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『ノンフィクション、医学・薬学、その他(レーベルなし)(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全143件

  • シリーズ1336冊
    102549(税込)
    著者:
    佐藤さき
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    悩み事が多い人

    小さなことでも気になってしまう人

    常に何かが気になっている人

    悩んでばかりで気持ちのゆとりがない人

    本書はこのような悩みを抱えている方、改善したいけれども、方法が分からない方に向けた内容になっている。

    私自身がこのような性格であり、対人関係を避けることができない生活の中で、どうにか学びながら練習し、効果があると感じたものを対処法として紹介している。

    簡単にできる方法だからこそ、試してほしい。少なくとも悩み続ける習慣から抜け出す一歩に繋がると信じている。

    この本はタイトルにある通り、小さなことで必要以上に悩むことに注目している。

    悩みを抱えていれば、その悩みの大きさなんて関係ないかもしれない。

    でも、周囲の人が気にしていないのに自分だけが気にしていること、いつまでも気にし続けていることなど、経験ないだろうか。

    このような類の悩みが無くなるのならば、あなたの自由な時間は増えることになる。そして価値ある時間を過ごすことができる。

    私たちが悩んで、存分に考えて、結論を出すことは生きていく上で何度も経験するだろう。

    そしてその時間が必要であることも十分に分かっている。ただ、いつも悩みを抱えていては心も晴れない。

    限られた時間を、ゆとりを持って生活するために、必要以上に悩まない方法をお伝えしたい。あなたの「悩みすぎ」が改善することを願っている。


    【著者紹介】
    佐藤さき(サトウサキ)
    人との付き合い方が苦手、小さいことを気にし、ネガティブ思考になりやすく、ストレスで悩み続ける。
    そこで心理学、哲学と出会い、心理カウンセラーの資格を取得。現在は理学療法士として仕事をしながら、学び続け、明るく楽しい生活へとシフトチェンジ。
    さらなる生きやすい世界を目指している。
  • シリーズ730冊
    99858(税込)
    著者:
    真生麻稀哉
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    20分で読めるミニ書籍です(文章量20,000文字程度=紙の書籍の40ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    発達障害診断を受けるにあたって、当事者が、どうすればいいかを事例を挙げて徹底指導!発達障害は、当事者にも雇用者にも社会にとってもデリケートな問題。トラブル対策完全マニュアルを味方にしよう!

    まえがき
    まず、この本を手に取っている架空の「あなた」の話をしましょう。
    「空気、読めないね」
    「こんなこともできないの?」
    「どうして、そういう考え方をするのか、わからない」
    他人から、こういうことを言われた経験と―
    「頭の中が色んな思考でいっぱい」
    「集中力がない」
    「一度集中すると、寝食何もかも忘れてしまう」
    「努力しても、努力してもうまくできないことがある」
    こんな自分の実感とが、ちかちかちかと点滅して―
    あなたは、「もしかして、俺(私)発達障害かもしれない」という疑いを抱くようになる。

    著者紹介
    真生 麻稀哉(シンノウ マキヤ)
    愛知大学国文学専修卒業。2013年、某マスコミ関係の会社で働いている時に、広汎性発達障害の診断を受ける。障害者手帳3級取得歴1年半。5月に会社を退職。現在は、小説の賞に応募を続ける傍ら、某広告代理店でライターとして勤務中。… 以上まえがきより抜粋
  • シリーズ113冊
    109880(税込)
    著者:
    万里ちひろ
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    30分で読めるミニ書籍です(文章量32,000文字程度=紙の書籍の64ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    まえがき
    【雪女】
     近づいてはならぬとわかりながらも、惹かれてしまう……妖艶で危険な、美しき物の怪。
     そんな印象のある「彼女」にも、恋する気持ちはあるのだろうか?
     もしも恋をするのなら、いったいどんな恋の軌跡を紡ぐのだろうか?
     そして、また。「人ならぬモノ」からの想いを受け止める男には、いったいどんな覚悟が必要だったのか?
     この物語は、そんな疑問から始まったものでした。
     ──雪女の純愛を紡ぎたい。
     夜の闇を失いつつある現代に埋もれていく、小さな儚さをそっと掘り起こすように。少しだけ、語らせてください。

    著者紹介
    万里ちひろ(ばんりちひろ)
    1月5日生まれ、埼玉県在住x。
    小説を書くことを自己表現とし、恋愛ものからファンタジー、ヒーローものなど、興味を持ったジャンルには、とりあえず首を突っ込んでネタ出しを試みる体質。
    執筆において「ヒロインは可愛くあらねばならぬ」が理想と信じて疑わない。
    著作…「年下カレシと記念日カノジョ。10分で読める恋人をもっと好きになる物語。彼女の秘密と彼氏の秘密」(まんがびと刊)
    その他、コミケなどオタクイベントで細々と活動中… 以上まえがきより抜粋
  • シリーズ29冊
    8971,000(税込)
    編:
    週刊現代
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    死後の手続きに必要のことが、まるごとわかる「週刊現代」別冊。60、70、80、90代、老親にもあなたにも役立つ完全保存版。文字も大きく、具体的な手続きの方法、実際の書類を使った書き方、忘れると大損する届出などをすべて網羅しました。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • シリーズ17冊
    8911,100(税込)
    編:
    週刊ポスト編集部
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    「年金大改正」新制度に完全対応!

    2022年4月以降に、年金制度が大きく変わります。

    60代前半で働きながら年金を受け取る人の「在職老齢年金」のルールが変更され、65歳以降に働く人のための「在職定時改定」が創設され、何歳から年金を受け取るかの判断を大きく左右する「繰り上げ受給・繰り下げ受給」の制度も改められます。

    週刊ポストで大きな反響を呼んだ特集をまとめ、図解を交えながら新制度の中身を詳しく紹介したうえで、どう備えればいいのかの対応策を解説していきます。

    主な内容

    ●何歳まで働き、何歳からもらうか 生涯で2000万円差がつく年金受給術 完全早見表
    ●定年消滅!60歳からの新しい働き方 これが大正解
    ●「繰り上げ」「繰り下げ」 得するタイミングが変わる!
    ●あなたの“老後破産”リスクが分かる「書き込み式」家計チェックシート
    ●夫が、妻が亡くなった後、年金はこんなふうに激変します
    ●「重要申請書類6」プロが教える「書き方見本」

    (底本 2022年4月発行作品)

    ※この作品は一部カラーが含まれます。

    ※本書に掲載されている二次元バーコードは、デバイスの機種やアプリの仕様によっては 読み取れない場合もあります。その場合はURLからアクセスしてください。

    ※電子書籍なので、本文中に書き込むことはできません。必要に応じてメモ用紙などをご用意ください。
  • 新型コロナウイルスはどのようにして解明されたのか,なぜ基礎研究は重要なのか——

    この記録こそが、未来をひらく扉だ。

    新奇の研究集団を立ち上げ,走り続けた若い研究者たち。新型コロナウイルスを追った3年間をたどる。



    目次

    はじめに



    序章 コロナ前夜


    第1章 京都で緊急プロジェクト


    第2章 研究コンソーシアム立ち上げへ


    第3章 初期メンバーたち~合流の背景


    第4章 新型コロナウイルスの人工合成


    第5章 次々に現れる変異株


    第6章 即断即決、瞬発力で前進


    第7章 オミクロン株、出現する


    第8章 オミクロンの亜株を追って


    第9章 新たな一歩を踏み出す



    あとがき



    論文リスト
  • 中国に戻ればエリート公務員の未来が約束される……
    それでも僕は日本の患者を救うことを決意した

    異邦の医師が地域医療を担う開業医に——
    患者に頼られるかかりつけ医を目指した40年の軌跡
    ------------------------------------------------------
    本書は、日本の医療を学ぶために祖国を離れ、患者と向き合いながらひたむきに診療を続け、かかりつけ医として地域に根差した医療を提供してきた一人の中国人医師の軌跡を描いた本です。

    中国・上海に生まれた著者は、1984年に九州にある大学の医学部へ留学生としてやってきます。来日当初は、祖国とは違う日本の高度な医療を学び、その知識を活かして中国の医療に貢献したいと考えていました。しかし、大学院から医療現場に研修医として出た著者が目にしたものは、病院が遠方にあるために患者本人はもちろん、付き添いの家族も大きな負担を強いられている現状でした。中国よりも先に超高齢社会を迎えようとしていた日本において、適切な治療やアドバイスをする「かかりつけ医」として目の前の患者を常に身近で支えたい、という想いが強くなっていました。そうした強い使命感に駆られ、中国に戻らず日本で医師として活動していくことを決意した著者は2001年に自身のクリニックを開業し、以来、24時間365日、患者に頼られるかかりつけ医として地域医療に身を尽くしてきました。

    日本の医療に尽力してきた異邦人である著者は、今では地域患者にとって必要不可欠な存在となっています。遠く中国から海を渡り、日本の医療に貢献するため奔走してきた一人の医師による40年の記録をまとめた本書は、日本の地域医療でかかりつけ医に求められていることを、いま改めて考えるきっかけとなる一冊です。
  • 「ジャンルの垣根を超えた傑作。
    ページをめくる手が止まらない」
    スティーヴン・キング 絶賛!

