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『学問、理工図書(実用)』の電子書籍一覧

1 ~48件目/全48件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
    温暖化・アフターコロナからウクライナ紛争・中東情勢激化まで激変する世界情勢をエネルギーデータで読み解く!
    エネルギーの需給予測・需給構造の分析はもちろん、原単位を使用した国際比較に役立つ統計データをコンパクトサイズにまとめた1冊!!

    ※小学校から大学まで環境に関する授業で副読本として利用されています。

    【著者紹介】
    編:日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット

    【目次】
    I.エネルギーと経済
    1. 主要経済指標
    2. エネルギー需給の概要
    3. 一次エネルギー供給と最終エネルギー消費
    4. エネルギー価格

    II.最終需要部門別エネルギー需要
    1. 産業部門
    2. 家庭部門
    3. 業務部門
    4. 運輸部門(旅客・貨物)

    III.エネルギー源別需給
    1. 石炭需給
    2. 石油需給
    3. 都市ガス・天然ガス需給
    4. 電力需給
    5. 新エネルギー等

    IV.世界のエネルギー・経済指標

    V.超長期統計

    参考資料
    Ⅰ エネルギー需給の概要
    Ⅱ 各種計画・見通し
    Ⅲ 関係統計一覧
    Ⅳ 各種エネルギーの発熱量と換算表
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
    今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。
    編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。

    【著者略歴】
    編:一般社団法人 全日本建築士会

    【目次】
    1 構造計算
    1.1 材料力学
    1.1.1 断面の性質
    1.1.2 応力とひずみ
    1.1.3 座屈
    1.1.4 地震応答スペクトル
    1.2 構造力学
    1.2.1 力のつりあい
    1.2.2 骨組
    1.2.3 静定構造物の応力
    1.2.4 静定トラス
    1.2.5 不静定構造物と変形
    1.2.6 荷重と外力
    1.2.7 構造設計
    1.3 地盤と基礎構造
    1.3.1 地盤
    1.3.2 基礎の設計
    1.3.3 基礎スラブの設計
    1.3.4 擁壁
    1.3.5 地盤改良工法

    2 一般構造
    2.1 木構造
    2.1.1 各部構造
    2.1.2 部材の算定
    2.1.3 接合
    2.1.4 木造建築物の軸組みの設置基準
    2.1.5 枠組壁工法
    2.1.6 防腐・防蟻
    2.2 鋼構造
    2.2.1 鋼構造の特性
    2.2.2 許容応力度
    2.2.3 接合
    2.2.4 部材の設計
    2.2.5 柱脚
    2.2.6 継手・仕口
    2.2.7 鉄骨造の耐震計算
    2.3 鉄筋コンクリート構造
    2.3.1 特性
    2.3.2 材料の性質と許容応力度
    2.3.3 部材の算定
    2.3.4 鉄筋コンクリート造の耐震計算
    2.4鉄骨鉄筋コンクリート構造
    2.4.1 構造の細則
    2.4.2 応力算定の基本仮定
    2.4.3 部材の算定
    2.5 その他の構造等
    2.5.1 組積造
    2.5.2 補強コンクリートブロック造
    2.5.3 壁式鉄筋コンクリート造
    2.5.4 プレストレストコンクリート造
    2.5.5 制振構造・免震構造
    例題(解答と解説)
    2.6 日本住宅性能表示基準

    3 材料
    3.1 木材
    3.1.1 分類
    3.1.2 用語
    3.1.3 性質
    3.1.4 木材の加工品
    3.2 コンクリート
    3.2.1 材料
    3.2.2 コンクリートの調合
    3.2.3 コンクリートの性質
    3.2.4 各種コンクリート
    3.3 金属材料
    3.3.1 鉄鋼材料
    3.3.2 非鉄金属材料
    3.3.3 金属の腐食
    例題(解答と解説)
    3.4 石材
    3.4.1 石材の性質
    3.4.2 石材の分類
    3.4.3 主要石材
    3.4.4 テラゾー
    3.5 ガラス
    3.5.1 成分・主原料
    3.5.2 組成別分類
    3.5.3 形状別分類
    3.6 プラスチック
    3.6.1 熱硬化性樹脂,熱可塑性樹脂
    3.6.2 平板,波板
    3.6.3 押出成形品
    3.6.4 化粧板
    3.6.5 光天井,トップライト,フレームレス・ドア
    3.6.6 プラスチック・タイル
    3.6.7 その他
    3.7 アスファルトおよびコールタール類
    3.7.1 アスファルト
    3.7.2 アスファルト系防水材料
    3.7.3 コールタールとピッチ
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    【内容紹介】
    今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。
    編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。

    【著者略歴】
    編:一般社団法人 全日本建築士会

    【目次】
    1 施工計画
    1.1 施工計画

    2 施工管理
    2.1 現場管理
    2.2 品質管理(Quality Control)
    2.3 材料管理
    2.4 届出・申請
    2.5 産業廃棄物処理

    3 各部工事
    3.1 仮設工事、測量
    3.2 地盤調査、地業工事
    3.3 土工事、山留め工事
    3.4 鉄筋工事
    3.5 型枠工事
    3.6 コンクリート工事
    3.7 鉄骨工事
    3.8 防水工事
    3.9 メーソンリー工事、ALCパネル工事、プレキャスト鉄筋コンクリート工事
    3.10 木工事、石工事、タイル工事、左官工事
    3.11 建具工事、ガラス工事、カーテンウォール工事
    3.12 塗装工事
    3.13 内装工事
    3.14 改修工事
    3.15 設備工事
    3.16 施工機器、施工法、用語・試験

    4 請負業者の決定、請負契約
    4.1 施工方式
    4.2 請負業者の決定
    4.3 契約
    4.4 工事請負契約約款
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    【内容紹介】
    今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。
    編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。

