セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
GWコイン大還元祭
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『歴史、カドカワ祭ゴールデン2021【第2弾】(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全161件

  • 594(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    監修・訳注:
    中村啓信
    出版社: KADOKAWA

    古事記にもない出雲神話と地名の由来。読みやすい現代語訳付き!

    報告書という性格から、編纂当時の生きた伝承・社会・風俗を知ることができる貴重な資料。下巻には、現存する5か国の中で、豊後国・肥前国と後世の諸文献から集められた各国の逸文をまとめて収録。
    ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 594(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    監修・訳注:
    中村啓信
    出版社: KADOKAWA

    現存する風土記がすべて読める、待望の文庫版!

    風土記は、8世紀、元明天皇の詔により諸国の産物、伝説、地名の由来などを撰進させた地誌。現存する資料を網羅し新たに全訳注。漢文体の本文も掲載する。上巻には、常陸国・出雲国、播磨国風土記を収録。
    ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 文明開化もどこ吹く風、明治こそ「怪奇の時代」だ!

    文明開化に沸き返る明治の世。妖怪たちは、新聞という新たな棲息地で大繁殖していた!新聞各紙が大真面目に報じた百花繚乱の怪奇ニュースが、今ここによみがえる。当時の挿絵とともに現代語で楽しむ文庫版妖怪新聞。
  • 528(税込)
    著者:
    池波正太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    剣聖塚原卜伝の晩年を描く表題作をはじめ、傑作時代小説集

    諸国の剣客を相手に勝利をおさめた戦国時代の剣豪塚原卜伝は、一度も不覚をとることなく、敵を討ち取ること二百余人に及んだという――この卜伝が武田信玄の招きを受けて甲斐の国を訪れたのは、71歳の老境に達した春だった。ここで、六尺豊かな大男の薙刀使いの名人に最後の試合を申しこまれたが…。枯淡の境地に達した剣豪卜伝を描いた表題作ほか、南部藩で鬼目付と呼ばれた侍の人間的苦悩、明治維新の激動期に数奇な運命をたどる青年剣客等、多種多彩な人間と時代を取りあげた著者会心の歴史小説集。
  • 願いはひとつ、添い遂げること、はなと良太の行く手を阻むものとは──。

    神田の一膳飯屋「喜楽屋」で働くはなのところに、ひとりの男が怒鳴り込んできた。男は、鎌倉の「縁切り寺」に逃げようとする女を追ってきたという。弥一郎の機転で難を逃れたが、次々と厄介事が舞い込む。
  • 814(税込)
    著者:
    垣根涼介
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    信長の渇望と、家臣たちの焦燥。信長の内面を抉る、革新的歴史小説!

    「垣根涼介の時代小説こそ
     真に『独創的』という言葉がふさわしい。」
    ――恩田陸氏

    何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか――。
    斯界の絶賛を受けた歴史長編、ついに文庫化!

    織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。
    家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。
    どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか……と。
    信長は周囲の愚かさに苛立ちながらも、軍事・経済の両面で戦国の常識を次々と打破。怒濤の血戦を制してゆく。
    不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!
  • 814(税込)
    著者:
    垣根涼介
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    すべて敵だ。正義などない――。人間の根源に肉薄した、歴史小説の金字塔!

    「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」
    ――細谷正充氏(文芸評論家)

    信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。
    が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が? 
    焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。
    理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!
  • あらぬ罪をかぶせられて、遠島になった角次郎! 善太郎は救えるのか!?

    冤罪で島流しになってしまった、大黒屋の主・角次郎。協力関係にある羽前屋の助けを借りつつ、罪をかぶせた犯人探しに奔走する善太郎。 善太郎の苦悩、そして成長に目が離せない新章第二弾!
  • 792(税込)
    著者:
    小杉健治
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    向島と花街を舞台に繰り広げられる、時代小説ミステリ。

    向島で箱屋をしている二十八歳の新吉は、役者のような色気がそこはかとなく漂っている、女たちの目を引く男だった。
    ある日、向島で「桜家」の主人・仙太郎の絞首体が見つかった。同心は自死と決めつけていたが、新吉は、死体の近くに手ぬぐいが落ちており、さらにその切れ端が死体の口にあったことから、殺されたとみて、犯人を追う。一方、南町定町廻りの同心・扇太郎が、花街で起きている連続殺人事件を捜査していると、次に起こると考えられるのは、向島ではないかと推測する。そこで、対岸まで噂が広がっている向島の芸者・お葉に事情を聴きに行くと、そこで新吉と出会うが……。事件に隠された、驚くべき真相とは!?
    花街と向島を舞台に、繰り広げられる、時代小説ミステリ。
  • 疲れた心と体を優しい料理で癒したい。大好評グルメ時代小説、待望の続編!