    ニューヨーク・タイムズ
    ベストセラー 1位

    1970 -80年代に米国・カリフォルニア州を震撼させた連続殺人・強姦事件。30年以上も未解決だった一連の事件の犯人「黄金州の殺人鬼」(ゴールデン・ステート・キラー)を追い、独自に調査を行った女性作家による渾身の捜査録。

    アメリカでベストセラーとなり、現在HBOがTVドキュメンタリー・シリーズを製作中の話題作。強盗、強姦、殺人を十年以上にわたって繰り返し、DNA鑑定の網をくぐって闇に消えていた犯人を、作家である著者が独自の捜査で追いつめていく手に汗握るノンフィクション。

    序文寄稿:ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』著者)

    ワシントンポスト、「エスクァイア」誌、Amazon.com、ニューヨーク公立図書館、 シカゴ公立図書館他で “2018年 ベストブック・オブ・ザ・イヤー”受賞!!

    本当に手に汗握る作品だ――「ピープル」誌
    息を呑む野心的で見事な筆致――「ニューヨークマガジン」誌

    読者が知るべきは、なぜこの本が特別なのかという理由だ。それは、この本が向き合っている二種類の強迫観念である。一つは光に溢れ、もう一つは闇の中にある。
    「黄金州の殺人鬼」は闇であり、ミシェル・マクナマラは光だ。
    気が滅入るほど邪悪。聡明かつ、断固とした決意。本書はこの二つの心理への旅路である。
    私は本書を愛してやまない。 ――スティーヴン・キング
  • この3年半あまり、政府は何を間違え、何処を向いていたのか?
    国民は何を信じ、何に騙され、何を失ったのか?
    それを見つめ、行動し続けた一人の町医者は何を感じ、
    何に怒り、何に負けたのか?

    ネットニュースはすぐに削除することができる。
    3年後には跡形もなく消されている都合の悪い事項もあるはずだ。
    しかし書籍は、百年経っても全部は消えない。
    後の世代にまで残すことができる
    大切なことはリアルタイムで何を考え、何をしたのか、だ。
    論より証拠、行動がすべてだと僕は常々思っている
    ―――長尾和宏

    「ワクチンを打てば、コロナを克服できるのですか?」
    「自然免疫とワクチン免疫は体内で共存できるのですか?」
    「ワクチン副作用や接種後死亡のニュースはなぜ、因果関係不明で終わるの?」
    「イベルメクチンのこれでまで有効を示す論文が偽造だらけってどういうこと?」
    「ワクチン後遺症のエビデンスが認められるときはくるのですか?」
    「なぜか大流行の帯状疱疹。ワクチンを打ったほうがいいですか?」
    「ワクチン接種後に急激に進行 ターボ癌はありますか?」
    「どうして日本は、こんなに冷たい国になってしまったのですか?」
    「長尾先生は、なぜそこまで闘えるのですか?」
     
    ワクチン禍でおかしな事がおこるたび、
    市民の質問にリアルタイムで回答していた、
    ひとりの医師の記録と、
    テレビや新聞が伝えてこなかった不都合なニュース、総まとめ。

    水俣病被害は、60数年経ってもまだ裁判をやっています。
    原爆症訴訟は、77年も経っています。
    同様にワクチン後遺症も、法廷の場で闘ったとしても50年仕事になるでしょう。
    そのとき、僕はとっくに死んでいます。
    泣き寝入りをしたらすべてが「なかったこと」として葬られてしまうのです。

    僕はこの3年間、すっかり騙されていました。
    自分の中に「ワクチン幻想」があったからでしょう。
    勉強不足でした。すみません。
    数十万人規模のワクチン関連死およびワクチン後遺症の人がいるのに、
    政治も行政も医学も被害の現実を正視せず、小さく見積もろうとしています。
    日本の政治は、弱者を切り捨て、
    強い者だけが生き延びられる未来へと向かっています。
    確かに高齢者が減れば、医療・介護・年金のリスクが減り、
    財務省は大喜びです。長尾が陰謀論に嵌ったと嗤う人は嗤ってください。
    僕自身「まさか、そこまでのことはしないだろう」とずっと疑っていました。
    でも、甘かったのです。
  • 日本の高齢化率がどれくらいか知っていますか? 
    なんと29.1パーセント。
    ほぼ3人に1人が、高齢者という世の中なのです。
    そんななか、当然増えてくるのが認知症です。
    認知症の人は2025年には700万人に増え、
    65歳以上の5人に1人は、認知症になるといわれています。
    この「大認知症時代」を加速させたのがコロナ禍です。

    この間までしっかりしていたのに、物忘れが増えた。
    妄想と幻覚でおかしなことを言うようになった。
    軽い認知症が、がくんと悪くなった
    コロナ感染やワクチン接種をきっかけに
    急激に認知機能が低下している人も多くいます。
    この本は、そうした方の助けにもなればと思っています。 
     ―――長尾和宏

    〇コロナの後、いろいろな認知症が増えている 
    〇若年認知症か? 若い人の急な認知機能低下も
    〇最重症形は、「ヤコブ病」!?
    〇〝治る認知症〟と〝長くつきあう認知症〟を分ける
    〇アミロイドβは本当に「原因」か? 
    〇アセチルコリンを増やすほど改善する?
    〇海馬が萎縮すれば認知機能が下がる、わけではない
    〇新薬「レケンビ」は有効か?
    〇薬害認知症から逃げよう!
    〇いちばんの治療・予防は歩くこと 

    軽度認知症から認知症になる人は半分。
    残りの半分は、健康な状態に戻る。
    じゃあ、後者になるには? 
    その方法をわかりやすく、大きな字でお伝えしています。
    そのカギを握るのは、画期的な薬や特殊な点滴ではなく、
    運動・食事・趣味・社会参加など、いたって単純な、
    そして前向きな日々の習慣です。
    よけいな情報に惑わされず、長生きして、
    軽い認知症になったまま人生の幕を閉じましょう。

    「コロナは怖い」と煽りまくるテレビや、
    オドロオドロシイ緊急事態宣言に怯え、
    自粛生活、マスク生活、過剰なワクチン接種を強いられた結果、
    驚くほど短時間で認知機能を悪化させていく人を目の当たりにして、
    いたたまれなくなりました。
    物忘れがひどくなった、頭に霧がかかったようにボーッとするという
    すべての人に手を差し伸べたくて、本書を書きました。
  • 訪問看護は看護のチカラを最大限に発揮できる
    やりがいのある仕事!

    看護一筋で病院から地域に飛び出した著者が語る
    可能性に満ちた在宅看護の魅力とは——
    ------------------------------------------------------
    少子高齢化が進む日本において、医療・看護の世界では地域包括ケアのもとで病院から在宅への移行が求められています。しかし、高齢者に適切な在宅ケアを提供できる医療機関や事業所は不足しており、需要に対して供給が追い付いていないのが現状です。特に看護師についてはほとんどが病院のなかで看護に従事しており、訪問看護に携わっているのは全就業看護師のうちわずか3.9%にとどまっています。

    本書の著者も、以前は病院のなかで働く看護師の一人でした。著者はさまざまな病院で勤務するなかで、働きながら常に「病院では看護のチカラを最大限には発揮できない」と感じていたといいます。
    病院では運営方針に則ったクリニカルパス(診療計画)に従って行動することが求められ、医師を頂点とした厳然たるヒエラルキーが存在します。どんなに自分が患者に寄り添ってできる限りの看護を提供しようと思っても、大きな組織の一員として働く看護師は、何よりもまず病院のルールに則り、医師の指示に従わなくてはなりません。そこに看護師自身の意思や創意工夫は活かされにくいのです。
    在宅であれば「患者さんの心と身体に寄り添い、その人がもつ生きる力を支える」という看護師本来のチカラを思う存分発揮できると考えた著者は、2001年に病院から在宅看護の世界へ飛び出しました。現在は地域で療養する患者をケアすることを目的に、訪問看護ステーションのほか、看護師のみで運営する重症・重度介護者向け有料老人ホームを運営しています。