    【著者略歴】
    編:一般社団法人 全日本建築士会

    【目次】
    Ⅰ 建築基準法
    1 総則
    1.1 法の目的
    1.2 法の構成
    1.3 用語の定義
    1.4 法の適用除外
    1.5 既存建築物に対する制限の緩和
    1.6 面積・高さ等の算定方法
    1.7 建築手続

    2 一般構造
    2.1 敷地の衛生及び安全
    2.2 大規模の建築物の主要構造部等
    2.3 採光・換気
    2.4 天井高,床高,遮音構造
    2.5 階段
    2.6 便所

    3 構造規定
    3.1 構造耐力・計算に関する規定
    3.2 構造部材の耐久性に関する規定

    4 耐火構造,防火構造,防火区画等
    4.1 耐火構造と耐火建築物
    4.2 準耐火構造と準耐火建築物
    4.3 防火構造
    4.4 準防火性能を有する外壁の構造
    4.5 特定防火設備と五つの防火設備
    4.6 主要構造部を準耐火構造等とした建築物の層間変形角
    4.7 防火区画等
    4.8 界壁,防火上主要な間仕切壁,小屋裏隔壁
    4.9 自動車車庫等の用途に供してはならない準耐火建築物

    5 避難
    5.1 適用される建築物
    5.2 廊下の設計基準
    5.3 直通階段の設計基準
    5.4 避難階段・特別避難階段を設けるべき階の区別
    5.5 内装制限
    5.6 避難上の安全の検証と避難規定の適用除外

    6 建築設備等
    6.1 給水,排水その他の配管設備の設置及び構造
    6.2 電気・避雷設備の設置及び構造
    6.3 エレベーター,エスカレーターの構造

    7 道路
    7.1 道路の定義
    7.2 私道の築造基準
    7.3 道路と敷地
    7.4 道路内の建築制限
    7.5 私道の変更又は廃止の制限
    7.6 壁面線の指定

    8 用途地域
    8.1 用途地域及び地区の種類
    8.2 用途地域の種別
    8.3 用途地域別主要用途の制限一覧
    8.4 特別用途地区等
    8.5 卸売市場等の用途に供する特殊建築物の位置

    9 建築物の形態規制
    9.1 容積率の制限
    9.2 建蔽率の制限
    9.3 第一種,第二種低層住居専用地域・田園住居地域の外壁の後退距離
    9.4 建築物の敷地面積
    9.5 高さ制限
    9.6 日影による中高層の建築物の高さの限度
    9.7 高度地区,高度利用地区,特定街区,地区計画等
    9.8 防火地域又は準防火地域内の建築物
    9.9 敷地内の空地及び敷地面積の規模(総合設計制度)
    9.10 一定の複数建築物に対する制限の特例

    10 その他
    10.1 建築協定
    10.2 建築審査会
    10.3 仮設建築物に対する制限の緩和
    10.4 工作物に対する準用
    10.5 工事現場の危害防止
    10.6 建築物の敷地が区域,地域,地区の内外にわたる場合の措置
    10.7 罰則
    10.8 雑則

    複合問題

    Ⅱ 建築士法
    1 総則
    2 建築士の業務
    3 免許及び登録
    4 罰則

    Ⅲ 都市計画法

    Ⅳ 建設業法

    Ⅴ 消防法

    Ⅵ 住宅の品確法

    Ⅶ バリアフリー法

    Ⅷ 耐震改修促進法

    Ⅸ 景観法

    Ⅹ 建築物省エネ法

    その他の法令
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    【内容紹介】
    今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。
    編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。

    【著者略歴】
    編:一般社団法人 全日本建築士会

    【目次】
    はじめに―SI 単位(国際単位)

    第1部 建築環境
    1 室内環境
    1.1 温熱環境
    1.2 湿り空気と湿り空気線図
    1.3 空気汚染,室内環境に関連した物質

    2 換気,通風
    2.1 自然換気と機械換気
    2.2 自然換気
    2.3 換気量と換気回数の計算
    2.4 機械換気
    2.5 排煙設備
    2.6 換気設備の留意事項

    3 伝熱と結露
    3.1 伝熱と結露
    3.2 結露対策

    4 日照・日射
    4.1 太陽の位置
    4.2 日射
    4.3 日照

    5 採光・照明
    5.1 波長,光と視覚
    5.2 光の単位
    5.3 採光
    5.4 天空率
    5.5 明視
    5.6 照明

    6 色彩
    6.1 混色
    6.2 色彩
    6.3 色彩効果,心理効果
    6.4 色の対比
    6.5 色彩調節(カラーコンディショニング),色彩調和

    7 音響・振動
    7.1 音の属性
    7.2 騒音
    7.3 防音と遮音
    7.4 吸音
    7.5 振動

    8 環境工学融合問題(解答と解説)

    第2部 建築設備
    9 暖房設備・空調設備
    9.1 空気調和と空調負荷の概要
    9.2 空調負荷の種類と計算法
    9.3 冷房負荷
    9.4 暖房負荷
    9.5 暖房設備
    9.6 空気調和設備
    9.7 ガス設備

    10 給・排水,衛生設備
    10.1 水と健康,水質基準
    10.2 給水設備
    10.3 給湯設備
    10.4 排水設備
    10.5 衛生設備
    10.6 し尿浄化槽
    10.7 排水の高度処理
    10.8 用語
    10.9 汚水処理設備の留意事項
    10.10 さや管ヘッダー工法とSI住宅

    11 電気設備・自動制御
    11.1 屋内配線設備
    11.2 受変電設備
    11.3 予備電源設備
    11.4 電話設備
    11.5 自動制御
    11.6 中央監視制御システム,BEMS
    11.7 搬送設備