    「料理で人を救いたい」
    幼い頃に両親とはぐれ、吉原で育てられた佐保は、人に足りない栄養を見抜く才能を生かし医学館で勉学を続けていた。
    ある日、芝居に誘われた佐保はそこで幼馴染みの颯太を見かけた。
    颯太は芍薬の花のような美貌を持つ人気役者・夢之丞と昵懇の仲だが、その夢之丞が気鬱でふさいでいるという。
    佐保は夢之丞を料理で癒やす大役を任される。
    佐保が選んだ意外な食材とは?
    大好評グルメ時代小説第2弾!
  • 新章開幕! 羽前屋の婿となった善太郎に、新たな試練が!!

    羽前屋に旗本吉根家の用人から、米を仕入れてほしいと依頼があった。同じ頃、角次郎は藩米の仲介仲間の寄り合いで、仙波屋に声をかけられ、吉根家を紹介される。どうやら取引には裏がありそうで……。
  • 748(税込)
    著者:
    高田在子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    はなの心を揺さぶる事態が──、それはいったい誰なのか。

    はなの働く神田の一膳飯屋「喜楽屋」に、人形師の達平たちがやってきた。出羽からきたという達平は仲間たちと仕事のやり方で揉めているようだった。じっと堪える達平は、故郷の料理を食べたいというが……。
  • 教え子たちは旅立ち、新たな春がやってくる。感動の完結!

    子供たちに読み書きを教える「薫風堂」の師匠・雁野直春は、新たな年を迎え、自らの境遇に決着をつけようとしていた。それは、三千八百石の旗本・春田家の養子入りを断ることだった。シリーズ、堂々の完結
  • 748(税込)
    著者:
    鷹井伶
    編集協力:
    文芸工房シェルパ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    こんなグルメ時代小説を待っていた!

    幼き頃に江戸の大火で両親とはぐれ、吉原で育てられた佐保には特殊な力があった。体の不調を当て、症状に効く食材を見出すのだ。やがて佐保は病人を救う料理人を目指す。美味しくて体にいいグルメ時代小説!
  • 足利義昭と明智光秀、二人の出会いは、必然だったのか。書き下ろし歴史長編

    織田信長から助力を得て、上洛を果たした足利義昭は、兵力もない形ばかりの将軍となった。だが、才気溢れる明智光秀との出会いが、彼の心を大きく揺るがしていく──。新たな視点で描かれる本能寺の真実とは。
  • 高価な料理よりも、心を込めた愛情料理。感動のグルメ時代小説。

    はなの働く一膳飯屋「喜楽屋」に女将・おせいの恩人である根岸のご隠居が訪ねてきた。ご隠居は、友人の隠居宅を新築してくれた大工の丸仙を招待し、喜楽屋で労いたいというのだが……。感動を呼ぶ時代小説
  • 祐源が引き取った亮吉を巡る事件の裏には——

    訳あって祐源が引き取った亮吉だったが、父親の親友だという人が現れた。父親の面影をおって、忠孝園を出た亮吉だったが……。親と子供、家族の様々な形が描かれる、感動の時代小説。
  • 792(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    千利休と対照をなし、”天下泰平の茶”を目指した稀代の大茶人・小堀遠州!

    千利休、古田織部、徳川家康、伊達政宗——。当代一の傑物たちと渡り合い、天下泰平の茶を目指した茶人・小堀遠州の静かなる情熱、そして到達した""ひとの生きる道""とは。あたたかな感動を呼ぶ歴史小説!
  • 商いは最後に笑ったものの勝ち!日本一の商人を目指す男の奮闘記。

    日本一の「江戸店持京商人」になろうと修業し、実家の茜屋にもどってきた清兵衛。だが店は、父親の放蕩三昧で火の車だった。なんとか立て直したものの、問題は山積み。新たな名品を扱うため、奔走するが…。
  • 748(税込)
    著者:
    高田在子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大切な人へ、心のこもった料理を。大人気書き下ろし時代長編。

    一膳飯屋「喜楽屋」で働くはなのところに、相撲取りの雷衛門が飛び込んできた。相撲部屋で飼っていた猫の「もも」がいなくなったという。「もも」は皆に愛されており、なんとか探してほしいというのだが…。
  • 『父からの手紙』の著者が、親と子に通う情を描き出す時代小説新シリーズ!