    本書では著者の経験をもとに、訪問看護の魅力についてまとめています。病院のなかで看護力を発揮できず悩む看護師たちに、あと一歩を踏み出す勇気と元気を与える一冊です。
  • 23年5月、「気弱な小市民を演じたら日本一」と称される俳優・小倉一郎が人気番組『徹子の部屋』に登場。ステージ4の肺がんからの生還を笑顔で告白し、大反響を呼んだ。20年以上前にタバコをやめたはずの体を直撃した、凄絶な闘病――名優は、いかにして命拾いすることができたのか? これまで詳細に明かせなかった復活までの歩みを、本人みずから語り下ろす。2時間ドラマのキーマン役や、俳句番組のガイドなど充実した役者人生を送る小倉に、突然の試練が降りかかったのは前年の春。まるで極太の包丁で刺されているかのような背中の激痛に耐えかねて総合病院を受診したところ、右肺を原発に胸骨・肋骨・リンパ節に転移したステージ4の進行がんが発覚。医師に「余命は1~2年」と宣告されてしまう。一時は死を覚悟したものの、愛娘の英断で、がん専門病院に転院。待っていたのは、明るく丁寧に接してくれる主治医やスタッフ、そして最先端の医療だった。
    その後の検査で脳転移も判明するなか、「やれることは、すべてやっていきましょう」と励ます主治医の言葉を信じ、人生初のがん治療に踏み出した小倉。これが運命を大きく変えることになる。目視できる範囲内のがんが消滅したのは、それから1年余り後のこと。まさに、奇跡は起きたのだ。
    一度は「治療不可能」と切り捨てられながら、なぜ劇的な復活を遂げることができたのか? 本書でその真相を余すところなく打ち明けた小倉は、こう訴える。「残念ながら、ステージ4のがんをすっかりなかったことにする“魔法の杖”はありません。どんなにいい薬も、体に合わなければ効きませんし、副作用もほとんど感じなかった僕は、たまたまラッキーだったのかもしれない。再発・転移を防ぐために、月1回の化学療法は今も必須です。でも、余命宣告を受けた時点で諦めなくてよかったのは確か。どうか皆さん、叩ける門は、すべて叩いてほしい。やれることがまだ残っている可能性に賭けてほしいんです」
    余命宣告から名優を蘇らせた「真実」とは? 絶望の淵から救ってくれた深い家族愛とは? そして、病を得たことで見出した希望の光とは? 生きることを決して諦めないための必読書。
  • 「酒は百薬の長、されど万病の元」ともいうように、古来より洋の東西を問わず、酒と薬の関係には切っても切れないものがあり、互いに発展を遂げてきた。
     古代エジプトでビールは生水より清潔な栄養ドリンクだったし、科学の原型ともいうべき錬金術師たちは万能薬「命の水(オードヴィー)」を求めて様々な蒸留酒を生み出した。その技術を受け継いだ化学者たちによるアルコールの研究は、医学、微生物学、生化学など多くの分野での発見につながり、人々の健康に貢献している。ほかにも、熱帯の人々を苦しめるマラリアの治療薬とジン・トニックの関係、禁酒法下のアメリカにおける酒と薬の関係等、その歴史を繙くと見えてくるのは、まさに酒が薬であり、薬が酒であったという事実なのである。


    「薬としての酒」という視点から、アルコールと医術が織りなす人類史の変遷を広範な資料と調査に基づいて読み解いていく、新鮮かつ刺激的な一冊。エピソードに合わせて72のカクテル・レシピも紹介、お気に入りの一杯を片手に、めくるめくような物語に酔いしれてみてはいかがしょう?
  • 懸命に生きる子どもたちの人生に寄り添いたい

    一人の人間として、友人として——
    小児科医と難病を抱えた子どもたちとの物語
    ------------------------------------------------------
    本書は、小児科医として難病を抱えて生きる子どもたちと接し、友人として
    ふれあってきた著者が、6つの実体験をもとに記したエッセイ集です。
    一人のダウン症の少女との出会いから小児科医の道を志し、40年にわたって
    たくさんの子どもたちを見守ってきた著者の軌跡が、
    人生を明るく生きようとする子どもたちへの温かい想いをこめてつづられています。

    著者は小児科医として地域の子どもたちの診察にあたるかたわら、これまでに3冊の
    絵本を出版してきました。著者のクリニックのなかには図書館が併設されており、
    子どもたちに読み聞かせのイベントを開くこともあります。
    絵本を書き始めたのは、難病を抱える子どもたちと長く接するようになったのが
    きっかけだといいます。もともと勤務医として大学病院の小児科で先天異常外来を
    担当しており、その後子ども病院勤務を経て、自身のクリニックを開業しました。
    そうした経緯もあり、開業にあたっては大学病院で生まれた難病の子どもたちを
    広く受け入れようと考えたのです。
    難病を抱えている子どもたちには、人生において多くの壁が立ちはだかります。
    一人で着替えができなかったり、トイレに行けなかったりと、常に周りの人たちの
    手助けがなければ生活できません。そのため健常者からすると、生きていくのが
    大変でつらい人生を強いられているように見えるかもしれません。
    しかし、そんな子どもたちを生まれたときからずっと見守ってきた著者からすれば、
    それは大きな誤解であり、むしろ明るく前向きで、将来に大きな可能性を秘めた
    すてきな子どもたちだといいます。彼ら彼女らが自分の得意なことを見つけ、
    驚くべき才能を発揮する光景を何度も目にしてきた著者は、難病を抱えた子どもを
    主人公にした絵本を書き、同じような境遇の子どもたちに将来に希望をもって
    生きてほしいと願ってきました。

    今回は絵本ではなく、これまで出会った子どもたちが著者に見せてくれた奇跡を
    より多くの人に伝えたいという想いから、書籍として文章でエピソードをまとめました。
    本書が全国の難病を抱える子どもたちの家族や、関わる身近な人たちの希望の光となり、
    子どもたちが自分の人生を輝かせるきっかけとなってほしい、
    そんな著者の思いがこめられた、心温まる一冊です。
  • 2001年の池田小事件をきっかけに、05年に施行された「医療観察法」。この法律では、殺人、傷害、放火、強盗、強制性交、強制わいせつを行い、刑法第三九条の規定によって、心神喪失者または心神耗弱者とされ、無罪、あるいは執行猶予、不起訴、起訴猶予になった人を、「加害者」という代わりに「対象者」とする。対象者は精神科病院での鑑定入院を経て、地方裁判所で医療観察法の処遇を受けるかどうかの審判を受ける。医療観察法が適用されるとなった場合、医療観察法病棟のような指定入院医療機関への入院か、指定通院医療機関への通院が決定する。
    全国に35施設ある医療観察法病棟では、どのような治療が行われているのか? 対象者はどのような過程を経て、社会に復帰するのか? 病棟内を取材し、現場で働く医療者、退院者、被害者遺族、法律に反対する人など、さまざまな立場の人を訪ね、制度のあるべき姿を考えるルポルタージュ。

    【目次より】
    第一章 「対象者」
    第二章 医療観察法病棟
    第三章 医療観察法の誕生
    第四章 医療観察法病棟の内側から
    第五章 医療観察法病棟立ち上げのエキスパート
    第六章 医療観察法に異を唱える人たち
    第七章 元対象者が感じる負の刻印
    第八章 医療観察法反対運動の源流としての社会運動
    第九章 被害者の悲痛な思い
    第十章 医療観察法と社会復帰
  • 障害者19人が殺害された相模原殺傷事件。
    報道は過熱し、被害者の名前が伏せられたことで、
    犯人の不気味な笑顔やコメントばかりが垂れ流された。

    「障害者なんていなくなればいい」…その思想に、賛同する人も少なくなかった。
    誰もが心のおりを刺激され、異様な空気に包まれるなか、
    平穏を取り戻させてくれたのは、ある障害児の父親が綴った息子への想いだった――

    著者は17歳の自閉症の長男を持つ神戸金史。
    RKB毎日放送の東京報道部長であり、前職は毎日新聞の記者だった。
    報道する立場の人間として、障害児の父親として、今なにができるのか――
    長男が自閉症だと知った頃、自閉症について調べる中、
    母子の無理心中の原因に、自閉症の子の存在があることが多いと気づく。
    世間にそれを知ってほしい、支えてあげてほしい、
    障害のある子を殺さないでほしいと願い、
    新聞記事に連載したり、ドキュメンタリーを制作し、話題を呼んだ。

    本書では、詩とともに、長男の生い立ちから障害に気づいた経緯、
    障害を受け入れられなかった悔悟、息子をどう育ててきたかなど、
    過去の記事も織り交ぜ、長男とともに歩んだ17年の軌跡を綴る。

    記者として、父として、息子への想いがすべて詰まった渾身の一冊!さらに、
    妻と次男が初めて、心の内を明かした文章も収録。
    障害児の家族が、今回の事件で抱いた想いとは…。
    切なる叫びに胸が震える!
  • 今度こそ、あらゆる子どもに性教育を、
    性の多様性に関する教育を届けるために!

    【本書の内容】
    2015年にはじまる「LGBTブーム」。そして2018年にはじまる「おうち性教育ブーム」。そうした流れの中で、性と性の多様性に関する教育の必要性が、改めて叫ばれている。

    しかし歴史を見れば、権利保障が前に進もうとするとき、それを揺り戻そうとする動きも前後して起こってきた。そんなバッシングがまかり通ってしまったために、性教育の機会が、性的マイノリティの居場所が、奪われてしまったこともある。

    そう、戦後の日本には、性教育をめぐって三度のバッシングがあった。そのとき、教員に限らない社会の人々は、何をして、何をしなかったのだろうか? 

