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『ノンフィクション、講談社、講談社現代新書(新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全103件

  • 本書の主な内容

    第1章 哲学の本質
    第2章 本体論的転回と認識論の解明
    第3章 欲望論哲学の開始
    第4章 世界認識の一般構成
    第5章 幻想的身体論
    第6章 無意識と深層文法
    第7章 価値審級の発生
    第8章 「善と悪」
    第9章 「きれい-きたない」審級
    第10章 美醜
    第11章 芸術美
    第12章 芸術の本質学
    終章 芸術の普遍性について
  • 学歴があれば「勝ち組」なのか?

    月10万円の困窮生活、振り込め詐欺や万引きに手を染める、博士課程中退で借金1000万円、ロースクールを経て「ヒモ」に、日本に馴染めない帰国子女、教育費2000万円かけたのに無職……

    「こんなはずではなかった」
    誰にも言えない悲惨な実態!

    【目次】
    序章 犯罪者になった高学歴難民
    第1章 博士課程難民
    第2章 法曹難民
    第3章 海外留学帰国難民
    第4章 難民生活を支える「家族の告白」
    第5章 高学歴難民が孤立する構造
  • シリーズ4冊
    913957(税込)
    著:
    池上彰
    著:
    佐藤優
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    日本の左翼は何を達成し、なぜ失敗したのか?
    ――忘れられた近現代史をたどり、未来の分岐点に求められる「左翼の思考」を検証する壮大なプロジェクト。

    深刻化する貧困と格差、忍び寄る戦争の危機、アメリカで叫ばれるソーシャリズムの波。
    これらはすべて、【左翼の論点】そのものである!
    激怒の時代を生き抜くために、今こそ「左の教養」を再検討するべき時が来た――。

    ◇◇◇◇◇

    戦後復興期に、共産党や社会党が国民に支持された時代があったことは、今や忘れられようとしている。
    学生運動や過激化する新左翼の内ゲバは、左翼の危険性を歴史に刻印した。
    そしてソ連崩壊後、左翼の思考そのものが歴史の遺物として葬り去られようとしている。

    しかし、これだけ格差が深刻化している今、必ず左翼が論じてきた問題が再浮上してくる。
    今こそ日本近現代史から忘れられた「左翼史」を検証しなければならない。

    「日本の近現代史を通じて登場した様々な左翼政党やそれに関わった人たちの行い、思想について整理する作業を誰かがやっておかなければ日本の左翼の実像が後世に正確な形で伝わらなくなってしまう。私や池上さんは、その作業を行うことができる最後の世代だと思います。」(佐藤優)


    【本書の構成】

    ◇日本共産党の本質は今も「革命政党」
    ◇社会党栄光と凋落の背景
    ◇アメリカで社会主義が支持を集める理由
    ◇野坂参三「愛される共産党」の意図
    ◇宮本顕治はなぜ非転向を貫けたか
    ◇テロが歴史を変えた「風流夢譚事件」
    ◇労農派・向坂逸郎の抵抗の方法論
    ◇「共産党的弁証法」という欺瞞
    ◇労働歌と軍歌の奇妙な共通点
    ◇共産党の分裂を招いた「所感派」と「労農派」
    ◇毛沢東を模倣した「山村工作隊」
    ◇知識人を驚愕させた「スターリン批判」
    ◇天才兄弟と称された上田耕一郎と不破哲三
    ◇黒田寛一と「人間革命」の共通点
    ◇現在の社民党は「右翼社民」
  • ヘイトスラングを口にする父
    テレビの報道番組に毒づき続ける父
    右傾したYouTubeチャンネルを垂れ流す父

    老いて右傾化した父と、子どもたちの分断
    「現代の家族病」に融和の道はあるか?

    ルポライターの長男が挑んだ、家族再生の道程!

    <本書の内容>
    社会的弱者に自己責任論をかざし、
    嫌韓嫌中ワードを使うようになった父。
    息子は言葉を失い、心を閉ざしてしまう。

    父はいつから、なぜ、ネット右翼になってしまったのか? 
    父は本当にネット右翼だったのか?
    そもそもネトウヨの定義とは何か? 保守とは何か?

    対話の回復を拒んだまま、
    末期がんの父を看取ってしまった息子は、苦悩し、煩悶する。
    父と家族の間にできた分断は不可避だったのか? 
    解消は不可能なのか?

    コミュニケーション不全に陥った親子に贈る、
    失望と落胆、のち愛と希望の家族論!
  • 近代哲学の最高峰をいまこそ読み直す!
    「形而上学の不可能性」の原理とは? 
    「アンチノミー」「カテゴリー」「物自体」とは何か――。
    近代社会における知の全地平を見渡すうえで必読の一書をわかりやすく平らげる。「超解読」シリーズ第二弾!

    【目次】
    まえがき
    1 先験的原理論
      第一部門 先験的感性論
      第二部門 先験的論理学
       第一部 先験的分析論
       第二部 先験的弁証論
    2 先験的方法論
    あとがき
  • 主観と客観の一致は原理的にありえない。
    近代の哲学者たちを悩ませてきた「認識問題」の難問を解くために
    フッサールが考えた「現象学的還元」とは?
    「内在-超越」、「構成」、「絶対的所与性」……。
    さまざまな批判にさらされてきた現象学の誤解をとき、その核心に迫る一冊。
    近代哲学の重要な原理を平易に読み解く大好評シリーズ第三弾!
  • 予備知識なしに、重要哲学書がわかる「超解読」シリーズ第1弾!
    「小説みたいにおもしろい」。メルロ=ポンティがこう語ったという、『精神現象学』。自然、自己、他者、共同体、神などに関するさまざまな人類の経験を経ながら、主人公である「意識」はいかに成長していくのか。近代社会に生きる人間の「欲望」の本質は何か。ヨーロッパ哲学史上、最も重要にして最も難解なヘーゲルの主著を、おなじみのコンビがわかりやすく読み砕く。


