『美術・アート、KADOKAWA春の文芸フェア(実用、新書)』の電子書籍一覧
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二畳という極小の建築に、利休はすべてを封じこめた
利休の「待庵」は二畳に土壁と炉のある、建築の極小単位だった。茶室の起源から建築家による現代の茶室までを辿り、自らも茶室を手がけ、藤森流茶室論を語る。最終章に磯崎新との茶室談義を収録。 -
モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ。新たな美を信じた無謀な若者たちの物語
19世紀パリ。美と絵画をめぐる伝統と権威に公然と反旗を翻した画家たちがいた。モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、ドガ、セザンヌ、モリゾ。光と色彩の新たな表現を信じた彼らは、やがて「印象主義」の名で呼ばれることとなる。偶然の出会い、友情、対立を超えて、グループ展の実現に奔走する若者たち。しかし第二帝政末期、戦火が忍び寄る——。世界的な第一人者が画家の証言や書簡、同時代資料を渉猟して描く、金字塔的通史。 -
嘲笑と酷評はやがて称賛へ──世界を変えた展覧会が始まる!
1874年春、ついに第一回「印象派展」が幕を開けた。自然や都市への新たな眼差しを共有する若き画家たちが自らつくり上げるグループ展——それは事件だった。観衆の戸惑い、嘲笑、辛辣な批評の一方で、のちの近代美術史に刻まれる数々の名作が産声をあげていく。カフェでの激論、支援者の拡大、仲間の死、そしてゴッホ、ゴーガン、スーラら次世代への継承。全八回の印象派展を丹念に辿る通史の決定版。詳細な文献目録を収録。 -
歴史を振り返りながら現在の景観と照らし合わせて街の魅力が倍増!
日本橋、銀座、浅草、ほか江戸時代から現代に至るまでの風景を対比しながら紹介。歴史を振り返りつつ現代を見つめる町歩き。プロの写真家ならではのクオリティの高い写真は眺めるだけでも楽しい。 -
百点超の傑作をオールカラーで堪能!春画の多彩な世界と驚異の技術に迫る。
秘して見るのではなく笑って愉しむ。「春画」は一流の浮世絵師と刷師によるユーモアと技術の結晶だった。初期作品から江戸時代の傑作まで、「浮世絵春画」「肉筆春画」を多彩なテーマで紹介する春画入門! -
全絵画作品をカラーで掲載。魔術的な光と空間の秘密に迫る決定版
17世紀オランダで活躍したフェルメール。宗教画や神話画から転向し、勃興したばかりの市民階級が求める風俗画の制作へと乗り出した画家は、《牛乳を注ぐ女》《真珠の耳飾りの少女》といった名作を手がけていく。現実のようでいて現実でない魔術的な光と空間の描写は、いかにして生まれたのか。全作品をカラーで収録し、その真筆性をめぐる議論とともに、様式論を一冊に凝縮。政治や絵画市場などの背景に迫る補論を付した増補版。 -
あのときから半世紀。当時の熱気を今に伝える伝説のフォトアーカイブ。
ただ一人バリケード内での撮影を許された女性写真家が焼き付けた、闘い、時代、人。初公開作品を含む、「1968」を鋭く切り取る写真140点を掲載。元・東大全共闘代表の山本義隆氏による寄稿収録。
※本書は二〇〇七年一〇月に新潮社から刊行された単行本に初公開となる作品を加え再構成し、文庫化したものです。 -
「画鬼」暁斎の多才ぶりがよくわかる! 河鍋家伝来のコレクションが集結。
幕末明治のスター絵師、河鍋暁斎の人と作品、一挙公開! ジョサイア・コンドルの師でもある絵師の作品を、娘・暁翠の作品とともに200点以上カラーで紹介する。 -
「東海道五拾三次」ほか代表作品をカラーで紹介、歌川広重の真髄に迫る!
