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『ノンフィクション、KADOKAWA秋の文芸書・ビジネス書フェア(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全126件

  • 絶対「ミス」をしないと思う人、「ミス」が多いと思う人の必読書!

    間違い電話、交通事故、医療事故、そしてJCOの臨界事故まで―。人間がおかす失敗(ヒューマンエラー)を理解し、対策するためのポイントが満載。絶対「ミス」をしないと思う人、「ミス」が多いと思う人への一冊。
  • 仲間が戦場に行くなか、なぜ野球賭博に手を染めなければならなかったのか

    戦時下の貴重な娯楽として国民を楽しませていた職業野球に闇の手が伸びる――。昭和11年、巨人軍、タイガースなど七チームによる職業野球リーグが発足すると、連盟はすぐさま、大リーグで起きた八百長事件を懸念して、防止策を急いだ。しかし、それをあざ笑うかのように、不正をはたらく選手が現れた。そして、他のチームへと拡大の様相をみせていく。選手たちを召集する巨人軍。苦悩する沢村栄治……。なぜ選手たちは、連鎖するように次々と不正に手を染めていったのか。戦時下の八百長事件を、当時の資料や証言を丹念に積み重ねることにより追跡していくと、浮かび上がったのは、今なお繰り返し起こるプロ野球界の不祥事の本質だった……。賭博の予想に使われた野球雑誌をはじめ、戦前・戦中の貴重な写真、資料、新聞記事を多数収録。
  • 世界の祭りと文化を取材し続けて90年。東西比較「写真」民族学の集大成!

    折口信夫に学び、復員後、民俗写真家となって60年。日本はもちろん世界各地をめぐり撮りためた写真は数万カットにおよぶ。世の東西を見渡し、共通点や差異の面白さを写真を通して体感できる、芳賀日出男の集大成!
  • 周りに流されず、自分の人生を生きる!

    中学校から本格的に始めたバスケットボール。貧血と診断され、練習でもひとり追いつけず苦しいことも多かった名門・桜花学園時代。複数のチームからオファーがあったなか、自ら選んだデンソーアイリスへの入団。日本代表主将としてチームをまとめ、バスケットボール界初のオリンピック銀メダル獲得。一方、30歳を機に立ち上げたTRUE HOPEでアスリート兼社長としての活動をするなど、精力的に様々なことに挑む高田のポジティブ思考の原点がわかる!

    ●目次●
    1章 東京五輪 メダルへの挑戦
    2章 「勝つこと」を意識する
    3章 日々、進化すること
    4章 実業団選手として、思うこと
    5章 オリンピックを終えて
    6章 TRUE HOPEへの思い
  • ~著者より~

    僕はもともと女性で、今は男性です。
    正直、めっちゃ生きるのに悩みが絶えなかった。

    自分がどう生きていくのか ずっと悩んでいた。
     
    けど、これって僕だからじゃなくて、みんなそうだと思います。
    どう生きていくのか?
    どんな未来になるのか?
    わからなくて、悩んで。

    悩むたびに「正解」を探す。
    自分は正しいのか?
    間違っていないだろうか?

    その「正解」は誰が決めたものなのか。それも考えずに、「こうあるべきだ」に囚われ、ただ型に自分をはめてしまっているのではないのか?

    この世に生まれて30年。
    今、やっと「自分らしく」生きるためのスタートを切れた気がします。

    それは「元女子」だと公言し、YouTuberとして発信して、たくさんの人に知ってもらって、見てもらって、「自分は自分のままで生きていいんだ」と思えたからです。

    よく、「自分らしさを大切に」「個性を大切に」そんなことを耳にしますよね。
    でもさ、「自分らしく」生きるってどういうことなんだろう?

    そもそも、「自分らしさ」ってなに?
    何を大事にすればいいのか分かんない……僕もそう思うことがありました。
    今、何かに悩んでいたり、これから先どうしたいか分からない。

    そんな人に、僕がもともと女子に生まれて、男に性転換して、YouTuberとして生きて、どうやって「自分らしさ」を見つけたのか?
    どう悩んで、どう向き合ってきたのか?
    その考え方を、お伝えしたいと思います。

    少しでも、何かのきっかけになれますように。
  • 一戦必勝、短期決戦における勝負のポイントはどこにある?

    <アマチュア野球にはデータ分析への「誤解」がある>

    プロ野球ならいざしらず、アマチュア野球に関していえばデータ分析を取り入れるのが難しいというのも理解できます。まず、そもそも人手が足りません。もちろん、時間もお金もないでしょう。状況的に、データ分析すること自体が難しいのです。「データがあれば有利になるけれど、とてもじゃないが手がつけられない」というのが実情だと推測します。

    確かにそのとおりです。後述しますが、わたしはこのなかでも、特にデータ分析を担う人手を確保することについては、もっともハードルが高いと考えています。

    その一方、「最初からあきらめるのは、もったいないことではないか?」とも思っています。なかなか一歩目を踏み出すことができない背景には、「そこまでする重要性や必然性はないのでは?」と思ってしまう「誤解」があるからだと見ています。これまでに、わたしがよく耳にしてきたものをいくつか挙げてみましょう。

    1、アマチュア野球の多くはリーグ戦ではなくトーナメント方式による一発勝負なので、データを取る意味がそこまでない。
    2、データ分析をするには、ひとつの相手に対して複数の試合データを取らなくてはならないので、とてもやりきれない。
    3、映像がないとデータは取れない。映像を撮るための道具や設備がない。あるいは、ルール上、映像を撮ることが禁止されている。
    4、そもそも、正確なデータを取れない。そういった能力を持った人材がチームにいない。
    5、データ分析をして攻略のプランを立てたとしても、そのとおりに選手が動けない。

    ざっと、このようなところでしょうか。これらの誤解に対して、本書で一つひとつクリアにしていきます――(第1章より)
  • 巨龍を動かすのは、市井の人びとだ。中国は雑踏から見るほうが面白い――。

    黄河の農村に誕生した71歳インフルエンサー。
    中国式漫画ビジネスに挑む漫画家。
    定年退職後に語学力ゼロでカレー屋を興した男。
    中国在住の大人気ドキュメンタリー監督が全土を駆け回り、中国人の心を震わせた人びとを描くルポ!
    中国は雑踏から見るほうが面白い――。

    彼らが見た現実。彼らから見える実態。
    ■中国テレビ界のスターとなった男
    ■中国建国記念パレードで行進した日本人
    ■大連で奮闘するシングルマザー
    ■「妻」でなく「私」を目指した女性起業家
    ■「中国版シリコンバレー」に集う挑戦者たち
    ■中国映像界を駆け上がるドキュメンタリー監督

    「我住在這里的理由(私がここに住む理由)」。中国で大人気を博すドキュメンタリー番組で累計再生回数は6億回を超える。
    この番組では、2015年より日本に住む中国人と中国に住む日本人、約200人が登場してきた。
    本書は特に濃い人を厳選し、カメラをペンに替えて描いたルポである。
    巨龍を動かすのは、市井の人びとだ。

    【目次】
    まえがき
    第一章 黄河の農村の七一歳インフルエンサー 農業家・川崎広人
    第二章 中国式漫画ビジネスに挑む 漫画家・浅野龍哉
    第三章 中国テレビ界のスター 俳優・矢野浩二
    第四章 中国建国記念パレードで行進した日本人がいる 安達家 
    第五章 シングルマザー奮戦記 会社員・松尾梨恵
    第六章 「歌舞伎町の案内人」から「政治家」へ  事業家・李小牧
    第七章 富裕層が見た中国社会 起業家・星本祐佳
    第八章 挑戦者は「中国版シリコンバレー」に集う  ビジネスマンの群像
    第九章 武漢でカレー屋を興した老人  店主・嶋田孝治
    終 章 中国映像界を駆け上がる  ドキュメンタリー監督・竹内亮
  • 1,430(税込)
    著者:
    Takuma
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    いま大注目のTikTokクリエイターTakuma初エッセイ!