    気鋭の教育学者がその歴史をひもときながら、バッシングを目の前にしたとき、私たち一人ひとりにできること、すべきでないことを考える一冊。

    【本書の見取図】
    三度にわたるバッシングの歴史をひもとく!

    ◆80年代――萌芽期
    「性教協」という団体で、性の多様性に関する教育がすでに練り上げられ、実践されていた。

    ◆90年代――スルーされたバッシング
    「官製性教育元年」が興るも、旧統一協会が「新純潔教育」を掲げ、性教協に対する批判キャンペーンを展開。

    ◆00年代――燃え盛ったバッシング
    「七生養護学校」の性教育実践に対し保守派が批判を展開。裁判で教師側が勝利するも、以後、性教育はハレモノ扱いに……。

    ◆10年代――失敗したバッシング
    「足立区立中学」の性教育実践に対し保守派が批判を展開。結果的に、いまに続く「おうち性教育ブーム」につながる。
  • シリーズ6冊
    1,9802,200(税込)
    編著:
    森達也
    レーベル: ――
    出版社: 論創社

    100年に一度と言われる感染症の蔓延に、日本の社会はどのように対応したのか、また対応しなかったのか。深刻な事態を風化させないために記録しよう、という共通の思いで、森達也のかけ声のもと、論者たちが集結した。
  • 「Vシネマ」という言葉をご存知だろうか?

    小沢仁志、白竜、哀川翔、竹内力など
    数多くの名俳優を生み出した任侠作品たち。
    そんなVシネマが、2000年代から急激に
    「衰退」してしまったことは、ご存知だろうか?
    そして衰退の一途を辿るVシネマの枠を超え、
    2022年現在に大躍進を続ける

    「日本統一」という「任侠ドラマ」……
    いや、「モンスターコンテンツ」を、あなたはご存知だろうか?


    (本書目次)

    プロローグ 「日本統一とは」?
    「日本統一」の基礎知識/「日本統一」に秘められた魅力/「日本統一」の躍進

    第一章 日本統一が生まれるまで
    ライツキューブとは?/最先端のトレンドを見る、ということ/クレームを恐れていては、良いものは作れない/常にアップデートをしていくために/「エグゼクティブ・プロデューサー」という存在/営業と制作の垣根を超えて

    第二章 「面白さ」とは何か?
    「任侠作品」の衰退と、その裏側/「任侠作品」=時代劇? 共通点から見る需要とは/「コンテンツ」とは、時代と共に変化するもの/脱・Vシネマ!? ——シリーズ継続のために実行した5つのMission

    第三章 「抗う力」より「再生する力」
    「日本統一」の変革 ~得たもの、失ったもの~/コロナ禍、その時「日本統一」は/転んだからこそ見える景色がある。大切なのは、また歩き出すこと

    第四章 「宣伝費」なんか、いらない。
    ニッチから、マスへ ~宣伝費の使い方~/SNS時代の“繋がり”/巻き込む力 ~TOP OF TOPとの仕事~/展開を広げる宣伝の場所/「所詮、Vシネマだろ?」という空気を壊すために/営業職に絶対必要なもの、「自信」「根拠」「安心感」/組織が人を腐らせてはいけない/興味を持ってもらうためには、何がきっかけだっていい/ライツキューブ配給作品/ライツキューブ製作、若手クリエーターの輩出作品/若い心を潰さないために企業ができること、とは

    第五章 結局、チーム力が一番の武器になる
    和気藹々、けれど侠和会のような撮影現場/人間臭さを認め合う/今の仕事は、楽しいですか?

    頑張っている人間は見放さないっていうのが俺と鈴木さんのルール。          ――本宮泰風
  • 本当の敵は、ウイルスではなくて人間なんじゃないか。
    「指定感染症2類相当から5類へ!」
    「イベルメクチンを開業医の武器に!」
    「ステイホームで高齢者を閉じ込めて認知症を悪化させている!」

    …… 何か提案をするたび、「町医者のくせに」と叩かれ、
     おかしな医者だと指さされた。
     しかしこの人間が地域を守り、多くのコロナ患者を救ったのは、
     まぎれもない事実である。

    「僕がこの1年半以上言い続けたことが、ようやく実現に向って動き出す。
     すぐに変わるとは思えない。だけど、これからも言い続ける。
     コロナでもう、ひとりも、死なせたくない。ひとりも、死なせへん。
     そのために僕は、もう少しだけ町医者として頑張ろう」

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    人々の生活に密着した地域包括ケアの現実を、
    コロナ分科会の専門家たちは知らないし、
    為政者たちも町医者の意見に耳を傾けてこなかった。
    だから、市民生活が破壊されることなどお構いなしに、
    1年半以上にもわたって自粛を要請し続けることが平気でできるのだ。

    本書は2020年1月より2021年8月の長尾和宏のブログから
    主にコロナ関連の記述を抜粋し加筆、編集したものである。
    一人の町医者の闘いの軌跡であると同時に、
    日本のコロナ対策を振り返るための、貴重な記録にもなった。
    まるで、カミュの「ペスト」のように。


    もし、長尾先生の提言が間違っているというのなら、
    より具体的で実現可能な対案を出すべきだ。
                ――鳥集徹 (本書解説より)
  • 受け皿が、ない――
    気鋭のジャーナリストが、コロナワクチン接種後に体調に異変を来し
    日常生活を送れなくなった人達から丁寧にその症状と、経緯を訊いた。
    因果関係不明、デマ、反ワクと切り捨てて嗤うのは、
    この本を読んでからにしてほしい。

    コロナワクチンを打った直後から、著しく体調が悪化。
    それなのに、
    「気のせい」「因果関係不明」「精神科へ」しか言わない医者。
    補償する気のない国家。人生を、返せ。

    「毎日死にたいと思うくらいに、
     生きるのがしんどい身体になってしまった。
     私は自ら接種を望んだけれど、過去に戻れるなら、
     このワクチンは絶対に打たなかったと思います」
    ……第4章に登場する当事者の言葉より

    第1章 胸痛、動悸、呼吸困難
    …… 症状のオンパレード、崩れる日常生活

    第2章 脱力感、筋力低下、歩行困難
    ……容赦なく現れる血液異常、予測不能の痛みと痺れ

    第3章 頭痛、耳鳴り、ブレインフォグ、倦怠感
    ……次第に寝たきり状態に

    第4章 持病の悪化、胃腸障害等
    ……医者の言葉に切り裂かれる心、もう死んでしまいたい

    第5章 なぜワクチン後遺症が起こるのか
    ……mRNAワクチンとの関連を指摘する学会

    第6章 いずれ歴史に証明される、国家の闇
    ……杜撰すぎる厚労省のデータ、有害事象は申告の30倍!?、
      冷酷すぎる政府の対応、容赦なく現れる血液異常、
      予測不能の痛みと痺れ

    政府も医学・医療界も大手メディアも、
    頭痛、発熱、腕の痛みといった短期的な副反応については知らせても、
    こうした命にかかわる重大な副反応が起こり得ることを
    国民に積極的に伝えようとはしなかった。

    なぜ彼らは伝えようとしなかったのか?
  • 溺死が先か病死が先か? 

    CT、MRI、PETの画像から、
    目の前にいない患者の真実、事件の真相を見つけ出す、
    緊迫の医療ノンフィクション。

    完治を可能にする治療には、前もっての正しい画像診断が欠かせない、
    犯罪を立件するためにも、冤罪を防ぐためにも、画像診断は重要な意味を持つ。
    そこに関わる放射線科専門医を、もっと増やさねばならない。

    本書では、画像読影の意義を理解してもらうべく、私が取り扱った事例を、
    ごく一部ではあるが画像付きで紹介していく。
    (本書「はじめに」より)

    放射線診断医がCTやMRIなどの画像を読み解く「読影」をテーマにしたノンフィクション短編集です。

    診療科の専門化が進む中、放射線診断医は主治医とは別の広い視野で
    全身を診る重要な役割を担っています。

    米国では「ドクターズドクター」と呼ばれ、地位も報酬も高い。
    しかし日本では、患者と接する機会が少ないためか、一般への認知度は低くとどまっています。 

    「主治医が判断できない画像から答えを導き出す」
    「主治医の見立てに対して幅広い知識と読影の技術で間違いを指摘する」。

    人の生死に直結する判断だけに、責任は重いがやりがいのある仕事です。
    また、画像となった患者の背景には、病気や怪我に至る人間ドラマがあります。

    放射線診断医が画像やデータを駆使して、
    目の前にいない患者の真実を推理していく過程は大変興味深いものです。 
    それぞれのストーリーの冒頭にCTやMRIなどの画像を掲載し、
    画像の解説から背景となる患者を取り巻く人間模様へと展開していきます。
  • 10万人に1人の稀少がん・ジストを患いながらも、”心の免疫力が上がる言葉”を支えに生きる緩和ケア医・大橋洋平先生。昨秋、NHK『ニュースウオッチ9』でその前向きな闘病姿が報じられ、大きな話題を呼んだ。著書第4弾となる本書のテーマは「奇跡」。肝臓転移が判明した日を1日目として数える「足し算命」がついに1000日を突破した背景とは? そして見出した”生きる奇跡”とは? 読むだけで胸の痛みがスッと消える「心の抗がん剤」。
  • シリーズ2冊
    1,5001,650(税込)
    著者:
    今明秀
    レーベル: ――

