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『エッセイ、海外文学(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全130件

  • シリーズ1336冊
    102549(税込)
    著者:
    佐藤さき
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    悩み事が多い人

    小さなことでも気になってしまう人

    常に何かが気になっている人

    悩んでばかりで気持ちのゆとりがない人

    本書はこのような悩みを抱えている方、改善したいけれども、方法が分からない方に向けた内容になっている。

    私自身がこのような性格であり、対人関係を避けることができない生活の中で、どうにか学びながら練習し、効果があると感じたものを対処法として紹介している。

    簡単にできる方法だからこそ、試してほしい。少なくとも悩み続ける習慣から抜け出す一歩に繋がると信じている。

    この本はタイトルにある通り、小さなことで必要以上に悩むことに注目している。

    悩みを抱えていれば、その悩みの大きさなんて関係ないかもしれない。

    でも、周囲の人が気にしていないのに自分だけが気にしていること、いつまでも気にし続けていることなど、経験ないだろうか。

    このような類の悩みが無くなるのならば、あなたの自由な時間は増えることになる。そして価値ある時間を過ごすことができる。

    私たちが悩んで、存分に考えて、結論を出すことは生きていく上で何度も経験するだろう。

    そしてその時間が必要であることも十分に分かっている。ただ、いつも悩みを抱えていては心も晴れない。

    限られた時間を、ゆとりを持って生活するために、必要以上に悩まない方法をお伝えしたい。あなたの「悩みすぎ」が改善することを願っている。


    【著者紹介】
    佐藤さき(サトウサキ)
    人との付き合い方が苦手、小さいことを気にし、ネガティブ思考になりやすく、ストレスで悩み続ける。
    そこで心理学、哲学と出会い、心理カウンセラーの資格を取得。現在は理学療法士として仕事をしながら、学び続け、明るく楽しい生活へとシフトチェンジ。
    さらなる生きやすい世界を目指している。
  • 「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「草枕」「それから」「こころ」「三四郎」などの代表作から「客観描写と印象描写」などの知られざる名作、関連作品まで一冊に収録した電子版夏目漱石全集。小説、評論・随筆など、ジャンル別目次から読みたい作品をすぐにお読みいただけます。
    【小説】※発表年代順
    吾輩は猫である
    吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名版)
    倫敦塔
    幻影の盾
    琴のそら音
    一夜
    薤露行(かいろこう)
    趣味の遺伝
    坊っちゃん
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫
    文鳥
    夢十夜
    永日小品
    三四郎
    それから
    それから(旧仮名版)

    門(旧字旧仮名版)
    彼岸過迄
    行人
    こころ
    道草
    明暗
    【評論・随筆など】※五十音順
    イズムの功過
    岡本一平著並画『探訪画趣』序
    おはなし
    思い出す事など
    カーライル博物館
    学者と名誉
    家庭と文学
    硝子戸の中
    鑑賞の統一と独立
    元日
    鬼哭寺の一夜
    木下杢太郎著『唐草表紙』序
    客観描写と印象描写
    教育と文芸
    京に着ける夕
    京に着ける夕(旧字旧仮名版)
    虚子君へ
    近作小説二三について
    ケーベル先生
    ケーベル先生の告別
    現代日本の開化
    好悪と優劣
    こころ(広告文)
    こころ(自序)
    こころ(予告)
    滑稽文学の将来
    コンラッドの描きたる自然について
    作物の批評
    三山(さんざん)居士(こじ)
    三四郎(予告)
    子規の画
    子規の画(旧字旧仮名版)
    「自然を写す文章」
    自転車日記
    写生文
    従軍行
    初秋の一日
    処女作追懐談
    人工的感興
    人生
    鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年
    西洋にはない
    戦争からきた行き違い
    創作家の態度
    草平氏の論文について
    それから(予告)
    高浜虚子著『鶏頭』序
    田山花袋君に答う
    「土』に就て
    「土」に就て(旧字旧仮名版)
    長塚節氏の小説「土」
    坪内博士とハムレット
    つり鐘の好きな人
    艇長の遺書と中佐の詩
    手紙
    『伝説の時代』序
    点頭録
    『東洋美術図譜』
    道楽と職業
    独歩氏の作に低徊趣味あり
    中味と形式

    何故に小説を書くか
    日英博覧会の美術品
    入社の辞
    猫の広告文
    『煤煙』の序
    博士問題
    博士問題とマードック先生と余
    博士問題の成行
    長谷川君と余
    「額の男」を読む
    批評家の立場
    文学雑話
    文芸委員は何をするか
    文芸と道徳
    文芸とヒロイツク
    文芸の哲学的基礎
    文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎
    文士の生活
    文章一口話
    文体の一長一短
    文壇の趨勢
    変な音
    変な音(旧字旧仮名版)
    僕の昔
    マードック先生の『日本歴史』
    正岡子規
    満韓ところどころ
    水底の感
    無題
    明治座の所感を虚子君に問れて
    模倣と独立
    「夢のごとし」を読む
    余と万年筆
    予の描かんと欲する作品
    落第
    倫敦消息
    吾輩は猫である(上篇自序)
    吾輩は猫である(中篇自序)
    吾輩は猫である(下篇自序)
    私の経過した学生時代
    私の個人主義
    【関連作品】
    漱石の人物(和辻哲郎)
    夏目先生の追憶(和辻哲郎)
    夏目漱石論(森鴎外)
    小川芋銭先生と私(野口雨情)
    「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎)
    胡堂百話(野村胡堂)
    世界の一環としての日本[抄](戸坂潤)
    埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦)
    夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)
    夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)
    俳諧瑣談(寺田寅彦)
    根岸庵を訪う記(寺田寅彦)
    漱石山房の冬(芥川竜之介)
    夏目先生と滝田さん(芥川竜之介)
    葬儀記(芥川竜之介)
    文芸的な、余りに文芸的な(芥川竜之介)
    漱石と自分(狩野亨吉)
    漱石氏と私(高浜虚子)
    漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠)
  • シリーズ4冊
    1,4851,540(税込)
    編:
    文藝編集部
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    町屋良平「生きる演技」(550枚)一挙掲載/創作:安堂ホセ、日比野コレコ、山下紘加/特集:WE LOVE 藤本和子!/創刊90周年連続企画3:村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子

    ◎創作

    【舞台(、、)は、戦争―。長編580枚一挙掲載】
    町屋良平「生きる演技」

    【文藝賞受賞第一作】
    安堂ホセ「迷彩色の男」

    【文藝賞受賞第一作】
    日比野コレコ「モモ100% 」

    山下紘加「煩悩」


    ◎特集・WE LOVE 藤本和子

    【座談会】
    岸本佐知子×くぼたのぞみ×斎藤真理子×八巻美恵
    「片隅の声に耳を澄ませる 藤本和子と、同時代の女たちの闘い」

    【エッセイ】
    柴田元幸「お寿司を食べる人 」
    井戸川射子「塩は喉を、叫びが喉を」



    【短篇】
    尾崎世界観「電気の水」

    滝口悠生「恐竜」



    ◎創刊90周年連続企画3

    【鼎談】
    村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子「どの年齢や時間にも、初めて見える景色がある」