    TikTokフォロワー 驚異の400万人超!! (2021年12月時点)
    いま大注目のクリエイターTakuma初エッセイが誕生!

    雑音(ノイズ)なんて、フルシカト。
    超人気モデル&インフルエンサーTakumaが語る
    「自分の欠点を“武器”に変える生き方」とは?

    インフルエンサー、ファッションモデル、ブランド経営。
    さまざまなフィールドで活躍し、若者から絶大な支持を集めるTakumaの
    「生い立ち」「恋愛観」「夢」「人生哲学」までが詰まった一冊!

    モデルとしては不向きと見られやすい
    170cm台前半の身長や、一重まぶた。
    持って生まれた自分へのコンプレックスを、どう強みに昇華し
    美しく身にまとうか――。

    Takumaの魅力が詰まった撮り下ろしカラーグラビアも満載!
  • 辺土とは、遍路で生活する者である。日本最後の聖と賤を描く類書なきルポ!

    辺土(へんど)とは、遍路で生活する者である。
    時に放浪者として迫害される彼らに密着取材!
    誰も書けなかった「日本最後の聖と賤」たるもう一つの遍路を、5年をかけて描いた唯一無二のルポ!

    【辺土(へんど)とは】
    草遍路、乞食遍路、プロ遍路、職業遍路、生涯遍路とも呼ばれる。
    長い歴史の中、「へんど」はやがて乞食を意味するようになるが、昭和三〇年代までは遍路といえば「へんど」だった。
    一方で、八八ヵ所を経文を唱えて回る遍路は、ときに畏敬と畏怖の目で見られた。彼らは聖と賎を同時にそなえる存在だったのだ。

    現代の草遍路を探し、共に托鉢修行も著者は行うだけでなく、福田村事件(関東大震災で起きた日本人による日本人虐殺)をはじめ、
    路地の歴史もたどりながら5年をかけて遍路を続けた。
    最後の聖域の本質を大宅賞作家が抉り出す、類書なき紀行ルポ!

    「帰るところもなくなった生活を賭けて、托鉢と接待、野宿だけで何年も何周も巡礼することによって、その人は確実に浄化され昇華されていく。本質的な何かを取り戻すか、もしくは欠けていた何かを得ることができるようになる。
     四国遍路で人は変わることも、再生することもできるのだ。私はこの目で、確かにその一例を目撃した」(本文より)



    【目次】
    第一章 辺土紀行 徳島――高知
    第二章 幸月事件
    第三章 辺土紀行 高知――愛媛
    第四章 托鉢修行
    第五章 辺土紀行 松山――香川
    第六章 草遍路たち
    おわりに
    参考文献一覧
  • 歌舞伎から映画へ移り成功した最後の世代、市川雷蔵と勝新太郎――

    市川雷蔵と勝新太郎ともに一九五〇年代から六〇年代にかけて、大映、いや日本映画界を支えた俳優である。

    歌舞伎から映画へ移った俳優たちはみな、世襲と門閥で配役が決まる歌舞伎の世界ではいい役につけず、映画という新天地を目指した。そして雷蔵の死と大映の倒産で「時代劇映画の時代」はとりあえず終わり、残った時代劇スターたちの活躍の場もテレビへ移行した。雷蔵と勝は、歌舞伎から映画へ移り成功した最後の世代だった。

    はじめに
    前史
    第一部 関西歌舞伎の凋落
     第一章 脇役の子 一九三一年~一九五一年
     第二章 歌舞伎役者・市川雷蔵 一九五二年~一九五四年
    第二部 長谷川一夫を追う者たち 一九五四年~一九六二年
     第一章 注目されないデビュー 一九五四年
     第二章 雷蔵の飛躍 一九五五年
     第三章 量産時代の始まり 一九五六年
     第四章 開く差 一九五七年
     第五章 日本人が最も多く映画を見た年 一九五八年
     第六章 忍び寄るテレビ 一九五九年
     第七章 それぞれの転機 一九六〇年
     第八章 悪名 一九六一年 
     第九章 座頭市と忍びの者 一九六二年 
    第三部 両雄並び立つ 一九六三年~一九七一年
     第一章 カツライス時代の幕開け 一九六三年
     第二章 新しい取り組み 一九六四年
     第三章 第三のシリーズ「若親分」「兵隊やくざ」 一九六五年
     第四章 第四のシリーズ「陸軍中野学校」「酔いどれ博士」 一九六六年
     第五章 勝プロ創立 一九六七年
     第六章 雷蔵倒れる 一九六八年
     第七章 雷蔵無念 一九六九年
     第八章 雷蔵のいない大映 一九六九年~一九七一年
    終章 生ける伝説 一九七二年~一九九七年
    あとがき
    市川雷蔵・勝新太郎・長谷川一夫 出演映画リスト
    参考文献
  • 825(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    石井 玄
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    腐っていたぼくに残るのは ラジオへの情熱と無色透明の個性。

    オールナイトニッポン元チーフディレクター・石井玄(ひかる)の10年間を綴った初エッセイ!

    (本文より)
    ――深夜ラジオのパーソナリティ達は、毎週本当にくだらない話をしていた。リスナーからもくだらないメールが届く。そのどれもが面白くて笑えて、劣等感まみれの自分の悩みなどどうでもいいと、生きていてもいいと、思わせてくれたのがラジオだった。――
    ――突出した能力も、才能もないぼくが、やるべきことは「全部やる」だ。すると、どの能力も平均的に伸びていく。同時に得意なものもなく、いいのか悪いのかわからない能力値。あえてタイプに当てはめるならば、「無色透明型」である。担当していたラジオ番組に、ぼくの色の番組は一つもない。だが、ぼくが誰かの色に染まることで、パーソナリティやスタッフの能力を生かすことが出来る。「じゃあ、才能がない方が良かったか?」と聞かれたら、そんなことは全くもってない。いつだってずっと、天才に憧れている。――

    ラジオへの情熱と志を綴った、10年間の集大成=アフタートーク。仕事や人生への示唆に富む一冊。

    「ラジオにまつわる仕事論」「ラジオに救われて業界を目指すまで」「ラジオを共に作ってきたパーソナリティ・放送作家・リスナーとのエピソード」の3パートで構成。番組を語るコラム、放送作家の福田卓也、寺坂直毅、ラジオディレクター宗岡芳樹らとの対談、TVプロデューサー・佐久間宣行の解説「元会社員パーソナリティが語るラジオマン石井玄」などを収録。
  • 中村憲剛は5年前に引退を決断していた。誰にも明かしていなかった内実。

    <<「40歳で引退する」ということを35歳の時に決断してから歩んできた5年間の記録>>


    朝、家を出るときから今日こそ伝えようと心に決めていた。妻の加奈子にも「今日、話そうと思っているから」と言ってクラブハウスに向かった。あの人に伝えることで、“すべて”が動き出す。そう思っていたからだ。2020年10月23日――久々にもらった連休が明け、練習が再開された日のことだった。僕にとっては、ずっと指標にしてきた40歳の誕生日を1週間後に控えていた。
    (中略)
    この5年間で僕は数え切れないほど、本当に、本当に多くのものを手にすることができた。それはタイトルという星の数だけでは測ることができない。その過程にはすぐに思い出すことができる栄光や歓喜もあれば、誰にも言えないような多くの葛藤や苦悩もあった。振り返れば、プロサッカー選手として過ごした18年間で経験してきたすべてが、かけがえのないものだったと、先のステージに進んだ今、改めて言い切ることができる。

