界で初めて女性の弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子。「五黄の寅年」の生まれで「トラママ」と称された不屈の女性の一生をたどる!
  • 880(税込)
    著者:
    酒井順子
    著者:
    関川夏央
    著者:
    原武史
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    愉快な大人の鉄道旅。三者三様の鉄道偏愛に溢れたこだわりの旅エッセイ

    「鉄道愛の方向性は人それぞれではありますが、三者三様の愛の形が混ざり合うことによって、よく知っている人と行く時には味わうことができない、オリジナルな旅ができてきたのです」(酒井順子氏)。
    鉄道の旅はいつも楽しい。東武特急スペーシア&わたらせ渓谷鐵道、磐越東線、八高線&秩父鉄道SL急行パレオエクスプレス、北陸駅そば五番勝負! 北陸本線、「名駅」「変駅」「絶景駅」を訪ねて
    名古屋鉄道&東海交通事業ほか、冬の日本海 雪と演歌と絶景の旅 五能線など。男性二人+女性一人という珍しい組み合わせでの鉄道旅。文庫版スペシャル旅として「銚子鉄道で行く、美味な日帰り旅」企画を加えた充実の一冊。ローカル列車と美味しいもの。旅のお供に、ガイドに!
  • ムツゴロウさん一周忌。動物との交流もギャンブルも命がけ。「勝負師」としての横顔に迫るエッセイ。〈巻末エッセイ〉末井昭
  • 202年1月12日に長逝された半藤一利さんが生涯の最後まで訴え続けたこと。それは「歴史に学べ」ということでした。本書は半藤さんがものした数多くの文章や講演から、そのエッセンスを集約したものです。
    明治人のリアリズム、大正期の石橋湛山が示す理想のパワー、昭和天皇の懊悩、そして宮崎駿の投げかける問い。昭和史研究の第一人者が残した軽妙にみえて重い言葉です。
  • EU離脱、コロナ禍、エリザベス女王逝去。混迷する「五年一昔」の記録

    ポスト・ブレグジットの英国もどうなるかわからないが、ポスト・エリザベス女王の英国も同じくらい不透明ーーそう記してから3年。EU離脱、女王逝去を経た「今」を伝える時評を文庫化に際し数多く収録。多様性とともに分断が進み、転換点を迎えつつある英国の姿が日本にも重なる、「地べたの社会学」決定版!

    果たしてこれでいいのか、と誰もが思っている。
    ではどうすればいいのか、と共に思考する一冊。
    武田砂鉄(ライター)

    英国の地べたから世界を見つめる傑作時評集、増補決定版!

    「何かが壊れている」とみんな思っている。
    この国が「ブロークン」の元凶に手をつける方向に動き出すとすれば、2024年はブリテンの修復が始まる年になるかもしれない。
    英国だけでなく、世界が「ブロークン」の状態から抜け出すために、この記録が何らかのヒントになればと願っている。(本書より)
  • 夜中にふと目が覚めた。そんなことはこの夜に限ったことではない。若いころなら枕に頭をつけた途端に寝入って朝まで目覚めないのが当り前のことだった。今はそうはいかない。何度寝返りを打っても廊れないときは眠れない。そういう日は手洗いに行き、睡眠薬を服用してから寝床に戻る。そうして何とか朝方まで寝入る。目覚めた時間が六時、七時だと起きてしまう日もあれば、それから九時、十時までぐっすり睡る日もある。
     今夜は私一人である。隣りで寝息をたてたり寝返りを打つ音がまるで聞こえてこない。私は臆病だから私を取り巻く静寂な闇が、私を抑えつけて胸を圧し潰したりしないか、とビクビクしている。
     でもその夜は一人きりのわりには、不思議なほどこわくなかった。もう老人だものなぁ。私がお化けになって人に恐がられる日も間近いのかもしれない。そんなことを考えた。
     夫は今朝入院して、今はいないのである。……
     夫が救急車で入院するのもおそらく珍しいことではなくなって、その回数も増えていくであろう。私がその都度うろたえないように、あわてないように、と神様が私に練習の機会を今日は与えて下さったのであろうか。
     八十七歳と八十二歳の夫婦には、やがては無に帰する日が来るのであるが、その日が来るまで長く生きていくのは、それほど容易なことではない。試練はまだこれからか。とにかく年を取るということは、避けることができないだけに、大変な大仕事なのである。

