『カドカワ祭ゴールデン2021【第2弾】(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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古典芸能であるがゆえの「お勉強感」なんて吹っ飛ばせ!
男は強くなければ生きてゆけない。やさしくなければ生きて行く資格はない。加えて粋で乙でなければならない。その上モテれば言うことない。それには――やっぱり落語でしょう!桃月庵白酒が語る「落語の骨頂」! -
江戸庶民に絶大な人気、「エクソシスト・祐天上人」とは何者か?
悪霊と対決して14歳の若妻の憑き物を落とし、市井の人々に絶大な人気を博した「江戸のエクソシスト(悪霊祓い師)」祐天上人とは何者か? 五代将軍・綱吉の時代、なぜ桂昌院を中心とする江戸城大奥の女性たちの積極的な帰依を受け、浄土宗教団のトップにまで登りつめられたのか。謎に包まれたその生涯と事蹟をめぐる伝承に迫り、祐天という稀代の人物像を通して、新興首都・江戸が抱え持つ闇の世界を明らかにする著者代表作。 -
『ドン・キホーテ』『罪と罰』から、『変身』『失われた時を求めて』まで
時を超え、世界中で読み継がれる文学の古典は、21世紀を生きる私たちにとってなお身近な感覚や切実な問いを突きつけている。
『ドン・キホーテ』『罪と罰』『ボヴァリー夫人』『失われた時を求めて』などの大作から、チェーホフやカフカ、メルヴィルの短篇まで、フィクションを読む技法と愉しみを知りつくした4人が徹底解説。
放送大学でロングラン9年の大人気講義に原典の名訳・新訳を交えて再構成した、海外文学案内の決定版。
※本書には、紙版の第16章に収録されている下記3作品の抜粋は、版権上の理由により収録されておりません。
イタロ・カルヴィーノ『魔法の庭』 (和田忠彦訳)
イタロ・カルヴィーノ『楽しみはつづかない』 (和田忠彦訳)
イタロ・カルヴィーノ『ある夫婦の冒険』 (和田忠彦訳) -
なぞの座敷童子少女現る!? 座敷童子コンビと訳あり妖怪たちがおくる平成あやかし譚。
遠野が美しい雪化粧に包まれる季節、平穏な「迷家荘」に新たな珍客が!? 妖怪小説家をしながら旅館の見習い番頭として働く緒方司貴の前に現れたのは、司貴が苦手意識を持つ家族、そして“座敷童子コンビ”の過去を知るという“女の子の座敷童子”!? ひと悶着を引き起こす座敷童子少女・律のほか、半妖のさとり少女、好々爺のぬらりひょんなど、遠野の旅館には問題だらけの妖怪や人間と共に、相も変わらず笑いや涙も集まってしまうようで……。そんな中、妖怪たちが持ち込む無理難題に司貴&童子の仲にヒビが――? どうするどうなる座敷童子コンビ!? -
武士の暮らし、思想・習俗をコミカルに活写
◆武士としては
十四歳の自刃/殉死御禁断/堪忍の代償/“柔弱”の罪/噂が武士を襲うとき/危険と困惑の日々/『武士としては』/ある日突然の武士道
◆〈職場〉の作法
二つの風潮/遅刻・欠勤規定/時間厳守の作法/遅すぎた目覚め/勇気をもって目を覚ませ/出勤拒否/しぐさの作法違い/不念と不服従/様と殿/上司の重さ/禁酒の誓約/去りゆく者たち/若き武士たちにおくる言葉
◆路上の平和
報復の街角/喧嘩両成敗法を超えて/道の正しい歩き方/鞘当/一触即発の路上/供割・供先切/平和の徹底/水撒きの作法
◆駆け込む者たち
招かれざる訪問者/駆け込む人々/文芸作品にみえる駆け込み/駆け込みを囲う法/囲わない風潮の拡がり/“騙り”の流行/仕官希望者の来訪/哀願と謝絶の作法/“たかり浪人”対策/駆け出る人々
◆火事と生類をめぐる政治
“敵は火事なり”/火災通報の音色/藩邸空間の自律性/揺らぐ自律性/藩邸内の猪狩り/狐憑き/生類憐みの波紋/過敏な対応
◆小姓と草履取り
噂の二人/美少年の愛翫/御物あがり/前髪老人/美しさの強制/隔離される身体/恋の制裁/少年と草履取り/前髪の黄昏
◆死の領域
助命/おさん、茂兵衛の場合/法衣のサンクチュアリ/「法」のせめぎあい/捨てられる屍/漂う屍/河鍋暁斎のみたもの/土左衛門伝吉/死体処理の悩み/死から遠ざかる武士/試し斬りの専業化
◆見いだされた老い
天野長重の略歴/テーマとしての健康/性の自己規制/七十歳以上定年制/六十歳の壁/老いの翳/幼少への眼差し/女と妻/家政の眼/八十五歳の円寂
◆増補 「『守山日記』にみる“かぶき”終焉の時代像(抄)」
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古代の詩歌のひびきを蘇らせた、奇蹟の歌人。全歌集を収める初の文庫版!
