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『エッセイ、恋愛、1円~、1年以内(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全65件

  • 私が推している彼は、男じゃなかった。

    CDショップで働いているミステリアスな「おにーさん」が気になってしょうがない女子高生・あや。しかし「おにーさん」の正体は、話したこともない、クラスメイトの目立たない女子・みつきだった――。
    Twitterで最高に注目を集める女同士の「愛情」を巡る物語、待望の書籍化。
    みつきの過去をめぐる、描き下ろしストーリーを収録。

    【電子特典:描き下ろしイラスト付き】
  • シリーズ1336冊
    102549(税込)
    著者:
    佐藤さき
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    悩み事が多い人

    小さなことでも気になってしまう人

    常に何かが気になっている人

    悩んでばかりで気持ちのゆとりがない人

    本書はこのような悩みを抱えている方、改善したいけれども、方法が分からない方に向けた内容になっている。

    私自身がこのような性格であり、対人関係を避けることができない生活の中で、どうにか学びながら練習し、効果があると感じたものを対処法として紹介している。

    簡単にできる方法だからこそ、試してほしい。少なくとも悩み続ける習慣から抜け出す一歩に繋がると信じている。

    この本はタイトルにある通り、小さなことで必要以上に悩むことに注目している。

    悩みを抱えていれば、その悩みの大きさなんて関係ないかもしれない。

    でも、周囲の人が気にしていないのに自分だけが気にしていること、いつまでも気にし続けていることなど、経験ないだろうか。

    このような類の悩みが無くなるのならば、あなたの自由な時間は増えることになる。そして価値ある時間を過ごすことができる。

    私たちが悩んで、存分に考えて、結論を出すことは生きていく上で何度も経験するだろう。

    そしてその時間が必要であることも十分に分かっている。ただ、いつも悩みを抱えていては心も晴れない。

    限られた時間を、ゆとりを持って生活するために、必要以上に悩まない方法をお伝えしたい。あなたの「悩みすぎ」が改善することを願っている。


    【著者紹介】
    佐藤さき(サトウサキ)
    人との付き合い方が苦手、小さいことを気にし、ネガティブ思考になりやすく、ストレスで悩み続ける。
    そこで心理学、哲学と出会い、心理カウンセラーの資格を取得。現在は理学療法士として仕事をしながら、学び続け、明るく楽しい生活へとシフトチェンジ。
    さらなる生きやすい世界を目指している。
  • シリーズ3冊
    77(税込)
    著:
    秋本尚美
    レーベル: SMART COMICS

    愛する夫を亡くした元華族の花梨。夫のいない生活は温かみのない無機質な毎日の繰り返しで自分の存在理由さえも分からなくなっていた。そんな時、輸送途中に逃げ出した保護犬と運命の出会い果たす――!のこされた者どうし、新たな愛と日常を見出していく。

    保護犬を“イワン”と名付け、穏やか生活を…………なんてハズはない!
    躾をされていない犬がどんなかを花梨は知らなかった。
    暴れん坊のイワンに振り回されつつも、次第に笑顔を取り戻していく。
  • キラキラしてないふたりの、いびつな青春。

    容姿端麗な巨乳の幼なじみ「みこと」は、オレのことが大好き。
    誰もがうらやむシチュエーションには、ひとつ大きな問題が…。
    それは愛が重すぎるこじらせメンヘラになってしまったこと!!

    そんなみことのメンヘラと無自覚エロに振り回される、日常ブラックコメディ。

    Xで話題沸騰のメンヘラ美女との日常ラブコメが、全話描き下ろし新作で待望の書籍化!!

    【電子特典:描き下ろしマンガ付き】
  • エモ&尊さ爆発 まさに青春真っ盛り!とある高校でくりひろげられる、眩しい高校生の日常

    ちょっとしたことで大笑いしたり、くだらないことで盛り上がったり、誰かが気になって仕方なかったり…青春真っ盛りな高校生の日常に“尊すぎ”な声が続出!
    pixivでの連載で人気を博した漫画「東遊高校の日々」がパワーアップして電子書籍化!

    丁寧で細やかな作画に定評のある★薄荷堂★が描く、明るく楽しくキュートな学生生活をお楽しみ下さい!
  • シリーズ730冊
    99858(税込)
    著者:
    真生麻稀哉
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    20分で読めるミニ書籍です(文章量20,000文字程度=紙の書籍の40ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    発達障害診断を受けるにあたって、当事者が、どうすればいいかを事例を挙げて徹底指導!発達障害は、当事者にも雇用者にも社会にとってもデリケートな問題。トラブル対策完全マニュアルを味方にしよう!

    まえがき
    まず、この本を手に取っている架空の「あなた」の話をしましょう。
    「空気、読めないね」
    「こんなこともできないの?」
    「どうして、そういう考え方をするのか、わからない」
    他人から、こういうことを言われた経験と―
    「頭の中が色んな思考でいっぱい」
    「集中力がない」
    「一度集中すると、寝食何もかも忘れてしまう」
    「努力しても、努力してもうまくできないことがある」
    こんな自分の実感とが、ちかちかちかと点滅して―
    あなたは、「もしかして、俺(私)発達障害かもしれない」という疑いを抱くようになる。

    著者紹介
    真生 麻稀哉(シンノウ マキヤ)
    愛知大学国文学専修卒業。2013年、某マスコミ関係の会社で働いている時に、広汎性発達障害の診断を受ける。障害者手帳3級取得歴1年半。5月に会社を退職。現在は、小説の賞に応募を続ける傍ら、某広告代理店でライターとして勤務中。… 以上まえがきより抜粋
  • その恋心に気付いてほしい!

    学校一の美少女・後藤さんは前の席の前田くんになにかとちょっかいをかけてくる。
    そこには後藤さんの秘めたる恋心があるのだが、自分に自信のない前田君にはその意図は全く伝わらない。
    果たして後藤さんの一途な恋の行く末は? 
    じれったい恋物語、描き下ろしもたっぷりで待望の書籍化!
  • シリーズ2冊
    275(税込)
    著:
    ゆの
    レーベル: ――

    【全33ページ】

    Instagramに掲載中のエッセイ漫画を電子書籍化!