    年を重ねると同じものが別のように見え、かぎりなく愛しくなってくる。一族の歴史、近所のよしなしごと、仲間たち、そして夫との別れ。漱石の孫である著者によるエッセイ集。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    恋をしたいなら、恋い慕われる存在になるのは、当然です。そのために、やれることはまだまだある。
    そしてそれらは、実に簡単。決して苦行や忍耐、努力を強いるものではありません。
    恋の基礎力アップとは、本書で紹介するモチーフやアクションによって、あなたの中の眠れるヴィーナスに目覚めさせること。
    自分らしい恋愛、運命の出会い、究極の結婚など、すべては、あなたに寄り添うヴィーナスの目覚めからはじまるのです。

    (「はじめに」より)


    愛の女神が教える恋愛基礎力がアップする20のヒント
    ※ 美しい財布を持つ
    ※ ウエストを際立たせる
    ※ 自分のために花を買う
    ※ 母親を観察する
    ※ 不倫体質を卒業する
    ※ 金曜日はおしゃれをする
    あなたの中のヴィーナスを目覚めさせて!
  • 「この草子、目に見え心に思ふ事を」。栄華を誇った中宮定子を支えた女房・清少納言は、なぜ膨大な言葉を書き残さなければいけなかったのか……。痛快な批評が笑いや哀感と同居する、平安朝文学を代表する随筆。ユニークな視点と鋭く繊細なまなざしですくい取った世界観を、歯切れ良く瑞々しい新訳で。「ここにもあった、いとをかし」。解説、年譜のほかに、位階、装束、牛車、建物などの図版資料を含む、宮廷生活ガイド付き。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    無念のうちに生涯を終えた被害者、そして残された家族を思い、時には、やむにやまれず犯罪に手をそめた被疑者の立場になって。取り調べで、法廷で涙を流す。
    医者になろうと上京するも二浪の後、弁護士へと進路変更。そして「社会正義を実現する」の意気に感じて検事の道へと進む。
    「情にもろく、人の話を信じやすい」ながらも28年間、多種多様な事件と向き合ってきた検察官の回顧録。
    (※本書は2016/04/01に文芸社より刊行された書籍を電子化したものです。)
  • 今「言葉」や「日本語」ブームの中、博覧強記の評論家・呉智英氏は、孔子にならい「必ずや名を正さんか」と語り、これまで「正しい日本語」に関する知的エッセイシリーズを刊行してきました(累計15万部超)。今回、「言葉の診察室」シリーズと銘打ち、「正しい日本語」知的エッセイの集大成として【増補新版】で刊行します。「言葉」から「思想」と「文化」がよく見えてくる!さらに、教養としての国語力が身に付く!目からウロコが落ちる読後感を必ず約束します。
  • 「左翼も右翼も日本語を学べ!」 言葉から思想の面白さが見えてくる。ポリコレ時代の今、言葉狩りを誘発する社会の真相とは? リベラル左翼もネトウヨも日本語の教養が全くないことをこの本を知ることができます。国語力とは論理力。この本質を知ることで言葉と論理を基礎から学ぶことができます!
  • 呪術はリアルに 使えます。

    身近にある咒(まじない)から始まり、式神や結界など、日本の文化と深くかかわり常に表裏一体の関係にある呪術をわかりやすく解説。初心者でもわかりやすい、呪術の基礎知識の決定版!
  • 師匠方を時に尊敬し、時に反面教師にし、僕は「芸人」になりました――

    20年前、渋々入った漫才協会で人生が変わった――。
    ナイツ塙さんによる、漫才の「舞台」に立つ芸人について綴ったノンフィクション。

    2023年6月に漫才協会の7代目会長に就任された塙さんは、
    数々のバラエティ番組にて漫才協会で出会った師匠方を紹介してきました。
    東洋館の寄席に出演している師匠たちはテレビに出演することがほとんどなく、
    さらに舞台だけで生活をしている芸人はごく一部です。

    また、テレビに引っ張りだこでどんなに忙しくても、
    新ネタを作って定期的に舞台に上がる芸人もいます。

    なぜ彼らは舞台に立つのか――。
    塙さんにしかできない、独自の視点で紐解きます。

    これまで出会った師匠とのエピソードをはじめ、浅草のお笑いについて、
    塙さんが漫才協会で行っている改革、
    若手やテレビで活躍している人気芸人にも触れ、「舞台の魔力」に迫る1冊です。
  • 年を取るほど、景色は美しくなる