折口信夫(釈迢空)は近代日本にまるで奇蹟のように、古代の心、古代の詩歌のひびきを、鮮烈に蘇らせた歌人であった――。
短歌滅亡論を唱えるも、その真意は再生への願いであり、日本語の多彩な表記を駆使しながらつねに短歌の未来と格闘し続けた。折口が残した6冊の歌集に私家版・自筆選集、短歌拾遺、さらに関東大震災に直面し、短歌形式に収めることのできない苛烈な体験を詠んだ詩作品含めた、初の文庫全歌集。
「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」
生涯「旅びと」であった折口の姿が立ち現れてくる。
(目次)
海やまのあひだ
春のことぶれ
水の上
遠やまひこ
天地に宣る
倭をぐな
私家版・自筆選集
短歌拾遺
詩拾遺
解題
解説 岡野弘彦
略年譜
作品初句索引 -
近代俳句の金字塔を築いた飯田蛇笏。初の文庫版全句集!
〈春めきてものの果てなる空の色〉
〈くろがねの秋の風鈴鳴りにけり〉
〈誰彼もあらず一天自尊の秋〉
郷里甲斐の地に定住し、雄勁で詩趣に富んだ俳句を詠み続けた飯田蛇笏。格調高く、気魄に満ちたその作品群は、現代俳句の到達した一典型として俳句史に足跡をとどめて他の追随を許さない。第一句集『山廬集』から遺句集『椿花集』まで、既刊9冊の句集を完全収録する初の文庫版全句集。略年譜、季題索引付き。
解説・井上康明
(目次)
山廬集
霊芝
山響集
白嶽
心像
春蘭
雪峡
家郷の霧
椿花集
解説 井上康明
略年譜
季題索引 -
〈死の色〉を視る美少女と死体を探す幽霊の、ひと夏の冒険の物語。名作学園ホラー『Another』、驚愕の続編!!
聞かせてあげようか。あなたの知らなかった、この夏のお話。
異能の美少女・見崎鳴は語りはじめる。1998年、夏休み。かつて夜見山北中学の三年三組で〈現象〉を経験した青年に会うため、〈湖畔の屋敷〉を訪れた時のことを。鳴が遭遇したのは、三ヵ月前に謎の死を遂げた青年の幽霊、だった。行方の分からない自分の死体を探す幽霊と鳴の、謎めいた冒険の結末は――!?
解説・朝霧カフカ -
探偵は、壁越しに推理する――部活と少女と少年の爽やか学園ミステリ!
弓道部、漫画部、学園際、修学旅行……美しい被写体を追い求める写真部・有我遼平の周りには難事件が続発。しかし、正体不明の女生徒は事件の真相をことごとく言い当てる。探偵少女と写真少年の推理と恋の推理劇。 -
巨匠・筒井康隆の、とびっきりブラックで笑える掌篇集。解説・星新一。
「超能力」「星は生きている」「最終兵器の漂流」「怪物たちの夜」「007入社す」「コドモのカミサマ」「無人警察」「にぎやかな未来」など、41篇の名ショートショートを収録。 -
――このままでは終わらせない。小玉、誓いの戦い
小玉に差し出された帳簿に不自然に出てくる「維山」という地名。それが鄒王の死、さらには明慧の死に繋がるものと見た文林は、小玉に直接調査を託す。陳校尉として彼の地に乗り込んだ小玉が目にしたものとは――!? -
『華アワセ 姫空木編』の後日談小説が発売!
