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『ノンフィクション、プレジデント社(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~40件目/全40件

  • 【内容紹介】
    約10年、十数人の人員で「預かり資産1兆円」を実現した大和証券シンガポールの軌跡を追った【奇跡のドキュメンタリー】。
    彼らの勝因は利益目標を掲げたことではない。利益目標よりも「お客さまのために」という理念を実現することを目標にしたからだ。
    売り上げや利益を第一にしたのではなく、顧客の困りごとを解決することで、業績を上げたのである。
    令和の時代だからこそ検討したい、「商品を売ることよりも、顧客から相談されること」を目指した営業スタイルの[真の実力]とは──。

    【著者紹介】
    [著]野地 秩嘉(のじ・つねよし)
    1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュを始め、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『高倉健インタヴューズ』『トヨタ物語』『ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー』『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』『図解 トヨタがやらない仕事、やる仕事』『名門再生 太平洋クラブ物語』ほか著書多数。

    【目次抜粋】
    ■プロローグ それは奇跡と言っていい
    マレーシアのゴム園からシンガポールに来た/大和証券シンガポールのWCS/日本人の強さはここにある

    ■第1章 始まりはバブル
    好景気が永遠に続くと思い込んでいた/大和証券の歴史と就職人気の理由/社員のモチベーションを上げる/1988年、岡、海を渡って香港へ/香港大和証券/岡、台湾の個人富裕層へ営業をかける/いい時代は早く過ぎ去る/敗戦処理の日々/謝るだけでは前へ進まない

    ■第2章 冬の時代
    失われた20年/岡、アジアで奮戦する……/真冬の到来/富裕層ビジネスとプライベートバンク/岡、本社から「もう一度やれ」と言われる/リーマン・ショック/三井住友FGと提携解消/岡、ふたたびシンガポールへ/香港からシンガポールへ/プライベートバンキングの考え方/横で見ていた男

    ■第3章 シンガポールでの生活
    シンガポールの歴史/シンガポールの経済規模/甘くない国民性/たとえば経済/DX化と非接触化する建物/教育について/手紙が来る/山本文恵のシンガポール体験/国家管理が厳しい国/夫の仕事をサポート

    ■第4章 ゼロからの逆転劇
    2012年からのスタート/山本が来た/証券資格を取得するとは……/ゼロからの営業/おもてなしスピリット/暴れていると聞いたから/シンガポールへ行こう/平崎の着任/アイ・ラブ・ユー作戦/お客さまを取り返せ/接待だけが昭和的営業ではない/続いてやってきた男/会社が薦める商品はない

    ■第5章 チーム大和証券
    移住者は増える/連携の始まり/「ひゅーや、お客さまを紹介してもいい?」/口座を開く資格/サポートする人たち/営業員の家族からのサポート/利益よりもまず理念の組織/真似ができない

    ■第6章 移住者のメリットとは何か
    それでも増える移住者たち/国外転出時課税制度/法人税と投資について/大出の昭和的営業

    ■第7章 3人の営業員
    自薦してシンガポールに来た/WCSへ行こう/シンガポールにやってきて/戻ってきた男──遠藤亮/債券についての基本/債券の魅力/債券営業/営業の武器は債券の知識とゴルフ/日本国内へのリフレクション

    ■第8章 彼らがやること
    チームワークから始まる/WCSが業績を上げたのはなぜか/コバやんは言った

    ■エピローグ 「生き生きしてるんだ、やつらは」
    東京本社で/海外で働くことは日本を注視すること
  • 1,760(税込)
    著:
    菅野久美子
    レーベル: ――

    【内容紹介】
    虐待、いじめ、家庭内暴力、無理心中未遂
    毒母との38 年の愛憎を描いた壮絶ノンフィクション

    私は何度も何度も、母に殺された――。 
    私の頭には、いつも母があった。
    しかし、母と縁を切ってからは、自由になれた。

    ノンフィクション作家である著者は、かつて実の母から虐待を受けていた。

    教育虐待、折檻、無理心中未遂 。肉体的、精神的ネグレクトなど、あらゆる虐待を受けながら、母を殺したいほど憎むと同時に、ずっと「母に認めてもらいたい」という呪縛に囚われてきた。

    その呪いは大人になってからも著者を縛り、ノンフィクション作家となって孤独死の現場を取材するようになったのも、子どもの頃の母の虐待が根源にあることに気づく。

    そこで見たのは、自信と同じように親に苦しめられた人たちの“生きづらさの痕跡”だった 。

    虐待サバイバーの著者が、親の呪縛から逃れるため、人生を賭けて「母を捨てる」までの軌跡を描いた壮絶ノンフィクション。
    【著者紹介】
    [著]菅野 久美子(かんの・くみこ) 
    ノンフィクション作家・エッセイスト。
    1982年生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。大学卒業後はアダルト系出版社に就職、SM雑誌の編集に携わる。その後、独立し、フリーライターへ転身。
    主な執筆テーマは、性と死、家族問題。自ら毒親問題に苦しんだ経験から、近年は親に苦しめられた子どもと、その親の最期を引き受ける家族代行ビジネスを取材・執筆。その知られざる実態を書籍やWeb媒体などで発信し、メディアで大きな話題になった。
    著書に『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』(毎日新聞出版)、『ルポ 女性用風俗』(ちくま新書)、『家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。』(角川新書)、『生きづらさ時代』(双葉社)など多数。
    【目次抜粋】
    プロローグ

    ◆第一章 光の監獄
    ・私は何度も何度も、母に「殺された」
    ・無限に続く処刑のループ
    ・風呂場の白い光
    ◆第二章 打ち上げ花火
    ・四歳の殺人未遂
    ・教育虐待
    ・母の「トクベツ」になれた日
    ・天才のふりをしたピエロ
    ◆第三章 機能不全家族
    ・台風の夜のドライブ
    ・人生が二度あれば
    ・新興宗教にハマった母
    ・母の発狂と声なき叫び
    ◆第四章 スクールカースト最底辺
    ・クラス全員からのいじめ
    ・引きこもりのはじまり
    ・母の首を絞めた日
    ・不在の父の癇癪
    ◆第五章 金属のカプセル
    ・酒鬼薔薇聖斗は私だったかもしれない
    ・『エヴァ』シンジとのシンクロ
    ・たった一人の卒業式
    ・五〇〇円のミニスカート
    ◆第六章 母の見えない傷
    ・母が父に見た「かつての自分」
    ・結婚という牢獄
    ・無理心中未遂
    ・ハルキストの父
    ◆第七章 性と死
    ・衣装箪笥の悪夢
    ・SMと母への思い
    ・「普通の人生」を生きたかった
    ・孤独死と私の共通点
    ◆第八章 母を捨てる
    ・毒親の最期を押しつけられる子どもたち
    ・「家族代行ビジネス」の仕掛け人になる
    ・母とストリップ劇場に行く
    ・母が私に遺してくれたもの
    エピローグ 私の中の少女へ
  • 【内容紹介】
    近くて遠い「韓国」で、実質破綻した銀行の「再建」を担う。
    いかにも稀有で、日本人には困難に思えるミッションに、果たしてどのように取り組んだのか?
    モラル崩壊、人種間対立、利権争い、差別と偏見、マスコミの攻撃、反日感情、歴史・領土問題……。
    様々な葛藤を抱えながらも、普遍の原理原則に従い、銀行のあるべき姿を取り戻すことに、その答えはあった!

    本書は、言語も文化も思考も異なる隣国の韓国で、実質経営破綻した地場の貯蓄銀行の再建に、日本人がたずさわった話である。

    企業再生に有益な実務書というよりは、泥臭い奮闘記といった方が当てはまる内容だが、異国での得難い経験が描かれている。

    異国や異文化において何事かを成さんとすると、言葉の違い、考え方の違い、社会制度の違いに多々直面し、双方互いに葛藤を抱えることになる。

    それでも同じゴールを共有している限り、これらの問題は必ずともに乗り越えることができる。

    時間がかかっても相互理解を進め、協力して歩み続けていくこと。
    本書は、そんな成功方程式を教えてくれる。
    【著者紹介】
    [著]中村 秀生(なかむら・ひでお)
    Credo Partners株式会社 代表取締役
    【目次抜粋】
    第1章 波乱 2013年2月~8月
    第2章 混迷 2013年9月~12月
    第3章 再起 2014年1月~12月
    第4章 転機 2015年1月~9月
    第5章 有終 2015年10月~2016年3月
  • 【内容紹介】
    こだわりを貫く、愛すべき「サービスの達人」たち

    タイカレーの普及に執念を燃やす食品メーカー社長、活け締め名人とのタッグで極上の鯛寿司を生み出す寿司職人、ミニスカのユニフォームで一世を風靡した理容店女性オーナー……。世間から見れば取るに足らないことに強いこだわりをもって心血を注ぎ、「最高のサービス」へと結実させる人々がいる。そんな“サービスの達人”たちの仕事と人生に迫る11のストーリー。
    【著者紹介】
    [著]野地 秩嘉(のじ・つねよし)
    1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYO オリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『高倉健インタヴューズ』『トヨタ物語』『スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『日本人とインド人』『京味物語』『警察庁長官 知られざる警察トップの仕事と素顔』『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』『図解 トヨタがやらない仕事、やる仕事』ほか著書多数。
    【目次抜粋】
    第1章 タイ馬鹿一代記 タイカレーを売る男/ヤマモリ会長 三林憲忠(三重県桑名市)
    第2章 過疎と戦うジェットコースターDJ社長/シンセン 松田一伸社長(北海道札幌市)
    第3章 彦寿司と活け締めの名人/彦寿司 泉明彦(福岡県福岡市)
    第4章 長袖シャツの炭焼き焙煎士/ポケットファクトリー 川上敦久(愛知県名古屋市)
    第5章 純ちゃんのミニスカ床屋/ニュー東京 小山純子(東京都千代田区)
    第6章 モジリニアニの絵に似たアプリデザイナー/くふうカンパニー執行役 池田拓司(東京都港区)
    第7章 神戸を色で表現する文房具店/ナガサワ文具センター 竹内直行(兵庫県神戸市)
    第8章 津軽の伝承料理を引き継ぎ伝える会/津軽あかつきの会 工藤良子(青森県弘前市)
    第9章 幸せを呼ぶリハビリの権威/ねりま健育会病院院長 酒向正春(東京都練馬区)
    第10章 人気サウナのサンクチュアリ/神戸サウナ&スパ総支配人 津村浩彦(兵庫県神戸市)
    第11章 眠らない握り飯の店/にぎりめし店長 本間直也(北海道札幌市)
  • 1,760(税込)
    著:
    天野篤
    レーベル: ――

