『新書、医学・薬学』の電子書籍一覧
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認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
時代がやってきた!
視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。
■目次
第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。社会で活躍する女性が増えるにともない、カラダの不調、美容の悩みを抱える人も多くなっています。それは、社会の目まぐるしい変化についていこうとココロばかりが先走り、カラダを無視して無理をしてしまっているから。「病は気から」と言いますが、どういう「ココロ」がカラダに負担をかけ、困った症状を引き起こしてしまうのでしょうか?女性にとっては、女性ならではの不調(便秘、生理にまつわる不調)や美容にまつわる不調(ニキビ、肌あれなど)も悩みのタネ。本書は、「ココロ」と「カラダ」のプロフェッショナル・カウンセラーである著者が、女性の「きれい」をはばむ症状の裏に潜むココロの仕組みに徹底的に迫ります。 「え!? この症状にはこんなココロが隠されていたの!?」とびっくりすると同時に、「なるほどね…」と納得すること請け合いです。それぞれの症状の解説のあとに「ココロの処方箋」が処方されているので、ぜひそれを実践して、あなた本来の「きれい」を手に入れてください。■CONTENTS第1章:ニキビの悩み第2章:お肌の悩み第3章:ダイエットの悩み第4章:女性特有のカラダの悩み第5章:カラダの不調第6章:「きれい」をつくる7つの習慣
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降圧薬、抗不安薬、睡眠導入剤、認知症薬……
その1錠が寿命を縮める――
「無用な薬」「不要な薬」がわかります
高齢者の親をもつ世代は必読、
新時代の「薬の教科書」
日本人は、「薬」に対して無防備すぎる――。ポリファーマシー(多剤服用)は社会問題化しており、高齢者では10種類以上もの薬を飲んでいるケースも少なくない。政府やマスコミが手放しで礼賛したコロナワクチンやコロナ治療薬などの「新薬」も、重篤な副作用の可能性が叫ばれ始めている。そもそも、薬と毒は紙一重。「本当に必要な薬」はどれだけあるのか? 本書では、ジャーナリスト・鳥集徹氏がホスト役を務め、日本の“薬漬け医療”に疑義を呈する医師5人が忖度なしに語り尽くす! -
「胎児の異常がわかったら、あなたはどうする?」晩婚化にともない出産の高齢化が進む中、「出生前診断」を希望する妊婦が増えている。流産リスクがある羊水検査とは異なり、採血だけでダウン症等の染色体異常がわかる「新型出生前診断」(NIPT)が二〇一三年に開始されたが、そもそもNIPTとはどういう検査で、妊婦は何を判断し結果に備えればよいのか。そして医療テクノロジーの最前線はどうなっているのか。出生前診断の「現場」に長年関わり最先端研究者でもある著者が、出生前診断を受けるかどうか迷う妊婦に正しい情報を伝え、同時に「命の選択」の本質を考える。大宅壮一ノンフィクション賞『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』著者、河合香織氏推薦! 【目次より】○いわゆる「高齢妊娠」について ○上の子が染色体疾患の病気だったとき ○超音波検査で異常を指摘されたとき ○検査の原理と精度 ○遺伝カウンセリングとはなにか ○リスクの客観的評価 ○産む・産まないという選択と検査を受けないという選択 ○出生前診断の倫理的問題 ○胎児遺伝子診断の現在と未来
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治らないといわれている「めまい」を、薬なしで治した! めまい、難聴で苦しむ人、必見の書!
「何年も医者に通ってもめまいが治らない」「もう1年以上薬を飲んでいるが、めまいも難聴もひどくなる」めまいや難聴で苦しんでいる人はたくさんいます。ところが多くの医者はめまいや難聴を起こしている原因を突き止めることなく、ただ投薬するだけ。そして、「治りにくいから覚悟してください」と平然と言ってのける。それがめまい治療の現状です。ところが著者は薬も手術もなしで、めまい、難聴、メニエール病を治しているのです。一向に変わらない耳鼻咽喉科の体質に一石を投じた、著者渾身の一冊です。 -
健康願望が健康を損ねる!? 死ねない時代の健康とは何か、現役医師が迫る
老いれば健康の維持がむずかしくなるのは当たり前。老いて健康を追い求めるのは、どんどん足が速くなる動物を追いかけるようなもの。予防医学にはキリがなく、医療には限界がある。健康を害してないのに、病気かどうか気を揉む人にこそ、本当は何を診断されているのかを知ってほしい。絶対的な安心はないけれど、過剰医療を避け、穏やかな最期を迎えるために準備すべきことを、現役医師が伝える。 -
健康寿命を延ばすには80歳からの10年がキモ!