『華アワセ』シリーズ2作目『姫空木編』のエンディング後をベースに、姫空木と主人公のエピソードを中心にオムニバス形式で構成。互いに心を通い合わせて、「ひとつ先に進むまで」の物語とバッドエンド後を綴ります。また、過去にB’s-LOGに掲載されたSSの再録に合わせて、本書用に新たに書きおろしたエピソードを盛り込んだ作品です。 -
あなたの心の海に落とした、大切なものは何ですか?
いつものように、深海カフェのドアを開いた倫太郎。しかし、いつも迎えてくれる店主深海(ふかみ)の姿はなく、店内はまるで何年も無人だったかのようにホコリが溜まって……。一体何があったのか? -
文學界の巨匠、筒井康隆初のライトノベル、文庫化!
ウニの生殖の研究をする超絶美少女・ビアンカ北町。彼女の放課後(オーバースタディ)は、ちょっと危険な生物学の実験研究にのめりこむ、生物研究部員。そんな彼女の前に突然、「未来人」が現れて--! -
ベランダ菜園&クッキングで繋がる、園芸ライフラブストーリー!
進学を機に一人暮らしを始めた栗坂まもりは、お隣のイケメンサラリーマン亜潟葉二にあこがれていたが、ひょんなことからその真の姿を知る。彼はベランダを鉢植えであふれさせ、植物を育てては食す園芸男子で……!? -
かわい過ぎて困っちゃう猫、ナロのごきげんな毎日。
家と塀のすき間に落ちていた猫「ナロ」が、やさしい母さんたちの愛を栄養に、のびのびと過ごす姿を描いたフォト&イラストエッセイ。笑って、やがてほっこりする一冊です。 -
かわいすぎる子猫の、愛いっぱいの日々。
生後4日目で拾われて、優しいにんげんの子になったナロ。噂の美猫が、のほほんと暮らす毎日を、写真とまんがで綴る。心がほんわかあったかくなる一冊! -
「いつの日も、汽車が走っていた」――鉄路の変遷に時代を見て人生を重ねる第6巻。「書き下ろし自筆年譜」と「著作一覧」も収録する完結編。「月報6」付き。
少年時代から変わらぬ好奇心で、汽車旅の魅力を軽妙に語り、変わり行く鉄道の姿を淡々と描き出す。
【収録作品】/『時刻表ひとり旅(抄)』『終着駅は始発駅(抄)』『汽車との散歩(抄)』『鉄道旅行のたのしみ(抄)』『車窓はテレビより面白い(抄)』『日本探見二泊三日(抄)』『旅は自由席(抄)』『夢の山岳鉄道(抄)』『線路の果てに旅がある(抄)』、書き下ろし自筆年譜、著作一覧
【月報6】/「小学校時代と宮脇俊三君」(田村明)、「中央公論社時代の宮脇さん」(藤田良一)、「〈連載〉近くにも旅はある(6) 水郷の鉄道周遊」(宮脇俊三) -
「消えた鉄道には、妖しい旅情がある」――失われた鉄路の面影を求める第3巻。「月報3」付き。
地図を片手に、廃線跡を行く。失われゆくものへ愛情に充ちた眼差しをむけ、時間に埋もれた歴史のひとこまを描き出す。
【収録作品】/『旅の終りは個室寝台車』『線路のない時刻表』『失われた鉄道を求めて』『途中下車の味』
【月報3】/「鉄道趣味の世界と宮脇さん」(和久田康雄)、「「鬼軍曹」は語る」(中村彰彦)、「〈連載〉近くにも旅はある(3) 東京湾岸一周」(宮脇俊三) -
「もっと、乗り続けていたかった」――悠久の大地を行く至福の汽車旅をつづる第4巻。「月報4」付き。
シベリア、中国、インド。あこがれの大地を行く、とっておきの汽車の旅。旅情豊かに各国の素顔をつづる海外乗車紀行。
【収録作品】/『シベリア鉄道9400キロ』『中国火車旅行』『インド鉄道紀行』
【月報4】/「市電切符リレー」(小池滋)、「宮脇さんの懐しい旅」(川本三郎)、「〈連載〉近くにも旅はある(4) ゆりかもめ、水上バス、国技館」(宮脇俊三) -
「それは限りなく楽しいものであった」――郷愁に充ちた汽車旅の味わいを綴る、鉄道紀行作家・宮脇俊三の集大成。「月報1」付き。
汽車旅の味わいをしなやかにつづる珠玉の紀行。忘れがたい郷愁に充ちた旅の日々の安らぎ――文学として確立された鉄道紀行の集大成!