    【内容紹介】
    「上皇陛下の執刀医」初の自伝的生き方本

    人生100年時代は、個人として何度でも生き直せる。
    キャリアを通して得たものが求められる場所は必ずある。
    だから50代60代こそ、あきらめるな、心を燃やせ──。
    「三浪」して日大医学部に入学。「父の死」「恩師からのクビ宣告」……数々の逆境を乗り越え、執刀手術9000例/成功率99.5%以上の「神の手」と呼ばれるまでになった心臓外科医・天野篤。
    命を救う現場にこだわり、定年を拒否して、メスを置く「その日」が来るまで闘い続ける。
    信念の人生哲学に、迷い多き「今」を生き抜くヒントがある。


    【著者紹介】
    [著]天野 篤(あまの・あつし)
    心臓血管外科医。順天堂大学医学部教授。
    1955年、埼玉県蓮田町(現・蓮田市)に生まれる。1983年、日本大学医学部卒業後、医師国家試験合格。
    関東逓信病院(現・NTТ東日本関東病院。東京都品川区)で臨床研修医ののち、亀田総合病院(千葉県鴨川市)研修医となる。
    1989年、同心臓血管外科医長を経て、1991年、新東京病院(千葉県松戸市)心臓血管外科科長、1994年、同部長。
    1997年、新東京病院での年間手術症例数が493例となり、冠動脈バイパス手術の症例数でも日本一となる。
    2001年4月、昭和大学横浜市北部病院循環器センター長・教授。2002年7月、順天堂大学医学部心臓血管外科教授就任。
    2012年2月、東京大学医学部附属病院で行われた上皇陛下の心臓手術(冠動脈バイパス手術)を執刀。
    2016年4月より、2019年3月まで順天堂大学医学部附属順天堂医院院長。
    心臓を動かした状態で行う「オフポンプ術」の第一人者で、これまでに執刀した手術は9000例に迫り、成功率は99.5パーセント以上。

    【目次抜粋】
    はじめに メスを置く、その日まで
    第1章 医師とは──あきらめない心を貫く
    第2章 わが道──医師としての生き方を問い直す
    第3章 原点──父の死、母の教え、祖父の生き方
    第4章 上皇陛下──心臓手術に携わった「その日」から
    第5章 しんがりで尽くす──生ある限り闘いは終わらない
    おわりに 限りある炎を、少しでも長く燃やしたい
  • 【内容紹介】
    500年以上の歴史を持つ世界最古の人工林の軌跡と奇跡

    一度触れたら、心が動く――。
    “心と五感を満たす”木は、日本広しといえども、この吉野杉をおいて他にはないと、断言することができます。

    地元の木を使い、地元の職人たちが家を建て、地元の人々が住まう。そして、木を使うことで地元の森が循環していく。
    地元の行政も巻き込んで、本文の木の家づくりにこだわる理由はここにあります。
    500年以上にわたり守り続けられてきた吉野の森からの“恵み”を使って建てる「吉野杉の家」の魅力に迫る!

    【著者紹介】
    [著]井村 義嗣(いむら・よしつぐ)
    株式会社イムラ 代表取締役社長。
    1976年関西学院大学商学部卒業。卒業後は木材問屋の山五に入社。
    1981年に材木商の三代目として家業に従事し、1985年に住宅業に転業。
    川上さぷりと提携し、2000年から「吉野杉の家」を本格的に販売。
    2015年に「500年の吉野林業を住まいづくりで守る! 川上村との取り組み」、2016年に木製内部建具「GENPEI」、2017年に「代官屋敷の古民家再生」でグッドデザイン賞を3年連続受賞。
    また、2017年には「吉野杉の床」でキッズデザイン賞とW受賞した。

    【目次抜粋】
    第1章 五感が喜ぶ、奇跡の杉
    第2章 知恵と技術を結集させた家づくり
    第3章 気持ちのいい住まいは、「木」からはじまる
    第4章 すべては、吉野の森を守るために
    第5章 もっと知りたい! 木のある暮らしQ&A

    スペシャルインタビュー
    『科学が証明する吉野杉の魅力と効能』 谷田貝光克:東京大学名誉教授
    『自律神経が整うのは本物の木の家だからこそ』小林弘幸:順天堂大学教授
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
    東京・銀座五丁目、並木通りに面したビルの九階。
    「てんぷら近藤」は今日も活気にあふれている。

    油っぽさをまったく感じさせない、素材の色が美しく透ける薄衣の天ぷらをよどみなく揚げるのは、主人の近藤文夫さんだ。
    新鮮な魚介が旬の野菜が、二つの鍋中で音を立てている。
    見回せば豊かな香りに包まれて、お客はみんな笑顔だ。
    近藤さんの天ぷらには人を幸せにする力がある。



    【目次抜粋】
    美しい天ぷらを揚げたい 近藤文夫

    第一章 天ぷらは“音”で揚げる 耳を澄まして素材の声を聴く
    車海老/アスパラガス/舞茸/ピーマン/鱚/椎茸/人参/穴子

    第二章 おいしい天ぷらとは何か 天ぷらは揚げ物ではなく“蒸し料理”
    魚介を揚げる/野菜を揚げる

    対談「真のおいしさは素材が教えてくれます」 中道博 「モリエール」オーナーシェフ×近藤文夫 「てんぷら近藤」主人

    第三章 春の天ぷら 春の苦味を旨味に変える
    蕗の薹/土筆/筍/青じそ/白魚/菜の花/つぼみ菜/雲丹/たらの芽/こごみ/姫竹/こしあぶら/めごち/平貝/小柱と三つ葉のかき揚げ

    第四章 思い立ったらすぐに揚げてみる 名物に理由あり
    余熱の技。厚さ一〇センチの「さつまいも」/甘鯛の「オーロラ巻」/池波正太郎好みの「じゃがいもとご飯」

    第五章 夏の天ぷら 豪快に揚げたてを頬張る醍醐味
    とうもろこし/万願寺唐辛子/ヤングコーン/稚鮎/茗荷/谷中生姜/鱧/鮑/さやいんげん/ペコロス/蛤/おくら/おくらの花/賀茂茄子/新銀杏/新蓮根/南瓜

    「天ぷらはやめや。あれはいくらやっても勝てない」 ―――上野修三 「浪速割烹 㐂川」創業者

    第六章 秋冬の天ぷら 焼き松茸を超える味を目指す
    松茸/新いか/栗/牡蠣/かわはぎと肝/帆立/蚕豆/河豚白子/鱈白子/すみいか/百合根

    フルーツを揚げる 既成概念からの脱却。赤ワイン衣で揚げる
    シャインマスカット/桃/いちじく

    最終章 天ぷらの未来 江戸前の伝統を守りながら天ぷらを進化させる

    次世代を担う天ぷら職人
    「てんぷら 前平」 前平智一
    「てんぷら 成生」 志村剛生

    「てんぷら近藤」の一日

    天ぷらに人生を捧げる

    ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 【内容紹介】
    「與兵衛鮨」の流れを汲む江戸前鮨の名店、東京・日本橋人形町「㐂寿司(きずし)」。明治の終わりに暖簾を掲げ、東京・日本橋人形町で四代にわたって続く江戸前の技、艶、粋。
    マグロ、カジキ、印籠詰め、蛤、鯛、初鰹、小肌、穴子、干瓢巻き、玉子焼き――。
    ノンフィクション作家が1年以上にわたって密着取材し、暦をめくるように移りゆく時季の鮨種、その仕入れと仕事、門外不出のツメづくりにいたるまでを追いかけた!鮨好きから職人までを惹き付ける細やかな描写で伝える。「江戸前鮨とは」?の答えが詰まった一冊。

    【著者紹介】
    [著]中原一歩
    1977年、佐賀県生まれ。ノンフィクション作家。地方の鮨屋をめぐる旅鮨がライフワーク。
    著書に『最後の職人 池波正太郎が愛した近藤文夫』(講談社)、『私が死んでもレシピは残る 小林カツ代伝』(文藝春秋)、『マグロの最高峰』(NHK出版新書)などがある。
    2012年より、“津軽海峡”で漁船に乗ってマグロ漁の取材を続けている。
    いつか遠洋漁業のマグロ船に乗り、大西洋に繰り出すことが夢。