    ◎連載

    絲山秋子「細長い場所」 【第2回】気配と残像
    古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る 」【第3回】
    山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第4回】
    朝吹真理子「ゆめ」 【第5回】
    島本理生+岩崎渉 「トランス」【第7回】
    柳美里 「JR常磐線夜ノ森駅 」【第5回】
    町田康「ギケイキ」【第41回】

    【季評】 たったひとり、私だけの部屋で 「閉ざされた壁の中」2023年4月~6月 水上文
    文芸的事象クロニクル 2023年3月〜2023年5月 山本貴光

    ◎書評

    金原ひとみ『腹を空かせた勇者ども』【評】山崎ナオコーラ
    桜庭一樹『彼女が言わなかったすべてのこと』【評】竹田ダニエル
    王谷晶『君の六月は凍る』【評】児玉雨子
    朝比奈秋『あなたの燃える左手で』【評】皆川博子
    若竹千佐子『かっかどるどるどぅ』【評】八木詠美
    カレン・ラッセル 松田青子 訳『オレンジ色の世界』【評】谷崎由依
    市川沙央『ハンチバック』【評】伊藤亜紗

    第61回文藝賞応募規定
  • 935(税込)
    2024/5/29 (水) 配信予定

    その男、偶像か、トリックスターか。NYを舞台に世界を熱狂させ続けたアーティストの稀有なる証言。シャイで神経質だった幼少期から、孤独を受け入れた途端に取り巻きができ、夜な夜なパーティに繰り出した狂騒の時代まで。「芸術家は英雄(HERO)ではなく無(ZERO)」「芸術なんて作ればもう新しくない」と豪語し、ひとところに留まらなかった時代の寵児は何を見、何を語ったか。唯一無二の決定的自伝。
  • シリーズ10冊
    1,3221,395(税込)
    著者:
    コトバ編集室
    レーベル: kotobaデジタル版
    出版社: 集英社

    特集
    エッセイを読む愉しみ

    小説や詩でもなく、ノンフィクション作品とはまた異なるエッセイや「随筆」と呼ばれる文章。
    ジャンルも多彩で、書き手の日常や心情を書いたものから、世相、文化、歴史、サイエンス、スポーツなど……。毎日、どこかで目にし、読み、知らないうちにわれわれの思いや考えに沁み込んでいるような気がします。
    今号ではそんなエッセイとの新しい出合いを提唱します。

    Part1 今、エッセイとは何か?
    開高健の原点
    酒井順子 清少納言の随筆気質
    永江 朗 昭和軽薄体とその末裔
    友清 哲 なぜ人はエッセイを書きたいと思うのか?
    宮崎智之 一から一への文学――エッセイが時代に花ひらく

    Part2 リアルエッセイ
    角幡唯介 サンタがいなくなった日
    佐藤 佳 感染症のナラティブ――新型コロナパンデミックはなぜ省みられないのか
    橋本幸士 「学習物理学」って何?
    岡内大三 香川にモスクができてから
    みうらじゅん 超エッセイ論 エッセイはもうひとりの自分が書く

    Part3 エッセイの現在地
    林 望 随筆、この独特の世界
    磯部 涼 ラップは不良のエッセイか?
    矢倉喬士 アメリカ「暗黒の時代」のエッセイ
    岩崎義則 エッセイ大名・松浦静山と『甲子夜話』の世界
    kotobaはこんなエッセイを読んできた
    仲俣暁生 物想うゆえに我あり――現代エッセイの名手たち

    【対談】
    玄侑宗久×福岡伸一 互いに支えあう関係性こそが万物を創る源である

    【インタビュー】
    篠原 信 社会とはアップデートされるもの。哲学者や思想家はそれを目指してきた人

    連載
    大岡 玲 写真を読む
    山下裕二 美を凝視する
    石戸 諭 21世紀のノンフィクション論
    大野和基 未来を見る人
    木村草太 幸福の憲法学
    嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。
    鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機
    赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか? 社会学で考える猫と人の関係
    阿川佐和子 吾も老の花
    木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在
    小松由佳 人間がいない土地
    おほしんたろう おほことば

    kotobaの森
    著者インタビュー 布施琳太郎 『ラブレターの書き方』
    マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ
    大村次郷 悠久のコトバ
    吉川浩満 問う人
    町山智浩 映画の台詞
  • 20世紀初頭、マイナス60度を越す極寒の地で繰り広げられた南極点到達競争。夢破れ、ほぼ全員が死亡した悲劇のスコット隊の、数少ない生存隊員が綴った凄絶・迫真のノンフィクション!
  • 短篇の名手にして児童向けファンタジーの巨匠ロアルド・ダールが、少年時代の思い出をユーモアたっぷりに綴った自伝が新訳で登場
  • 「耳なし芳一の話」「雪女」など、日本に伝わる伝説や怪談を文学として再話した傑作群を収める、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の二大作品集『怪談』『骨董』を、ハーン研究の第一人者が個人完訳。
  • シリーズ6冊
    1,5401,760(税込)
    著:
    戸谷洋志
    レーベル: ――
    出版社: 創元社

    10代の生活にすっかり溶け込んでいるSNSの利用をめぐるさまざまな現象――「ファボ」「黒歴史」「#MeToo運動」など――を哲学の視点から捉え直し、この世界と自分自身への新しい視点を提供する。若い読者に「物事を哲学によって考える」ことの面白さと大切さを実践的に示す一冊。(装画:モノ・ホーミー)
  • おもてに出るときは手をつないで、はなればなれにならないようにすること――人間はどう生き、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか。一〇〇か国以上で読み継がれる、珠玉のエッセイ集。
  • 村上春樹、村上龍、恩田陸作品などを手がける韓国の人気翻訳家がつづる過酷で楽しい翻訳ライフ。翻訳初心者へのアドバイスも満載!
  • シリーズ41冊
    8381,265(税込)
    著:
    長谷川櫂
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    大震災後に歩む、芭蕉の「みちのく」
    松尾芭蕉の『おくのほそ道』は単なる紀行文ではなく、周到に構成され、虚実が入り交じる文学作品である。東日本大震災の被災地とも重なる芭蕉の旅の道行きをたどり、「かるみ」を獲得するに至るまでの思考の痕跡を探る。ブックス特別章として、芭蕉による『おくのほそ道』全文を収載。

    [内容]
    はじめに―『おくのほそ道』への旅
    第1章 心の世界を開く
    第2章 時の無常を知る
    第3章 宇宙と出会う
    第4章 別れを越えて
    ブックス特別章 『おくのほそ道』全文
    松尾芭蕉 略年譜
    あとがき
  • 1,980(税込)
    著者:
    宋恵媛
    著者:
    望月優大
    撮影:
    田川基成
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    〈密航〉は危険な言葉、残忍な言葉だ。だからこれほど丁寧に、大事に、すみずみまで心を砕いて本にする人たちがいる。書き残してくれて、保存してくれて、調べてくれて本当にありがとう。100年を超えるこのリレーのアンカーは、読む私たちだ。心からお薦めする。
    ――斎藤真理子さん(翻訳者)