    因縁をつけられて父親を無為に殺された高井伊八郎は、加護藩からひとり、江戸に仇討ちに出てきていた。憎き仇の名は、竜崎又右衛門。長らく仇を見つけられぬまま、行き倒れた伊八郎が助けられ意識を取り戻すと、そこは多くの恵まれない生い立ちの子どもを引き取って育てている、忠孝園という施設だった。そして、忠孝園を運営する有徳の士・祐源は、話に聞いていた父の敵、又右衛門と面影がそっくりだった――果たして、祐源の正体は善人の面をかぶった極悪人なのか? 自分が祐源を斬ったら、遺された子どもたちはどうなる??様々な黒い噂も耳に入り、伊八郎は真実を突き止めるべく、祐源に近づこうとするのだが――

    さまざまな人生模様が交差する人情時代ミステリ!
  • 1,628(税込)
    著者:
    羅貫中
    訳者:
    立間祥介
    出版社: KADOKAWA

    中国大河小説史上最大のベストセラー!NHK人形劇の立間訳が待望の復刊。

    司馬氏が力をつけ、三国時代はいよいよ終わりへと向かう――。NHK人形劇で人気を博した 立間祥介訳で蘇る壮大なロマン! 2019年夏、東京国立博物館で大規模な三国志展も開催。
  • 1,628(税込)
    著者:
    羅貫中
    訳者:
    立間祥介
    出版社: KADOKAWA

    中国大河小説史上最大のベストセラー!NHK人形劇の立間訳が待望の復刊。

    ついに曹操対孫権の直接対決が始まった――。NHK人形劇で人気を博した 立間祥介訳で蘇る壮大なロマン! 2019年夏、東京国立博物館で大規模な三国志展も開催。
  • 1,628(税込)
    著者:
    羅貫中
    訳者:
    立間祥介
    出版社: KADOKAWA

    中国大河小説史上最大のベストセラー!NHK人形劇の立間訳が待望の復刊。

    劉備、関羽、張飛の三豪傑が乱世を正すべく義兄弟の契りを結び立ち上がる--。NHK人形劇で人気を博した 立間祥介訳で蘇る壮大なロマン! 2019年夏、東京国立博物館で大規模な三国志展も開催。
  • 1,628(税込)
    著者:
    羅貫中
    訳者:
    立間祥介
    出版社: KADOKAWA

    中国大河小説史上最大のベストセラー!NHK人形劇の立間訳が待望の復刊。

    曹操に大敗した劉備元徳、稀代の策士・諸葛孔明を三顧の礼をもって軍師に迎え、ついに赤壁の戦いへ――。孔明、七星檀を築いて東風を起こし、八十万の曹操軍が火の海に包まれる!怒涛の第二巻。
  • 武力ではなく、経済の力で世界と戦うのだ。今必読の歴史ドキュメント小説!

    激動の昭和で、常に権力の中枢にいた稀代の政治家・岸信介が目指したものとは?
    これからの日本を語り合うための、歴史ドキュメント小説!

    昭和8年(1933)。商工省・臨時産業合理局事務官の岸信介は、組織の枠を超えて活躍していた。
    人当たりがよく、話もうまい。上司にも女にも気に入られる岸は、末は次官や大臣にもなるのではないか、と目されていた。
    国家運営の根幹は経済であり、列強と対峙していくには武力ではなく経済力が必要だと説く岸は、関東軍が支配する満洲に乗り込み産業発展に邁進、日産コンツェルンの満洲移転という奇手の実現を図る。
    が、戦争は泥沼化してゆき――。

    きな臭い時代にこそ、文官の役割は重大だ。
    マルス(武の神)ではなく、ミネルヴァ(文の神)こそが先頭に立たねばならない。
  • 岸信介vs田中角栄! 平成が終わるいま読むべき、昭和史小説の新たな金字塔

    巣鴨プリズンから生還し、政界に蘇った男の激闘――。

    いまに連なる「昭和」に、何が起きたのか?
    真の独立国家再建を目指した政治家・岸を通じて描く、渾身の歴史小説!

    A級戦犯容疑で投獄されたものの、不起訴処分で巣鴨プリズンから釈放された岸信介。
    大国のエゴとエゴがぶつかり合う戦後世界において、岸は文人政治家として、日米安全保障条約の改定や、自主憲法の制定、二大政党制の実現を目指して動き出す。
    だがそこには、途方もない困難が立ちはだかる。
    アメリカの野望。マスメディアの批判。自宅まで押し寄せるデモ隊。党内外の争い。そして弟・佐藤栄作のもとで勢力を伸ばす田中角栄――。

    昭和六十二年、満九十歳でこの世を去るまで政治の表裏に関わり、「昭和の妖怪」と呼ばれた男の波乱の生涯!
  • 748(税込)
    著者:
    高田在子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大切なものを、料理に込めて。話題沸騰中の時代小説シリーズ、待望の最新巻

    桃の節句の前日、はなの働く一膳飯屋「喜楽屋」に、降りしきる雨のなかやってきた左吉とおゆう。何か思い詰めたような二人は、「卵ふわふわ」を涙ながらに食べた後、礼を言いながら帰っていった。だが、二人の忘れ物に気づいたはなが、追いかけると、そこには川に飛び込もうとする二人が……。はなが事情を聞くと、店を持つために貯めた金を騙し取られ、死ぬしかないという。(「握り雛」より)はなの料理で奇跡は起きるのか。
  • 748(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「風の市兵衛」の著者入魂! 異形の<傾き者>と刀鍛冶・国包が対峙する!