    【目次抜粋】
    人形町で、もうすぐ百年。
    「㐂寿司」のマグロは美しい。
    カジキが呼んでいる。
    鮨ツウの心をときめかせる印籠詰め。
    口いっぱいに多幸が満ちるたこ。
    蛤が春の訪れを告げる。
    ちらしは、吹き寄せる波のように。
    春の貝づくし。
    最高の鯛に逢う。
    ひときわ可憐な小鯛。
    月も朧に白魚の。
    心躍る初鰹。
    鰯は梅雨間の一瞬の光。
    鮑には「クロ」と幻の「マダカ」がある。
    星がれいは夏の白身の王様。
    かれいに縞鯵にすずき。夏の白身は綺羅星のごとく。
    光り物の概念が変わる鯵。
    車海老の紅白は歌舞伎の隈取のごとく。
    「㐂寿司」にはハート形の海老がいる。
    眩く光る。仕事が光る。新子と小肌のこと。
    新いかは、儚く甘い。
    江戸前鮨、穴子に極まりけり。
    門外不出のツメづくりに密着。
    いくらは握りも小丼も風味絶佳。
    さばは、ぽってり柔らか。
    干瓢は、ぶれない〆。
    玉子焼きと大晦日。
    「㐂寿司」の三六五日を追いかけた。
  • 【内容紹介】
    私たちの食生活とは切っても切り離せない「米」。
    当たり前だけれど、米は田んぼでつくられている。
    どうやって? 田植えや稲刈りなど、米づくりに関する言葉は知っているけれど、果たしてそれがどういうものなのか、実はよくわかっていない。
    たとえば、農家の苦労は耳にするけれど、それがどんな苦労なのかも実際のところはわからない。
    米をつくるって、どういうことなんだろう。
    芥川賞作家が魚沼の棚田で農薬を使わずに米をつくってみて、ちょっとだけわかった米づくりの喜びと現実。

    【著者紹介】
    [著]藤原 智美(ふじわら・ともみ)
    1955年、福岡県福岡市生まれ。
    1990年に小説家としてデビュー。
    1992年に『運転士』で第107回芥川龍之介賞を受賞。
    小説の傍ら、ドキュメンタリー作品を手がけ、1997年に上梓した『「家をつくる」ということ』がベストセラーとなる。
    主な著書に『暴走老人! 』『文は一行目から書かなくていい』『あなたがスマホを見ているときスマホもあなたを見ている』『この先をどう生きるか』『つながらない勇気』がある。
    小説『恋する犯罪』が瀬々敬久監督で、哀川翔と西島秀俊の主演で『冷血の罠』として1998年に映画化されている。


    【目次抜粋】
    田植え 僕たちは、あの魚沼にコシヒカリを植えるのだ。しかも無農薬!
    1 備えあっても憂いばかり
    2 田んぼに入る瞬間を何と呼ぶ?
    3 田植えは「競争」ではなく「共同作業」である
    4 上手な田植え、下手な田植え
    5 腹が減っては田植えが出来ぬ
    6 田植えはセレブレーション
    7 ぬるぬる、ずぼずぼ、むにゅむにゅ
    8 田植えの快感を知ってしまった
    草刈り 田植えは楽しかったのに、なぜ、草刈りはこうもつらいのか?
    9 草刈りと草取りは違うのだ
    10 草刈りで真っ青
    11 ホタルはどこにいる?
    12 美しすぎる棚田
    13 米は工業製品じゃないんだ
    二度目の草刈り マムシも何のその、今日は命がけでやるしかない、と覚悟を決めた。
    14 我が田んぼは雑草に占拠されていた
    15 あゝ松代は今日が雨だった
    16 雨々やめやめ、早くやめ
    17 僕は思考停止の人間草刈り機
    稲刈り 僕らはひたすら刈って、束ねて、稲架にかける作業を繰り返した。
    18 稲刈りを前に何をする?
    19 恐れていたことが起こった
    20 収穫の秋は芸術の秋
    21 米づくりの新米が思ったこと
    22 収穫は喜びだ!
    23 棚田に愛を込めて
    24 我が米の味は美味なり
    冬の棚田 こんなに雪の少ない冬は地元の人も記憶にないと言っているらしい。
    25 私を棚田に連れてって
    26 続・棚田の用心棒
    27 カプチーノの夜
    二度目の稲刈り それにしても、なぜ田植えや稲刈りがこんなに楽しいのだろうか?
    28 コロナ禍での米づくりはどうなっているのか
    29 クロサンショウウオがいた!
    30 ホモ・サピエンスだから楽しい
    31 米を食べるということ
    「あとがき」として
  • 【内容紹介】
    リーマン・ショックで地獄に堕ちた男はアジアで再起のチャンスをいかに掴んだのか?

    バブル期以降の不動産投資市場で頂点を極めた男・宗吉敏彦。
    リーマン・ショックで破綻に追い込まれるも、成長著しいアジアで奇跡の復活を果たす。宗吉とともに躍進するアジア不動産市場の潜在力、今後の可能性を探る。

    【著者紹介】
    [著]前野 雅弥(まえの・まさや)
    日本経済新聞記者。
    東京経済部で大蔵省、自治省などを担当後、金融、エレクトロニクス、石油、ビール業界等を取材。現在は医療、不動産関連の記事を執筆。著者に『田中角栄のふろしき』(日本経済新聞出版社)がある。

    [著]富山 篤(とみやま・あつし)
    日本経済新聞記者。
    2014年よりハノイ支局長としてベトナム全般を取材。現在は日経産業新聞の海外面デスクを務める一方、外国人労働者問題、ASEANなどを取材。著者に『現地駐在記者が教える 超実践的ベトナム語入門』(アスク出版)がある。

    【目次抜粋】
    第1部 不動産ビジネスの醍醐味はアジアにこそある(前野雅弥)
    プロローグ 「拝啓 シンガポールより宗吉です」
    1 ベトナム――最良のパートナーとタッグを組む
    2 カンボジア――成長スピードは東南アジア随一
    3 ラオス――英国投資家も注目するポテンシャル
    4 タイ――時代の変わり目に大きなチャンスが
    5 インドネシア――計り知れない市場の潜在力
    6 バングラデシュ――小さくとも魅力に溢れた親日国
    7 エピローグ――稲盛や孫に匹敵する男、宗吉敏彦
    第2部 アジア・マーケット点描(富山篤)
    付録 新興国の経済成長と日本の高度経済成長期との比較
  • 【内容紹介】
    1928年アムステルダム大会から、2016年リオ大会まで五輪メダリストたちから聞き出した勝利への「秘策」

    周到な準備、あっと驚く秘策、とっさの機転と判断……読めば、東京五輪観戦が10倍楽しくなる!
    読めば、思わず誰かに語りたくなる、「勝利の神髄」が満載。

    無料雑誌「スポーツゴジラ」の編集長でノンフィクション・ライターの長田渚左さんが、足かけ25年にわたり、30人余りのメダリストたちに取材!
    彼らが「誰にも語っていなかった」メダル獲得までの準備、努力、秘策……さまざまなエピソードを聞き出した。

    【著者紹介】
    [著]長田 渚左(おさだ・なぎさ)
    東京生まれ。桐朋学園大学演劇専攻科卒業後、スポーツライター&キャスターとして活躍。日本スポーツ学会代表理事。NPO法人スポーツネットワークジャパン理事長。無料スポーツ総合誌『スポーツゴジラ』編集長。主な著書に『復活の力』(新潮新書)、『桜色の魂 チャスラフスカはなぜ日本人を50年も愛したのか』(集英社)など。

    【目次抜粋】
    第1章 オリンピック2000-2016 メダリストの神髄
     2000年 シドニー/高橋尚子
     2004年 アテネ/鈴木桂治 ほか
    第2章 オリンピック1928-1996 メダリストの神髄
     1928年 アムステルダム/織田幹雄
     1932年 ロサンゼルス/西田修平 ほか
    第3章 メダリストの神髄 番外篇
     1932年 ロサンゼルス/吉岡隆徳
     1928年 アムステルダム/1932年 ロサンゼルス/鶴田義行 ほか
    第4章 女神たちの革命
     山口 香
     伊藤みどり ほか
    第5章 モスクワはセピア色か――政治に五輪出場を断たれたアスリートたち
     長 義和
     津田眞男 ほか
    第6章 ハードボイルドな男たち
     古橋廣之進
     八田忠朗
  • 【内容紹介】
    小澤征爾がヨーロッパ横断したラビットスクーター、日本最古の人気国民車「スバル360」、スバリストが愛するレガシィと四輪駆動と水平対向エンジン、国内でも大人気のレヴォーグ、アメリカで高評価のアウトバック、最新安全技術のアイサイト……原点はすべて「中島飛行機」にあった。

    【目次抜粋】
    プロローグ
    第一章 富嶽
    第二章 ラビットスクーター
    第三章 スバル360
    第四章 水平対向エンジン
    第五章 四輪駆動
    第六章 田島と川合
    第七章 業界の嵐
    第八章 アメリカ
    第九章 マリー技師の教え
    第十章 LOVE
    第十一章 アメリカも変わった
    第十二章 百瀬晋六の言葉
    長いあとがき
  • 【内容紹介】

    父ちゃんの後を継いだ。産廃業2代目社長になった俺。

    とことん考えぬく! ! 設楽流シミュレーション経営

    中小企業の事業承継が社会問題化しています。後を継ぐべき人がいない。継ぐべき人はいるが、継ぎたがらないのです。



    本書は、ある後継社長のビジネスノンフィクションです。

    設楽氏は言います。本書を読んで、「俺をバカにしてくれ。笑ってくれ。笑ってくれたら、あなただけの勇気がきっと生まれるはず」と。机上の空論や飾り言葉ではない、真の「経営論」「人生論」がここにあります。

    設楽氏の生き方は破天荒ではあるが、実に理にかない、実に力強くたくましいです。

    【著者紹介】

    [著]設楽竜也(したら・りゅうや)

    株式会社シタラ興産 代表取締役

    1979年、埼玉県深谷市生まれ。高校卒業後、専門学校で経営やビジネスを学ぶ。家業を手伝うため、2000年より現場作業員としてシタラ興産に入社。当初は工場内やパッカー車(ゴミ収集車)に乗って作業を行った。2003年、不法投棄された8000立方メートルのゴミの片付けを行政より命じられ、現場で自ら指揮を執るようになる。2015年にフィンランド製のAI搭載ロボットに出会い、導入を決断。2016年5月に、屋内型混合廃棄物選別施設「サンライズFUKAYA工場」を完成させる。2016年より現職。父の後を継いだ2代目として、産廃処理業者のイメージを変えるべく、さらなる飛躍を目指す。経済産業省平成28年度ロボット導入実証事業採択のほか、埼玉県彩の国指定工場、埼玉県3S運動スタイル大賞、第7回渋沢栄一ビジネス大賞ベンチャースピリット部門特別賞などを受賞。2018年に埼玉県環境産業振興協会青年部部会長就任。

    【目次抜粋】

    まえがき

    第1章 ガキ大将、サンパウロでハンバーガーを喰らう

    第2章 喧嘩上等、初恋最高

    第3章 俺の工場が燃えている!?