    【著者紹介】
    竹田青嗣(たけだ せいじ)
    1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授を経て、現在、早稲田大学国際教養学部教授。哲学者、文芸評論家。著書に、『現象学入門』(NHKブックス)、『人間の未来』(ちくま新書)、『ハイデガー入門』『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著)『完全解読カント『純粋理性批判』』(いずれも講談社選書メチエ)などがある。

    西 研(にし けん)
    1957年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。和光大学現代人間学部教授を経て、現在、東京医科大学教授。哲学者。著書に、『実存からの冒険』『哲学的思考』(ともにちくま学芸文庫)、『ヘーゲル・大人のなりかた』(NHKブックス)、『哲学のモノサシ』(NHK出版)、『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著、講談社選書メチエ)などがある。


    【目次】
    まえがき――自由のゆくえ
    緒論
    第一章 意識
    第二章 自己意識
    第三章 理性
    第四章 精神
    第五章 宗教
    第六章 絶対知
    おわりに
  • 1,155(税込)

    JAは、「農業協同組合」本来の理念や目的を忘れてしまったのではないか?
    共済(保険)事業と信用(銀行)事業に依存し、職員に過大なノルマを課した結果、
    いまや多くのJAで「不正販売」と「自爆営業」が蔓延っている。
    元「日本農業新聞」記者である著者が、農協を愛するがゆえに書かざるをえなかった、
    渾身の告発ルポ!
    全国津々浦々に拠点を持ち、1000万人以上の組合員を抱える巨大組織の闇を撃つ。

    <本書の内容>
    ・JA職員が自爆営業を強いられている決定的証拠
    ・損するだけの共済商品に切り替えを勧める職員たち
    ・介護状態にならずに死ぬと1円も戻ってこない「介護共済」
    ・受け取り開始が90歳設定の「年金共済」に意味はあるのか
    ・高齢者や認知症の人に営業、半ば強引に契約
    ・ノルマ地獄を逃れるため、職員は続々と転職
    ・存続のためだけの、理念なき合併に突き進む地域のJA
    ・権力闘争に明け暮れる経営者たち
    ・史上稀に見る76億円の巨額損失を計上した「JA秋田おばこ」
    ・津軽と南部の対立で役員不在となった「JA青森中央会」
    ・梅農家の苦境を放置し、業者と結託する「JA紀南」「JA紀州」
    ・組織の論理に搦め捕られた「JA全中」会長

    腐敗の構造を徹底取材!

    <目次>
    第一章 不正販売と自爆営業

    1 顧客を食い物にする職員たち
    2 不正販売を引き起こす過大なノルマ
    3 JAの職員が自爆営業を強いられている決定的証拠
    4 自爆の金額は80万~200万円 LA職員の嘆き
    5 自爆営業の実態を分析した内部資料
    6 共済を悪用して私腹を肥やす職員たち
    7 弁護士が断罪「JAの不祥事の元凶は過大なノルマにある」

    第二章 金融依存の弊害

    1 JA共済連に共済商品を売る資格はあるのか
    2 投資信託は「第二の共済」にならないか
    3 理念なき合併に突き進むJA秋田中央会
    4 「准組合員制度」がもたらす矛盾と弊害

    第三章 裏切りの経営者たち

    1 史上稀に見る76億円という巨額損失の裏側
    2 前代未聞! 津軽と南部の対立で役員不在となったJA青森中央会
    3 梅農家の苦境を放置して、加工業者と結託する二つのJA
    4 組織の論理に搦め捕られてしまったJA全中会長

    第四章 JAはなぜ変われないのか

    1 不正を追及しない、なれ合いの組織
    2 「身内の監査」は終わったのか
    3 なぜJAは民間の保険を扱わないのか
    4 経済事業の立て直しとJAのこれから
  • 本書に登場する主な豪族
    1 中央の最有力豪族 物部連、和邇臣、大伴連、阿倍臣、葛城臣、巨勢臣、蘇我臣、中臣連など18氏
    2 地方の伝統的豪族 吉備臣、筑紫君、上毛野君、下毛野君、尾張連、出雲臣、肥君など11氏
    3 中央の有力豪族 鴨君、土師連、多臣、阿曇連、凡河内直、多治比君、佐伯連、坂本臣など30氏
    4 地方の有力豪族 息長君、三尾君、三国君、近江君、犬上君など13氏
    5 渡来系豪族 倭漢直、秦造、西文首、坂上忌寸など12氏
    6 新しい渡来系豪族 穴太村主、大友村主、志賀忌寸、高麗朝臣など9氏
    7 新しい有力豪族 石川朝臣、石上朝臣、藤原朝臣、藤原恵美朝臣、橘朝臣
    8 奈良時代の王統に連なる豪族 高円朝臣、御方宿禰
  • 「仮普請」の近代国家=明治日本。未熟な政党政治の混乱から「国体」を護るための「保険」として、枢密院は創られた。しかし「制度」は、制度独自の論理により歩みはじめる。そしてついにはようやく成熟し始めた政党政治と対立し、政治争点化する。伊藤博文による創設から第二次世界大戦敗北、新憲法成立による消滅まで、その全課程を描く、新書初の試み。
  • 新型コロナ禍で現場に行けなくなったNHKスペシャル取材班が、デジタル調査報道でミャンマー騒乱の「真相」を突き止めるまで――。

    19歳少女は軍に銃殺されたのか? ミャンマー軍はなぜ暴走したのか? 報道は激動の世界で何ができるのか?

    NHKの特別調査チームが「オシント(OSINT:Open Source Intelligence)」を駆使した新しい調査報道に挑戦した奮闘記。インターネット上の様々な情報や、SNSに投稿された動画や画像、地図情報や衛星画像など誰もがアクセスできる「公開情報」を使って、「不都合な真実」を暴くことはできるのか?