    本書を通して、「日本人である」ということの複雑さ、曖昧さ、寄る辺のなさを、多くの「日本人」の読者に知ってほしいと切に願います。
    ――ドミニク・チェンさん(早稲田大学文学学術院教授)

    【本書の内容】
    1946年夏。朝鮮から日本へ、
    男は「密航」で海を渡った。
    日本人から朝鮮人へ、
    女は裕福な家を捨てて男と結婚した。
    貧しい二人はやがて洗濯屋をはじめる。

    朝鮮と日本の間の海を合法的に渡ることがほぼ不可能だった時代。それでも生きていくために船に乗った人々の移動は「密航」と呼ばれた。

    1946年夏。一人の男が日本へ「密航」した。彼が生きた植民地期の朝鮮と日本、戦後の東京でつくった家族一人ひとりの人生をたどる。手がかりにしたのは、「その後」を知る子どもたちへのインタビューと、わずかに残された文書群。

    「きさまなんかにおれの気持がわかるもんか」

    「あなただってわたしの気持はわかりません。わたしは祖国をすてて、あなたをえらんだ女です。朝鮮人の妻として誇りをもって生きたいのです」

    植民地、警察、戦争、占領、移動、国籍、戸籍、収容、病、貧困、労働、福祉、ジェンダー、あるいは、誰かが「書くこと」と「書けること」について。

    この複雑な、だが決して例外的ではなかった五人の家族が、この国で生きてきた。

    蔚山(ウルサン)、釜山、山口、東京――
    ゆかりの土地を歩きながら、100年を超える歴史を丹念に描き出していく。ウェブマガジン『ニッポン複雑紀行』初の書籍化企画。

    【洗濯屋の家族】
    [父]尹紫遠 ユン ジャウォン
    1911‐64年。朝鮮・蔚山生まれ。植民地期に12歳で渡日し、戦後に「密航」で再渡日する。洗濯屋などの仕事をしながら、作家としての活動も続けた。1946-64年に日記を書いた。

    [母]大津登志子 おおつ としこ
    1924‐2014年。東京・千駄ヶ谷の裕福な家庭に生まれる。「満洲」で敗戦を迎えたのちに「引揚げ」を経験。その後、12歳年上の尹紫遠と結婚したことで「朝鮮人」となった。

    [長男]泰玄 テヒョン/たいげん
    1949年‐。東京生まれ。朝鮮学校、夜間中学、定時制高校、上智大学を経て、イギリス系の金融機関に勤めた。

    [長女]逸己 いつこ/イルギ
    1951年‐。東京生まれ。朝鮮学校、夜間中学、定時制高校を経て、20歳で長男を出産。産業ロボットの工場(こうば)で長く働いた。

    [次男]泰眞 テジン/たいしん
    1959‐2014年。東京生まれ。兄と同じく、上智大学卒業後に金融業界に就職。幼い頃から体が弱く、50代で亡くなった。
  • 君がまだ3歳か4歳だった頃、君と地面はもっと近かった。君の父親がついた小さな嘘。母親が打った特大のホームラン。心揺さぶられた映画。性の目覚め。学生運動。パリでの暮らし。妻との出会い。外見はまるで変わっても、君はまだかつての君なのだ――。人生の冬にさしかかった著者が、身体と精神の古層を掘り起こし、自らに、あるいは読者に語りかけるように綴った、温かで幻想的な回想録。
  • 大注目の作詞家・小説家が読み解く、破天荒な江戸文芸の世界!

    ・平賀源内が書いた異種ヤンデレ純愛幼馴染ハーレムBL!?
    ・俳諧の連歌はJ-POPに似ている!
    ・『東海道中膝栗毛』のイキリ散らしたクズ男たち? ……etc

    新感覚文芸エッセイ12本に加え、芥川賞候補にもなった著者による3本のリメイク短編小説を収録。

    「この本が近世文芸に触れるはじめの扉になればうれしいです」(はじめに)

    【本書で紹介する江戸(近世)文芸】
    ▼「蛙飛ンだる」→「蛙飛び込む」?編集を繰り返す松尾芭蕉
    ▼風来山人(=平賀源内)による衝撃の異種ヤンデレ純愛幼馴染ハーレムBL『根南志具佐』
    ▼千手観音の手をめぐるドタバタコメディ、芝全交『大悲千禄本』
    ▼井原西鶴『世間胸算用』が映す、カネに振り回される人間世界の切なさ
    ▼江戸時代のスラング盛沢山! 恋川春町『金々先生栄花夢』
    ▼南杣笑楚満人『敵討義女英』が応えた女性読者のニーズ
    ▼アンドロギュノス×心中の奇想、曲亭馬琴『比翌紋目黒色揚』
    ▼式亭三馬が老若男女のリアルな姿を描破する、『浮世風呂』の〈糞リアリズム〉
    ▼遊女たちのシスターフッド、山東京伝『青楼昼之世界錦之裏』
    ▼麻布競馬場作品に通じる十返舎一九『東海道中膝栗毛』の〈都会コンプレックス〉
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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    ドイツの大作家ヘルマン・ヘッセによる自然や町や人をめぐる随想集の翻訳。カラー挿画8点を収録。
    【目次より】
    素描三題
    アポロ蝶

    夕暮の色
    アネモネ
    碧い遠方
    秋が来る
    ゴットハルトにて

    菩提樹の花
    ファードゥッツ
    コモ湖畔の散策
    古い音楽
    故郷
    南欧の夏の日
    春の散歩
    小径
    或る旅の覚え書
    テッシンの聖母祭
    なくなった小刀
    水彩画をかく
    訳者後記
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 高橋和巳の代表作ともいえる宗教団体の破滅を描いた一大長編『邪宗門』を中心に、未完作「古風」を併録した一巻。

    高橋和巳の代表作ともいえる一大長編『邪宗門』。
    序章+3部構成の体裁をとる物語は、「ひのもと救霊会」なる宗教団体が昭和初期に治安維持法違反や不敬罪といった罪科に問われることで、国体論的国家権力によって徹底的に弾圧され、壊滅の危機に迫られるも、戦後、新たなる世の到来とともに、信徒それぞれが希望と復讐の念を交錯させつつ再起、再興を志しながらも、今度は駐留軍によって弾圧され解体していく宗教団体の破滅までのさまを描いた作品。
    当巻では、決定版ともいえる単行本に加え、「朝日ジャーナル」1965年1月3日号~1966年5月29日号まで全74回にわたり連載された初出版も完全併録。
    決定版では改稿に加え、特に第3章で、大幅な増補が施されていることも確認できる。
    また、併録した未完作「古風」は1957年3月から1958年8月まで、同人雑誌「対話」第一、二、三号に発表され、壮大な構想にもとづく長編小説として書かれたが、中断したまま、未完となった作品で、和巳最後の小説『黄昏の橋』に受け継がれる作品といえる。