私たち生物が避けて通れない「老化」。老化がもたらす不都合は、できることなら体験したくないものだ。
不都合の到来をできるだけ先延ばしにし、到来してもつらいものとせずやり過ごすためにはどうしたらいいのか。
在宅医療の現場で多くの患者さんや家族と接してきた医師がそのコツを伝授。
さらに老化の後にやってくる死ともなれば、その準備も、となると気が重く、できれば考えたくないことだ。
しかし準備はおろか、想定すらしていないと、いざというとき慌てふためき、理想の最後を迎えられないかもしれない。
健康なうちからできる準備を著者が指南。
最後まで正々堂々と、寿命をまっとうするために――生きる勇気が湧いてくる一冊。 -
クリニックはどうやってどう作るの? お金をどう工面しているの? 収入は? どんな生活をしているの? 患者と患者家族に思うことは? 上から目線の大学病院にイライラするときとは? 看護師さんに何を求めているの? 診察しながら何を考えているの? ワケあって開業医になりましたが、開業医って大変です。開業医のリアルと本音を包み隠さず明かします。開業医の正体がわかれば、良い医者を見つける手掛かりになるはずです。
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ベストセラー精神科医による最新老化対策。
まだまだ現役……のつもりが、体力・気力の低下や心身の不調に苛まれることが増えてくる50代から60代。若い頃にはバブル景気の勢いもあって“イケイケ”だったが、定年を前にした今、思い通りにいかない自分の健康や仕事、夫婦関係、実家の老親のことで頭を抱え始める人は多い。これまで他人事だった「老いの恐怖」をどうすれば乗り越えられるのか。ベストセラー作家の著者が高齢者専門の精神科医の立場から説く──。
(底本 2024年2月発売作品) -
高齢になると,聞こえ方が変化してくる.一方難聴が幅広い世代に増えているという.イアホンの多用も耳に影響を与えている.とても繊細で,未知な部分も多い耳の構造,子ども,大人が罹る病気などを解説しながら,認知症との関連など最新の知見も紹介する.耳とともに長く暮らしていくための1冊.
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「史上最悪のメンタル」と言われる現代人。とりわけ若年層の心の問題は世界的に深刻だ。ユニセフが警告を発し、アメリカ政府は「国家的危機」とまで言及、日本でも高校生の30%、中学生の24%、小学4~6年生の15%が中等度以上のうつ症状を訴えているとの調査結果もある。脳科学からメンタルの問題を解説した世界的ベストセラー『ストレス脳』をあらゆる世代向けに、わかりやすくコンパクトにした〈心の取説(トリセツ)〉。
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広島で長年、在宅緩和ケアの革新的な取り組みをおこなってきた医師が、患者との出会いから看取りまでの数々のストーリーを紹介。「医療と関わりたくない」「自宅に帰りたい」「好きなものを食べて死にたい」など、さまざまな希望を聞き取り、それを叶えたり叶えられなかったりしながら亡くなっていく人たちの話を綴りながら、どうすれば在宅緩和ケアにつながれるのかがわからずに途方に暮れている家族たちにも必要な情報を伝える。
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地元の医者は逃げ、インフラは停まり、遺体が道に転がる中、僕はアフリカに派遣された――引継ぎゼロ、報酬1ドルもなんのその!ウイルスでパニックになった世界を救う感染症専門家のドキドキ・アウトブレイク奮闘記。
はじめに――ロックマンになれなくて
第1章 アフリカでエボラと闘う
第2章 〝中2病〟の医学生・研修医
第3章 全米デビュー
第4章 エボラとコロナの間
第5章 新型コロナ対策の中のひと
おわりに――丸い世界を転がるように
医療資源の乏しいフィリピン、防護服や注射針を使いまわすアフリカ、コロナ対策で不夜城と化した霞が関を渡り歩いた感染症専門家の日常とは? 笑顔の裏に何かを隠し、ときには夜のBARまで味方にしつつ、型にはまらぬ方法でウイルスと闘う医師による、ヤバくて笑える仁義なき闘いの記録。 -
誰もがかかる白内障や老眼、日本人に多い近視については関心が高い方が多いだろう。しかしその治療法や手術療法について真の知識は伝えられていない。本書では眼科外科医である著者が、前著の『視力を失わない生き方』や『緑内障の真実』に続き、白内障についても、予防のための栄養面での留意点や、日常生活での注意、さらに手術法の歴史や最新治療について徹底解説。プロの画家でもある著者が「見えるとは何か?」から教えます。
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著者の樋口は、50歳で「若年性レビー小体型認知症」と診断されたが、41歳の時にうつ病と誤診されて治療で悪化した経験がある。この本では、この病気に精通する内門医師と、この病気の早期発見のポイント、幻視や睡眠障害への対応、薬についての知識や治療で気をつけること、アルツハイマー病との違い等、ケアする側や高齢化社会では誰もが知っておくべきことを徹底的に語る。「認知症になったら人生終わり」ではなく、希望がある病気であることを伝えたい。
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最新科学で「アンチエイジング」の限界に迫る!