国内外でもっとも知名度の高い浮世絵師の一人、歌川広重。遠近法を駆使した卓越したリアリティー、四季の変化がもたらす風景の繊細な表情、鋭敏な色彩感覚。それらがあいまって生み出されるしみじみとした情趣感。幕末から現代にいたるまで、見る者の心をとらえて離さないその魅力を、「東海道五拾三次」「名所江戸百景」をはじめとする代表的作品とともに詳説。一般にはなじみのない美人画や狂歌絵本、肉筆画なども網羅。作品の全体像を俯瞰した、広重入門決定版。
第一章 広重の手法
■遠近法を駆使する
■四季の表情をとらえる
■稀代のカラリスト
第二章 街道もの
■東海道五拾三次
■木曾海道六拾九次
第三章 江戸名所
■一幽斎描き東都名所
■喜鶴堂版「東都名所」と「江戸近郊八景」
■さまざまな江戸名所絵揃物
■名所江戸百景
第四章 諸国名所
■諸国名所
第五章 美人画と花鳥画
■美人画
■花鳥画
第六章 さまざまな画面形式
■短冊絵
■貼交絵
■団扇絵
第七章 絵本と肉筆画
■絵本
■肉筆画 -
60回めの式年造替に初めてカメラが入った!春日大社の真髄に迫る。
世界文化遺産・春日大社。平成二十八年に、第六十次式年造替を迎えたことを記念して、通常は非公開の春日若宮おん祭や式年造替の神事に密着し撮影することを、俳優、井浦新が特別に許可された。
御蓋山(みかさやま)に抱かれる春日大社の雄大な自然や森。途絶えることなく受け継がれる祭事や祈りの心。神社を支える匠の技。厳粛で神秘な祭事や、それらを担う神職の人々の美しい姿。
井浦新がファインダーを通して感じた春日大社の「千古不磨」の精神が伝わってくる貴重な写真集。 -
二十四節気、日本を彩る 生きもの大集合。 美しさ満点の写真図鑑!
「この本を開くと、木漏れ日や草花の香りを感じ、小鳥たちの声が聞こえてくるような気がいたします。
私たちが忘れかけていた日本の美しい自然と大切な文化を忘れてはいけないと教えてくれる、素晴らしい本だと思います」
――八千草薫(女優)
移ろいゆく季節とともに、根を下ろす植物、咲く花々、歌い鳴く鳥や虫たち。
ふと顔を見上げてみれば、私たちの想像を超えた生命のドラマが繰り広げられていることに気づくはず。
人の暮らしのそばでたくましく生きる、そんな小さな命たちが本書の主役。
日本ならではの多様な生きものたちを、立春から大寒まで、二十四節気に沿ってオールカラーの美しい写真と文章で紹介。
自然と暮らすヒントや豆知識も満載。日々の散歩や観察、俳句作りにも役立つ文庫図鑑! -
天才的浮世絵師、葛飾北斎。その作品の特徴的な手法を紹介し、またその膨大な作品群の中からいくつかのジャンルごとに、代表的作品とともにそれぞれの特色と観賞のポイントを解説した北斎入門決定版。
画業一筋に生きた“画狂人”葛飾北斎。生涯3万点もの絵を描いたと言われるが、その作画領域は年を経るごとに変化、最晩年まで精力的に様々な素材、媒体に挑戦した。『冨嶽三十六景』『北斎漫画』『諸国名橋奇覧』をはじめとする多彩な作品群の中から代表的なジャンルを厳選し、それぞれの特色と観賞の仕方を解説。独創的な構図や、スケールを感じさせる風景処理、高度な写実描写などの表現をその作品から丁寧に読み解く、北斎入門の決定版。
第一章 北斎の表現
水を凝視する
幾何学で描く
宗理風美人
第二章 北斎と文学
狂歌摺物と狂歌絵本
読本挿絵
第三章 絵本と絵手本
絵本