    第4章 俺、アイアンマンになる!

    第5章 俺と父ちゃん、親子で覚悟の白装束

    第6章 みんながいるんだ。俺がいるんだ

    終章 まだまだ夢の途中

    あとがき
  • 【内容紹介】

    本書は、1998年の創業から現在に至るまでのテンセント20年の歩みを、CEOの馬化騰(ポニー・マー)をはじめとする創業メンバーたちの姿を通して描いたノンフィクション。最大のライバル・アリババをはじめとする多くの中国IT企業との壮絶な戦いが赤裸々に描かれ、中国ITビジネスを理解するには最適のテキストと言える。中国IT企業の存在感が世界的に高まり、その一挙手一投足に注目が集まる現在、そのリーダー的存在であるテンセント躍進の背景を余すところなくつづった本書(テンセント唯一のオフィシャル社史『テンセント伝』の完全翻訳版)は、中国ビジネス関係者だけでなく、多くのビジネスパーソンにとって必読である。

    【著者紹介】

    [著]呉 暁波(ウー・シァオボー)

    著名ビジネス作家。「呉暁波チャンネル」主催。「藍獅子出版」創業者。中国企業史執筆や企業のケーススタディに取り組む。著書に『大敗局』(I・II)、『激蕩三十年』、『跌蕩一百年』、『浩蕩両千年』、『歴代経済改革の得失』など。著作は『亜洲周刊』のベスト図書に二度選ばれる。



    [訳]箭子 喜美江(やこ・きみえ)

    中国語翻訳者。ビジネス全般、時事経済、学術研究論文・資料等の実務翻訳および訳文校閲、連続ドラマやドキュメンタリー等の映像字幕翻訳など、幅広い分野の翻訳に従事。サイマル・アカデミー東京校中国語翻訳者養成コース非常勤講師として後進の育成にも携わる。東京外国語大学中国語学科卒。訳書に『謝罪を越えて』(文春文庫)。

    【目次抜粋】

    第1部 創業(1998~2004年)

    第1章 少年

    第2章 試合開始

    第3章 生死

    第4章 モンターネット

    第5章 QQショー

    第6章 上場



    第2部 出撃(2005~2009年)

    第7章 調整

    第8章 MSNとの戦い

    第9章 Qゾーン

    第10章 金鉱

    第11章 広告



    第3部 巨頭(2010~2016年)

    第12章 ユーザー

    第13章 転機

    第14章 オープン化

    第15章 ウィーチャット

    第16章 若さ

    第17章 インターネットプラス

    第18章 アウト・オブ・コントロール
  • 【内容紹介】
    言いたいことも言えないこんな世の中に立ち向かう日本人がいた

    令和年代初の本格派ストーリー
    ●「オウムの狂気」に挑んだ週刊文春
    ●「神の手」と呼ばれた医師との闘い
    ●日本人メジャーリーガーの意地とプライド
    ●「宗教マフィア」への宣戦布告
    ●未成年凶悪犯、そして実名報道の葛藤
    ●「少年A」の両親にとっての22年

    「誇りを持つために戦うことも必要さ」

    【著者紹介】
    [著]松井 清人
    1950年、東京都生まれ。東京教育大学アメリカ文学科卒業。
    1974年、(株)文藝春秋入社。『諸君! 』『週刊文春』『文藝春秋』の編集長などを経て、文藝春秋社長。2018年、退任。

    【目次抜粋】
    プロローグ 地下鉄の惨劇
    第1章 「オウムの狂気」に挑んだ六年
    第2章 「がん治療革命」の先導者
    第3章 「パイオニア」の意地と誇り
    第4章 「宗教マフィア」への宣戦布告
    第5章 「実名報道」陰の立役者
    第6章 「少年A」の両親との二十二年
    エピローグ 神戸の点と線
    あとがき
    主な参考文献
  • 【内容紹介】
    英国と日本、言葉を継いでいく人びとの「時を超える」働き方
    生きているうちに完成をみない仕事にやりがいを感じることができますか?

    2013年、イギリスである書物が100年以上の年月をかけて完成した。『中世ラテン語辞書』である。
    話し言葉としては既に死んでいる言語の辞書をつくったところでさほどの需要も見込めず、絶対にもうけにはならない。
    誰がそんな活動に資金を提供したのか?「言葉集め」をしたボランティアたちにはどんな動機があったのか?
    使うあてもなく、完成するかもわからない書物に時間と精力を注ぎ込んだ人たちの営みから、人間の「働く意味」を追ったノンフィクション。

    【著者紹介】
    [著]小倉 孝保(おぐら・たかやす)
    1964年滋賀県長浜市生まれ。88年、毎日新聞社入社。カイロ、ニューヨーク両支局長、欧州総局(ロンドン)長、外信部長を経て編集編成局次長。
    2014年、日本人として初めて英外国特派員協会賞受賞。
    『柔の恩人』で第18回小学館ノンフィクション大賞、第23回ミズノスポーツライター賞最優秀賞をダブル受賞。

    【目次抜粋】
    第I章 羊皮紙のインク
    第II章 暗号解読器の部品
    第III章 コスト削減圧力との戦い
    第IV章 ラテン語の重要性
    第V章 時代的背景
    第VI章 学士院の威信をかけて
    第VII章 偉人、奇人、狂人
    第VIII章 ケルト文献プロジェクト
    第IX章 日本社会と辞書
    第X章 辞書の完成
  • 【内容紹介】
    衝撃の緊急出版!
    カリスマの腐敗と堕落――歴史はまた繰り返された!

    そして今回のゴーンショックにつながる組織の腐蝕はどのように生まれたのか?
    緊急逮捕されたカルロス・ゴーンがやってくる13年前、日産の経営を凋落させる原因を作った労組問題。日産圏二三万人の頂点に君臨したのが「労働貴族」こと塩路一郎だった。
    その絶対的権力者に「義憤」を感じ、たった一人立ち上がったサラリーマンがいた。
    これは個人が会社を変えられるのか、を追ったドキュメントである。
    著者が墓まで持っていくと決めていた日産自動車「極秘ファイル」の全貌がいま、明らかになる。

    たった1人の「義憤」は会社を変えられたか?

    【著者紹介】
    [著]川勝宣昭(かわかつ・のりあき)
    日産自動車にて、生産、広報、全社経営企画、更には技術開発企画から海外営業、現地法人経営者という幅広いキャリアを積んだ後、急成長企業の日本電産にスカウト移籍。
    同社取締役(M&A担当)を経て、カリスマ経営者・永守重信氏の直接指導のもと、日本電産グループ会社の再建に従事。
    「スピードと徹底」経営の実践導入で破綻寸前企業の1年以内の急速浮上(売上倍増)と黒字化を達成。
    著書にベストセラーとなった『日本電産永守重信社長からのファクス42枚』(小社刊)。『日本電産流V字回復経営の教科書』(東洋経済新報社)がある。

    【目次抜粋】
    はじめに
    第1章 日産を蝕む「エイリアン」を倒す
    第2章 戦う社長の登場
    第3章 古川幸氏の追放劇
    第4章 石原政権、最大の危機
    第5章 ゲリラ戦の開始
    第6章 辞職も覚悟した「佐島マリーナ事件」
    第7章 組織戦――最後の戦い
    第8章 塩路体制、ついに倒れる
    第9章 戦いは何を変え、何を変えなかったか
    おわりに
  • 【内容紹介】
    ソニーは銀座でSONYになった
    盛田昭夫が挑んだ日本企業初の“ブランド戦略”
    ソニービルが開業したのは東京オリンピックが開催された2年後の1966年4月29日。その建設費は32億円。ソニーにとっては失敗の許されない一大プロジェクトだった。ビルの大半にショールームの機能を持たせた、当時の日本としてはまさに前例のない試みだった。

    【著者紹介】
    [著]宮本喜一(みやもと・よしかず)
    ジャーナリスト、翻訳家
    1948年奈良市生まれ。71年一橋大学社会学部卒業、74年同経済学部卒業。同年ソニー株式会社に入社し、おもに広報、製品企画、マーケティングなどを経験。94年マイクロソフト株式会社に入社、マーケティングを担当。98年独立して執筆活動をはじめ、現在に至る。主な著書に『マツダはなぜ、よみがえったのか?』(日経BP社)、『ロマンとソロバン』(プレジデント社)、『井深大がめざしたソニーの社会貢献』(ワック)など、翻訳書には、『ジャック・ウェルチわが経営(上・下)』(日本経済新聞出版社)、『ドラッカーの講義』『成功哲学』(アチーブメント出版)、『アップル、グーグル、マイクロソフトはなぜ、イスラエル企業を欲しがるのか?』(ダイヤモンド社)など多数。

    【目次抜粋】
    第1章 “身のほど知らず”のビル計画
    第2章 ソニーブランドをどう表現するか
    第3章 新しい革袋に新しい酒
    第4章 銀座の四季の香り
    第5章 五反田村から花の銀座の“住人”に
    第6章 「ソニービル」とは何か
    第7章 五反田村のソニー、銀座のSONY
    謝辞
  • 耳が聞こえない人のお手伝いをする聴導犬の想い……
    あなたは捨てられた犬と人との奇跡を信じますか?
  • 52歳のレイ・クロックはいかにして世界的な大企業「マクドナルド」を創ったのか?
    彼の人生を読み解き、その金言と経営哲学を学べる一冊。
    ソフトバンクの孫正義とユニクロの柳井正、日本を代表する2人の経営者の対談も収録。<

