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『ノンフィクション、角川文庫、1001円~(実用)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • 「望郷の歌」が誕生して80年――ペギー葉山が目撃した歴史的瞬間とは。

    2017年4月に急逝した戦後日本を代表する歌手・ペギー葉山。
    愛した人々に見守られ、彼女は代表曲『南国土佐を後にして』の「譜面」を胸に抱いて天へ召された。
    彼女の人生を大きく左右することになった同曲のルーツは、戦争中に中国戦線の兵隊たちによってつくられた
    『南国節』にさかのぼる。
    元兵士が述懐する極限の戦場、生と死の狭間にいた若者たちが異国の地で故郷を忍び、
    家族に思いを馳せながら歌い継いだ「望郷の歌」は、同時に仲間への「鎮魂歌」でもあった。

    ペギーが、激戦に次ぐ激戦のさなかに生まれたこの歌に出会ったのは、偶然だったのか、それとも必然だったのか。
    「死」の4か月前、ペギーが筆者に対して語った数々の述懐は、その謎を解き明かし、はからずも彼女の「遺言」となった。
    自身もまた戦争に翻弄された少女時代を送ったペギーによって新たな「命」を吹き込まれた
    『南国土佐を後にして』が国民的なヒットとなったことで、新しい曲が発見された。
    そしてその曲が、東日本大震災の被災者たちを勇気づけ、大きな影響を与えていく。

    戦地の若者が口ずさんだ歌の誕生から実に80年近くを経ても、多くの名もなき人々が共鳴し合う奇跡の物語は脈々と続いていた。
    丹念な取材と構成で明かされる、忘れ去られていた日本人の優しき心とは――。
  • 1,210(税込)
    著者:
    下山 進
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    文庫版書き下ろし新章「レカネマブ開発秘話」400字×80枚を加筆!

    アデュカヌマブの崩壊から、レカネマブ執念の承認まで。両者の死命を分けたのは2012年から始まったフェーズ2の設計にあった──。当事者たちの証言によって壮大な物語が完結。
    物語は青森のりんご農家から始まる。陽子が、りんごの実ではなく、葉をもいで帰ってきたとき、一族のものたちはささやきあった。
    「まきがきた」
    遺伝性アルツハイマー病の突然変異解明からわかっていく病気のメカニズム。
    遺伝子の特定からトランスジェニック・マウスの開発。ワクチン療法から抗体薬へ――。
    患者、医者、研究者、幾多のドラマで綴る、治療法解明までの人類の長い道。
    解説・青木薫



    <文庫書き下ろし新章 目次>

    新章その1  オーロラの街で
    青森の一族同様、その北極圏の街で、代々アルツハイマー病に苦しむ一族がいた。その地を訪ねたスウェーデンの遺伝学者が全ての始まりとなる。

    新章その2 アデュカヌマブ崩れ
    アデュカヌマブはFDAで「迅速承認」というトラックをつかって承認される。が、承認直後から批判が噴出、議会調査も始まり、壮大な崩壊劇が始まる。

    新章その3 運命のフェーズ2
    2012年から始まったアデュカヌマブとレカネマブのフェーズ2の治験には実は大きな違いがあった。その年、エーザイにインド出身の統計学者が入社をしていた。

    新章その4  ショーダウン
    ついに「アルツハイマー病研究運命の日」が来る。「レカネマブ」フェーズ3治験結果。内藤晴夫はその日、携帯電話を枕元に置き眠りについた。米国からの報せはいかに? 

    新章その5 みたび青森で 
    連綿と続く遺伝性アルツハイマー病の苦しみ。レカネマブは希望の光となるか?

    他 プロローグ「まきがくる」からエピローグ「今は希望がある」まで
  • その島は、歴史の狭間に漂っていた。近現代史の縮図を征く珠玉の紀行ルポ!