    解説は、和巳と同じ京都大学文学部卒で関西学院大学文学部教授・橋本安央氏(『高橋和巳 棄子の風景』を執筆)が務め、解題は和己巻の監修を務める作家・太田代志朗氏が担当。
    付録として「邪宗門」「古風」の生原稿等も収録する。
  • ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』の出版者として名高いパリのオデオン街の小さな書店の女主人・シルヴィア・ビーチが綴る20世紀文学の舞台裏。
  • 「自分の人生を、主導権をもって歩き続けるとはどんなことか?」北欧における"世界文学の道先案内人"が、作家達の言葉に触れながら思索を深める哲学紀行。現代ノルウェーの金字塔的作品。
  • 映画監督、脚本家、俳優として『アニー・ホール』『ハンナとその姉妹』他数々の名作を作りつづけたウディ・アレン。少年時代から映画の舞台裏、世紀の醜聞事件までを饒舌に語る待望の自伝。
  • 作家であり記号論学者である著者が,読者は小説をいかに読むべきか,作者は読者にどうよんでほしいと願っているのかを,記号論の概念を駆使してユーモアをまじえつつ解説する,ハーヴァード大学ノートン詩学講義(1992─93)の記録.フィクションとは一体何なのか? 虚構の森(=小説)を散策する楽しみはどこにあるのか?
  • アメリカ文学は、ようやく「アメリカ」を語らない、ただの文学になった――気鋭の翻訳家が紹介する一番あたらしく刺激的な読書案内。
  • 豊饒な時間の滴り

    よく知られた“紅茶とマドレーヌ”やヴァントゥイユの小楽節との再会、海辺の乙女たち、祖母の死――。20世紀最高の小説『失われた時を求めて』から、著者が鍾愛してやまない場面を読み解き、この大作へ読者をいざなう。なぜプルーストはかくも多くの人々を魅了するのか。人間を見る際の認識が精細を極めていることはもとより、知覚対象がもつ生命の再創造を小説の言葉によって成し遂げたこと、それが読む者に精神の躍動、つまりは幸福感をもたらすからである。傑出したプルースト学者が、読書の愉悦をあますところなく伝える珠玉のエセー。
  • “普通の人々”から泉のようによどみなく溢れ出す、強烈な言葉たち――「口述の歴史(オーラル・ヒストリー)」の名手による伝説的インタビュー集、待望の復刊!
    救急救命士・元死刑冤罪者・原爆被爆者・退役軍人・物理学者・歌手・HIV感染者・医師・葬儀屋・女優・画家……驚くほど多様な人々が「死」そして「生」について生々しく、切なく、いとおしく語る。
    本国2014年刊の新版に寄せられた序文を追加し訳文・注釈を見直した全面改訂版。
    「どこまでも読み手の心に突き刺さってくる言葉、言葉、言葉! 人の発する言葉というのは、これほどまでに強烈で、痛烈で、鮮烈で、感動的で、切ないものだったのか」――金原瑞人氏による訳者解説を更新して収録。
    ※本電子書籍は、「死について! 上・下」の合本版です。
  • ピューリッツァー賞作家にしてオーラルヒストリーの名手による伝説的インタビュー集、待望の復刊。看護師・刑事・元死刑冤罪者・原爆被爆者・戦争退役軍人・牧師・物理学者など多様な人々が死について語る
  • 《お金とか名誉とか才能とかではなく、すべては「やってみたい!」から始まる。》

    これからの月研究をリードする天文学者がつづる、宇宙、仕事、そして子育て……。
    好奇心にあふれ、好きなことに夢中になり、日々の仕事や生活に立ち向かう人たちへ贈る応援歌。

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    ■エイリアンは実在する?
    ■なぜ明け方に三日月は見られないの?
    ■月に住むならどこがお勧め?
    ■火星で水を探すには?
    ■「星の王子さま」は日没を見学するためにどこに椅子を置けばいい?
    ■なぜNASAは宇宙飛行士のためのBGMにBTSの「134340」を選んだ?……

    夜空を観るのがぐっと楽しくなる、話したくなる宇宙や星にまつわる話題が満載。

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    「天文学者って何をしてるんだろう?」
    宇宙研究の現場をわかりやすく紹介すると同時に、キャリアを築くことの難しさや働く母親の本音を織り交ぜた軽妙な文章で、本国韓国で幅広い読者に大きな共感を呼んだベストセラー。

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    【目次】
    プロローグ
    いったい何なのあれは? というようなことに夢中になっている人たち

    1.大学の非正規職 惑星科学者
    ■時間を飛んできたカッシーニ
    ■博士なんですね
    ■僕らだけのユニバース……宇宙の理解①
    ■『実録』バリエーション……宇宙の理解②
    ■詩的許容は許されない……宇宙の理解③
    ■Re:教授へ……宇宙の理解④

    2.理系人間です
    ■楽しんでください
    ■けしからん宇宙散策
    ■100%の流れ星
    ■最高の宇宙飛行士
    ■感情のふり幅
    ■地球は星じゃない
    ■観測日和
    ■インタビュー受けてもらえますか?
    ■蒼い点
    ■日が暮れるのを見にいくんだ

    3.プチ天文学授業
    ■宇宙とのランデヴー
    ■宇宙を愛する1万の方法
    ■空のどこかに
    ■受粉する旅行者
    ■広く知られている天文学史
    ■あまり知られていない天文学史

    4.私たちは皆、太陽系の人たち
    ■バイバイ、ゴリロン
    ■フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
    ■火星で会おう
    ■冥王星が消えた
    ■季節が過ぎる時間
    ■旅の音楽
    ■私たち、太陽系の人たち

    エピローグ
    訳者あとがき
  • 試験に絶対出ないユニークな英単語、異様に長い地名、階級による発音の違い。イギリス英語からリアルな英国社会と文化が見えてくる!
  • ファノンやグリッサンの師であり、クレオール世代の偉大な父であるセゼール。ブルトンが熱讃した真の黒人詩人がたたきつける、反植民地主義の熱い叫び。ネグリチュードの聖典。解説=真島一郎
  • 1,980(税込)
    著:
    イリナ・グリゴレ
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    『雪国』を読んだ時「これだ」と思った。
    私がしゃべりたい言葉はこれだ。
    何か、何千年も探していたものを見つけた気がする。
    自分の身体に合う言葉を。

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    社会主義政権下のルーマニアに生まれたイリナ。
    祖父母との村での暮らしは民話の世界そのもので、町では父母が労働者として暮らす。

    川端康成『雪国』や中村勘三郎の歌舞伎などに魅せられ、留学生として来日。
    いまは人類学者として、弘前に暮らす。

    日々の暮らし、子どもの頃の出来事、映画の断片、詩、アート、人類学……。
    時間や場所、記憶や夢を行ったり来たりしながらつづる自伝的なエッセイ。


    《本書は、社会にうまく適応できない孤独な少女の記録であり、社会主義から資本主義へ移っていくルーマニアの家族三代にわたる現代史でもある》

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    五歳の娘は寝る前にダンテ『神曲』の地獄の話を聞いてこう言った。
    「でも、今は優しい地獄もある、好きなものを買えるし好きなものも食べられる」。
    彼女が資本主義の皮肉を五歳という年齢で口にしたことにびっくりした。
    ——本文より