    だから、そのすべてをここに綴りたいと思う。僕が過ごしてきた18年という日々が、誰かの、何かの力になるならば、というメッセージを込めて――。(本書「プロローグ」より)

    【目次】
    プロローグ
    第1章 2016年
    第2章 2017年
    第3章 2018年
    第4章 2019年
    第5章 2020年
    第6章 2020年最終章
    エピローグ
  • 9歳でデビュー。コンプレックスを乗り越えて、いま思うこと。

    伊藤沙莉、初のフォトエッセイ。
    9歳でデビュー。コンプレックスを乗り越えて、いま思うこと。

    子役時代からのコンプレックスや、生い立ち、家族のこと、地元のこと、
    そしてこれから始まる「女優第2章」について……。
    本人書き下ろしのエッセイに加えて、写真もすべて撮り下ろし。
    1年の歳月をかけて推敲を重ねて綴った原稿には、
    これまで誰にも見せたことがない伊藤沙莉がいます。

    子役時代からの全出演作品を一挙公開するフィルモグラフィーも収録。
    18年間の膨大な作品群の中から自ら選んだエポックメイキング作品への本人解説も掲載。

    <私が私であるのも私になったのも
    私の人生に関わってくださった人たちや
    見てきたもの、聞いたこと、
    そんな色んなのがあってこそだなと。

    なので、
    そんな色んなのをチョロっとお時間頂いて
    チラッと盗み見て頂けたら幸いです。

    私事ですが、こんなんできました。
    感謝を込めて。(本書「はじめに」より)>


    ◆エッセイテーマ
    ある女の子の物語/ポンコツ人生/我が母/兄/姉/
    私を作った伊藤家の食卓/うちの伯母の話/声/仲間はずれ/繰り返し観る/スタート etc.

    ◆フォトテーマ
    思い出の稲毛海岸/はじめての乗馬/はじめての陶芸/伊藤家の食卓を再現~はじめての料理撮影/幼なじみの親友とガールズトーク etc.

    ■電子書籍特典として、本編未収録のアザーカットを1点収録!
  • 謎と不思議が蠢くこの世界で、すべてに意味を求めてどうする?

    都市伝説とは、森羅万象である。
    チャンネル登録者数20万人(2021年5月現在)、動画では語れなかった真実のすべて!

    chapter1 オカルト&スピリチュアル編
    「この世」と「あの世」をつなぐものたち

    ・シンクロニシティの神秘
    ・死後の世界を考察する
    ・呪術は存在するのか?
    ・宇宙の巨大法則カルマ
    ・瞑想で意識を拡大
    ・ネット掲示板の予言者 
    ・予知能力は実在するのか?

    chapter2 世界の闇&ロマン編
    話すことを禁じられた世界の秘密

    ・CAIの闇が深すぎる
    ・日本の未来首都計画
    ・僕らの知らない地下世界
    ・必ずUFOを見てしまう職業 
    ・地図にしか存在しない町
    ・財宝探しを禁じられた島

    chapter3 歴史&神話編
    歴史の表舞台から消された不都合な事実

    ・存在を消された神
    ・絶対に読んではいけない禁忌の話
    ・人外が蠢く「誰そ彼時」
    ・江戸の設計者は明智光秀だった?
    ・シェイクスピアとは一体誰なのか?
    ・予言者ヒトラー

    chapter4 自然科学&物質編
    科学は人類を生かすのか、殺すのか?
      
    ・ソルフェジオ周波数と悪魔の440Hz
    ・地球上で一番神がかった物質
    ・幻覚剤の隠された真実
    ・地球から砂が消える日
    ・脳をバグらせるマンデラ効果
    ・明晰夢のトリガー
  • 大人気クリエイター・ケチャップの自伝的エッセイ

    TikTokでフォロワー190万人(2021年5月時点)を超し、
    今、最も注目されるクリエイターの一人であるケチャップ。
    そんな華やかな姿とは対照的に、
    これまで躁うつ病・パニック障害・自律神経失調症を患い、
    決して理解されることのないさまざまな悩みや葛藤とともに生きてきた。

    2020年2月、TikTokにて初めてトランジションの動画を発表。
    ちょうどコロナ禍の自粛と相まってフォロワー数は日に日に増加した。
    そして、自分のやりたい表現ができる生活になると、不思議と病気の発症も抑えられた。

    「もっと普通の生活をしなさい」
    「派手な浮く格好はやめなさい」
    「精神疾患は普通じゃない。心が弱いだけ」

    そうした「間違った正義」を押し付けられた、これまでの日々。
    誰もが憧れる大人気クリエイターとなった今、
    そうした「普通」の価値観に悩まされるすべての人に贈る
    自身初の自伝的エッセイ。

    他人に合わせて群れるのではなく、正しいのはいつも自分。
    本書でありのままの人生を赤裸々に告白し、悩める人々の未来を拓く。
  • 世の中は一気に大きく変わっていく――今、私たちが手にすべき3つの「F」

    ベストセラー『1分で話せ』著者、伊藤羊一氏による最新刊。自身の信念でもある「FREE」「FLAT」「FUN」という概念は新型コロナウイルスによって、その重要性がより明らかになった。今、必読の1冊。
  • 誰もが知るおじさん著名人たちへのファジーな嫌悪感の正体に迫る!!

    キャバ嬢、AV女優など実体験を通して夜の世界を体現しつつ、社会学の視点と女の感性を織り交ぜた軽妙な筆致で人気を博している文筆家・鈴木涼美によって、日本社会が生み出した難解なおじさんたちが今、解剖される
  • 江戸中期から御代に至るまで、皇室は何を捨て、何を継承していったのか

    元々は傍流だった光格天皇から、血脈を絶やすことなくつながる現代の皇室。8代の天皇が250年間で形成したものとは一体何か。近世皇室の歴史をひも解く1冊。
  • 2,090(税込)
    著者:
    山中 拓也
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    THE ORAL CIGARETTES山中拓也、初となるフォトエッセイ

    「きっと、弱い自分を認められるはず」
    弱さを強さに変える。毎日を必死に生きる人々にエールを。

    ロックバンド・THE ORAL CIGARETTESで、作品の作詞作曲を手掛けるフロントマン、山中拓也。
    彼が紡ぐ、人間の本質を表す言葉は、なぜ多くの若者を虜にするのか。そして、いかに生み出されるのか。
    生死をさまよった病、愛する人の裏切り、声を失ったポリープ手術、友人の死etc.
    そこには数多の挫折や失敗があり、周りにはいつも支えてくれた家族や仲間、恩人たちの存在があった。
    山中拓也は、これまでもこれからも、他に生かされて我がままに生きていく。

    そんな彼の半生や人生観。過去と未来のこと。今の時代に伝えたいことを綴ったエッセイ。
    故郷・奈良の思い出の地巡り、ドイツや国内で撮影した作品写真、貴重なレコーディング風景など撮り下ろし写真も多数収録する。
    2021年に30歳という節目を迎える、人間・山中拓也のすべてをさらけ出した一冊。

    山中拓也の吐く言葉は、何よりも弱くて強い。



    【出版社からのコメント】山中さんは多くを語りません。ただ、発する言葉選びは丁寧で重く、心を打ちます。初めて生のライブを見た時は、その迫力に、音に殴られるような感覚を覚えました。ああ、この音と言葉が組み合わさり、多くの人々を虜にしているのだ、と腑に落ちました。純粋に言葉だけを紡いでもらったら、どれだけ純度の高いものが生まれるだろう? 言葉を生業にする者として圧倒的な好奇心を抱き、出版をお願いせずにはいられませんでした。
  • 「ルームメイトは逃亡しました」紋切型報道では描かれないディープルポ!