    「私たち 復縁カップルだから」

    ゆの と ぼの は、付き合って2年目のカップル。
    でももっと長い間一緒にいる気がする……実は付き合って半年間で一度お別れしているふたり。
    そんなカップルの、最初の未熟な半年間のお話。

    おまけ4ページ漫画は、付き合う前の両想いデートのお話を収録。

    ▼ゆの。のSNS
    Instagram:@yunobono
  • 688(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    Ikeda Akuri
    出版社: KADOKAWA

    SNSで話題沸騰の「妖怪BL」がついに書籍化!

    「激しい恋ってどんな感じじゃろ…」

    思春期真っ盛りで恋愛に憧れる河童の少年・紅介(べにすけ)は大のお人好し。

    奥手な幼馴染の恋を仲立ちしたり、川で溺れる大蛇を助けたり、カエルに変えられた河童にキスして呪いを解いたり…。

    様々な人(妖怪)助けをする中で、自分自身も色恋沙汰に巻き込まれていく。

    昭和の香り漂う田舎町で繰り広げられる妖怪たちの恋物語。

    Web未公開描き下ろしを30ページ以上追加して待望の単行本化。
  • シリーズ3冊
    1,1551,320(税込)
    著者:
    ヤチナツ
    出版社: KADOKAWA

    アラサー女子の本音さく裂! 男子禁制さわやかエッチな赤裸々女子会マンガ

    恋・SEX・男女のアレコレをとことん語りつくす、
    男子禁制・さわやかエッチな赤裸々女子会マンガが初単行本化!

    仕事を終えた20時過ぎに、それは始まる。なにげない、でも濃すぎる、アラサー女子たちの報告会。
    恋やSEXに奔放なデザイナー・こはる、古風でまじめと見せかけて時々ぶっ飛んだ発言をするりさこ、サブカル女子・きみちゃんの3人は
    いつも夜な夜な集まり、人には聞かせられないぶっちゃけトークで盛り上がっている。
    軽はずみな恋やSEXでの失敗談や人間関係のいざこざなどを軽く笑い飛ばしながら言いたい放題言い合う女性3人のトークをまとめた短編マンガ集。
    今夜も女どうしのぶっちゃけトークが止まらない!
  • 明治大正昭和を通して純文学から通俗小説、歴史小説や推理小説まで旺盛な執筆活動を続けた文豪・谷崎潤一郎。氏の広汎なコレクションから短編佳作『The Affair of Two Watches/Dream Tales』を収録。
  • シリーズ7冊
    1,1001,320(税込)
    著者:
    色のん
    出版社: KADOKAWA

    好きな人にだけビッチになるって、だめですか?

    好きな先輩にだけグイグイいく後輩と、据え膳食わぬ先輩に、やきもきがとまらない!!! ツイッターで大反響を呼んだ思春期ラブストーリーが描き下ろしを加えて1冊に。ここではじめて、ふたりの過去が明かされる…?

    【電子特典:描き下ろしカラーイラスト付き】
  • 『アンネの日記』を断ち切ったのは誰か?
    元FBI捜査官率いるコールドケース・チームが
    歴史的迷宮入り事件を徹底検証した迫真のルポ。

    世界的ベストセラー『アンネの 日記』を書いた
    15歳の少女を密告したのは誰なのか?

    世紀の未解決事件を解明するため、
    元FBI捜査官を筆頭にプロファイラー、
    歴史学者、データ・サイエンティストら20名を超える各方面の専門家が結集。
    最新技術とテクノロジー、プロファイリング、法医学検査、人工知能など
    現代の捜査法を駆使し、真相に迫る――。

    誰もが知る結末を、彼女は知らない。
    “アンネ・フランクの物語”の基本的なアウトラインはほとんどの者が知っている――第二次世界大戦中、ナチスの占領下に置かれたオランダで、ユダヤ人の十代の少女が両親、姉、一家と親しくしていた何人かと共に、二年以上のあいだアムステルダムの屋根裏に隠れて暮らしていた。最後はついに密告されて全員が強制収容所送りとなり、のちに生還できたのはアンネの父親オットー・フランクだけだった。わたしたちがこうしたことを知っているのは、主として、八月のその日にナチスが人々を連行しにやってきたとき、アンネの貴重な日記が置き去りにされたからだ。(序文より)

    【目次】
    序文 〈追悼の日〉と自由を奪われた日々の記憶

    第一部 〝密告事件〟の背景
    第1章 摘発と緑衣の警官
    第2章 アンネの日記
    第3章 コールドケース・チーム
    第4章 利害関係者たち
    第5章 「あの男に何ができるか見てみよう!」
    第6章 ひとときの安全
    第7章 猛攻撃
    第8章 プリンセンフラハト二六三番地
    第9章 身を隠す
    第10章 頼まれたから承知したのです
    第11章 恐怖の事件
    第12章 摘発の詳細
    第13章 ヴェステルボルク通過収容所
    第14章 帰還
    第15章 対独協力者
    第16章 娘たちは帰ってこない

    第二部 迷宮入り事件の調査
    第17章 調査
    第18章 ドキュメンツ・メン
    第19章 もうひとつの本棚
    第20章 最初の密告
    第21章 脅迫者
    第22章 近所の人々
    第23章 ナニー
    第24章 もうひとつの説
    第25章 ユダヤ人ハンターたち
    第26章 V - フラウ
    第27章 実質的な証拠ゼロ PartⅠ
    第28章 仲間のユダヤ人のところへ行きなさいよ!
    第29章 記憶を探る
    第30章 フランク一家を逮捕した男、ウィーンで発見される
    第31章 ミープが知っていたこと
    第32章 実質的な証拠ゼロ PartⅡ
    第33章 八百屋
    第34章 ユダヤ人評議会
    第35章 見直し
    第36章 オランダの公証人
    第37章 活動を始めた専門家たち
    第38章 友達のあいだのメモ
    第39章 タイピスト
    第40章 孫娘
    第41章 ハウトスティッケル事件
    第42章 爆弾
    第43章 厳重に守られた秘密

    おわりに 幻影の街
    あとがきにかえて
    謝辞
    公文書館と機関
    用語解説
    原注
    参考文献
  • シリーズ113冊
    109880(税込)
    著者:
    万里ちひろ
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    30分で読めるミニ書籍です(文章量32,000文字程度=紙の書籍の64ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    まえがき
    【雪女】
     近づいてはならぬとわかりながらも、惹かれてしまう……妖艶で危険な、美しき物の怪。
     そんな印象のある「彼女」にも、恋する気持ちはあるのだろうか?
     もしも恋をするのなら、いったいどんな恋の軌跡を紡ぐのだろうか?
     そして、また。「人ならぬモノ」からの想いを受け止める男には、いったいどんな覚悟が必要だったのか?
     この物語は、そんな疑問から始まったものでした。
     ──雪女の純愛を紡ぎたい。
     夜の闇を失いつつある現代に埋もれていく、小さな儚さをそっと掘り起こすように。少しだけ、語らせてください。