【収録作品】/『時刻表2万キロ』『最長片道切符の旅』『汽車旅12カ月』
【月報1】/「快い文学」(吉村昭)、「宮脇俊三さんのこと」(種村直樹)、「〈連載〉近くにも旅はある(1) 横川駅と旧沓掛駅」(宮脇俊三) -
「汽車旅に余計なものはいらない」――溢れる思いを乗せて汽車旅をつづる第5巻。「月報5」付き。
ペルー、アフリカ、北欧、台湾、韓国、サハリン。高山を越え、海峡を渡る汽車の旅。多様な世界のきらめきを紡ぎだす海外乗車紀行。
【収録作品】/『台湾鉄路千公里』『椰子が笑う 汽車は行く』『汽車旅は地球の果てへ』『韓国・サハリン鉄道紀行』
【月報5】/「シグナルは青」(青木玉)、「宮脇さんと海外鉄道紀行」(青木栄一)、「〈連載〉近くにも旅はある(5) 舟運の商都、栃木市」(宮脇俊三) -
「鉄道に乗るための旅を重ねてきた」――鉄路が結ぶ忘れ得ぬ心の情景をつづる第2巻。「月報2」付き。
時刻表好きの少年は、終戦の日も定刻通りに走る汽車を忘れなかった。さりげない日常の点描が、激動の時代を語る。鉄路が結ぶ忘れ得ぬ心の情景。
【収録作品】/『増補版 時刻表昭和史』『時刻表おくのほそ道』『終着駅へ行ってきます』
【月報2】/「宮脇さんと汽車」(北杜夫)、「『時刻表戦後史』をお願いできませんか。」(原田勝正)、「〈連載〉近くにも旅はある(2) 小江戸号と川越」(宮脇俊三) -
己の性根に従って生きる孤高の刀鍛冶、一戸前国包、見参!
『風の市兵衛』の著者入魂! 書き下ろし時代小説、新シリーズ開幕!
鍛え抜かれた刃鉄のように純粋で強靱な、孤高の刀鍛冶・一戸前国包、見参!
時は元禄。
一戸前国包は京橋南の弓町で刀鍛冶を営み評判を呼んでいた。
家宝の刀に魅せられて以来、武士の身分を捨て刀鍛冶に心血を注いできたが、ある時、本家を通じて老中格・柳沢吉保の配下から密命が下る。
武蔵川越領で村人を斬殺した旗本の子弟を斬ってほしい、と。
「天稟の素質」と言われた神陰流の達人である国包の下した決断は――。
孤高にして矜恃を失わぬ男の熱き生き様が胸を打つ、書き下ろし新シリーズ第一弾! 解説・北上次郎
「もしいま、書店でこの文庫本を手にとって迷っているなら、『ちょっと面白いよ』と、あなたの耳元で囁きたい。ただいま、そんな気分である。」(解説より)
――文芸評論家 北上次郎氏 -
岡の「情緒」思想の根底にある仏教への思索を深めた書。解説・若松英輔
「人が現実に住んでいるのは情緒としての自然、情緒としての時の中である」西欧的な物質主義ではない、日本的情緒の大事さを説き続けた岡潔。その思想の根底にはつねに仏教の叡智があった。釈尊の再来と仰いだ山崎弁栄の言葉を辿り、芭蕉の句に日本古来の情を見、時に脳の働きにも注目しながら、情緒の多様な在り方を探る。数学研究での実体験や教育についての対話、仏洋行記も交え仏教への思索を深めた書。解説・若松英輔 -
プロジェクト月花監修による『唐紅/うつつ編』公式ビジュアルファンブック
2015年8月19日に発売されたゲーム付きムック『華アワセ 唐紅/うつつ編』の公式ビジュアルファンブックです。カバーは、キャラクターデザイン・由良氏による描き下ろし美麗イラストを使用。制作プロジェクト・月花氏全面監修のもとお届けする本書には、『B's-LOG』に掲載されたイラストをはじめ、キャラクターイラスト、イベントCGなど豪華絢爛な由良氏のグラフィックを大判サイズで掲載。また、攻略情報や由良氏と月花氏の開発インタビューほか、今では入手することが難しい期間限定で配信・販売された特典ボイスやシチュエーションドラマCDのシナリオも収録しています。 -
隔離された地下牢で暮らすのは、真田幸村の孫……!? 豊臣家の財宝をめぐる傑作時代冒険小説!