    12 消火設備,防災設備,防犯設備
    12.1 消火設備
    12.2 防災設備
    12.3 防火,防災避難計画
    12.4 地震対策
    12.5 防犯設備

    13 省エネルギー,省資源,長寿命化の技術と評価システム
    13.1 省エネルギー
    13.2 省資源
    13.3 長寿命化の技術と評価システム
    13.4 省エネルギー基準
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    【内容紹介】
    本書は、初心者のための入門書と、土木学会や各政府機関が十数年間隔で最新の知識を提供している、第一線で活躍している技術者のための調査・設計解説書との間を繋ぐ、中間レベルの新しい知識を含む技術者のための教科書的な書である。最大の特徴は、付録として、波による地形変化を予測出来る数値計算モデル(①汀線変化数値予測モデル、②高波による海浜変化数値予測モデル、③津波による地形変化数値予測モデル)のプログラムとマニュアルの一式を用意したことである。
    ①の数値モデルは、直線的海岸での構造物の影響を考慮した広範囲・長期間の汀線変化予測に使える。
    ②の数値モデルは、遡上域も含めた不透過・透過構造物設置下での不規則波による平面二次元的海浜地形変形予測に使える。
    ③の数値モデルは、陸上浸水域も含めた津波による平面二次元的地形変化予測に使える。
    また、本文中には幾つかの利用価値の高い数値計算モデルの紹介とダウンロードURLも、該当テーマの節で記している。

    【著者略歴】
    著:山本 𠮷道(やまもと よしみち)
    東海大学前教授

    【目次】
    第1章 波浪の統計的性質と発生機構
    1.1 波浪の統計的性質
    1.2 波浪の発生機構

    第2章 海の波の変形と伝播
    2.1 微小振幅波理論
    2.2 有限振幅波理論
    2.3 波の変形と伝播
    2.4 波浪場の数値計算モデル

    第3章 波の遡上・越波と波力
    3.1 波の遡上と越波
    3.2 波力

    第4章 海の流れ
    4.1 海浜流
    4.2 吹送流
    4.3 海流
    4.4 潮汐流

    第5章 高潮と津波
    5.1 高潮
    5.2 津波

    第6章 海岸地形変化
    6.1 海浜断面変化
    6.2 漂砂
    6.3 海岸地形変化予測法
    6.4 海岸侵食
    6.5 洗堀と吸出し
    6.6 飛砂

    第7章 海岸構造物と各種対策法
    7.1 海岸構造物
    7.2 高波対策
    7.3 高潮対策
    7.4 津波対策
    7.5 性能設計と信頼性設計法

    第8章 環境保全と波力発電
    8.1 海域の水質保全
    8.2 海岸漂着ごみ
    8.3 波力発電の普及

    終わりに
    付録 数値計算モデルの解説
    索引
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    【内容紹介】
    今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。
    編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。

    【著者略歴】
    編:一般社団法人 全日本建築士会

    【目次】
    1 各種建物
    1.1 住宅
    1.2 事務所
    1.3 商業用建物
    1.4 教育文化施設
    1.5 福祉・医療施設
    例題と解説

    2 計画諸元
    2.1 寸法
    2.2 モデュール
    2.3 フィボナチ数列と黄金比
    2.4 人間の寸法
    2.5 建築の主要な寸法
    2.6 所要面積
    2.7 規模算定
    2.8 防災避難関連
    例題と解説

    3 建築生産
    3.1 建築生産の変遷
    3.2 建築生産の体系
    3.3 建築生産と環境適合
    3.4 建築の省エネルギー化
    3.5 建築のプレハブリケーション
    3.6 建築の工業化された部品
    3.7 木造軸組構
    3.8 工事費積算
    例題と解説

    4 都市計画・環境関連
    4.1 都市計画関連法制度
    4.2 都市計画と再生
    4.3 都市計画と交通
    4.4 遺産関連法制度
    4.5 観光と町おこし
    4.6 世界の都市計画
    4.7 住宅地計画
    4.8 生きた現実の都市の密度
    4.9 都市の緑地
    4.10 都市と防災
    4.11 都市計画から地球計画へ
    例題と解説

    5 建築史
    5.1 日本と西洋の建築史の比較
    5.2 日本の建築史
    5.3 西洋の建築史
    5.4 20世紀の欧米建築
    5.5 日本の近代建築
    5.6 建築家の歴史
    5.7 都市の歴史
    5.8 新しい歴史の目
    例題と解説

    重要語句
  • 2,970(税込)
    編著:
    風間聡
    著:
    峠嘉哉
    著:
    渡辺一也
    著:
    小森大輔
    著:
    横尾善之
    著:
    糠澤桂
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

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    【内容紹介】
    本書は河川マニアの6人で執筆している。
    土木技術者または環境技術者を志しているにも関わらず川に関心が無い。これはゆゆしきことである。
    この問題に数年前に気づいた。レジャーで多くの人が海や山に行くが,川に行くことは少ない。
    もっと川を身近に感じてもらいたい。もっと川を知ってもらいたい。もっと川を語ってもらいたい。
    この強い思いが本書の執筆の動機である。
    そのため,一般的な河川工学の教科書と少し違う。河川工学入門の手引書のような位置づけである。
    興味を持ってもらえるように文より写真や図面を豊富にするように心がけた。
    本書で読んだもの,見たものは,ぜひ,実際に川に足を運んで見て欲しい。
    この本が河川に行くきっかけになれば幸いである。

