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『ノンフィクション、晶文社、1円~(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~27件目/全27件

  • 全員、嘘つき。空前の偽情報[ガセネタ]が世界を揺るがす!
    裏切り、寝返り、嘘と罠。欲望渦巻く<情報[ネタ]>の世界。
    諜報とジャーナリズムが融合し、情報を操作する時代の舞台裏を鮮やかに描く、
    衝撃のノンフィクション。

    【佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)、推薦!】
    本来、国家のために用いられる技法を身に付けたインテリジェンス・オフィサー
    (スパイ)が金儲けに走り民間諜報員となり、マスメディアと結託することで、
    世の中に多大な害悪を与えている実態を明らかにした傑作。
    情報の世界の現在を知るための必読書。

    【目次】
    プロローグ:スティールを追え
    第1章:レンタル・ジャーナリズム
    第2章:ラップダンス・アイランド
    第3章:オポジット・リサーチ
    第4章:ロンドン情報取引所
    第5章:バッド・ブラッド
    第6章:株ウクライナの明日
    第7章:六番テーブル
    第8章:グレントラージュ
    第9章:放尿テープ
    第10章:発覚、エピソード1
    第11章:発覚、エピソード2
    第12章:トロイア戦争
    第13章:ロックスター
    第14章:エピソード1:「二重スパイ」
    第15章:ピカピカ光るもの
    第16章:ナタリアとのディナー
    第17章:情報収集屋
    あとがき
    ソースについて
  • 初のフランス・ジャズの全貌

    ロックの種子は、欧州にいつ播かれたのかとい問いに、偉大なロック・ミュージシャンは次のように答えている。
    「20世紀初頭、ジャズがパリに入ってきた。それがすべてだ」
    村上龍さん推薦!

    フランスにおいて異質の音楽として出発したジャズが、どのように受容・発展・普及したか、そしてどのように、20世紀のフランスと世界の芸術と文化の王道を歩んだか。自身の体験と取材によって、「音楽と人間」、その栄光と悲しみのすべてを記す。

    【目次より】
    〔第一部〕 ジャズの都パリの誕生
    ジャズ到来/サルヴァドールをめぐって/エディット・ピアフの恋/美輪明宏との対話/プルーストの決闘騒ぎ/ジャン・コクトー/『パラード』の衝撃/魔都ベルリン/ジョセフィン・ベーカーの死/武満徹/岡本太郎 ほか
    〔第二部〕 ジャンゴ・ラインハルトとボリス・ヴィアンのパリ
    ルイ・アームストロングを知る/ジャンゴ・ラインハルト神話へ/占領下のスウィング・ジャズ/ボリス・ヴィアンとパリ解放/ビックス・バイダーベック、村上春樹/ボーヴォワールと『うたかたの日々』/パリのカフェ、ヘミングウェイ/グレコとの邂逅/デューク・エリントンのパリ/ミシェル・ルグランのジャズ ほか
    〔第三部〕 パリの空の下ジャズは流れる
    大江健三郎、バド・パウエル、セロニアス・モンク/サルトルの葬儀/ゲンスブール親子/フランソワーズ・アルヌールとの邂逅/マイルス・デイヴィスのパリ/『死刑台のエレベーター』とルイ・マル監督/モーリス・ロネの死/アーチー・シェップよさらば/キース・ジャレット/ビル・エヴァンス/オーネット・コールマン/パット・メセニー/ミルト・ジャクソン、ジョン・ルイス ほか
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    Twitterフォロワー数40万超!!! BBC、ロイター、ワシントンポストなど海外メディアでも話題沸騰!
    2022年度版の珠玉の「報告」をお届け。

    コロナ禍を経て、再び注目を集める「レンタルなんもしない人」の
    なんもしなかった依頼話を総まとめ。
    ちょっと斜めに、やっぱり不思議で、なんだかほっこり、ところが切ない、
    本当にあった日々の出来事を独自の感性で切り取った、少し奇妙な現代史。

    【2022年度のなんもしなかった話】
    1月:レンタルなんもしない人ってまだ生きてるの?
    2月:今日依頼ないの?
      3月:旦那さんのちんちん触らなかった
    4月:私は全然楽しくないです
    5月:父も喜ぶだろうと思いました
    6月:キャンペーン実施中
    7月:どうぞ。無職の一万円
    8月:敷居は低くあってほしい
    9月:東京こえ~
    10月:これでうちの子存在してますよね
    11月:一緒に歩いてほしい
    12月:ねえレンタルさんきいて! わたしがんになったの!
  • AIが人の仕事を作る世界。
    超高速で拡大する「ギグワーク」の最暗部をえぐる渾身のルポルタージュ。

    Amazon、Google、Microsoft、Uber。
    大企業が提供する自動化(オートメーション)された
    サービスの裏側に潜む、数えきれない「見えない労働者」の
    存在と実情とは。

    【文化人類学者×コンピューター社会学者】
    が新しい局面へと突入した、「労働」の変化をリアルに伝える。

    アメリカ人の推定8パーセントが「ゴーストワーク」で少なくとも一度は働いたことが
    あり、その数はますます増え続けている。
     彼らは通常、これまでの「仕事」において法で定められている最低収入よりも少なく、
    健康上の利点はなく、理由を問わずいつでも解雇されてしまう。この種の「仕事」を管理
    する労働法はまだなく、これらの末日の組立ラインは、驚くほど多様な範囲の労働者を引
    き込んでいる――お金に急いている若いシングルマザー、早期退職を余儀なくされた専門
    家、就職に失敗したものたち。彼らは過労と過少賃金に日々苦しんでいる。
    情報化が進み機械化が進むにつれて増大が予想される「見えない労働者」をどう考える
    か。雇用主、労働者、そして社会がこの新しい種類の仕事とそれに携わる人々についてで
    きることとは何か。