    【著者紹介】
    レイ・A・クロック
    1902‐1984。アメリカ・イリノイ州オークパーク生まれ。
    高校中退後、ペーパーカップのセールスマン、ピアノマン、マルチミキサーのセールスマンとして働く。
    1954年、マクドナルド兄弟と出会い、マクドナルドのフランチャイズ権を獲得、全米展開に成功。
    1984年には世界8000店舗へと拡大した(現在マクドナルドは世界119カ国に約30000店を展開)。
    後年にレイ・クロック財団を設立。さらにメジャーリーグのサンディエゴ・パドレス獲得など精力的に活動を行った。
    本書原題“GRINDING IT OUT”はいまも多くのアメリカの学生に読まれ続けている。

    【目次より】
    ◆はじめに 「これが僕の人生のバイブル!」 柳井正
    ◆第一章 チャンスを逃すな
    ◆第二章 仕事はハンバーガーの肉だ
    ◆第三章 セールスの極意
    ◆第四章 売り上げを伸ばす
    ◆第五章 ストレスに打ち勝つ!
    ◆第六章 契約の落とし穴
    ◆第七章 フランチャイズシステム
    ◆第八章 成功の方程式
    ◆第九章 知りたいことはゴミ箱の中に
    ◆第十章 キャッシュフロー
    ◆第十一章 取引先とともに成長する
    ◆第十二章 理想の組織
    ◆第十三章 トップは孤独である
    ◆第十四章 ヒット商品のつくり方
    ◆第十五章 球団買収
    ◆第十六章 やり遂げろ!
    ◆あとがき
    ◆おわりに 「おまえたち、金儲けに精を出せ!」 孫正義
    ◆付録1 特別対談「心に焼き付けた起業魂とアメリカの夢」 孫正義VS柳井正
    ◆付録2 「事業の創り方」「市場の捉え方」法則7 柳井正
  • 元日本テレビアナウンサーで、現在はフリーキャスターとして『ウェークアップ! ぷらす』(日本テレビ系)などで活躍する森麻季の初の著書。なぜ森は同番組でキャスターを務める辛坊治郎氏やスタッフから絶大な信頼を寄せられているのか。答えは、森のある信条に基づく行動原理にあった。
    「仕事の醍醐味を味わえるのはチーム全体で何かを成し遂げて、みんなでその喜びを分かち合うときでしょう。だから、フォア・ザ・チームが重要なのです」。
    生い立ちから、中学・高校・大学時代、日テレ時代をへて現在にいたるまで、森麻季を形作ってきた生き方、どのようにすれば組織で結果を出しながら、認められる働き方ができるのかがわかる。

    【著者紹介】
    森 麻季(もり・まき)
    1981年埼玉県生まれ。青山学院大学経済学部卒。2003年にアナウンサーとして日本テレビに入社。『キューピー3分クッキング』『Going!Sports&News』などを担当し、2011年末に退社。2013年より株式会社テンカラットに所属し、フリーアナウンサーとして活動。現在日本テレビ系列『ウェークアップ!ぷらす』でキャスターを務めるほか、日本テレビ『女神のマルシェ』などに出演中。本書が自身初の著書となる。

    【目次より】
    ◆はじめに
    ◆第1章 トランプ大統領の就任式
    ◆第2章 アナウンサーに必要なアシスト力
    ◆第3章 私、絶対にアナウンサーになる
    ◆第4章 日本テレビのアナウンサー時代
    ◆第5章 実況という試練
    ◆第6章 『ウェークアップ!ぷらす』
    ◆第7章 情報収集の仕方
    ◆第8章 いまテレビに思うこと
    ◆あとがき
  • ファイターズは「北海道に移転」をきっかけに大きく変わった!2002年、移転発表時の選手会長で、球団との交渉役だったガンちゃんこと岩本勉氏だからこそ書けた
    現在につながる「すごい真相」とは?
    栗山監督、大谷選手、スカウティングなどいろいろなファイターズの「すごさ」を徹底解説!


    【著者紹介】
    岩本勉(いわもと・つとむ)
    プロ野球解説者・元北海道日本ハムファイターズ。
    1971年大阪府生まれ。大阪・阪南大高から90年ドラフト2位で日本ハムファイターズ(現北海道日本ハムファイターズ)に入団。
    98年から2年連続2ケタ勝利を挙げ、人気・実力ともにエースとして活躍。
    その明るいキャラクターから「ガンちゃん」の愛称で多くのファンに愛され、
    ヒーローインタビューでの「まいど!」は、スタンドの観客をおおいに沸かせた。
    2005年シーズン終了後、16年に及ぶ選手生活に別れを告げた。
    その後、プロ野球解説者・コメンテーターとしてテレビ・ラジオなどで活躍を続けている。


    【目次より】
    ◆I 球場内の強さ
    1回 栗山監督のすごさ
    2回 大谷選手のすごさ
    3回 選手たちのすごさ
    ◆II 後方支援の強さ
    4回 スカウティングのすごさ
    5回 育成のすごさ
    6回 スタッフたちのすごさ
    ◆III 球団経営の強さ
    7回 ぶれない戦略のすごさ
    8回 地域密着のすごさ
    9回 親会社のすごさ スペシャル対談 北海道日本ハムファイターズオーナー 末澤壽一氏
  • 金や物に屈従しない「人間尊重」の生き方を生涯貫いた出光興産の創業者、出光佐三。
    「敗戦によって腰抜けにならなかった人」と渡部昇一氏も絶賛する真の日本人の「名語録」。
    「愚痴をやめよ。今から建設にかかれ」
    「出光商会の主義の第一は人間尊重であり、第二も人、第三も人である」
    「このばかが! 国民が災難で苦しんでおる時に金儲けを考えるとはなにごとか」
    日本が戦争の痛手から立ち直れないでいた昭和28年、国際石油メジャーと大英帝国を敵に回して、
    たった一隻のタンカー「日章丸」で世界を驚かせた男の金言がここに!

    【著者紹介】
    出光佐三 (いでみつ・さぞう)
    明治18(1885)年、福岡県宗像郡赤間村に生まれる。
    明治38(1905)年、神戸高等商業学校(現、神戸大学)に入学。
    明治42(1909)年、同校卒業、酒井商会に入店。
    明治44(1911)年、独立後、門司市に出光商会を創業。
    昭和28(1953)年、日章丸二世のイラン回航を決断し、石油を輸入。
    アングロ・イラニアン会社が提訴したが出光興産側の勝訴が決定する(日章丸事件)。
    昭和47(1972)年、出光興産の会長を退き、店主専任に。
    昭和56(1981)年逝去、享年97歳。

    【目次より】
    ◆第1章 気概
    ◆第2章 人間尊重
    ◆第3章 反骨精神
    ◆第4章 志
    ◆第5章 正義
    ◆第6章 無我
    ◆第7章 決断
    ◆第8章 自由
    ◆第9章 曙光
  • 病院の中にある学校、院内学級に通う子供たちの心を元気にしたカリスマ教師が、子供たちの「心のしくみ」を読み解きます。
    体が病気ではなくても、学校に行けない子、みんなと一緒に遊べない子、今は笑顔になれない子にも届けたい「心が元気になる方法」。
    そんな子供たちの周りにいる親や先生にも届けたい本です。

    【著者紹介】
    副島賢和(そえじま・まさかず)
    昭和大学大学院保健医療学研究科准教授。さいかち学級担当。
    1966年、福岡県生まれ。都留文科大学卒業後、25年間東京都の公立小学校教諭として勤務。
    99年、都の派遣研修で、東京学芸大学大学院にて心理学を学ぶ。
    2006年より品川区立清水台小学校教諭・昭和大学病院内さいかち学級担任。
    学校心理士スーパーバイザー。14年より現職。ホスピタルクラウンとしても活動。

    【目次より】
    ◆まえがき
    ◆まずは僕のこと、自己紹介です
    ◆子供たちの言葉から、心の奥をのぞいてみましょう
    ◆どんな感情だってエネルギーになるんだよ
    ◆僕は君たちを比べたりしないよ
    ◆君の感情を言葉にしてみて
    ◆入院しているときの最大の敵は「ヒマ」であること
    ◆学ぶことが、生きる力になるんです!
    ◆助けてって、声に出して言ってよ
    ◆そっと、そばにいること
    ◆あとがき
  • 著者は、夫の仕事の関係で、フランスに家族4人で住む機会を得た。
    2001年から2004年と、2007年から2010年の二回、パリ市内のアパルトマンで暮らしたが、
    計6年半フランスに滞在して何よりも驚いたのは、働く母親が多いことだったという。

    フランス人の女性たちはいったいどうやって、仕事と子育てを両立しているのだろうか。
    日本では難しいことが、なぜフランスでは可能なのだろうか。

    2人の子どもを現地校に通わせ、フランス人と知り合う中で、両立を可能にする実情がだんだんとわかってきた。
    長い歴史と豊かな文化のある国フランス、人生を楽しむフランス人のライフスタイルから学ぶことは多い。

    本書では、仕事と子育ても含めた、フランス人の普段の暮らしを紹介します。
    毎日を楽しく過ごすためのヒントが満載の1冊です。

    【著者紹介】
    国末則子(くにすえ・のりこ)
    1964年東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。東洋経済新報社を経て90年、朝日新聞社入社。
    徳島支局、大阪本社整理部、京都支局に勤務し、98年退社。2001年から04年と07年から10年の二回計6年半にわたり、フランス・パリに滞在。
    15年から東洋経済オンラインに記事を執筆。共著書に『阿波おどりの世界』(朝日新聞社)。