    「ルームメイトは逃亡しました」
    国からは「高度」と見なされない、圧倒的多数(外国人労働者)の世界。
    大宅賞『八九六四』著者が、絶対的な弱者でも敵でもない、彼らの「現実」に迫るディープルポ!

    日本政府をはじめ、公的機関が使用している言葉、「高度外国人材」。
    「高度」な人材がいるということは、国の定義とは真逆の属性を持つ人材も存在するはずだ。
    それは、「(年齢だけは若いかもしれないが)学歴・年収が低く、日本語はろくに喋れず専門知識もない、非熟練労働に従事している」人たちといえる。
    しかし、日本社会は彼らにこそ強く依存しており、必要としているではないか。
    生身の「“低度”外国人材」は、紋切り型の報道のなかで語られるような、絶対的な弱者や被害者たちの群れではない。
    ましてや、陰謀をたくらむ存在でもない。
    そもそも中国は経済成長をとげ、稼げない日本に見切りをつける中国人は多く、外国人労働者の主役はベトナム人に移行している。

    ──われわれは記号としての弱者や敵を想定していたのに、いたのは人間だった。

    3年にわたって中国、ベトナム、日本各地を回り、生身の姿に迫ったディープルポ!

    【目次】
    はじめに
    第一章 コロナ、タリバン、群馬県――隣人は平和な「イスラム原理主義者」
    第二章 「兵士」たちの逃亡と犯罪――主役は中国人からベトナム人へ
    第三章 頼りなき弱者――ベトナム「送り出し」業者に突撃してみれば
    第四章 「低度」人材の村――ウソと搾取の「破綻した制度」
    第五章 「現代の奴隷」になれない中国人――稼げない日本に見切りをつけるとき
    第六章 高度人材、低度人材――「日本語だけは上手い」元技能実習生
    第七章 「群馬の兄貴」の罪と罰――北関東家畜窃盗疑惑の黒い霧
    おわりに
    主要参考文献
  • ふつうの家族ってなんなんだ? そもそも家族ってなんなんだ?

    中野信子さん(脳科学者)推薦!「家族法研究者 山口真由が明かす家族の本質」

    「ふつうの家族」――それは聖なる呪いである。
    家族も、親子も、夫婦でも――常に「スイッチオン」でなくていい。その関係は「点いたり、消えたり」でいい。

    「"ふつう"を押し付けられたくない私は、"多様性"を押し売りしたいわけでもない。新しく生まれつつあるマジョリティの側にまわって、「空気を読まない」古臭い奴らをつるし上げたいわけじゃない。(略)これからの時代、私たちがすべきことは"違い"をあぶりだすことじゃなくて、”同じ”を探しにいくことなんじゃないか。家族のあり方が変わってもなお、昔と変わらない普遍的ななにかをその真ん中のところに見つけにいくことじゃないかと、私は思うようになった」(「おわりに」より)


    はじめに
    第1章 親子
    言葉を失った「卵巣年齢50歳」の衝撃
    結婚じゃない! 子どもなんだ!!
    精子バンクはオンラインデート
    「フェミニストの希望の星」が残した宣言 他

    第2章 結婚
    親友の結婚話でヒートアップした私
    同性婚を認めた感動的な判決
    ジャネット・ハリーというロック・スター
    権利と義務の束としての結婚 他

    第3章 家族
    謎だった「男のお母さん」
    私が育った日本の家族
    多様になりつつある日本の家族
    「家があります。緑と白の家です」 他

    第4章 老後
    日本の「家」は会社だった?
    現代社会における「家」の残り香
    「家」か? それとも「個人」か? 他

    第5章 国境
    アメリカの「実子」、日本の「養子」
    「結婚」なんて点いたり、消えたり
    「親子」ですらも、点いたり、消えたり
    ステイタスとしての家族、プロセスとしての家族 他
    おわりに


    装画:赤 | aka
    装幀:原田郁麻
  • 山中独居10年間の日々。これは失意のわたしが森の中で甦った物語。

    浅間山を遠くに望む、標高1000メートルの森の中に、夏仕様の古い別荘がある。周りには家も人影もない孤立した古家。大切な人たちが50代の若さで次々亡くなっていったショックと病を抱え、失意の底にあった著者は、ここを自分の柩にする覚悟で、60代半ばから10年間、古家に独り隠れ住んだ。友たちへレクイエムを送る静かな日々のはずだったが……、森には可笑しな事件がいっぱい起こるのだった! おびただしい数の猿が侵入してきたり、窓辺に置いたいちごがふと目を離したすきに消えていたり、影猫が現れて原稿を催促したり、やどりぎが大量に届いたり、そして大きい鳥の死。自然界のいのちと共にある喜びに満たされると、人々を恋しく思う気持ちが忽然と湧いてきたーー。80歳を超えた現在地から臨場感あふれるみずみずしい筆致で綴ったレジリエンスエッセイ。写真10点以上。撮影:白川青史。
  • インド屋台のメシ食って、人生大逆転した男のはなし

    YouTube登録者60万人超!(2020年12月現在) 「今日ヤバイ奴に会った」がついに書籍化!
    1kgの特大サンドイッチ、たまご300個使ったスクランブルエッグなどなど、日本人の度肝を抜く規格外の屋台メシを突撃ルポ。
    「インド屋台」という名の秘境で、待っていたものとは……!?

    本書は、これまでの動画投稿のなかから、著者が特に思い出深かったものを厳選して紹介。
    動画では伝えきれなかった、人々との交流エピソードを通じて、インド人が大切にしている価値観や文化にも触れていく。
    日本人の常識に縛られすぎている人は、インド人たちの(ぶっとんだ)生き様を見るといい。
    今までウジウジ悩んでいたことなんか案外、「ちっぽけなことだった」と思えてくるかもしれない。

    本書を読んで、時に笑い、時に人生のヒントとして受け止めてほしい一冊である。
  • 元号制度の黒幕を追った衝撃スクープ! これは密室政治の極致である。

    密室政治の極致、元号選定。
    繰り広げられるマスコミのスクープ合戦に、政治利用をたくらむ政治家、そして熱狂する国民。
    しかし、実は昭和も平成も令和も、たった一人の人間と一つの家が支えていた!
    そもそも、誰が考え、誰が頼み、誰が決めていて、そもそも制度は誰が創り上げ、そして担ってきたのか?
    安倍改元の真相はもとより、元号制度の黒衣を追った衝撃スクープ!!

    実は、現在の元号は明治以降のわずかな歴史で創られた「新しい伝統」に過ぎない。
    大日本帝国時代の遺制である元号は、いかにして、民主主義国家・日本の戦後にも埋め込まれてきたのか。
    令和改元ブームの狂騒の裏で、制度を下支えてきた真の黒衣に初めて迫る。
    元号制度の根幹は、砂上の楼閣と化していた――。
    知られざる実態を、7年半に及ぶ取材によって新聞記者が白日のもとにさらす。渾身のルポ!


    【目次】

    序 章 特命官僚

    第一章 考案者捜索――誰が考えているのか?

    第二章 極秘の元号研究官――誰が頼んでいるのか?

    第三章 二代目研究官――誰が引き継いだのか?

    第四章 安倍改元の真相――誰が決めたのか?

    第五章 近代国家と元号――誰が創り上げたのか?

    第六章 戦後社会と元号――誰が広めたのか?

    第七章 漢籍の名門一家――誰が担ってきたのか?

