セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です

『完結、ラブコメディ、大洋図書、31~50冊、読み放題 MAXコース(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~59件目/全59件

  • 憧れの「のぞみん」ともっと仲良くなりたいっ!

    完璧王子と呼ばれる完全無欠な少年、宮野数のデュアル(女装⇔男)な恋の物語――。

    あっというまの中学3年間。

    もうそろそろ進路も決めなきゃね。

    でもでも、僕たちの学校生活は恋に同人活動に大忙し!

    卒業までには「のぞみん」との恋を成就させたいけど、母親に女装をしていることがバレそうになったり、新たな恋の予感もしたりして…ドタバタはいっこうに終わりそうにない!?

    恋の延長戦の予感もする青春メタモル同人ラブ・コメディー、ここに完結……?

    果たして数の努力は、「のぞみん」へと届いたの…かっ!?
  • 憧れの「のぞみん」ともっと仲良くなりたいっ!

    完璧王子と呼ばれる完全無欠な少年、宮野数のデュアル(女装⇔男)な恋の物語――。

    みんなで頑張った賢帝祭も終り、次に目指すのは同人の祭典「冬コマ」!!

    文芸部の六徳さんも、素人の東峰さんも誘って、みんなで協力して楽しくコピー誌を作って頒布したり、コスプレしたりと冬のお祭りを満喫する!

    一方、数と“のぞみん”との距離は近くなってきて、いよいよ片思いも成就するか!と思いきや、恋の行方は乱気流。
    全然想像つかなかった方向へ――。

    カワイイ大阪弁妹姉も登場で、恋ゴコロ満載な6巻の電子書籍が新装版で登場!!

    果たして数の努力は、のぞみんへと届くのかっ!?
  • 憧れの「のぞみん」ともっと仲良くなりたいっ!

    完璧王子と呼ばれる完全無欠な少年、宮野数のデュアル(女装⇔男)な恋の物語――。

    ついにやってきた賢帝(けんてい)祭初日!

    数(あまた)たちのクラス2-Aは、コスプレ喫茶で売り上げ1位を目指すことに。

    文化祭実行委員の東峰さんを中心にクラスみんなで頑張るけど、なかなか売り上げが伸びない事態に……。

    魅惑の変身をさせられた漫研の松本部長に、あわやポロリなコスプレ披露の六徳さん。

    そして、数はアマネと何度も入れ替わり、クラスのためにと、一心不乱に頑張っていく!!

    みんなで協力して、優勝するぞっ!!!
    果たして数の努力は、のぞみんへと届くのかっ!?
  • 憧れの「のぞみん」ともっと仲良くなりたいっ!

    完璧王子と呼ばれる完全無欠な少年、宮野数のデュアル(女装⇔男)な恋の物語――。


    漫研部長の松本からてんみこの描き方を教えてもらうため、秋葉原で会うこととなったアマネ。

    その正体を知らず、アマネを本物の腐女子だと思い込んでいる松本はそっけない態度をとっているが、ふたりでメイド喫茶を訪れたり、秋葉原めぐりをしているうちにだんだんと親密になっていく。

    そして学校ではいよいよ文化祭が始まろうとしていた。

    文化祭実行委員となった数は、クラスの催し物が「メイド喫茶」に決まったことで、変装しないままで秋葉原のメイド喫茶を訪れることとなってしまった。

    よりディープな秋葉原へとはまり込んでしまったアマネ。
    果たして彼の努力は、のぞみんへと届くのかっ!?
  • 憧れの「のぞみん」ともっと仲良くなりたいっ!
    完璧王子と呼ばれる完全無欠な少年、宮野数のデュアル(女装⇔男)な恋の物語――。


    腐女子の「のぞみん」に慕われるまでの関係になった数。
    しかし、それはあくまでも女装した「アマネ」だからであり、素の姿で合う学校ではスルーされていた…。

    もっと「のぞみん」と親しくなるため、数は同人最大イベント「夏コマケ」に参加する!
    初めてのコスプレにドキドキ!

    新たなレイヤーさんとの交流にワクワク!
    そして、のぞみんとの距離を縮めてラブラブ! ……と、なれるのか!?
    この想いよ、彼女に届けっ!!!
  • 内気な妹の為に積極的なクローンを作ったバイオ工学に精通するマッドな兄。

    本来の性格と180度真逆で積極的な性格に変わった妹のコピー魔亜子と、記憶のコピー中入れ替わってしまい、実の兄と肉体関係を持ってしまう。

    そんなHに慣れてゆき、どんどん感じやすい体へと開発されてしまったしのぶ。

    ただ本物の体の方は、未だ処女を守っているため、アナルの開発が進められてゆき、ついに…!?

    しのぶ、魔亜子、護条くん。
    お兄ちゃんの四つ巴の恋の決着はどうなるの!?
    全オレがヌキまくった元祖「最強!妹萌え美少女作家」のみやもと留美が渾身の筆力で描ききった作品が遂に電子化!の完結編!
  • 憧れの「のぞみん」ともっと仲良くなりたいっ!
    完璧王子と呼ばれる完全無欠な少年、宮野数のデュアル(女装⇔男)な恋の物語――。
    腐女子の「のぞみん」に慕われるまでの関係になった数。
    しかし、それはあくまでも女装した「アマネ」だからであり、素の姿で合う学校ではスルーされていた……。
    それは、まだまだ“腐”心が足りないからだ!
    数は望との関係をより深めるために、コピー誌の作製、「乙女」ロード探索と、“腐”の道を究めるための修行の日々が始まる……!!
    この想いよ、彼女に届けっ!!!
  • 憧れの男の子にバレンタインチョコを渡せないまま1ヶ月。
    悩み大きいボクっこ美少女のしのぶ。

    そんな内気な妹のために積極的なクローンを作ったバイオ工学に精通するマッドな兄。

    アレな方に性格が変わった妹のコピー「サイバークローンロイド 森沢しのぶMK-2 魔亜子」がついに完成したのだ!

    本人よりもプロポーションが良く、おまけに感覚共有まで出来ちゃう!