今、アンチエイジングの限界に挑むビジネスが世界中で高い注目を集めている。
グーグル共同創業者のラリー・ペイジは15億ドルを投じて不老不死を目指す研究所を立ち上げた。そして、「寿命をあと100年延ばすことはできる」と発言している。
同じくグーグルの投資部門の責任者ビル・マリスもこんな予測を口にする。
「人は500歳まで生きられる」
「私は死ななくてもすむようになるまで長生きしたい」
権力も金もほしいままにした人間が、究極的に求めるもの……秦の始皇帝も、エジプトのファラオも、そして現在の世界の富裕層も躍起になって求めているのは「不老不死」である。ロシアのプーチン大統領も、鹿の血の風呂に入っているとメディアで報じられたことがあった。
金持ちや権力者だけではない。いま日本では一般人にもアンチエイジングが大流行である。老化防止を謳う化粧品や健康食品が市場に溢れ、テレビCMでも頻繁に流れている。
しかし、不老不死が人類の永遠の夢であっても、決定的な妙薬や技術はいまだ発見されてはいない。はたして人は何歳まで生きられるのか? 不老不死は可能なのか?……世界最先端の研究成果を紹介する。
それと同時に、科学者たちがおすすめする「日常の中でできるアンチエイジング」のコツも披露する。 -
ノーベル賞受賞理論を実践し、
「シンプルな体操で、血圧を下げる」と話題を呼んだ人気書籍が、
待望の新書化です。
【血圧は簡単な体操で下がる!】
血圧を下げるには、薬を飲むか、減塩するしかない……
そう思っている方がほとんどでしょう。
でも実は多くの場合、血圧は簡単な体操だけで下がるんです!
血圧が高くなる大きな原因のひとつに、
血管が硬くなることがあげられます。
そこで最近注目されているのが、
血管を柔らかくする物質NO(一酸化窒素)です。
NOにその働きがあることを発見した研究は、
1998年にノーベル医学・生理学賞を受賞しています。
このNOの分泌を効率よく増やす体操を、
薬剤師/薬学研究者で予防医学の第一人者である著者が考案。
年齢、体力を問わず誰にでもできる簡単な体操を、
本書で公開します!
【おもな内容】
第1章 加藤式降圧体操のやり方
第2章 降圧体操で血管が若返り、血圧が下がる理由
第3章 薬に頼りすぎるのは危険!
第4章 あなたの血圧知識、間違ってます!
