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『完結、アマゾナイトノベルズ、801円~1000円(ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~21件目/全21件

  • 「これは白い結婚になるからな。お前を抱くことはない」「はあ? 私のことは絶対絶対絶対に抱いてもらいますから」裕福な商家の娘であるローラは、恋人に浮気され、政略結婚した。

    「これは白い結婚になるからな。お前を抱くことはない」
    「はあ? 私のことは絶対絶対絶対に抱いてもらいますから」
    裕福な商家の娘であるローラは、恋人に浮気され、政略結婚した。
    その夫となった伯爵家の若き当主オーウェンには他に愛する女性がいると、初夜にそう告げられた。
    そもそも、傾きかけた貧乏伯爵家のために金を出し、望まない結婚まで受け入れたというのに、この男は何を言っているのだろう?
    もらいっぱなしなんて許さない!
    「あなたが愛人を囲うというのなら、私は子供が欲しいわ。これでギブアンドテイクよ! 政略結婚の夫婦には我慢が必要なの、さあ営むわよ!」
    初夜早々に落とされた爆弾発言に腹が立ったローラは、無理やりオーウェンを押し倒して――!?
    子供が欲しいと言うローラの想いが通じたのか、それともローラとの行為がよっぽど気持ちよかったのか、意外にもオーウェンとの身体の関係は毎夜続いた。
    どうでもいいと思っていた愛人の存在が徐々に気になりはじめたローラは……。

    身体から始まったこの結婚、愛のない結婚なんて上手くいくはずがない!?
    作者より
    こちらの作品をご覧になっていただきありがとうございます。
    mokumokuと申します。
    私は普通ならば当て馬や、モブであろう男性キャラが大好きなんです。
    本来なら光が当たらず消えていくであろう彼らを私はこよなく愛しており、おまけに童貞早漏が大の好物なんですよ…
    私の作品には正統派なイケメンやかっこいい男性は登場しませんし、登場してもヒーローにはなりません。
    しかしどこか可愛らしく憎めない彼らと主人公の包み込むような優しさを感じていただいて少しでも読者様の心を打てたなら私は小説を書いていてよかったなあ…と心の底からそう思うのでございます。

    『私たちの結婚には愛がないですよね?【完全版】1』には「愛がないです 一」~「愛がないです 十一」までを収録
  • 花井ゆきは孤独に育ち、結婚後も家族のために尽くすが、常に愛に飢え孤独に生きていた。誕生日を一人で祝った翌日、目が覚めたら幼い体になっており、茶色の髪に栗色の瞳をしているモニカ・タウストという男爵令嬢になっていた。

    花井ゆきは孤独に育ち、結婚後も家族のために尽くすが、常に愛に飢え孤独に生きていた。
    誕生日を一人で祝った翌日、目が覚めたら幼い体になっており、茶色の髪に栗色の瞳をしているモニカ・タウストという男爵令嬢になっていた。
    それからずっと貧しいながらもタウスト男爵家の娘としてモニカは愛されながら育った。
    ある日、わけあってタウスト男爵家でお世話をしたベルトーナ伯爵家の王都の屋敷にお世話になることになった。
    そこでは、伯爵夫妻にかわいがられ、美食家と名高いベルトーナ伯爵のために、日夜、おいしい料理やお菓子を作っていた。
    そんなある日、ベルトーナ伯爵の計らいで夜会への参加を提案されたモニカは、無下に断ることもできず参加することを決意する。
    夜会では、人見知りの上に転生していることを秘密にしていたモニカは、なるべく他の貴族との交流を避けつつも、王宮で出される料理を楽しんでいたのだが、令嬢らしからぬ食べっぷりがきっかけで、王子であるジルベルト・スフォルツァに興味を持たれることになった。
    王子はとある秘密を抱えており、これまで笑うこともなく孤独に生きていた。
    「君の料理が気に入って? あの食い道楽のベルトーナ伯爵が?」
    ある日、モニカの料理を食べる機会を得て、彼女と交流を重ねることで少しずつ王子の心にも変化が現れるーー。
    美しく有能で、真面目な王子と食べることが大好きな転生者のモニカが、すれ違いながらも互いに少しずつ心を寄せ合い……。

    <作者より>
    モニカが料理や手芸の才能をつかって活躍する一方、美味しい料理で王子の心もつかみます。
    そしてその優しく慈悲深い心で王子だけでなく周囲の人々にも愛されていく幸せなお話です。
    苦境にめげない女性、強く生きて活躍する女性が好きな方にぜひお読みいただきたいです。