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    【目次】
    ■生き物としての本 上
    ■生き物としての本 下
    ■人間の尊厳
    ■私の遺伝子の小さな物語 上
    ■私の遺伝子の小さな物語 下
    ■蛇苺
    ■家
    ■マザーツリー
    ■無関心ではない身体
    ■自転車に乗っていた女の子
    ■天道虫の赤ちゃんは天道を見ることができなかった 上
    ■天道虫の赤ちゃんは天道を見ることができなかった 下
    ■なんで日本に来たの?
    ■シーグラス
    ■ちあう、ちあう
    ■透明袋に入っていた金魚
    ■社会主義に奪われた暮らし
    ■トマトの汁が残した跡
    ■冬至
    ■リボンちゃんはじめて死んだ
    ■毎日の魚
    ■山菜の苦味
    ■優しい地獄 上
    ■優しい地獄 下
    ■パジャマでしかピカソは描けない
    ■紫式部

    ■あとがき
  • 熊の前足と人の手,ドイツ語では単語が違う.では人の言葉で語る熊は,自分の手を何と表すだろう──.日独二カ国語で書くエクソフォニー作家が,「自分の観察日記」をつけた.各地を旅する日常はまさに言葉と歩く日々.言葉と出逢い遊び,言葉を考え生みだす,そこにふと見える世界とは? 作家の思考を「体感」させる必読の一冊.
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    侵攻前夜から始まる地下室での避難生活、ハリコフ(ハルキウ)からリヴォフ(リヴィウ)、ポーランドを経てブルガリアへ逃れる過程を絵と文章で綴った、鉛筆で描かれたドキュメンタリー。
  • 2021年、シェイクスピア全集、個人全訳を完結した著者は、翻訳を開始する直前、年間100本以上のシェイクスピア劇を観続けていた。代表的14作品を、演じられた舞台に即して「男と女の力学」「闇の中の輝き」「この世は仮装パーティ」等のテーマに分類し、掘り下げていく。シェイクスピア劇が10倍楽しくなるエッセイ。文庫化にあたり、全集最終巻「終わりよければすべてよし」についての書下ろしと全作品翻訳開始後のインタビューを加えた。
  • 地上ことごとくを、喰らいつくす! 料理の達人が、大きな味の宇宙に描き出す百味百態。四季三六五日、美味を求めて旅し、実践クッキングに生きた著者が、東西の味比べ、その作り方、奥義を公開する痛快な一冊!  267ページ
  • どんな境遇でも楽しみ、豊かに生き、人々に希望と感動を与える絵本作家ターシャの言葉を、本人の話や生い立ちなど本書で初めて紹介される話も交えて、美しい挿絵と写真とともに綴る。
  • ウクライナの国民的作家による「マイダン革命」勃発後半年間の記録と考察。2022年のロシアによるウクライナ侵攻の根源を伝える。世界的なベストセラー小説『ペンギンの憂鬱』の著者であるウクライナの作家アンドレイ・クルコフが、2013年に起きた市民デモ「マイダン(独立広場)革命」の激動の日々――自由を求める市民側と警察や特殊部隊の武力衝突、大統領の国外逃亡、クリミア半島のロシア編入、続く内乱――を一市民の視点から書き留めたドキュメント。池上彰氏のウクライナ解説付。浅田次郎氏推薦。
  • 加害者告発に加え、否認した母と傍観者だった自分も性虐待に加担していたという自責から書かれた本は他に類を見ない。まさに震撼の書である。――信田さよ子

    ■本書の内容
    30年前、わたしの双子の弟を性虐待したのは、誰もが敬うエリート学者の「継父」だった。そして、現実から目を背け、わたしたち姉弟を糾弾したのは、誰よりも自由と解放を重んじたはずのフェミニストの闘士、母だった――。

    1980~90年代、自由礼賛の名の下に、左派インテリの両親はわが子の人生を支配した。「継父」による加害が発覚したあとも、周囲の大人たちは(ひとりを除き)目をつぶり、告発しないことを選んだ。その共謀の過程で、子どもたちは名ばかりの同意と沈黙を強いられてきたのである。

    著者は、傍観者としての、小さな加担者としての罪悪感を見つめ直し、苦悩の記憶を掘り起こしながら、文学的努力を払い、その経験を言語化する。

    実父は「国境なき医師団」創設者のひとり、叔母はトリュフォー監督も認めた有名女優、母も継父も著名な言論人ということもあり、2021年1月の原書出版時にはフランス中に激震が走った。本が出版された1週間後には、「#MeTooInceste」というハッシュタグで8万件ものツイートが流れ、マクロン大統領が「子どもに対する性犯罪」の対応に関して声明を発するまでに至ったという。

    本書は、被害がなかったことにされる構造と、沈黙にともなう罪悪感をありありと表現した一冊だ。フランスで32万部突破、海外版権15か国の話題作、ついに邦訳。
  • この本は言ってみれば、サバイバルと人間的成長のためのマニュアル、いわゆるレジリエンス〔苦難や逆境の中でもしなやかに生き延び、回復・成長していく力〕の手引書である。先の見えない不安な日々の中でも、前向きに幸せに生きることはできる。その力、すなわちレジリエンスを身につけるためのヒントを示すことが、この本を書いた目的である。――本書より

    目 次
    はじめに
    1 何よりもまず安心感を
    2 逆境から立ち直る力
    3 しなやかに適応する力
    4 ポジティブな感情を大切に育てる
    5 減速して味わって生きる
    6 他者との絆を結び直す
    7 自分の人生に意味を持たせる
    8 自分を縛るものから自由になる
    9 死を賢く手なずける
    10 働きかけることと受け入れること
    訳者あとがき
  • 長崎の出島が「悠久の命」をつないだ! 2億年近く生き延びたあとに絶滅寸前になったイチョウが、息を吹き返し、人に愛されてきたあまりに数奇な運命と壮大な歴史を科学と文化から描く。
  • 『指輪物語』『ドリトル先生物語』『少年キム』『黒馬物語』など名作の読み方や、ファンタジーの可能性を追求する評論集。「子どもの本の動物たち」「ピータラビット再読」など。
  • おとなは誰でもはじめは子どもだった――。
    《あなたの心の中に王子さまを取り戻そう。》

    職場や学校、恋愛、人間関係の悩みの中で消えてしまった「子どもの頃の自分」をもう一度見つけて、本当の幸せを手に入れるためのヒントが「星の王子さま」にはあふれている!


    星の王子さまのように……
    ■子どもの頃のものの見方で世界を見るためには?
    ■自分のことを大切にするためには?
    ■「急ぎのしごと」と「重要なしごと」を区別するためには?
    ■他人から理解されないことを受け入れるには?
    ■人生の新しいページをめくるためには?
    ■愛することを学ぶためには?