遠い離れ小島の地下牢に、父母の名も知らされずに閉じ込められている少年・源太郎。彼の唯一の楽しみは、毎夜忍んでくる「カラス」という謎の男から、剣術や読み書きを習うことであった。そんなある夜、妖術使いの一団に誘拐された源太郎は、自分があの名将・真田幸村の孫で、足の裏のほくろは、豊臣家の財宝のありかを解く鍵であることを知った――! 財宝のありかはどこに? そして源太郎を陰に日向に助ける「カラス」の正体は? 日本SF界の巨人とも呼ばれる矢野徹が贈る、傑作時代冒険小説! -
皇帝に新たな寵姫登場!? 揺らぐ後宮に、小玉は――?
文林が謝充媛のもとに足繁く通うようになった。「文林に新たな出会いをあげよう計画」が成功したと喜ぶ小玉だったが、後宮内は微妙な空気に……。そこで小玉は二人のもとに自ら赴き、ある決意を表明する――!? -
御用人“本採用”となった良彦が今回は九州へ!? 大人気シリーズ第5弾!
晴れて御用人の本採用となった良彦。しかしやっぱり交通費はゼロ。それでも今回は九州遠征までさせられて、あの夫婦神の板挟みに……!? 有名すぎる日本の英雄、強烈なお供を連れた七福神の一柱。彼らの御用のために、良彦は穂乃香の助けを借りながら走り回る。果たして二人の仲の進展は……? それ加えて、あの超現実主義神職に神様が恋わずらいってどういうこと!? もはやただの食いしん坊キャラになりつつある狐神・黄金と、そろそろ将来が不安な貧乏フリーター良彦が奔走する、大人気シリーズ第5弾! -
究極の遺伝子を巡る壮大なアクション小説!横溝正史ミステリ大賞受賞作!!
東京都監察医務院が突然、武装グループに襲撃された。人質となった女性助教授・神ヒカルは、遺伝子医療を巡る謀略戦に巻き込まれていく……生命の根源を描いたエンタメ大作、ここに誕生!! -
あなたの心の水底に落としたもの、さがして差し上げます。
高校生の倫太郎には子供の頃、大好きな《兄》を失った悲しい思い出がある。《兄》の失踪宣告が成立した日、倫太郎は《兄》の好きだった水族館に行き、そこに「海底二万哩」という名のカフェの扉を見つけるが……。 -
あなたは、大切な人にちゃんと伝えていますか――?
30代半ば、人生停滞気味の脚本家の卵、良子が出会ったノート。それは遺される人に自分の想いを伝えるためのものだった。そこに書かれていた過去の真実が良子の人生を変え始め……心震わす感動の物語。 -
累計57万部超のベストセラー、第9弾!