    ところが最後の仕上げの記憶のコピー作業中に、クローンと本人が入れ替わっちゃって…!?
    元祖「最強!妹萌え美少女作家」のみやもと留美が渾身の筆力で描ききった作品集が遂に電子化!
  • 君を知ることは、僕が変わることだったんだ……。
    文武両道、眉目秀麗!
    完璧王子(パーフェクトプリンス)と呼ばれる完全無欠な少年、宮野数(みやのあまた)が恋をした!!
    その相手は、クラスメートの小西望(こにしのぞみ)。
    毎日彼女と同じ電車に乗るものの、話すきっかけがつかめず悶々とする日々を過ごしていた数はある日、熱を出して寝込んでしまった姉の代わりに、女装(!)して「同人誌即売会」に参加することになってしまったのだ。
    ところが、初めて体験する同人誌即売会の熱狂に翻弄される数の前に、なんと憧れの望が現れたのだった!!そう、彼女はBLが大好きな「のぞみん」こと、腐女子だったのだ…。
    彼女に近づくために「腐」の道へ踏み込んだ、数の恋の行方はいかに!?
    『ヤングガンガン』で大人気を誇り社会現象ともなった「もりしげ」の大傑作が遂に電子化!
  • 「美」をめぐるあらゆるコンプレックスを解決してきた、吉祥寺美作子。名声高まり多忙を極めるなか、そんな彼女自身の美しさに陰りが…!?自分の幸せ作りにあてるため、時間節約の美人生産プロジェクトを発動させる美作子。ところが、依頼人の少女たちには不評…。どうしたらキレイになって、愛せる自分を、大好きな人とすごす輝く時間をつかめるのか。夢を叶える手段は人それぞれと気づいた美作子がもたらしたのは…!?「キレイになれない女の子は、この世にいないんだから――」ミラクル・エステティック・ラブコメディ、ここに完結…!!※本作は、以前に配信されていた『キレイになりたい!』を新規表紙イラストに差し替えたものです。漫画本編の内容に変更はありません。
  • ニキビを治して憧れの先輩に告白したい女子中学生。爆発的な天然パーマのせいで、オーディション全落選のモデル志望女子。彼氏と水着デートが決まったのに、お腹だけ中年太りに苦しむ女子大生。頭の先から爪先まで、「美」をめぐるどんな悩みでも、美容の天才・吉祥寺美作子が即解決!その一方、新登場のライバルによって、助手のさつきが大ピンチに…!?少女たちのビューティー・サバイバルは終わらない…!!※本作は、以前に配信されていた『キレイになりたい!』を新規表紙イラストに差し替えたものです。漫画本編の内容に変更はありません。
  • 176センチ92キロ、クラスで「巨大ブス」と呼ばれている女子中学生・由莉。もっと痩せててキレイだったら、いつもファッション誌に載ってる憧れのカワイイ服が着れるのに…。そんな彼女の前に、若き日(?)の吉祥寺美作子が登場!長身モデル体型の美少女にしてもらって渋谷に出かけたら、モデルプロダクションのイケメン・神埼純にスカウトされて…!?秘密を隠して続ける芸能活動。純への恋心が募る中、クラスメイトの人気モデル・レイコの邪魔が入って…!?ミラクル・エステティック・ラブコメディ、初めてのシリーズ連載を完全収録♪※本作は、以前に配信されていた『キレイになりたい!』を新規表紙イラストに差し替えたものです。漫画本編の内容に変更はありません。
  • 彼氏との初旅行=初エッチまで1ヶ月、絶対10キロやせたい女子高生。同じイケメンに片想い中、顔と身体のどっちでアピールか悩む2人のデブス。そんな少女たちを美しく変身させる吉祥寺美作子の前に、母親からミッションが!?絶世の美少女を醜くさせて欲しいという、いつもと間逆の依頼に苦戦する美作子。「美」をめぐる自らのポリシーに抗いながら、少女に授けた施術とアフターフォローは…!?笑って泣いてキレイになれる、ミラクル・エステティック・ラブコメディ♪※本作は、以前に配信されていた『キレイになりたい!』を新規表紙イラストに差し替えたものです。漫画本編の内容に変更はありません。
  • 彼氏のために立派な黒ギャルになりたいと願う女子高生。周りに整形がバレて、彼氏と破局しそうな女子大生。同じ血筋と思えない華やか美人の姉に、いつもモヤモヤの地味ブス妹。「美」をめぐるコンプレックスで大ピンチの彼女たちを吉祥寺美作子が華麗にサポート!慈愛に満ちた(?)アフターフォローで、ココロも身体も美しく…!?笑って泣いてキレイになれる、ミラクル・エステティック・ラブコメディ♪※本作は、以前に配信されていた『キレイになりたい!』を新規表紙イラストに差し替えたものです。漫画本編の内容に変更はありません。
  • 「あなたキレイになりたいと思ってるわね?ひと晩ですごい美人にしてあげる」ニキビそばかす、おデブに貧乳、天然パーマでもう絶望…。恋してるのにコンプレックスが気になって、一歩踏み出せない少女たち。そんな時は、現役女子高生にして美容の天才・吉祥寺美作子にお任せ!過激な施術と引き換えに、理想の貴女に大変身!!ちょっとスパルタなアフターフォローで、ココロの中まで美しく…!?笑って泣いてキレイになれる、ミラクル・エステティック・ラブコメディ♪※本作は、以前に配信されていた『キレイになりたい!』を新規表紙イラストに差し替えたものです。漫画本編の内容に変更はありません。
  • 「幼馴染みの京太お兄ちゃんのお嫁さんになる!」。未久(みく)16歳の夢はそのただ一つだけ。たいこ商店街の元気娘・未久は素敵なお嫁さんになるために料理クラブに入って奮闘中なのです☆ でも京太お兄ちゃんは、赴任してきた美人教師の川田先生と…。商店街中が知っているお似合いカップル、でも未久だけは二人が想い合っていることを知らなかった――。そしてそれを知ったとき未久は…。大人の階段を上る少女の大失恋と、新たな出会い、胸の痛み、ドキドキ、友情と憧れ…青春の全てを、きらめくしゃぼん玉に乗せて織り上げる傑作少女漫画! 昭和後期の人情溢れる商店街を舞台にした優しい懐かしさがあなたを包みます。
  • 「幼馴染みの京太お兄ちゃんのお嫁さんになる!」。未久(みく)16歳の夢はそのただ一つだけ。たいこ商店街の元気娘・未久は素敵なお嫁さんになるために料理クラブに入って奮闘中なのです☆ でも京太お兄ちゃんは、赴任してきた美人教師の川田先生と…。商店街中が知っているお似合いカップル、でも未久だけは二人が想い合っていることを知らなかった――。そしてそれを知ったとき未久は…。大人の階段を上る少女の大失恋と、新たな出会い、胸の痛み、ドキドキ、友情と憧れ…青春の全てを、きらめくしゃぼん玉に乗せて織り上げる傑作少女漫画! 昭和後期の人情溢れる商店街を舞台にした優しい懐かしさがあなたを包みます。
  • 清芳学園野球部に入部した天才投手、山川一真(かずま)はライバル塚本勇二の死を乗り越え野球部の存続を賭けた名門東が丘工業との試合でマウンドに立つ。
    自分を再びマウンドへと導いてくれた友達、野球部員、美人巨乳監督、そして遥香の思いを乗せ一真は渾身の投球を続けていた。
    背中から感じる遥香の想いが風となって一真を後押しする。
    果たして野球部の辿る運命は!?
    新進気鋭作家・南山本春による週刊少年ジャンプで人気を博した青春ラブストーリー、遂に完結!
    珠玉の読み切り作品「パラドックスの涙」「咲いていた桜」も完全収録!
  • 山川一真(かずま)は全国大会で優勝した青葉二中を唯一ノーヒットで抑えた記録を持つ投手だった。
    ライバルである青葉二中の天才投手、塚本勇二と甲子園で再戦の約束を果たすため清芳学園に入学した一真だったが…塚本が事故死したことを高校で運命的に出会った野球部マネージャー、南風遥香(みなみかぜ はるか)から知ることになる。
    野球を続ける意味を見失ってしまった一真はそれでも再びマウンドに立つことができるのか!?

    そんな時、清芳学園野球部はある事情で甲子園連覇を続ける名門東ヶ丘高校に次の試合で勝たなければ廃部が決まってしまうことになっていた!
    果たして一真が下した決断は…!?
    永遠のライバルの死により野球を諦めかけた一真に吹き抜けた優しい風、遥香との出会い。
    新進気鋭作家・南山本春による週刊少年ジャンプで人気を博した青春ラブストーリーが遂に開幕!
  • 芹多実男(せり たみお)が小学生の頃に海で出会った少女。
    二人はすぐに仲良くなり一緒に遊んだが、その時、突如浜を襲った地震と津波に遭遇し、名前も聞けないまま、離ればなれに…。
    時が経ち、中学2年生になった多実男は、その海水浴場の近くに住む親戚の家にいた。
    親戚の五行家を久しぶりに訪れた多実男。
    そこには多実男と同い年のいとこ、彩(さい)がいたが、いきなり目の前に出てきた彩の姿に多実男はビックリ!
    なんと、彩は今や近所でも評判の霊感少女になっていたのだった。
    彩は多実男をタミーと呼び、多実男が幼少のころに海で出会った少女を探すことを条件に除霊のアシスタントとしてこき使われることとなる。
    そんなふたりが今回遭遇した事件は…?!
    ある日、彩にかかってきた一本の電話。
    それは祟りを起こすという海岸通りにある鳥居の調査依頼だった。
    気が乗らないまま現地に赴き、鳥居に話しかける彩。
    その時、一陣の突風が吹き、彩は地面に叩きつけられたのだった。
    …そして彩の能力が消えた…。
    果たして、彩の運命は?彩は力を取戻し、リンネの体を探し出すことが出来るのか?
    彩とタミーの凸凹コンビが繰り広げる、ちょっとほのぼの、たまにエッチな霊能コメディー最終巻!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『「あー楽しかった」と、これが「霊能バトル」を描き終えた今の、たったひとつの気持ちです。
    アマチュアのころの、まんがを描くのが楽しくてしかたなかった気持ちを、久しぶりに思い出させてくれた作品でした。そして読者のみなさんにも、ぼく同様楽しんでもらえたら、うれしいのですが……。』
  • 月白中学1年4組に転校してきたのは、風の中から、ふらりと現れたような不思議な少年、「むじな」クン。
    このお話は、「むじな」こと無品誠とクラスメイトたちの友情物語。