    【著者紹介】
    編著:風間 聡(かざま そう)
    東北大学大学院工学研究科 教授

    著:峠 嘉哉(とうげ よしや)
    東北大学大学院工学研究科 助教

    著:渡辺 一也(わたなべ かずや)
    秋田大学大学院理工学研究科 准教授

    著:小森 大輔(こもり だいすけ)
    東北大学大学院工学研究科 准教授

    著:横尾 善之(よこお よしゆき)
    福島大学理工学群共生システム理工学類 准教授

    著:糠澤 桂(ぬかざわ けい)
    宮崎大学工学部 助教

    【目次】
    第1章 河川について

    第2章 河川の水理
    2.1 降水
    2.2 水理学の基礎
    2.3 開水
    2.4 地下水
    2.5 数値解析法
    2.6 計測手法

    第3章 土砂の水理
    3.1 はじめに
    3.2 河床材料
    3.3 砂の運動と移動
    3.4 掃流砂
    3.5 浮遊砂
    3.6 ウォッシュロード
    3.7 土砂の拡散
    3.8 河床変動計算
    3.9 河川地形
    3.10 治山と砂防
    3.11 砂州と河口

    第4章 治水
    4.1 はじめに
    4.2 主な治水工法
    4.3 近代における水害の歴史 
    4.4 水害に対する河川計画
    4.5 水防と治水

    第5章 河川工作物
     5.1 河川工作物
    5.2 堤防
    5.3 護岸、護床
    5.4 水制
    5.5 堰とダム
    5.6 水門
    5.7 魚道
    5.8 その他の工作物

    第6章 利水
    6.1 河川水の利用
    6.2 ダムと堰

    第7章 河川環境
    7.1 はじめに
    7.2 河川の水質
    7.3 河川の生態系
    7.4 私たちの暮らしと河川環境
    7.5 河川環境評価

    第8章 親水
    8.1 親水とは
    8.2 親水整備
    8.3 親水の問題
    8.4 親水の評価
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    【内容紹介】
     令和6年4月、食品衛生学の中核である食品衛生基準行政が厚生労働省から消費者庁に移管されることになった。この移管による食品衛生に関する法と行政に係る事項の変更点を取り入れ、先駆けて執筆されたのが本書である。
     管理栄養士課程に在学し管理栄養士国家試験合格を目標にしている方々はもちろん、合格のためのハウツー本ではなくバランスの良い食品衛生の教科書として、栄養士・管理栄養士として活躍されている方や食に関わる実務や職業に従事している方にも参考にしていただける内容となっている。
     随所に配置した本文理解の確認のための例題に加え、過去問を中心にした章末問題や復習のための「直前対策文章問題」も設けた。


    【著者略歴】
    編著:後藤 政幸(ごとう まさゆき)
    和洋女子大学 名誉教授

    編著:熊田 薫(くまだ かおる)
    茨城キリスト教大学 生活科学部 教授

    編著:熊谷 優子(くまがい ゆうこ)
    和洋女子大学 家政学部 教授

    【目次】
    第1章 食品衛生の概念
     1 食の安全について
     2 食品衛生の定義
     3 食品衛生と他の学問との関係

    第2章 食品衛生と食品衛生関連法規・食品衛生行政
     1 食品衛生の対象と範囲
     2 食品の安全性確保に関するリスク分析
     3 食品衛生関連法規
     4 食品衛生行政の役割と組織
     5 食品衛生監視員と食品衛生管理者
     6 食中毒対策
     7 輸入食品の安全確保対策
     8 食品を取り巻く新たな課題と取り組み
     章末問題

    第3章 微生物学の基礎
     1 微生物とは  
     2 細菌
     3 真菌
     4 ウイルス
     5 プリオン
     章末問題

    第4章 食中毒
     1 食中毒の概念
     2 食中毒統計
     3 細菌性食中毒
     4 ウイルス性食中毒
     5 自然毒食中毒
     6 食物アレルギー
     7 マスターテーブル法
     章末問題

    第5章 食品媒介感染症
     1 感染症とは
     2 感染症法における食品媒介感染症
     3 主な消化器系感染症
     4 食品や水から感染する寄生虫症
     5 動物由来感染症
     章末問題

    第6章 有害物質による食品汚染
     1 マイコトキシン
     2 化学物質
     3 食品成分の変化により生じる有害物質
     4 有害元素
     5 異物
     6 放射性物質
     7 トランス脂肪酸
     章末問題

    第7章 食品の変質と防止
     1 食品の変質
     章末問題

    第8章 食品添加物
     1 食品添加物の概要
     2 食品添加物の分類
     3 食品添加物の指定制度
     4 安全性評価
     5 規格・基準
     6 食品添加物の一日摂取量調査
     7 主な食品添加物の種類と用途
     章末問題

    第9章 食品用器具・容器包装
     1 器具・容器包装の概要
     2 食品包装の技術
     3 素材と環境汚染
     4 器具・容器包装のポジティブリスト制度
     5 容器包装の表示
     章末問題

    第10章 食品衛生管理 
     1 HACCP システムについて
     2 日本におけるHACCPの制度化
     3 食品工場における一般的衛生管理事項
     4 家庭における衛生管理
     5 HACCP を取り入れた国際規格
     6 農業生産工程管理(GAP)
     章末問題

    第11章 遺伝子組換え食品(GMO)
     1 遺伝子組換え食品

    直前対策文章問題

    付録
     1 食品安全基本法(抜粋)
     2 食品衛生法(抜粋)
      Ⅰ.食品
      Ⅱ.乳・乳製品
      Ⅲ.食品添加物(抜粋)

