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『エッセイ、ノンフィクション、小学館、0円、0~10冊(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • シリーズ4冊
    0803(税込)
    著:
    佐藤愛子
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    ベストセラー作品、待望の文庫化!

    2017年「年間ベストセラー総合第1位」(日販・トーハン調べ)のエッセイ集が待望の文庫化。新たに本書が売れに売れた後の「怒濤狂瀾の日々」を綴ったエッセイや、旭日小綬章を受章した際の爆笑記者会見の模様、畏友・瀬戸内寂聴さんの解説を収録しています。

    小学生からお年寄りまで世代を超えてゲラゲラ笑いころげる面白さで、各界の著名人も笑って泣いて大絶賛!

    ◎安藤優子さん
    「とにかく痛快でした。言いたいこと言って、縦横無尽に切りまくる。でも不思議なくらい温かい」

    ◎瀬戸内寂聴さん
    「彼女の表現にはユーモアがあって、笑わせますよね。全28編、それぞれ必ず1回か2回は、思わずゲラゲラ笑ってしまいました」

    ◎辻村深月さん
    「読み終えて本を閉じ、思わずにはいられなかった。九十歳、それでもやっぱりおめでたい、と」

    ◎又吉直樹さん
    「本を読んで、久しぶりに笑いました!」

    2018年に亡くなった落語家・桂歌丸さんは「この本は年寄りの教科書。佐藤さんの“角張った生き様”は老い先短い自分がどこに向かうか考える上で、とても参考になりました」と仰っていました。

    ※この作品は単行本版として配信されていた『九十歳。何がめでたい』 の文庫本版です。
  • 1才の娘と、夫に遺した「愛」の記録。

    <もう、3年のうち2年半が経過した。余命は統計。私は大丈夫。>(本文の日記より)

    遠藤和(のどか)さんがステージ4の大腸がんを宣告されたのは、21才のときだった。

    当時交際中だった将一さんには「私、がんだった」と告げた。
    将一さんは「絶対、別れない」と応じた。

    22才で結婚式を挙げた。その様子は、『笑ってコラえて』(日本テレビ系)の「結婚式の旅」というコーナーで放送され、大きな反響を呼んだ。

    子供がどうしても欲しかった。抗がん剤を止めなければいけない。それでも「絶対後悔する。死んでも死にきれないよ」と将一さんを説得した。

    <はじめて胎動を感じた。私、ママだよ。2~3か月後には、もう会えるね>
    23才で長女を出産した。

    21年5月、病院で余命は数週間と宣告された。家に帰った。「それでも人生でいまが一番しあわせ」と家族3人と猫1匹の、愛しき日々を送った。

    21年9月、24才の若さで亡くなった。

    和さんが亡くなる10日前まで、生と死を見つめて書き続けた日記。
    それは、1才の娘と、夫に遺した「愛」の記録。

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