    おとなになった今こそ読み直したい、サン゠テグジュペリの不朽の名作。
    自分らしく生きるために大切な、目には見えない宝物が、そこにはきっと詰まっている。
  • 神々がシーシュポスに科した刑罰は大岩を山頂に押しあげる仕事だった。だが、やっと難所を越したと思うと大岩は突然はね返り、まっさかさまに転がり落ちてしまう。――本書はこのギリシア神話に寓してその根本思想である“不条理の哲学”を理論的に展開追究したもので、カミュの他の作品ならびに彼の自由の証人としてのさまざまな発言を根底的に支えている立場が明らかにされている。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    喫茶店や映画館、それに書店で見知らぬ人と隣り合わせに立つこと…。瑞々しい感性で世界各国から愛される作家のエラ・フランシス・サンダースが、2020年より前の暮らしの中にあって、いま私たちが恋い慕う何気ない日常の風景を集めて描いた小さなコレクション。この本の行間には、日々の中に散りばめられた大切なものへの追慕と共に、私たち人間が、きっとまたお互い寄り添いあえるはず、という希望と自信とがつまっています。
  • 「ハリー・ポッター」シリーズは、わたしの生い立ち、祖先から受け継いだもの、歴史、子ども時代の夢といったものすべてを映し出す鏡のような存在です―クリストファー・ベルトン
    ●ハリー・ポッター誕生の背景
    キングズ・クロス駅、パブリックスクール、オートミール、糖蜜タルト、ゴブリン、ケンタウルス……。ハリー・ポッターの本や映画を通して、イギリスの文 化や人々の暮らしぶりになじんだ人も多いはず。しかし、実はイギリス人は墓地や幽霊が大好き、魔法使いも日本人が考えるよりはるかに身近な存在……。そう言われてみると、ハリー・ポッターの世界もまた違った風景に見えてきます。ハリー・ポッターをはぐくんだイギリスとは実際はどんな国なのか、ロンドン生まれの著者がその歴史、文化、風土を詳細に解き明かします。
    ●さまざまなイギリス事情を明らかに
    第7巻では17歳になったばかりのハリーが、何と「ファイア・ウィスキー」なるものを飲むシーンが登場します。イギリスの飲酒に関する法律はどうなっているのでしょうか。同じく第7巻で、逃亡生活を続けるハリーが銀色の雌鹿と出会う「ディーンの森」は実在します。古くはサクソン時代から王族が鹿狩りをしてきたと伝えられるディーンの森とは、どんなところなのでしょう。
    ハリー・ポッターシリーズのさまざまなシーンに絡めて、イギリスの学校制度、パブ、気候、食事、交通機関、幽霊、魔女、伝説上の生き物など、イギリス事情を多方面から明らかにします。
    ●人気コラムが1冊の本に
    本書は『「ハリー・ポッター」が英語で楽しく読める本』Vol.1~Vol.7の人気コラム“What's More”に加筆するとともに、新たに書き下ろしたエッセーを加えてテーマ別に再構成したものです。今回の単行本化に当たり、アーティストとして活躍中の著者の次男、ジェイミー・ベルトンがイギリスの雰囲気を見事に伝える挿絵を提供してくれました。そのイラストと写真を随所にアレンジし、ハリー・ポッターそしてイギリスが好きな人はもちろん、ファンタジー文学ファンにも見逃せない1冊に仕上がっています。
  • 27歳の私は “毎日" 文章をメールで送り始めた。

    学資ローン返済のために
    ひとりで始めた「日刊」連載プロジェクト。
    恋人、家族、友人、文章教室、日々の運動。
    愛すべき他人から発見した、私たちと“地続き"の話。

    韓国の新星を日本初紹介。
    みずみずしい随筆(エッセイ)の息吹。

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    2018年、当時27歳だったイ・スラは、250万円の学資ローンを返済するために、毎日1本、文章を書いてメールで配信する連載プロジェクトを始めた。その名も「日刊イ・スラ」。

    「誰からも依頼されずに文章を書きます。月・火・水・木・金曜日は連載して、週末は休みます。購読料は1カ月で1万ウォン(約千円)、20編送ります。1編が500ウォンなので、おでん一串よりは安いですが、それ以上に満足していただけるように努力します」

    連載はたちまち反響を呼び、その半年分の文章をまとめた『日刊イ・スラ 随筆集』は600ページ近い分量にもかかわらずベストセラーになる(2018年の全国独立書店が選ぶ「今年の本」にも選出)。

    書かれているのは、子供時代の淡い恋心、山登りでの祖父との喧嘩、恋人と誕生日に交わした言葉、文章教室での子供たちの作文、母が自分を妊娠したときの記憶、ヌードモデル時代の話……。「日記」のような形式でありながら、1本1本が独立した短いエッセイ。日常に転がっている愛とおかしみが、ときに文体を変えて、みずみずしく描き出される。

    日本語版『日刊イ・スラ』は、イ・スラ初の散文集『日刊イ・スラ 随筆集』と、プロジェクトのシーズン2をまとめた『心身鍛錬』の2冊から、41編の文章を厳選してオリジナル版とした。韓国の新しい書き手を日本で初めて紹介する。


    「何かについて気になり始めたら、私たちは動きだす。好奇心は愛の始まりだから」
    ……(「手紙の主語」)

    「あなたを身ごもったときのことを正確に記憶している、と母は言った」
    ……(「懐胎」)

    「逆立ちをしながら祖父のことを考えた。祖父もよく逆立ちをする」
    ……(「あなたがいるから深いです」)

    最善を尽くしたら私は絶対に転ばなかった。テウもそうだったはず。
    ……(「滑って転ぶ練習」)
  • 何かを偶然共有するというよりも、手を繫ぐようにして、私たちは同じものを持つ。
    言葉が違っても、国が違っても。――最果タヒ


    太宰治や宮沢賢治、茨木のり子、最果タヒ、崔実などの作品を手がける韓国の人気翻訳家が「日本の恋の歌」をめぐって綴る情感ゆたかなエッセイ。

    小野小町、紫式部、清少納言、伊勢、和泉式部……が詠んだ熱烈で芳潤な65首をモチーフに、二つの言語の間を行き来しながら日々の生活や仕事について描く。



    君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ
    그대 위하여 봄 들판으로 나가 어린 순 뜯네 나의 옷소매에는 눈송이 흩날리고

    〈百人一首や古今和歌集の三十一文字の世界を日本語と韓国語の両言語で併記〉


    千年の時と国境を超え、〈恋の歌〉が今もなお瑞々しく響く。
    韓国の人気翻訳家による65首の和歌をめぐる情感ゆたかなエッセイ。




    【目次】
    ■序文 二つの言語を行き来する旅
    ■一章 言の葉の森で
    ■二章 翻訳家の仕事場
    ■三章 孤独を応援します
    ■四章 悲しみではなく、愛

    ■日本の読者の皆さんへ
    ■訳者あとがき
  • 1,067(税込)
    編訳:
    小野寺健
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    オーウェル(一九〇三―五〇)といえば,ひとは『動物農場』『一九八四年』を想うだろう.だが三○年代から戦後にかけて展開された活発な評論活動を忘れてはならない.文学・政治・社会現象・植民地体験など多岐にわたる対象に鋭く深く切り込む彼のエッセイを貫くのは,自律的知識人に固有のあの強靱さと優しさだ.十二篇を精選.
  • 9.11から20年――。グアンタナモ収容所の地獄から世界へと発した闘いの書。世界的ベストセラーの手記。2021年10月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他で全国ロードショー。