    【本書のおもな内容】
    ●ロシア・ウクライナ報道でも注目される「OSINT(オシント)」
    ●現地に入らずに取材をする「新しい手法」
    ●1000件以上のデータ分析・検証で見えた「真相」
    ●「自撮り」でドキュメンタリーを作る
    ●新型コロナがヒトに感染したのはいつだったのか
    ●世界中が注目するネット調査集団「べリングキャット」
    ●ダイニング・キッチンから「軍の非道」を暴く
    ●SNSから投稿が突然消えていった背景
    ●「4秒に満たない動画」に映っていたもの
    ●位置情報や衛星画像という「強力な武器」
    ●市民への攻撃に使われた兵器を特定する
    ●元将校たちが明かした「クーデターの真の理由」
    ●誰もが「権力ウォッチャー」であるために

    【目次】
    ■第1部 コロナ禍で模索する国際報道の現場
    第1章 誰も現地に行けない…Nスペ「ミャンマー」に辿り着くまで
    第2章 OSINTを駆使するデジタルハンターとの出会い
    第3章 クーデター発生!「ダイニング・キッチンでの“闘い”」

    ■第2部 デジタル調査団結成! オールドメディアの挑戦
    第1章 「OSINTチーム」前途多難の船出
    第2章 「エンジェルの死の謎」に挑む

    ■第3部 総勢30人の取材班が結集・奮闘の記録
    第1章 オンラインでOSINT技術を学んだディレクターたち
    第2章 ウェブサイトとの連動に挑戦

    ■第4部 OSINTで軍暴走の闇を暴け!
    第1章 未解明の“バゴー事件”の検証
    第2章 軍の暴走の背景に何があったのか?
  • 「本当に存在するのは神のみであり、人間を含め、その他のものはすべて神の<様態>に過ぎない」――一見、もっとも「自由」からはほど遠いように見えるスピノザ哲学が、自由こそは人間の「本性」と考えるのはなぜなのか? 政治的閉塞に被われた現代社会に風穴を開ける、もっともラディカルな思想の魅力を平易な文体で綴る。まったく新しいスピノザ哲学の入門書。
    ・「自然の権利や決まりとは、わたしの理解では、個物それぞれに備わった自然の規則に他ならない。あらゆる個物は、こうした規則にしたがって特定の仕方で存在し活動するよう、自然と決められているのである」(スピノザ『神学・政治論』第16章2節)。
    ・「スピノザが『神学・政治論』後半部で提示した政治哲学は、恐らくそれまでの西洋哲学史上類を見ないほどの徹底性をもって、わたしたち一人一人の「哲学する自由」つまり思想・言論・表現の自由のかけがえのなさを強調しています。しかもただ闇雲に大事だと叫びたてるのではなく、大事なものである理由を人間の自然権という、存在論的な基盤にまでさかのぼって徹底的に根拠づけようとしているのです」(本書第8回 自由は国を滅ぼすか――スピノザの思想<四>より)
  • 神社には、なぜ鳥居があるのか。神社の本殿は、なぜあのような形をしているのか。神社のルーツは何か。どのようにして今の形になったのか──伊勢神宮、出雲大社、あるいは沖ノ島、熊野三山、三輪山の磐座祭祀といった代表的な神社とその信仰のかたちを分析するとともに、日本各地に今も残る古い信仰のかたちの中に神社のルーツを探る。神社についてのすべてがわかる決定版。
  • 「こんな世の中で、自分は、自分の会社は
    今のままやっていけるのだろうか」

    そう不安に思っている人は少なくないでしょう。

    やっていけません――それが私の答えです。


    どうすれば世界に誇れる人材・組織になれるのか?


    本書は、過去や世界に視野を広げながら、
    将来の見取り図を描くことが狙いです。

    ・・・・・

    ■ すぐそこにある「コロナ以上の危機」
    ■ 会社が成長し続けるために必要なこと
    ■ 命とカネ、どちらが大事か?

    ■ 「SDGs」「ESG」の看板にだまされるな!
    ■ 会社にとって大事なのは「中身」と「実行力」
    ■ いまの株高は「ゴルディロックスのスープ」
    ■ 韓国よりも低い日本の平均年収
    ■ 株主第一主義から脱却せよ
    ■ 会社の本質とは何か
    ■ いまこそアダム・スミスに戻るべき理由
    ■ 日本が誇るべき「伝統的な商売哲学」とは?
    ■ 脱成長経済なんてありえない

    ■ GAFAも長くは続かない!
    ■ これから世界を支配するのは中小企業
    ■ ダウ採用銘柄に見る企業の栄枯盛衰
    ■ 今後は大企業の中小企業化が進む
    ■ 人材とアイデアをヨコにつなげて最適化せよ

    ■ いつまで上座・下座にこだわっているのか!
    ■ 社外取締役のウソ
    ■ DXでもタテ型社会は変わらない!

    ■ アメリカと中国、真の覇権国はどっちか?
    ■ 米中衝突時代に求められる日本企業の役割
    ■ 中国を封じ込めることはできない
    ■ 米中は共存共栄せざるを得ない
    ■ 根深い白人至上主義
    ■ 人口逆転に対する白人の恐怖心
    ■ 中国は分裂していく方向に進む

    ・・・・・

    以上のように、本書が扱っているテーマは、
    ウィズコロナ社会、資本主義の変遷、
    会社の栄枯盛衰、日本企業のタテ型社会、
    米中新冷戦……と多岐にわたります。

    会社と仕事をめぐっても課題は山積しています。

    いっこうに上がらない給料の手取り、
    あとを絶たない不祥事、
    創業やイノベーションの遅れ……。

    そうした問題意識を中心に据え、
    これから日本の会社と私たちの仕事が
    どんなふうに変わっていくのか、
    あるいは変わっていかざるをえないのか。

    会社大変革の時代を私なりに予測し、
    ともに考えていきたいと思います。

    これからは、変わる勇気と覚悟を持った
    組織だけが生き残り、
    これからの世界を支配する!
  • オウム・革マル派との“隠された戦い”とは?
    監視・尾行・盗聴・スパイ養成の実践法は?
    誰にも書けなかった“治安活動”の真実!


