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『KADOKAWA春の文芸書・ビジネス書フェア、城山三郎(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 594(税込)
    著者:
    城山三郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    流通改革に情熱のすべてを賭けた男の一生を描いた経済小説巨編!

    戦中派の矢口は激しい生命の燃焼を求めてサラリーマンを廃業、安売りの薬局を始めた。メーカーは安売りをやめさせようと執拗に圧力を加えるが……大手スーパー創業者をモデルに話題を呼んだ傑作長編。
  • 594(税込)
    著者:
    城山三郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    やっとつかんだ課長の椅子は、陰謀にまみれた、もろいポジションにすぎなかった。組織とそこに生きる人間の闇に迫る、城山三郎の長編力作

    化繊会社社員の乗村は、ようやく渉外課長の椅子をつかむ。が、仕事は外国人バイヤーに女を抱かせ、闇ドルを扱うことだった。やがて彼は、外為法違反で逮捕されることに。ロッキード事件を彷彿させる話題作!
  • メキシコに残置された支倉使節団の末裔を訪ねる旅

    慶長18年、仙台、伊達政宗の使節支倉常長を団長とし、ルイス・ソテロ等の宣教師を含む総勢180名の一行が日本の港を出航した。幾多の困難な航海の末、メキシコに到着。さらにめざすイスパニアに到る頃、日本ではキリシタン禁止令が出された! 歴史の大きな波にもてあそばれ、帰国もままならぬ侍たちの運命は……? そして現在のメキシコに日本人の末裔らしき部族が生きていると聞いた著者は二つの点を結ぶ線を求めてメキシコに飛んだか……。経済小説を日本文学に定着させた著者の独自な歴史観を示唆する長編傑作!
  • 726(税込)
    著者:
    城山三郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    宮崎康平という人ありき。ノンフィクション小説の白眉

    是が非でも、牽引力の強いあのC12機関車がほしい! 半島鉄道の田舎重役・屋代は必死だった。なにかと小会社の邪魔をする鉄道振興会の圧力をはね飛ばすために、非常手段のハンストも辞さない構えだ。なにしろ、大正時代に造られた、オンボロ機関車では、沿線の人口増の輸送に追いつけない。客車の窓ガラスはなく、屋根から雨が漏り、客は傘をさして乗っている。その上、馬力がないからたった3両の貨車しかひけず、野菜など生鮮食糧品が駅に山積みのまま腐ってしまう! 妻に愛想をつかされ、失明の悲運にもめげず、猛烈な経営者根性と湧きでるようなアイデア。すさまじい“男の生きざま”を描いた最高傑作。

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