    むじなは、ある日、クラスメイトの内山礼子(うちやま あやこ)、隣のクラスの神崎十伍(かんざき じゅうご)と一緒に歩いていた。
    そんな時、仙台に住んでいた頃の同級生、水沢双葉(みずさわ ふたば)に声をかけられる。
    むじなの両親が仙台に住むむじなの祖父を訪ねて来た事をむじなに伝えに来たというのだ。
    双葉との話を聞いていた礼子と神崎に、むじなは自分の両親が自分が3歳の時に失踪した事、それから親戚の家を転々として来たことを打ち明ける。
    そして…そんなむじなの前に突然両親が姿を現し、その時、むじなの中で何かが切れてしまった。
    彼は再び笑顔を取り戻す事が出来るのか?
    心にさわやかな風を残した青春グラフティ、ここに完結!
    秀作連作読み切り作品『ドリーマーの季節』も併せて収録!
    等身大の中学生たちのハートフルなストーリーで圧倒的な支持と共感を得た「すくらっぷ・ブック」から16年、小山田いくが再び中学生たちを描く学園ドラマの名作!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『むじなと礼子が好きでした。
    圭司と水葵と樹美子が好きでした。
    島と楠ちゃんと、一秀が好きでした。
    神崎や赤羽や津田クンが好きでした。
    旭子や弓絵や聖代さんが好きでした。
    山中先生と奥さん、チャボも好きでした。
    双葉や那々ちゃんも好きでした。───みんな、大好きでした。』
  • 月白中学1年4組に転校してきたのは、風の中から、ふらりと現れたような不思議な少年、「むじな」クン。
    このお話は、「むじな」こと無品誠とクラスメイトたちの友情物語。

    春休みも終わり、2年生に進級する、むじなクンたち。
    少しずつ成長しているみんなも心の中ではいろいろ考えているようで…ただ仲良くしてるだけじゃダメってことも多いみたいです。
    「礼子争奪戦勃発?!」…4月、新学期を迎え、むじなたちも2年生に。
    だが、皆が明るく新学期を迎える中でむじなのクラスメイト内山礼子(うちやま あやこ)は悶々とした日々を過ごしていた。
    むじなを一途に思う礼子に、むじなが「好きに順番はつけられない」と言い放ったからだ。
    とある日曜日、部屋で悶々とする礼子はレイ子に変身し、圭司をデートに誘うが…思いがけないアクシデントが発生して…?!
    その他、礼子争奪戦騒ぎの後、少し大人になったかに見える2年4組のクラスメイトたちを見ながら焦りを覚える塩沢楠(しおざわ なん)。楠はむじなにアドバイスを求めるが彼の答えは…「みんながまぶしく見える時」、新キャラ登場!乱暴者で何かと暴力をふるう神崎十伍(かんざき じゅうご)。だが、そんな神埼に決闘を挑んだ礼子に神崎は思わぬ弱点を曝け出す「最恐少女」など。
    等身大の中学生たちのハートフルなストーリーで圧倒的な支持と共感を得た「すくらっぷ・ブック」から16年、小山田いくが再び中学生たちを描く学園ドラマの名作!
    みんなをホッとさせるニコニコ顔で心のオブラートを溶かし、友情を紡ぎ出してゆきます…。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『「道端の名もない花」…なんて言い方が、むじなはきっと嫌いでしょう。
    「どんな目立たない花でも、ちゃんと名前はあるんだよ。」…と、「あなたが知らないだけでしょ。」…と、笑って行ってしまいそうです。』
  • 芹多実男 (せり たみお) が小学生の頃に海で出会った少女。
    二人はすぐに仲良くなり一緒に遊んだが、その時、突如浜を襲った地震と津波に遭遇し、名前も聞けないまま、離ればなれに…。
    時が経ち、中学2年生になった多実男は、その海水浴場の近くに住む親戚の家にいた。
    親戚の五行家を久しぶりに訪れた多実男。
    そこには多実男と同い年のいとこ、彩(さい)がいたが、いきなり目の前に出てきた彩の姿に多実男はビックリ!
    なんと、彩は今や近所でも評判の霊感少女になっていたのだった。
    彩は多実男をタミーと呼び、多実男が幼少のころに海で出会った少女を探すことを条件に除霊のアシスタントとしてこき使われることとなる。
    そんなふたりが今回遭遇した事件は…?!
    彩とタミーの凸凹コンビが繰り広げる、ちょっとほのぼの、たまにエッチな霊能コメディー第2巻!!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『江戸時代の、怪奇実話集を読んでいると、じつにいろんなおばけや幽霊が、日常茶飯事のように出たようです。中には、今の科学で説明のつく話もありますが、今よりずっと、目に見えないものに親しんでいた、当時の暮らしって何となくいいなと思います。』
  • 芹多実男 (せり たみお) が小学生の頃に海で出会った少女。
    二人はすぐに仲良くなり一緒に遊んだが、その時、突如浜を襲った地震と津波に遭遇し、名前も聞けないまま、離ればなれに…。
    時が経ち、中学2年生になった多実男は、そんな事を思い出しながらその海水浴場のそばにいた。
    親戚の五行家を久しぶりに訪れた多実男。
    そこには多実男と同い年のいとこ、彩(さい)がいたが、いきなり目の前に出てきた彩の姿に多実男はビックリ!
    なんとも怪しい格好で多実男の前に現れた彩だが、なんと、実は彼女は今や近所でも評判の霊感少女だったのだ。
    多実男をタミーと呼び、有無を言わさず除霊の助手として引っ張り出す彩。
    散々な目に遭い、助手を断ろうとする多実男だったが、彩に海で出会った少女の事を言い当てられ、彼女を探し出してもらうため渋々助手を続けることになり…。
    彷徨える画家の霊からテレビスタジオの地縛霊、はたまた友達の家に取り憑いたちょっとエッチな幽霊まで、彩とタミーのドタバタ除霊が始まった?!
    彩とタミーの凸凹コンビが繰り広げる、ちょっとほのぼの、たまにエッチな霊能コメディー!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『昔、ある殿様が、悪さをした使用人を数人殺しました。すると夜毎その幽霊が出るので困った家来が殿様にそれを伝えると、殿様は「殺しただけでは飽き足らぬ連中だったが、極楽にも行けず迷っているとは、いい気味だ。」と言ったそうです。それ以来、幽霊は出なくなったとか…。あ~人間って怖い。』
  • 月白中学1年4組に転校してきたのは、風の中から、ふらりと現れたような不思議な少年、「むじな」クン。
    この物語は、そんな「むじな」こと無品誠とクラスメイトたちの物語…。
    月白中学1年4組、内山礼子(うちやま あやこ)は地味で内気な女の子。
    むじなに名前を覚えてもらった事がきっかけで、いつも「むじな」について回るが、今度はやる事なす事失敗ばかり。
    そんなある日、失敗に落ち込む礼子を見た永森樹美子(ながもり きみこ)、山野辺水葵、(やまのべ なぎ)、小羽石旭子(こばいし あきこ)の3人は気分転換にと礼子を買い物に誘う。
    地味な格好で樹美子の家に現れた礼子だが、眼鏡を外して旭子がメイクをしたところ思いがけない大変身!
    性格まで明るくなった礼子は、はしゃぎながら3人と買い物に出かけるが、そこにたまたま、むじなが通りかかる。
    礼子と気付かないむじなに礼子は一計を案じ!?
    その他、クラスメイトの赤羽正幸は生意気な妹の那々を少し脅かすよう、むじなに頼むが、脅かされて飛び出した那々の意外な本音は?…「お兄ちゃん」、行方不明になった山中先生の愛猫チャボ…心配するむじな達の元に意外な所から連絡が入る…「幸せな場所」、クラスメイトの女子を襲ったとの誤解を受けクラスで孤立する圭司。落ち込む圭司を元気付ける為礼子が再び変身!…「レイ子ふたたび」など、等身大の中学生たちのハートフルなストーリーで圧倒的な支持と共感を得た「すくらっぷ・ブック」から16年、小山田いくが再び中学生たちを描く学園ドラマの名作!
    みんなをホッとさせるニコニコ顔で心のオブラートを溶かし、友情を紡ぎ出してゆきます…。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『何年か前、プチトマトの苗を買って植えました。それから毎年、落ちた種が自然に芽を出し、たくさん実をつけています。
    その実は、買った年にできた実ほど、甘くも柔らかくもありません。
    でも店で売っているどのプチトマトより、トマトらしい味がします。
    たぶん、むじなって、そんな少年です。』
  • 月白中学1年4組に転校してきたのは、風の中から、ふらりと現れたような不思議な少年、「むじな」クン。
    このお話は、「むじな」こと無品誠とクラスメイトたちの友情物語。