    【目次】
    序 機械の中の幽霊
    第1部:自動化のラストマイルのパラドックス 
     第1章:ループ(作業工程)の中の人間たち 
     第2章:出来高払いの仕事からアウトソーシングへ
      ――自動化のラストマイルの略史 
    第2部:苛酷な仕事 
     第3章:アルゴリズムの残虐とゴーストワークの隠れたコスト 
     第4章:お金(以上のもの)のために熱心に働く 
    第3部:ロボットにやり返す 
     第5章:見ず知らずの人の優しさと協同の力
     第6章:ダブルボトムライン
    結論:目下の課題 

    謝辞
    方法に関する付録
    註一覧
    解説:彼らは幽霊じゃない 成田悠輔
  • ロードサイドにモスク建立?! 地方都市で暮らす在日ムスリムたちを追った、笑いと団結、そして祈りのルポタージュ

    日本で暮らす移民は増え続けている。香川県には、2022年時点で約800人のインドネシア系ムスリムからなるコミュニティーが存在するが、信仰のための施設《モスク》はまだない。 信仰にとってモスクとはどのような存在なのか? そもそもイスラム教とはどのようなものなのか? モスク建立に奔走する長渕剛好きのインドネシア人フィカルさんとの出会いから、著者は祖国を離れ地方都市で暮らす彼らのコミュニティーに深く関わるようになっていく──。

    目次
    プロローグ
    第1話 出会いと介入 和室に響き渡るムスリムの祈り
    第2話 ゆめタウン、フードコート集合 寄付活動に密着
    第3話 義理と人情の男 フィカルの波乱の人生
    第4話 物件探しに見るフィカルさんのトラウマ
    第5話 混迷の物件探し 差別と偏見のリアル
    第6話 技能実習生とモスク 弟分のためのフィカルのカチコミ
    第7話 モスク完成が目前に! 突然現れた、謎の富豪ムスリム
    第8話 パンデミックが炙り出すムスリムの絆
    第9話 危うい計画 無謀な挑戦の行方
    第10話 突然翻られたパートナーの反旗
    第11話 多様性の意義 ムスリムの世界観に救われる
    第12話 娘たちへの不安
    第13話 快進撃前夜 動画制作、涙の演奏会
    第14話 ついに始動、インドネシア人コミュニティーの底力
    第15話 70人のバス旅行 消えた友人と、私がムスリムを追う理由
    第16話 モスク完成と聖なる出発点
  • 「あの人たち」の権利を守り、「私たち」と「あの人たち」の死を同じように扱うことが、私たちの挑戦だった――(本文より)

    いまも昔も、世界中のあらゆる国々で、「身元不明の遺体」が発見されてるが、その多くの身元を特定されない。身元不明者が移民・難民である場合、その遺体を「放っておけ」と言う人々がいる。それはなぜか?
    イタリア(ヨーロッパ諸国)には、領海内で遭難した外国人の身元特定にかかわる法律が存在しなかったが、法医学者である著者は仲間たちと協力し、ヨーロッパではじめて移民遭難者向けデータバンクの創設に取り組む。
    近しい人の身元がわからず、藁にもすがる思いでときには親族のDNA(髪の毛や爪、唾液など)を携え、著者のもとへ訪れる人々たちの怒り、慟哭、悲痛。そして「ここに来てよかった」という言葉。数字としてまとめられる身元不明の遺体、「顔のない遭難者たち」の背後にも、それぞれの名前と物語がある。遺された人が死と向き合うため尽力し続ける人々の法医学ノンフィクション。

    「死者の身元を特定したいという願いは太古から続く欲求である。あの人はもう生きていないのだと納得し、その上で死者を埋葬したり、あるいはせめて、最期に丁寧に身なりを整えてやったりするためには、遺体そのものに触れる行為が必要不可欠となる」(第1章「二〇一三年十月 死者に名前を与えること」)

    「では、なぜ、死んだのが「あの外国人(移民)たち」である場合は、抵抗なく受け入れてしまうのか? なぜ、このような事態を放置したまま、なにも行動を起こさないのか?」(第2章「『あの人たち』の死を、『私たち』の死と同じように」)

    「『移民の遺体にたいしては、ほかの遺体(この場合、要するに、欧米人の遺体)にたいしてささげられるのと同じ努力を注ぐ必要はない』。見知らぬ誰かが、自分たちにことわりもなく勝手にこんな決定を下しているという事実を、移民の遺族は従順に受け入れてきた。遺族の頭のなかで、こうした現実がどのように解釈されているのか、私はどうにか想像しようとした」(「第4章 最初の同定 『ここに来てよかった』」)

    目次
    第1章 二〇一三年十月 死者に名前を与えること
    第2章 「あの人たち」の死を、「私たち」の死と同じように
    第3章 ランペドゥーザの挑戦 見いだすには、まず求めよ
    第4章 最初の同定 「ここに来てよかった」
    第5章 「故郷の土を、肌身離さずもっているんです」
    第6章 メリッリ 海辺の霊安室
    第7章 バルコーネ 死者は生者よりも雄弁である
    最8章 最終幕 あるいは、第一幕の終わり
    訳者あとがき
    文献案内
  • 本邦初! オーストラリアにすむ、可愛すぎる謎のモフモフ動物
    「ウォンバット」の秘密と魅力を、日本で一番詳しい研究者が徹底紹介!