    ドラマ化で話題沸騰「風の市兵衛」の辻堂魁、新境地!
    続々重版の「刃鉄の人」シリーズ。

    書評家 菊池仁氏、絶賛!
    「息を呑む面白さだ。非凡な才能が、本作で大輪の花を咲かせた」


    時は元禄――
    初代・市川団十郎が舞台上で刺殺されたその数日後。

    刀鍛冶・一戸前国包(いっこまえくにかね)の仕事場に、傾き者のごとき、異形の男が現れた。
    天を衝くほどの体躯の異相異風。だが目鼻だちは美しく整っていた。
    全身の風貌は異様な妖しさを漂わせながら、むしろ、神々しささえ感じさせるほどだった。

    団十郎に強い憧れを持つその男は、世間では”かげま団十郎”と陰で呼ばれる、旅一座の座長・熊太夫だった。

    熊太夫の依頼はふたつ。
    自身が持つ朱鞘の小さ刀と同じこしらえの大刀を打ってほしいということ、そしてその小さ刀が誰のものだったかを調べてほしい、とのこと。
    その小さ刀にはなんと、「武蔵国包」と銘が打たれていたのだ。

    だがその依頼は、哀しみに満ちた熊太夫の過去、さらに若き日の国包に繋がっていた。

    息もつかせぬ展開、胸に迫る結末。
    神陰流の達人・国包の剛剣唸る、「刃鉄の人」シリーズ!
  • 792(税込)
    著者:
    経塚丸雄
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    娘を守るため――。旗本の地位を捨て、尾張家家老の家来として奮闘する!

    直参旗本の次男、高見沢彰吾は、忘れ形見の娘の為に、旗本の身分を捨て陪々臣として生きる道を選んだ。与えられた役目は、他家との外交役。懸命に仕事に取り組む彰吾に、思いもよらぬ事件が――。
  • 商いは最後に笑ったものの勝ち!日本一の商人を目指す男の奮闘記。

    日本一の「江戸店持京商人」になろうと並木屋に修行に出ていた清兵衛。だが実家茜屋に呼び戻されたことから、彼の悲劇が始まる。茜屋は火の車だったのだ。倒産寸前の実家と立て直すため、清兵衛が奮闘する!
  • 748(税込)
    著者:
    高田在子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    心も、身体も癒やす愛情たっぷりの料理を召し上がれ。

    鎌倉から失踪した夫を探して江戸へやってきたはなは、一膳飯屋の「喜楽屋」で働くことになった。ある日、乾物屋の卯太郎が、店先に幽霊が出るという噂で困っているという相談を持ちかけてきたが──。
  • 704(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『蜩ノ記』『川あかり』の葉室麟が描ききった、感涙必至の「忠臣蔵」!

    諦めず、迷わず、信じた道を一筋に――

    謎の刃傷事件を起こした浅野内匠頭。
    彼が密かに残した”最期の言葉”とは。
    言葉を聞いた勘解由の、秘めたる想いの行方は。

    直木賞作家が描く、かつてない「忠臣蔵」!


    元禄十四年(1701)十一月。
    若くして扇野藩の馬廻り役・中川三郎兵衛の後家となった紗英【さえ】は、江戸からやってくる永井勘解由【ながいかげゆ】という人物の接待役兼監視役を命じられた。 
    勘解由は旗本であり、幕府の目付役だったが、将軍・徳川綱吉の怒りにふれて扇野藩にお預けの身になったという。

    この年、江戸城内で、播州赤穂の大名・浅野内匠頭が、高家筆頭、吉良上野介を斬りつける刃傷事件が起きていた。浅野内匠頭は理由を問われぬまま即日切腹。だが勘解由は、老中に切腹の見合わせを進言し、また切腹の直前、襖越しにひそかに浅野内匠頭の""最後の言葉""を聞いたという。この行いが将軍、徳川綱吉の知るところとなり、機嫌を損じたのだった。

    雪が舞い散る中、屋敷に到着した勘解由を迎え入れた紗英は、役目を全うしようとするが――。

    身分を隠し、勘解由の元を訪れる赤穂浪士。
    勘解由のやさしさに惹かれてゆく紗英。
    扇野藩に、静かに嵐が忍び寄る。

    これまでにない視点から「忠臣蔵」の世界を描き、新たな感動を呼び起こす歴史時代長編!

    ≪熱き信念が胸を打つ、扇野藩シリーズ≫

    ※本書は、2015年12月に小社より刊行された単行本を上下に分冊の上、文庫化したものです。
  • 704(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    葉室版「忠臣蔵」! 映画化で話題の『散り椿』に連なる扇野藩シリーズ!