    登頂しなくても、ひとりでも、何歳でもいい。俳優業や介護で中断しながら30年間山を歩き続けて見つけたのは「山の中で見るものはすべてが美しい」ことだった。自然に入り、自分を見つめなおす喜びを綴るエッセイ。

    【目次】
    CHAPTER 1 山で出会った道
    69歳、大自然の中を貫く
    世界一美しい散歩道、ミルフォードトラック
    40歳のはじめの一歩
    白く美しい燕岳
    自分らしくなれる場所
    私たちの道標のような人

    CHAPTER 2 山は文化だった
    「山と溪谷」と私
    歩くことで紡がれた物語
    室堂山ですれ違っただけの人
    幻のジャンダルムデート

    CHAPTER 3「自分の山をやりなさい」
    『山なんて嫌いだった』
    エベレスト街道の21日間
    帰国した薄汚い女
    ヒマラヤの山頂に立つ
    念願の「自分の山」をやれた夏

    CHAPTER 4 登れなくても自然があった
    やりたい山に出会った矢先
    母「絶対に南極へ行く」
    小さな自然が元気にしてくれる
    自然に親しむトレイル・カルチャー
    加藤則芳さんが遺した道

    CHAPTER 5 自分のために道を歩く
    自分でシナリオを書きながら登っている
    還暦から歌手になる
    田部井さんとの最後の山
    歩かれなくなった道は消える
    足裏で聞く枯葉の音
  • 東日本大震災の癒されえぬ傷痕、そのうえを流れた時間はいったいなにを残したのか。東北のひとびとがいま語ること、その地でこだまする声に耳を澄ます、文学とノンフィクションの臨界点。
  • 千年前の彼女たちも,一生懸命生きていた! 源氏物語や枕草子はなぜ書かれたのか? 紫式部が清少納言や和泉式部に抱くジェラシー.明るい枕草子の悲惨な背景.蜻蛉日記に込められた心の叫び.更級日記に綴られた後悔.紫式部,清少納言,和泉式部,道綱母,孝標女――作家同士の関係もわかる,ハートを感じる王朝文学入門書.
  • いつでも訪れることができる、不思議にひろい場所。ときどき深呼吸をしたくなる原っぱ。かたくなな心に手をさしのべてくれ、暮らしの中で鏡のように光るもの。――詩は自分にとって実用のことばという著者が、みずみずしい感性で五三人の詩篇を選び、エッセイを添える。読者ひとりひとりに手渡される詩の世界への招待状。〈解説〉渡邊十絲子
  • 遠藤周作生誕100年企画。著者の原点となる信仰を軸に、自由や孤独、苦しみについての見解より、真の人間の姿にせまる若き日の圧倒的作品の数々!著者最初期の評論他、貴重な講演録も収録。
  • 遠藤周作生誕100年企画。著者の原点となる信仰と文学について、初期の重厚な発掘原稿を収める。『沈黙』発表前の講演録「ころび切支丹」を併録。本シリーズでしか読めない貴重な作品集。
  • 追悼・伊集院静。2000万人が泣いた伝説のエッセイ、待望の文庫化!
    めぐる季節とともに思い返す、家族、友、仕事、人生――。誰よりも多くの出会いと別れを経験した著者だから語れる、優しさに満ちた魂のメッセージ。JR東日本の車内誌「トランヴェール」の歴代人気No.1連載「車窓に揺れる記憶」に加え、3.11後のこの国の風景を語った特別エッセイ、角田光代、池井戸潤、中島京子、朝井まかて、塩田武士、加藤シゲアキの6人による追悼エッセイを特別収録。