    公安警察の暗部──東京・中野のJR中野駅にほど近い一角。
    コンサート会場や結婚式場として有名な中野サンプラザの裏手あたりに広大な敷地を有する警察大学校がある。
    この敷地内にかつて、古びた木造の建物があった。
    入り口には縦長の看板。
    黒い字で「さくら寮」と記されていた。
    こここそが戦後間もなくから日本の公安警察に存在する秘密部隊の本拠地だった。

    その組織は「四係」と呼ばれていた。
    地方分権を建て前としながら、中央集権的な機構を持つ公安警察の中枢として全国の公安警察官の活動を指揮・管理する裏組織。
    いつしか警察内や関係者の間では「サクラ」の隠語を冠されて呼称されるようになる。

    ……戦後公安警察の暗部を辿っていくと、糸は全てが中野へと収斂されていく。
    「サクラ」とはいったい何をなしてきた組織なのか。
    (本書より──)
  • なぜ日本人は、草木や山川までもが成仏できると考えるのか? なぜわれわれは「ご先祖様」をお祀りするのか?――ふだんは当たり前のこととして、何気なく見過ごされている何気ない日常の習慣、思考パターンにも、それぞれに隠された精神の歴史がある。縄文から現代まで。土偶から「ゆるキャラ」まで、日本思想史の第一人者とともに、さまざまな事象の中に「日本人の心の歴史」をたどる。
  • ■■■彼らはなぜ「強かった」のか?■■■

    ■■■「一つの時代」は本当に終わったのか?■■■

    世代交代が進む中で
    天才たちはいま、何を思い、考えているのか。

    危機感と劣等感、痛恨と意地
    敬意と憧憬、そして誇り―。

    羽生善治・渡辺明・谷川浩司・佐藤康光
    森内俊之・藤井猛・郷田真隆・久保利明・先崎学ら
    計16人の棋士のロングインタビューを収録。

    ・・

    将棋界において30年以上にわたり
    その頂点に君臨し続けてきた「羽生世代」。

    しかし50歳が近づくにつれて
    彼らの成績はゆるやかに下降し始めた。

    そして近年は、藤井聡太ら精鋭たちに押され、
    以前のような圧倒的な結果を残せなくなっている。

    世代交代が現実のものになったのだ。

     羽生世代の棋士だけでなく
     羽生世代の突き上げを食らった年上棋士
     羽生世代の牙城に挑んできた年下棋士たちが
    はじめて明かした本音とは。

     「奇跡の世代」の深層に気鋭の将棋観戦記者が迫った。

    【本書のおもな内容】
    ■序 章 将棋界で起きた「31年ぶりの一大事」:大きな転換期を迎えた羽生世代

    ■第1章 羽生世代はなぜ「強かった」のか:突き上げを受けた棋士の視点
    谷川浩司 黄金世代と対峙してきた“光速流”の本音
    島 朗   「55年組」やいまの若手と彼らは何が違うのか
    森下 卓  世代の狭間で気持ちを崩した俊英の告白
    室岡克彦 強豪たちに大きな影響を与えた先達の見解

    ■第2章  同じ世代に括られることの葛藤:同時代に生を受けた棋士の視点
    藤井 猛  棋界の頂点に立っても拭えなかった劣等感
    先崎 学  早熟の天才が明かす同年代ゆえの「複雑さ」
    豊川孝弘 奨励会入会が同じだった年上棋士の意地
    飯塚祐紀 タイトル戦で競っていない奨励会同期の思い

    ■第3章 いかにして下剋上を果たすか:世代交代に挑んだ棋士の視点
    渡辺 明  将棋ソフトがもたらした“世代交代”の現実
    深浦康市 いまも忘れ難い「控室での検討風景」
    久保利明 “さばきのアーティスト”が抱いていた危機感と憧憬
    佐藤天彦 難攻不落の牙城を撃破した“貴族”の視座

    ■第4章 羽生世代の「これから」:一時代を築いた棋士の視点
    佐藤康光 人間の限界に挑んできたことの誇り
    郷田真隆 定跡を一からつくってきた者たちの痛恨と自負
    森内俊之 小学4年からの将棋仲間が「天才」だったことの幸せ
    羽生善治 “年相応の難しさ”をどう乗り越えていくか
  • Uは私だ。植松聖を不気味と感じる私たち一人ひとりの心に、彼と同じ「命の選別を当たり前と思う」意識が眠ってはいやしないか?
    差別意識とは少し異なる、全体主義にもつながる機械的な何かが。
    「A」「FAKE」「i ‐新聞記者ドキュメント-」の森達也が、精神科医やジャーナリストらと語りあい、悩み、悶えながら、「人間の本質」に迫った、渾身の論考!
  • 『精神現象学』と並ぶヘーゲルの代表作、超解読ついに完成。難解な「ヘーゲル語」をかみ砕き、近代社会の「原理」の書として読み直す。
    予備知識なしに、重要哲学書がわかる「超解読」シリーズ!
    所有、契約、責任、犯罪と刑罰――社会の基礎をなすさまざまなルールは、どのような根拠があれば「正しい」と言えるのか? そして「よき」社会、「よき」国家とは? まさにわたしたちが今生きている世界の「原理」を考える。
    ヨーロッパ哲学史上、最も重要にして最も難解なヘーゲルの主著を、おなじみのコンビがわかりやすく読み砕く。
  • コロナ禍が日本社会に与えた影響は計り知れない。特に経済では消費税増税と重なり大不況となっている。日本の支配エリートはコロナでもたない企業は潰れて良いと思っている現実。「高プロ」も愛国教育も、支配エリートの新「帝国主義」への布石だと喝破する松尾匡氏は日本のマルクス経済学者の白眉である。
    松尾氏はこの悲惨な現実を読み解くにはマルクスの「疎外論」が重要だと説く。
    本書では「生きているだけで価値がある」生身の具体的人間を主人公にして、制度や決まり事などの社会的なことが、その主人公からコントロールできなくなって一人歩きする事態を批判する。
    ツールであったはずの制度や決まり事などの社会的なことが自己目的化し、生身の個人を手段化して踏みにじる、こうした事態を「疎外」と呼んで批判したのがマルクスの「疎外論」というわけです。
    「支配階級」や「搾取」も「疎外論」から読み直すことを従来提唱してきた松尾氏は、生身の個々人のもとに経済のコントロールを取り戻すことが大切であり、社会全体で生身の個々人みんなの事情にマッチするように、社会全体の設備投資もコントロールする必要があると述べる。
    まさにブレグジットの「コントロールを取り戻せ」です。
    本書は、この考えのもと、レフト1・0、レフト2・0の思想を乗り越えレフト3・0の経済学の真髄を示す全く新しい社会変革の書である。
  • 仕事の面白さと深みをたっぷり味わい、
    感動や興奮を仕事仲間や取引先と共有する――。