絵手本
第四章 北斎の風景画
洋風版画
冨嶽三十六景
諸国名橋奇覧
諸国瀧廻り
鳥瞰図
第五章 さまざまな画題
花鳥を描く
物語絵
終章 -
日常のふとしたことを意識するだけで、日本人の豊かさに改めて気づける。
遠州茶道宗家十三世家元が還暦を機に、人間の五感をモチーフに、日本人の心を語る。具体的なエピソードは茶の湯を知らない者にも納得できることばかり。さらに豊富なカラー写真が、その美意識を具体的に物語る。 -
鬼が念仏? 神さまが相撲?! かわいい江戸民画の奥深き世界に迫る
江戸時代、東海道の土産物として流行した庶民の絵画、大津絵。
鬼が念仏を唱え、神々が相撲をとり、天狗と象が鼻を競う――。
奇想天外な世界をいきいきと描くその伝統は、いかに人気を博し、そして消えてしまったのか。
多彩な78種の画題をオールカラーで掲載し、愛すべきヘタウマに込められた諷刺と諧謔の精神を解き明かす。
柳宗悦や梅原龍三郎、河鍋暁斎、ピカソさえも魅了された大津絵の全貌が文庫オリジナルで今よみがえる。
【目次】
はじめに
第一章 江戸の庶民絵画、大津絵の歴史
大津絵の発祥
礼拝用の大津絵神仏画
鬼のさまざまな姿
戯画から教訓絵へ
護符としての大津絵
大津絵の現在
第二章 楠瀬日年の『大津絵』
一、 仏
二、 庶民の神々
三、 鬼
四、 英雄
五、 若衆・奴・芸能民
六、 美人
七、 鳥獣
第三章 楠瀬日年と大津絵 ―― 再発見と創作
大津絵に魅了された近代の洋画家たち
楠瀬日年の江戸民衆芸術への憧憬
楠瀬日年の大津絵論
楠瀬日年の『大津絵』版画集
おわりに
註釈
参考文献 -
如来、観音、菩薩――300点超の白描画で再現する仏像入門の決定版!
釈迦如来像、百済観音像、弥勒菩薩、毘沙門天や弁財天――教科書や歴史ガイドなどでも有名な仏像、昔から秘仏として崇められる仏像の数々を、圧倒的な細密性と確かな考証に基づいた美しい白描画300点超で紹介。 仏像の形式別に分かりやすくジャンル分けし、見開き毎に画図とその名称、特徴、来歴など基礎知識がわかる解説をコンパクトに収録する。ルビ付きなので、小学生からでも読める! 鑑賞&学習に最適! 眺めているだけでも楽しく、功徳や法力も感じられる、かつてない文庫オリジナルの入門百科。
【如来形】
釈迦如来、 毘盧遮那如来、見返り阿弥陀、薬師如来、弥勒如来、仏眼仏母、定光仏、大日如来 ほか
【菩薩形】
観世音菩薩、救世観音菩薩、百済観音菩薩、千手観音菩薩、如意輪観音菩薩、弥勒菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、五秘密菩薩 ほか
【明王形】
不動明王、降三世明王、大威徳明王、金剛夜叉明王、孔雀明王、愛染明王、大元帥明王、大輪明王、無能勝明王、金剛童子 ほか
【天形】
大梵天、帝釈天、二王尊、四天王、増長天、持国天、毘沙門天、弁財天、吉祥天、伎芸天女、水天、風天、摩利支天、韋駄天、大黒天、阿修羅 ほか
【その他の諸尊形】
閻魔大王、蔵王権現、僧形八幡神、七福神、雷神、風神、十六羅漢、鍾馗、役小角 ほか -
風刺!パロディ!語呂合わせ――!自在な筆に隠された、禅の知恵を読みとく
不思議でユーモラスな書画を残した江戸の禅僧、白隠。パロディ、暗示、語呂合わせなど、独特の仕掛けに満ちた独自の世界は、生き方をめぐる智慧に満ちている。研究の第一人者が豊富な図版で読み解く決定版。 -