    『愛されることを知らなかった食いしん坊姫【完全版】1』には「夜会に行かねばならぬ」~「王国軍の帰還」までを収録
  • 友人セストルの勧めで、領主の仕事を手伝ってもらうために『人形』ザンニを買うことになった小領主エルミーニア。彼女は優秀で美しい彼に仕事の手伝いを頼むが、ザンニは従順ながらもどこか冷たい目で彼女を見つめてくる。

    万能と謳われる『人形』、しかしその本来の用途は性処理用の『愛玩人形』だった。

    友人セストルの勧めで、領主の仕事を手伝ってもらうために『人形』ザンニを買うことになった小領主エルミーニア。
    彼女は優秀で美しい彼に仕事の手伝いを頼むが、ザンニは従順ながらもどこか冷たい目で彼女を見つめてくる。
    人形の本来の用途を知らないエルミーニアと、性処理の道具として消費されることを厭悪するザンニ。
    互いの認識の噛み合わなさに違和感を覚える中、ある日彼女は彼の抑え難い欲求を目にしてしまう。
    そう、性玩具として彼には欲求を発散させ、慰めるという意味での手入れが必要だったのだ――。
    プライドが高い美男×無垢な鈍感女が互いの身体に触れ合いながら惹かれ合っていく、甘々なラブストーリー!

    <作者より>
    本作の作者、りりっとです。たぶんはじめまして。
    プライド激高男が無様に純真無垢な鈍感女に絆され落ちていく話、それが「愛玩人形にはお手入れが必要です」でございます。
    最初は勘違いコントを繰り広げる男女のラブコメを書く予定だったのに、気付けばそんな内容に。そして電子書籍化までしていただけてとても光栄です。高慢な人形ザンニが鈍感領主エルミーニアにくそデカ感情を抱いて抑えきれない欲望に振り回される話をお楽しみいただけたら幸いです。
    そういえばセストルは初期設定では「セスト」という名前で、三文字だとザンニと紛れるので「セストル」になった経緯があります。胡散臭いが服を着て歩いている謎のお助けキャラ、セストルお兄さんもよろしくおねがいします。

    『愛玩人形にはお手入れが必要です【完全版】1』には「第一章 高圧的な目をした人形」~「第十九章 想いに身を委ねる夜」までを収録
  • 伯爵家の養女であるスィスィアは、義父に虐げられメイドとして暮らしていた。しかし、実はスィスィアは過去の内乱の首謀者である大公の隠し子であった

    伯爵家の養女であるスィスィアは、義父に虐げられメイドとして暮らしていた。
    しかし、実はスィスィアは過去の内乱の首謀者である大公の隠し子であった。
    ある日突然、呼び出され王太子ウィルの婚約者候補になった。
    それは王国反乱軍のメンバーであった義父である伯爵から「王太子をたらしこめ。できないなら暗殺せよ」と媚薬と毒薬を渡され、反乱軍のスパイとして貢献することを命じられたのだ。
    内乱で母を亡くした過去から、もう二度と戦争など起きてほしくないと願うスィスィア。
    自分が王太子を殺して悲しい戦争が回避できるなら…と命令通りに王太子ウィルの毒殺を目論んだものの、あっさりと見破られてしまう。
    情けなくなり泣き出すスィスィアの事情を聞いたウィルは、このまま婚約者を続けスパイのふりを続けることを提案した。
    反乱軍にウィルと結婚したと思わせ二重スパイとなれば、王家への反乱者を捕まえ戦争を防ぐことができる。
    スィスィアは、胡散臭いと思っていたはずのウィルの言葉を信じ、その提案に乗ることにした。

    「じゃあ、早速、既成事実でも作ろうかな」

    結婚は反乱軍を騙す嘘のはずでは!?
    驚き抵抗するスィスィアだが、ウィルに言いくるめられ、あれよあれよと乙女を捧げ、激しい快感に襲われることに……。
    二重スパイとなり、自分の役割をこなすため頑張ろうとするスィスィアだが、甘く優しく接してくるウィルにどんどん惹かれていき――。

    この作品は「偽りの双子は愛欲に溺れる」に登場したウィルのストーリーですが、前作を未読でもお楽しみいただけます。
    作者より
    ウィルのスピンオフはいつか書こうと思っていましたが、こうして書籍化が叶いとても嬉しいです。
    ドストレートに告白してるのにヒロインが恋愛化石すぎて全く響かないポンコツ、というシチュエーションも大好きです。
    お楽しみ頂ければと思います…!