    ある深い霧の日、1年4組の永森樹美子(ながもり きみこ)は通学途中に不思議な老人と出会った。
    川沿いの道、橋のたもとで霧の中から現れた影にぶつかって転んだ樹美子を優しく助け起こし、再び霧の中へ消えていった老人を、樹美子は小学校の頃に噂になっていた、霧の中から幸運を運んで来る「フォッグさん」ではないかと思い、クラスの皆に話をする。
    盛り上がるクラスの中で、一番にこの話に飛び付いて来たのは意外にも「コンピューター並の論理思考」と評される遠藤聖代(えんどう まさよ)だった。
    翌朝、橋のたもとでフォッグさんを待つ聖代の元に現れるむじな。
    聖代はむじなに昔フォッグさんに会った時の事をポツポツと話し始めたのだった…そんな聖代の話を受け、むじなが取った行動は…?
    その他、久しぶりの大雪にはしゃぐ1年4組の 生徒たち。そんな中で、島やガールフレンドの塩沢 楠は雪の夜の意外な一面を知る…「雪の声」、学校内で落書き騒ぎがあり、3年生の磯田が犯人として名乗り出るが、むじなは誰かを庇っていると確信して…「この学校を忘れない」、そして磯田たちの卒業式の風景を淡々と描く「飛び立つために」など。等身大の中学生たちのハートフルなストーリーで圧倒的な支持と共感を得た「すくらっぷ・ブック」から16年、小山田いくが再び中学生たちを描く学園ドラマの名作!
    みんなをホッとさせるニコニコ顔で心のオブラートを溶かし、友情を紡ぎ出してゆきます…。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『友達にも、いろんな人がいるでしょう?
    何年もつきあっているのに、なぜか印象の薄い人…今日初めて会ったのに、10年も前から知っているように思える人。
    きっとむじなは、いろんな人を知りたいんです。だから今日も、誰かにきっと、声をかけています。』
  • 月白中学1年4組に転校してきたのは、風の中から、ふらりと現れたような不思議な少年、「むじな」クン。
    月白中学1年4組。優等生の島博文はいつも騒ぎを起こす柳原一秀、勝ち気でうるさいクラス委員の山野辺水葵(やまのべ なぎ)、頼りにならない同じクラス委員の芝浦圭司(しばうら けいし)たちに囲まれながら落ち着かない日々を過ごしていた。
    夏休みの登校日、暑さにフラフラしながら歩いていた島は見たことの無い男の子に話しかけられる。
    そんな時、1年4組では又も大騒動が持ち上がっていた。
    学校に着くや否や大騒ぎに巻き込まれ、疲れと暑さで倒れる島。
    そんな島の前に再びさっきの男の子が現れると、彼は島に問題解決のヒントを与えて立ち去った。
    不思議な男の子「むじな」こと無品誠と1年4組の、それが最初の出会いだった…。

    その他、ボーイフレンドの転校に落ち込む春日愛美(かすが まなみ)の前にふらりと現れたむじなが彼女に元気をお裾分けの「雨待ちむじな」、クラスでいつもひとりぼっちの女の子、内山礼子(うちやま あやこ)がむじなに名前を覚えてもらい涙する「あなたはだあれ?」、むじなに意外なストーカー!?の「追いかける人」など、等身大の中学生たちのハートフルなストーリーで圧倒的な支持と共感を得た「すくらっぷ・ブック」から16年、小山田いくが再び中学生たちを描く学園ドラマの名作!
    みんなをホッとさせるニコニコ顔で心のオブラートを溶かし、友情を紡ぎ出してゆきます…。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『たまには空を見上げていますか?
    たまには雲の形を追っていますか?
    たまには花の顔をながめていますか?
    ──毎日笑っていますか?
    むじなは今日も笑っています。』
  • 季節は廻り、聡たちにも卒業の季節がやって来た。
    父からデザインスクールへの進学の許しを得た聡、自らも専門学校へ進学し、聡の傍に住むことを決めた志保里、親戚のスナック「赴嶺夜(フレイヤ)」を継ぐことを決めた夕子、その中で、長尾の進路はまだ決まらずにいた。
    そんな時、一人の女性が長尾の元を訪れる。
    そしてそこから友幸の秘められた過去が少しずつ明らかになってゆくのだった…。
    聡たちが自らの道を歩き始める一方で先の見えない友幸。
    彼の軌跡(ローカス)はどこに向かって行くのか…。
    自分の道を模索する二木聡、聡を一途に想う志保里、ふざけながらも2人を暖かく見守る長尾と、友人たち。彼らの軌跡(ローカス)は交錯しながら物語を紡ぎ出してゆく…とある田舎町の高校生たちの青春群像を星の神話になぞらえて描く小山田いくの青春ファンタジーの最終巻!
    珠玉の短編読み切り作品『ヘスペリス・ブルー』『ドリュアス エン』『雪のポックル』も収録。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『「星のローカス」完結です。でも未だに気になることがひとつあります。「長尾のやつどこまで行く気だろ?」、「もう赴嶺夜(フレイヤ)に戻ったろうか?」等々、長尾のことばかり頭に浮かんでくるのです。
    全35話。たった35話でした。けれどまぎれもなく三年間でした。空ばかり見てすごした気持ちのいい三年間でした。』
  • 舞妓修行に励むもまだまだがさつな琴美が、突然恋をしてしまった! 相手はよりによって屋形の先輩・恵も想いを寄せる俥夫の英司。英司を想うあまり琴美は稽古に身が入らなくなり、舞の仕様から破門を意味する“お止め”を出されてしまう。舞の稽古をしなければ舞妓になることはできない……。謹慎となった琴美は再び舞妓を目指すことができるのか!? 京都・祇園を舞台に少女の夢と恋が交錯する!
  • 中学三年の相原琴美はサッカーが大好きで、女の子らしさゼロのスポーツ女子。そんな彼女が修学旅行で訪れた京都で「舞妓」という職業を知り、舞妓姿を体験する。自分とは真逆のはんなりとした舞妓姿にこの上ない魅力を感じた琴美は、周囲の驚きをよそに舞妓になることを決意!伝統ある京都・祇園で琴美の壮絶な舞妓修行が始まるのだが…。大ヒットシリーズ『女帝』の倉科遼が現代花街を舞台に贈る本格舞妓ロマン!
  • ついに本格的な舞妓修行に入ることになった琴美は、京都・井上流の基本の舞「門松」を習うことに。だが、同期の仕込みたちとは違い、舞のまの字も知らない彼女は初日から大苦戦。なんとか落ちこぼれの汚名を返上しようと、屋形の先輩・恵と同期の優子に頼み込み、夜通しの特訓で門松習得に挑むのだが…。果たして琴美は、舞妓への最初の関門を突破できるのか!? 現代花街を舞台に少女たちの夢と情熱が交錯する!
  • 舞妓修行の最終段階“見習い”最後の夜。琴美は同期のライバル・乙葉とともに歌舞伎界の大御所・仲川蘭之助の座敷に呼ばれ、舞を披露することに。そして見事、蘭之助をもうならせる舞を見せつけ、ついに念願の舞妓デビューを果たす琴美と乙葉。そんなある日、蘭之助から祇園の舞妓たちに驚愕の発表が!それは前代未聞の熾烈なる女の戦い“舞妓No.1決定戦”を開催すること――。果たしてこの戦いを制するのは…!? はんなりと、感動のラストダンス!!
  • 美術部への出入りを始めてから、イラストを再び描きだした聡ではあったが、部員にはならず、宙ぶらりんなまま夏を迎えていた。
    そんな中、聡は、皆で観たカシオペア座とその物語に惹かれ、描いてみたいと思うのであった。
    カシオペア…天の川に身をひたし、髪をくしけずる王妃のイメージを追う聡はプールで泳ぐ後輩、三戸田明日音にそのイメージを見出し、思わずプールサイドに歩み寄ってしまう。
    非難する女子たちを抑え、聡をかばいながらも何もかも中途半端な聡を非難する明日音。
    そんな明日音の想いに聡は美術部に入る決心をするが…。
    その他、卒業を控えた元美術部部長の小木あい子がその想いを志保里とユウに打ち明ける「足の下の栄光」など。
    自分の道を模索する二木聡、聡を一途に想う志保里、ふざけながらも2人を暖かく見守る長尾と、友人たち。
    彼らの軌跡(ローカス)は交錯しながら物語を紡ぎ出してゆく…とある田舎町の高校生たちの青春群像を星の神話になぞらえて描く小山田いくの青春ファンタジー!

    小山田先生の当時の単行本コメント
    『真夜中に星を見たくなって、よく人のいない通りを、空を見上げたまま歩き回ります。──そして道から外れて転ぶのです。
    雪の積もっている季節なら、転んだままでもボケッと空を見てるんですが、ふだんはそうはいきません。ケガをしないうちに、悪いクセは治そうと思うんですが……、やっぱり上を見ながら歩き回り、今日もたぶん転ぶんでしょう。』
  • 直江津で海を眺める聡の胸に去来するものは…。
    聡の学校でも進路について話題に上がる事が多くなってきた。
    聡はデザインスクールに進学したい旨を父親に告げるが即座に却下されてしまう。
    時を同じくして美術部の松井の親戚からイラストの基礎が出来ていない事を指摘された聡は迷い、直江津の大日方五色を訪ねて来たのだ。
    その頃、志保里は聡の父と賭けをしていた。
    聡が父に逆らって自分の道を追えるか、それとも父に従うだけなのか…。
    五色から聡が直江津にいる事を聞かされた志保里は聡を迎えに行く。
    目の前に現れた志保里の姿に聡は…?