    著者紹介
    万里ちひろ(ばんりちひろ)
    1月5日生まれ、埼玉県在住x。
    小説を書くことを自己表現とし、恋愛ものからファンタジー、ヒーローものなど、興味を持ったジャンルには、とりあえず首を突っ込んでネタ出しを試みる体質。
    執筆において「ヒロインは可愛くあらねばならぬ」が理想と信じて疑わない。
    著作…「年下カレシと記念日カノジョ。10分で読める恋人をもっと好きになる物語。彼女の秘密と彼氏の秘密」(まんがびと刊)
    その他、コミケなどオタクイベントで細々と活動中… 以上まえがきより抜粋
  • わたしにとってあなたは、かけがえのない友達だったよ。

    産まれたばかりの赤ちゃんを母親が埋める新生児遺体遺棄事件。そんな悲しい事件の犯人は、幼い頃に親しかった友人だった。
    タイムラインに流れる事件の見出しと、感情的なコメント。あの頃、たしかに幸福な日々を送った「わたし」と「あなた」は、いったい何が似ていて、何が違っていたのか? 切なく儚い人生の断片を描く、渾身のセミフィクション。
    『わたしは家族がわからない』『わたしが誰だかわかりましたか?』に続く、やまもとりえ最新作。

    【あらすじ】家族から継いだ個人病院に勤務する小児科医のまどかはある日、母親が産まれたばかりの赤ちゃんを埋める新生児遺体遺棄事件が近所で起きたことをニュースで知る。テレビ画面に映る、無表情で疲れ果てた様子の容疑者の女性――それは、まどかが幼い頃に親しくしていた友人ののぞみだった。公園を走り回ったこと、夏にスイカを食べたこと、可愛い女の子の絵を描いたこと、東京で一緒に暮らす約束をしたこと……。まどかは、かつて幸福な毎日を過ごし、やがて少しずつすれ違い、別の道を歩んでいった2人の記憶を蘇らせるのだった。

    【解説】
    村井理子(翻訳家・エッセイスト)

    【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
    「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
  • 闇深すぎる「こじらせ恋愛あるある」に共感が止まらない!フォロワー13万人を超える謎の漫画家「港区カンナ」が描くアラサー女子4人の恋愛群像劇。

    「私って本当にこじらせてるなあ」

    本当は少女漫画のヒロインみたいになりたかったアラサー女子4人は、今日も脇役のような生活をしている。

    クズな男と別れられない「みなみ」、承認欲求が強すぎる「るか」、婚活で変な男ばかりと会ってしまう「しおり」、容姿にコンプレックスを抱える「せな」。

    東京の片隅で暮らす4人は自分なりの幸せを見つけられるのか?

    闇深すぎる「こじらせ恋愛あるある」に共感が止まらない!Xでフォロワー13万人を超える謎の漫画家「港区カンナ」が描く恋愛群像劇。

    巻末には、港区カンナのこれまでバズった漫画を詰め込んだ「港区カンナのバズ漫画ベストセレクション30」を収録。
  • 495(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    百田マムコ
    出版社: KADOKAWA

    もどかしいけどそれがいい!キュン必至の奥手男子×ポジティブ女子の恋愛コメディー

    コミュ障で消極的な奥手男子の聖(ひじり)と、ポジティブで陽キャな性格のあかりは付き合いたてのカップル。
    聖との関係がなかなか進展しないことに焦るあかりはいろいろと仕掛けるが、恋愛経験ゼロの聖はフリーズ状態。
    そんな二人はすれ違いながらも、本音を少しずつ伝え合うことで「好き」の気持ちが深まっていき、聖もだんだんと大胆になっていく―。
    あかりの会社の先輩(隠れ奥手男子)と同僚(クールだけど積極的)のカップルも登場し、もどかしいけど可愛すぎる奥手男子とのキュンあり、笑いありの恋愛模様をたっぷりとお届け!
  • 「主人公は“私”だったかもしれない…」迷走するオンナたちの末路に震撼!

    ~累計再生回数1億4千万回突破!YouTubeで話題の“マウント女”たちが続々登場~

    共感せずにはいられない、ためになる話、反面教師になる話など、“明日は我が身?”の体験談が集結!
    あなたは何を思い、どう生きる!?


    自分さえ可愛ければいいと思っている女の末路。アプリを使って加工を繰り返した結果
    SNS投稿にブランド品が映り込まないと気が済まない女の末路
    35歳ぶりっ子女の末路…本物ぶりっ子同士が並んだ結果
    相手が既婚者と分かっていながら付き合い続けた女の末路
    骨格診断、パーソナルカラー、性格16タイプ…“診断系マウント”をとるオンナの末路
       ......etc
  • 「これって浮気されてる?」ーそう、女の勘は当たる。旦那を泳がせて、不倫の証拠をつかんでみせる! しっかりとした制裁は受けてもらうんだから、覚悟しな。

    「私、サレ妻?」
    夫が不倫してるっぽいけど確証がもてない。主人公のミコトはこのモヤモヤを誰かに相談したくてSNSアカウント「サレ妻予備軍ちゃん」を開設。
    この状況はクロ? 不倫の証拠をつかむには? 足跡を残さずSNSを監視するには...? 限りなくクロに違いない夫・フウマの不倫を、フォロワーたちを味方につけて暴いていく!
    X(旧Twitter)実況が話題を呼んだ、リアル度120%のサレ妻予備軍ちゃん。ついに漫画化!
  • 恋愛経験ほぼゼロ…でも結婚したい僕はマッチングアプリを始めた。アラサー男性のリアルな恋愛・婚活奮闘記!