    赤穂事件に端を発し、扇野藩にお預けの身となった旗本・永井勘解由。紗英は勘解由の監視役ながら、彼のやさしさに惹かれてゆく。だが身分を隠した大石内蔵助が訪ねてきて――扇野藩に、静かに嵐が忍び寄る。

    ※本書は、2015年12月に小社より刊行された単行本を上下に分冊の上、文庫化したものです。
  • 704(税込)
    著者:
    野口卓
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    恋人も教え子も、すべて守り抜く。爽やかな風が、心に沁みる書き下ろし。

    「薫風堂」にやって来た新たな手習子・善次は、何かに怯えているようだった。それは以前いじめられていたせいなのか。心配をよそに善次は次第に皆と打ち解けていくが、ある日、彼は忽然と姿を消してしまう。
  • オリンピックまでに読みたい!あなたの知らない日本のスゴイ英雄たち

    日英同盟の影の立役者・柴五郎、インドネシア開放の父・柳川宗成、沈み行く船の艦長・佐久間勉、神様になった警察官・増田敬太郎…博多の歴女が、知られざる日本の英雄たちを語る!

    ※本書は二〇一四年一月に小社より刊行された単行本『日本人の知らない日本がある こころに残る現代史』を改題し、加筆・修正して文庫化したものです。
  • 愚将と誹られながらも信長を追い詰めた武将! その波乱の生き様とは?

    名門朝倉家に生まれ、もう一歩で朝廷と天下を手中に収めることができた男、朝倉義景。信長すら追い詰めた武将は、愚将と誹られ、侮られる生き方を自ら選んだ──。気鋭の著者による新たな戦国武将伝。
  • 704(税込)
    著者:
    高田在子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    絶品の料理と、暖かな想い。時代小説の期待の新鋭が放つ、傑作長篇。

    鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きものの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。
  • 660(税込)
    著者:
    野口卓
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    この命に懸けても、子どもたちは私が守る。感動の時代小説。

    晩秋の九月。雁野直春が師匠を務める「薫風堂」に血相を変えて駆け込む者がいた。男は、直春が通う沼田民斎の剣術道場に道場破りが現れたことを伝えに来たのだ。平塚富三郎なる剣客を、その場の機転で退けた直春。だが、その場を見ていた教え子により、直春の武勇伝の噂は、意外な拡がりを見せるのだった。そんなある日、「薫風堂」に馴染んだばかりの儀助が、平塚に捕らえられたとの報が。直春は、決死の覚悟で剣客に立ち向かう。
  • 748(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    父の無念を晴らせるか。日本史上最後の仇討ちを描いた歴史長篇。

    時代が変われば、生き方も変わるのだろうか――。
    武士の世が終わりを告げたとき、“最後の武士”が下した決断とは。

    一生を、命を、そして武士の矜持を懸けて挑んだ、日本史上最後の仇討ち!

    日本中が開国と攘夷に揺れる時世。
    西洋式兵術の導入を進めていた秋月藩執政・臼井亘理は、ある夜、尊攘派により妻もろとも斬殺された。
    だが藩の裁きは臼井家に対し徹底して冷酷なものだった。
    息子の六郎は復讐を固く誓うが、明治に入り発布された<仇討禁止令>により、武士の世では美風とされた仇討ちが禁じられてしまう。
    生き方に迷い上京した六郎は、剣客・山岡鉄舟に弟子入りするが――。
    時代にあらがい、信念を貫いた“最後の武士”の生き様が胸に迫る歴史長篇。

    「青空を見よ。いかなる苦難があろうとも、いずれ、頭上には蒼天が広がる。そのことを忘れるな――」
  • 704(税込)
    著者:
    北原亞以子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    戦国時代の波に翻弄されながらも、力強く生きる女性たちを描いた長篇小説

    北条氏政の下総国関宿侵攻から八年。悪夢のような焼き討ちを生き延びた、塩商人蔵次の娘・あぐりに、婿取りの話が持ち上がっていた。相手は、父の店を手伝っている仲助。だが父たちの意をよそに、あぐりは、兄のように慕う伍平太に一途な想いを秘めていた。直後、関宿に再び北条氏との戦が忍び寄る。侍となって戦う決意をする伍平太に、あぐりは自らの想いを伝えるが……。戦国の世を力強く生きる女性たちを描いた傑作長篇。
  • 信じ合う心が、二人の絆を深める。大反響シリーズ、第二弾。