怪異を知る者でもにわかには信じがたい、神話上の存在。だが、それはいた。 身長2000メートル、超弩級の怪異。ダイダラボッチの出現は終末すら予感させるものだった。そのひと足で町が壊滅する。天災級の怪異に、公安調査庁、防衛省も動く事態に発展する。 防衛省幹部、幕僚らが居並ぶ席に、ラフな服装の青年がひとり。場違いな雰囲気をこれ見よがしに発散する湊である。人知が及ばぬ無敵のダイダラボッチに対し、湊は驚くべき作戦を提案する。それは神話を現代物理学で解明する、神への挑戦とも言えるものだった。 -
文芸評論家 細谷正充氏推薦! ブラック商家に、ゲス若旦那。許せぬ奴らを完全論破。この「くじ」、大当たりだ。
元川越藩士の叶柳一郎は旅の途中で喜兵衛という老人の危難を救った。江戸に出た柳一郎は、剣術道場の開業資金二十両を預けた紙問屋の手代・平吉を訪ねるが、行方が知れない。困った柳一郎は、喜兵衛の営む公事宿を訪れる。喜兵衛は柳一郎の捜索を手伝い、平吉を見つけ出した。ところが平吉は、柳一郎から預かった金を、病気の母の薬代に使い込んでしまっており……。剣でなく弁論で、弱きを助け、悪を懲らしめる。江戸の弁護士・公事師物語。 -
人間ってやっぱり面白い!!森田芳光監督デビュー作の続編オリジナル小説
昭和の懐かしい町並みが残る下町・谷中を舞台に、新人落語家と師匠の娘が行方不明になった先輩を捜し出すため奔走する。何者にもなりきれない現代人へのんびり生きる楽しさを教えてくれる下町人情エンタテイメント! -
『愛』を探す探偵の物語が、番外編で登場。
目に見えない物を“視る”ことで事件を解決する探偵・日暮旅人が、待望の帰還! 保育園の帰り道、旅人に内緒で捨て猫を拾った灯衣ちゃん。子猫のワタゲとの温かい日常を描く『テイちゃんと子猫と七変化』。 ヴェールに包まれた旅人の高校時代。そこには、旅人に寄り添った優しき兄妹との時間と、秘められた恋の物語があった――『君の声』。 ほか、嵐の洋館で像の呪いに旅人が挑む『像の殺意』、廃校の謎を紐解く『畢生の接ぎ』、旅人が五感を失わなかった世界を描く『愛の夢』など、本編では語られなかった物語全5編を収録した番外編。 -
代理人、再び遠野へ! うらぶれ妖怪小説家と訳あり妖怪たちがおくる平成あやかし譚――。
しがない妖怪作家・緒方司貴のもとに、遠野から不思議な宅配便が届いた。その中身とは……可愛い子狸の妖怪!? 異変を感じた司貴は、相談役「座敷童子の代理人」として、子狸を連れて遠野の旅館「迷家荘(まよいがそう)」を再び訪れる。 今回の妖怪たちの悩みとは、六角神社で行われる「妖怪祭り」の大騒動。司貴は、相棒である童子や河童たちとカラス天狗たちを説得するが、さらに増える子狸と天女の問題。 そんなてんこ盛りの悩みと向き合う中で、司貴と童子の“座敷童子コンビ”は過去の記憶を少しずつ取り戻し……。 訳あり妖怪たちがおくる、笑って泣ける平成あやかし譚。 -
目が見えなくなっても私は私。愛と感動の半生!
高校三年春にベーチェット病を発病、そして27歳で失明。しかし、結婚し一児をもうけ、犬嫌いを克服して始めた盲導犬との生活が彼女を変えた! 困難に満ちた人生を力強く生きる著者の、感動ポジティブ人生!! -
盲導犬ベルナとの出会いと別れをつづった愛と感動の物語。
つらい闘病生活を終え、夫の腕に抱かれて眠ったようなベルナ…。おだやかな早春の光の中、私は盲導犬ベルナと暮らした、もう二度と戻ることのない13年間の日々を思い出すのです。「ベルナのしっぽ」感動の続編。 -
事件の背後に蠢く邪悪な影の正体は――?
人間の世界で研修中の天使・マリと、地獄から成績不良で追い出された悪魔・ポチが流れ着いた町では、奇怪な事件が続発していた。マリはその背後にある邪悪な影に気がつくのだが……。 -
あの感動の盲導犬物語『ベルナのしっぽ』の続編!