    【目次より】
    ◆はじめに
    ◆第1章 グルメの国の食卓
    ◆第2章 奥深い食文化
    ◆第3章 仕事も子育ても
    ◆第4章 良いバカンス、良い週末
    ◆第5章 人との関わり
    ◆第6章 思い思いに暮らす
    ◆第7章 心豊かな日々を
    ◆おわりに
  • 「腐った卵を産む鶏は、場所や飼い主を替えても、決してよい卵を産まない」
    2016年8月12日、ついにシャープは台湾企業・鴻海グループの傘下にくだった。
    自ら独裁を公言し、苛烈な発言を繰り返す創業者・郭台銘(テリー・ゴウ)とは何者か。
    M&Aを繰り返す鴻海と、郭台銘の半生から、シャープの行く末を占う。

    【著者紹介】
    安田峰俊(やすだ・みねとし)
    1982年滋賀県生まれ。ルポライター、多摩大学経営情報学部非常勤講師。
    立命館大学文学部卒業後、広島大学大学院文学研究科修了。
    在学中、中国広東省の深セン大学に交換留学。一般企業勤務を経た後、著述業に。
    アジア、特に中華圏の社会・政治・文化事情について、雑誌記事や書籍の執筆を行っている。
    著書に『和僑』『境界の民』(角川書店)など多数、編訳に『「暗黒・中国」からの脱出』(文春新書)がある。

    【目次】
    第1章◆シャープ買収にこだわったホンハイの懐事情
    第2章◆自殺者続出、フォックスコン工場の実態
    第3章◆ホンハイは中国企業なのか
    第4章◆郭台銘の原点、貧困の時代
    第5章◆倒産寸前から急成長の謎
    第6章◆巨大企業の「皇帝」の懊悩
    第7章◆信仰への熱中、強烈な家族愛
    第8章◆シャープへの求愛
  • 勝ち続けるために何をすべきか?
    「国民栄誉賞アスリート」に身近な悩みを聞いてみた!

    【著者紹介】
    吉田 沙保里(よしだ・さおり)
    1982年10月5日、三重県一志郡一志町(現・津市)生まれ。
    レスリング元全日本チャンピオンの父・栄勝から指導を受け、3歳のころから一志ジュニアレスリング教室でレスリングを始める。
    三重県立久居高校、中京女子大学(現・至学館大学)卒。名誉修士。
    アテネ、北京、ロンドンオリンピック金メダル獲得。ロンドンオリンピックでは日本代表選手団旗手を務める。
    世界選手権は2002、2003、2005~2015年優勝。世界大会(オリンピック+世界選手権)における前人未到の16連覇を果たす。ギネス世界記録に認定される。
    アジア競技大会も釜山、ドーハ、広州、仁川と4連覇達成。2012年国民栄誉賞受賞。
    2016年のリオデジャネイロオリンピックでも金メダル獲得を目指す。

    【目次より】
    ◆Part1 霊長類最強女子にきけ!
    1 霊長類最強女子の「人生」相談室
    2 「仕事」の悩み相談室
    3 「恋愛」の悩み相談室
    ◆Part2 吉田沙保里の勝利の方程式
    4 勝ち続けるために何をすべきか
    5 ルーティンは私には不要
    6 初公開! 吉田家の教え
  • 「世界の経営者が最も尊敬するリーダーランキング」スティーブ・ジョブズを抑えて1位!
    近現代史上、最重要人物。

    第2次世界大戦を終わらせた比類なきリーダーにして、戦後民主主義社会の青写真を描いたビジョナリー。
    ノーベル文学賞に輝く文筆家。危機の指導者としての空前絶後の業績と複雑にして魅力的なパーソナリティを、
    次期首相候補の一人として国民的人気を誇る現ロンドン市長、ボリス・ジョンソンが描く。

    【著者紹介】
    ボリス・ジョンソン
    1964年生まれ。イートン校、オックスフォード大学ベリオール・カレッジを卒業。1987年よりデイリーテレグラフ紙記者、1994年からスペクテイター誌の政治コラムニストとして執筆、1999年より同誌の編集に携わる。
    2001~2008年、イギリス議会下院議員(保守党)。2005年、影の内閣の高等教育大臣に就任。2008年から2016年5月まで2期にわたってロンドン市長を務める。2015年、再び下院議員として選出される。
    本書のほかに、The Spirit of London、Have I Got Views for You、The Dream of Romeなど著書多数。

    【目次より】
    第1章◆ヒトラーと断固として交渉せず
    第2章◆もしチャーチルがいなかったら
    第3章◆裏切り者のいかさま師
    第4章◆毒父、ランドルフ
    第5章◆命知らずの恥知らず
    第6章◆ノーベル文学賞を受賞した文才
    第7章◆演説の名手は一日にして成らず
    第8章◆尊大にして寛大
    第9章◆妻クレメンティーン
    第10章◆代表的英国人
    /ほか
  • 「トヨタでいちばんクルマが好きなのは社長」
    自他共に認める“カーガイ”である。
    トヨタの豊田章男社長が考える「レクサス」とは。

    【著者紹介】
    井元康一郎(いもと・こういちろう)
    1967年鹿児島生まれ。立教大学卒業。イタリアの聖チェチリア音楽院中退。高校教師、オルガニスト、娯楽誌および財界誌の記者を経て独立。
    自然科学、自動車、宇宙航空、電機、エネルギー、楽器、映画・音楽など幅広い分野で取材活動を行い、雑誌及びウェブ媒体に寄稿している。
    自動車はメインフィールドのひとつで、自由旅行の楽しさの再発見を目指す。著書に『プリウスVSインサイト』(小学館)がある。

    【目次より】
    第1章◆レクサスはいかにして生まれたか
    第2章◆日産、ホンダの「プレミアムブランド」
    第3章◆「デザイン」革命を指揮する男
    第4章◆レクサスのつくり手たち
    第5章◆「プレミアムセグメント」プレーヤー
    第6章◆世界ブランドを確立できるか
  • 前年に長嶋茂雄が現役を引退、巨人の監督に就任した1年目の昭和50年10月15日──
    広島市民県民の積年の夢が現実となった伝説の一日の記憶が蘇る!
    まだ『優勝』を知らない若きカープファン、そしてあの日歓喜に打ち震えたオールドカープファン、
    広島東洋カープを愛してやまないすべての世代のカープファンへ捧げる涙と感動の一冊

    【著者紹介】
    堀 治喜(ほり・はるよし)
    1953年長野県生まれ。広島県広島市在住。広島の県北に野球場を手作りした自らの体験を綴った『わしらのフィールド・オブ・ドリーム』(メディアファクトリー)でデビュー。
    その他の著書に『衣笠監督はなぜ監督になれないのか?』(洋泉社)、『マツダ商店(広島東洋カープ)はなぜ赤字にならないのか?』(文工舎)、『黒田博樹 男気の証明』(オークラ出版)など多数。


    【目次より】
    第1章◆夢のような時間に
    第2章◆『盟主』の庭で
    第3章◆機動力野球へ
    第4章◆西から昇った太陽
  • スポーツ、教育、ビジネスの世界で活躍中の元プロアスリート/陸上メダリストの為末大が
    これから10年後の近未来を見据え、「社会が科学や技術の進歩によってどのように変わっていくのか」
    という問いを、ノーベル賞受賞者から若き起業家まで、10の先駆者たちに投げかけた。
    人工知能、ロボット、ゲノム解析、ビッグデータ、自動運転など、研究と実用化の最先端から、人間の新たな課題と可能性を探る。

    【著者紹介】
    為末大(ためすえ・だい)

    1978年広島県生まれ。陸上トラック種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2015年11年現在)。
    2001年エドモントン世界選手権および2005年ヘルシンキ世界選手権において、男子400メートルハードルで銅メダル。シドニー、アテネ、北京と3度のオリンピックに出場。
    2003年、プロに転向。2012年、25年間の現役生活から引退。
    現在は、一般社団法人アスリートソサエティ(2010年設立)、株式会社Xiborg(2014年設立)などを通じ、スポーツ、社会、教育、研究に関する活動を幅広く行っている。著書に『走る哲学』(扶桑社)、『走りながら考える』(ダイヤモンド社)、『諦める力』(プレジデント社)などがある。

    【目次より】
    01◆IoTの浸透で消える仕事、残る仕事/安宅和人(ヤフー チーフストラテジーオフィサー)
    02◆ビッグデータから見えてくる人間の「新たな法則」/矢野和男(日立製作所研究開発グループ技師長)
    03◆「人生100年」時代の幸せのかたち/新井康通(慶應義塾大学医学部百寿総合研究所センター 専任講師)
    04◆LEDの光が農業、医療、教育を変えていく/天野浩(名古屋大学教授)
    05◆人型ロボットは人間のよきパートナーになれるか/林要(元ソフトバンクロボティクス Pepper開発リーダー)
    06◆人工知能が人知を超えた医療を実現する/宮野悟(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター長)
    07◆突出した才能には教科書も時間割もない教育を/中邑賢龍(東京大学先端科学技術研究センター教授)
    08◆2020年の実用化を目指す無人タクシー/中島宏(ディー・エヌ・エー執行役員 ロボットタクシー社長)
    09◆自動運転と電気自動車がモビリティの概念を変える/土井三浩(日産自動車総合研究所所長)
    10◆義足ランナーの走りがボルトを超える日/遠藤謙(サイボーグ代表取締役社長)
  • 家族を襲った一大事にダメ夫は何を考え、どう行動したか?