    索引
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    【内容紹介】
    理工学分野に携わる大学や工業高等専門学校の学生、高電圧に携わる技術者がパワーエレクトロニクスの基礎知識を得るための入門書。大学や高専の講義と対応するように12章立てとした。1回の講義が章1つに対応する。独学では2時間で章1つを学ぶイメージである。
    パワーエレクトロニクスの諸動作の記載は、関連する基礎科目の諸法則との関係にも触れて、専門基礎から発展的に学習ができるようにした。またパワーエレクトロニクスを利用した回路の動作について、これらの動作を説明するモデルが理解できるように、数式と説明文の双方で記述した。パワーエレクトロニクスを利用した産業機器を学ぶ章では、実物を見たことがない人でもその用途と原理およびそれらの発展の歴史を容易に理解できるよう、イラスト、写真、年表などを掲載している。理解度の確認やアクティブラーニングが可能なように、例題や演習、発展的学習も入れた。演習問題解説においては、答えの導出過程も記述している。

    【著者紹介】
    編著:高木 浩一(たかき こういち)
    岩手大学 理工学部電気電子通信コース 教授
    編著:南谷 靖史(みなみたに やすし)
    山形大学大学院 理工学研究科 准教授

    【目次】
    1章 パワーエレクトロニクスの概要
    1.1 暮らしの中のパワーエレクトロニクス
    1.2 パワーエレクトロニクスの目的:電力変換
    1.3 パワーエレクトロニクスの歴史

    2章 パワーエレクトロニクスの電気回路理論
    2.1 スイッチングによる制御
    2.2 平均値と実効値
    2.3 ひずみ波形のフーリエ級数による表示
    2.4 電力
    2.5 力率とひずみ率

    3章 電力変換の基礎とスイッチ
    3.1 電力変換と効率
    3.2 スイッチングによる電力変換
    3.3 電力制御
    3.4 スイッチングによる電流経路の切り替え
    3.5 理想スイッチと実際のスイッチ

    4章 電力変換と半導体デバイス
    4.1 半導体とは
    4.2 パワーデバイスに必要な特性
    4.3 ダイオード
    4.4 バイポーラトランジスタ
    4.5 電界効果トランジスタ
    4.6 次世代パワーデバイス

    5章 パワーエレクトロニクス用半導体デバイス
    5.1 IGBT(insulated gate bipolar transistor)
    5.2 サイリスタ(thyristor)
    5.3 TRIAC (triode for alternating current)
    5.4 GTO(gate turn-off thyristor)
    5.5 パワーモジュール
    5.6 半制御スイッチと完全制御スイッチ

    6章 チョッパ回路
    6.1 直流-直流変換の仕組みと平滑化
    6.2 降圧チョッパ
    6.3 昇圧チョッパ
    6.4 昇降圧チョッパ
    6.5 デューティ比と入出力電圧特性の比較

    7章 高度な直流―直流変換
    7.1 双方向チョッパ回路
    7.2 フライバックコンバータ
    7.3 フォワードコンバータ
    7.4 高度な昇降圧チョッパ

    8章 インバータ
    8.1 単相インバータ
    8.2 三相インバータ

    9章 波形制御によるインバータの高調波出力改善
    9.1 インバータと高調波
    9.2 PWMインバータ(正弦波PWM制御)
    9.3 マルチレベルインバータ

    10章 交流-直流変換(整流回路)
    10.1 単相半波整流回路
    10.2 単相全波整流回路
    10.3 三相全波整流回路

    11章 交流−交流変換
    11.1 交流−交流間接変換(交流−直流−交流変換)
    11.2 交流−交流直接変換(交流−交流変換)

    12章 身近なパワーエレクトロニクス機器
    12.1 家電機器への応用
    12.2 給電装置への応用
    12.3 再生可能エネルギーと系統連系
    12.4 医療機器応用
    12.5 高効率化するコンバータ・インバータ

    13章 パワーエレクトロニクスの応用2
    13.1 電動機制御
    13.2 輸送システム
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    【内容紹介】
     今日、食の安全を揺るがすような問題が数多く起きている。具体的な被害が生じた事件、それには至らないまでも、ないがしろにするなら将来禍根を残すことが予想される性質の事件などが、現実の社会で生じている。それにともない、食の安全に対する関心も高まっている。食の安全や安心に対する考え方では的を得ているものもあるが、科学的根拠の希薄な内容のものも数多く見受けられる。
     このような状況の下で、食の安全を守るための科学・技術から制度や法律にいたるまでの内容を一冊の書物として提示しようとする試みが本書である。本書では、食の安全に関連する基本的な知識を、最新の知見と資料を盛込みながら、できるだけ分かりやすくかつ正確に伝えることを目標とした。そのために、食品衛生のさらに細分化された各分野の専門家が執筆にあたり、必要と思われる内容を過不足なく網羅することを目指した。また、本書は、管理栄養士課程に在学し、管理栄養士の国家試験に合格することを目標にしている方々を読者の中核に想定している。
     もちろん本書は、管理栄養士国家試験の合格のハウツー本でなくバランスの良い食品衛生の教科書を目指して執筆された。その意味では、現在栄養士・管理栄養士として活躍されている方をはじめとして食に関わる実務や職業に従事している方々にも参考にしていただけるのではないかと考えている。

    【著者略歴】
    編著:
    後藤 政幸(ごとう まさゆき)
    和洋女子大学 名誉教授

    熊田 薫(くまだ かおる)
    茨城キリスト教大学 生活科学部 教授

    熊谷 優子(くまがい ゆうこ)
    和洋女子大学 家政学部 教授

    【目次】
    第1章 食品衛生の概念
    1 食の安全について
    2 食品衛生の定義
    3 食品衛生と他の学問との関係

    第2章 食品衛生と食品衛生関連法規・食品衛生行政
    1 食品衛生の対象と範囲
    2 食品の安全性確保に関するリスク分析
    3 食品衛生関連法規
    4 食品衛生行政の役割と組織
    5 食品衛生監視員と食品衛生管理者
    6 食中毒対策
    7 輸入食品の安全確保対策
    8 食品を取り巻く新たな課題と取り組み                   