    『偽りのスパイは王太子の檻に囚われる【完全版】1』には「既成事実」~「婚約者であることの意義」までを収録
  • やりがいのない仕事に四年付き合った恋人の浮気。悪い出来事が重なり落ち込んでいたシロは、酔っぱらった夜に突然異世界へ転移する。

    やりがいのない仕事に四年付き合った恋人の浮気。悪い出来事が重なり落ち込んでいたシロは、酔っぱらった夜に突然異世界へ転移する。
    行き倒れていたシロを拾ったのは、王都一と言われるテーラーを営む服飾師のダリウス・ファブレ。行くところのないシロはダリウスの店に居候させてもらうことになる。生活能力もコミュニケーション力も破綻した仕事人間のダリウスに戸惑いながらも、徐々に新しい世界に慣れていく。
    気づけばダリウスを意識してしまっていて……⁉ 新しい恋は怖いはずなのに、それでも惹かれてしまう。
    一方のダリウスは、うっかりシロを拾ってしまったことを初めは後悔するが。しかし、人嫌いだったはずの自分がいつの間にかシロとの生活に居心地のよさを感じるようになる。それは次第に強い独占欲へと変わっていき――。
    恋愛に仕事、身ひとつで来たこの異世界で、今度こそ幸せになれるよう、やり直しの人生を!
  • 「ここから逃げ出してしまいたい……」溺愛スパダリヒーロー×おてんばお嬢様ヒロインの正統派アラビアンファンタジー!

    「ここから逃げ出してしまいたい……」
    オアシスの街、アルマディナで暮らすドゥーヤ族の乙女ナディアは、残虐非道で強欲な権力者に見初められ、今宵まさにその清い身体を奪われんとしていた。
    「願い通り、攫いに来たぞ」と彼女の元にあらわれたのは──。
    背の高い均整の取れた体躯に見事な金髪と深紅の瞳を持つ、華やかなアラビアンファンタジーの王子様然とした『砂漠の盗賊王』ジャミールだった。
    ナディアは、ジャミールと共にアルマディナから抜け出し、夜の砂漠を越え、遊牧民の街シストゥールに辿り着いた。
    タフで絶倫で溺愛がすぎるジャミールと結婚し、新しい土地で、甘く幸せな生活を始めたのだが、ジャミールの出生の秘密により――。
    溺愛スパダリヒーロー×おてんばお嬢様ヒロインの正統派アラビアンファンタジー!

    <作者より>
    砂漠の熱風やオアシスの清涼感、華やかな衣装や豪華な建築物。大好きなアラビアンファンタジーらしい素敵なものを詰め込みました。
    ヒーローヒロインと旅に出るような気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

    『砂漠の盗賊王と攫われた花嫁【完全版】1』には「プロローグ」~「第三章 ジン」までを収録
  • 「嘘でもいいから結婚してくださらない?」
    「かたちだけで構わないのよ。両親の死後に離婚してくださってもいいわ。もちろん、結婚しているあいだは夫としてわたくしのことを自由に扱ってくださって構わない」
    「公爵令嬢……。ご自分が何を言っているのか、わかっているのか?」

    諸事情により三十歳と著しく婚期を逃した美貌の公爵令嬢メアリーは、化け物と噂されるバーソロミュー公爵エリックに初

    「嘘でもいいから結婚してくださらない?」
    「かたちだけで構わないのよ。両親の死後に離婚してくださってもいいわ。もちろん、結婚しているあいだは夫としてわたくしのことを自由に扱ってくださって構わない」
    「公爵令嬢……。ご自分が何を言っているのか、わかっているのか?」

    諸事情により三十歳と著しく婚期を逃した美貌の公爵令嬢メアリーは、化け物と噂されるバーソロミュー公爵エリックに初対面で提案した。
    美しいものしか愛でたくないという家令のフィリップスの進言や、忌々しい『霹靂の錬金術師』の汚名を継ぐバーソロミュー公爵家の嫁取りは代々難航をきわめていることもあり……。
    結果、利害が一致した<嘘の結婚>を了承させたメアリーの初夜は
    「わたくし最初に申し上げたはずですわ。結婚したらわたくしを自由にしてくださって構わないって」
    「自由にと言われても、私には疲れている妻をわざわざ苦しめる趣味はないし、今はのっぴきならない衝動を抱えてもいない。……しかし確か、生命の誕生がどうとか言っていたな。ならば、うだうだと初夜を繰り延べにしても仕方がないのか」
    「なさって。初夜を――」
    そういったものの、やはり怖い気持ちは隠し切れなかったメアリーに優しく「じゃがいも」についてを語りながらーー。