    自分の道を模索する二木聡、聡を一途に想う志保里、ふざけながらも2人を暖かく見守る長尾と、友人たち。
    彼らの軌跡(ローカス)は交錯しながら物語を紡ぎ出してゆく…とある田舎町の高校生たちの青春群像を星の神話になぞらえて描く小山田いくの青春ファンタジー!

    小山田先生の当時の単行本コメント
    『まっ先に思いつく星座は? と聞かれたら、オリオン座、白鳥座…といった答えが多いでしょう。けれど僕の場合はうしかい座です。
    月刊誌に何をかこうか迷いながら、雪の夜道を歩いていた時、急に雪がやんで雲が切れました。
    そこにオレンジ色の顔をのぞかせたのが、うしかい座の主星アークチュルスでした。あれをかけたら…、それが「星のローカス」になったのです。だからうしかい座は、僕にとって記念すべき星座なのです。』
  • 信州は長野県小諸市の芦ノ原中学校。
    3年7組の晴ボンは恋人のマッキーこと迎麻紀、同じクラスの市野清文、坂口光明、そして市野の恋人青木理美たちとにぎやかな学生生活を送っている。
    そんな晴ボンたちにも、いよいよ受験、そして卒業の季節がやって来た。
    受験を終え、卒業を迎えた晴ボンたち。
    それは皆との別離とそれぞれの新たな決意を意味していた。
    坂口への想いを胸にしまい込んだ光代、イチノと離れる寂しさに葛藤する理美、晴ボンから離れ、一人で虹の橋を登っていこうと決意する香苗。
    晴ボンに寄り添うだけでなく自身の道も探し始めるマッキー、そして新天地に赴く担任の正木…。
    卒業式を終えたある日、喫茶「妖精館(アルフヘイム)」に集まった7組の面々と正木は小諸市内の懐古園へ出向き最後のひと騒ぎを行った。
    そして…日も暮れるころ、正木は皆を集め最後のホームルームを行って…!
    小山田いく青春3部作第1弾の感動のフィナーレ!!
    2009年「週刊少年チャンピオン創刊40周年記念名作読切シリーズのために書き下ろした「すくらっぷ・ブック特別編 夢のありか」も特別収録!

    小山田先生の当時の単行本コメント
    『「ありがとう」と言うのが、ボクは得意です。どんないやな過去でも、それがあったからこそ、今の自分の幸せがあるんです。だから、今まで出会った人や物みんなに、ありがとうと言い続けたいんです。過去をすべて、未来へ生かすために。
    ありがとう、みんな。「すくらっぷ…」を応援してくれたみんなの心が、これからのボクの力になっていくんです。だから、いつまでも、ありがとう。』
  • クリスマスイブを迎える日、その日はイチノの長野高専願書提出の日でもあった。
    出発しようとするイチノに声をかける担任の正木。
    正木はイチノにもう一人志望者がいる事を伝える。
    一方、妖精館(アルフヘイム)では晴ボンたちがクリスマスパーティーの準備を進めている中、理美はぼんやりと空を眺めていた。
    自分たちが受験生であるというのが、そしてイチノが長野高専へ行くというのが夢であってくれればと願う理美…だが、かがりは同じ立場にいながらもじっと現実を受け入れていた。
    やがて長野から帰って来たイチノたち。
    理美の想いを伝える春ボンやマッキーにイチノは一つの決心を告げる…。
    その他、笠地蔵の民話を聞いて近所の六地蔵にささやかなお供え物を置いてゆく7組の仲間たちを描いた「笠地蔵」。
    生物部の修一と美幸がペットのニョコとの別れを決意する「卒業は眠りの中で」。
    いよいよ受験本番!「MAXIMUM」など「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティーの決定版!
    「すくらっぷ・ブック」が生まれるまでの小山田先生本人のエッセイコミック「どっぐいやあ」第4話も掲載!

    当時の小山田いく先生の単行本コメント
    『部屋の整理をしたら、出ました出ました、アマチュア時代の作品がいっぱい。
    10歳のころ、はじめて自分で話をつくって漫画をかきはじめてから、デビューするまでの13年分。物語の数は「すくらっぷ・ブック」10巻現在の93話に匹敵するくらい。
    もちろん人前に出せるシロモノではありませんが、当時のボクの写真以上に大事な記録として保存しておくつもりです。』
  • 秋を迎え、受験勉強も本番を迎えつつある晴ボンたち3年7組。
    そんな中、芦原中に一つの騒動が持ち上がる。
    校内の北側倉庫に幽霊が出るというのだ。
    元新聞部の八重沢奈美子はこの情報は間違いないと言い、自分一人で現場に張り込もうとする。
    危ないからと雅一郎やマッキーたちと共に一緒に現場に張り込む事を申し出るイチノや晴ボンたち7組メンバー。
    さて張り込み当日、おとりとなって倉庫前を歩くマッキーの前にうめき声と共に怪しい影が現れるがそこには人為的な何かが...。
    晴ボンたちはその影を追い詰めて行くが、やがてこの騒動の裏には思いがけない思惑があった事が判明して…!?

    その他、皆でのキノコ狩り、妙子の争奪戦を繰り広げながらも互いにフェアであろうとするアサとノーミンを描いた「ふたつ」。
    皆の受験を控え生徒たちの事を思いながらも厳しくすることで生徒たちの敵になってしまうのではないかと葛藤する正木先生の「風に落葉松」など、「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー。
    「すくらっぷ・ブック」が生まれるまでの小山田先生本人のエッセイコミック「どっぐいやあ」第3話も掲載!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『最近ろくな夢を見ません。でき上がった本を見るとなぜか「すくらっぷ・ブック」だけまっ白だったり、下絵のままだったり…。
    だから精神衛生上、眠る前にはできるだけ楽しい、民話なんかを読む事にしているんですが、そうすると今度は、徹夜してかいた原稿が、朝になると木の葉に変わってしまう夢を見たりして…』
  • クラスメイトの松井の誘いで美術部に出入りをはじめた聡だったが、正式な「部員」として活動することに対してはまだ踏切りがつかないでいた。
    そんな中、部長の小木あい子は聡の美術部入りを強く勧めているが、聡はその中に「部長として」ではない感情も感じていた。
    そんなある日、聡がイラストに使うポーズ写真集を持っていないことを知った小木は聡にデッサンをさせるために、自ら服を脱ぎ始めたのであった!
    そしてそこに志保里が入ってきて…!
    その他、聡と長尾が旅先で出会った少女との交流を描いた「コーヌ、コピア」などを収録。
    自分の道を模索する二木聡、聡を一途に想う志保里、ふざけながらも2人を暖かく見守る長尾と、友人たち。彼らの軌跡(ローカス)は交錯しながら物語を紡ぎ出してゆく…とある田舎町の高校生たちの青春群像を星の神話になぞらえて描く小山田いくの青春ファンタジー!

    当時の小山田いく先生の単行本コメント
    『ぎょしゃ座、アルファ星・カペラ。この星を見るとなぜか、学生時代、下宿で仲間たちとおでんをつまみながら酒を飲んでいる光景が、頭にうかぶんです。笑っている自分の姿だけが目に浮かぶんです。
    聡もきっと、何年か後に、そんなふうに下宿時代を思い出すんじゃないかな、笑顔の自分と、その笑顔を得る為に苦労した自分に少々満足しながら…』
  • 機械工場を経営する父親に従い嫌々、工業科の高校に進学した二木聡。
    入学条件として、希望の「家を出ての下宿暮らし」は認めてはもらったものの、志望していたイラストレーターの道に進めなかったことに悶々としながら同じ下宿の同級生、長尾友幸と共に毎晩窓から星を眺める日々を送っている。
    聡の幼馴染で同じ機械科に通う阿見志保里はそんな聡に想いを寄せ、聡の部屋に足しげく通って聡の面倒を見ているが、聡はそんな志保里のお節介が少し鬱陶しいのであった。
    そんなある日、聡は同じ高校の普通科に通う瀬ヶ崎美鈴からラブレターを受けとる。
    これを機に自分の生き方に自分なりの軌跡(ローカス)を描いてみたいと思う聡だったが、それを知った志保里は…。
    その他、大人の雰囲気と寂しさを持った女性、祖父江夕子との軌跡の交錯を描いた「アリアドネーの北のかんむり」「コル、スコルピオ」「ふり向いたオルフェウス」などを収録。
    自分の道を模索する二木聡、聡を一途に想う志保里、ふざけながらも2人を暖かく見守る長尾と、友人たち。彼らの軌跡(ローカス)は交錯しながら物語を紡ぎ出してゆく…とある田舎町の高校生たちの青春群像を星の神話になぞらえて描く小山田いくの青春ファンタジー!