※本書は、2018年5月23日に小社より刊行された『1日1分で血圧は下がる! 薬も減塩もいらない!』を新書化したものです。 -
「軽い自閉症児」の誕生から中学生までの日々を綴った、他に類を見ない「学術的子育てエッセイ」。発達心理学を専門とする大学教授の父と、臨床心理士/公認心理師である母が、専門家目線と保護者目線を行き来しながら描く。障害が軽いがために「障害者枠」では扱ってもらえず、「普通の子」と同じフィールドで暮らすがゆえに直面するさまざまな出来事、そして学校教育の問題点を、ユーモアを交えて鋭く綴る。
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日本にも、終末期の人や重度障害者への思いやりとして安楽死を合法化しようという声がある一方、医療費削減という目的を公言してはばからない政治家やインフルエンサーがいる。「死の自己決定権」が認められるとどうなるのか。「安楽死先進国」の実状をみれば、シミュレートできる。各国で安楽死者は増加の一途、拡大していく対象者像、合法化後に緩和される手続き要件、安楽死を「日常化」していく医療現場、安楽死を「偽装」する医師、「無益」として一方的に中止される生命維持……などに加え、世界的なコロナ禍で医師と家族が抱えた葛藤や日本の実状を紹介する。
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患者は知らない“医療界の不都合な真実”
『80歳の壁』を超えたいなら病院には行くな!
「日本医師会」「大学病院」「製薬会社」
「医学部」「専門医」の闇を暴く!!
(目次)
第1章:専門医という病
第2章:大学病院という病
第3章:薬という病
第4章:検査という病
第5章:医学部という病
第6章:医者という病
第7章:医者に騙されず幸福な人生を送るために -
認知症は脳の糖尿病だ!
ベストセラー『医者が教える食事術』著者の決定版
病気を引き起こすのは20年前からの食事。
ベーコン、フライドポテトハ食べるな。
野菜と肉と魚を食べて、腹八分が理想。
――食生活で認知症を防ぐ完全マニュアル! -
人生百年時代とはいうものの、いいことばかりとはかぎらない。高齢になるにつれて多くの人ががんや認知症、筋力低下や睡眠障害に悩まされ、さらには誤嚥性肺炎や寝たきりリスクにも備えなければならない。少しでも長く健康でいられるために、いったい何ができるのか。これまで『週刊新潮』が紹介した健康記事から厳選、13人の名医とプロフェッショナルが、最新の知見を生かした健康新常識と実践法を伝授する。
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この数年、日本のワクチン接種には大きな前進が2つあった。新型コロナに対するmRNAワクチン提供が非常に上手くいったこと、そしてHPVワクチンの積極的勧奨の再開である。ワクチンを論じる上で重要なポイントは有効性と安全性だが、加えて本書では、最新の動きや、日本にはない海外のワクチンも含めたワクチン接種の全体像を、一般読者にもわかるように包括的に論じ、それぞれのワクチンがどう活用されるのかを説明する。
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「お迎え」体験とは、終末期の人間が、すでに亡くなった家族や知人など、
見るはずのない人間と出会い、会話する不思議な体験である。
従来、医療者はこうした事例を現場で確認しながらも、
幻覚、せん妄の一種として本格的な研究を避けてきた。
本調査は15年以上にわたって継続し、医師のみならず
人文・社会学者も加わっての横断的な研究成果としてまとめられた。
1700人以上の遺族アンケート調査による精密な分析により、
日本人の約4割が広い意味での「お迎え」体験を経験していることが分かった。
また、自らの死期を悟る、あるいは終末期の一時的な意識覚醒など、
本邦初の「死の直前に起きる現象」についての統計調査、データが初めて公開される。 -
エリートなのに仕事ができない
「ケアレスミスが多い」「人間関係がうまくいかない」――生活や仕事上で問題を抱える「大人の発達障害」が注目を集めて久しい。実はその中に「高学歴でありながら、発達障害を抱えている人」が少なからず存在する。「エリート」のイメージと「障害」の実情の狭間で理解が得られず、周囲と自分を比べては落ち込み、アイデンティティの葛藤を抱える……。当事者、大学教員、精神科医、支援団体への取材を通じて、発達障害が取りざたされる背景にある「異質であること」「非効率的であること」に不寛容な社会の姿を浮かび上がらせる。 -
成人男性の5人に1人が罹る前立腺がんの新しい治療基準。なぜ、人間の手よりも優れているのか? 尿失禁・性機能障害・術後の痛みを最小限に抑える!――アメリカ製の手術支援ロボットを日本で普及させた東京医科大学。そこでロボット手術の最先端に立ち、わが国にロボット手術を広めてきた第一人者が「ロボット手術のここが知りたい」に答える。
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ロボット手術は、ここまで進化した!泌尿器科の悪性疾患で最も多いのが前立腺がん、第2位は膀胱がんである。命を脅かす可能性が少ない前立腺がんに対し、膀胱がんの治療は急を要することが多い。近年、膀胱全摘手術などでロボットが活躍するようになり、治療は格段の進歩を遂げた。増加傾向にある尿管がんも同様である。ロボットは従来のアメリカ製「ダビンチ」に、待望の日本製「hinotori」も加わり、さらなる普及が期待されている。なぜ、人の手による手術より優れているのか? 患者さんのメリットは? ロボット手術の導入に道を開いた第一人者が最新情報を満載して送る医療レポート!