    初午の時期を迎え、「薫風堂」に新しい手習子がやってきた。四カ所の寺子屋に断られたほどの悪童を、師匠の雁野直春は、引き受ける決心をする。一方、端午の節句が迫ったある日、二人の武家娘が直春を訪ねてきた。ノブと菜実は、幼馴染みの美雪が想いを寄せる直春を、ひと目見ようとやってきたのだ。だが菜実は、誠実な直春に只ならぬ関心を寄せるのだった──。著者の新たな代表シリーズ第二弾。
  • 1,056(税込)
    著者:
    吉川英治
    解説:
    日下三蔵
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    北上次郎がお薦めする吉川英治伝奇作品復刊第二弾

    徳川将軍・吉宗の信任も厚い江戸町奉行・大岡越前守忠相。名奉行と名高い越前は密貿易船を追うが、さらに彼を悩ます怪人が現れた……。絶対的に面白い、吉川英治初期時代伝奇作品、復刊第二弾!
    ※本書は、昭和五十八年三月に刊行された『吉川英治全集7 牢獄の花嫁 江戸城心中』(講談社)を底本としました。
  • 968(税込)
    著者:
    武内涼
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    時代小説の次世代を担う若き旗手・武内涼が放つ、壮絶忍者活劇!

    根来の若き忍び・林空は、総帥・根来隠形鬼に呼び出され「秀吉を討て」と命じられる。 林空は仲間とともに、家康との合戦のため、甲賀忍者・山中長俊らの鉄壁な守りに固められた秀吉を銃撃しようとするが……。
  • 660(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    赤穂浪人の刀に秘された意外な真実とは。「刃鉄の人」シリーズ第2弾!

    赤穂浪士が依頼した一振りの打刀。

    だが四十七士の中に、依頼した男の名は無かった――。
    国包が見た”武士の不義”の真実とは。


    武士の身分を捨て、刀に向き合うことを選んだ孤高の刀鍛冶、一戸前国包(いっこまえくにかね)。
    彼の鍛冶場に、若い女が訪ねてきた。女は、川井太助という男が国包に注文した打刀を、自ら届けたいのだという。
    実は川井は、吉良邸討ち入り前日に失踪した赤穂浪士の一人であり、刀は討ち入り半月前に注文されたものだった。
    国包は事情を察し川井の行方を探るが、一方で本家を通じ、ある武士を斬ってくれとの依頼が……。
    武士の矜持を描く、大好評の時代小説シリーズ第2弾。
  • 748(税込)
    著者:
    和久田正明
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    将軍家斉に迫る危機!""猫""と呼ばれる女隠密・姫子が駆ける!

    大身旗本のひとり娘にして柳生新陰流を極めた姫子は、その腕を老中首座・松平定信に見込まれ、お庭番を束ねる陰の役目に就いている。
    老中松平和泉守の娘・久世姫が、悪行の限りを尽くす天下御免の大悪党・羅刹女らに攫われる事件が起こり、一味を追う姫子。
    だがこの凶賊を、“揚羽の子”との異名を持つ若き女殺し屋も追っていた。
    姫子と揚羽の子。生い立ちは全く異なるが、年が近く、どこか似た雰囲気をもつふたりは偶然に出会い、その運命が交錯してゆく――。
    一方、将軍家斉にも魔の手が迫り、姫子たちお庭番は江戸中を暗躍する!
    大好評シリーズ第2弾!
  • 880(税込)
    著者:
    伊東潤
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    最強武田軍vs信長・秀吉・家康軍! 戦国の大転換点、長篠の戦いの新解釈!

    知略と武力を駆使した壮絶な戦いと熱き人間ドラマ。

    問答無用の本格合戦小説!


    「武田信玄死す――」元亀4年、その噂が戦国の世を揺さぶった。父の悲願、天下掌握を果たすべく信長の追い落としを図る勝頼。生き残りを賭け謀略をめぐらせる家康。信長の命で大量の鉄砲調達に奔走する秀吉。そして兵として戦場を駆け回る地侍の宮下帯刀。男たちは長篠の地に集結し、死力を尽くした戦いに臨む。戦国の大転換点・長篠合戦と熱き人間ドラマを圧倒的臨場感で活写した、問答無用の本格合戦小説!

    <絶賛の声、続々!>

    「この臨場感は何だ。歴史小説界を制する恐るべき合戦の<再現力>!」
     ――縄田一男氏(文芸評論家)

    「見事な歴史解釈と問いかけにより、物語も楽しめるし、歴史も楽しめる。一粒で二度おいしい作品」
     ――本郷和人氏(歴史学者)

    「武田家ものの決定版! 伊東潤ならではの史観を交えて描ききった戦国時代小説の新たな傑作」
     ――東えりか氏(書評家)
  • NHK大河ドラマ「おんな城主・直虎」主人公・井伊直虎ほか、女たちの実像に歴史小説家が迫る!