    「妻が乳がんに」
    「がん再発は死の宣告と同じ」
    「自分ががんになるより恐れていること」
    「6歳の娘に母親のがんをどう伝えるか」

    「想定外の治療費」、そして「がん離婚の危機」

    【著者紹介】
    桃山透(ももやま・とおる)

    フリーランスライター
    1968年、大阪府生まれ。ビジュアルリテラシー(東京支部)所属。大学卒業後、金融系会社の営業、コピーライター、出版社の編集者、業界新聞の編集長を経て、独立。
    主にビジネス書、実用書、医学書関連の執筆・編集・監修に携わる。得意なジャンルは整理術、手帳術で、著書に『サクッと1分間 整理・ファイリング術』などがある。

    【目次より】
    第1章◆妻ががんになるなんて、思ってもみなかった
    第2章◆不安だらけの闘病生活を送る妻とダメ夫
    第3章◆がん再発――それは「死の宣告」と同じだった
    第4章◆ダメ夫でもできる! 妻の闘病サポート術
    第5章◆妻のがんと娘へのがん教育
    第6章◆がん闘病にかかる想定外のお金
  • シリーズ4冊
    1,0471,466(税込)

    「これが私の最高の教科書だ」――ファーストリテイリング(ユニクロ)を率いる柳井正氏の「幻のバイブル」、ついに電子書籍化。アメリカのコングロマリット(巨大多国籍企業)ITTのCEOとして14年半も増益を続けた「経営の鬼神」ハロルド・ジェニーンの経営回顧録。長らく絶版となり「幻の書」と化していたが、「プレジデント」誌の柳井氏インタビューを契機に2004年に復刻。25版を超えるベストセラー&ロングセラーとなった。「本を読む時は、はじめから終わりへと読む。ビジネスの経営はそれとは逆だ。終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ」……社員教育や朝礼に使えるビジネスの名言が満載。
  • 才能がなくても、遅咲きでも、勝てる方法はあります!
    2度のオリンピックに出場した遅咲きのプロフィギュアスケーター、
    鈴木明子が教える「夢をかなえる晩成力」。


    ──私が三回転、三回転の連続ジャンプを跳べるようになったのは26歳のときです。
    この年齢で跳べるようになった女子選手は、おそらく世界でも私だけだと思います。(本文より)

    「私はウサギじゃない、カメなんだ。でもカメは最後には勝つんだ……」
    「カメだからこそ、二度もオリンピックの舞台に立つことができた」
    「もし“カメなんて嫌だ。私はウサギになる”と、足が速くなる訓練ばかりしていたら、
    きっと途中で息切れしていた」と語る著者。

    誰も彼もこぞってウサギをめざしているように映るいまの社会。
    けれども自分のペースでコツコツ進むカメがその特性を活かせば、ウサギにだって勝つことができる。

    鈴木明子、競技引退後の今後の活躍をも予感させる本書は、
    足が遅くて悩んでいる人が「早くなくてもいいんだ」と気づける、
    そして前に進み続け、自分が目指す場所にたどり着くための方法がわかる1冊です。


    【目次より】
    ◆第1章:遠回りという素晴らしい生き方
    ・早熟型と晩成型
    ・乗り越える喜びを知らない早熟型の不幸
    ・努力の習慣が身についていない早熟型は案外もろい
    ・自分は晩成型と認めるには勇気が要る
    ・誰にも遠回りとは言わせない

    ◆第2章:好きなことをやりましょう
    ・大事なのは才能より好きかどうか
    ・スケートがいちばん好きだった
    ・やってみなければ好きかどうかわからない
    ・やるときは全力で取り組む
    ・自分を知ろう
    ・ときにはアドバイスに耳を傾けてみる

    ◆第3章:壁はこうすれば越えられる
    ・練習は裏切らない
    ・必要な努力の量を見極めるのは難しい
    ・どこで可能性に見切りをつけるか
    ・環境を変えてみる
    ・目標には覚悟が必要
    ・トップ選手に共通な「素直さ」
    ・ときには戻ることも有効
    ・私のスランプ脱出法

    ◆第4章:本番で力を発揮するには
    ・練習で120点とれなければ本番で100点は無理
    ・絶好調は危険
    ・ミスを引きずらないコツ
    ・自分のためより他の誰かのためのほうが力が出る

    ◆第5章:私が尊敬する遅咲きの人たち
    ・圧倒的な存在感~市村正親さん
    ・真っ直ぐな人~葛西紀明さん
    ・少年の心をもった人たち~古澤巌さん、cobaさん、東儀秀樹さん
  • 世界が変わる。働き方が変わる。企業が変わる。
    真の「働きがい」を求めて。
    『ワーク・シフト』のリンダ・グラットン教授が日本の読者に送る、新たなメッセージ。
    世界はいま、数々の深刻な問題に直面している。
    若年層の失業、根深い貧困、エネルギー・環境問題など、どれも一国、一地域で解決できるものはない。
    これまでグローバルな大企業は諸問題の根源とも批判されてきたが、
    いまこそ知識、技術、ネットワークを有効に生かして「解決者」の役割を担うべきである。

    組織、地域、世界のレジリエンスを高めるための経営のあり方とは?
    そのために不可欠な新しいリーダー像とは?
    これらの問いに対し「世界においてもっとも重要な能力は『レジリエンス』である」
    という考えに基づき、具体的な解を示していく。

    ストレスからの回復力、困難な状況への適応力、災害時の復元力といった
    意味合いで使われるようになったレジリエンス。

    「働き方の未来」研究における第一人者の著者が、
    希望を感じさせる企業の取り組みを紹介しながら、
    経営者も従業員も自らの仕事に心から誇りを持つことができる「未来企業」の姿を描く。



    【目次】
    ◆日本の読者のみなさんへ
    ◆はじめに 企業へのラブレター

    ◆第1部 変化を糧に成長する企業とは
    ◇第1章 変わり続ける企業と仕事
    ◇第2章 レジリエンスの三つの領域

    ◆第2部 内なるレジリエンスを高める
    ◇第3章 知性と知恵を増幅する
    ◇第4章 精神的活力を高める
    ◇第5章 社会的つながりを築く

    ◆第3部 社内と社外の垣根を取り払う
    ◇第6章 よき隣人としての行動規範
    ◇第7章 サプライチェーンの末端まで

    ◆第4部 グローバルな問題に立ち向かう
    ◇第8章 研究とイノベーションの力
    ◇第9章 展開力と動員力
    ◇第10章 複数のステークホルダーと協力する

    ◆第5部 リーダーシップを再定義する
    ◇第11章 リーダーシップ像の変容
    ◇第12章 本物のリーダーの条件
    ◇第13章 世界を見据える視座をもつ
    ◇第14章 未来企業のリーダーとフォロワーへの手紙
  • 黄金の1960年代はいかに達成されたか──
    東京オリンピック、新幹線に象徴される高度成長の驀進時代を活写!
    2020年、2回目の夏季東京オリンピック開催に向けて、今その熱気を振り返る。


    東京オリンピックの開幕を10日後に控えた昭和39年10月1日、
    そのオリンピックと並んで「黄金の1960年代」を象徴するモニュメントとなった
    東海道新幹線が、開業の朝を迎えた。
    午前6時、発車のベルが鳴り終わると同時に、下り「ひかり1号」がゆっくり動き始めた。


    「あの時代の熱気を生み出したものはいったい何だったのか、
    日本人はどんなエネルギーをどのように結集して「黄金の1960年代」を生み出したのか。
    何が日本と東京に『大変貌』をもたらしたのか。」
    「『燃える』とは、東京がオリンピックで燃えていることを指すのだろうか。
    新幹線の発着ということもあるだろう。
    しかし、私は結局、燃えたのは池田勇人の所得倍増計画だったし、日本経済そのものだったと思う。<中略>
    この見地からいえば、東京オリンピックと交通体系は別のものではない。一つのものである。
    そういう意味では、東京は今も燃えているといっていい。」
    《電子書籍版あとがきより抜粋》

    2020年、夏季東京オリンピック開催に向けて、日本は、東京はどこへ向かうのか。



    【目次より抜粋】
    ◆序章 黄金の‘60年代
    「黄金時代」前夜/開幕/戦後史なかの東京オリンピック
    ◆第1章 東京への3000日
    紀元2600年のオリンピック/ムッソリーニとヒトラー/「東京、遂に勝てり」/開催返上
    ◆第2章 オリンピック、再び
    国破れて夢あり/「いったいいくら金がかかるかね」/一万日の聖戦
    ◆第3章 「所得倍増」の誕生
    「黄金時代」がやってくる/死の淵から蘇った男/積極財政派への道/二人のブレーン
    ◆第4章 高度成長の演出者たち
    戦後最大のコピー/二つの数字をめぐる攻防/投資が投資を呼ぶ/池田政治の光と影
    ◆第5章 二人の都知事
    「復興した東京をPRしたい」/保守都政の帽子/「オリンピック知事」の誕生
    ◆第6章 東京大改造
    東京を蘇生させたい/道と水/「陰の知事」の陰の任務
    ◆第7章 1兆円オリンピック
    「私生児」新幹線/開催準備/官製オリンピック
    ◆終章 「世紀の祭典」の遺産
    さまざまな思惑/神の見えざる手/「高度成長」の夢の跡
  • 私たちがもし陥れられ、不当に罪をきせられた場合、
    いったいだれが真実を見抜いてくれるのだろう──
    48年間無実の罪で収監された日本史上最大の冤罪事件に迫ったドキュメント。

    不自然な証拠、解明されないままの謎……
    にもかかわらず1980年、袴田巌の死刑判決は確定した。
    2014年3月に死刑執行停止と再審が決定した袴田事件を、
    殺人事件の取材、ドキュメント収集、ルポルタージュ執筆に豊富な経験をもつ著者が、
    事実吟味の視点から徹底的に追った1冊。
    事件現場見取図、問題の「5点の衣類」など、付図・付表を多数収録。
    絶版状態だった文庫版に新たに再審決定の経緯も加え、改めて世に問い直す。