    足:速い!時速40kmで走る。
    お尻:めっちゃ硬い。これで肉食獣を撃退!
    魅力:とにかく可愛い。

    ある日は泥んこになりながらウォンバットを追いかけ、
    またある日は複数のウォンバットを一度に抱っこし、
    そしてある日は病気に罹ったウォンバットを治療する。

    高校卒業後、すぐにオーストラリアの大自然へ旅立った
    「ウォンバットまみれ」の日々を過ごす著者とともに
    森や草原を探索する「紙上フィールドワーク」!
  • 臨床試験で女性が排除される、コロナ禍でマイノリティの人々が受ける影響、アメリカで中絶の権利が争点になる理由は

    著者がアメリカで出産したとき、彼女は死にかけた。痛み止めが効いていないと訴えても無視された。痛みを証明するために手術台まで歩くように言われた。
    彼女はこの医療トラウマ体験をきっかけに、女性の痛み、特に有色人種の訴えがまともに受け止められない事実を、
    あらゆるデータ、記事、証言をもとに執筆した。
    さらにコロナ禍で女性、マイノリティの人々が受けた甚大な影響も考察する。
    初期設定が男性になっている現状は、医療ケアにおいても例外ではない。
    「女の痛み」が軽視されている事実と、医療ケアにおける性差別・人種差別に切り込むノンフィクション。

    「女性の痛みという概念が、世界中でどのように捉えられ、管理され、考えられているかを見れば、それは常に男性や『文化』によって定義されてきたことがわかる。多くの社会では男性による支配が続いていることから、女性の痛みや苦しみに対する世界の認識は、女性ではなく、男性によって確立されてきたのだ」(「日本の読者へ」より)

    「困惑させられたのは、『女性は自分の健康や身体について決めることができない』と、いまだに世間が思い込んでいる点だ」(5章「知られざる女性の身体」より)

    「私はできる限り、フェミニズムと平等主義を重んじる結婚生活を送っていた。そんな夫婦ですら、コロナは伝統的な男女の断層を露呈させた。ロックダウンで誰もが自宅で仕事をするようになれば、より稼ぎの多い人の仕事が優先されるようになる。気づけば夫は自宅のオフィスを占拠しており、私はやむをえず家庭という領域に追いやられた。まるで、1950年代の主婦みたいに」(5章「知られざる女性の身体」より)

    (目次)
    日本の読者へ
    本書に寄せて――ジェシカ・ヴァレンティ
    はじめに

    第1章 私が出会った最初のフェミニスト
    第2章 バングラデシュ女子、キャピトル・ヒルに立つ――アメリカでの中絶の権利をめぐる混沌
    第3章 気のせいにされる有色人種の女性の痛み
    第4章 見えない症状
    第5章 知られざる女性の身体
    第6章 コロナ禍で妊娠するということ
    第7章 代替手段の模索
    第8章 自分の体の声の一番の代弁者になるには
    第9章 自分の声を届ける

    おわりに
    謝辞
    訳者あとがき
    出典
  • ASD/ADHDの大学教員、コロナ禍を生き、ウクライナ侵攻下のウィーン、アウシュビッツを行く。日常と非日常が交差する、はてなきインナートリップの記録。

    10年ぶりにウィーンへ研究旅行に行くべく、羽田空港に赴いた著者を待っていたのは、出国許可がおりないというまさかの措置だった……。発達障害特性を持つ著者が、コロナ禍、ウクライナ侵攻の最中に、数々の苦難を乗り越え日本を出国し、ウィーンの研究者たちと交流し、ダヴォス、ベルリン、そしてアウシュヴィッツを訪問するまでの、めくるめく迷宮めぐりの記録。発達障害者には、日常もまた、非日常的な迷宮である。装丁・川名潤、装画・榎本マリコ。

    「障害があるということは、ふだんから被災しながら生きているようなものだ。著名人の誰かがそのような発言をしたと思うのだが、(…)僕はこの言葉に大いに首肯できる。僕たちの日常は、災難だらけなのだから。障害者とは日常的な被災者なのだ。もとから被災していて、それだけでも大変なのに、疫病が流行し、コロナ禍の時代が出現した。(…)精神疾患の当事者がコロナ禍を生き、戦争を身近で感じた日々のちょっとだけ稀有な記録。それが本書の内容だ。」(「はじめに」より)

    【目次】
    はじめに──大学教員と精神疾患

    第一章 コロナ禍時代の日常──京都にて
    自助グループを主宰する発達障害者
    基本、失敗の人生を生きている
    好評を博した『みんな水の中』
    「当事者研究」から「当事者批評」へ
    研究の快楽
    授業について
    食べもののこと
    「推し」に支えられて生きる

    第二章 出国できませんでした──羽田空港での洗礼
    いま海外って行けるんだ!
    夢見心地の朝
    大使館の窓口と格闘する
    書類は揃ったぞ!
    楽勝コースのはずだった
    出国失敗
    栗isうまい

    第三章 中途半端な時期──ふたたび京都にて
    立ちあがれ、オレよ
    頭木弘樹讃
    続・頭木弘樹讃
    まさかの鼻血大出血、出発日前日の不眠

    第四章 ウィーンとの合一──かつて帝都だった街で
    ウィーンを体になじませる
    中心街
    住居とマスク着用義務
    食と障害者モード
    グリーンパス狂想曲

    第五章 学ぶことを通じてのみ──教養体験、研究、外国語
    美術とガラクタ
    伝統音楽との戯れ
    研究生活
    「なろう系」としてのオーストリア語学習?