    生涯を男として生き、養子直政を徳川四天王の一人へ育て上げた女城主「井伊直虎」、直江兼続が唯一愛し、主君から女執政として遇された越後美人「お船の方」、恋に生き恋に死んだ瀬戸内のジャンヌ・ダルク「鶴姫」――大河ドラマ原作『天地人』をはじめ、義を貫き大きな敵に敢然と立ち向かった武将たちを描き続けた歴史小説家が、運命に翻弄されながらも、乱世を力強く生きた25人に迫る。単行本未収録の傑作評伝、初の書籍化!

    一、女城主たちの戦い
    井伊直虎  井伊直政の養母
    妙林尼  吉岡鎮興の妻
    おつやの方  織田信長の叔母
    大乗院  二階堂盛義の継室
    立花ぎん千代  立花宗茂の正室

    二、危機を救う妻たち
    お船の方  直江兼続の正室
    小松姫  真田信之の正室
    千 代  山内一豊の正室
    ま つ  前田利家の正室
    ね ね  豊臣秀吉の正室

    三、愛と謎と美貌
    小少将  長宗我部元親の側室
    義 姫  伊達政宗の生母
    諏訪御料人  武田信玄の側室
    松 姫  武田信玄の六女
    濃 姫  織田信長の正室

    四、才女と呼ばれた女たち
    お初 常高院  浅井三姉妹の次女
    阿茶局  徳川家康の側室
    喜 多  伊達政宗の教育係
    小野お通  真田家ゆかりの才女
    寿桂尼  今川義元の生母

    五、想いと誇りに殉じる
    鶴 姫  瀬戸内のジャンヌ・ダルク
    淀 殿  豊臣秀吉の側室
    細川ガラシャ  細川忠興の正室
    お市の方  織田信長の妹
    大福御前  北条氏邦の正室

    関連年表
  • 「弱小」だからこそ生き残れた!天災・飢饉、幕末動乱を乗り越えた150年

    城もなく武士はわずか数十人。人口一万人余りの伊予小松藩には、江戸時代で唯一、150年以上も書き継がれた日記がある。互いに顔の見える小藩だからこそ、代々の幹部たちは私利を計らず誠実に藩政に取り組んできた。不作の兆しを把握し、大飢饉には一人の餓死者も出さなかった。領民の命を守ることが優先された、類をみない善政が日記から読み取れる。天災、幕府の圧政を乗り越えたもう一つの江戸時代がわかる貴重な記録。
    ※本書は二〇〇一年七月、集英社から刊行された『伊予小松藩会所日記』を改題し、加筆・修正して文庫化したものが底本です。

    【目次】
    第一部 武士の暮らし 

     小松藩のなりたち 
     小松藩の概略 
     会所日記 
     小松藩の財政状況 
     古証文 
     座頭への対応(一) 
     座頭への対応(二) 
     武士の減俸 
     藩士の食卓 
     藩札の発行 
     殿様在国 
     公儀測量役人 
     参勤交代 

    第二部 領民の暮らし 

     駆け落ち 
     不倫と情死 
     不思議の記述 
     女性と子供 
     領 民 
     娯 楽 
     目明し 
     盗品と暮らし 
     他領との交渉 
     善 政 
     泥 酔 
     海 防 
     越後従軍
  • 660(税込)
    著者:
    野口卓
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    浪人・雁野直春、若師匠になる――

    よく遊び、よく学べ――。人助けをしたことから手蹟指南所の若師匠を引き受けた雁野直春。だが彼には複雑な家庭の事情があった……。「軍鶏侍」「ご隠居さん」シリーズで人気急上昇中の著者、待望の新シリーズ!
  • 660(税込)
    著者:
    鬼塚 忠
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    おのれ秀吉……花の家元、池坊専好の命をかけた仇討ち!

    厚き友情と信頼で結ばれていた、花の名手・池坊専好と茶の名人・千利休。しかし秀吉の怒りを買い利休は非業の死を。専好の秀吉に対する怒りが増していく。そんな専好に秀吉への復讐の機会が訪れる…。
  • 748(税込)
    著者:
    風野真知雄
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    佐々成政、決死の飛騨山脈越え。感涙必至の本格歴史長編!

    戦国時代末期。越中の佐々成政は、天下取り寸前の秀吉の野望を挫くため、孤軍奮闘していた。八方ふさがりの中、成政は、秀吉に対する徹底抗戦を家康に懇願しようと決意。敵地を避けて家康に会うには、厳冬期の飛騨山脈を越える必要があった。何度でも負けてやる――天下ではなく己の目前の道を見据えた、愚直な戦国武将。その悲哀と苦悩、誇り高き生き様を描いた本格歴史小説。第21回中山義秀文学賞受賞作。解説・末國善己
  • 660(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    己の性根に従って生きる孤高の刀鍛冶、一戸前国包、見参!

    『風の市兵衛』の著者入魂! 書き下ろし時代小説、新シリーズ開幕!