    部長のやりがいは、会社人生最大のものです。

    ■■■部長ほど面白い職業はない!■■■

    とはいえ、成功ばかりの人生などありえません。

    著者が課長時代に直面した「事件」、
    部長時代に経験した手痛い失敗とは?

    働き盛りのみなさんに贈る
    「人生の勝負どき」を乗り切るためのヒント。

    ・・・

    ■ 豆腐屋でにわか見習い
    ■ 成果ゼロの飛び込み営業で得た教訓
    ■ 課長時代に直面した「事件」
    ■ 部長時代の手痛い失敗
    ■「やられた!」と思ったこと
    ■ 昇進の目前に現れる「卑しい本性」
    ■ 他人のことはいえない「酒をめぐる失敗」
    ■ 反面教師としていた部長

    ■ 取引先のトップと会うための早道
    ■ 議論で負けないコツ
    ■ 働き盛りに取り組んだこと
    ■ 人間関係を築く基本
    ■アイデアがひらめくヒント
    ■ 部長として成功する秘訣

    ■ 上に立つ人間がすべきこと
    ■ 自分の後任を意識的に教育する
    ■ 部下の才能をいかに引き出すか
    ■ 優秀な社員ほど厳しい職場に送り込む

    ■ 会社を真に変えるには
    ■ 社内の反発をどう抑えたか
    ■ 会社のルールをぶっ壊せ
    ■ 参加者唖然の「ビール事件」
    ■ 灰皿が飛ぶ職場

    ・・・

    本書では、新しいビジネスを創造した事例とともに、
    いま思い返しても赤面するほどの失敗した事例も
    包み隠さず書きました。

    成功ばかりの人生などありえません。

    喜びや感動とともに苦悩や無念を味わうのが
    リアルな部長の姿です。

    ポストコロナ時代、「グレートリセット」と呼ばれる
    価値観の大転換期を迎えるなかで、
    会社から離れた自宅などで仕事をする
    テレワークが一気に普及するなど、
    私たちの働き方も大きく変わろうとしています。

    しかしどんなに働き方が変わっても、
    仕事の本質は変わりません。

    大企業であろうが中小企業であろうが、
    部長のあなたでなければできない仕事は多く、
    それが会社の進む方向を動かし、
    あなたの人生をも動かすのです。

    ・・・

    【本書のおもな内容】
    第1章 仕事・読書・人が自分を磨く
    第2章 部長時代の手痛い失敗
    第3章 会社のルールをぶっ壊せ
    第4章 上に立つ人間がすべきこと
    第5章 なぜあなたは働くのか
  • 891(税込)
    著:
    池上俊一
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    法廷に立つブタ、破門されるミミズ、モグラの安全通行権、ネズミに退去命令……13世紀から18世紀にかけてヨーロッパに広くみられた動物裁判とは何だったのか?自然への感受性の変化、法の正義の誕生などに言及しつつ革命的転換点となった中世に迫る「新しい歴史学」の旅。
  • 激動の時代を生き抜くために、これだけは言っておきたい――。

    私たちは、近現代史から何を学ぶべきか?
    ノンフィクション作家・保阪正康による、歴史の大局観を養うための迫真の講義。

    ★緊急書下ろし「コロナと近代日本」を収録!

    なぜ日本は「たった14年」で壊滅したのか?
    高度経済成長が「戦争の失敗」を繰り返したのはなぜか?
    明治日本はなぜ「帝国主義国家」以外の道を選べなかったのか?
    戦前の日本が軍事学を軽視した背景とは?
    「天皇がいるけれどいない」大正の5年間は私たちに何を教えるのか?
    日本のファシズム体制を形成するプロセス「三段跳び理論」とは?
    「コロナ危機」を前に歴史から学ぶべきこととは?

    私たちが必ず知らなければならない「歴史の教訓」が、ここにある。
  • 還暦後の人生を充実させる考え方

    第一章 社会とどう向き合うか
    ・「何歳まで働くのか」を考えても意味がない
    ・高齢者が生かされる歴史的・生物学的意味
    ・「敬老の日」を廃止せよ
    ・「年齢フリー」の世の中に
    ・グーグル・アマゾンを生み出せない日本の教育
    ・「飯・風呂・寝る」の生活から脱却せよ

    第二章 老後の孤独と家族とお金
    ・「老後の孤独」の本質はゆがんだ労働慣行
    ・死んだら星のかけらに戻るだけ、恐れても仕方ない
    ・次の世代のために、自分の範囲でできることをする
    ・運をつかむカギは「適応」にあり
    ・人とのつながりは「自分」というコンテンツ次第
    ・人生は愛情の獲得競争
    ・子孫に美田を遺さず、必要なら生前贈与を

    第三章 自分への投資と、学び続けるということ
    ・80歳でもチアリーダーになれる、DJになれる
    ・「昔取った杵柄、新たな物事への「感染」
    ・英語で一番難しいのは日常会話
    ・成果の出る学習の秘訣は「仕組みづくり」
    ・「物事の見方」をどう磨くか
    ・学びが還暦後の底力をパワーアップする