13年間生活を共にした盲導犬ベルナと最愛の夫を相次いでなくし失意の底にいた主人公のもとに二頭目の盲導犬ガーランドがやってきた。ベルナと正反対の性格にとまどう主人公だったが…。感動の盲導犬物語、第二弾。 -
人はいつでも、生き直せる――。温かい人情が胸を打つ、書き下ろし時代小説!
伊勢神宮から江戸にやってきた若き神主・白川丹波は、油問屋『出羽屋』主人・寛左衛門の心の内を探ろうとする。強引な商売で出羽屋を江戸屈指の大店に育て上げ、神も仏も信じぬと言い切る嫌われ者。だが彼は、誘惑を断ち切ってくれることで有名な神社のお守りを、大切に持っていたのだ。そんな折、出羽屋に押し込みが入る。この事件、寛左衛門の隠された過去が関わっており――。切なさが胸に沁みる、人気シリーズ第2弾! -
人生の最後の峠に立つ”私”に訪れたのは思いもよらない遊びだった!
詩を創りはじめて1年半の「人生の最後の峠に立っている」内藤里永子は、あるとき詩人・谷川俊太郎と詩遊びがしたいと願った。その願いは叶えられ、都内の小さな場所で、11のお題に対して、交互に自分の詩を披露しあった。本書はその詩をすべて掲載。さらに本書のために書き下ろした谷川の新作「ことばのかくれんぼ」を収録した。 -
「先帝の遺児」にざわめく後宮。皇后・小玉の決断は……!?
先帝の遺児、出現――。突然帝国に投げ入れられた火種に、宮中は大混乱! 様々な思惑が渦巻く中、なぜか静観する皇帝・文林。そんな中、小玉は文林失脚に備え、彼と鴻を連れて後宮から逃げる準備をはじめていて!? -
金髪碧眼の新入部員と新たな試練と出会う春。どうするどうなる、カブキブ!
カブキ同好会に新入生がやってきた! カブキ部昇格に向け張り切るクロだったが、新たな指導員が決定したことから、話はおかしな方向に。新指導員のスパルタ入部テストのせいで、新入部員がどんどん減っていき……。 -
天使のマリと、悪魔の黒犬ポチが贈る、冒険ロマンミステリー
研修中の天使マリと、地獄から叩き出された悪魔ポチ。今度のアルバイトは、須崎照代と名乗る女性の娘として、彼女の父親の結婚パーティに、出席すること。実入りのいい仕事と二つ返事で引き受けたが……。 -
不思議なペットが大切な思い出を呼び起こす、やさしく切ない奇跡の物語。
ペットショップ「夢幻楼」を訪れた老紳士から、病床の妻が失った記憶を引き取りたいと依頼された店主の雅(みやび)。形見にしたいとの願いに雅の決断は……。雅とギン、兄弟の過去も明かされるシリーズ第二弾! -
信長が勝つか、顕如が凌ぐか――?! 群雄割拠の時代を舞台に、両者の激しい対立を描いた歴史長編。
尾張統一にむかいつつあった織田信長は、桶狭間の戦いに勝利を収めたのち、ながいあいだ、一向宗の勢力に悩まされていた。当時、諸国一向一揆を結集した本願寺教団の威力は将軍に匹敵し、盟友徳川家康も、領国三河の一向宗を弾圧しようとしてあやうく敗北するほどの苦戦を喫していた。「一向一揆を平均(征伐)いたさねば、大名分国は成りたたぬだわ」――顕如上人率いる石山本願寺と織田信長の戦いを描いた長編戦国歴史小説。 -
御用人シリーズ待望の4巻目は和歌山出張! 良彦と黄金のコンビが、古代紀国の謎に迫る!
毎夜、夢に現れ「忘れるな」と告げる女性に恐れを抱く神様・天道根命(あめのみちねのみこと)。力を削がれ昔の記憶を失ってしまった神様からの御用は、その女性が誰なのか突き止めて欲しいというものだった。 夢の女性が挿していたという簪(かんざし)を頼りに、良彦と黄金は天道根命が国造(くにのみやつこ)の祖として治めた和歌山へ向かう。そこで出会ったのは、良彦のかつての野球仲間で……。 神代の時代に征伐された者と征伐した者。和歌山を舞台に、埋もれた歴史と人の子たちの想いが、いま紐解かれていく――。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。