    いざ結婚生活を始めたら、聡く美しいメアリーは素直でギャップがあり、エリックはバケモノどころか普通にまともな美しい青年公爵で……。
    二人のやり取りがかわいく、笑いながらも応援したくなる王道結婚溺愛小説です。
  • 父親の再婚による義理の家族からの虐待を受け、亡き母が最期を過ごした修道院に身を寄せていた無口な令嬢ライラ。長年放置をされていたが、突如父親が訪ねてきて、修道院への援助と引き換えに、義姉の『魔界招集』の身代わりになってくれと取引を持ち掛けられる。

    父親の再婚による義理の家族からの虐待を受け、亡き母が最期を過ごした修道院に身を寄せていた無口な令嬢ライラ。
    長年放置をされていたが、突如父親が訪ねてきて、修道院への援助と引き換えに、義姉の『魔界招集』の身代わりになってくれと取引を持ち掛けられる。
    そうーー魔界から強制されて各国から「健康で未婚の貴族の令嬢」が魔界に差し出されるのだ。
    魔族の子供を産むために嫁ぐ……魔界でどんな魔族に娶られるのか命の保証があるのか、何一つわからない。だが、修道院を守るため、そして家族に復讐するために、ライラは身代わりを引き受けることに。
    『魔界召集』で転移された日、魔界で力を持つサテュロス族の当主ダリルの妻となった。
    一見好色で軽いだけの男に見えるダリルだが、復讐に魔界を利用しようとしているライラの思惑に気づき、彼女を抱くたびに心も体も徐々に暴いていく。
    「あんたみたいな体は、薄暗いところで肌がほのかにぼんやり浮かびあがる。それがエロくてぞくぞくするんだよな……」
    軽薄に見えて本当は硬派なダリルと、穏やかに見えて苛烈さを内に秘めるライラ。
    打算的な関係で良いと割り切っていたはずの二人が、復讐劇をめぐりながら近付いていく短くも濃厚な10日間の物語。

    <作者より>
    体から繋がってしまう関係が好きです。愛していない男に体をもてあそばれているように見えて、その実甘やかされているシチュエーションはさらに好物です。それを何度も重ね、恐れながらも徐々に心まで甘やかされていく過程を楽しんでいただけたら嬉しいです。
    不遇なご令嬢はみんな各種ハイスぺ男子(ちょっと俺様だとより良い)に幸せにしてもらえばいいと思います。

    『無口令嬢の秘密は魔族に優しく暴かれる~両想いまでの10日間~【完全版】1』には「プロローグ」~「六日目」(前半)までを収録
  • 父親の借金のせいで、ものすごく貧乏な伯爵令嬢アンネリカ・フローレス。彼女は密かに、同級生で公爵令息のディラン・ファイザバードに思いを寄せていた。

    父親の借金のせいで、ものすごく貧乏な伯爵令嬢アンネリカ・フローレス。
    彼女は密かに、同級生で公爵令息のディラン・ファイザバードに思いを寄せていた。しかし、家のために学院を卒業する一年後、隣国の三十歳も年上のお金持ちの男の元に嫁ぐことが決まっていた。
    それにディランにはすでに秘密の恋人がおり、その恋人は実は王太子の婚約者の公爵令嬢であったので、眺めるだけで満足していた。
    ある日、王太子が公爵令嬢の浮気を疑っているという噂が出る。
    王太子を欺くため、ディランがカモフラージュの恋人役を探し始めたという話しを立ち聞きしたアンネリカは、自ら立候補し、見事ディランの恋人役に内定。
    どうせ好きでもない人の元に嫁がなくてはいけないなら、最後の期間くらい好きな人と過ごしたい。一年で一生分の思い出を作るんだから!
    そう思って始まった恋人役。最初はそっけなかったのに、アリバイのためのデートや交流を重ねていくうちに、だんだんとディランの様子がおかしくなり……。
    まっすぐでポジティブ思考の鈍感娘アンネリカと、日に日に彼女に執着していく実は危険な男ディランの、ちょっとアブナイ恋のお話しです。

    <作者より>
    ヒロインに執着する、ちょっと危険なヒーローを書きたくて生まれた作品です。紳士的に見えたヒーローが次第にヒロインに執着するとともに病んでいくのに対し、全くヒーローの気持ちに気がつかないヒロイン。
    そんな二人の恋の行方を楽しんでいただければ嬉しいです。
     
    『好きな人の恋人役になったらいつの間にか囚われていました【完全版】1』には「恋人役、ぜひ私にやらせてください」~「ディラン様の従兄弟に会いました」までを収録
  • 「さあ、反撃を始めましょう」婚約して十年。幼い二人は穏やかだけれど確実にはぐくんだ愛を芽吹かせたはず……侯爵令嬢アイリーン・カサンドラは王太子レオンの婚約者であり、彼の成人を機に結婚するはずだった。

    「さあ、反撃を始めましょう」
    婚約して十年。幼い二人は穏やかだけれど確実にはぐくんだ愛を芽吹かせたはず……侯爵令嬢アイリーン・カサンドラは王太子レオンの婚約者であり、彼の成人を機に結婚するはずだった。しかし成人を目前にして、王太子の心はほかの女性に奪われ、大勢の前で王太子から婚約解消宣言を受けた。
    ――それは、ほかならぬアイリーン自身が選んだ道だった。そう、すべては愛する国の為――。
    わかっていたはずなのに取り乱してしまう心。この原因を、アイリーンは許さない。猟犬と呼ばれているカサンドラ侯爵家の所以を思い知るがいい!