    「何のために医師になったのか。瀕死の患者を救うためだろう。目の前の患者に全力を尽くせ。」「劇的救命」とは、絶体絶命の患者を救う意で、今氏のチームポリシー。救命救急の専門医である著者は、ドクターヘリ、ドクターカーを同時に現場に急行させる八戸独自の「サンダーバード作戦」で、医療過疎地の重傷患者を次々と救う。どちらか無駄になっても、救える可能性があれば手を尽くすのが信条だ。八戸ERでは、「奇跡はよく起こる」という。本書は、いま日本の救命救急分野の先駆者の一人、今氏のこれまでの人生とERスタッフたちとの日常を追う迫真のドキュメントである
  • 臨床試験で女性が排除される、コロナ禍でマイノリティの人々が受ける影響、アメリカで中絶の権利が争点になる理由は

    著者がアメリカで出産したとき、彼女は死にかけた。痛み止めが効いていないと訴えても無視された。痛みを証明するために手術台まで歩くように言われた。
    彼女はこの医療トラウマ体験をきっかけに、女性の痛み、特に有色人種の訴えがまともに受け止められない事実を、
    あらゆるデータ、記事、証言をもとに執筆した。
    さらにコロナ禍で女性、マイノリティの人々が受けた甚大な影響も考察する。
    初期設定が男性になっている現状は、医療ケアにおいても例外ではない。
    「女の痛み」が軽視されている事実と、医療ケアにおける性差別・人種差別に切り込むノンフィクション。

    「女性の痛みという概念が、世界中でどのように捉えられ、管理され、考えられているかを見れば、それは常に男性や『文化』によって定義されてきたことがわかる。多くの社会では男性による支配が続いていることから、女性の痛みや苦しみに対する世界の認識は、女性ではなく、男性によって確立されてきたのだ」(「日本の読者へ」より)

    「困惑させられたのは、『女性は自分の健康や身体について決めることができない』と、いまだに世間が思い込んでいる点だ」(5章「知られざる女性の身体」より)

    「私はできる限り、フェミニズムと平等主義を重んじる結婚生活を送っていた。そんな夫婦ですら、コロナは伝統的な男女の断層を露呈させた。ロックダウンで誰もが自宅で仕事をするようになれば、より稼ぎの多い人の仕事が優先されるようになる。気づけば夫は自宅のオフィスを占拠しており、私はやむをえず家庭という領域に追いやられた。まるで、1950年代の主婦みたいに」(5章「知られざる女性の身体」より)

    (目次)
    日本の読者へ
    本書に寄せて――ジェシカ・ヴァレンティ
    はじめに

    第1章 私が出会った最初のフェミニスト
    第2章 バングラデシュ女子、キャピトル・ヒルに立つ――アメリカでの中絶の権利をめぐる混沌
    第3章 気のせいにされる有色人種の女性の痛み
    第4章 見えない症状
    第5章 知られざる女性の身体
    第6章 コロナ禍で妊娠するということ
    第7章 代替手段の模索
    第8章 自分の体の声の一番の代弁者になるには
    第9章 自分の声を届ける

    おわりに
    謝辞
    訳者あとがき
    出典
  • 1,650(税込)
    著:
    岡美穂
    レーベル: ――

    何のために看護師になるのか?
    本書はその道筋を照らす光となる!
    ――順天堂大学学長 新井 一

    どれだけ医療が進んでも、病になる怖れは誰にでもある。
    病になった人の治る力をできるだけ引き出し、病という難局を一つずつ解消していくのが医師であり、看護師である。
    看護師である著者が、患者に対して、最良の対応をしていく知恵をどのように獲得していったのか?
    著者自身の看護体験を基に、看護の心をわかりやすくひも解く。
    看護を目指す人だけでなく、看護の心を活かして生きたい人々への、ヒントとなる心のメッセージ。
  • 親の看取りは、一人では決めれない。でも、大切な弟をはじめ、叔母や、祖母も、父も、すべてを私に任せてくれた。難しい選択をする時、どちらを選んでも必ず後悔が残る。完璧な道なんてありえない。ならば、自分の信じる道を進めば良いのだ。ひとりで抱え込まないで!

    【内容】1 大好きな母の余命/2 大好きな母の峠/3 大好きな母、永井外科との出会い/4 大好きな母、横内先生との出会い/5 大好きな母の手術一年後/6 大好きな母の不調/7 大好きな母の精神状態/8 大好きな母、最後の賭け/9 大好きな母との別れ/10 大好きな母の笑顔/11 大好きな母、いなくなる/12 父の不調/13 父、初めての入院/14 父、聖ヨハネ病院の入院/15 父、いなくなる

    【著者】1968年5月、福岡県に生まれる。三重県の日生学園で三年間耐える。卒業して、美容室で働きながら美容師免許、管理美容免許をとる。30年、美容師として食べてきた。携帯電話が好きで、auの代理店を15年している。二人の娘を持っているが、良い歳になるのに、結婚の兆しもない。このまま孫を抱けないまま死ぬのだろうか?(笑)
  • 「あなたは狂ってなんかいない。狂っているのは、あなたが経験した出来事のほう」

    ■あらすじ
    人生が一変したあの夜、私は死を覚悟して生き延びた。レイプキットをつくった。レズビアンだとわかった瞬間、事態がさらに悪化したような反応をされた。家が安全だと思えなくなった。配慮のない刑事の取り調べを受けた。警察署で許しがたいジョークを耳にした。あなたは幸運だと言われた。警察からはなにも連絡がなかった。はじめてサポートグループに参加した。母に怒鳴ってしまった。男性を信用できなくなった。それでも亡き父なら愛せた。夢だった雑誌の仕事を諦めた。新しいパートナーができた。公衆衛生を学びはじめた。アニタ・ヒルに勇気をもらった。はじめてあの夜のことを公言した。パートナーが妊娠した。息子を愛せるか不安だった。ジュディス・ハーマンの文章に涙が止まらなかった。そして事件から20年後、私の住む州で1万6000件もの証拠が放置されてきた事実を知った――。

    米国において、通報されたすべてのレイプ事件のうち、法廷まで到達するのはわずか4%であり、それはレイプ千件あたり1%にすぎない。ほとんどは捜査される前に終結する。1984年、ボストン性犯罪捜査班は、頻発するレイプ事件を受けて結成された。著者はその時期の被害者だ。20年が経ち、自分のような被害者のために仕事をする立場になっていた著者は、衝撃的な報にふれた。自分の身に何が起こったのか、短い事情聴取のあとなぜ二度と警察から連絡がなかったのか、調査を開始した。

    本書には、この社会で無視され、矮小化されてきた者たちの痛み、悲しみ、そして怒りがある。被害者の物語に結末はあるのか? 法執行機関に求められる正義とは? 未解決事件の真相を求めた当事者がつづった回想、調査、提言。

    ■寄稿=牧野雅子氏
    「本書を読んで、著者の姿勢に力づけられると同時に、そんな責任を負う必要なんてないのに、とも思う。本来やらなければならない人たちはほかにいるのに、と。でも、彼らに自ら変わってくれるのを期待することはできないのは明白だ。著者の姿勢は、今、日本で性暴力被害当時者たちが、性暴力に甘い社会は自分たちの世代で終わらせようと、声を上げている姿と重なる」

    ■本国の反響
    ☆2020年全米図書賞ノンフィクション部門ロングリスト
    ☆タイム誌が選ぶ2020年必読の100冊
    ☆パブリッシャーズ・ウィークリー誌が選ぶ2020年のベストブック
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    すい臓がん、ステージ4―。2018年7月、一人の新聞記者が、がん宣告を受けた。当時52歳。死への恐怖と向き合い、自らの闘病記録を発信し続けた。新潟日報紙上での3年近くにわたる連載を書籍化。
  • 2050年には毎年1000万人が命を落とすと言われている、抗生物質が効かない細菌「スーパー耐性菌」。有効な抗菌薬はないのか。ニューヨーク・プレスビテリアン病院の勤務医である著者は未承認の治療薬「ダルバ」の実用化を目指して、治験への取り組みを始めるが一筋縄ではいかない医療現場の実情が二人を阻み……。患者たちの人生を通して、また医療の歴史を紐解きながら、感染症治療の最前線を描く迫真の医療ドキュメント。
  • 46歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された夫とそれを見守る妻