    【目次より抜粋】
    ◆序章 「袴田事件」と謎
    ◆第1章 火災発生
    「せつない煙」/開かずの扉/鎮火、4遺体発見
    ◆第2章 放火は故意か偶発か
    裏木戸には閂/黙殺された石油缶
    ◆第3章 強盗罪の成否
    強盗罪は成立するのか/甚吉袋の中か手提げ籠の中か/手つかずの宝石、通帳
    ◆第4章 事件前夜まで
    ビートルズファンの扶示子/内向的な雅一朗/火宅
    ◆第5章 重要参考人
    「血染めのパジャマ」にした先入観/なぜか、誰も「見ていない」と証言
    ◆第6章 人格証拠
    身辺調査を先行/火事の原体験/「女癖が悪い」は本当か
    ◆第7章 家庭・離婚・子供
    妻は全て夫の責任と主張/乳児を棄てて情婦のもとへ/こんな子がいるのにできるのか
    ◆第8章 逮捕、拘留
    予告された逮捕劇/過酷な取り調べ/自白に要した240時間/睡眠不足か脚気か
    ◆第9章 自白
    供述調書に署名捺印/「強制した事実はない」と取調官/くいちがう“自白まで”
    ◆第10章 供述調書1
    検事調書の影響力/「手拭の件は認めろ」と……/「見覚え」が決め手
    ◆第11章 供述調書2
    小判をとらず小銭入れを/集金袋の謎
    ◆第12章 供述調書3
    この恰好で眠れるのか、風呂は?/ちゑ子夫人は殺しの水先案内人?
    ◆第13章 供述調書4
    火葬台/パジャマとパンツ/盗んだ金は預けた
    ◆第14章 5万円を預けた女
    C温醸室D桶下/袴田と女と警部補
    ◆第15章 5点の衣類
    味噌漬けの服/ズボンと共布/全般的に「大きい」
    ◆第16章 第1審判決
    タンクの味噌/袴田が踏んだ?/判決は死刑
    ◆第17章 東京高裁の争点
    黒皮財布/もう一人の逮捕者/上着はA型下着はB型/大きすぎたズボン
    ◆第18章 遺体の傷
    クリ小刀だけなのか/油の同一性に疑い/篠田鑑定は「言いすぎ」
    ◆第19章 再審に向けて
    高裁、最高裁判決/ボクシング協会も支援/再審へ
    ◆付図・付表
  • 『海賊とよばれた男』の主人公のモデル、出光興産の創業者・出光佐三。
    戦後の苦しい時代に、国際石油メジャーと大英帝国を敵に回して、
    たった1隻のタンカー・日章丸で世界を驚かせた真の日本人の生涯!


    「黄金の奴隷たるなかれ」。
    出光興産を創業、百田尚樹氏の小説『海賊とよばれた男』の
    主人公・国岡鐵造のモデルとなった稀代の経営者・出光佐三。

    規制に抗し、自立を貫いた生涯を、
    その生誕から神戸高商での学生生活、酒井商会での丁稚時代、
    出光商会として独立、終戦後の苦難の時代、日章丸事件、
    晩年の“事業の芸術化”まで、580ページに渡り克明に描いた随一の評伝。

    いかなる苦境でも社員を正真正銘の家族として考える“大家族主義”とは?
    終戦後、日本中が快哉を叫んだ“日章丸事件”の真相とは?
    その思想や行動の軌跡を、佐三翁の著書編纂にも関わった著者ならではの視点で、
    平成2年に書き下ろした。


    【目次】
    ◆序章:巨人との対話
    ◆第1章:萌芽
    ◆第2章:青春
    ◆第3章:独立
    ◆第4章:大陸への道
    ◆第5章:死線を越えて
    ◆第6章:危機の時代
    ◆第7章:反骨精神
    ◆第8章:無私の構図
    ◆第9章:人間尊重
    ◆第10章:使命
    ◆第11章:指月の訓
    ◆第12章:廃墟の中で
    ◆第13章:布石
    ◆第14章:不死鳥のように
    ◆第15章:孤独な戦い
    ◆第16章:燃ゆるイラン
    ◆第17章:日章丸事件
    ◆第18章:飛躍
    ◆第19章:悲報
    ◆第20章:自由化の戦い
    ◆第21章:事業の芸術化
    ◆第22章:永遠の日本
  • 「理想はわかった。でも、どうやって稼ぐの?」
    LINE、スタートトゥデイ、ユーグレナ、リブセンス、ライフネット生命、テラモーターズ……。
    ポスト・ホリエモン世代のベンチャー社長16人に、日本で一番有名なジャーナリストが容赦なく突っ込む。
    彼らの生い立ち、挫折、決断、そして新しい金儲けの哲学が詰まった一冊。


    「いま活躍している起業家たちの多くは80年代前後生まれで、堀江より一回り近く若い。
    いわば“ポスト・ホリエモン世代”だ。

    行儀が良くて堅実、そして社会を変えたいという理念で動いているというと、優等生すぎて物足りなく感じる人がいるかもしれない。
    ところが実際に彼らに会って話を聞いてみると、堀江に負けず劣らず発想は強烈だし、個性も強い。
    目立つとおとなたちを刺激してしまうので戦略的に行儀よくしているだけで、
    やはり彼らも、生きるか死ぬかのビジネスの世界で泥にまみれつつ、すさまじい勝負を繰り広げている。

    本書は、僕と彼らの真剣勝負のドキュメンタリーである。  田原総一朗」 《まえがきより抜粋》


    【目次】
    ◆第1章:儲けを追わずに儲けを出す秘密
    LINE社長 森川亮
    ◆第2章:「競争嫌い」で年商1000億円
    スタートトゥデイ社長 前澤友作
    ◆第3章: 管理能力ゼロの社長兼クリエーター
    チームラボ代表 猪子寿之
    ◆第4章 2020年、ミドリムシで飛行機が飛ぶ日
    ユーグレナ社長 出雲充
    ◆第5章: 保育NPO、社会起業家という生き方
    フローレンス代表 駒崎弘樹
    ◆第6章:単身、最貧国で鍛えたあきらめない心
    マザーハウス社長 山口絵理子
    ◆第7章:現役大学生、途上国で格安予備校を開く
    e‐エデュケーション代表 税所篤快
    ◆第8章:74年ぶりに新規参入したワケ
    ライフネット生命社長 岩瀬大輔
    ◆第9章:上場最年少社長の「無料で稼ぐカラクリ」
    リブセンス社長 村上太一
    ◆第10章:四畳半から狙う電動バイク世界一
    テラモーターズ社長 徳重徹
    ◆第11章:目指すは住宅業界のiPhone
    innovation社長 岡崎富夢
    ◆第12章:30年以内に「世界銀行」をつくる
    リビング・イン・ピース代表 慎泰俊
    ◆第13章:ハーバード卒、元体育教師の教育改革
    ティーチ・フォー・ジャパン代表 松田悠介
    ◆第14章: 四重苦を乗り越えた営業女子のリーダー
    ベレフェクト代表 太田彩子
    ◆第15章:二代目社長が狙う「モバゲーの先」
    ディー・エヌ・エー社長 守安功
    ◆第16章:ITバブル生き残りの挑戦
    サイバーエージェント社長 藤田晋
    ◆特別対談:五年後に花開く、商売の種のまき方
    堀江貴文
  • 「お前ら、一回バカになれ!」
    アントニオ猪木が考える“本当の外交”が今ここに明らかに。


    1989年に「スポーツ平和党」を結成し国会議員になってから、
    「スポーツを通じた国際交流」を続けるアントニオ猪木。
    なぜイラク、パキスタンなど、他の政治家が避ける国々に飛び込むのか。
    なぜ登院資格を1ヵ月停止されてまで北朝鮮に訪朝するのか?

    少年時代のブラジル移住、プロレスラーとしての壮絶な日々、新人議員を待ち受ける困難……、
    リングを変えながら闘い続けるアントニオ猪木が、その半生を通して外交の真髄を語る熱い1冊。

    「アントニオ猪木参議院議員には、人の魂をつかまえる特殊な才能がある」と語る
    元外務省主任分析官・佐藤優氏による『アントニオ猪木外交について』を巻末に収録。


    【目次より(抜粋)】
    ◆1 北朝鮮で築いてきた仲裁の「きっかけ」
    ・38度線で雄叫びをあげた力道山、彼の無念を晴らしたかった
    ・緊迫した状況だからこそ活きる「猪木流」対話術
    ・私は、仲裁の「きっかけ」を作っているだけ
    ・「アントニオ猪木」というコネをなぜ使わないのか

    ◆2 ブラジルでの命をかけた「国際体験」
    ・手の皮が剥けても、どこにも逃げ場などない
    ・最愛の「恋人」との再会が、私に気づかせてくれた
    ・スーツケースひとつで飛び込んだ、プロレスの世界

    ◆3 イラクでの「人質全員奪還」
    ・議員1年生の私に降り掛かった、手荒い洗礼
    ・視察と観光をはき違えた人間の言うことなど、聞く必要はない
    ・まずは溜まった膿を全部吐き出させる。それが私の外交である
    ・猪木潰しに躍起になるマスコミ、官僚

    ◆4 ロシア流「酒のデスマッチ」で懐に飛び込む
    ・「やめろ」とは、私に一番言ってはいけない言葉である
    ・男と認め合うためには、酒のデスマッチは必要なのだ
    ・理念を実現するには、私が政治の場に立つことも必要だと感じ始めていた

    ◆5 キューバ・カストロ議長と続く「交流」
    ・裸でぶつかれば必ず何かが返ってくる、それが人間である
    ・リング、革命、ともに闘う男

    ◆6 パキスタンと30年続く、切れない「縁」
    ・世界一強いと自惚れていた私に、挑戦状を叩きつけたのはパキスタンの英雄だった
    ・踏み出さなければ、道もない。真の平和もない
    ・過激派だろうが、誰しも心では平和を望んでいるのだ

    ◆『アントニオ猪木外交について』佐藤優(作家・元外務省主任分析官)

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