    第六章 旅行と戦争──戦時下のアウシュヴィッツ訪問
    各地への旅行(一) グラーツ、リンツ、ザルツブルク、インスブルック、クラーゲンフルト、ハルシュタット、メルク
    各地への旅行(二) ダヴォスとベルリン
    各地への旅行(三) ブラウナウ・アム・イン
    各地への旅行(四) アウシュヴィッツ/ビルケナウ
    帰国

    参考文献
  • オンライン投稿サイト「note」にて、20万PV突破!!!
    注目のノンフィクション・ノベル!

    僕は医師として、安楽死を世界から無くしたいと思っていた。

    安楽死を願った二人の若き患者と過ごし、そして別れたある夏に
    何が起こったか――。オランダ、ベルギーを筆頭に世界中で議論
    が巻き上がっている「安楽死制度」。その実態とは。
    緩和ケア医が全身で患者と向き合い、懸命に言葉を交し合った
    「生命(いのち)」の記録。

    オランダでは年間七〇〇〇人が安楽死を迎え、日本の世論でも
    国民の七割が賛成を表する「安楽死制度」。

    スイスに行く手続きを進めながら、それが叶わないなら緩和ケア病棟で
    薬を使って眠りたいと望んだ三〇代の女性。そして看護師になることを夢
    に、子供たちとの関わりの中で静かに死に向かっていった二〇代の男性。
    二人と過ごした日々を通して見えてきたものとは。

    写真家で多発性骨髄腫をかかえる幡野広志氏、
    世界中の安楽死の事例を取材して紹介した宮下洋一氏、
    そして精神科医の松本俊彦氏と、
    在宅で緩和ケアを行っている新城拓也氏との対談も収録。

    【目次】
    プロローグ
    ・吉田ユカからの電話

    1:止まってしまった心――吉田ユカの場合
    2:もう一人の安楽死――Yくんの場合
    3:暮らしの保健室
    ・看護という力
    ・死の色と雨
    4:スイスに行けない
    5:安楽死に対峙する、緩和ケアへの信頼と不信――幡野広志と会う
    ・幡野広志と吉田ユカ
    ・緩和ケアを信頼できない理由
    ・耐え難い苦痛とは何か
    6:安楽死の議論はやめたほうがいい――宮下洋一に会う
    ・パンクするスイスの現場
    ・流れ作業化する安楽死
    ・海外の安楽死システムは完全か
    7:命ではなく、希望を守りたい
    ・Yくんの右腕
    8:安心して死にたいと言える社会――松本俊彦に会う
    ・安楽死をしたい人に、安楽死で応えるべきなのか
    9:もし未来がわかったなら
    10:少し先の未来がつなぐもの
    ・緩和ケア病棟にて
    11:欲望を換金する――新城拓也に会う
    ・二極化する中での個人責任論
    ・鎮静についての考え方と予防的鎮静
    ・ノックされたら開けてしまう
    12:一〇日間の涙
    ・月曜日の憂鬱
    ・カンファレンスにて
    ・ラインを引く
    ・一〇日間

    エピローグ
    ・釧路の海に
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    【こちらも(実は)ドラマの原作です】
    なんもしなかった日々が――TVドラマ化
    主演は増田貴久さん!
    2020年4月より、
    テレビ東京ほかにて放送。

    今回も引き続きなんもしてません。

    首里城炎上、においをかいでほしい、亡くなったお祖父ちゃんの生家を一緒に探してほしい、
    「となりのトトロ」を歌うので聞いて欲しい、作ったご飯を食べてほしい、
    人に話せない自慢を聞いてほしい、惚気話を聞いてほしい、ダブルベッドに一緒に
    横になってほしい、降りられない駅に行ってほしい、アンドロイドの練習に付き合ってほしい、
    仏像になりたいので見守ってほしい、ヘルプマークを付けて外出するのに同行してほしい、
    呪いの人形と一晩過ごしてほしい……etc
    2019年2月から2020年1月のドラマ化決定までの約1年間に起こった出来事を
    時系列で紹介。

    様々な悩みや欲望とゼロ地点で交錯する日々を記す、現代の報告書。
  • 2,200(税込)
    著:
    エスターペレル
    訳:
    高月園子
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    不倫には家庭生活を一瞬で終わらせる破壊力がある。なのになぜ人は不倫をするのか?
    ひと昔前まで、結婚は家と家を結ぶ経済活動だった。だがこの数十年の間、結婚は、
    個人の契約、愛を土台とする。夫婦は互いに親友でもあり恋人でもあり、すべてを
    満たしあわないといけない。はたして、それは持続可能なのか。
    本書は膨大な数のカップルを世界中でみてきたセラピストが、夫婦という人間関係
    を真摯にみつめ、人間存在の謎と性の複雑さに切り込んでいる。

    誰かを愛したすべての人へ。逸脱から、人はなにを学ぶのか。
  • 最大10%還元 本のまとめ買いキャンペーン
    子どもを産まないと決めたが、ある日「1人ぐらい産んでおいたら?」と姉に言われ不安が止まらなくなった著者は、
    同じ選択をした17人の女性たちに会いに行くことにする。
    ある人は家族について、ある人は仕事について、ある人は韓国という社会について、
    彼女たちが語る「ママにはならない」理由に、一つとして同じものはなかった。
    出生率が「1」を切る現代の韓国で、子どもを持たずに生きる女性たちの悩みと幸せ。

    目次

    プロローグ
    インタビューに参加した人たち

    第1章「子なしで生きる」と100%確信して決めたのか?――自分の心と、「母性」について考えたこと
    誰もがママになりたいと思うものなのか?
    産むか産まないか、そう簡単には決められない
    妊娠や出産は人生をドラマチックにするための演出じゃない
    妊娠中絶について
    子どもが嫌いだから産まないのですか?
    ママになることへの恐れ
    ある日「マンマ・ミーア! 」を観ていて
    親にならないと大人になれないって?
    子なし人生のゆとり お金と時間はこう使う
    わが子の代わりに世界中の子どもに手を差し伸べる