    終 章 脱「伝統」の選定を

      あとがき
      主要参考文献一覧
  • 825(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    阿部泰尚
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    NHKに出演、専門紙でも執筆。6000件の相談を受けた(2020年4月現在)探偵が見た現実

    (目次)
    はじめに
    第一章 低年齢化し、過激化するいじめ
    第二章 子どもを守る法律はできたけれど
    第三章 学校の機能不全はなぜ起こるのか
    第四章 子どもが被害にあったら/加害者だとわかったら
    第五章 子どもを守りきるために
    第六章 いじめを本気でなくすには
    あとがき
  • 混迷はなぜ続くのか。テレビ局の中東特派員だった著者が追った衝撃の現実

    世界で吹き荒れた「イスラム国」のテロリズム。過激な思想や暴力性の背後をたどると、イスラム教徒の怒りや深い絶望が見えてきた。一方、正義を掲げた大国はなぜさらなる混乱を招いたのか。倒錯した現実を活写する。

    (目次)
    はじめに
    第一章 衝撃の駐在初日 ── 後藤さん、湯川さん事件
    第二章 拡大するテロリズム ── 過激思想伝道師との接触
    第三章 追われる人々 ── レスボス島、難民上陸の瞬間
    第四章 大国の欺瞞 ── 兵器のバルカンルート
    第五章 大量破壊兵器はなかった(上) ── 一人の嘘になぜ世界は乗ったのか
    第六章 大量破壊兵器はなかった(下) ── アメリカ史上最悪の決定
    第七章 ゴーストタウンの要塞で ── 政府軍に転身した元兵士の熱狂
    おわりに
    参考文献
  • 指導者・岡部平太の目を通し、外交、国力、五輪とスポーツを考える

    日本の近代スポーツの影には、福岡から東京、アメリカ、満洲へ……数奇な人生をたどった岡部平太という人物がいた。幻の東京オリンピック、太平洋戦争を経る激動の日本を切り取り、国とスポーツの関係を描き出す。
  • 数字を越えた「人事」がアストロズを変えた! データベースボールの最先端。

    成長志向やひたむきさ、チームの和やリーダシップといった、数値化になじまない「ソフトな情報」を駆使したスカウティング・チームビルディングがアストロズを変えた。
    弱小球団が初の世界一を成し遂げるまでの軌跡。

    日本語版への序文はプロ注目の評論家・お股ニキ。
    <本書には野球のすべてが詰まっている。『マネー・ボール』『ビッグデータベースボール』に次ぐ、アメリカデータ野球の最新版にして最高傑作が本作『アストロボール』である。>
    <ただし、アストロズがこうした成果を出す過程で、球史に残る汚点を作ったことに触れないわけにはいかない。
    2020年1月13日、MLBのコミッショナーは調査結果を発表し、アストロズが2017年のシーズンを通して、および2018年のシーズンの途中まで、電子機器を使用して試合中に相手チームの捕手のサインを盗んでいたと断定した。(中略)
    チームワークや若手へのアドバイスといった貢献は数値化が難しいものであるが、こうしたこれまで数値化されてこなかった直感的な部分を軸とした独自のスカウティングこそ、本書から学ぶべきビッグデータ時代の人事である。アストロズの躍進は決してサイン盗みだけによるものではない。それはそれ、これはこれとして、チームの功罪は区別して考える必要があるだろう。>
  • 数学界を揺るがす理論を打ち立て、20歳で世を去った数学者の激動の生涯

    第一章 少年時代
    1 ガロアとその家族
    2 リセでの生活

    第二章 数学との出会い
    1 数学者ガロア誕生
    2 ルジャンドル『幾何学原論』
    3 数学への渇望

    第三章 数学史的背景
    1 エコール・ポリテクニーク
    2 西洋数学の流れ
    3 方程式を解く

    第四章 デビューと挫折
    1 〈数学者ガロア〉デビュー
    2 二つの不幸
    3 エコール・ノルマル入学

    第五章 一八三〇年 ——革命と放校
    1 七月革命
    2 革命の傍らで
    3 放校

    第六章 一八三一年  ——獄舎の中で
    1 三度目の論文
    2 「ルイ・フィリップに乾杯!」
    3 獄舎の中で
    4 ガロアの黙示録

    第七章 一八三二年
    1 恋愛事件
    2 決闘

    あとがき、文庫版あとがき

    (本書は2010年に中公新書より刊行された『ガロア 天才数学者の生涯』を加筆修正のうえ、文庫化したものです)
  • この世に存在する全人類の女の中で一番になりたい。

    「急に既読つかなくなる男はなんなの? 死んだ?」
    「倦怠期って何? こちとら倦怠期とかないんですけど? 毎日毎秒どんどん好きになっちゃうんですけど?」

    恋愛ツイートが名言すぎるとメンヘラ女子が大絶賛!


    元カノ大嫌い問題、浮気の上手い探り方、
    マウント取ってくる女友達の対処法…など
    恋の悩みがスカッと吹き飛ぶ
    メンヘラYouTuber・シイナナルミの恋愛論!

    恋する女子の気持ちがわからない男たちよ、
    シイナナルミの本を見な????


    ◆第1章◆ メンヘラ的恋のはじめかた 
    ~他の女に目もくれないで私だけを見て欲しいって軽率に病む~

    ◆第2章◆ メンヘラは好きピ中毒
    ~重いって言わないで??? ただ好きすぎるだけなの~

    ◆第3章◆ メンヘラ VS その他の女
    ~自己肯定感低すぎて嫉妬してるときの自分マジで化け物みたい~

    ◆第4章◆ メンヘラ周りのうざい男と女
    ~マジで関係ないから引っ込んでな??~

    ◆第5章◆ メンヘラの別れと復縁
    ~クソキツいし病むけど恋の経験値は上がる~

    Column なるみん物語


    この世に存在する全人類の女の中で一番になりたい。
  • 千賀、則本らが続々賛同。野球人が「グラウンドの外」でできること。

    ボストンにて野球が人々を生かし、また活かす様子を目の当たりにしたスポーツライターである著者は、日本に戻って「野球で人を救う」ためのNPO組織を立ち上げる。時代を創るスポーツ×チャリティの新たな挑戦。
  • 聖人(マザーテレサ)にされた母は、ひとりの「人間」でいたかった――。

     聖人(マザーテレサ)にされた母は、「人間」でいたかった。
     圧倒的な善行を施す一人の女性。だが、その原点は一切謎に包まれていた。
     秘してきた情と業に迫り、偶像を求め、作り、弄ぶ時代を撃つ。

    ●「ただいま」「おかえり」を知らずに育った子
    ●小学生で覚せい剤を親からうたれた子
    ●モヤシを盗んで飢えをしのいだ子 etc.

    彼らを救ったマザーテレサと呼ばれる人がいる。
    本名よりも「ばっちゃん」の通称で知られる女性、中本忠子。
    彼女は広島市にあるアパートを拠点に約四〇年にわたり、非行少年をはじめ、
    生きづらさを抱える人たちに無償で手料理を提供し、生活の立て直しを支援し続けてきた。
    その圧倒的な善行はメディアに取り上げられ、意に反して急速に聖人化される。
    ところが、肝心の活動の動機は一切謎のままだった。
    本人、親族、そして「家」に集う人々へ取材を重ね、秘してきた情と業に初めて迫る。
    それは、偶像を求め、作り、持ち上げては貶める時代の闇を払うことでもあった!

    称賛か嘲笑か。二極化する時代、偶像化された者は、その虚像に囚われ続けなければならないのか!?
    渾身のルポルタージュ!