    第3章 微生物学の基礎
    1 微生物とは  
    2 細菌
    3 真菌
    4 ウイルス
    5 プリオン

    第4章 食中毒
    1 食中毒の概念
    2 食中毒統計
    3 細菌性食中毒
    4 ウイルス性食中毒
    5 自然毒食中毒
    6 食物アレルギー
    7 マスターテーブル法

    第5章 食品媒介感染症
    1 感染症とは
    2 感染症予防法における食品媒介感染症
    3 主な消化器系感染症
    4 食品や水から感染する寄生虫症
    5 動物由来感染症

    第6章 有害物質による食品汚染
    1 マイコトキシン
    2 化学物質
    3 食品成分の変化により生じる有害物質
    4 有害元素
    5 異物
    6 放射性物質
    7 トランス脂肪酸

    第7章 食品の変質と防止
    1 食品の変質

    第8章 食品添加物
    1 食品添加物の概要
    2 食品添加物の分類
    3 食品添加物の指定制度
    4 安全性評価
    5 規格・基準
    6 食品添加物の一日摂取量調査
    7 主な食品添加物の種類と用途

    第9章 食品の器具と容器・包装
    1 器具と容器・包装の概要
    2 食品包装の技術
    3 素材と環境汚染

    第10章 食品衛生管理 
    1 HACCP システムについて
    2 日本におけるHACCPの制度化
    3 食品工場における一般的衛生管理事項
    4 家庭における衛生管理
    5 HACCP を取り入れた国際規格
    6 農業生産工程管理(GAP)

    第11章 遺伝子組換え食品(GMO)
    1 遺伝子組換え食品

    直前対策文章問題

    付 録
    索 引
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    【内容紹介】
     第1章では、栄養学の定義を始め、栄養学の歴史について記載されている。また基礎栄養学は、非常にとっつきにくく、難しい科目であるというのが、多く方々(学生)の一致した認識であろう。それは、基礎栄養学という物語を読み解くルール(単語や文法)を知っておかなくてはならないからである。そのルールが化学や生化学の知識である。しかし、化学全般をしっかりと学習していなければ、基礎栄養学を習得することが難しいかといえば、必ずしもそうではない。
     そこで、基礎栄養学を読み解くための化学的・生化学的知識のエッセンスについて、第2章で取り上げ、その後の理解が容易になるように心がけている。
     その上で、第3章では食物の摂取、食欲や生体リズムについて、第4章では消化・吸収と栄養素の体内動態について解説した。第5章から第9章までは、五大栄養素である炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミンそして無機質の栄養学的な意義について取り上げている。第10章では水と電解質、第11章ではエネルギー代謝について解説している。
     これらは、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)に示されている内容に合致するように構成されている。また、各章の項目ごとに確認問題を入れ知識の定着を図るとともに、章末には関連する管理栄養士国家試験の過去問題を加えているので、この1冊を学習すれば、管理栄養士国家試験に突破できる学力を身につけることができるように配慮されている。

    【著者略歴】
    編著:
    小林 謙一(こばやし けんいち)
    ノートルダム清心女子大学 教授

    【目次】
    はじめに

    第1章 栄養の概念
    1 栄養の定義
    2 栄養と健康・疾患
    3 遺伝形質と栄養の相互作用

    第2章 基礎栄養学に必要な生化学
    1 栄養素の化学構造
    2 基礎栄養学における生化学反応の基礎

    第3章 食物の摂取
    1 空腹感と食欲
    2 摂食量の調節
    3 食事のリズムとタイミング

    第4章 消化・吸収と栄養素の体内動態
    1 消化器系の構造と機能
    2 消化・吸収と栄養素の特性
    3 消化過程
    4 管腔内消化の調節
    5 膜消化・吸収
    6 栄養素別の消化・吸収
    7 栄養素の体内動態
    8 生物学的利用度(生物学的有効性)

    第5章 炭水化物の栄養
    1 概要
    2 糖質の体内代謝
    3 血糖とその調節
    4 エネルギー源としての作用
    5 他の栄養素との関係
    6 食物繊維・難消化性糖質

    第6章 たんぱく質の栄養
    1 たんぱく質の栄養

    第7章 脂質の栄養
    1 脂質の種類と働き
    2 脂質の体内代謝
    3 コレステロール代謝の調節
    4 摂取する脂質の量と質の評価
    5 他の栄養素との関係

    第8章 ビタミンの栄養
    1 ビタミンの種類と構造
    2 腸内細菌叢とビタミン
    3 生体内代謝とビタミンの関係

    第9章 無機質の栄養
    1 無機質の種類と栄養学的機能
    2 骨組織と無機質
    3 無機質と生体調節機能Ⅰ 無機質と電解質
    4 無機質と生体調節機能Ⅱ 無機質と酵素賦活作用
    5 無機質と生体調節機能Ⅲ その他
    6 その他のミネラル

    第10章 水・電解質の栄養的意義
    1 生体内の水
    2 電解質の代謝と役割

    第11章 エネルギー代謝
    1 エネルギー代謝の概念

    付表
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    【内容紹介】
     当教科書は、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)および、2020年に改訂された「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に準拠して執筆した。また、学生の立場に立ち、図表をカラーとし、学習意欲がわく編成としている。文章も出来る限り平易な表現に努めた。
     さらに管理栄養士養成課程の教科書としてはこれまでにない全く新しい試みとして、本文中の重要個所の文章をそのまま用いた簡単な5者択一の例題問題を随所に設けて、これを解くことで教科書内容の理解の助けとなるようにするとともに、重要事項が自然と身に付くように工夫をした。また、章末問題として国家試験の過去問題を豊富に掲載し、詳細な解説を付して応用力の養成にも心掛けた構成としている。
     国家試験に合格することを主眼とするなら最適の書としてお勧めする。