    第四章 世界の見方を歴史に学ぶ
    ・日本が鎖国できたのは「世界商品」がなかったから
    ・スペインの没落を招いた「血の純潔規定」
    ・ダイバーシティで栄えた国、反ダイバーシティで没落した国
    ・日本の敗戦はおごり高ぶって開国をしてた結果
    ・世の中を理解するために必読の古典とは
    第5章 持続可能性の高い社会を残すために
    ・男女差別が日本を衰退させている
    ・男性が子育てをすると家族愛が高まる科学的理由
    ・赤ちゃんを産んでも女性が経済的に困らない仕組み
    ・社会保障と税の一体改革は必要不可欠
    ・よいリーダーとよい政府は市民がつくる
  • 漢字は知恵の玉手箱! 「企鵝鳥」とは? 「育」「正」は何の形? 人名漢字、異体字、国字など、やっぱり漢字は面白い!
  • 【好業績で人手不足なのに、なぜ大手企業は早期退職を募っているのか?】

    【転職「35歳限界説」が過去の俗説と化した理由とは?】

    【1000人に1人の希少性を持つ裏技的方法!】

    【絶対に廃れない基本的な能力って何?】

    【頭を「使う人」と「使わない人」の経済格差とは?】

    ・・・・・

    2020年 日本型雇用改革元年
         ↓ ↓ ↓
    2020年代 通年採用拡大&70歳が定年に
         ↓ ↓ ↓
    2030年代 中途採用5割超え&75歳が定年に
         ↓ ↓ ↓
    終身雇用・年功序列が完全崩壊!

    ・・・・・

    「トヨタが変われば日本が変わる」
    「3年でひとつのプロを目指す」
    「定年を撤廃する大手企業」
    「年金の受給開始年齢は75歳に!?」
    「人材獲得競争の勝敗を決めるもの」
    「転勤の廃止で就職希望者が10倍に」
    「世界でも突出して学び直しをしない日本人」
    「少なすぎるAI人材とAI教員」
    「ハイブリッド人材が求められる理由」
    「ビルゲイツが設けている「考える週」」

    ・・・・・

    すべての日本人の人生にとって、深く関りがある本を書きました。

    2020年は日本の雇用が大変革を遂げる年になるからです。

    AIなどのデジタル技術の普及に伴って、若手にとっても、
    中堅にとっても、ベテランにとっても、高齢者にとっても、
    無縁ではいられない雇用の流動化が起ころうとしているのです。

    これからの日本では、大学を卒業後に就職して70~75歳まで働くことになるので、
    個人の会社員生活は50年前後と、今の定年より10~15年程度も長くなります。

    現在24年にまで縮まってきている企業の平均寿命が将来的に20年を切るようになったら、
    会社員生活は企業寿命の2.5倍を超える長さになってしまうというわけです。

    平均的な働き方をする日本人であれば、
    計算のうえでは人生で3つの仕事や会社を経験しなければなりません。

    そこで充実感のある人生を歩み続けるためには、どうすればいいのか――。

    本書がみなさんにとって、明るく前向きに生きるための一助としていただけたら幸いです。

    ・・・・・
    【本書のおもな内容】

    第1章 日本から「定年」が消滅する
    第2章 大きく変わる企業の採用
    第3章 トヨタ「採用の半数が中途」の衝撃
    第4章 人材育成の仕組みを再構築する
    第5章 これからを生きるための最大の武器
  • 誰かのために、世界のために、何かしたい。――でも、どうやって?「国境なき医師団」で働くのは医師や看護師だけではない! ハイチ、ギリシャ、フィリピン、ウガンダ、南スーダンをめぐる現地ルポと日本人スタッフへのインタビューで迫る、「人道主義」の最前線。 * * *MSFってどんな組織? どんな人が働いているの?どこに派遣されるの? 危なくないの?給料はどれくらい? …私でもなれるの?知っているようで知らないMSFのリアルを、稀代のクリエーターが徹底取材で明らかに! * * *[目次]はじめに第一章 「国境なき医師団」ってどんな組織?第二章 MSF日本インタビュー1 アドミニストレーター ロジスティシャン 人事部リクルートメントオフィサー第三章 現地ルポ1 ハイチ ギリシャ フィリピン第四章 MSF日本インタビュー2 国境なき医師団日本会長 活動責任者 ファンドレイジング部ディレクター+シニア・オフィサー第五章 現地ルポ2 ウガンダ 南スーダンおわりに
  • これからの銀行員に必要な資質・能力とは?日銀のマイナス金利政策の長期化で収益力が萎え、デジタル化の波が押し寄せ、やがて銀行員の仕事を奪っていく――。そんな将来の不安から、転職の準備をする銀行員もいるという。だが、厳しい収益環境が続く中でも、独自のスタイルで顧客や部下の信頼を集めている支店長、支社長たちが、この国にはいた。本書では、3つのメガバンク・4つの地銀それぞれを代表する12名のインタビューを収録。“漠とした不安”を抱える部下に「惑わされるな」と檄を飛ばす“レジェンド支店長”銀行業界で連綿と続くノルマ至上主義に背きながらも、着実に実績を残してきた“奇跡の支店長”「部下を守るためには本部と戦うしかない」と息巻く“尖った支店長”など、個性豊かな顔ぶれが登場する。はたしてこれからの銀行員、銀行支店長に必要な資質・心得、組織運営と人材育成のヒントとは?“伝説の支店長”12人が、そのノウハウをすべて明かす!
  • 真珠湾攻撃、太平洋戦争開戦の2年前の1939年、満州国とソビエト連邦の国境地帯で発生した「ノモンハン事件」。見渡す限りの草原地帯で、関東軍とソビエト軍が大規模な軍事衝突に発展、双方あわせて4万5000人以上の犠牲を出した。関東軍を率いたのは、弱冠37歳の青年参謀・辻政信と、その上司・服部卓四郎。大本営や昭和天皇が無謀な挑発を厳しく戒めるのをよそに、「寄らば斬る」と大見得を切った辻によって、日本軍は想定外の「戦争」へと突入していった――。事件から80年、いまも装甲車や塹壕が放置され、人骨が散在するノモンハンの現場を徹底調査、さらにアメリカに残る旧軍人らのインタビューテープを発掘して、事件の深層を立体的に浮かび上がらせた同名番組を書籍化。
  • 〈私はしばしば、「デモをやって何か変わるんですか?」と聞かれました。「デモより投票をしたほうがいいんじゃないですか」「政党を組織しないと力にならないんじゃないですか」「ただの自己満足じゃないですか」と言われたりしたこともあります。しかし、そもそも社会を変えるというのはどういうことでしょうか。〉(「はじめに」より)