    230万部突破の国民的ベストセラー「大人の流儀」リーズに連なる、小説家・伊集院静の魅力満載。悩み、迷い、立ち尽くす――それでも前へ進むための、すべての大人たちへの魂のメッセージ!
  • 「とにかく、これほど『嫌い、嫌い』という言葉が出てくる本もあまりないと思う。これを読むと自分のことながら、『先頭きって歩こうとすると、向かい風がきついだろうな』としみじみしたりもする。読むほうは、『ハヤシマリコも、結構大変なのね』と思ってくださるだけでいい。そう思うことは、不思議と元気が出るものなんですよ。ホント」(本文より)
  • ●これからは親がアクセサリーになる時代だ●そういう心配はヒトヅマになってから考えなさいよ●女同士の友情なんて、あてにならないのね●ワイ談を言うようになったら、もう男と女の関係にはなれない●私、バチがあたってもいいから、素敵な恋人がほしい●奥さんとそういうことをするなんて、私、信じられない……女について、男についての、“発見”エッセイ。
  • 働くこと、ひいては生きることが、かなりしんどくてつらいというのは、みんなが知っている。だからこそ、よけいな涙は流したくない……。●取引先の男とはここがリミット●外泊した次の日の朝は●“湯わかし室”での上手な会話●カラオケの歌い方にはコツがある●いま好きな男がいるならば……●働く女のための全ノウハウ。
  • マリコが「愛」を考えた――。☆恋人なんかと、だらだらと内容のない手紙を交わしたいなあ☆ふん、夫婦のキビなんて、私にはよくわからないもん☆温泉宿を本当に楽しむコツは☆人のことばかりあげつらう女ほど、自分のお肉には目がいかない☆人はどうして、誰から教えてもらわなくても愛し方を知っているのだろう……。珠玉のエッセイ。
  • 「源氏物語」は紫式部の〝復讐心〟から始まった――? 輝く美貌を持つ男・光源氏と女たちの恋物語に織り込まれた作者のたくらみとは? 『窯変 源氏物語』の著者が日本最古の長篇小説をひもとき、天才女性作家・紫式部の思考に迫るスリリングなエッセイ。座談会「物語の論理・〈性〉の論理」前篇(三田村雅子・河添房江・松井健児・橋本治)収録。
  • 「源氏物語」は紫式部の〝復讐心〟から始まった――? 輝く美貌を持つ男・光源氏と女たちの恋物語に織り込まれた作者のたくらみとは? 『窯変 源氏物語』の著者が日本最古の長篇小説をひもとき、天才女性作家・紫式部の思考に迫るスリリングなエッセイ。座談会「物語の論理・〈性〉の論理」(三田村雅子・河添房江・松井健児・橋本治)収録。
  • 女性は御簾に隠れるべき存在だった時代、紫の上は軽やかに駆ける少女として描かれた。作家が物語に託した革新的なアンチテーゼは、一千年後の読者である我々にも届いている。現代の作家・橋本治が書き手の孤独と希望に寄り添いつつ、世紀の長篇を読み解く。座談会「物語の論理・〈性〉の論理」後篇(三田村雅子・河添房江・松井健児・橋本治)収録。
  • 人口の35パーセントが外国人! ここには、あなたの街の近未来がある。

    日本を代表するコリアンタウンである新大久保。一方ここ十数年で、ベトナム人、ネパール人をはじめ、東南アジア、インド、中東、中国などさまざまな国の人が学び、働き、暮らすようになっている。国内有数の多国籍タウンでいったいなにが起きているのか。その実態を見てみようとこの街に引っ越した著者が、人々との触れ合いを通して多彩な様相を綴った渾身ルポルタージュ。追加取材をもとに書き下ろした新章も収録。
  • 748(税込)
    著者:
    群ようこ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    年齢と共に、使う物も変わる。今の私にはこれが一番。

    春夏秋冬を快適に。ひと手間の中に生活の楽しさがある――。
    歳を重ねると、愛用品の使い勝手が悪くなるタイミングが訪れる。御飯がおいしく炊ける土鍋が重く感じたり、枕の高さが合わなくなったり、大好きな編み物で疲れてしまったり……。そんな時こそ、もっと素敵な物に出会うチャンスかも。こだわるうちに、若い人より残りの時間は少ないのに、手がかかることが楽しくなってきた! 今の暮らしのサイズにぴったりな品を見つけ出す、宝物探しのような日々を綴った生活実用エッセイ。人気エッセイストが実際に使った物だけを全力でオススメ!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    創作:長井短「存在よ!」王谷晶「蜜のながれ」/特集:バルクアップ! プロテイン文学/短篇:羽田圭介、滝口悠生

    ◎創作
    長井短「存在よ!」
    無名モデルのキヌは、ホラー映画の撮影で幽霊役のスタンドインをやることに。スタッフたちには「見えない存在」として雑に扱われる中、女の幽霊が見えるようになり……。人間と幽霊が存在を懸けて革命を起こす―抑圧を希望へ繫ぐシスターフッド小説!