    【目次】
    序 章 「ばっちゃん」と「中本忠子」――二十五秒のスピーチを聞いて
    第一章 基町の家――卵焼きを囲んで
    第二章 孤独と空腹――立ち直りのために「立て直す」
    第三章 「木に登ったが下りられず」――ドーナツの穴を埋め続けて
    第四章 平和都市ヒロシマの足下――人々は見捨てられてきた
    第五章 母の背中――息子も里親になった
    第六章 ルーツ――お嬢様から母に
    第七章 遠いところで――祈りは皿に込められた
    終 章 家族――よその子であれ、わが子であれ
     あとがき
     主要参考文献
  • 暗黙のルールを軽快に打ち破る著者たちが、息苦しい社会に一石を投じる

    自由なはずの現代社会で、発言がはばかられるのはなぜなのか。重苦しい空気から軽やかに飛び出した著者たち。会社や友人関係、家族など、さまざまなところを覆う同調圧力から自由になれるヒントが見つかる。
  • 990(税込)
    著者:
    佐高信
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    このまま「戦争のできる国」へと向かうのか――日本に今の憲法が必要な理由

     保守にあって改憲に反対した宮澤喜一や後藤田正晴、野中広務。「九条の会」呼びかけ人、澤地久枝・井上ひさし。『官僚たちの夏』の主人公・風越信吾のモデル、異色官僚・佐橋滋。少年兵として戦争を体験した城山三郎や「憲法を変えるなどもってのほか」と主張した宮崎駿監督、三國連太郎、美輪明宏、吉永小百合といった文化人、そしてアフガニスタンで井戸を掘りつづける医師・中村哲。
     彼らがどう人生を生き、そして憲法を護りたいのか。著者だからこそ知り得たエピソードとともに紹介(本書は、光文社刊の単行本『この人たちの日本国憲法』に、新たに澤地久枝氏と井上ひさし氏の2章を増補した角川新書版です)。

    [もくじ]
    第1章 「九条の会」の孤塁を守る澤地久枝
    第2章 井上ひさしは憲法をやさしくおもしろく語った
    第3章 宮澤喜一の『新・護憲宣言』
    第4章 「戦争で得たものは憲法だけだ」と呟いた城山三郎
    第5章 “異色官僚”佐橋滋の非武装論
    第6章 派兵反対に職を賭した後藤田正晴
    第7章 野中広務の日本への遺言
    第8章 徴兵を忌避しようとした三國連太郎
    第9章 美輪明宏の「戦争は野暮の骨頂」
    第10章 「憲法を変えるなどもってのほか」の宮崎駿
    第11章 吉永小百合の平和への祈りと行動
    第12章 アフガンを歩く日本国憲法、中村哲
  • 聖路加国際病院 小児病棟での感動の記録!

    今は増えつつある「病院のアニマルセラピー」を、日本で初めて小児病棟で実現させた聖路加国際病院。入院中であっても子ども達が豊かな時間を過ごし、病魔との戦いを続けられるように医師、看護師、保育士、心理士、牧師など数多くのスタッフたちで積み重ねられた努力と取り組みを、4人の子ども達の生死を通して描いた感動の記録。
  • 1,650(税込)
    著者:
    本田雅一
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    競争から融和へ――ある夫婦の愛が生んだ感動と涙の実話。ビジネス的教訓も

    客足もまばらで、つぶれかけていた場末の鮨屋「蒲田 初音鮨」。それが突然、“奇跡の名店”として名を馳せるようになった背景には、ある夫婦の愛のドラマがあった。
    当初は「銀座に負けたくない」と、競争・闘争の世界にいた中治勝氏が、妻の余命宣告と闘病をきっかけに、店を大きくするこだわりを捨て、利益も見栄も捨て、ただ妻とお客のためだけに鮨を握りはじめた時、究極の鮨に開眼することになったという、これは、魂の成長の物語。
    これから夢に挑みたい人、人生をあきらめかけている人、そうしたすべての人に贈る、感動のノンフィクションストーリー。
    “「蒲田 初音鮨」の成功の核は、「徹底した顧客主義」にある――これは言葉にすれば簡単だが、実際は、多くの企業にとって難しい。「顧客第一で働きたい」社員の足を引っ張る組織、経営者がいかに多いことか。” AppleやAmazon、Google等の成功法則にも詳しいITジャーナリストが、膨大な取材をもとにつづる感動の実話と、普遍的に活かせるビジネス的教訓とは?

    【電子特別版:巻末にカラー写真12点追加】
  • 女の子には恋も人生も上手くいく可愛い不機嫌の出し方がある。

    ----どうして貴方は愛されないのか----
    ----隣のあの子はどうして好かれるの----

    「理由は分からないけれど、なんだかいつもより、イライラする」
    多分誰にだってある、どうしようもない瞬間。

    心の不調、不機嫌を上手にかわいく操れば、
    恋は、いや人生はもっとラクチンで素敵になる。

    世界のかわいくなれない不機嫌女子達におくる、女の子を絶対に幸せにする1冊。
    1人で溜め込む必要はないんだよ
  • いまこそ、憲法と平和について話そう。

    特定秘密保護法の強行採決以来、安保関連法、共謀罪の強行採決……加速する改憲問題の行く末は―? 44名の作家が考える、この国のこと、私たちの未来のこと。

    【執筆者一覧】
    赤川次郎/浅田次郎/あさのあつこ/梓澤和幸/阿刀田高
    大城貞俊/太田治子/落合恵子/加賀乙彦/岳真也/金井奈津子
    金子兜太/金平茂紀/川村湊/神田松鯉/黒田杏子
    玄侑宗久/坂手洋二/佐高信/佐藤アヤ子/下重暁子/志茂田景樹
    高野ムツオ/高橋千劔破/谷川俊太郎/田原総一朗/出久根達郎
    ドリアン助川/中島京子/中西進/中村敦夫/中村文則/野上暁
    馬場あき子/堀武昭/又吉栄喜/松本侑子/三田誠広/盛田隆二
    八重洋一郎/山田健太/養老孟司/吉岡忍/若松丈太郎
  • 200キロ近い覚醒剤を、仲卸としてさばいた元暴力団組長による手記。

    前科十二犯、懲役三十年。西成を拠点に「シャブ極道」として知られた元組長は、なぜ薬物の更正支援活動を始めたのか。売人、使用者としてつぶさに見てきた覚せい剤の恐怖。溝口敦氏による序文・対談収録。
  • 「死刑執行されたら出版してください」と彼は言った--

    松本サリン事件・東京地下鉄サリン事件では日本の警察に協力し、事件解明のきっかけを作った世界的毒物学者。
    彼は事件の中心人物で、2018年7月に死刑となった中川智正と15回に及ぶ面会を重ね、その事件の全容を明らかにした。
    中川氏との約束に基づき、このたび緊急刊行。

    第1章 サリン事件解決に協力する
    第2章 オウムのテロへの道のり
    第3章 中川死刑囚との面会
    第4章 中川死刑囚の獄中での生活
    第5章 オウムの生物兵器の責任者、遠藤誠一
    第6章 オウムの化学兵器の中心人物、土谷正実
    第7章 麻原の主治医、中川智正
    第8章 3人の逃走犯
    第9章 中川死刑囚が語るオウム信者の人物像
    第10章 上九一色村とサリン被害者の現在
    第11章 オウム事件から学ぶ、将来への備え
    第12章 中川氏最後のアクティビティ
  • 825(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    張江 泰之
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    25年の凄絶人生を、完全書籍化!

    悲しい過去を背負いながら、彼はいかに生きたか。
    殺人者の息子に生まれた25年の人生とは?