    恋愛経験ほぼゼロからマッチングアプリによる婚活を始めた角野ブタ煮。
    社会人になっても結婚はおろか彼女もできない…そもそも出会いがない!
    一念発起してマッチングアプリを始めたものの、恋愛経験が少ないためかスムーズに進まない日々。
    なかなか進展せず少しずつ婚活疲れに陥っていくが、そんな矢先、一人の不思議な女性と出会って…。
    運命の相手を見つけたいアラサー男性のリアルな恋愛・婚活奮闘記!
  • 『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『三四郎』『それから』『こころ』『明暗』など、100年以上読み継がれる多くの名作を生み出し、近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石。後期三部作の一つ『こころ』を収録。
  • ★第6回「書店員が選ぶ今年の本」選出(自己啓発・経営、経済、科学部門/韓国書店組合連合会発表)

    ★寄せられた賛辞
    “女性の経験と共にあるさまざまな議論が複雑に入り混じった科学の話を読んでいるうちに、私自身も、科学と女性が出合うことで、目の前の壁を飛び越えられる日が来るかもしれないと夢見るようになった。”――キム・チョヨプ(韓国SFの俊英)

    “我々が今まで男性の立場から科学をしてきたことに気づかされた。(…)女性が参加し、女性の観点で創造されるフェミニズムと科学技術の研究は人類の希望だ。”――チャン・ハソク(科学史・科学哲学者/ケンブリッジ大学教授)

    ★本書の内容
    受精は、能動的な精子が受動的な卵子を捕獲する過程ではない。
    卵子凍結はあるのに、男性のための精子凍結がないのはなぜ?
    アシスタントロボットが「女型」である理由とは?

    本書は、かつて科学者になる夢をあきらめた著者が、フェミニズムと科学技術社会論に出合い、憎んでいた科学と「和解」し、女性の観点から科学を見つめ、科学の観点から女性の体と経験を理解しようとした思索の軌跡をまとめたものだ。

    “私は、科学と分かり合えなかった経験のある人たち、そのせいで科学の本にはなかなか手が伸びないという読者を思い浮かべながら本書を執筆した。ほかでもない、私がそういう人間だったからだ。”(「はじめに」より)

    本書の探究は、「子どものような純粋無垢な好奇心」からばかり出発するわけではない。その出発点は、卵子凍結について悩むことかもしれないし、高校を卒業してすぐに受けた二重手術かもしれない。うつ病になること、摂食障害になること、妊娠とキャリアについて考えること、無責任な父親について考えること、かもしれない。さまざまな要素が混ざり合う、複雑な個人の暮らしから、本書は話を始めていく。

    客観的で普遍的で価値中立的であることを装いつつ、じつのところ女性について無知だった科学にかけられた「呪い」を解き、「よき友」として付き合っていくためのエッセイ集だ。同時に、理系への進学を検討している学生や、その子らを見守る大人たちにもおすすめしたい。

    “科学が本当の意味で変化するためには、賢い女子学生ではなく、平凡な女子学生こそもっと必要なのだ。(…)科学者や工学者になりたいという女の子や青少年が周囲にいたら、めいっぱい励ましてあげてほしい。(…)「実力さえあれば女でもなんだってできる」といった言葉の代わりに、「今までそこそこしか勉強してない男子学生だって科学者になれたし、科学界の80%に所属できているんだよ」と付け加えてあげてほしい。”(「おわりに」より)
  • 阪神淡路大震災でひとりの老人が死んだ。旧制中学生だった十四歳の時に遭遇した大空襲では、しぶとく生き残ったのに……。瓦礫の中で静かに息を引き取った老人は、古い一枚の写真を大事そうに持っていた。

    阪神淡路大震災でひとりの老人が死んだ。旧制中学生だった十四歳の時に遭遇した大空襲では、しぶとく生き残ったのに……。瓦礫の中で静かに息を引き取った老人は、古い一枚の写真を大事そうに持っていた。それは青春時代のほろ苦い〈悲恋〉の思い出だった。昭和六年神戸に生まれ、ひょうろく玉のような性格から「ひょうろく」と呼ばれ愛された男の青春物語。
  • 792(税込)
    著者:
    野崎まゆ
    レーベル: ――
    出版社: 文芸社

    周りと違う体の特徴を持っている女性・悠亜は、生活にどこか生きづらさを感じていた。

    周りと違う体の特徴を持っている女性・悠亜は、生活にどこか生きづらさを感じていた。ある時、母との会話の中で自分が実の娘でないことを知る。自分は何者か、居場所はどこにあるのか、悩みつつも悠亜は花屋で働き始めるが、初対面であるはずの店主・吉沢の顔に何故か懐かしさを感じていた。実は彼は悠亜のある秘密を知っていたのだ──。一人の女性が悩みながらも自分の居場所をみつける物語。
  • 他人に気を使いすぎ、察しすぎで人間関係に難しさを感じる繊細さん。自分の取り扱いを知れば、トラウマから解放され人生は激変。自分を変えなくても、心安らげるパートナーは見つかります。
  • 1,650(税込)
    著者:
    山内尚
    著者:
    清水えす子
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    かつてレズビアンカップルとして見做され、自分たちでもそう思っていた私たちの輪郭はわかりやすい名前を失ってとろりと溶けた。家人は世の中の女性、男性という枠組みのすき間をゆらりゆらりと行き来する。その家人とパートナーシップをむすぶ私がレズビアンと自称するのは実情とやや乖離してしまうだろうか、などと考えたりもする。”
    ──「第2章 ヤマウチくんはノンバイナリー」

    この名づけがたく、かけがえのないパートナーシップについて。ドラマティックなくせに驚くほど心温まって、地に足がついている。そんな私たちの生活と愛について。

    【本書の内容】
    清水えす子さんと山内尚さんはカップルで、ふたりとも「出生時に女性として割り当てられた者」として生きています。そして、山内さんはノンバイナリーでもあります。

    バイナリー(男女二元論)が前提とされるこの社会のなかで、このようなパートナーシップのあり方は、ときに規範からの「逸脱」と見なされ、シスジェンダーの異性愛カップルと比べて「承認」が得られにくいどころか、構造上の不利益や不平等も受けやすい……。この本に登場する〈シミズくんとヤマウチくん〉は、そうした社会状況において生み出された〈非実在カップル〉です。

    “家人がかつて祖母に交際相手の人となりを説明するよう求められたとき、非実在文学青年シミズくんが生まれた。この交際相手とは私のことだ。シミズくんは、私について性別を伏せて語ったところの産物である。”
    ──「プロローグ」

    この本は、クィアたちがパートナーの存在を隠すときに立ち上がる〈非実在の恋人たち〉を、想像力で掬い上げようとした結果です。〈非実在〉に思えるかもしれないけれど、〈かれら〉のような存在はたしかにこの社会にあり、そんな〈かれら〉にも個別具体的な生活があり、感情があり、それぞれのやり方で日々を生きのびているのではないでしょうか。

    そちらの暮らしはどう?