    陛下を巻き込んで反撃を行った結果、継承権を手放し国を出たはずの、王弟キースに王位が回ってきた。
    王位継承に変わりはいれど「王太子妃」に代わりはいないと受け入れる。
    二人っきりになり、キースに所詮レオンでなくて良かったのだなと問われ、アイリーンはごまかし続けていた本音を思わずこぼしてしまう。
    『勝手に甘やかすさ。妻をいかに甘やかすか、夫の腕の見せ所だろう』『まだ、婚約もしていませんわ』『その為の努力は惜しまんよ――俺は、あなたの心がほしいーー』そんな会話の中で泣きつかれ眠ってしまったアイリーン。一回り以上も下の娘の泣き顔に惚れたキースは翌日より動き出す……。

    年上で俺様な王弟殿下の溺愛ぶりに振り回されながらも、真実の愛を見出し幸せになるお話。

    <作者より>
    はじめまして。自分の好きを好きなだけ詰め込み、好き勝手に書きなぐったお話です。
    どいつもこいつも恋に生き愛に生きる脳筋ばっかりで、ドタバタ騒がしい困った子達ですが、それで彼らは幸せなので諦めましょう。愛の為ならしかたないのです。
    わたしの性癖の盛り合わせのようなお話ですが、あなたにも愛していただけたら嬉しいです。

    『愛の為ならしかたない【完全版】1』には「第一章 愛の為ならしかたない 第一章 プロローグ」~「番外編 鬼の居ぬ間に、花のまにまに。 01 朝告げ鳥が今日もうるさい」までを収録
  • 妹から押し付けられたウェディングドレスに出来心で袖を通した夜。突如として背後に現れた謎の腕により、夏目凛子は異世界である万果に引きずり込まれる。

    妹から押し付けられたウェディングドレスに出来心で袖を通した夜。

    突如として背後に現れた謎の腕により、夏目凛子は異世界である万果に引きずり込まれる。

    そこで告げられたのは、存在するだけで死の気配『穢れ』を振りまく危険な男、カノエの花嫁となることだった。

    カノエと同じ部屋にいても近づいても平気な凛子は、その存在自体が多くの人に死を与える『穢れ』そのものであり、戦闘力が高いがゆえの国を守る最強の兵器でもあると恐れらるカノエにとってとても稀有な存在だった。

    凛子が対話を図ろうとすると赤面してまともに喋れなくなるカノエ。元の世界に戻ることもできないため、仕方なしに同じ部屋で過ごし、カノエの身の回りの世話をするなかで彼を少しずつ知っていく……。

    そしてある事件をきっかけに知ることとなった、自分が万果に呼ばれた本当の意味と役割とはーー。



    <作者より>

    孤独で救われないはずだった状況の人をゆっくり確実に幸せにすること、またヘタレがもじもじしている様子の何とも言えない良さを表現することを目指して書きました。

    楽しんで頂けましたら幸いです。



    『狂犬へ捧ぐ恋のうた【完全版】1』には「はなよめの章 一」~「おくがたの章 狗と見上げる異界の花」までを収録
  • 広報代理店に勤める27歳、黒瀬ちえ。ちえはクライアントから何度も担当替えを言い渡された、いわゆる「落ちこぼれ社員」。

    折れそうになった心を癒そうと田舎に帰ったのだが、突然吹いてきた突風により海に放り出されて溺れてしまう。

    広報代理店に勤める27歳、黒瀬ちえ。

    ちえはクライアントから何度も担当替えを言い渡された、いわゆる「落ちこぼれ社員」。

    折れそうになった心を癒そうと田舎に帰ったのだが、突然吹いてきた突風により海に放り出されて溺れてしまう。

    死を覚悟したその時、水中に現れた光の塊が近づいてきた。

    ――助けてくれたのは異世界からきたという豪快な男、シン。彼はちえが命を絶とうとしたと勘違いして異世界に一緒に来いと誘ってきた。

    「ネガティブで自信のないあがり症の私」は、知らない世界でイチからチャレンジするチャンスがもらえるならと、異世界に飛び込んだ。

    見たことも聞いたこともない土地で、彼女が持っているのは、広報の知識のみ。

    シンに支えられ、友人もでき新しい職場で初めてやりがいを見つけられたと思っていたら――皇帝陛下の指南役って、とんでもないブラック案件では!?