    第2章 出産するのは私なのに、なぜ非出産はすべての人が納得しなければならないのか?――配偶者、両親、友人たちとの関係について
    配偶者とはどうやって合意しましたか?
    子どもがいないという理由で別れるなら
    結婚は四方からの攻撃だ! 義両親からの圧力
    結婚は四方からの攻撃だ! 実家の両親の期待
    避妊はどうしてますか?
    もし、男性が子どもを産めたなら…
    オー、わが甥っ子!
    猫を飼う嫁として生きること
    子どもがいてもいなくても いつだって友達でいられたら
    両親のせいなのかと聞かないでください
    あらゆる無礼とおせっかいのオンパレード
    「じゃあ、なんで結婚したの?」という質問に答える方法

    第3章 韓国でママになることは何を意味するのか――子なし女性の就職とキャリア、そして社会構造について
    子なし夫婦の家事分担
    「子どもを育てるために必要な金額」を計算してみたら…
    非出産がキャリアに及ぼす影響
    子なし女性と産休・育休
    子なし女性の求職が大変な理由
    地方で子なしで暮らすこと
    バラエティ番組で育児を学ばないように
    ノーキッズゾーンに行かない理由
    子なし夫婦のための政策は必要か?
    韓国で子どもを産みたい日はくるか?

    エピローグ
    訳者あとがき
  • 2,420(税込)
    著:
    島村一平
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    憤激の呪言(ライム)響く国。格差と抑圧に差し込む一筋の光とは。
    高級・高層ビルが乱立し、加速度的に情報化する都市を
    「感染するシャーマン現象」が侵食しているのはなぜか。

    人々の熱い息吹を伝える、現代モンゴルの素描たち。

    「排除/憑依/反抗」をキーワードに、
    いまだ知られざる現代モンゴルの深層を明らかにする。

    シャーマニズム、ヒップホップ、化身ラマ、民族衣装、
    そしてチンギス・ハーン。現代モンゴルを理解する上で
    欠かせない「貫く論理」をそれぞれの断片に見出す。

    グローバル化と呪術化の間で揺れ動くその姿とは。

    【目次】
    第1部 グローバル世界を呻吟する
    1:シャーマニズムという名の感染症
    2:地下資源に群がる精霊たち
    3:憤激のライム
    コラム あるマンホール・チルドレンとの出逢い
    第2部 社会主義のパラドクス
    4:秘教化したナショナリズム
    5:社会主義が/で創造した「民族の英雄」チンギス・ハーン
    6:呪術化する社会主義
    コラム:深夜の都市でボコられる
    第3部 連環する生と死
    7:シャーマニズム、ヒップホップ、口承文芸
    8:生まれ変わりの人類学
    コラム 古本屋のB兄
    第4部 民族文化のゆくえ
    9:コスプレ化する民族衣装
    10:“モンゴル化"する洋装と匈奴服の誕生
  • 汝、正義を追求すべし――「アメリカの宝」と呼ばれた連邦最高裁裁判官の仕事と人生。

    アメリカ連邦最高裁史上2人目の女性裁判官であり、2020年9月18日に87歳で亡くなるまでその任を務めたルース・ベイダー・ギンズバーグ。平等の実現に向けて闘う姿勢やユーモアのある発言で国中の尊敬と支持を集め、ポップ・カルチャーのアイコンとまでなった“RBG"の生涯と業績をたどる。
    1970年代に弁護士として関わった性差別をめぐる3つの裁判の記録と、連邦最高裁裁判官として4つの判決で書いた法廷意見や反対意見を自身のセレクトで収載。また、長いキャリアと家族生活について語った最晩年の対談と3つの講演を収めた。RBG最後の著作。

    目次

    はじめに――本書を読む前に(大林啓吾)
    序文
    謝辞
    イントロダクション

    第1章 ヘルマ・ヒル・ケイ記念講演
    ヘルマ・ヒル・ケイの思い出に
    (コラム01 ギンズバーグとアメリカ社会)
    対談
    (コラム02 ギンズバーグとハーバード)

    第2章 弁護士時代
    モーリッツ対内国歳入庁長官事件 控訴趣意書
    (コラム03 ギンズバーグと弁護士活動)
    フロンティエロ対リチャードソン判決 口頭弁論
    ワインバーガー対ワイゼンフェルド判決 口頭弁論
    (コラム04 ギンズバーグと教育活動・団体活動)

    第3章 連邦最高裁裁判官として
    ルース・ベイダー・ギンズバーグの連邦最高裁裁判官への指名について
    合衆国対バージニア州事件(1996年)
    法廷で読み上げられた声明
    法廷意見
    (コラム05 ギンズバーグと平等)
    レッドベター対グッドイヤー・タイヤ&ラバー会社判決(2007年)
    法廷で読み上げられた声明
    反対意見
    (コラム06 ギンズバーグと少数意見)
    シェルビー郡対ホルダー判決(2013年)
    法廷で読み上げられた声明
    反対意見
    (コラム07 ギンズバーグとリベラル)
    バーウェル対ホビーロビー・ストア判決(2014年)
    法廷で読み上げられた声明
    反対意見
    (コラム08 ギンズバーグと信教の自由・文化戦争)

    第4章 近年の講演
    ルイス・D・ブランダイスから学んだこと
    ジェネシス基金による生涯功績賞授賞式での講演
    帰化式典における講演
    (コラム09 ギンズバーグと家族)