日本にはこんなに豊かな色彩があった! 季節で読み解く色の歳時記
化学染料を使わずに天然素材で糸や布を染めていた時代の色彩とは。植物染による日本の伝統色を追究してきた著者が、折々の季節、行事にまつわる色を解説。物語や歌に込められた四季の想いを手掛かりに、古来の色彩感覚を甦らせる。紅花(べにばな)、藍、刈安(かりやす)などによる古法の染色方法を解明しつつ、古くは平安時代にさかのぼり、日本人が色とどのように付き合ってきたかを紹介。美しいカラー写真とともに綴る、「日本の伝統色」入門書。 -
オールカラーで読む、和のミュージアム。見る楽しみ 知る楽しみ 知られざる 日本刀の世界。
戦の道具としての使命をもちながら、観るものの心をとらえる不思議な力を帯びた刀。
上古、大陸から伝来して以来、日本刀という独自の美意識はどのように生じ、現代までいかなる展開を遂げたのか。
正宗や虎徹をはじめとする名工の作風を味わうポイント、そして「名刀」の条件とは何か――。
数々の名品を生んだ日本刀剣史の基本から、現代の刀匠の仕事場、信仰や儀礼、文化財といった視点まで。
奥深き刀剣の世界へ、研究の第一人者が多彩な作品写真とともに誘う。 -
没後25年、伝説的存在であり続ける人形作家の、最新撮り下ろし写真集。
本書は人形蒐集家の片岡佐吉が、2001年より15年近くにわたり撮りためてきた可淡人形の作品集である。可淡人形の棲み家を屋内のみならず屋外に求め、撮影された。片岡佐吉は、02年、御徒町の人形博物館「マリアクローチェ」、07年、渋谷「マリアの心臓」、15年、京都・大原の「マリアの心臓」にて、可淡人形の展覧会を開催。人のみならず、生きとし生けるもの、架空の生きもの。すべてが息づく可淡人形の、永遠の棲み家がここに誕生した。
「情熱的で耽美で、大地から呻き上がるような存在感。可淡が背負っていたものは何か。人の心の底をえぐりとる可淡人形、封印された秘密の扉を僕はこじ開けただろうか。」
人形蒐集家・写真家 片岡佐吉
「人形は虚ろ。虚ろであるからこそ、それは見る者・撮る者の精神からさまざまな想いを吸収し、さまざまな“物語”をこの世に現出させるのである。」
綾辻行人(巻末エッセイより) -
手わざが生み出す美と温もり。色と文様が織り成す、知られざる切子の世界。
江戸時代、ギヤマンへの憧れから発展した切子。無色透明が粋な江戸切子に、発色が見事な薩摩切子。篤姫愛用の雛道具などの逸品から現代作品まで、和ガラスの歴史と共に多彩な魅力をオールカラーで紹介! -
永遠のモダン、新鮮なクラシック。これで琳派がわかる珠玉の1冊!
雅にして斬新、絢爛にして明快。日本の美の象徴として、広く海外にまで愛好家をもつ琳派。俵屋宗達から神坂雪佳まで、琳派の流れが俯瞰できる細見美術館のコレクションを中心に琳派作品約75点を一挙掲載! -
金魚――可愛く、美しく、ときに妖艶で切ない、愛すべき日本の観賞魚。
日本人に最もなじみ深い観賞魚「金魚」。鉢でも飼える小ささに、愛くるしい表情で優雅に泳ぐ姿は日本の文化の中で愛でられてきた。基礎知識から見所まで、美しい写真と共にたっぷり紹介。金魚づくしの一冊!
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古伊万里の歴史的名品から垂涎のコレクターものまで、オールカラーで紹介!