    当時の小山田いく先生の単行本コメント
    『冬が好きです。人一倍寒がりのくせに、冬が好きです。日の沈んだ後、南の空に青白く輝くシリウス…明け方近く、東の空に顔を出すオレンジ色のアークチュルスと純白のスピカ……それを積もった雪の中から見上げるのが好きです。
    だれでも一度はそうするように、ボクも星々の間に物語を描いてきました。今までずっと…そしてたぶん、こらからもずっと…』
  • ほやほや若妻が送るエッチな日常とは…!? 海辺で出会ったサーファーギャルの正体は…!? 惚れた上司は社内不倫中…!? ウサ耳&セーラー服ギャルが探す「本物の愛」…とは!? メガネ美人先生とイケナイ妄想合戦…!? 社内中の男たちがヤリ●ンOLを奪い合って…!? などなど、世の男たちに元気を与える、ちょっとエッチな11のストーリー! 「恋のビタミン」配合コミック、どうぞお試しあれ♪
  • さえない塾講師がキュートな女子校生と…!? 超Mな女子大生にユーワクされる男たちの結末は…!? 美人双子姉妹のエッチな秘密とは…!? 島育ちの幼なじみが夏祭りの夜に…!? コギャル吸血鬼が求める「純潔な血」とは…!? などなど、様々な女の子たちが織りなすちょっとエッチな11のストーリー!! 可愛い天使たちがくれる“恋のビタミン”をたっぷり服用してください♪
  • 信州は長野県小諸市の芦ノ原中学校。
    3年7組の晴ボンは恋人のマッキーこと迎麻紀、同じクラスの市野清文、坂口光明、そして市野の恋人青木理美たちとにぎやかな学生生活を送っている。
    そんなある日、イチノのサッカーのライバル、南中サッカー部「鉄壁のライトバック」アサこと宇木朝実…この「鉄壁のライトバック」が神妙な顔でイチノたちを訪ねてきた。
    その理由は九州から来た転校生、恵庭妙子のことだった。
    アサに頼まれイチノ、晴ボンにクラスメイトの雅一郎やノーミンこと稲玉和夫までアサについて南中に行くが、晴ボンたちはその転校生と話をしてびっくり!
    彼女は修学旅行で晴ボンたちが交流し、ノーミンが針葉樹の種をプレゼントした相手、その人だったのだ!
    その時のお礼にとノーミンのほっぺにキスをする妙子。
    それはただの無邪気な感謝の気持ちだったのだが…ノーミンは舞い上がって妙子にラブレター攻勢をかけ始めたのであった。
    皆が一生懸命なだけ、皆が周りを思いやろうとしただけ、誰も悪くない、どこにも悪者はいない、そのはずなのに皆が傷ついてしまい…やりきれない思いを抱えた晴ボンたちが取った行動は…!?
    その他、民話によせて坂口や彼に想いを寄せるクラスメイト五島かがり、桜井光代の想いを描いた「乙女の紅つつじ」、など、「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー。
    すくらっぷ・ブック誕生秘話を描いた読み切りエッセイ漫画「どっぐいやあ」第1話も掲載。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『春休みや夏休みになると、旅行がてらボクを訪ねてきてくれるファンが増えて来ました。ボクが小諸市にいるという事だけを頼りに、あちこち訪ね歩いて、家を見つけるのだそうですが、たいていの人はまず、駅前交番で尋ねるようです。おまわりさん、いつもありがとう。』
  • 語り、悩み、考え…西夜は泊を、一帆は鈴をそれぞれのパートナーとして選んだ。
    だが同時にその過程の中で、寮長としての一帆と西夜の絆はより強いものとなっていったのであった。
    夏が過ぎ、迎えた文化祭「蒼風祭」。
    寮生たちは皆、力を合わせ、寮に黄金の羊毛を探す冒険船「アルゴー船」の艤装を施す。
    それは、アルゴー寮が男女の垣根を越え一丸となった事を証明するものだった。
    後夜祭で歌い、喜びあう寮生たち。
    そんな中、一帆の元に父親から一通の手紙が届く。
    そしてその手紙は寮生たちを新たな渦に巻き込んでゆく…。
    いろいろな思いが交錯する中、一帆が出した結論は…!?
    「出帆旗(ブルーピーター)ヨーソロー!」一帆が、お鈴が、西夜が、そして寮生たちが、今、新しい航海へと出帆する!
    女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐たち男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
    『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春3部作第2弾最終巻!!
    特別読み切りエッセイ漫画「航跡(ウェーキ)ひいて」第3話も収録!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『連載物の最終回を描き終えた時は半分虚脱状態に陥るのが常です(といっても、まだ二度目ですが)。あまり見られた図ではないので、今回はすぐ旅行に出てみました。初冬の十和田湖畔、奥入瀬渓流は、みごとな紅葉。何もかも忘れて歩きまわり、帰りのバスに乗ったとたん、あたり一面霧と雪に閉ざされました。旅の終わりは雪の中…でもかえってスッキリしたようです。少々寂しくても、終わりは終わりの心で迎えよう...と。』
  • 一帆と恋人、西夜の間にできたほんのわずかのボタンの掛け違い。そのわずかのはずの掛け違いが次第に大きくなって行き…。
    ある日、カメが盗撮した女子更衣室の写真を一帆の机に隠したことがきっかけで一帆と西夜がケンカ。
    いつもの些細なケンカのはずだったが、互いに素直になれない二人のすれ違いはだんだん大きくなってゆく。
    そんな時西夜の前に現れた泊 順(とまり じゅん)に西夜は一帆にない優しさを見る。
    一方、一帆への想いを隠していたお鈴だったが、ある日、その想いを爆発させ一帆にキスをしてしまう。
    動揺し女性への不信感を募らせる一帆。
    そんな一帆に業を煮やしたかえでは、皆で二人がつきあい始めた海に行き、そこで二人の仲が壊れない事を証明するよう一帆に迫る。
    だが、そこでは思いもかけない結末が!
    女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐たち男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
    特別読み切りエッセイ漫画「航跡(ウェーキ)ひいて」第2話も掲載。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『ぼくは人の顔や名前を覚えるのが大の苦手です。二・三度会った人でも、忘れている事の方が多いので、時々困ったことになります。先日も街を歩いていると、学生風の女の子が、にこっと笑って頭を下げて…はて、だれだったかな?と考えているところへ、今度は太ったおばさんと、セールスマン風の男の人がぺこり。
    ―――結局その三人、誰だったのか未だにわかりません。誰か記憶術教えて。』
  • 信州は長野県小諸市の芦ノ原中学校。
    3年7組の晴ボンは恋人のマッキーこと迎麻紀、同じクラスの市野清文、坂口光明、そして市野の恋人青木理美たちとにぎやかな学生生活を送っている。
    夏も終わり、芦ノ原中学校は学園祭の時期を迎えていた。
    晴ボンたち3年7組が挑むのは映画製作。
    晴ボンの脚本を基に準備を進めてゆくクラスメイトたちだが何かが足りない…物語にリアリティーが感じられない…。
    何故?何がたりないのか?
    悩む晴ボンを見かねた3年7組の知恵袋「ばーちゃん」こと土屋悦子は晴ボンの脚本を持って担任の正木のもとへ相談に行くのであった。
    文化祭当日。映画の幕が開く。
    晴ボンたち3年7組は納得のいく映画を作ることが出来たのか??
    その他、皆が夢を語り合う中でのマッキーの葛藤を描く「夢たち」など「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー。
    すくらっぷ・ブック誕生秘話を描いた読み切りエッセイ漫画「どっぐいやあ」第2話も収録。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『このあいだ、久しぶりに家の近くでアゲハチョウの幼虫を見つけました。その時ふいに『あ、飼ってチョウにしてやりたいな』と思ったんです。―中学生のころみたいに。
    まだ自分に、そんな気持ちの残っていたことが何だかうれしくなりました。
    仕事場で飼えない幼虫は、今も近くの草むらにいます。サナギになって冬を越し、来年の春、飛び立つ予定です。』
  • 高校教師・徳川大牙――。生徒たちは彼を「エロガッパ」と呼ぶ。ワケあって血のつながらない女子高生の娘・実結と二人暮らし。その理解を超えた思考パターンと予測不可能な行動は、ガリ勉の優等生を、悩める令嬢を、バリバリの黒ギャルをも大パニックに陥れるのだった…!! ヤンキー教師が巻き起こす波乱上等の学園エンターテインメント!
  • 女子高生・実結の通う学校に、とんでもない新任教師・徳川大牙がやってきた! 意欲は人一倍!…だがその破天荒ぶりに、実結は気が気じゃない。なぜなら、彼こそ彼女のパパだったから!! そして新任早々、大牙は産婦人科の前で不良少女から結婚を迫られるが…!? ヤンキー教師が巻き起こす波乱上等の学園エンターテインメント!
  • まさか・・・アネゴが・・・
    寮に伝わるジンクス『寮長を努めると国立大学に落ちる』を知りつつあえて国立大受験に挑んだアネゴこと紅尾 鈴。
    しかし、彼女はジンクスを打ち破る事は出来なかった。
    冷静を装うアネゴにアルゴー寮の仲間達は安堵するが一帆は感情を隠すアネゴに苛立ち、彼女に手を上げてしまう。
    一帆の直情に自らの思いを爆発させたアネゴは一帆に殴り掛かってゆく・・。
    本音をぶつけ合う一帆とアネゴ。
    それを見守る西夜達アルゴー寮の仲間たち。
    彼らの胸に去来するものは・・・。
    その他、実は一帆は寮生たちに、いいように使われてる??「影の寮長」。
    アネゴが旅の途中ふらりと立ち寄ったお寺は実は...「亀山寺ララバイ」など。
    女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐たち男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
    『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『故郷(ふるさと)小諸にもどって暮らしはじめてから、もう四年になります。当時、東京ほど遊ぶところはありませんし、もともと人ごみや狭苦しいところが嫌いなので、本当にノンキに暮らしています
    が…「漫画家たるもの、いろいろ遊ぶことも勉強だ!」と、オニの担当さんのキツいおしかり。もっともだ!と思いながらも、あ…やっぱり山のタヌキと遊びたい。』
  • 常緑樹は若葉が揃うのをすべて見届けてからそっと散ってゆく。
    周りの緑が明るい中でのそれはひっそりと目立たず、秋の落ち葉より一層寂しく見える・・・。
    高専への進学を決心していたイチノ、だがそれは同時に街を出ること、理美と離れることを意味していた。
    イチノは理美に余計な心配を掛けないよう「進学」のことを黙っていたが、その話が噂として理美に伝わってしまう。
    動揺を隠せず、取り乱す理美。
    以前より理美からイチノの相談を受けていた坂口は彼女をなだめようとするが、そんな理美にすがり付かれ・・・
    同じ頃、イチノが無意識にノートに書いていたメモを周りに話したことがトラブルの原因と知った雅一郎は自力で解決に乗り出す。
    イチノと理美、二人の深くなった溝は埋まるのか?
    その他、「男まさりの栗きんとん」、かがりにも初恋の予感?の「かがりに吹いた春の風」、修学旅行先で出会った南国の少女との交流を描いた「クリスタル、グリーン」など「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー第6巻。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『「すくらっぷ・ブック」もこれで6巻目。そしてこの中の第51話で連載も一周年。ボクも晴れて漫画家二年生というわけですネ
    しかし、50編も話を作ったのに、本当にアッという間の一年でした。それだけ充実してたのかナ?…と少々自己満足
    …なんて、もっともっとがんばらなきゃいけないのにね。これからもよろしく…だいぶヒネた二年生だけど。』
  • 雪娘・・・冬と共に北からやって来て、春になると、また北国へ帰ってゆく雪の精・・・。
    晴ボンたちは菅平高原へスキーにやって来た。
    滑れなかった晴ボンだったが、皆に教えて貰いながら何とか滑れる様になってきた。
    楽しくなってきた晴ボンは、夢中になって滑っているうちに皆とはぐれてしまう。
    不安げな晴ボンの前に現れた一人の娘。
    娘は晴ボンを山荘まで送り、姿を消したのだった。
    「雪娘だ・・・」娘を雪娘だと言う晴ボンを皆は笑うが・・・実は彼女は?
    その他、イチノを撮ったという写真のフイルムをめぐっての大騒動が起こる「フィルム奪取作戦」、雪娘と晴ボンたちが再開する「風花の円舞曲」など…「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー第5巻。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    「なぜ『すくらっぷ…』のキャラクターは、まんまる顔が多いの?」という質問を、何通かいただきました。
    それは、え~~、ボクが身長165センチ、体重48キロ、ウエスト27インチという細身で小柄な体型をしているからです。だから何となく、ちょっと太めの女の子にひかれたりして…。
    それにしても、なぜボクは、何をやっても太れないのでしょう? だれか太り方を教えてください。』
  • 新しい季節を迎え、一帆たちも2年生へ進級。
    新入生を迎えて活気づくアルゴー寮だが、中には元生徒会長の常盤井幹子のようになかなか大変な子も・・・。
    突然の指名を受け、寮生たちの支持で寮長を引き受けることになった一帆と西夜。
    ある日、いつものように寮生会室に集まって事務仕事をしていた一帆たちだったが、皆が退室したあと…亀たちが悪ふざけに使っていた道具が原因でボヤ騒ぎを起こしてしまう。
    幸い被害は軽微だったものの寮の貴重な資料である寮生会史を焼失。
    幹子たち寮生は一帆に責任を取って寮長を辞任するよう迫るが、一帆は断固として辞任を拒否したのであった。
    それは全てを元に戻してから身を引くと言う一帆の強い責任感だった。
    一帆の思いを知った幹子は協力を申し出、仲間たちは失われた記録を求めて奔走する。
    果たして一帆たちは失われた記録を取り戻せるのか!?
    その他、寮長に専念するため、ヨット断ちする一帆の「コルキスに進路をとれ」など。
    特別エッセイ漫画『航跡(ウエーキ)ひいて ぶるうピーターの素 [その1:アルゴー号と出会った日]』も追加収録した『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『海へのあこがれには二通りあるようです。海辺で暮らす人が、海に感じる親しみと、山に住む人が、普段見ることのできない海に惹かれる心と…。
    ぼくはまぎれもなく後者なので、「ぶるうピーター」もついそんな視点で描いてしまうことが多いのです。もしぼくが、海辺で育っていたら、どんな「ぶるうピーター」ができたか…。想像するのも楽しいかもしれません。』
  • 信州は長野県小諸市の芦ノ原中学校。
    2年7組の晴ボンは恋人のマッキーこと迎麻紀、同じクラスの市野清文、坂口光明、そして市野の恋人、青木理美たちとにぎやかな学生生活を送っている。
    自分の初恋がからかわれていただけだと知り傷ついていた2年7組一番のイタズラ者、小宮山雅一郎は、香苗が優しく慰めてくれたことから香苗に恋をしてしまう。
    しかし、兄がわりを自負する坂口はそれを許さず、業を煮やした雅一郎は坂口に果たし状を突きつけ、正面からぶつかり合う坂口と雅一郎。
    力尽きて敗れる雅一郎だがそれでも香苗への想いを捨てられなかった。
    「それでもカナちゃんが好きなんだ」と叫ぶ彼に香苗の決意は?
    そして晴ボンへの想いを断ち切る為に彼女が取った行動は?
    その他、イチノと理美の付き合い1周年の微笑ましいエピソードを描いた「秋時雨」。
    晴ボンと香苗が美術部の部長、副部長を務める事に不安を覚えた雅一郎が美術部で大暴れの「晴のキャンバス」。
    美術部、前部長の香樫と転校生の少女との思い出を信州の冬の風景にからめて描く「フロストフラワー、ポエトリー」など、「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー。
    坂口と雅一郎の衝突、そして香苗の決意…青春が鮮やかに交差する。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント。
    『最近、昔の同級生が四人ほど、たて続けに結婚しました。
    おかげで独身組のあせりは、目をおおうばかり(?)。
    それにしても、毎日、晴ボンやイチノの幼い恋につきあっているボクには、別の世界の話のような気がします。
    「すくらっぷ…」メンバーと騒いでいるのが、何より楽しいんだから。
    いったいボクの精神年齢は何歳なのでしょう?』
  • 蒼風高校学生寮「アルゴー寮」に入った新入生、明科一帆(あかしなかずほ)と壱岐良知(いきよしとも)が割り当てられたのは男子禁制のはずの女子寮(2号館)だった。
    女子寮と男子寮の間にあった溝も少しづつ埋まり、お鈴の一穂に対する態度にも変化が現れてくるが…。
    受験勉強に打ち込む一方、ちょっとストレスがたまり気味のお鈴。
    そんな時、ヨットの先輩で寮の近くに帆船模型工房を営む久留野からスキーに誘われた一帆は息抜きにと大野とお鈴も誘う。
    颯爽と滑るお鈴だが、ちょっと油断した隙に転倒。
    足を痛めてしまったお鈴に一帆は自分が誘ったせいだと自分を責める。
    責任を感じてお鈴の世話をする一帆だが実はお鈴は…。
    その他、壱岐と唱の心の交流を描く「十日夜のワラ鉄砲」など収録。
    女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐達男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
    『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『動物が大好きです。
    イヌやネコはもちろん、ハ虫類や水生昆虫が好きなので、変わってるね…と言われることもあるくらいなのですが……、たった二つ、苦手があります。
    ガとゴキブリなのです。
    下宿時代、廊下でゴキブリ君と出会ったとき、何を思ったかゴキブリ君、パッと羽をひろげてボクに向かって飛んできたのです。
    そのときの恐怖! ボクは一生忘れられないでしょう。』
  • 蒼風高校学生寮「アルゴー寮」に入った新入生、明科一帆(あかしなかずほ)と壱岐良知(いきよしとも)が割り当てられたのは男子禁制のはずの女子寮(2号館)だった。
    女子寮と男子寮の間にある埋められない溝、しかしこの溝にも一帆達の行動で少しづつ変化が…。
    夏も終わり、アルゴー寮に世代交代の時期がやって来た。
    今まで寮を取りまとめてきた大野とお鈴にかわり、新たに寮長となったのは梶一(はじめ)と下川律子。
    争い事が嫌いな律子は今までと異なり寮の運営に柔軟性を持たそうとするがそれが裏目に出てトラブルになってしまう。
    律子の判断に従っただけで自分は悪くないと言い張る一帆を叱る梶。
    一帆は梶に突っかかってゆくが全く歯が立たない。
    初めての敗北にショックを受ける一帆。しかしその体験が、また彼を一つ大人にしてゆく…。
    その他、「ヌク」こと温田稔と希美の淡い恋を描く「チャンス」など掲載。