    鍛え抜かれた刃鉄のように純粋で強靱な、孤高の刀鍛冶・一戸前国包、見参!

    時は元禄。
    一戸前国包は京橋南の弓町で刀鍛冶を営み評判を呼んでいた。
    家宝の刀に魅せられて以来、武士の身分を捨て刀鍛冶に心血を注いできたが、ある時、本家を通じて老中格・柳沢吉保の配下から密命が下る。
    武蔵川越領で村人を斬殺した旗本の子弟を斬ってほしい、と。

    「天稟の素質」と言われた神陰流の達人である国包の下した決断は――。

    孤高にして矜恃を失わぬ男の熱き生き様が胸を打つ、書き下ろし新シリーズ第一弾! 解説・北上次郎

    「もしいま、書店でこの文庫本を手にとって迷っているなら、『ちょっと面白いよ』と、あなたの耳元で囁きたい。ただいま、そんな気分である。」(解説より)
    ――文芸評論家 北上次郎氏
  • 836(税込)
    著者:
    犬飼 六岐
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    かわら版が暴くのは、正義か、悪か。気鋭による長篇時代小説。

    かわら版売りの利吉が変死し、同じ生業の才助にも生命の危機が。物書きの武士・孫四郎と可憐な女絵師・市麻呂も才助に巻き込まれ、3人は利吉の死の真相へ近づいていくが……。謎の言葉「神渡し」の意味とは?
  • 748(税込)
    著者:
    和久田正明
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『髪結の亭主』の著者入魂! 謎・涙・笑いありの書き下ろし新シリーズ!

    格式の高い武家の娘ながら自由闊達、「猫」と呼ばれる女隠密・姫子に、老中・松平定信の暗殺を阻止せよとの密命が下る。変わり者のお庭番3人と首謀者を追うが……。書き下ろし時代小説、新シリーズ第一弾!
  • 文芸評論家 細谷正充氏推薦! ブラック商家に、ゲス若旦那。許せぬ奴らを完全論破。この「くじ」、大当たりだ。

    元川越藩士の叶柳一郎は旅の途中で喜兵衛という老人の危難を救った。江戸に出た柳一郎は、剣術道場の開業資金二十両を預けた紙問屋の手代・平吉を訪ねるが、行方が知れない。困った柳一郎は、喜兵衛の営む公事宿を訪れる。喜兵衛は柳一郎の捜索を手伝い、平吉を見つけ出した。ところが平吉は、柳一郎から預かった金を、病気の母の薬代に使い込んでしまっており……。剣でなく弁論で、弱きを助け、悪を懲らしめる。江戸の弁護士・公事師物語。
  • 人はいつでも、生き直せる――。温かい人情が胸を打つ、書き下ろし時代小説!

    伊勢神宮から江戸にやってきた若き神主・白川丹波は、油問屋『出羽屋』主人・寛左衛門の心の内を探ろうとする。強引な商売で出羽屋を江戸屈指の大店に育て上げ、神も仏も信じぬと言い切る嫌われ者。だが彼は、誘惑を断ち切ってくれることで有名な神社のお守りを、大切に持っていたのだ。そんな折、出羽屋に押し込みが入る。この事件、寛左衛門の隠された過去が関わっており――。切なさが胸に沁みる、人気シリーズ第2弾!
  • 528(税込)
    著者:
    津本陽
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    信長が勝つか、顕如が凌ぐか――?! 群雄割拠の時代を舞台に、両者の激しい対立を描いた歴史長編。

    尾張統一にむかいつつあった織田信長は、桶狭間の戦いに勝利を収めたのち、ながいあいだ、一向宗の勢力に悩まされていた。当時、諸国一向一揆を結集した本願寺教団の威力は将軍に匹敵し、盟友徳川家康も、領国三河の一向宗を弾圧しようとしてあやうく敗北するほどの苦戦を喫していた。「一向一揆を平均(征伐)いたさねば、大名分国は成りたたぬだわ」――顕如上人率いる石山本願寺と織田信長の戦いを描いた長編戦国歴史小説。
  • 682(税込)
    著者:
    津本陽
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    誇り高き名君の栄光と挫折!

    天下を目指した政宗は、戦国大名から治世家へと変貌を遂げる。首府・仙台の建設、荒野の開拓、支倉使節団のローマ派遣。秀吉、そして徳川三代と、権力者とわたりあう政宗の胸に去来したものは。誇り高き名君の生涯!
  • 682(税込)
    著者:
    津本陽
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    乱世の覇王を目指した男!

    戦国の世、群雄割拠する奥州で、名家・伊達家に生を受けた政宗。知謀と剛胆さを発揮し、天下を狙う若武者へと育つ。乱世の覇王を夢見、山河を駆け巡る猛将の前に、豊臣秀吉、徳川家康が立ちはだかる。政宗の前途は?

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。