    実際のカップルだからこそ編むことができた、喜怒哀楽に満ちた(パラレルな)日常をえがく、唯一無二のエッセイ集の誕生です。

    【登場人物】
    ヤマウチくん
    漫画家。シミズくんのパートナー。家事においては料理を主に担当している。シミズくんがあまりに熱いものを持つのが下手でしばしばびびる。比較しようがないけれど、自分に比べて皮膚が薄いのかなと思っている。そろそろ新しいフライパンがほしい。

    シミズくん
    ヤマウチくんのパートナー。もともと食器洗いの担当で、最近食洗機を導入できたのがうれしい。洗濯物も自動で畳めるようにならないかなと思っている。ヤマウチくんが仕事中に水分をちゃんと摂っているとほっとする。普段は精神科医をしている。

    山内尚(やまうち・なお)
    漫画家。清水えす子のパートナー。

    清水えす子(しみず・えすこ)
    山内尚のパートナー。普段は精神科医をしている。

    【もくじ】
    プロローグ
    第1話 シミズくんとヤマウチくん
    第2話 ヤマウチくんはノンバイナリー
    第3話 こんな社会で生きています
    第4話 魂が貴族──あるいは異形たちの生活
    第5話 ふたりで暮らす
    エピローグ
  • TikTiokでいま大注目! 山田飛鳥。の恋愛のコツ&真理が待望の書籍化

    “若いうちに知っておいたほうがいいこと” いまTikTokで話題になっている恋愛のコツ・真理がついに書籍化
    「記念日にあけたワインのコルクですらやがて香らなくなっていきます」
    「恋愛が本当に楽しくなるのは3年目以降」
    「見た目と本当の中身は大体真逆」
    「愛されたいなら、愛されるだけの生き方を」
    「恋愛で失敗しない人なんて多分いないので1つひとつの好きに対して臆病にならず正直に生きてください」
    好きな人をどうしても諦められない、思わせぶりな言動に期待してしまう、恋人を好きではなくなったかも…
    もう悩みにふりまわされなくなる、明日からの過ごし方が変わる恋愛読本。
    恋の結末をハッピーエンドに変えたいあなたにおすすめする一冊です。
    恋人へのプレゼントにもぜひ。
  • ごめんなさい、幸せになりたい。限界なあなたに捧ぐ、chun待望の初書籍

    死にたいと願ったり、「大丈夫」と笑ったり。
    気を遣って、頑張って、我慢して。もう傷付きたくない。だから期待しない。
    そう決意してもやっぱり、生きていたい。

    38万人がSNSで共感、「今日」を乗り越えるための言葉が詰まった一冊。
  • 思い込み、妄想、勝手な期待、他人と比較したくなる気持ち─自分の心の中にある、これらの「壁」を超えることができれば、あらゆる悩みや苦しみを手放すことができます。

    思い込み、妄想、勝手な期待、他人と比較したくなる気持ち─
    自分の心の中にある、これらの「壁」を超えることができれば、
    あらゆる悩みや苦しみを手放すことができます。

    「家族と仲が悪く毎日イライラしている」
    「職場の上司と性格が合わなくてつらい」
    「恋愛がうまく行かず苦しい」

    このような悩みや苦しみは、
    「他人」が生み出しているのではありません。
    家族、職場の上司、恋愛相手は単なるきっかけに過ぎず、
    その結果、生じた苦しい感情は、すべて「自分の心」が
    出どころになっているのです。

    私たちは誰もが、他人に対して
    「わかってくれるはずだ」
    「こう思っているに違いない」
    「きっと○○してくれるだろう」
    などといった、自分本位の期待や思い込み、妄想をしています。
    それが叶えられない、自分の思い通りにならないことで、
    怒りや悲しみなど、さまざまな負の感情が生まれてしまいます。

    逆に、そういった思い込みや妄想の壁を乗り超え、
    心の中から取り外していくことができれば、
    あらゆる悩みを手放していくことができるのです。

    本書では、長年にわたり数多くの人々の悩みや
    苦しみと向き合ってきた禅僧である著者が、
    仏教の思考法に基づき、
    自分の心との向き合い方、
    負の感情の手放し方をお伝えしていきます。

    怒り、悲しみ、不安、嫉妬、後悔─。
    あなたを苦しめるネガティブな感情との向き合い方、
    上手な手放し方を身につけることができれば、
    楽しい、嬉しい、幸せな気持ちになれる瞬間が
    どんどん増えていくはずです。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    人気エッセイスト・松浦弥太郎が初めて綴る、結婚と恋愛のエッセンシャル。迷ったときも泣いたときも、考えたいときも、ふたりでいることが幸せでたまらないときも、ひとりでもふたりでも、繰り返し読んでください。心をつなぐ愛の知恵をあなたに贈ります。パートナーシップの永遠のバイブル。
  • 世界初の長編小説『源氏物語』。名前はもちろん知っているけれど全編通して読んだことがない、内容はよくわからないという人も少なくないのでは? そんなあなたのために恋愛エッセイの名手が、五十四帖にもわたる壮大な物語をわかりやすく現代語訳しました。これ一冊で『源氏物語』がすらすら読めて、まるっとわかる! 大河ドラマのお供にも、受験にもおススメの平安恋愛エンターテインメントの入門書。
  • ひとりで生きていこうと決めたのにーーーバツイチで恋愛を禁じた男と結婚願望の無い女が出会ったーーー現在カナダに暮らす作者による夫とのユーモラスな過去を赤裸々に描いた完全実話。
    全30P、書き下ろし収録。
    noteで10万ビューを突破した人気作。
  • 激甘イケメン×純粋フツメン×俺様系元カレ。甘くて苦い三角関係…!

    pixivで大人気の男子高校生BLコミックが、全ページ加筆修正
    そして今まで描かれなかった、"涼也が咲夜に恋心を抱いた理由"を描き下ろしに加え、ついに待望の書籍化!!!!!

    恋人に振られ傷つく咲夜。
    そんな時、学校一のイケメン涼也に
    「付き合う練習しませんか?」
    と言われお試しで付き合うことに。

    戸惑いながらも涼也の優しさに惹かれていく咲夜。
    順調に付き合いを重ねる二人だが、咲夜の元カレ高遠が動き出して…!?

    涼也の元カノも現れ重なる事件に、咲夜と涼也の「お試し恋」の行方は!?