    女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐達男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
    『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『しばらく前から、急に勉強(?)が好きになってきました――。といっても、漫画に使うための勉強ですけど。
    気を休めるつもりで本を読んでいても、いつの間にか片手でメモをとっていたり、徹夜で仕事をすませた後、どういうつもりか資料整理をはじめてしまったり…。
    異変の前ぶれでなければいいんですけどね。
    もっとも僕にとってはこれ自体、起きてる時間は全部仕事になってしまうという、重大な異変のようですが…。』
  • 信州は長野県小諸市の芦ノ原中学校。
    2年7組の晴ボンは恋人のマッキーこと迎麻紀、同じクラスの市野清文、坂口光明、そして市野の恋人青木理美たちとにぎやかな学生生活を送っている。
    坂口の幼馴染で晴ボンに想いを寄せる内気な女の子、日生香苗は晴ボンの誕生日にプレゼントを送ったことがきっかけで皆の仲間に入る。
    次第に明るくなってゆく香苗だったが、ある日、クラスの肝試しで同じクラスの桜井光代がおどかされた拍子に「坂口クーン!」と叫ぶのを聞き、坂口が自分から離れて行ってしまうのではと怯えて再び自分の殻にこもってしまう。
    香苗のことを心から思い、あえて突き放す坂口。
    その時、理美が取った行動は…!?
    その他、山に惹かれる2年7組五島かがりの兄、猛と晴ボンの担任、正木の友情を描いた「妖精館(アルフヘイム)」。
    晴ボンとマッキーの夏休みの工作に秘められた優しさになごむ、「ならんでいます」。
    香苗をめぐる坂口とクラス1のイタズラ者、雅一郎の対立を描いた「あざやかな紅葉たち」など、「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティーの第3巻。
    読み切り作品『三角定規プラス1』も収録。