    【著者略歴】
    編著:
    多賀 昌樹(たが まさき)
    和洋女子大学 准教授

    【目次】
    第1章 栄養ケア・マネジメント
    1 栄養マネジメントの概念
    2 栄養アセスメント
    3 栄養ケア計画の実施、モニタリング、評価、フィードバック

    第2章 日本人の食事摂取基準
    1 食事摂取基準の基礎的理解
    2 食事摂取基準活用の基礎理論
    3 エネルギー・栄養素別食事摂取基準

    第3章 成長・発達・加齢
    1 成長・発達・加齢の概念
    2 成長・発達・加齢に伴う身体的・精神的変化と栄養

    第4章 妊娠期・授乳期
    1 妊娠期・授乳期の生理的特徴
    2 妊娠期・授乳期の栄養アセスメントと栄養ケア

    第5章 新生児期・乳児期
    1 新生児期・乳児期の生理的特長
    2 新生児期・乳児期の栄養アセスメントと栄養ケア

    第6章 成長期(幼児期・学童期・思春期)
    1 幼児期の栄養
    2 学童期の栄養
    3 思春期の栄養

    第7章 成人期
    1 成人期の生理的特徴
    2 成人期の栄養アセスメント
    3 成人期の栄養管理と栄養ケア

    第8章 高齢期
    1 高齢期の生理的特徴
    2 高齢期の食事摂取基準
    3 高齢期の栄養アセスメントと栄養ケア
    4 高齢期の疾患予防と栄養ケア

    第9章 運動・スポーツと栄養
    1 運動時の生理的特徴とエネルギー代謝
    2 運動と栄養ケア

    第10章 環境と栄養
    1 ストレスと栄養ケア
    2 特殊環境と栄養ケア
    3 災害と栄養
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    【内容紹介】
     本書「食品学総論」は、食品学の全体像を把握しながら、各種の食品成分の化学、機能と食に関する文化、さらには規格、機能表示など行政に関することも学ぶことが出来る。それにより、基礎的な知識に加え、応用、実践的な学習の習得も可能となる。本書の作成にあたり基礎から応用まで、深くかつわかりやすく説明するよう心掛けた。
     本書の第一章は、食文化からはじまり、フードマイレージの低減など食糧と環境問題について述べた。第二章では、野菜など植物性食品や肉など動物性食品、嗜好飲料など各食品の分類と成分について解説した。第三章は、最新の食品成分表(八訂)について述べた。第四章は五大栄養素を中心に各成分の化学、第五章は色・味・香気成分などの嗜好成分の化学について説明した。第六章は、食品成分の褐変、酸化など食品の保存中の変化について説明した。第七章は、食品の機能、第八章は健康・栄養食品の表示制度や規格基準について解説した。
     このように食品学を総合的に網羅した内容で構成した。さらに本書の特徴として、各章の節ごとに例題問題を、また章末に各章の内容に関する管理栄養士の国家試験の過去問題と解説を掲載した。これらを解くことにより、知識を確認し、固着できるよう工夫されている。そして管理栄養士を目指す学生の教科書として国家試験にも対応できる学力を身につけることができるよう配慮してある。管理栄養士・栄養士を目指す学生にとって最適の書である。

    【著者略歴】
    編著:
    江頭 祐嘉合
    千葉大学大学院園芸学研究院 教授

    著:
    森 紀之
    同志社女子大学生活科学部食物栄養科学科 准教授

    小林 謙一
    ノートルダム清心女子大学人間生活学部食品栄養学科 教授

    川上 美智子
    茨城キリスト教大学名誉教授

    小木曽 加奈
    長野県立大学健康発達学部食健康学科 准教授

    郡山 貴子
    東洋大学食環境科学部健康栄養学科 講師

    細谷 孝博
    東洋大学食環境科学部健康栄養学科 准教授

    大桑(林) 浩孝
    くらしき作陽大学食文化学部栄養学科 講師

    【目次】
    第1章 人間と食品(食べ物)
    1 食文化と食生活
    2 食生活と健康
    3 食料と環境問題

    第2章 食品の分類と食品の成分
    1 分類の種類
    2 植物性食品の分類と成分
    3 動物性食品の分類と成分
    4 油脂、調味料及び香辛料類、嗜好飲料類の分類と成分
    5 微生物利用食品
     
    第3章 日本食品標準成分表2020年版(八訂)解説
    1 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
    2 日本食品標準成分表2020年版(八訂)アミノ酸成分表編
    3 日本食品標準成分表2020年版(八訂)脂肪酸成分表編
    4 日本食品標準成分表 2020年版(八訂) 炭水化物成分表 編

    第4章 食品の栄養成分の化学
    1 水分
    2 炭水化物
    3 たんぱく質
    4 脂質
    5 ビタミン/
    6 無機質

    第5章 食品の嗜好成分と物性
    1 色
    2 味
    3 香気成分
    4 食品のテクスチャー

    第6章 食品成分の変化と栄養
    1 炭水化物の変化
    2 たんぱく質の変化
    3 食品成分間の相互作用
    4 酸化
    5 褐変
    6 酵素反応による食品成分の変化

    第7章 食品の機能
    1 食品の3つの機能
    2 食品の一次機能
    3 食品の二次機能と嗜好成分の三次機能
    4 食品の三次機能
     
    第8章 健康・栄養食品の制度
    1 健康・栄養食品 
    2 健康・栄養食品の表示制度
    3 食品の規格基準
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    【内容紹介】
     土質力学に関する教科書は多数出版されているが,演習問題に特化した問題集は少ない。そのため高等専門学校および大学の学部の学生が、土質力学の理解を深めるのに役立つ問題集として執筆された。土質力学の基礎的専門知識の理解を深める演習書として,本書を活用して頂けることを願っている。なお本書は「基礎からの土質力学」に章立ておよび内容が対応している。