    絶望の淵にさした光、仲間たちとの出会い、当事者とその家族だから伝えられること。

    京都市の下坂厚さんは46歳の夏、アルツハイマー型若年性認知症の診断を受けました。
    簡単な計算を間違えたり、家に忘れ物をしてきたり、なんだかおかしいな……ということが少しずつ増え、もの忘れ外来を受診。
    「病名を聞いたときは、比喩でなく、本当に目の前が真っ暗に……」。
    診断後、働いていた鮮魚店を辞め塞ぎ込んでいた下坂さんを、妻の佳子さんは見守り続けました。そんな絶望の淵に光がさします。
    認知症当事者を支援する団体との出会いをきっかけに、下坂さんは介護施設でケアワーカーとして働き始めます。
    そして、同じ病気の人の姿を見て勇気づけられたように、自分を見て勇気づけられる当事者や家族はきっといるはずという思いから、現在は認知症について広く知ってもらうための啓蒙活動にも尽力しています。
    若年性アルツハイマー型認知症と診断された夫とそれを見守る妻が、当事者とその家族だからこそ伝えられることを綴る1冊です。

    第一章 46歳、認知症になる
    第二章 絶望から希望へ
    第三章 当事者だから、できること
    第四章 認知症と向き合うということ
    第五章 夫婦のこと、写真のこと、これからのこと
    関係者に聞く 「認知症の当事者の方に働く場所を提供するという取り組み」
  • ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグが「読むべき本」に選出!

    ワクチン賛成派と否定派の声、医師たちの意見、ママ友や家族のアドバイス……。予防接種を巡る情報の洪水と初めての子育てに翻弄されながらも、母は息子のワクチン接種を決断する! 一児の母の視点から、歴史、医療、文学など多様な視点からワクチンの重要性と現状を検証したベストセラーエッセイ。

    「この本は私たちに、個人の自立が幻想であること、だれもがみな相互依存のネットワークに組みこまれていることに気付かせる。これは単に、コミュニティを大事にしましょうという甘ったるい話ではない。輸血や臓器移植が現に稼働しているという厳然たる事実に基づいている。私たちは他者のおかげで生かされ、他者の命に責任を負っている」(ニューヨーク・タイムズより)


    ***********************************************************************

    《著者紹介》
    ユーラ・ビス Eula Biss

    ノンフィクション作家、エッセイスト、批評家。既刊書に、『The Balloonists』および『Notes from No Man’s Land』がある。後者は全米批評家協会賞を受賞。「ビリーバー」「ハーパーズ・マガジン」などにエッセイを寄稿した。ノースウェスタン大学でライティングを指導する。イリノイ州シカゴ在住。


    《訳者紹介》
    矢野真千子(やの・まちこ)

    おもな訳書に『感染地図』『植物はそこまで知っている』『あなたの体は9割が細菌』『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』『イチョウ 奇跡の2億年史』『アートで見る医学の歴史』(いずれも河出書房新社)『迷惑な進化』『大腸菌』(いずれもNHK出版)など多数。
  • なぜここまで日本の医療制度、医療体制は弱体化したのか。再生は可能なのか。現場の医師や研究者が提言する。
  • 感染症を予防する・重症化させない・後遺症を軽くする
    ……それ全部、漢方の守備範囲です!

    パンデミックに対して、
    漢方治療を一次予防として活用することが
    理に適っている理由は以下の通りである。

    ① 漢方の薬理作用は、生体防御能を引き出すのが主であり、
    病理微生物が不明の時点から使える。

    ② 耐性菌、耐性ウイルスを作らない。

    ③ 細菌に対しては抗菌薬の開発、
    ウイルスに対してはワクチン製造までの時間を稼げる。

    ④ 重症化が予防できれば、医療崩壊を防ぐことができる。

    こうした利点をもっと広く理解してもらうためには、
    感染症に対する漢方治療の基礎・臨床研究を
    積み重ねていく必要があるのだが、
    パンデミックに対して「漢方が使える」ことは
    もっと知られるべきだと強く思う。

    ・・・・本書「序章」より・・・・


    新型コロナを乗り切っても感染症問題は今後も続く――

     本書は漢方の基礎知識から中国・韓国などの
     感染症に対する伝統医療の最新事情、
     感染症に罹りにくい体づくりまで、
     日本漢方医学の第一人者である現役医師が、
     感染症と対峙した画期的な一冊です!
  • NHK、朝日新聞等メディアの注目を集める「がんを生きる緩和ケア医」大橋洋平先生の著書第三弾。長引くコロナ禍、免疫系統に打撃を受けるがん患者にとっては厳しい日々が続く。だが、先生は笑顔で語る。「体の免疫力は残念ながら下がる一方でも、心の免疫力は日頃の考え方、行動のしかたひとつで上げることができる」と――。つらい気持ちをスッとほぐす言葉の薬は一生の効き目あり!! 「生きることをあきらめない」ための処方箋。
  • 誰もが温かく見守られ、安らかに逝きたいと願っている。著者が考えた高齢者専用住宅の目的とコンセプトは、安心の「終の棲家」。生活支援、介護、看護、医療支援が一連の流れの中で行われれば、高齢者の安心につながり、「終の棲家」は確保できる。しかし、医療と看護、介護には依然として制度の壁がある。現場と政治の認識の違いが障害になっている。このことを最も痛感している現場と国民の声が、行政に届かないとしたら、政治家の怠慢と言わざるをえない。事業仕分けと称してごく一部の問題が取り上げられ喝采を博しているが、我々はそこに多くの矛盾が存在していることを知っている。それを汲み上げるシステムができなければ、議論する場を作らなければ、問題の解決にはならない。現役の医師であり、日本の高齢者専用住宅の草分け「光が丘パークヴィラ」(東京都練馬区)の設立者でもある著者が、施設誕生までの紆余曲折と「福祉・介護・看護・医療」の連携の重要性を提言した一冊。
  • 「この新しい本で台湾の人々から日本の友達に
     温かい想いを伝えたいと思います。
     また、国民と政府の協力により、新型コロナウイルスを克服し、
     健康で安全な生活を取り戻すことができると信じています。
     ありがとうございました」  ――オードリー・タン

    彼女のことを話すとき、
    「IQ180の天才大臣」を枕詞にするのをそろそろやめよう。
    オードリー・タンの思考は、そんな数値では語りきれない。
    そして、私達ひとりひとりが、彼女の思考を知ることで、
    この社会を変えていくヒントを得ることができるだろう。

    オードリーはこう言っている。
    「情熱や使命感は一定の時間を過ぎると使い終わってしまう
    けれど、楽しさを原動力にすればずっと続けることができる」
    ――まずは、楽しむこと。

    オードリー・タン公認本!
    台湾在住10年のノンフィクションライターによる独占インタビュー。
    オードリー氏が今、台湾政府の中で推進している、
    「ソーシャル・イノベーション」を軸に仕事の仕方、コロナ対策、
    アイディアを行動に移す方法、人との繋がり方、おすすめのデジタルツール、
    これからの社会を良くするために何ができるか? 等々を縦横無尽に、
    時にはユーモアを織り交ぜながら語っている。

    台湾在住の著者である近藤弥生子氏は、
    オードリー氏とその周辺の人達の言葉を一言一言、丁寧に掬い上げて取材。
    台湾と日本の垣根を超えて、アフターコロナに私たち一人一人が
    どう社会と関わっていけばより良い未来を作れるのか、
    多くのヒントを示唆してくれる内容となった。

    ~彼女の人生をまとめる伝記ではなく、これまでの日々に彼女が何を思い、
    どのように考え、どう行動しているかについて考えてみたい。
    これが、政治ジャーナリストではなく生活者視点で物書きをしている私が、
    本書を書くにあたって大切にしたことである。
    本書を手に取ってくださった方の心に、少しでも「何か」が宿ることを願って~ 
    ――著者
  • 1万人のアトピー患者と向き合いながら、
    「食事とアレルギー」の研究を長年続けてきた名医と、
    通うだけで心身ともに元気になると注目の「奇跡の幼稚園」園長による、
    今日から出来る食事改善で治すアトピー治療の提案。
  • 日本の医療を本気で憂う医師とジャーナリストが語る、鉄門の錆。

    東大医学部の人たちに恨みも嫉妬も何もありません。
    むしろ偏差値でトップを獲れるような才能の持ち主は、
    「国の宝」とすら思っています。
    でも、そんな「国の宝」を社会が活かし切れていない。
    そのことを、とても残念に思っているのです。
    それどころか、もし若い人たちの才能をスポイルしてしまっているのだとしたら、
    我々大人たちの責任は重大です。  ――鳥集徹

    東大理Ⅲに入った子は、その合格に胸を張っていいと思いますが、
    東大の中で出世すればいいという悪しき価値観に染まってほしくありません。
    自分の実力で勝負しその能力をいかんなく発揮してほしいし、
    それによって日本の医学をより良いものにしてほしい。
    教授と喧嘩になってもいい。
    ある種の宗教団体のようになってしまった東大医学部が変わって、
    若者たちの才能が発揮できる場にならなければ、
    日本の医学はお粗末なままです。  ――和田秀樹