    【電子特典:描き下ろしマンガ付き】
  • 本気の不倫の方がまだマシだった―!? 夫は娘のためのお金を【パパ活】に使っています―。

    主婦のミヤコは、小学5年生の娘を育てながら働いている。夫は昔はイケメンだったものの、今では見る影もないだたのおじさんに……。
    ある日、夫のスーツのポケットから娘のための貯金が引き落とされているのを発見。
    こっそり調べていくと、スマホにはいくつもの浮気の証拠が。なんと夫は【パパ活】にいそしんでいた……! 
    一度は反省し夫はパパ活をやめたかと思いきや、娘に現場を見られ2度目が発覚。
    ひとまわり以上年下の若い女に一時の感情で家族のお金を使うなんて……。
    夫にもパパ活している若い女にもぎゃふんと言わせたい! ミヤコはどんな決断を下すのかー。
  • 【電子版限定特典として、紙書籍版では未掲載の撮り下ろしカット6点を収録!】

    セクシー女優で人気インフルエンサーの〝希島あいり〟が初恋、初体験、AVデビューなど、リアルな「性」を語るドキュメントノベル。グラビアとオーディオブックも同時収録。
    ※電子版の特典カットは巻末に収録しています。
    ※オーディオブックはコンテンツ内のQRコードより音声コンテンツにアクセスいただけます。
  • いびつで格好悪くて、まるで幻のような、かけがえのない、あの日々。

    高校2年の春、摂食障害で体調を崩した私は、精神科病棟へ入院した。私物は没収され、家族とも会えない空間で、私は同じ病棟で生活する人々と出会う。
    それまでの人生が一変するような絶望のなかで、少女は何を感じ、どのように再び前を向くのか。
    話題作『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の作者が自身の経験をモデルに挑む、困難と希望を描くセミフィクション。

    【あらすじ】高校2年生の春、加藤ミモリは摂食障害で精神科病棟へ入院した。スマホなどの私物は没収され、家族とも会えない外部と遮断された空間で、自由にベッドから降りることすら禁じられた病棟での日々。ミモリは新しい環境に戸惑い、悲嘆に暮れながらも、やがて同じ病棟で生活を送る人々と交流するようになる。いつも廊下で倒れている人、一言も喋らない人、手が赤くなるまで消毒をする人、いつから入院しているのか謎の人、そして自分と同じ病気を持つ人……一風変わった入院患者たちの存在は、いつしかミモリの気持ちに変化を促していくのだった。

    【解説】
    松本俊彦(精神科医)

    【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
    「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     父が消えた理由について、信次はすこしずつ周囲の噂を知るようになった。正確に言えば父は消えたのではなく「死んだ」のだが、信次はそういう言葉を遣いたくなった。「警察では、わからなかったそうだ」村の誰かがそんな話をした。何かが父を奪ったのだとわかる年齢になってきた。その何かが誰なのかというより、どうしてそんなことをしたのかを知りたかった。(「赤い竹蜻蛉」より)
     昭和の古いおもちゃを題材に、少年の成長を葛藤を描く。十篇のファンタジック・ロマンを収録した作品集。

    *赤い竹蜻蛉
    *蒼い喧嘩凧
    *星空の缶蹴り
    *淡い影絵
    *白い日光写真
    *燃え尽きた逆さ面
    *ぱっちん
    *永久影踏み
    *だるまさんが転んだ
    *遠い糸電話

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  中学校の絵画部で一緒だった小西繁夫と、夕暮れの渋谷で偶然出会った。こいつはたしか死んだんじゃなかったのか。いや、記憶が交錯しているようだ。個展の招待状をもらったので何気なく足を運ぶと、屈強な男たちに取り囲まれ、拉致・監禁されてしまう。そして小西は私からあらゆるものを?奪した。退職、戸籍抹消、住居の撤退。そういうことを確かにやったと信じるには、この部屋の完璧さを見れば充分だった。彼は、あるいは彼らは、冗談や遊びなどではないのだろう。私はこの空間から出られるのか、元の社会に復帰できるのだろうか……。
     どこか見知らぬ地下空間へ連れ去られ、自分を見失った男による再生の物語。長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     少年は工場のほうへ歩いていった。もうあたりは真っ暗になって、ところどころに立っている水銀灯の明かりが、工場と空き地を照らしている。闇のなかに、キリンの巨大なシルエットが見えた。少年は立ち止まった。キリンが気がついて近寄ってきた。ゆらゆらと、大きなシルエットが揺れながら近づいてくる。だめだ。近寄って来ちゃいけない。犬だって猫の子だって、見かけたらすぐに、そこを離れなきゃいけないんだ。近寄ったり触ったりすれば、絶対に離れられなくなる。(「飼育する少年」より)
     思春期の少年たちを待ち受ける深い淵、邪悪な穴、試練の丘とは。独特の世界観に彩られた短篇小説集。

    *飼育する少年
    *夜の遮断機
    *首市場
    *地下室の声
    *メメリン広場
    *僕の細道
    *月夜の少年兵
    *飛ぶ棒
    *初恋監視センター
    *漂流譚
    *路爺退治
    *旅風船
    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     以前勤めていた広告代理店から依頼された大仕事、それは世界的マジシャン「ブルー」を日本に招聘することだった。生い立ちも正確な年齢も、すべてが謎に包まれた存在。世界中の誰もが知っている人物なのに、ステージ以外での彼の素顔を見た者はいない。なんとか彼との接触に成功した僕だったが、少し高音の混じったその声は、どこかで聞いたことのあるように思えた……。長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

    「……かまいません。どうぞ、お持ちになって行ってください」女は決心したようにそう言って、時計と岡崎を見くらべた。「大切にしていた時計なのですが、あなたになら。……似てるんです」「え? 誰が、誰にですか」口に出してから、無粋なことを言ったと、彼は悔やんだ。女はもう、壁の時計のところに立っている。時計の針は全速力でまわっていたが、女がそれを取り上げると、その回転がぴたりととまった。持ち上げたはずみで、ぜんまいが切れたか、歯車でもはずれたのだろう。(「枕時計の女」より)
     記憶の時空を越え、出会った男女の淡き交わりを紡ぐ十二の短篇小説を収録。

    *枕時計の女
    *鳥を捜す女
    *卒業しなかった女
    *蜩になった女
    *カモシカを追う女
    *糸桜の女
    *黒百合を食べた女
    *浜茶屋に来た女
    *露天風呂にいた女
    *喫煙室の女
    *飛翔する女
    *地下鉄の女