    皇帝陛下は良い人なのに、書記官のエドワードは癖がある……どうしよう!!



    <作者より>

    小説を書いてみたい、とふと思い立ち、初めて書いた作品がこの「落ちこぼれ広報コンサル、異世界で成り上がる」です。

    この物語の主人公は、誰からも振り返られるような美女や才女ではありません。スポットライトを当てているのは、「頑張っているのに、なぜだか報われないお仕事女子」。そんな彼女が異世界での様々な出会いを通じて、自分自身と向き合い、成長していくさまを軽いタッチで描きました。「ツンデレイケメン」との恋愛もみどころのひとつです!

    戸惑いながら、右も左もわからない状態で頑張る主人公「ちえ」のように、小説の「し」の字もわからない作者も、七転八倒しながら書いた作品です。毎日のお仕事に悩む皆さんに贈る「異世界成長物語」、是非お楽しみください。



    『落ちこぼれ広報コンサル女子、異世界で成り上がる【完全版】1』には「第一章 勘違いから始まる大冒険? プロローグ」~「第四章 新しいブランドをさらに盛り上げるために ヘッドハンティング」までを収録
  • 憧れの葉山学園に入学することに浮かれていた楠紗雪。可愛い制服を見ていると、突然ここが前世でプレイしていた大好きな乙女ゲームの世界で、葉山学園はゲームの舞台だということに気がついた。でも自分が転生したのはゲームに全く登場しないモブキャラだったのだ!

    憧れの葉山学園に入学することに浮かれていた楠紗雪。可愛い制服を見ていると、突然ここが前世でプレイしていた大好きな乙女ゲームの世界で、葉山学園はゲームの舞台だということに気がついた。でも自分が転生したのはゲームに全く登場しないモブキャラだったのだ!
    だけど……前世で最推しキャラだった響くんがいるかもしれない……!!
    愛してやまない推しキャラに会えるかもという期待に、いてもたってもいられなくなった紗雪は、彼が働いている喫茶店になりふり構わず飛び込んだ。
    目の前に存在する推しに感極まり泣き出してしまう紗雪だったが、響くんは優しく慰めてくれた。そんな推しの優しさに感動していた紗雪だったが、帰り際の響くんの言葉に耳を疑った――!?
    「俺と付き合う?」
    最推しキャラの響くんの押しの強さに、言いくるめられバイトすることになったり、恋人になったりと、あれよあれよと本来ヒロインが通るはずのルートをたどる。次々に登場する攻略対象やサブキャラたち。しかし驚くことに、その中に自分以外の転生者が……!?
    モブなのに顔面偏差値がやたら高い主人公が、優しくて甘くてちょっとSな最推しに溺愛される学園ラブストーリー!
    『モブなのになぜか推しの恋人になりました【完全版】1』には「推しに会いに行きました」~「入学式」までを収録
  • 伯爵家のレティが幼い頃から想っている相手は、今や将来賢王となるだろうと言われている第三王子・リュカ。どうしても彼の傍にいたいと、レティは男装して彼に仕えることを決意する。

    伯爵家のレティが幼い頃から想っている相手は、今や将来賢王となるだろうと言われている第三王子・リュカ。どうしても彼の傍にいたいと、レティは男装して彼に仕えることを決意する。
    ただ傍にいて彼を守ることができればそれでいいと思っていたのに、ある時、遠征先で「男性として」リュカの伽をするよう命じられ……。
    リュカにレティは本当は女性だと分かってしまった後も、そのことは周囲には秘密とし「男性」としてリュカの側仕えとなったレティ。夜の伽は恋人たちの営みのように甘く、かつさらに執着な要求になっていく。
    しかし、リュカにはすでに婚約者の令嬢セリーヌが。そして、親密な王子と側近レティの様子に不審を感じ彼女が起こした行動が、王都をゆるがしかねない事件へとつながっていく。
    かつてこの大陸を一つにしたという伝説の運命(ツガイ)の指環が物語を大きく動かし、リュカとレティの運命も大きなうねりに巻き込まれ…。伝説の運命(ツガイ)の指環が紡ぐ赤い絲の先にある、二人の恋の行方は?
    『指環が紡ぐ運命の赤い絲 ~男装令嬢は未來の王太子殿下に執着・溺愛される~【完全版】1』には「プロローグ」~「極秘任務」までを収録
  • 舞踏会で最初に第一王子と踊るのは、婚約者のユリアナの役目――だったのに。皆が注目している会場で第一王子から婚約破棄を言い渡されてしまう。