    あとがき
    年表 ルース・ベイダー・ギンズバーグの生涯

    日本語版刊行に際して(水田宗子)
  • 2,090(税込)
    著:
    吉田悠軌
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    姑獲鳥、カシマ、口裂け女、テケテケ、八尺様、今田勇子――
    そのとき、赤い女が現れる。
    怪談から読み解く現代史。恐怖の向こう側にあるものとは。

    絶対に許せない人間の「悪」。
    深淵を覗き込んだ時、そこに映るものは何か。

    怪談の根源を追求する、吉田悠軌の探索記、その最前線へ。

    現代怪談に姿・形を変えながら綿々と現れ続ける
    「赤い女」。そのルーツとは。現代人の恐怖の源泉を
    見据えることで明らかになる「もう一つの現代史」。
    赤い女の系譜を辿りつつ、その他重要な現代怪談の
    トピックについても探索していく。

    浮かび上がる「ミッシングリンク」とは。

    【目次項目】
    ・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 secition1
    1:イタリア公園へ
    2:こんな晩
    3:ザシキワラシ
    [現代怪談の最前線]:歩く死体を追いかけろ!
    ・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section2
    4:現代怪談の幕開け
    5:夕焼けの人さらい
    付1:赤い女前史
    6:口裂けの系譜
    [現代怪談の最前線]:牛の首
    ・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section3
    7:子殺しの罪と罰――コインロッカーベイビーとしての「コトリバコ」
    8:欠損する下半身の意味するもの――カシマさん
    [現代怪談の最前線]:人面犬
    ・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section4
    9:「大流行」以前の口裂け女
    10:変容する口裂け女
    11:潜伏するカシマ・ウイルス
    付2:テケテケ
    [現代怪談の最前線]:岐阜ポルターガイスト団地
    ・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section5
    12:「感染」を拡大させる赤い女――アクサラ、泉の広場の赤い女
    13:「白い女」の系譜――サチコ、ひきこさん、八尺様
    14:産みなおし、生まれ返りを希求する存在たち
    付3:MOMOチャレンジ
    [現代怪談の最前線]:樹海村
    ・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section6
    15:なぜ多くの人々が「赤い服を着た大きな女」を見てしまうのか?
    16:怪談とはなにか、恐怖とはなにかを探ること

    おわりに
  • 1,760(税込)
    著:
    飯山陽
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    「アラブの春」で言われた「民主化」や「自由」は、私たちが通常思い浮かべる「民主化」や「自由」とはまったく違っていた!
    1歳になったばかりの娘を連れて、夫とともに「アラブの春」の只中にエジプトの首都カイロに降り立った著者。そこで体験した強烈な出来事、危険な事件の数々。
    ・運が悪ければ即死! 頭上からバルコニーが落ちてくる
    ・イスラム大物指導者から「おまえは全身恥だ」と言われる
    ・女性一人で街を歩けばセクハラの嵐
    ・異教徒は下級市民として人頭税を払わされる?
    ・エジプトのスラム街の悲惨な実態……
    「アラブの春」の渦中、独裁政権が倒れたあとの波乱万丈の日々を、持ち前のタフなメンタリティで生き延びた日本人女性イスラム研究者の日常を描く、ノンフィクション・エッセイ。混乱の時代に出会った人たちと、いつかどこかの空の下で再会できますように!

    【目次】
    1 娘と親友とサラフィー運転手
    2 ピラミッドを破壊せよ
    3 頭上注意
    4 バット餅
    5 出エジプト
    6 髪を隠す人、顔を隠す人
    7 ファラオの呪い
    8 エジプトのアルカイダ
    9 牛の腹
    10 ふたつの革命

    私が住んでいた2011年から2015年にかけてのエジプトは、政治、経済、社会、治安の全てが不安定で、あらゆる面において混乱していました。治安がいい時期というのはあまりなく、悪い状態が恒常化しており、時には極めて悪くなりました。爆弾テロや銃撃、誘拐などが頻発する時期もありました。自宅の近所を含め、カイロ市内で毎日数回これらの事件が発生するようになると、私は被害にあうのを避けるために極力外出を控え、「家にいる」ようになりました。(本文より)
  • 「殺し合いを今すぐやめなきゃならない。子供たちを救うんだ」
    父を知らずに育った男たちが親になるとき――。
    貧困、差別、暴力を超えて繋がる男たちのドキュメント

    ロサンゼルス南部の街ワッツは、ギャング抗争が頻繁に起こるスラム街。
    死ととなり合わせの暴力やドラッグ汚染、警官の虐待行為が男たちを捕らえ、
    父から子、子から孫へと連鎖していく。

    人類学者でソーシャルワーカーの著者は、元ギャングメンバーに頼まれて、
    子供をもつ男性たちの自助グループを運営。
    毎週水曜日の夜、会合には十代の少年から中年層までが集まり、
    語り合いながらともに「父になること」を手探りする。
    たがいの喜びも不安もトラウマをも受けとめながら、子供たちを全力で守り、
    コミュニティを再生していくことを胸に誓う――。

    Zeebra氏(ヒップホップ・アクティビスト)推薦!
    父親とはどんな存在であるべきか。そこに完璧な答えなど存在しない。
    大切なのは自分と向き合う事。負の連鎖を断ち切るのは貴方です!