    王谷晶「蜜のながれ」
    「強い男の話が、読んでみたいんです」―スランプに陥った芥川賞作家の堂島は、編集者の蓮来に、時代に逆行する「男」の物語を書くよう熱心に口説かれるが……。スキンシップなき社会で孤独を抱えた人間の魂の闇を暴き出す、衝撃の問題作!

    【バルクアップ! プロテイン文学】
    ◎対談
    伊藤亜紗×羽田圭介「ブレる心、裏切る筋肉」

    ◎創作
    円城塔「植物性ジャーキー事件」
    児玉雨子「跳べないならせめて立て」
    石田夏穂「ヘルスモニター」
    李龍徳「反男性」

    ◎特別企画
    平松洋子「身体と言葉を考える ブックガイド」

    ◎エッセイ 11月9日、体の声を聴くために、「瞑想」へ
    大前粟生「〝思考〟〝思考〟」
    永井玲衣「ほんとうにすしうまなんですよ」
    町屋良平「殺意の名は私」
    藤原麻里菜「仕事を休んだ日の暖かい太陽」
    八木詠美「ずっと上の空で過ごしている」

    【特別掲載】
    いとうせいこう「東北モノローグ 福島 a folklorist」

    【短篇】
    羽田圭介「バックミラー」
    滝口悠生「音楽」

    【連載最終回】
    山内マリコ「マリリン・トールド・ミー」
    古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」

    【連載】
    皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図Ⅱ」【第2回】
    絲山秋子「細長い場所 木に咲く花」【第4回】
    町田康「ギケイキ」【第43回】

    山本貴光「文芸的事象クロニクル 2023年9月〜11月」

    この装幀がすごい!【第12回】
    ゲスト 届木ウカ/川名潤・佐藤亜沙美

    【季評】
    水上文「たったひとり、私だけの部屋で 言葉と身体 2023年9月~11月」

    【書評】
    柴崎友香『続きと始まり』【評】金川晋吾
    綿矢りさ『パッキパキ北京』【評】斜線堂有紀
    古川日出男『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』【評】酒井順子
    大前粟生『チワワ・シンドローム』【評】鈴木晴香
    絲山秋子『神と黒蟹県』【評】川内有緒
    石川義正『存在論的中絶』【評】髙山花子

    第61回文藝賞応募規定
  • 角野栄子。世界的児童文学作家。88歳。
    栄子さんの毎日はなんだか楽しい。
    朝はだいたい8時起き。
    ちょっぴり手抜きもあるけれど、自分が食べたい朝ごはんを作って食べ夕方まで執筆。
    仕事が終わるとお散歩に出かける。鎌倉の海で、とんびに話しかけたり、絵を手帳に描いたり。
    まるで遊ぶように、でも大切に暮らす日々。
    Eテレの人気番組が映画になりました。そのすべてがこの1冊に詰まった写真満載の公式ブック。
  • 寂聴さんの最晩年をいっしょに過ごした、66歳年下の秘書が描く微笑ましい二人の姿と、愛情溢れる寂聴さんの教え。写真も多数掲載!
  • 704(税込)
    著:
    瀬戸内寂聴
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    私は「その日」をどのように迎えるのだろう。萩原健一らめぐり逢った人々への思いを通して綴る、99歳・最後の自伝的長編エッセイ!
  • 太宰治、坂口安吾、石川淳らと共に無頼派、新戯作派と呼ばれ、大阪下町の庶民の悲喜こもごもを描いた作品で一躍戦後の流行作家となった織田作之助。『それでも私は行く』を収録。
  • 近代日本文学における自然主義文学の代表的文豪として、「破戒」「春」「家」「新生」「夜明け前」「若菜集」の傑作を遺した島崎藤村。代表作『破戒』を収録。
  • 戯曲『出家とその弟子』が大正のベストセラーとなり世界各国で翻訳。その後も信仰的、求道的な思索を数多く発表し当時の青年層に大きな影響を与えた倉田百三。代表作『青春の息の痕』を収録。
  • 三田派の小説家、俳人、劇作家として東京下町の古き良き風俗や情緒を伝え続けた久保田万太郎。代表作『にはかへんろ記』を収録。

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