    現代の医療と教育に横たわる問題が「東大医学部」を語ることで見えてきました。
    忖度なし! ほとんど実名! だけどこれは悪口ではない。未来への本気の助言です。
  • 1,430(税込)
    著:
    長尾和宏
    レーベル: ――

    本邦初の「薬のやめどき学」。
    「高血圧の薬」「糖尿病の薬」「コレステロールの薬」「骨粗しょう症の薬」「睡眠薬」「抗不安薬」「抗生物質」「胃腸薬」「抗認知症薬」……
    薬が増えるたびに、体調が悪くなっていませんか?
    薬には必ず副作用がある!
    多剤投与になれば、副作用は無限に増える!
    しかし、医療には「やめどき」という概念があること自体、ほとんどの医者が知らない。
    いや、考えたこともない領域なのか。
    みんな始めることばかり研究している。
    本書は「薬のやめどき」から、長生きと健康について指南した本である。
  • 桜が咲き、珍しく雪が降ったその季節、少年は静かに静かに天国へ旅立った。

    十歳の兄・拓ちゃんが病気になった。
    それもグレードⅣの脳腫瘍――。
    その日から、ボクらの新たな日々がはじまった。
    二年間、難病と闘った家族の記憶の物語。
  • もしかするとそれ、「ナルコレプシー」かもしれません。

    小学生の頃にナルコレプシー(過眠症)を発症して以来、「眠ってしまうこと」で様々な偏見を向けられてきた筆者。十分に眠っているはずなのに、楽しい会話中、大事な試験や会議、そして運転中にも突発的に襲ってくる睡魔。
    この病を個性ととらえ医療職員として就職するも、周囲の理解が得られず退職。生きていく上で多くの不利益を経験する中で生み出した、ナルコレプシーとの上手な付き合い方、そして周りの人たちからの理解を得る方法をお届け。
    病を抱えながらも活躍している方との対談も収録。

    【著者】
    川崎 俊(かわさき すぐる)
    一九九二年静岡県出身。中学一年でナルコレプシーの診断を受け、眠気と闘いながらの日常生活を余儀なくされる。地元公立病院、一般企業を経て、個人事業主として独立・起業する。「治療院経営」と「向き合い方からビジネス立ち上げのサポート」をする傍ら、自主制作の本を個人で出版したり、なるこ会の理事として活動したりしている。啓発活動もウェブメディアやTV番組などにも取り上げられ、セミナーや学校での啓発講座なども行っている。
  • 新型コロナワクチンの有効性と副作用の実態。

    ワクチンを打つ前に知ってほしい最新情報を公開!

    第1章 変異株の疑問に答える
    第2章 ワクチンの必要性
    第3章 よくわかる免疫の仕組みQ&A
    第4章 人々が知らされていないワクチンの不都合な真実
    第5章 コロナワクチンの特徴と臨床試験
    第6章 ワクチン接種後の死亡例と副作用
    第7章 日本人の副作用死の実情
    第8章 結局、ワクチンは打った方がいいの? etc

    新型コロナとワクチンについて、わかりやすく解説しています。

    ・インド株は本当に脅威なのか?
    ・日本人にアナフィラキシーショックが多いのはなぜ?
    ・新たな副作用「血栓症」と「脳卒中」はなぜ起こるのか?
    ・副作用は女性に多い、は本当か?
    ・若い世代にワクチンは必要なのか? 

    これからワクチンを打つ予定の若い世代やお子さんのいる親御さんたちにも広く読んでいただきたい一冊。

    (底本 2021年7月発行作品)
  • 誰もがそうとは言わないが、親とは二回、別れがある。
    一度目の別れは、子どもが実家を出ていくとき。
    二度目の別れは、親がこの世を出ていくときだ。


    2020年8月。コロナ禍の中、
    がん終末期で入院中の母・久仁子(くにこ)は、
    72歳の誕生日をどうしても自宅でお祝いしたいと願う。
    痛い、苦しいと言ったら、
    一時退院の許可が下りないかもしれないと考え、
    最後の力を振り絞る。
    久仁子は、一切の延命治療を拒否。
    尊厳死宣言書を残し、自分の最期を決めていた。
    まだ生きていてほしい。だけど……
    旅立つ本人の希望を、
    息子は、夫は、どのように受け入れたのか?


    親が死ぬのはずっと先のことだと思っていた。だけど、その日は容赦なく訪れる。
    そのときどんなお別れができるだろう? 僕は、この世から心のこりをなくしたい。

    田村淳が渾身の思いで綴った、母との別れの物語。
    慶応義塾大学大学院2020年度修士論文も一部抜粋して収録!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「がんサバイバーがいきいきと暮らせる社会の実現」に向けて、
    様々な活動を行なっているLAVENDER RING(ラベンダーリング)。
    その活動の軌跡を一冊にまとめました。
    本書には、プロのフットサルプレイヤーから、歌手、編集者、看護師、陶芸家、
    子育て奮闘中のママなど、様々ながんサバイバーの素敵な笑顔の写真や、
    インタビューが掲載されています。
    病気との向き合い方、生き方の変化、家族への想い、夢や目標など。
    「生きること」と向き合った結果紡ぎ出された言葉は、
    がんサバイバーだけでなく、ご家族ご友人などのがんサポーター、
    また人生に悩む全ての人を勇気付けるものになっています。

    ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがある場合があります。
  • か弱い細菌ごときの策略に引っかかるなんて、思ってもみなかった。
    私は大陸を股にかけて殺人ウイルスを追跡し、AIDSに対する戦争を仕掛けてきた。ある時は戦いの最前線に立ち、ある時は世界規模での政策立案に携わる人々と議論のテーブルを囲みながら。そう、ウイルスは恐るべき存在だった。では、細菌は? 大した敵ではない。少なくとも、この細菌は恐れるに値しない相手のはずだった。
    私は感染症を専門とする疫学者だ。アメリカの大きな大学で国際保健研究所の所長も務めている。他の誰でもなく私こそ、この細菌から自分の夫を守ることができてしかるべきだった。最後にこの細菌を見たのは、大学院に入る前の学部生時代のことだ。私たち学生は、研究室での初歩的な実験で、この細菌を気軽に扱っていた。いつの日か、この細菌の変異体がお前たちを死の淵に追いやり、お前はそのうち、殺し屋ウイルスの大群を注射して夫を救おうとする……。当時、誰かにそう言われていたら、私は相手の頭がおかしくなったのかと思っただろう。だが今、私たちはまさにその言葉通りの状況を迎えていた。 ――本書より
  • 1,100(税込)
    著:
    長尾和宏
    レーベル: ――

    映画『痛くない死に方』原作本!

    2000人の最期を看取った医師だから言えること。
    “痛くない”“苦しくない”人生の終わり方とは?
    私は在宅医として、末期がんの患者さんは9割以上、
    非がんの患者さんは半分くらいの確率で、家で看取ることになります。

    在宅での看取りの直後、ご家族は必ずこうおっしゃいます。
    「思ったよりずっと楽に逝きました。
     苦しくも、痛くもなさそうでした。ありがとうございました」

    がん終末期、老衰、認知症終末期、臓器不全、心不全、肺炎……
    2000人を看取った医師が明かす今まで誰も言わなかった
    “痛くない”“苦しくない”人生の終わり方。
    平穏死という視点から、「痛くない死に方」について
    できるだけ分かりやすくまとめた一冊!

    もくじ

    プロローグ
     あれから4年、「日本人の死に方」は変わったのか?

    第一章
     大橋巨泉さんでも叶わなかった「痛くない最後」

    第二章
     平穏死、尊厳死、安楽死

    第三章
     「長尾先生、思ったより楽に逝きました」……それが平穏死

    第四章
     おさらい!平穏死10の条件

    むすび
  • 1,430(税込)
    著:
    長尾和宏
    レーベル: ――

    映画『痛くない死に方』原作本!

    私が今まで、「病院」か「在宅」かという、 二元論でしか語っていなかったとしたら、
    そして在宅医療の美談しか語っていなかったとしたら、心から謝ります。
    だから、あえてこの本を書きました……
    在宅医療の光と影を描く本邦初のドキュメンタリー!

    父がとても苦しんでいるのに、在宅医も訪問看護師も、臨終のときに来てはくれませんでした。
    …在宅看取りなんて簡単にできるものではないのだと、大病院の先生は言いました…
    家で看取れば「平穏死」できるなんて、嘘じゃないか!
    末期がんの父の在宅看取りを後悔する娘が、 在宅医療界をリードする長尾医師に噛みついた。
    大切なのは、どこで死ぬか? ではない。 どう死ぬか? どう見送るか? なんだ。
    「家で死にたい」と望む人が6割の今、 最期の望みを叶えるために 必要な条件とは?