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現代日本人を読み解くキーワード
世界を襲ったコロナ禍により、さまざまな形で私たちの心のありようは変わったと言える。
他人と接触することがはばかられた時間を経て、他人との交流が増えたいま、人とうまくつながれず表面的な関わりしか持てなくなってしまった人や「みんなと同じ」からはずれる恐怖を感じる人は実に多い。
これは若い人だけの問題ではなく中高年でも多く見られる現象でもある。
本書では日本人を蝕む「疎外感」という病理を心理学的、精神医学的に考察。
どう対応すれば心の健康につながるのかを提案する。
【主な内容】
・「みんなと同じ」現象の蔓延
・コロナに続くウクライナ情勢を疎外感から読み解く
・あぶり出された人と会うのがストレスの人
・8050の嘘
・高齢者の「かくあるべし」思考と福祉拒否・介護拒否
・ホワイトカラーの老後と疎外感
・スマホの普及という新たな依存症のパラダイム
・コミュ力という呪縛
・共感という圧力
・疎外感とカルト型宗教
・周囲が心の世界の主役のシゾフレ人間
・対極的なシゾフレ人間とメランコ人間
・人と接していなくてもいいという開き直り
・ひとりを楽しむ能力を与える -
「朝起きられない」「日中はだるくて体が動かない」という主訴を持つ起立性調節障害。中高生の1割、小児科受診の中学生では2割を占め、不登校の大きな原因だ。的確な診断ができる医師も多くなく、「怠け病」と言われる患者も多い。小児科医・スポーツドクターである著者は、起立性調節障害を栄養の観点から分析、治療・改善させている。本書では青年期までの発達に必要な栄養や、運動との関係、周囲の対応を症例を交え解説する。
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永遠の謎だった「モーツァルトの奇跡」、その鍵は「ドーパミン」にあった!――快感物質と音楽が生みだす摩訶不思議。名曲は体を癒す! 初めて明らかになった「奇跡の効能」とは。
●モーツァルトの曲によって、ラット(大黒ネズミ)の脳内でドーパミンの合成を調節する化学反応が活発になることを発見しました。さらに、音楽によるドーパミンの合成の亢進には、高周波数の音域が重要であることがわかりました。楽譜の中に脳を活性化させる暗号が隠されており、音に変換された時に刺激信号となり、ラットの行動さえも変えたのです。「モーツァルトの曲が脳内のドーパミンを増加させる」、これは、モーツァルトの曲が、ドーパミンの減少に伴って起こる疾病の患者の症状を和らげることを暗示しています。この研究結果を発表すると、各国の研究者、医師、医療関係者、そして患者の家族から、音楽鑑賞で病気の症状が改善したとの多くの反応が寄せられました。
●楽譜に隠された暗号
●なぜ年齢で作風が異なるのか
●爽快感を生みだす物質
●音楽で癒されるメカニズム
●チャイコフスキーの鬱
●快感物質ドーパミンの秘密
●免疫力を高める音
●音楽と漢方の共通思想
●子宮内で聞こえる音
●音楽が病気を癒す -
小児がんは医学の進歩によって七〇~八〇パーセントの症例で治癒が見込めるようになった。しかし、三歳以上の子どもの死亡原因のなかでは、事故に次ぐ第二位の座をいまだに占めている。小児がんは大人のがんとどこが違うのか。どういった種類があるのか。そして、小児がんになった子どもに対して、まわりの大人はどのようにサポートすべきだろうか。症例コラムを交え、緩和ケアや家族への対応についても考察する。
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咳が出れば風邪のせい、息切れが起これば年のせい――と、私たちは軽く考えがちだ。しかしその陰に肺の重大な疾患COPDが隠れているかもしれない。症状が喘息など他の疾患と似ているため医師でも気がつかないことが多く、潜在的患者数は糖尿病を上回る数百万人といわれる。正しい治療を受けなければ治癒は遅れ、医療費はかさみ、患者・家族の生活の質の低下は免れない。COPDとどう向き合えばいいのか。診断と治療、予防法を紹介する。
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もしあなたがあと余命数か月と言われたら。あなたは何をしたいですか? 残された人に何を伝えたいですか? どのような最期を迎えたいですか?