    水無田気流氏(詩人、社会学者)推薦!
    荒んだ街で生き延びるためにこそ、子どもには父親(俺たち)が必要。
    繰り返されるその言葉は、あまりに重い。
    父親を知らずに育った男たちが、父親になる意味を問い直し、
    子どもを守り育てることを誓いながらも、挫折を重ねる。
    「完璧」からはほど遠い彼らが父親たり得ること(ファザーフッド)を目指すこと。
    困難で切実なこのプロジェクトの行方を、見守ってほしい。


    「日頃から銃を使い、ドラッグを売買し、女たちを殴り、
    刑務所に行き、どうしたら父親になれるのか見当もつかずにいる
    そうした男たちは、まず自分自身が父親を求めていたのだ。
    彼らの喪失感の深さと強い欲求から、本人は直接
    口にはしないが、一つの疑問がひしひしと伝わってくる。
    『こんな俺がどうしたら父親になれるのか?』」
    ――本書「父親としての傷」より

    【目次より】

    01 ワッツ
    02 父親としての傷
    03 地元
    04 あんたも俺たちを見放すのか?
    05 ブラザーズ
    06 虐待
    07 リーリー
    08 ファザーフッド
    09 父親っ子
    10 ベビー・ママ
    11 働くお父さん
    12 雇用創出
    13 ビッグ・ママ
    14 光明が差す
    15 チェックメイト
    16 〈ネーション〉
    17 地域のヒーロー
    18 ツインズ
    19 俺たちはみな家族だ
    20 スコットランドからの手紙
    21 写真判定
    22 俺らがおまえたちのパパになる
    23 フッド・デー
    24 シュガーベア
    25 あと十二日
    26 ドアを通り抜けて
    27 ジャメル
  • 2,530(税込)
    著:
    代島治彦
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    1967年、10・8羽田闘争。同胞・山﨑博昭の死を背負った14人は、その後の時代をどう生きたのか? 全共闘世代の証言と、遅れてきた世代の映画監督の個人史が交差する、口承ドキュメンタリー完全版。

    1967年10月8日、佐藤栄作首相の南ベトナム訪問阻止を図る全学連が、羽田・弁天橋で機動隊と激突、当時18歳だった京大生・山﨑博昭さんが死亡した10・8羽田闘争。この〈伝説の学生運動〉に関わった若者たちのその後を描いた長編ドキュメンタリー映画『きみが死んだあとで』を書籍化。
    山本義隆(元東大全共闘議長)、三田誠広(作家)、佐々木幹郎(詩人)をはじめ、当時の関係者への延べ90時間に及ぶ取材メモをもとにした、映画未収録インタビューを含む口承ドキュメンタリー完全版。「しらけ世代」の代島監督がいちばん憧れた「全共闘世代」のヒーロー、秋田明大(元日大全共闘議長)に迫る書き下し原稿も掲載! 若者は「10.8後」をどう生きたのか。あの時代の貴重な証言がここに。

    【目次】
    はじめに
    「よく見比べてから判断したいので、いまは入りません」とお断りしました。──向千衣子さんの話
    映画『きみが死んだあとで』を撮るにいたった動機
    捕虜を撃ち殺す写真を見たのは大きかった。──北本修二さんの話
    内ゲバは厭やね。だけど指令があれば、いや、わからないな……。──山﨑建夫さんの話
    ぼくの話 1
    だから「襟裳岬」をふと耳にするだけで胸がジンとする。──三田誠広さんの話
    もうちょっとで山﨑の一周忌やなあと思ったんですけど、その前にやめました。──岩脇正人さんの話
    ぼくの話 2
    何の役にも立たない老人に、何の意味があるんだと思うでしょうけど。──佐々木幹郎さんの話
    49歳ではじめて没頭したんです、いまの仕事に。──赤松英一さんの話
    ぼくの話 3
    大学では剣道部。もともとは右翼ちっくな少年だったんですが。──島元健作さんの話
    わが子に「命」が何なのかを教えてもらいました。──田谷幸雄さんの話
    ぼくの話 4
    高校時代は何にでもなれると思ってたけど、何にもなれなかったっていうような人生ですね。──黒瀬準さんの話
    エイッて、機動隊に追われてホームから線路に飛び降りたんですよ。──島元恵子さんの話
    ぼくの話 5
    私の救援の原点は、じつは子どもたちなんですよね。──水戸喜世子さんの話
    ぼくの話 6
    護送車のバックミラーに映った顔を見たら憑かれた顔で「これがハタチの俺なんやなあ」って。──岡龍二さんの話
    ぼくの話 7
    俺いなくなったら、絶対集まらないから待ってるしかない。だから、ひとりで待っているんだよ。──山本義隆さんの話
    ぼくの話 8 終章
    あとがき
    登場人物紹介
    本書に登場する用語の簡易解説
    参考・引用文献
    関連年表
  • 1,870(税込)
    著:
    森元斎
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    DIY=平和な工作活動⁉ からだを動かしながら考えよう。
    革命の最前線は<日常>にあり。

    里山に移住した哲学者・アナキストによる
    実践的ゆるゆる「生活の哲学」入門講座。

    「さて、どうしようか。
    お金はあっても生きていけるが、なくても生きていける。
    どこへ行っても、その人が必要とされ、その人の能力が
    発揮されるであろう場所は、ある」

    福岡のとある里山地域に移住した著者は、どのように
    「生活」を哲学=行為していったのだろうか。
    拠点づくり/食料の確保/活動資金の得方/料理/日常のずらし方/
    お金の秘密/子育てと教育etc…
    日常に根差した哲学を実践的、かつ等身大のことばで語る、革命日誌。