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『この巻末に収められた「三角定規プラス1」が完成した直後、連載の依頼が来て、しばらく不安でたまらなかったことを、何となく思い出しました。
    なにせ、一本仕上げるのに、一か月かかっていたころのことでしたから………。
    なのに、そのボクがいまだに毎週休みなくかいていられるなんて……自分の力って、やってみるまでわからないものですね。
    そしてこれからも、臆せずに、自分の可能性を追っかけてみたいですね。』
  • 蒼風高校学生寮「アルゴー寮」に入った新入生、明科一帆(あかしなかずほ)と壱岐良知(いきよしとも)が割り当てられたのは男子禁制のはずの女子寮(2号館)だった。
    女子寮と男子寮の間の埋められない溝、しかしこの溝にも一帆達の行動で少しづつ変化が…。
    夏休みのある日、入寮して初めて念願の海に向かった一帆たち。
    そこで偶然同じ海に来ていた西夜、唱、希美の3人組と一緒になる。
    急接近する一帆と西夜。
    初めての恋の行方は??

    女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐達男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
    『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春3部作第2弾!!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『「ぶるう――」は、ボクにとって不思議な作品です。2巻目が出るころになっても、落ち着いて先を見通すことができないのです。
    一帆は勝手に動いてしまうし、カメはふざけてばかりだし…、何をやらかすかわからないんです…みんな。ボクまで、何が起こるかわからない航海にまきこまれたような気がします。
    ――それが今、とても楽しいんですけど。』
  • 晴ボンの誕生日に黙ってプレゼントを置いて帰った内気な女の子、日生香苗。
    彼女は坂口の遠い親戚で、香苗を妹のように思っていた。
    そのため、坂口は香苗の想いを誰にも伝えずにいようとするが、二人の話を耳にしたイチノがこれをマッキーに伝え、これを聞いたマッキーは正々堂々と自分と戦うように香苗を励ます。
    皆の輪に入った香苗は少しづつ明るい女の子へ変わってゆき……?!

    出会い、恋愛、友情、ケンカ――共に悩み、信じ合い、そして行動する仲間たち。
    その友情の輪は広がってゆく。
    信州・小諸の芦ノ原中学校を舞台に「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー。
    読み切り作品『春雨みらーじゅ』も収録した小山田いく青春3部作第1弾!!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『ボクは伝説、昔話の類が大好きです。だれが語りはじめたのかは知らないが、とにかくいい話だ……と、長い年月をこえて伝えられてきた民話はいいものです。
    そしてボク自身、民話のように長く伝えられていく物語を作っていきたいと、いつも思っています。
    遠い未来、月面都市の片すみで、孫を抱いたおばあちゃんがこんな話をしていたら…いいな、と思いません?
    「むかし、むかし、あの青い星に、晴っちゅう男の子が住んでどったげな………。」』
  • 信州は長野県小諸市。
    市内の芦ノ原中学校に通う晴ボンこと柏木晴は同じクラスの親友、市野清文とその恋人、青木理美といつも一緒。
    ある日、ひょんな事から柔道部の信州ヒグマこと坂口光明が理美ちゃんにホレてしまい大騒動!
    そこに晴ボンに想いを寄せるオテンバ娘マッキーこと迎麻紀も加わって??

    恋に友情、そして時にはケンカも……真剣に悩み、語り、そして信じ合う仲間たち。
    信州小諸、芦ノ原中学校を舞台に「小山田いく」が温かなハートで描く青春グラフティー。
    読み切り作品『12月の唯』も収録した小山田いく青春3部作第1弾!!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『ボクの住んでいる信州・小諸は、軽井沢に近い小さな高原の街。そこで育った信州りんごの味をそのまま…ボクは漫画に描ききれたかナ?
    なにはともあれ、新種のりんご(?)「すくらっぷ・ブック』の初出荷。まずは味わってみてください。ボクが精魂こめて育てた“心のスクラップ・ブック”の味を……。』
  • 蒼風高校学生寮「アルゴー寮」に入った新入生、明科一帆(あかしなかずほ)と壱岐良知(いきよしとも)が割り当てられたのは男子禁制のはずの女子寮(2号館)だった!?
    直情一直線の一帆は激怒するものの、男子の入寮希望者が多く部屋の割り当て変更は行われない。
    一帆の幼馴染で共に入寮した亀行道は、そんな一帆達をうらやましがるが、実は女子寮と男子寮の間には埋められない溝があったのだ。
    一帆は持ち前の行動力で問題に立ち向かって行くが、そこはなかなか一筋縄ではゆかず……!?
    女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐達男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
    『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春3部作第2弾!!

    小山田いく先生の当時の単行本コメント
    『中学から、五年制の工業高専に進んだボクは、16歳から20歳までを寮と下宿で暮らしました。だから「学校」というと、すぐ「寮」を連想してしまうのです。
    その寮という、同世代だけの大家庭で知ったいろんなことを、いつかかいてみたいと、ずっと思っていました。……かかずにおくにはあまりに楽しい場所でしたから。』

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。