相続やお墓のことは考える人は多いけれど、意外と考える人が少ないのが最期の日の過ごし方。その残された日の過ごし方で、幸せな思い出を遺された家族に残すこともできれば、逆に家族自体がバラバラになることもある。
そのために必要なのは、きちんとした知識と自分たちによる選択。
1000人以上の家族を看取ってきた在宅医が、最新の医療の常識をもとに考える最良の最期を送りためのヒント。 -
原理はシンプル――だがその画期的機構から「第五のがん治療法」と言われ、世界に先駆け日本で初承認された「光免疫療法」。研究者たちが「エレガント」と賞賛し、楽天創業者・三木谷浩史が「おもしろくねえほど簡単だな」と唸った「ノーベル賞級」の発見は、なぜ、どのように生まれたのか。各メディアが取り上げた天才医師に5年間密着、数十時間のインタビューから浮かび上がる挫折と苦闘、医学と人間のドラマ。
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★日々の老化を実感し、不定愁訴に悩む中高年必読!
ホルモンを制す者は「老化」を制す。
健康寿命を伸ばす最強ホルモン「DHEA」、その実力とは!?
【内容紹介】
健康診断や人間ドックでは通常、測定されることのない血中のホルモン量が心身の老化と密接に関係している――。
長年、老化のメカニズムの研究と診断・治療に取り組み、患者の「若返り」を実証してきた抗加齢医学の第一人者である著者は、そう明言する。
本書では、50種類以上のホルモン生成に関与する最強ホルモン「DHEA」を軸に、各種ホルモンの多岐にわたる抗加齢力を解き明かす。
日々老化を実感し、不定愁訴に悩む中高年に向け、ホルモンに着目した本物のアンチエイジングを指南する。
【内容一部抜粋】
私がもっともお伝えしたいことは、心身の老化を決めるのが「ホルモン」であるという点です。
(中略)
そのホルモンの中でも、今回お話するのは、すべてのホルモンの親玉である「DHEA」です。
アンチエイジングについて医学的に検査、治療を行う「抗加齢学会」では、「ストップ・ザ・老化」の最強アイテムとしてDHEAに大注目していますし、現実として「髪が増えた」「肌に潤いが戻った」「骨密度が上昇した」「悪玉コレステテロールが減少した」など、加齢からくるさまざまな悩みをDHEAが解決してくれているのです。(「はじめに」により)
【目次】
序章 究極のアンチエイジングホルモン
第1章 人はなぜ老化するのか?
第2章 「ホルモンの母」DHEAの実力
第3章 免疫力低下と病的老化に抗う
第4章 老化は検査で数値化できる
第5章 DHEAを減らさない・増やす -
進む高齢化と歩調を合わせるかのように、AI(人工知能)の技術革新と社会への浸透も進化を続けている。では老人は、AIとどのように向き合えばよいのか。眼科医として多くの高齢者の診察・治療に関わり、その悩みや不安をじかに聞いてきた著者は、日本ディープラーニング協会の資格を取得してAI技術も学んでいる。病気や介護、認知症、お金、人間関係など、さまざまな不安を抱える老人たちにとって、AIとAIが産み出す社会は福音なのか脅威なのか。著者は言う。「AIの進化で老後の不安はなくなります」。ただし、「AIとの付き合い方を間違わなければ」である。老人が正しくAIと付き合うための完全ガイド。
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感染症入門書のこれが決定版!!
生き残るためには「敵」を知れ!