    舞踏会で最初に第一王子と踊るのは、婚約者のユリアナの役目――だったのに。皆が注目している会場で第一王子から婚約破棄を言い渡されてしまう。
    しかも第一王子は、異世界からやってきた聖女と結婚すると言い、ユリアナを恐ろしい噂のある魔物の森の領主『悪魔公爵』に嫁がせるというのだ。

    伯爵令嬢であるユリアナは十人並みの容姿であるが、魔法使いが貴重とされるこの世界に強力な魔力をもって魔法使いとして生まれた稀有な存在だった。ただし、三年前に第一王子の命を救うために魔法が使えなくなっていた。
    その時の褒賞として国王から王子との婚約を推し進められてしまう。周囲からはユリアナのような平凡な女が第一王子の婚約者になったと妬まれ、ついには何者かに屋敷を放火されて家族までをも失ってしまった。
    「私にはもう、何もないわ…」と、第一王子に言われた通り魔物の森を収めている『悪魔公爵』に嫁いだユリアナ。しかし、そこで待っていたのは、悪魔どころか気高い獣のような凛としたオーラを持つ見目麗しい男性で、しかも指折りの大魔法使いだった。
    穏やかに進む生活の中、次々と起こる事件、そして明かされていく真実。婚約破棄の真実とは――。
    『婚約破棄からはじまる幸せの物語 ~魔法使い夫婦は永遠を誓う~【完全版】1』には「序章」~「第二章 穏やかな日々と残酷な現実 七 変化と招待状」までを収録
  • 異世界で生きていくために後宮に入った華だが、異形の者だらけの後宮で、望まずとも揉め事に巻き込まれて……。

    女子大生の華は偶然、自宅マンションの非常階段から落ちそうになっている女性を助けたのだが「魔王様にもう一度会いに行く所だったのに邪魔するな!」と罵声を浴びせられた上に突き落とされてしまう。
    しかし華は落下せず異世界に転移!
    転移するなり湖に落ちた華を、偶然その場にいた屈強な身体の大男が救い出してくれた。彼は自分を「魔王」だと言い、珍しい黒髪で人間の華を、後宮に入れたいと強引に連れて行く。異世界で生きていくために後宮に入った華だが、異形の者だらけの後宮で、望まずとも揉め事に巻き込まれて……。
    『魔王の後宮に咲く華【完全版】1』には「第一章 ここはどこ? あなたは魔王さん?」~「第五章 陰謀渦巻く後宮」までを収録
  • 女ながら近衛連隊の隊長を務めることになった伯爵令嬢ロザリー。副官として彼女を完璧に支え、過剰なまでに尽くすのは“最強”の騎士ジルダだった。「私はあなたの下僕。あなたが望むなら、この命も捧げましょう」

    女ながら近衛連隊の隊長を務めることになった伯爵令嬢ロザリー。副官として彼女を完璧に支え、過剰なまでに尽くすのは“最強”の騎士ジルダだった。「私はあなたの下僕。あなたが望むなら、この命も捧げましょう」
    忠実な部下の仮面を被った副官は、ロザリーに対して次第に異常な愛欲と執着心を見せ始める。
    腹黒く異常なほどにロザリーを溺愛する副官と、彼に振り回される男勝りな女隊長の、禁断の主従ラブストーリー。
    『エメラルドの下僕【完全版】1』には「プロローグ」~「第二章」までを収録
  • 名家である東條家に生まれた誠司は、代々継がれて来た会社の専務で、仕事もできる男。誰もが羨む地位にいるが、「妾の子」として義母から蔑まれ…

    名家である東條家に生まれた誠司は、代々継がれて来た会社の専務で、仕事もできる男。
    誰もが羨む地位にいるが、「妾の子」として義母から蔑まれて育っていく中で、ある感情が芽生える。
    ――人は信用しない。
    東條の心に頑なにあるもの。どれだけ良い暮らしをしていても、それだけは揺るがない。