    各紙誌で絶賛された新たな「宮沢賢治論」
    (『産経新聞』評者・江上剛氏、『河北新報』評者・土方正志氏、『毎日新聞』評者・池澤夏樹氏)ほか
    「『廃線紀行』に代表される鉄道紀行と『狂うひと』に代表される作家研究が融合しあい、比類のない作品が生まれたことを心から喜びたい」原武史氏(『カドブン』)

    かつて、この国には“国境線観光”があった。樺太/サハリン、旧名サガレン。何度も国境線が引き直された境界の島だ。
    大日本帝国時代には、陸の“国境線“を観に、北原白秋や林芙美子らも訪れた。また、宮沢賢治は妹トシが死んだ翌年、その魂を求めてサガレンを訪れ、名詩を残す。
    他にチェーホフや斎藤茂吉など、この地を旅した者は多い。何が彼らを惹きつけたのか?
    多くの日本人に忘れられた島。その記憶は、鉄路が刻んでいた。賢治の行程を辿りつつ、近現代史の縮図をゆく。
    文学、歴史、鉄道、そして作家の業。全てを盛り込んだ新たな紀行作品!

    【目次】
    第一部 寝台急行、北へ
    一 歴史の地層の上を走る
    二 林芙美子の樺太
    三 ツンドラ饅頭とロシアパン
    四 国境を越えた恋人たち
    五 北緯50度線のむこう
    六 廃線探索と鉱山王
    七 ニブフの口琴に揺られて

    第二部 「賢治の樺太」をゆく
    一 「ヒロヒト岬」から廃工場へ
    二 賢治が乗った泊栄線
    三 「青森挽歌」の謎
    四 移動する文学
    五 大日本帝国、最果ての駅へ
    六 オホーツクの浜辺で
    七 チェーホフのサハリン、賢治の樺太
    八 白鳥湖の謎
    九 光の中を走る汽車
    十 すきとおったサガレンの夏

    おわりに
    文庫版のための長めのあとがき
    主要参考文献一覧
    解説 池澤夏樹

    ※本書は小社より2020年4月に刊行した作品を文庫化したものです。
  • それは資本主義を変える、革命的な闘いだった!

    日本の新聞の部数はこの10年で1000万部減った。ついに日本のメディアにもやってきた変化の波。技術革新によるメディアの変貌をグローバル資本主義の成立とともに書いた本書は、2019年の今日になって再評価が始まっている。若田部昌澄は日銀の副総裁に就任する直前に同書をこう評した。

    「日本人にかくも壮大かつ重厚なノンフィクションが書けるのかと驚嘆した。(中略)。市場経済の変化がメディアとジャーナリズムを否応なく変えていく半世紀余りをトップ経営者から現場記者まで、国際的、複眼的、重層的に描き出す」
    (若田部昌澄 早稲田大学政治経済学部教授・当時 週刊ダイヤモンド 2017年9月30日号)

    インターネット以降のこの20年の日本の世界のメディアの変化について記した特別篇「そして『2050年のメディアへ』」を収録した電子版、発売!  

    プロローグ
    第1章  潰れかかった通信社
    第2章  取引所とコンピュータ
    第3章  黄金郷へ
    第4章  国士
    第5章  筆剣一如
    第6章  同盟解体
    第7章  強者連合
    第8章  独裁と密告
    第9章  退場する将軍
    第10章  漂う通貨
    第11章  ロイター・モニター
    第12章  裏切られた革命
    第13章  カジノか、ジャーナリズムか
    第14章  進出
    第15章  黄金の八〇年代
    第16章  森田失脚
    第17章  バブル崩壊
    第18章  金融からジャーナリズムへ
    第19章  兜倶楽部開放
    第20章  試練
    ほか
    解説 外岡秀俊

    ※合本版にも、『勝負の分かれ目(下)』に電子書籍版特典として収録した「そして『2050年のメディア』へ」を収録しています。
    ※本電子書籍は「勝負の分かれ目(上)」「勝負の分かれ目(下)」の2冊を合わせた合本版です。
  • ピュリッツアー賞ジャーナリストが描く衝撃のクライム・ノンフィクション

    ボストンを拠点にしていた実在のギャング、ホワイティー・バルジャーと、彼の幼馴染みでFBIボストン支局の実力者、ジョン・コナリーの間で結ばれた禁断の密約は、FBI史上最大のスキャンダルだった。

    ※本書は二〇〇一年六月に小社より刊行された『密告者のゲーム FBIとマフィア、禁断の密約』を改題し、加筆・修正して文庫化したものが底本です。

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