感染症は時に社会や歴史を大きく変えてきた。
14世紀のペスト、16世紀の梅毒、17~18世紀の天然痘、19世紀のコレラ、結核、20世紀の新型インフルエンザ……。これらの感染症はその時代の社会・環境を背景としてパンデミック(感染爆発)を起こし、多くの命を奪ってきた。
「感染症の時代」といわれる現代において、自分や家族の命を守るために必要な最低限の知識を、感染免疫学の専門家である著者が丁寧に解説。
コロナ禍を経験したいまだからこそ必読の、感染症入門書の決定版。
<本書で紹介している主な感染症>
・「黒死病」と怖れられ、中世を終焉させたともいわれる「ペスト」
・現在も150ケ国に存在し、発症したら致死率ほぼ100%の「狂犬病」
・現代日本で20代の女性にも感染者が激増している「梅毒」
・地球温暖化による沿岸域の水温上昇で「コレラ」流行の危険性
・交通網の発達でアフリカ大陸を飛び出した「エボラウイルス病」
・WHOがパンデミックへの警戒を継続している「鳥インフルエンザ」……etc
(底本 2023年8月発売作品) -
一九世紀末、列強に領土を蚕食されるなか、中国では劣悪な栄養・衛生状態、海外との交流拡大によって、感染症が猛威を振るう。雲南の地方病であったペストは、香港や満洲に拡大し、世界中に広がることになる。中国は公衆衛生の確立を迫られ、モデルを帝国日本に求める。本書は、ペスト、コレラ、マラリアなどの感染症被害の実態、その対応に追われる「東亜病夫」と称された中国の苦悩とその克服に挑む姿を描く。
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毎月一回、女性に訪れる月経。この生理現象が彼女たちの体・心・行動に与える影響は大きい。だが、男性は実際の様子をほとんど知らず、女性もその深い実態を理解しないまま、毎日を過ごしている。本書は、苦痛のやわらげ方や病気との関連といった基礎知識から、魔女狩りをはじめとするタブーの歴史、犯罪や自殺との関連といった文化面までを取り上げる。産婦人科学の第一人者がやさしく語る、この身近な“神秘”の世界。
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5年生存率が8・5%と低く、他のがんと比べても特にタチが悪いと知られる膵臓がん。膵臓は胃の後ろにあるため通常のエコー検査などでは見つけにくく、がん細胞が周囲の組織や臓器に速く染み込むように広がるので手術で切除するのも難しい。だが最近では超早期に治療すれば5年生存率90%超という成績もあり、いかに早く見つけるかが生死を決める鍵になる。黄疸や背部痛ほか特徴的な初期症状から、検査法、化学療法、ロボット手術などの最先端の治療法まで、膵臓がんのエキスパートがわかりやすく解説。
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患者が期待するほど
薬は効いていない――
あなたの飲んでいる薬、本当に必要ですか?
薬は患者が期待しているほど効果がない一方、副作用のリスクが過小評価されている――。製薬会社は善意のもと、ボランティアで薬を販売しているのではない。利益を徹底追求する営利企業であることを忘れてはいけいない。『コロナ自粛の大罪』『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』などの著書がある医療ジャーナリストが、薬の本当の効果、日本人が薬漬けになる理由など「薬と医療、製薬会社の真実」を詳らかにし、アフターコロナ時代のあるべき医療との向き合い方を提案する。 -
「日本では多くの人が当たり前と思っている生理痛は、異常事態でありトラブルのサインです」――漢方専門医である著者は指摘する。中国では生理痛はないのが当たり前、あれば迅速・適切に対処すべきという認識だ。生理痛を放置した先に待ち受ける多くのリスク。女性の生理が社会の犠牲になっていること、そのために起きている事態を実例を交え解説。生理や体質を知り、根本解決のためにできることを中医学の知見をベースに伝える。
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人生100年時代、健康寿命は自分で延ばす!