    凄絶ゆえに当時報道も控えられた「北九州連続監禁殺人事件」。
    その加害者の長男が「音声加工なし」で事件のありさまや、その後の苦悩の人生を語り、全国的な反響を呼んだ。
    彼の人生を支えた後見人への取材などを加え、番組プロデューサーがこのたび完全書籍化。


    <目次>

    序章 生きている価値

    第一章 鬼畜の所業――北九州連続監禁殺人事件

    第二章 「消された一家」の記憶

    第三章 やっとなんとか人間になれた

    第四章 冷遇される子供たち

    第五章 消えない記憶と、これからの人生

    終 章 俺は逃げない
  • 440(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    本間龍
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    2020年7月、酷暑の東京。肥えるオリンピック貴族、搾取される学生たち

    (目次)
    はじめに 酷暑下で展開される未曾有の「やりがい搾取」

    第1章 10万人以上のボランティアをタダで使役
    無償の根拠は何か
    なりふり構わぬ学生の動員
    驚愕の「中高生枠」
    薬剤師も無償で調達
    高齢者は募集対象外?
    1964年は夏季開催を強く否定、10月に行われた
    19年ラグビーWCまでも無償ボランティアで
    長野五輪のボランティア

    第2章  史上空前の商業イベント
    商業化は84年のロサンゼルス五輪から
    IOCと五輪貴族を支えるスポンサーシステム
    一業種1社の原則を捨てた東京五輪
    JOCの不明朗な体質
    パブリックビューイングを開けない「スポンサーファースト」

    第3章 ボランティアの定義と相容れない東京五輪
    そもそも「タダ」という意味ではない
    五輪運営費の内訳に対する疑念
    巨額のスポンサー料をなぜ開示しないのか

    第4章  東京五輪、搾取の構造
    ボランティアがオリンピック貴族に貢ぐ構図
    「やりがいPR」で再び炎上
    さまざまな有償ボランティア

    第5章 なぜやりがい搾取が報道されないのか
    「全国紙全紙が五輪スポンサー」の異常
    組織委の「核心利益」を追及できない
    メディアの東京五輪報道は原発プロパガンダと同根である
    電通を批判できないメディア

    第6章 問題を伝え続けること
    5万人がリツイートしたタダボラ批判
    批判ツイートが閲覧不能に
    大学でのタダボラ反対講義で参加希望者がゼロに
    君たちはどこにいるのか

    終章  21世紀の「インパール作戦」である
    やりがいPRで再び炎上
    外国人観光客の熱中症で病院はパニックに
    無償ボランティアになるためにカネを払う?
    「熱中症の患者がどのくらい出るか予想もできない」

    おわりに
  • 父の遺品整理中みつかった古い日記。そこには、私の知らない父がいた--。

    父の遺品整理中に出てきた古い革の鞄。そこに遺された日記に書かれていたのは、第二次世界大戦中、日系人強制収容所に収容されていた父の姿だった--。

     戦時下、「米国への忠誠を示す登録」を拒み、問題人物扱いを受けた人々、「ノーノーボーイ」。彼らは逮捕され、ツールレイク陸軍拘置所に集められた。
     亡くなった父親がノーノーボーイだったと知った著者は、「自らの経験や思想を語らない」ノーノーボーイについて、日記を手がかりに調査をはじめる。ノーノーボーイとは、どんな存在だったのか、父はいったいどんな人生を送ってきたのか。
     日系人強制収容の研究者や日系4世、当時、実際に収容されていた日系2世などとの出会いを通じて、日本とアメリカを行き来しながら歴史に葬り去られかけていた真実に迫っていく。知られざる「ノーノーボーイ」に迫った衝撃のノンフィクション。

    【もくじ】
    プロローグ
    第1章 砂漠に響く「天皇陛下万歳」の声
    第2章 忠誠登録を拒否した父
    第3章 私は「日本人」になる
    第4章 栄光の442部隊
    第5章 陸軍抑留所をたらいまわしにされた父
    第6章 終戦とノーノーボーイたちの混乱
    第7章 442部隊の勇者が帰ってきた
    第8章 日本に帰ったノーノーボーイたち
    第9章 市民権回復・謝罪・補償を求めて
    第10章 強制収容の歴史を残す
    第11章 証言を残す
    第12章 日系人だけがなぜ「強制収容」されたのか
    エピローグ
  • 1989年6月4日、中国の“姿”は決められた。タブーに挑む大型ルポ!

    「“その事件”を、口にしてはいけない」
    1989年6月4日、中国の“姿”は決められた。
    中国、香港、台湾、そして日本。
    60名以上を取材し、世界史に刻まれた事件を抉る大型ルポ!!
    この取材は、今後もう出来ない――。

    一九八九年六月四日。変革の夢は戦車の前に砕け散った。
    台湾の民主化、東西ドイツの統一、ソ連崩壊の一つの要因ともされた天安門事件。
    毎年、六月四日前後の中国では治安警備が従来以上に強化される。スマホ決済の送金ですら「六四」「八九六四」元の金額指定が不可能になるほどだ。
    あの時、中国全土で数百万人の若者が民主化の声をあげていた。
    世界史に刻まれた運動に携わっていた者、傍観していた者、そして生まれてもいなかった現代の若者は、いま「八九六四」をどう見るのか?
    各国を巡り、地べたの労働者に社会の成功者、民主化運動の亡命者に当時のリーダーなど、60人以上を取材した大型ルポ
    語り継ぐことを許されない歴史は忘れさられる。これは、天安門の最後の記録といえるだろう。

    ●“現代中国”で民主化に目覚めた者たち
    ●タイに亡命し、逼塞する民主化活動家
    ●香港の本土(独立)派、民主派、親中派リーダー
    ●未だ諦めぬ、当時の有名リーダー
    ●社会の成功者として“現実”を選んだ者、未だ地べたから“希望”を描く者 etc.
    語ってはならない事件を、彼らは語った!!
  • 誰かを好きすぎて気持ちが手に負えなくなったことのある、すべての人へ。

    Twitterで8万人がときめいた! (2017年11月時点)
    彼女とのエピソードを綴ったツイートが人気を集めるわたらいももすけ、初書籍。

    好きな人を大切にするための秘訣と、
    もっともっと好きになってもらうための秘密がつまった1冊です。

    「僕は思う。恋にはタイムリミットがある。

    例えば、君が片思いしている相手は明日転校していなくなってしまうかもしれない。
    例えば、君の恋人は明日には君との別れを決断するかもしれない。

    恋が終わる瞬間は唐突にやってくる。
    唐突すぎてしばらくの間、終わったことにすら気づけないかもしれない。
    終わってしまったことを悔やんでももう戻ってはこない。
    費やした時間も費やした想いももう戻ってはこない。

    だから僕達は自分達で
    タイムリミットを決めなくてはいけないのかもしれない。
    自分で決めたタイムリミットに向けて精一杯に恋をして、
    初めて後悔のない恋ができるのかもしれない。」
  • 880(税込)
    著者:
    望月 衣塑子
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    空気を読まず、出すぎるクギになる。私にできるのはわかるまで質問すること

    菅官房長官に質問をぶつけ続ける著者。演劇に夢中だった幼少期、矜持ある先輩記者たち、母との突然の別れ……。記者としての歩みをひもときながら、6月8日を境に劇的に変わった日々、記者としての思いを明かす。
  • 夢をかなえたこどもたちがくれる元気と勇気――小さな奇跡の物語

    ボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」で難病の子どもたちの夢の実現を応援してきた大野寿子さんが語る奇跡の数々。――最後の夢ではありません。夢をかなえることが、明日を、今を生きる力となるのです。

    ※本書は『メイク・ア・ウィッシュの大野さん』(2006年2月刊)に、子供達の新しいストーリーを加えた新装増補版です。
  • 「大井の帝王」的場文男、還暦のトップジョッキー7000勝の軌跡

    還暦を過ぎても、公営競馬・大井競馬のトップジョッキーとして活躍している騎手がいる。その名は的場文男。派手な騎乗スタイルと持ち前のド根性で「大井の帝王」と言われる。他の競技を見渡しても、60歳を過ぎて第一線で活躍しているアスリートはいない。これまで、馬に顔を蹴られて前歯が吹っ飛んだり(すべてインプラントに)、腹を蹴られて脾臓と腎臓が二つに割れたりする大怪我を負いながら、競馬界のレジェンド・的場が積み上げた勝ち星は歴代2位。競馬界トップの佐々木竹見騎手(引退)の7151勝が射程圏に入っている。大井競馬において通算21回のリーディングジョッキーとなり、G1勝ちも多い的場だが、43年の騎手生活でまだ勝っていないのがダービーである。2016年まで東京ダービーに35回挑戦して、2着は9回あるもののいまだに勝利しておらず、「大井の七不思議の一つ」とまで言われている。「いつまで乗れるか、一年一年が勝負」と語る的場が、還暦の年に悲願のダービージョッキーとなれるのか。“生ける伝説”的場文男の60年の波乱万丈の騎手人生、生きざまをまとめた1冊。JRA最多勝利ジョッキーの武豊も「的場さんは、ぼくの尊敬する素晴らしい騎手です」と大絶賛!