日本を代表する焼き物、伊万里焼。その繊細さ、美しさは国内のみならず海外でも人気を博す。人々の暮らしを豊かに彩ってきた古伊万里の歴史、発展を俯瞰し、その魅力を解き明かす、古伊万里入門決定版。
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京の味は季節の心。四季の味をすべてをレシピつきで紹介!
京都に生まれ育った料理研究家親子が、季節に即した京都ならではの料理、食材を詳説。四季折々の行事や風物誌とともに、暮らしに根ざした日本料理の美、心を美しい写真で伝える。簡単なレシピも掲載。
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手元で愛でる、壮大な宇宙。世界各国でも評価の高い盆栽を見る、学ぶ。
宮中を始め、高貴な人々が愛でてきた盆栽は、隠居の趣味の領域のものではなかった。文化としての盆栽を、名品の写真とともに、歴史はもちろん、形、見方、飾り方にいたるまでわかりやすくひもとく。
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大名から町人までをも魅了した江戸の細密工芸を楽しむ永久保存版!
わずか数センチメートルの小さな工芸品・根付。仏像彫刻と違い、民の間から生まれた日本特有の文化である。動物や食べ物などの豊富な題材、艶めく表情など、日本人の遊び心と繊細な技術を味わう入門書。
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見て学ぶ、和のミュージアム。ジャパノロジー・コレクション「妖怪」!
北斎・国芳・芳年をはじめ、有名妖怪絵師たちが描いた妖怪画100点をオールカラーで大公開!古くから描かれてきた妖怪画の歴史は日本人の心性の歴史でもある。魑魅魍魎の世界へと誘う、全く新しい入門書。
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誰もが惹かれる優美な姿と味わい。日本人が大好きな和菓子のすべて。
季節を映す上生菓子から、庶民の日々の暮らしに根ざした花見団子や饅頭まで、約百種類を新規撮り下ろし、オールカラーで紹介。その歴史、意味合いや技などもわかりやすく解説した、和菓子ファン必携の書。
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寄席や落語会で口演頻度の高い噺を厳選収録。極上のガイドブック
演目別にストーリーと主な会話、噺のオチと結末、どの噺家の十八番かなどをコンパクトにまとめる。圓生、志ん朝、小三治など、名人の落語を世に送り出してきた名プロデューサーならではの蘊蓄が満載。
※本書は角川ソフィア文庫「落語名作200席 上」「落語名作200席 下」の合本版です。 -
世阿弥の能を観るカギは「草木国土悉皆成仏」!
能に魅せられた梅原猛が、新たに取り組んだ世阿弥の世界。世阿弥の能には、草も木も、あらゆるものが成仏するという仏教の思想が見えてくる。文献とフィールドワーク調査から中世の豊かな世界が蘇る。 -
非業の死を遂げた元雅の能と祈りに迫る!
世阿弥の息子、天才能作者、修羅を生きた悲運の人。梅原猛が元雅の能にみた、中世のむごさとは――。歴史・文学・宗教から能を読み解いた画期的能芸論、ついに完結! スーパー能「世阿弥」収録。 -
能に宿る怨霊から、日本文化の根底を探る!
能は文学でも伝統芸能でもある。河勝や観阿弥の作品の根底に流れる能作者の悲劇的な人物像や中世の宗教観に光を当てる。これまで軽視されてきた文献やフィールドワークから生きた中世の世界を描き出す刺激的な論考。 -
梅原猛が中世に挑む! 歴史・文学・宗教から読み解く画期的能芸論
フィールドワーク、政治、宗教など総合的な視点から見えてきた、芸能の祖の新しい姿を描きだす。これまで公にされなかった「上嶋家文書」に光をあて、中世の能に切り込み、作品に投影された怨霊の想いと本質を語る。 -
哲学者・梅原猛が、世阿弥の恋の能で、「日本中世の闇」を解き明かす。
梅原猛が、花と月の世界で、世阿弥に出会う――。世阿弥は能で何を語ったか。世阿弥の代表的な恋の能17曲を、「恋・狂・闇・老」の視点で読み解き、作品に秘められたその思想と心に迫る! -
私たちはなぜ音楽に感動し、涙するのかを解き明かす究極の対話!