    米同時多発テロ以降、テロ容疑者収容所として、少なくとも約780名にのぼる人々が罪状不明のまま米国政府により収監された、キューバのグアンタナモ収容所。14年間にわたり拷問と虐待の日々を過ごした著者が、獄中から世界へと発し、悪夢のような国家犯罪の実態を明らかにした手記。世界が震撼した衝撃の書。
    ※本電子書籍には一部黒塗りの部分が含まれているため、 表示画面の背景色は黒以外を推奨します。
  • 作家デビュー以前のリンドグレーンが,第二次世界大戦が勃発したその日から書き始めた「戦争日記」.一七冊の手帖には,新聞や雑誌の切り抜きが貼られ,戦争中立国スウェーデンに住む子育て中の女性が観察し続けた戦争と,家族の日常の様子が,ユニークかつ率直な文章で綴られている.類まれな日記を全文初公開.[カラー8頁]
  • 渡辺由佳里主宰のブログ「洋書ファンクラブ」による「これを読まずして年は越せないで賞」の待望の書籍化。電子書籍先行発売。
    第一弾は「文芸小説篇」。
    権威ある文学賞などとは違って、受賞作の基準は文学的完成度より、とにかく面白いこと。英語学習者にもおすすめ。
    このあと「ヤング・アダルト篇」、「大衆小説篇」、「ファンタジー篇」、「ミステリー篇」を予定。


    【目次】
    ■ 21世紀イチオシ洋書(文芸小説篇)——渡辺由佳里
    ■ 洋書の読みやすさ(難易度)レベルについて

    ■ 2001年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Life of Pi Yann Martel

    ■ 2002年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Middlesex Jeffrey Eugenides
    When the Emperor Was Divine Julie Otsuka

    ■ 2003年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Oryx and Crake Margaret Atwood
    The Kite Runner Khaled Hosseini
    The Namesake Jhumpa Lahiri

    ■ 2004年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Gilead Marilynne Robinson
    My Sister’s Keeper Jodi Picoult

    ■ 2005年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Extremely Loud and Incredibly Close Jonathan Safran Foer
    Never Let Me Go Kazuo Ishiguro

    ■ 2006年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Mister Pip Lloyd Jones
    The Road Cormac McCarthy

    ■ 2007年はこれを読まなきゃ越せなかった
    The Brief Wondrous Life of Oscar Wao Junot Diaz
    The Reluctant Fundamentalist Mohsin Hamid

    ■ 2008年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Olive Kitteridge Elizabeth Strout
    The Forgotten Garden Kate Morton

    ■ 2009年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Let the Great World Spin Colum McCann
    The Little Stranger Sarah Waters
    Tunneling to the Center of the Earth Kevin Wilson

    ■ 2010年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Burning Bright Ron Rash
    Room Emma Donoghue

    ■ 2011年はこれを読まなきゃ越せなかった
    11/22/63 Stephen King
    The Tiger's Wife Téa Obreht

    ■ 2012年はこれを読まなきゃ越せなかった
    The Orphan Master's Son Adam Johnson
    Where'd You Go Bernadette Maria Semple

    ■ 2013年はこれを読まなきゃ越せなかった
    A Constellation of Vital Phenomena Anthony Marra
    The Narrow Road to the Deep North Richard Flanagan
    We Are All Completely Beside Ourselves Karen Joy Fowler

    ■ 2014年はこれを読まなきゃ越せなかった
    A Brief History of Seven Killings Marlon James
    Preparation for the Next Life Atticus Lish
    Station Eleven Emily St.John Mandel
    The Storied Life of A.J.Fikry Gabrielle Zevin

    ■ 2015年はこれを読まなきゃ越せなかった
    A Little Life Hanya Yanagihara
    Fates and Furies Lauren Groff
    His Bloody Project Graeme Macrae Burnet
    The Sympathizer Viet Thanh Nguyen
    The Tsar of Love and Techno Anthony Marra

    ■2016年はこれを読まなきゃ越せなかった
    A Gentleman in Moscow Amor Towles
    The Nix Nathan Hill
    They Were Like Family to Me Helen Maryles Shankman
    The Queen of the Night Alexander Chee

    ■ 2017年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Exit West Mohsin Hamid
    Less Andrew Sean Greer
    Lincoln in the Bardo George Saunders
    Sing, Unburied, Sing Jesmyn Ward

    ■ 2018年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Circe Madeline Miller
    Friday Black Nana Kwame Adjei-Brenyah
    Milkman Anna Burns
    There There Tommy Orange

    ■ 2019年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Ask Again, Yes Mary Beth Keane
    Girl, Woman, Other Bernardine Evaristo
    Nothing to See Here Kevin Wilson
    Trust Exercise Susan Choi

    ■ 2020年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Hamnet Maggie O’Farrell
    Interior Chinatown Charles Yu
    Shuggie Bain Douglas Stuart
  • 『薔薇の名前』の著者によるテレビをめぐるエッセイ集。「知の巨人」が、メディア、大衆、物語、文化批評、パロディ、映画といった多様な切り口で、テレビの本質を読み解く充実の一冊。
  • ★グラミー賞15冠、CDセールス6500万枚、楽曲再生65億回ーー世界的歌姫が自らの半生を赤裸々に語り尽くした著者史上最高傑作!
    ★米国Amazon2,600件以上で「星4.8」の超人気ベストセラー、初の邦訳!
    ★「自分の本当の価値を見つけ出す」ためのパワフルなメッセージに勇気づけられる人が続出!

    世界で最も称賛されるミュージシャンの一人であるアリシア・キーズは、
    その魂のこもった歌詞、驚異的な音域、そして心揺さぶられるピアノによって世界を魅了してきた。
    しかし、華やかな人生を歩む一方で、人知れず個人的な苦しみを抱えていた――
    厄介で複雑な父親との関係、人を喜ばせたいという性格が高じて自らを追い詰めてしまった葛藤、恋愛におけるプライバシーのなさ、そして「完璧な女性であるべきだ」という期待からの重圧。

    有名になるにつれ、アリシアの「表向きの個性」が奥深くにある「本当の個性」を覆い隠してしまい、彼女は何年ものあいだ、自分の本当の価値に気づくことすらできなかった。

    こうして長いあいだ自らを抑え込む日々を送った末に、
    彼女はついに、ある「問い」への答えを求めはじめるーー

    「わたしは、本当は誰なの?」

    本書を通じて、アリシアは真実を求めようとする自分自身の姿を初めてさらけ出してみせた。
    自分自身について、自分の過去について、
    そして、自分の気持ちを犠牲にすることをやめ、自らを大切にしようとする確固たる思いについて。