    巻頭カラー 的場文男60年の軌跡
    PART1 騎手・的場文男
    PART2 東京ダービー
    PART3 記憶に強く残る馬
    PART4 南関東4場の戦術
    PART5 調教、騎乗スタイル、怪我
    PART6 人間・的場文男
    データファイル(60年の歩み、7000勝までの道のり、重賞勝利一覧、年別勝利数・収得賞金)
  • 重い心臓の障害を抱えながらも、オヤジトークと胸にしみる言葉で大きな反響を呼んだ中学生の初の自伝的エッセイ!

    「自分を大切にしてください。ほかの人も大切にすることができます」--。2015年夏、「24時間テレビ」で大反響を呼んだ著者が、生い立ちからこれまでの人生を辿りながら、好きなアニメや本、友だち、学校や病院、テレビ出演などを通して感じたこと、気づいたことについて赤裸々に語る。素朴でシンプルな言葉の数々が胸に刺さる!
  • 現場に哲学が求められる、地方創生の処方箋がここに!

    個性あるまちは、そのまちをふるさととする人々の手作り感を実感できるものでなければならない。本書は、哲学の手法を取り入れた「わがまち再生プロジェクト」の方法論だ。著者が関わった9つの実践例も紹介する。
  • よりよい地球を次代に残すために。世界の水風景を考える。

    世界の農業、漁業の現場を見てきた著者が感じる、水と食、エネルギーをめぐる争いと、そして水の汚染問題。次世代に残すべき地球を、これまでしたたかに生き抜いてきた人類の叡智に託したいという著者の思いが、力強い写真と穏やかな文章で綴られている。2012年から2年にわたって公明新聞に連載されたものを再編集。電子書籍だけの特典として単行本未収録の写真8点を巻末に収録しました。

  • 4,224(税込)

    稽古茶道に飽き足らない、茶の湯好き必見!本当の数寄とは何かが明らかに。

    数寄を追う者、つまりディレッタントは広汎な知的探究を通じて専門をいくつも乗り越えるが、学問共同体の一員ではない。著者が還暦から東大文学部の大学院研究生として過ごした二年間は、大学の追及する学問的専門性と、著者の関心である間口の広いアマチュア性との齟齬が、教授陣を困惑させたという。しかし茶の湯領域「宋・元と平安から元禄」と煎茶領域「明・清と享保以降」を統合することで、相互補完的に一千年の日中それぞれの文化が網羅できる。抹茶と煎茶の数寄を同時にすることで、豊かな世界が広がる、という著者の試みは注目に値する。明の文徴明や祝允明の書と薄茶で絵高麗を取り合わせてみたり、江月の書に古染付茗碗で煎茶を飲むなどの試みは、茶に新風を呼び込める可能性もある。著者所蔵の美術館級名物道具で構成する茶事を通じて現代の数寄を浮かび上がらせる。臨場感あふれる茶事の客は、林屋晴三氏を筆頭に、藤田一照氏、佃一輝氏、樂吉左衛門氏、池田巖氏、千宗屋氏、樂篤人氏という豪華な面々。オール新撮影。
  • 名門企業、失墜の真相! 無責任国家・企業に驚愕したすべての人に捧げる。

    安全神話を守るため安全を度外視する逆説。管理・監視の自己目的化。そして分割・民営化の先駆へ。「東京電力」その排除の本質を社会的・歴史的に抉り出す“現代の古典”。名門企業は、自壊した!!
  • あの時、現場では何が起きていたのか。直接取材で明かされた真相。

    監督解任、社長退陣、J2降格、J1昇格即三冠達成 世界でも類を見ない軌跡を辿ったガンバ大阪。クラブ全体の迷走における原因はなんだったのか。そして、復活を果たすクラブにおいてラストピースとは。
  • 今、潮流になりつつある「サイバーミステリ」とはどのような小説なのか。

    誰もがSNSを使い発信できるようになった現代。創作においても、それらを題材にしたサイバーミステリという作品群が多数生まれている。小説の内容をトリックとともに解説、あわせて楽しみ方を紹介!
  • 僕らは故郷を守りたかった。沖縄戦の知られざるゲリラ部隊の戦いをえがく。

    第2次大戦末期、沖縄北部地上戦を戦った知られざる少年秘密部隊、護郷隊。陸軍中野学校出身者の指揮の下、米軍侵攻を撹乱するため生まれ育った村を焼き払い、学校を破壊した少年兵たちの胸に去来した悲しみを描く。
  • ビリギャル本人と母が語る、ビリギャル外伝! 赤ちゃんや幼児の親御さんから受験生の親御さんまで、現在と未来のすべての親御さん、そして部下や後輩を指導する方々必読の、人生観や価値観をゆさぶられる一冊です。

    偏差値30から慶應義塾大学に現役合格した姉(さやか)、父親のスパルタ教育のせいで思春期に自暴自棄になってから立ち直った弟(長男)、不登校状態から上智大学に合格した妹など――いま話題のビリギャル家族のすべてがわかる、何度も泣ける、本当にあった物語。不遇を極めた祖母、母、娘(さやか)と受けつがれた「折れない心」。その心は、どん底の家庭環境のなか、どのように伝えられたのか?「親族になけなしの金を生涯むしられた自分の母に、幸せな家庭を見せたい」――そう願って、母・ああちゃんが始めた夫婦生活は、すぐに冷え切り、怒声が飛び交う家に。そんななか、ああちゃんは改心し、全く新しい子育てを始めます――爆発的ながんばりを、あなたの子どもからも引き出せる、感動的な気づきを満載した内容です。
  • 1,144(税込)
    著者:
    Izumi
    出版社: KADOKAWA

    仁義あふれるもてなしに、みんな一目惚れ! 浅草の看板猫、その名は銀次。

    一匹の路上の猫が辿り着いた浅草の小さなカフェ。ヒトの輪の中でひたむきに生きたその猫は、いつしか「親分」と慕われ伝説の看板猫となった――。いしいしんじさん、坂本美雨さん推薦!猫愛あふれるフォトエッセイ。
  • 418(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    上原 浩
    出版社: KADOKAWA

    純米酒に非ざれば日本酒に非ず。酒造技術指導の第一人者が語る酒造りの真髄

    「酒は純米、燗ならなお良し」――酒造技術指導の第一人者が、日本酒が醸されてゆく過程を丹念に紹介。経験と理論に裏打ちされた真剣勝負の世界と、固有の文化である日本酒の未来像を語る。『いざ、純米酒』を改題。
  • 「生まれてきてよかった」と笑いながら死にたい。

    19歳でがんにおかされ突然の「余命半年」宣告。転移と再発を繰り返しそれでも希望を失わず余命宣告の先を生き抜く少女。彼女が命をかけて伝えたい言葉とは?どんな境遇でも幸せになれることを証明する感動の実話。

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