    いま日本でおきていることは、どういうことか? 社会を変えるというのは、どういうことなのか? 歴史的、社会構造的、思想的に考え、社会運動の新しい可能性を探る大型の論考です。
  • 「権力の暴走を許してはいけない」すべてが実話。迫力と感動の法廷ドキュメント罪を犯したかもしれない人物の車に警察が勝手にGPSを取り付け、徹底的に行動を把握する行為を繰り返していた――。令状なき捜査は許されるのか。警察が、一般市民の行動確認を行う危険性はないのか。2017年に「令状なきGPS捜査は違法」の最高際判決を日本で初めて勝ち取った弁護団。その弁護団を率いた女性弁護士の奮闘とチームの苦悩・活躍を描く。
  • 昭和史研究者の第一人者が、はじめて石原莞爾論をまとめた。東條英機、瀬島龍三、吉田茂など本人や側近から「昭和の闇」を再検証する
  • 本書は、科学と非科学のはざま、言うならば「光」と「闇」の間にある、様々な「薄闇」に焦点を当てた本である。「科学的」なものと「非科学的」なものは、そんなに簡単に区別できて、一方を容赦なく「断罪」できるのか? 「科学的な正しさ」があれば、現実の問題はなんでも解決できるのか? 何が「真実」で「異端」なのか? 分子生物学者が科学の可能性と限界を見つめ、私たちが生きる意味をも捉えなおしたサイエンスエッセイ
  • 2018年1月に逝去した政治家・野中広務の生涯。政敵とは徹底的に闘う、強面のイメージが強かった。だが、その一方で、戦争を憎み、沖縄に寄り沿い、平和を愛した政治家でもあった。その素顔に迫る。
  • 大死亡時代の到来とともに、注目され続ける「空き家問題」。2033年には3戸に1戸が空き家となる。これからの日本では、「住まいの終活」が最重要課題となってくるのだ。あなたが空き家を抱えた時、どうすればよいのか? あなたの子どもに自分の住まいについて、何をどう伝えておけばよいのか? 特別付録「書き込み式 住まいのエンディングノート」に書き込みながら、あなたの住まいについて考えてみよう。
  • あなたの心の軸はなんですか?パフォーマンス学の第一人者による、日本を明るくする「思いやり」再生論。仕事でもプライベートでも私たちが幸せに生きるための鍵、それは忘れていた日本流の思いやり復活にある!思いやりの本質を明らかにし、身につけるべき個人スキルまで丁寧に示す。
  • 認知症の人の思いや本音を聞いてみると、実は家族が持っている情報が間違っているために、自ら介護を大変なものにしているのではないかと思うことがよくありました。誤解の上に成り立った介護は、介護するほうにもされるほうにも、苦痛を与えるのは当然です。彼らの心の内側を知れば、認知症と診断された人だけでなく、介護に苦労している家族にとっても貴重な情報になるにちがいない、そう確信しました。――「はじめに」より
  • シリーズ2冊
    9351,045(税込)
    著:
    矢部宏治
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する
  • これまで伝えられてきた「別班」に関し、精緻な取材によって新たに判明した情報を提示するとともに、これまで明かされてこなかった海外活動の実態をレポート。ベールに包まれていた秘密情報部隊「別班」の深層に迫る。
  • 戦前右翼、反米から親米への転換、政治や暴力組織との融合、新右翼、宗教右派、そしてネット右翼・・・。戦後右翼の変遷をたどる。
  • 朝から晩まで観光名所をひたすら回って、ヘトヘトに疲れる毎日が続くツアー旅行にはもううんざりだ。せっかくの海外旅なら、ひとり気ままに「生活の場」を自由にたどりたい。東南アジアのカレーを味わい尽くす、中国四大料理を制覇する、シャンパンの聖地を訪ねる、モザイク画をテーマにイタリアの古都を訪ねる、青蔵鉄道で天空を旅する――旅のプロたちが自信を持って薦める15種類の「極上の大人旅」をご紹介しましょう。
  • 1,320(税込)
    著:
    千田稔
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    故郷の華族さまはどんな人物だったのか? 明治国家の建設と発展に貢献した「皇室の藩屏」たちの授爵、陞爵のプロセスとさまざまな挿話、追随を許さぬ詳細データで綴る近代日本人国記。 ●薩摩と長州、華族の数はどっちが多い? ●いちばんお金持ちになった大名華族は? ●爵位は一代限りと主張したのはだれ? ●華族が1人もいない県がある。それはどこ? ●東北諸藩出身者、旧幕臣の授爵はどんなものだったか?
  • 高校野球でチームが強くなるかどうかは、監督が8割以上のカギを握る。10代の子どもたちを野球選手として、人間として成長させながら、チーム作りをしなければならないからである。野球にも、人間にも、そして人生や組織、社会にも精通していなければならない。 一切のごまかしが通用しない真剣勝負の舞台・甲子園で華々しい結果を残してきた名監督たちが、必勝のチーム作りの真髄と若者の教育論を語る。
  • 最近では計算スピードに重点を置いた算数教育が行われることも多いが、そうした機械的な問題の解き方しか習っていない人は数学的な思考法が備わっていないために、レベルが高くなってくると必ずどこかでつまづいてしまう。全体を1とする意味や、0の概念、素数、面積の導入法、グラフを書く意味など数学の基本的な考え方、数学が得意になるためのエッセンスを、著者の幼い頃のエピソードとともに紹介。
  • 日清戦争は近代日本がはじめて経験した大規模な対外戦争でした。それは国民を熱狂させ、国家全体を狂騒の渦に叩き込みながら政治、社会体制のありかたまで変革させた巨大な祝祭だったといえましょう。その過程においてメディアが果たした役割は大きなものでした。というより、この戦争報道のなかで日本のメディアは今日にいたるプロトタイプを形成していくことになります。