    【目次】
    はじめに
    第1章:家探し――まず、拠点をつくる
    第2章:農作業――食料を確保する
    第3章:仕事――活動資金を得る
    第4章:料理――活きる力を養う
    第5章:旅行――ぶっ飛んで日常をずらす技法
    第6章:カネとリャク――この世の仕組みを考える
    第7章:音楽――music unites everything?
    第8章:映画――日常を脱構成せよ
    第9章:本――言葉で戦え
    第10章:子育てと教育――革命を「育成」するということ
    第11章:革命――自分の居場所を作るということ
    第12章:家探し、再び――ずれて、拠点を作り、またずれる
    あとがき
  • DV、モラハラ、浮気、貧困――
    それでも「家族」に希望を見出すために。

    16人のシングルマザーたちは
    困難な状況をどのように生き抜いたのか。
    迫真のルポルタージュ。

    「妻は私に別れを告げ、まだ3歳の娘の手を引いて去っていった。
    私を父親にしてくれた妻と娘にはもちろん愛情はあった。
    ずっと一緒にいるのだと思っていた。けれど、実際、そうはならなかった」

    なぜ、彼女たちは「子どもを連れて、逃げ」たのだろうか。
    妻子に去られた著者は自らの過去を振り返りながら、
    女性たちの声に耳を傾け続ける。
    はたしてそれは彼の救済へとつながっているのだろうか。

    現代の家族と離婚の姿を立体的に描く。

    【子どもを元夫に会わせるのは、別れた後、幸せになるため】

    第1章:子どもを連れて家を出た
    第2章:会いたくない、会わせたくない
    第3章:家庭内別居という地獄……からの解放
    第4章:会わせたかった。だけど縁が切れてしまった
    第5章:離婚して、シングルになっても私は自由に生きる
    第6章:再婚すれば関係も変わる……
    第7章:「夫」との別れ、昔と今
    第8章:夫婦の別れと父子の別れは別
    現代の家族をどう考えるか――専門家にうかがう
    男女はなぜもめるのか? しばはし聡子さん(一般社団法人りむすび代表)
    仕事を減らしてでも子どもの面倒をみる覚悟はありますか 古賀礼子さん(弁護士)
    昭和の頃から行われていた共同養育 円より子さん(政治家・作家)
  • 1,650(税込)
    著:
    大石始
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    東京最高峰の集落「奥多摩・峰」
    絶海の孤島「青ヶ島」
    神唄集団が存在した「新島」
    水神信仰の厚い「東小松川」
    東京最古の盆踊り「佃島」 ほか...

    えっ、ここが東京? 高層ビルが立ち並ぶ姿だけが「TOKYO」ではない。
    政治・経済の中心地である都心を尻目に、自然と共に生き、昔ながらの暮らしを淡々と続ける周縁部の住人たち。
    そんな奥東京人たちのポートレイトから、東京の知られざる一面を描き出したディープ体験記。
  • 1,760(税込)
    著:
    高橋ユキ
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。
    犯人の家に貼られた川柳は〈戦慄の犯行予告〉として世間を騒がせたが……
    それらはすべて〈うわさ話〉に過ぎなかった。
    気鋭のノンフィクションライターが、ネットとマスコミによって拡散された〈うわさ話〉を一歩ずつ、
    ひとつずつ地道に足でつぶし、閉ざされた村をゆく。
    〈山口連続殺人放火事件〉の真相解明に挑んだ新世代〈調査ノンフィクション〉に、震えが止まらない!
  • 1,320(税込)
    著:
    村田らむ
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    人はなぜ「樹海」に惹かれるのか。
    富士の裾野に広がる巨大な森林であり、
    都市伝説のイメージで覆われた秘奥の場所
    ――「青木ヶ原樹海」。
    20年間にわたり総計で100回現場を訪れる
    第一人者がその真実に迫る。
    自殺の名所としてホラー・怪談好きには
    有名なスポットであり、ハリウッド映画の題材となり、
    またYoutubeの動画拡散事件により騒動が起きた
    ことも記憶に新しい「樹海」。
    本書では、樹海の成立、歴史的背景から樹海に眠る廃墟、
    遺物、信仰、探索に必要な装備や向かい方などを網羅する。
    最前線から伝える、樹海ノンフィクション決定版。
  • 1972年、渋谷陽一、橘川幸夫、岩谷宏、松村雄策の4人の創刊メンバーでスタートした「ロッキング・オン」。レコード会社側からの一方通行の情報を伝えるファンクラブ的音楽雑誌と一線を画し、リスナーがミュージシャンと対等の立場で批評するスタンスで支持を集め、いまや音楽雑誌の一大潮流となった「ロッキング・オン」は、いかなる場から生まれたのか。創刊メンバーの一人である橘川幸夫が、創刊の時期から約十年の歩みを振り返るクロニクル。ロックがいちばん熱かった時代、70年代カウンターカルチャーの息吹を伝えるノンフィクション。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    本書は2018年6月3日に「レンタルなんもしない人」というサービスがスタートした時から、2019年1月31日「スッキリ」(日本テレビ)出演まで、半年間におこった出来事をほぼ時系列で(だいたい)紹介するノンフィクション・エッセイです。本当になんもしてないのに次々に起こるちょっと不思議でこころ温まるエピソードの数々。
  • 1,760(税込)
    著:
    瀬尾夏美
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    東日本大震災で津波の甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市。絵と言葉のアーティスト・瀬尾夏美は、被災後の陸前高田へ移り住み、変わりゆく風景、人びとの感情や語り、自らの気づきを、ツイッターで継続して記録、復興への“あわいの日々”に生まれた言葉を紡いできた。厳選した七年分のツイート〈歩行録〉と、各年を語り直したエッセイ〈あと語り〉、未来の視点から当時を語る絵物語「みぎわの箱庭」「飛来の眼には」で織り成す、震災後七年間の日記文学。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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