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     子供たちは広場に集まっていつも星間ロケットをつくっている。その最新式のロケットが今日、完成したらしい。「乗る順番を決めようとしただけじゃないか」アルマジロの次郎吉は口先をとがらせている。その言葉にアキラはいっそう腹を立てて、空中でハサミをかちかちと鳴らした。「決め方が問題なんだよ」「だから、じゃんけんで……」「こいつう!」争いの原因がだいたいわかった。つまりアキラは蟹だからハサミしか出せない。じゃんけんなんかしたら負けるに決まっている。(「蟹座じゃんけん」より)
     十二種の星座をテーマにした摩訶不思議なストーリー。短篇小説集。

    第一話 山羊座通信
    第二話 水瓶座日記
    第三話 魚座システム
    第四話 牡羊座新聞
    第五話 牡牛座特急
    第六話 双子座ファンクラブ
    第七話 蟹座じゃんけん
    第八話 獅子座レース
    第九話 乙女座伝言板
    第十話 天秤座からくり
    第十一話 蠍座カレンダー
    第十二話 射手座大戦争

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     あのかたちを忘れはしない。校舎の時計塔の上に取り付けられて、風が来る方向を毎日眺めていた、あの風見鶏だ。学校が帰ってきた。二十年前、ダムの底に沈んだはずのあの学校が……。ダッチン、デミ、嶋本、テンドン、ナルカン、そしてトミー。これが当時、遠原村の小中学校をあわせた全校生徒だった。村役場の観光課職員として一人故郷に残っていたナルカンこと成島は、懐かしい顔に会うために同窓会合宿を計画した。しかし思い出は常に美化される。六人の子供たちは、本当に仲が良かっただろうか。思いだそうとするが、まったくわからなかった。遠い昔のことだ、親友も敵も、ごっちゃになって記憶の底に泥のように沈んでいた……。
     過疎化した村の廃学校で語られる、少年少女たちの“忘れられた約束”とは。ホラー・ファンタジー長篇。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 話題作『母』の刊行から2年。50歳になった青木さやかが、等身大の自分を率直に綴った書き下ろしエッセイ集。団塊ジュニアとして生まれ、競争が当たり前と思って生きてきたけれど、もう50歳。おばさんタレントの居場所について。バツイチ、シングルマザー、50歳目前での失恋と失意の日々。癌サバイバーで、パニック症も抱えているけれど、「反省道」を自分に課して、「はじまりの音しか聞こえない」!と言おう。
  • 浅倉秋成推薦! ちくしょう。ちゃんとオモれぇじゃねぇか。

    芸人としての面白さが、コント師としての繊細さが、こんなにも小説に生きるか!

    笑いあり、涙あり、恋愛あり!サスペンスも!?
    童貞説教男と不倫女、殺意を抱いた妻が繰り広げる痛快エンタメが誕生!
    YouTubeチャンネル登録者100万人超え!
    コント職人・レインボージャンボたかおがユーモアとペーソス、情熱を詰め込んだ珠玉のデビュー作。

    【構成】
    第1章 家まで来たのにその気がない女に説教をする男
    第2章 今日、旦那を殺す事にした女
    第3章 不倫していることで成長していると思っている女
    第4章 ハプニングバーでオレンジデイズくらい青春してる友人
    最終章

    【一部抜粋】
    俺はもうすぐ死ぬ。
    全ては自分が招いた事だから。
    仕方がないんだ。それはいい。
    ただ俺の目の前の最高にいい女が涙を流している。
    それだけが申し訳ない。
    俺は指で涙を拭ってあげたかったけど、その気力ももうなかった。
  • Instagramに掲載中のエッセイ漫画を電子書籍化!

    元カノとの別れ話で言われた衝撃の一言
    「アオバは…多分 他の人とエッチした方が…楽しい、よね…」

    レズビアンのアオバは、性癖をこじらせていた。
    性癖の一つや二つなんてみんなあると思っていたけど、どうやら自分は少数派らしい。

    そんなときにクラブで出会ったレイという女性。
    友達候補だと思っていたけど、まさかの「アオバくんとキスしたい」と言われて…!?

    同性カップルの"癖強なれそめ"本です!
  • 二十八歳のみのりは、コンビニチェーンでカップスイーツの商品開発を担当している。故郷をはなれて、東京で働くこと。希望していたスイーツ開発の仕事。忘れられない恋の終わり。自分で選んだことのはずなのに、なにか満たされないのは、なぜ――?悩みながらも、「点」をつなぐように選択を重ねていく静かな日々。著者初の仕事小説が、待望の文庫化。(巻末対談・加藤千恵×村田沙耶香)
  •  享保十三年、第八代征夷大将軍・徳川吉宗が招聘したのは、巨大な「象」であった。海を越えてはるばる旅をしてきた象は、長崎の港に着いたのち、陸路、徒歩で江戸城に向かう。多くの人間を引き連れた象の行く先々は、珍獣を一目見ようとする見物人であふれかえり、さまざまな人間模様を見せる……。史実を元にファンタジックに描かれた連作短篇時代小説。

    *わらしべの唄
    *獺祭の湊
    *象鳴き坂
    *半鐘さん
    *マン・オン・ザ・ムーン
    *千日手の解法
    *エピローグ 象を引く