    彼女が内側から変化していく姿を通して、
    ぜひ、読む人一人ひとりが「本当の自分らしさ」を見つけ出すヒントにしてほしい。
  • シリーズ2冊
    9901,122(税込)
    作:
    アーヴィング
    訳:
    齊藤昇
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    「アメリカ文学の父」W.アーヴィング(1783-1859)の最高傑作.短篇小説ありエッセイありの雑記帳.上巻には,アメリカ版浦島太郎「リップ・ヴァン・ウィンクル」のほかに,おもに英国の風俗習慣を素描した,格調高い筆致の18篇を収録.上下巻あわせて日本語への翻訳史上初の全34篇を訳出.挿絵多数.(全2冊)[新訳]
  • 米スタンフォード大で白人水泳選手が起こした性暴力事件。被害者は何と闘い、何に怯え、何に勇気づけられたのか? 全世界に性暴力の真実を教え、その考え方を決定的に変えた衝撃の回顧録。
  • 特別解説:伊藤亜紗
    (東京工業大学科学技術創成研究院 未来の人類研究センター准教授)
    「怒りから、そして愛へ。これほどまでに激しく、かつ綿密に練られた本が、他にあるだろうか。それは単に美しいだけではなくて、私たちの目を覚ます重要な指摘を含んでいる。」

    「どうしてヘレン・ケラーのようにできないの?」 常にヘレン・ケラーと比較されて育った視覚障害をもつ著者が、「奇跡の人」という偶像へ、怒りと異議申し立ての手紙をつづり、架空の対話を試みる!
    「偉人」ではない、一人の盲目の女性としてのヘレンの姿を鮮やかによみがえらせ、抑圧から魂を解き放つ、和解と再生の創造的ノンフィクション

    親愛なるヘレン・ケラー、
    あなたは本当のことを語っていますか?

    ヘレン・ケラーについてのあらゆる本、インタビュー、記事、その他の資料にあたってヘレンの実人生を研究しつくしてきた著者が、ときに視覚障害当事者としての自らの境遇や思いと重ね合わせながら、ヘレン・ケラーの人生の様々な局面を浮き彫りにしていく。これまで公に考えられてこなかった一人の女性としてのヘレンの喜び、苦しみ、悩み、挫折、野心、さらにはある「疑惑」や性の問題、秘めた恋愛、恩師サリヴァン先生との関係性などのセンセーショナルな側面、そして誰もが避け得ない喪失と老いと死について……ヘレンと著者が二人でたどる道行きとその果てに見えた光景は、苛烈で痛快、魂ゆさぶる再生の物語であった……。

    本書は奇跡の人「ヘレン・ケラー」伝説に切り込み、けっして語られなかった彼女の内心に肉迫しようとする、著者渾身の試みである。著者から休む間もなく語りかけられる読者は、ヘレンになりきったかのような、新しい読書体験をすることだろう。
  • 「自分の仕事で好きなのは、人となりのすべてが求められるところである。文法、句読法、語法、外国語、文学の知識だけでなく、さまざまな経験、たとえば旅行、ガーデニング、船、歌、配管修理、カトリック信仰、中西部、モッツァレラ、電車のゲーム、ニュジャージーが生きてくる」(序章より)

    ★推薦文★

    鉛筆と紙の辞書を愛し、校正が「出過ぎた真似」といわれるのを恐れている“女王"。他人とは思えない。

    ――牟田 都子(校正者)



    正しい英語とは何だろう?
    カンマの思想とは?
    鬼校正者はどこを見る?
    今、英語の「揺らぎ」があなたを魅了する。

    ――阿部 公彦(英米文学者)

    ★概要★

    誤字・脱字や言葉の誤用を正す「校正」。ベテラン校正者の眼を通じて見るそれは、規則と心情とのあいだで揺れ動く、意外なほど人間らしい仕事だった!
    アメリカの老舗雑誌『THE NEW YORKER』の校正担当者で、“Comma Queen“〈カンマの女王〉の異名をもつ著者が、その半生と、校正の現場で遭遇したミスや「揺れ」を振り返る――。“between You and I"のようなネイティブでも間違える文法や語法、ディケンズ、メルヴィル、ディキンソンら著名作家たちが操る記号――カンマやダッシュ、コロン――の独特な使い方、クセが強い校正者たちのエピソード、トランスジェンダーのきょうだいを呼ぶときの代名詞etc…。「正しい英文法」だけでは白黒つけられない、迷いと葛藤の日々を描く唯一無二の校正エッセイ!
  • 692(税込)
    著:
    鹿島茂
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    フランス語で、悪女の反対語は、馬鹿女である。すなわち、悪女とは、クレバーな女のことだ。ところが、恋愛後進国の日本では、知的な女は、馬鹿女よりも、遥かに分が悪い。恋愛結婚戦線で、不当にも苦杯を舐め続ける、真に賢い女たちよ、高度な恋愛術を身につけた、悪女を目指せ! 稀代の仏文学者が、痛快無比に答える、恋愛相談。
    ◎林真理子氏推薦!「もっと早くこの本を読んでいたら私の人生も変わっていただろう」
    実践的・悪女の恋愛術。すべての賢い女性たちよ、悪女を目指せ!
    Q二股生活をうまくづづけるには? Qなにもしない彼をその気にさせるには? Q好き好きオーラ全開で失敗ばかり Q年下の男と結婚して、楽しく暮らすには? Q身動きできない不倫の泥沼から逃れたい Q私を捨てた男に、胸のすくような復讐を!
  • シリーズ34冊
    7742,090(税込)

    ワイルド、ロレンス、フォースターら、近代英米文学の巨匠たちの「ゲイ小説」が一堂に会して登場。大作家の「読み直し」として、またゲイ文学の「古典」としても必読の書。これぞゲイ・キャノン。
  • 「私はケイト・モスというより、キングコングみたいな女だ。誰も妻にしたり、一緒に子どもをつくったりしないタイプの女。常に自分自身でありすぎる女。そういう立場から私は話している」

    ■概要

    #MeToo運動をきっかけに再注目され、フランスで20万部のベストセラーとなったフェミニズムの名著がついに邦訳!

    人気女性作家が17歳の時に経験したレイプ被害と、その後の個人売春の経験をもとに、性暴力、セックスワーク、ポルノグラフィについての独自の理論を展開するフェミニズム・エッセイ。自分自身を、男性でも女性でもないカオスな存在としての「キングコング」にかさね、ジェンダー規範にとらわれない女性の在り方を、力強く、小気味いい文体で模索していく。
  • エミー賞を2018年には3冠、2019年には4冠と、連続受賞を果たした世界的人気リアリティ・ショー、『クィア・アイ』。その出演者のひとり、美容担当のジョナサン・ヴァン・ネス。番組では輝く笑顔で視聴者に元気をくれる人気者だが、その裏には過酷な半生があった……。アメリカの保守的な町でチアリーディングと女子フィギュアスケートに憧れたゲイの少年が、ファビュラスでゴージャスな現在のジョナサンになるまでを語る。
  • 外向型人間にものさしを合わせたかのような世の中で、内向型人間は深く悩みながらも懸命に生きている——。アジア圏女性のメンターとして愛される著者が、自身の内向的な人生を振り返りながら、どうすればそんな自分ともっと親しくなり、ささやかな幸せを育むことができるのかについて考察したエッセイ集。
    内向型人間の気質に寄り添いながら、ほんの少しの勇気を出して一歩踏み出すことを応援する著者の言葉に励まされる。

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