人間はなぜ音楽を生み出し、社会においてどのように役割づけてきたか? そして私たちはどのような曲を美しいと感じ、どうやってそれを受け入れていくのか? 謎の多い分野に脳科学と映画音楽の第一人者が挑む! -
終戦から平成へ、激動の戦後――日本人は「年賀状」に何を託してきたのか?
焼け跡に安否を尋ねる「お年玉はがき」の誕生から、戦後の干支廃止論争、郵政労使闘争、そして平成の「プリントゴッコ」ブームへ。われわれ日本人は年賀状に何を託してきたのか? 気鋭の郵便学者が描き出す戦後の姿。 -
330円(税込)レーベル: カドカワ・ミニッツブック出版社: KADOKAWA
キース・エマーソン スペシャル・インタビュー! プログレ黄金時代、「ELP」を今振り返る。
2013年3月20日に行われた「吉松隆 還暦コンサート《鳥の響展》」を見るために来日したキース・エマーソン。言わずと知れたEL&P(エマーソン、レイク&パーマー)のキーボード・プレーヤーだ。コンサートでは、タルカス〈オーケストラ版〉が再演され、キース・エマーソンも壇上に上がってお祝いのピアノ演奏を行うというハプニング!このコンサートを振り返りつつ、2013年に発売された『キース・エマーソン自伝』の話をはじめ、プログレッシヴ・ロックを牽引してきた彼の音楽人生をたどる貴重なインタビュー。インタビュアーはストレンジ・デイズの岩本晃市郎氏。 -
いちどは聴いてみたかった、落語の人気演目を厳選収録。
「文七元結」「千早振る」「時そば」「牡丹灯籠」ほか、落語の人気演目を厳選収録。圓生、志ん朝、小三治など、名人の落語を世に送り出した名プロデューサーならではの蘊蓄が満載。下巻演目【た~わ行】。 -
落語の初心者・上級者を問わず役に立つ、極上のガイドブック。
「子別れ」「紺屋高尾」「寿限無」「真景累ヶ淵」ほか、寄席や口演会で人気の噺を厳選収録。演目別に筋書や会話、噺のサゲ、噺家の十八番をコンパクトにまとめる極上のガイドブック。上巻演目【あ~さ行】。 -
型がわかれば歌舞伎はもっと味わい深い
「型の芸術」といわれる歌舞伎。鬘(かつら)、衣裳、台本、せりふほか、「型」は役を大きく変える。歌舞伎評論の泰斗が、型の成り立ちと変遷、役者ごとの演技を探求。歌舞伎鑑賞のコツは型にあり!
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
奇跡のミュージカル「キャッツ」とその原作の魅力に迫る!
世界中で愛されている奇跡のミュージカル「キャッツ」。ノーベル文学賞詩人の原作者・エリオットがちりばめた、言葉遊びや造語を読み解きながら、幸せ探しの旅をたどる。猫たちのプロフィールとイラスト付き。 -
世界遺産や国宝の見方が変わる!建築物のオモシロ裏話満載
「世界遺産姫路城の悲劇」「オルセー美術館を電車が通っていた?」「東京駅のレンガ造の謎」など、世界中の建築にまつわるウンチクを紹介。各国を歩いてきた建築のプロの面々による、惜しみないオタクネタ披露本。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
古典芸能の解釈、解説の第一人者・渡辺保による、新解釈の能楽案内。
盲目の名人・友枝喜久夫の繊細な動きの数々に目をとめ、そこに込められた意味や能の本質を丁寧に解説。舞台上の小さな所作に秘められたドラマと、ひとりの名人の姿をリアルに描き出す、刺激的な能楽案内。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。