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     施設から引き取られ、食品メーカー社長の御曹司となった武藤英行。彼は義父母には馴染めず、家族というものに価値を見いだせなかった。金銭さえあれば自尊心も家庭も、生きるために不可欠なものだとはどうしても思えなかった。英行は大学を卒業すると同時に家出同然でアメリカへ留学、勝つためのゲーム理論を身につける。ラスベガスのカジノで知り合った相棒と共に帰国すると、義父の経営する会社は大きく傾いていた。閉鎖的な同族経営に反発があった英行は、義理人情を切り捨ててあくまでもドライに会社再建に手を貸すことにした……。長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     フリーランスのデザイナー、カメラマン、ルポライター。気の合う者同士が寄り集まって仕事場にしていた「鮮酔館」。各メンバーの仕事に関与しない。集団としての活動は原則として行わない、あくまでもフリーの集まりだ。だが、いつまでも俺たちは若くない。大きな仕事は個人には発注されない。日本の税制は個人には不利に出来ている。このままではジリ貧になっていくだけだ。メンバーの一人が入院したことをきっかけに会社組織にしようと決心し、成り行きで代表取締役を務めることになった森田だったが、法人を作るなんて初めてのこと。戸惑いながら実際に会社経営を始めてみると、あれやこれやとトラブルが襲いかかってきて……。経営者の苦難と人間関係をユーモラスに描いた長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     暴走族「狩人」の頭をしている妹尾樹林は、無菌の町タヒチで生まれた。塵も細菌もウイルスも漂っていない、病気も犯罪もない町。二万数千人が暮らしているこの実験都市は、ドーム型のエアウォールで覆われており、生活のすべてがコンピュータに管理されている。タヒチでは、誰がいまどこにいるか、何をどこでいくつ買ったかを中央機構が把握し、たとえばもし屋外で強い臭いのするものを飲食すれば直ちに環境局が飛んできて、罰金か、さもなければ拉致されてしまう。だが、この実験都市が生まれた本当の理由を誰も知らない。ドームは明らかに人為的なものだ。誰が、何のために? 完全無菌の世界から解放されて「外」へ出てみたい……。ある日、B25地区に幽霊が出るという噂が立った。ブルーの服を着た髪の長い幽霊だという。その正体を暴いてやろうと、樹林はワープと呼ばれる二輪駆動機に跨がった……。
     近未来ディストピア社会を描いたSF長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
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    94年に初版刊行、8万部を超えるベストセラーとなった『きみのこと好きだよ』が、かわいい絵本になって帰ってきました!
    「謝れないでいるうちに/ますます謝れなくなって/どんどん意固地になっていく/そんなきみがとっても好きだよ」など、恋人や友だちにそっと伝えたいメッセージが詰まった一冊。落合恵さんによる素敵なイラストは、ちょっぴり懐かしく、やさしい気持ちにさせてくれます。あなたの大切な人への贈り物にもどうぞ
    (※本書は2004/06/01に発売された書籍を電子化したものです)
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    つらいとき、迷ったとき、わたしを励ましてくれた「ひとこと」。あなたもきっと勇気づけられます。読者から寄せられた珠玉の107編。「強いってことは、泣かないことじゃない。泣いても、また笑えること」「挫折じゃなくて、方向転換」etc…。
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    読者投稿から厳選した、恋の達人(?)たちが教える素敵な恋の育て方130選。
    恋する乙女必読、男子禁制の1冊です。


    RULE 001 昔の男は美化される。
    RULE 002 タイプじゃない男友達も大切にする。
    RULE 003 ほめてほめて、ほめまくれ!
    RULE 004 男は、追うと逃げる。放っておくと、ゴムバンドのように跳ね返ってくる。
    RULE 005 餌のやりすぎは禁物。
    RULE 006 押して押して押し倒す!
    RULE 007 引き際が肝心。
    RULE 008 女は恋をするとキレイになる、男は恋をするとダメになる。
    RULE 009 ホレたら最後、ホレさせろ。(こちらは2000年12月4日に発売された書籍を電子化したものです)
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     あれは夢だったのだろうか。変電所点検の仕事で秋田を訪れた生田俊彦は、吹雪の夜に遭難、雪原で見知らぬ女に出会い、そして体を重ねた。「黙って。何も話してはなりません。話せば、愛は枯れてしまいます」その美しい女はそう言って姿を消した。あれは寒さで疲労した脳が生み出した悪夢のはずだ。だが、病院で目覚めた生田の目の前にいた看護婦は、彼女に瓜二つだった……。謎めいた女の幻影に惑わされる男を描いた長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  液晶画面の中で育てるペット、電子猫は大ヒットした。『天使猫』という愛称で呼ばれるようになってテレビCMにも登場した。だがあの猫は、いつかは死ぬ。不摂生をすれば肥満にもなるし、病気にもなる。エサをやらなければ、飢える。それに、電子猫には老衰による自然死がプログラムに組みこまれているのだ。開発者であるサムは、その条件だけは譲らなかった。こうして電子猫は人間社会に大きな影響を与えたが、サムにはさらなる構想があった。誰にも明かさず、彼が密かに開発を進めていた「実験」とは……。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  ついに僕は、ドードー鳥の飼育係に選ばれるという幸運に恵まれた。ドードー鳥は十七世紀に乱獲のため絶滅している。絶滅した鳥を飼育するのは名誉でもあるけれど、とても難しいことらしい。僕は二十四時間態勢で動物園に泊まり込み、がらんとしているドードー舎の監視を始めた。だが鳥が見えなければ、ただの空き地の管理者みたいじゃないか。いつかは見えるようになる、同僚のナオミが言った言葉を信じる以外になかった……。
     摩訶不思議で不条理でハートフルな9つの物語を収録した短篇小説集。

    *ドードー鳥の飼育
    *東京フラミンゴ
    *箱女システム
    *A級ハムサンド
    *穴
    *ぽ・先生
    *無人駅長
    *時間喰い(タイムイーター)
    *眠れない街

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     夕海子は、寒くなるとその名簿をひらく。名簿からランダムに選んで、その一人に電話をかける。家を訪ねていく。そして、泊めてくれないかと頼む。それが行き詰まったとき、夕海子は最後の手段に出る。彼女を暖かな場所に連れ戻してくれる最後の脱出装置は、いつも抱えている黒いボストンバッグの底にある……。長篇サスペンス。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  •  あそこへ行けば、彼女に会える。ふと、そんな気がして私はその火のほうへ歩み寄るように、一歩海へ近づいた。足元を波が洗っている。かまわずに、そのままゆっくりと海のなかへ入って行った。黒の革靴が塩水に浸っていく。海上の火は暖かく、さらに大きくなり、私を誘惑するように、ちらちらと燃えている。そのとき私は、この恋路海岸にまつわる伝説を思いだした。それは、悲恋の物語だった。(「遠い火」より)
     富山・石川・福井、北陸地方の民話・伝承をベースにして新しく生まれ変わった現代民話、三十篇を収録。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     僕は異母兄妹である京子と同居している。性的な関係はないが愛し合っているから、同時に妻だとも言える。その彼女が突然、家出をした。冷蔵庫の中に「さよなら」という手紙を残して。出ていった理由もわからず困惑した僕は、京子を追う手がかりを得るため、十六年も会っていない父親を捜すことにした……。
     次々に明らかになる二人の出生の秘密。社会規範から外れた兄と妹の恋愛は果たして成就するのか。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。

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