    そんなある雨の夜、女を拾った。
    女の名前は菊池花。極貧でホームレス状態だった彼女を看病する姿は、今までの東條からは想像できないものだった。

    さらに、あることがきっかけで「住み込みの家政婦」として花を迎えることに――。
    花は、東條に忘れていた人としての「何か」を思い出させてくれた。

    形は違えど似たような境遇で育ち、知らず知らずのうちに惹かれ合っていく二人。
    しかし、住む世界が違い過ぎる二人に、残酷な決断の時が……。
    『星降る夜のやさしい時間(1)』には「最初」~「近づく距離」(前半)までを収録
  • 仕事も節約生活も常に一生懸命のOL美桜(29才)に、いきなり突きつけられた婚約破棄。
    実家にも帰れない、親しい友達もいない、誰にも言えない……孤独で埋まらない寂しさを抱える日々をなんとか越えていく美桜。
    ぎりぎりの彼女に声をかけたのは、以前から心を許していた同僚の西沢怜。容姿端麗で年下だけど頼れるため、彼にだけにはつい隠し事を打ち明けてしまう。
    時間もお金もかけてどこまでも贅沢に

    仕事も節約生活も常に一生懸命のOL美桜(29才)に、いきなり突きつけられた婚約破棄。
    実家にも帰れない、親しい友達もいない、誰にも言えない……孤独で埋まらない寂しさを抱える日々をなんとか越えていく美桜。
    ぎりぎりの彼女に声をかけたのは、以前から心を許していた同僚の西沢怜。容姿端麗で年下だけど頼れるため、彼にだけにはつい隠し事を打ち明けてしまう。
    時間もお金もかけてどこまでも贅沢に溺愛してくるどこか影のある彼を戸惑いながらも受け入れていく美桜。
    この想いは恋になってはいけない、そう思いながらも大切にしてくれる彼に美桜の心は惹かれていくことを止められない――。

    ふたりが本当の深い愛で結ばれる時、涙こぼれる結末が描かれる。
    すれ違うふたりの一途な切ない恋を、丁寧にシリアスに綴った、仕事に恋愛にリアルに共感できる大人のドラマティック純愛ストーリー。

    『君には嘘なんてつけない ~凛々しい彼に誰よりも愛されて~【完全版】1』には「プロローグ」~「第一部」までを収録。
  • いわゆる不遇ヒロインが最終的にその不遇な環境を跳ねのけ幸せになるお話です。<作者より>主人公アレクサンドラは無自覚人たらしなヒロインなので、その辺りを楽しんでいただけたら嬉しいです。

    高齢な国王の王妃だったアレクサンドラ(28歳豊乳)は、国王の死去により、未亡人に。これでもう女としての人生は終わったと思い込んでいたのだが……なぜか護衛騎士から性欲解消のためにあれこれされたり、他国の皇族王族から求婚されて困惑する羽目に。
    「な、なんでこうなっておるのじゃ!?」
    夫の死別後に始まったモテ期を自覚しない、自称「黒衣の王太后」様の奮闘が、今始まる!
    いわゆる不遇ヒロインが最終的にその不遇な環境を跳ねのけ幸せになるお話です。

    <作者より>
    主人公アレクサンドラは無自覚人たらしなヒロインなので、その辺りを楽しんでいただけたら嬉しいです。

    「王太后様は君臨したい【完全版】1」には「王太后様のお仕事」~「王太后様と結婚祝い」までを収録。
  • 「子供ができた。離婚してほしい」夫に浮気され、結婚記念日をバーで独りで過ごしていた林原梓。酔っ払いに絡まれて困っていたところ、「待たせたね」と助けてくれた人――。背が高くガタイも良く、あきらかに高そうなスーツを着ている……どうみても極道の人? という男性。

    「子供ができた。離婚してほしい」
    夫に浮気され、結婚記念日をバーで独りで過ごしていた林原梓。
    酔っ払いに絡まれて困っていたところ、「待たせたね」と助けてくれた人――。背が高くガタイも良く、あきらかに高そうなスーツを着ている……どうみても極道の人? という男性。
    戸惑いつつも、男性から差し出された手を握り、抜け出した。

    彼が「桐木敬也」と自己紹介しながら差し出した名刺には弁護士事務所の名前と代表弁護士という肩書。
    些細なきっかけで出会った桐木とともに、夫とその不倫相手に離婚調停と慰謝料請求を申し立て勝訴。もう会うこともないと焦れている二人を見て、弁護士事務所メンバーのアシストもあり晴れて付き合うことに。
    ****「私は、その……セックスがあまり好きではないのですが……」
    私から指を絡めた。先生の手は温かい。きゅっと手を繋ぐ。
    「先生には触れて欲しい」
    あ、と言う間もなく唇を塞がれた。お酒の味がした。
    「恥ずかしそうにしてるのが可愛い」
    ****御曹司で若くして弁護士事務所の代表かつ弁護士としても活躍している桐木は、梓への想いを拗らせて、甘くじれったい。

    『星乙女の天秤【完全版】1』には「第一章」~「第三章」までを収録。

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