『カドカワ祭ゴールデン2021【第2弾】、三好徹(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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スカルノ失脚す…推理作家協会賞受賞のスパイ小説
――ベトナムで大量の殺戮が行なわれているとき、バンドンでひとりの日本人カメラマンが惨殺された。たちこめる腐臭、死体の右眼はえぐりとられ、無気味な空洞をつくっていた……。軍の高級将校が幅をきかし、政情不安がつきまとう複雑なインドネシア政界の“黒い影”? 焼きつけるような強い陽差しの中で、日本人特派員の身辺にせまる血なまぐさい殺人事件!インドネシアを震憾させた1965年9月のクーデターに取材した、スパイ小説の決定版。 -
〈ヒロシマ〉を軸に展開する謎…著者会心の本格推理
その時、ドアはせっぱ詰まった調子で叩かれた。「あけてください! 殺人事件の犯人はぼくじゃありません」。原爆孤児であることが条件で、ミツオという名の莫大な遺産相続人捜しをきっかけにして起きるミステリアスな事件の数々……。めまぐるしく展開するこのシンデレラ捜し物語は、あのヒロシマの悲劇の瞬間から20年後の8時15分、その真相が暴露されようとしていた……。考えぬかれ、張りめぐらされたアリバイトリックと黒い罠! 推理小説の醍醐味を満喫させる三好徹会心作! -
幕末・維新の4件の暗殺事件を推理・検証する傑作集
慶応3年11月15日、京は河原町近江屋2階で会合していた坂本竜馬と中岡慎太郎のふたりを3人の刺客が急襲、ふたりは凶刃に倒れた。犯人は新選組か、京都見廻組か……? だが、この暗殺者をめぐって、今日新しい疑問が…!(「竜馬暗殺異聞」)。すべての人間が政治という巨大な歯車に巻き込まれ、人間の意思を超えた歴史の流れの中に浮き沈みした幕末・維新――この時代に起こった4つの要人暗殺事件の真相を、三好徹が推理的手法で追及する“歴史推理小説集”。ほかに「博文暗殺」「参議暗殺」「暗殺始末」を収録。
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