世界中で食と健康の関係を研究してきた85歳の京大名誉教授がたどりつき、自ら毎日実践している「世界最高の健康長寿食」とは。
はじめに
第1章 世界の長寿・短命地域を研究して分かった驚くべきこと
第2章 40年の間に崩壊した「長寿地域」
第3章 長寿は「遺伝」か「環境」か
第4章 健康長寿を脅かす「塩」の恐怖
第5章 「魚」が長寿にいい理由
第6章 世界最強の食材「大豆」のパワー
第7章 長寿と関係の深い「ヨーグルト」の秘密
第8章 「マグネシウム」が減ると短命化する
第9章 心と身体の長寿習慣
第10章 二人で166歳。家森夫婦のリアル健康実践生活〈対談〉
第11章 〈健康長寿食実践編〉家森夫婦の食生活に学ぶ、今すぐできる健康長寿食の20のヒント
おわりに -
「たんぱく質が大切」。その考え方が浸透し、最近は意識して肉を多めに食べる人が増えている。中には、健康のためにと、プロテインでたんぱく質を補う人も。金津氏は、そんな風潮に警鐘を鳴らす。肉を代表とするたんぱく質は、ただ摂取すればいいわけではなく、その摂り方が重要だ。そのうえで、肉や魚を「おいしく」「たっぷり」食べられることが、健康の証だという。「おいしく」「たっぷり」食べられない身体のまま、無理に肉や魚を摂取すると、疲れやすい、気力が湧かない、お腹を壊しやすい、よく眠れないといったさまざまな不調が出てくる。本書は「たんぱく質」の正しい食べ方を説き、より健康な身体へと導く一冊である。
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体質は変わる、変えられる!
最新の研究とテクノロジーによって、体質は遺伝だけでなく多様な環境との相互作用によって決まるものであり、体質に関わる遺伝子は環境の影響を受けやすいことが分かってきた。
それにはどのくらいの時間がかかるのか。
そこで著者が提唱するのが「体質3年説」だ。
その有力な科学的根拠と考えられるのが、「細胞には寿命があり、3年くらいで体の多くの細胞が入れかわる」という点にある。
エピジェネティクス研究を進める医師が、体質とは何かを知ることで、健康と病気をコントロールする方法を丁寧に解説する一冊。
【主な内容】
・東洋医学と西洋医学では病気の考え方が違う
・「遺伝的素因」と「環境的要因」
・体質を決める5つのしくみ
・身長、体重、血圧、知能などを決める「ポリジーン遺伝」
・一卵性双生児の研究が体質のしくみを解明
・多くの細胞は3年で入れかわる
・病気にかかりやすい体質がある
・肥満になりやすい体質(家系)はあるか
・体質医学からエピジェネティクス -
健康長寿のために巷では各種ダイエットが花盛りである。恰も、やせることはすばらしく、太っていることが悪であるかのように。しかし、世界ではじめて「メタボリックドミノ」を提唱した、抗加齢医学の第一人者である著者は、その風潮に警鐘を鳴らす。そして肥満には「いい肥満」と「悪い肥満」があり、「いい肥満」は健康長寿をもたらすと言う。体重やBMIだけで判断することは危険なのだ。生物が生き延びるための大発明である肥満。そのメカニズムと人体への影響を脂肪細胞、ホルモン、ミトコンドリア、時間栄養学などから、最新知見を交えて解説。
「いい肥満」になる具体的方法を提示する。やせるのではなく“正しく”太る。これが、健康の新常識である。 -
歩くと足が痛くなる、足が冷える、しびれる…のは血管老化のサイン! 「物言わぬ臓器」といわれる血管の老化は、初期のうちは自覚症状がなく、自分で気づくことができません。それを教えてくれるのが「足」なのです。 足の変化に気づいた段階で手を打てば、足はもちろん、全身の血管力もアップします。メディアで大人気の「血管先生」が、「足の血管力」を高めることで健康寿命を延ばすヒントを紹介します。
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子どもの背はいつ伸びる? いつ止まる?
*過度な運動により身長が伸びない例がある
*肥満から小児生活習慣病を発症した
*いじめやストレスで体重が大きく変動
*身長・体重の異変で重病が発見された
こうした子どもの異変は、「成長曲線」のグラフに記録することで早期に発見できると、子どもの発育研究に長年携わってきた小林正子氏は語ります。
子どもの健康を守るため、家庭でも「成長曲線」を活用することの重要性を提唱します。 -
ヨーグルトを毎日しっかり食べる、玄米や野菜で食物繊維を取る、炭水化物を減らして肉をたくさん食べる… その“健康にいい”つもりの食常識が、「腸ストレス」を引き起こしていた!? 腸の老化が顕著になる70歳前後から、食べ物・食べ方を変える必要がある。大腸内視鏡検査5万件超、日本で一番“日本人の腸”を診てきた名医が教える、寿命が延びる70歳からの腸活法。
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