    ――これから訪れる、日本人の死の「現実」をここに書きました。
    重いタイトルではありますが、今まで医師のどなたも書いてこなかった衝撃的な内容だと自負しております。
  • 病気を感じる人たちがいるから医学があるわけで、
    医者がいるから人びとが
    彼らから自分の病気を教えてもらうのではない。
    ――ジョルジュ・カンギレム『正常と病理』より

    ■内容
    これまでの医学史は、
    患者をないがしろにしたまま、
    医師の手柄話、治療法や試行錯誤の過程など、
    もっぱら医師たちに焦点を当てつづけてきた。

    しかし、医学者だけが英雄なのか
    当前のことだが、患者なくして医学の発展はなかった。

    野戦病院や臨床の現場、検査室、診察室で
    自らの身体や傷口を辛抱強くさらしてきた者たちこそが、
    医学の歴史に大きな貢献をしてきたのだ。

    隔離されたチフスのメアリー、
    上流階級の見世物にされた女性ヒステリー患者、
    ある仮説のために女として育てられたデイヴィッド、
    死してなお自らの細胞を研究されつづけたヘンリエッタ、……

    本書では、輝かしい歴史の裏側に埋もれた、
    病者たちの犠牲と貢献にスポットを当てていく。

    コロナ後の世界において、
    最初に感染した者たちへのバッシングは絶えない。
    しかし、犯人捜しにも魔女狩りにも意味はない。

    Covid-19の感染拡大を受けたロックダウン宣言の直前に
    フランスで出版されたこの本に登場する患者たちの物語が、
    私たちにそのことを教えてくれるだろう。

    ■「Patients Zero」とは
    感染症学では、集団内で初めて特定の感染症にかかったと見なされる患者のことを「インデックス・ケース」または「ゼロ号患者(ペイシェント・ゼロ)」と呼ぶ。微生物やウイルスの研究が進み、詳しいことがわかるようになるにつれ、ときに最初の感染者を特定できるまでになった。本書では、この「ゼロ号患者」という言葉の意味を医学、外科医学、精神医学、薬理学のあらゆる分野に意図的に拡大解釈して適用することにしている。
  • 「!」の連続。「色の見え方」の先端科学から見えてきた、驚きの世界。前世紀の「色覚」観が私たちにもたらす、いくつかの問題。科学作家が多数の取材・調査をへてたどり着いた、まったく新しい地平。「色」に関心のあるすべての人、必読のノンフィクション!
  • 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    マスクと感染症の知識で、自分を守るべし!

    インフルエンザ対策や花粉症対策などで、
    日本人にとってマスクはこれまでも、抵抗感の少ないアイテムでした。

    しかしコロナ禍において、これほどマスクが世界中で必需品となり、
    マスクの最新ニュースが飛び交うような状況になるとは!

    本書は、『マツコの知らない世界』にも登場した、
    マスク研究家・飯田裕貴子と、
    コロナウィルスのある環境を「ペンキ塗りたて」で解説した、
    内科医・眞鍋葉子の共著です。

    感染症の知識、マスクの種類や着け方に関する知識・・・
    知識があれば自分の身を守る助けになります。

    だから必要な知識&最新情報を、わかりやすくまとめました。

    「ペンキ塗りたて」の世界を、こどもにもわかりやすくビジュアル化したのは、
    『大家さんと僕』でおなじみのカラテカ・矢部太郎さん。

    難しいと感じてしまいそうな事柄を、生活に即してわかりやすく解説しました。

    <内容>

    ・マンガ「僕とマスクと外の世界」
    ・ウィルスから身を守る編
    ・マスクの基本編
    ・マスクメーカーに聞いた!最新マスク事情
    ・今どきのマスクマナーアナウンス情報
    ・マスクをつけるのが困難なとき
    ・素朴なQ&A、etc.

    (2020年12月発行作品)
  • ★「うちの子、発達障害かも?」 
    と不安になったら読んでください。

    ▼「ABA」(応用行動分析)で、「できないこと」を乗り越えましょう
    ▼コミュニケーションが取れるよう親子でトレーニングをしてみましょう。
    ▼駄々をこねるときには……
    ▼スケジュールを絵や記号にしてみましょう
    ▼「療育」の受け方とは

    小児科クリニックのカルテから。

    「うちの子、発達障害かも」と思い詰めて、診療所を訪れる親御さんが増えています。でも発達障害の診断ってとても難しいんです。本書は、発達障害の疑いがあるお子さんとどう向き合えばいいのか――と悩む、お父さん、お母さんの「はじめの一歩」を支えたくて書きました。焦らないでください。人間の成長ってゆっくりです。
  • 「白血病で予後が良くない9歳の女の子に、“わたし、死んじゃうの?”と聞かれたら、何と答えますか?」「セカンドオピニオンをとりたいけれど、主治医を裏切るようで迷っています」――今、まさに苦しんでいる患者さんやご家族、悩める医療関係者からの「いのちの質問」に、がんを生きる緩和ケア医・大橋先生が明るく、正直に、本音で向き合います。最後まで自分らしく、しぶとく生きるための「読む処方箋」です。
  • 微生物は私たちにとって味方でも敵でもあります。微生物やウイルスの多くは、私たちを病気にはしません。しかし私たちは、微生物を恐れ、憎むものとして考えてきました。微生物の世界をほとんど知らないできたのです。現在流行中の新型コロナウイルスを始め、ウイルスによるパンデミックは、忘れた頃にやってきます。感染症を引き起こす微生物、感染症と人間の関係について、中学理科のレベルで、やさしく解説!
  • 「どこで死にたい」と予め考えていても、自分は変わります。こういう風にすればいいという人はいますが、教科書通りにいくはずがない。誰も自分の死体を見ることはできません。だから何も心配することはないんです。(養老孟司)外科医のときは患者をどうやって生かそうかと考えていました。今は、患者をどうやって死なせようかと考えるのが仕事です。「その人らしい死に方とは何か」「あるべき終わりがあるのではないか」と考えるようになったんです。(小堀鴎一郎)
  • “近代ホスピスの母”と呼ばれるシシリー・ソンダースの考えを 緩和ケアの著書、翻訳を数多く手がけた小森康永氏が解説。シシリー・ソンダース(1918~2005)の生涯にわたって書かれた 200以上の文献の中から彼女の思想をまとめた。一つひとつの言葉を掘り下げ、 彼女のことばを学ぶことにより「ホスピスのこころ」の神髄に触れる。
  • 緩和ケアの日本での第一人者である柏木哲夫氏の著書。緩和ケアは日本中に広がったが、科学的根拠を重要視する傾向に拍車がかかり、 「こころ」といった科学的根拠を示せない事柄が軽んじられるようになってきた。もう一度、原点に立ち戻る必要性がある。それは「寄りそう」「人間力」「ことば」、この3点が最重要。「NPO法人ホスピスのこころ研究所」主催の講演会での講演を1冊の本に。
  • これが「Dr.コトー診療所」の原点である。

    「Dr.コトー診療所」のモデルになったスーパードクターだからできた、離島における難しい医療の現実。そして、住民誰もが家族のような下甑島(しもこしきじま)での人間のふれあいなど、医師として夫として、そして父としての日々。
  • 2019年3月まで中日新聞に連載していた人気コラム「生活部記者の両親ダブル介護」(全65回)の書籍化。

    政治部の花形記者であった著者が、過労で鬱となり、復帰後には両親のダブル介護に加えて、自身は難病パーキンソン病を発症。 さまざまな問題を抱えながら、毎日をどのように生き、立ち向かっているのかー

    介護経験者の実体験に基づく手記やアドバイスをユーモアあふれる文章で綴る。 ある日突然やってくる現実問題。 その支えとなる一冊!
  • WEBサイト「BEST TiMES」で大反響を呼んだ連載が電子書籍化!

    【内容紹介】
    コンビニより多い歯科医院数。なぜなら、国家試験さえ通れば、誰でも開業ができ、そのハードルは非常に低いからだ。しかも、国家試験には実技はなく、技術が未熟なまま歯科医師の資格を取得し、開業しているケースも少なくない。
    また、歯科医院数が多すぎるため、患者の奪い合いになり、儲からない保険診療より、自費診療に誘導しがちになり、不明朗で高額な治療費を請求する歯科医師も出ている。患者の大半は、なかなか満足がいくような歯科医師と出会うことがないのが現実だ。
    斎藤正人歯科医師が院長を務める歯科医院では、セカンドオピニオンを求める患者を数多く受け入れており「歯科の駆け込み寺」とも呼ばれている。他の歯科医院で酷い治療を受け入れたり、高額な治療に誘導された患者を積極的に診てきた。斎藤歯科医師が診てきた実例を各章にふんだんに盛り込み、歯科医師の実態を鮮明に浮かび上がらせる。また、今回のコロナ禍で表出した歯科医院にまつわる問題点なども、斎藤歯科医師が歯に衣着せず一刀両断!
    あなたの歯医者選びが変わるかもしれない1冊です。

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