  • 昨今、さまざまな大企業の不祥事が世間を騒がせます。そのたびにマスコミに糾弾され、おわびの会見が開かれ、「コンプライアンスを遵守します」と頭を下げるトップの姿がまさに儀式のように展開されます。そしてまた次の企業が……。なぜ大企業の不祥事が続くのでしょうか? 本書では日本企業のCSRの実態をよく知る著者が、不祥事の背景となっている日本社会と企業の組織文化にまで踏み込み、その原因を解き明かします。
  • 私たちの漢字の常識は間違いだらけ!? 「比」の画数は? 「口腔」「垂涎」「憧憬」本来の読みは? 「環」の下をはねると間違い? 漢字の蘊蓄を楽しみながら学べる魅力的な一冊。
  • 770(税込)
    著:
    長谷川櫂
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    一人でひねっているだけではなかなか上達しないのが俳句。本気で上達したければ、先生のいる句会に行くのが一番。本書は著者が主宰する句会の実録をもとに、書き下ろしの「句会の心得」を加え、句会とはどういうものか、どうすれば句がもっとよくなるかを具体的に解説。これから句会に行きたい人、必読。すでに参加している人は、自分の句会を見直すいい機会に。ちょっとのぞいてみたい人にも楽しめる「読む句会」。
  • 誰よりも西欧市民精神を理解し、大衆にそれを伝えようとした作家・大佛次郎は、誰よりも真剣に対米戦争の勝利を願い、傷ついた。「戦争協力」の一言では片づけられない「ペンの戦い」を読み解く。
  • 共和国はなぜ十字架を排除したのか? 権力をめぐって対峙するカトリック教会と<共和派>の狭間で、一般市民は、聖職者は、女性たちは何を考え、どう行動したか。『レ・ミゼラブル』などの小説や歴史学文献を読み解きながら、市民社会の成熟してゆくさまを目に見える風景として描き出す。
  • コーヒーと並び世界中で愛飲される嗜好品・茶。数千年前、中国南部からインド北部にはじまった飲茶風習は、多様な受容の形をとって世界各地に広まり、それぞれの国・地域に多彩な茶文化を開花させた。そしてそれは、日本では茶の湯として結実した――。ともすれば茶の湯に偏りがちだった従来の茶文化観を排し、日本の歴史・日本文化の中での位置づけを意識しながら綴る、千年にわたり茶人たちが織りなしてきた茶文化の物語。
  • パールは東京裁判を「政治」と見抜き、「A級戦犯全員無罪」を主張した。欧米の帝国主義・人種差別・原爆投下も徹底批判、この文書は日本人に何を問いかけるのか? 右も左も注目する論点を対論で検証、自称保守派の訪哲学の乱れを正す。
  • 地球環境の「基本的しくみ」とは? 地域の「つながり」の活かし方とは? 市民運動に立ち上がった科学者がわかりやすく説く「ゴミ問題解決法」。 ●物理学の基本法則は警告する! ●「戦略10訓」から「もったいない10訓」へ ●生命を宿す星、地球のしくみ ●「美しい国」の国策はゴミ産業の興隆なのか!? ●対立から協働へ――今こそ市民の出番!
  • 「異常」「正常」という言葉を、我々は日常的に使っています。かつ、精神の異常と正常の区別も、線引きできるものだと当たり前に考えます。たとえば、統合失調症の患者や、認知症の老人に対して、「正常な感覚を失っている」「異常な世界を見ている」と認識します。しかし、それは「普遍的な真理」なのでしょうか? 本書では異常と正常の線引きがいかになされてきたのか、日本と西洋の古代までさかのぼって検証します。
  • ネット論壇とマスコミの共犯関係、ゲーム的な身体的快楽と新しい社会運動、お笑いの変化と私たちの日常の「振る舞い」の関係とは? メディア環境の激変は、私たちの“身体”をどのように作り替え続けているのか? 気鋭の批評家が2000年代の日本社会を描く画期的評論!
  • この本はおそらく日本ではじめての「あなた」論です。少なくとも日本語で書かれた「あなた」についてのたぶん唯一の、最初の徹底した考察でありましょう。ギリシア以来、哲学は「わたし」を問い続ける反面で、とても大事なものを取りこぼしてしまいました。それが「他者」ではない「あなた」を考察することで見えてきます。
  • 加速する宇宙の膨張、宇宙の年齢、ダークマターの正体。天文学の教科書はいかに書きかえられてきたか。1990年の打上げから現在に至るまでの、ハッブル望遠鏡の栄光と苦難の物語。
  • 「萌え」にはじまり、日本のキャラ化は進化するばかりである。現在ではコスプレ系ひとつとってみてもオタク・コスプレイヤー・ニート・引きこもり・ロリコンなどキャラの多様化はめざましい。懐かしいマンガやアニメのキャラクターからはじまり、ディズニーやキティなどキャラクター商品を80%以上の日本人が所有している。そして、あらためて驚くのは大人の所有率の高さだ──。
  • 一見、よいことが社会を毒することもある。子ども達のいちばん近くにいる塾だからこそ見える真実。あえていおう、予習は病気だ! 親の□いアタマを○くする、目からウロコの快著。
  • 太平の世にあって歴戦の老将は過去をかえりみ、わが亡き後の家の安泰に思いをめぐらす。側近く仕えた小姓の筆が伝える、死に臨んだ「独眼竜」の深き慮りと愛する者たちへの別れの作法。政宗に近しく仕えた小姓・木村宇右衛門可親が主君の言行を記録した『木村宇右衛門覚書』を読み解き、武人の最後の日々を描き出す。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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