    【著者略歴】
    常田 賢一(ときだ けんいち)
    大阪大学名誉教授

    澁谷 啓(しぶや さとる)
    神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 教授

    片岡 沙都紀(かたおか さつき)
    神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 助教

    河井 克之(かわい かつゆき)
    近畿大学 理工学部 社会環境工学科 教授

    鳥居 宣之(とりい のぶゆき)
    神戸市立工業高等専門学校 都市工学科 教授

    新納 格(にいろ ただし)
    大阪府立大学工業高等専門学校 総合工学システム学科 教授

    秦 吉弥(はた よしや)
    大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻
    (社会基盤工学)元准教授


    【目次】
    まえがき
    第1章 土の生成と土質力学の基本
    第2章 土の物理的特性と試験法
    第3章 有効応力と間隙水圧
    第4章 締固め
    第5章 透水特性
    第6章 圧密
    第7章 せん断
    第8章 地盤特性と調査法
    第9章 地盤内応力
    第10章 土圧
    第11章 支持力
    第12章 斜面の安定
    第13章 自然災害と地盤防災
    第14章 地盤の設計基準類と安定化対策
    第15章 総合問題・公務員試験問題
    記述問題:解答編
  • 3,300(税込)
    著:
    脇田祥尚
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

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    【内容紹介】
    全体を4部で構成されている。第1部:都市のデザイン、第2部:まちづくりと地域生活空間計画、第3部:都市計画の制度、第4部:都市計画の歴史、となっている。明快さ、わかりやすさを第一にして簡潔にまとめてある。図版や事例を数多く使用し、実感として理解できるように解説されている。

    【著者略歴】
    脇田 祥尚(わきた よしひさ)
    近畿大学建築学部教授。
    1969年広島市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。島根女子短期大学、広島工業大学を経て2007年より近畿大学准教授。2011年より現職。京都大学博士(工学)。技術士(建設部門
    著書に、『スラムの計画学』めこん、『世界住居誌』昭和堂、『アジア都市建築史』昭和堂、『まちづくり教科書4 公共建築の設計者選定』丸善、『まちづくり教科書1 まちづくりの方法』丸善など。都市及び地方計画)。

    【目次】
    第1部 都市のデザイン

    第1章 建築と都市のデザイン
    1.都市デザインのアウトライン
    2.都市デザインと建築
    3.構成要素のデザイン

    第2章 地域・地区のデザイン
    1.地域生活空間のデザイン
    2.住宅地のデザイン
    3.都心部のデザイン

    第3章 風景のデザイン
    1.風景デザインとしてのシビックデザイン
    2.公園のデザイン シビックデザインの具体例
    3.構成要素のデザイン

    第2部 まちづくりと地域生活空間計画

    第4章 まちづくりと市民参加
    1.まちづくりのアウトライン
    2.市民参加 行政と市民の関係論
    3.まちづくりワークショップ
    4.市民まちづくりとNPO

    第5章 景観まちづくり
    1.地域の景観を読む
    2.市民まちづくりと景観
    3.景観法と景観まちづくり

    第6章 地域資源を活かしたまちづくり
    1.地域資源と市民まちづくり
    2.水と緑のまちづくり
    3.歴史的環境の継承

    第7章 防災まちづくり
    1.市民防災まちづくり
    2.防災まちづくり

    第8章 交通と福祉のまちづくり
    1.市民参加の交通・福祉まちづくり
    2.福祉のまちづくり
    3.交通まちづくり

    第3部 都市計画の制度

    第9章 都市計画法とマスタープラン
    1.法定都市計画
    2.都市計画のマスタープラン

    第10章 土地利用計画
    1.土地利用計画の必要性
    2.都市計画区域と区域区分
    3.地域地区制
    4.地区計画

    第11章 都市施設の計画
    1.都市施設
    2.道路計画
    3.公園・緑地計画

    第12章 市街地開発事業
    1.市街地開発の事業
    2.土地区画整理事業
    3.市街地再開発事業

    第4部 都市計画の歴史

    第13章 歴史の都市、都市の歴史
    1.西欧の都市
    2.非西欧世界の都市

    第14章 近代都市計画思潮
    1.近代初期の都市計画
    2.機能主義的都市計画
    3.近代成熟期の都市計画思潮

    第15章 都市計画の歩み
    1.都市の骨格形成
    2.近代都市計画の黎明
    3.旧都市計画法制定以降新都市計画法制定まで
    4.高度経済成長期以降の都市計画
    5.成熟社会の都市計画
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    【内容紹介】
     本書は2017年に発行されて好評を博した初版の改訂版である。
    土木技術系の公務員を目指す受験生が独学で学習できるよう、最新の出題問題を取り入れ重要問題を精選した。
     前編では土木工学(土木基礎力学、水理学、土質力学、測量、土木施工、土木構造設計、社会基盤工学)及び情報技術基礎、数学、物理を章ごとにまとめて解説した。
     後編では東京都職員Ⅲ類「土木」の採用試験問題を分野ごとに解説して、新たに問題を加え解答を記述している。

    【著者略歴】
    編:土木職採用試験問題研究会

    【目次】
    1章 土木基礎力学
    2章 水理学
    3章 土質力学
    4章 測量
    5章 土木施工
    6章 土木構造設計
    7章 社会基盤工学
    8章 情報技術基礎
    9章 数学
    10章 物理
    東京都土木職員Ⅲ類問題
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    【内容紹介】
     大学において農業農村工学や土木工学の分野で水理学を学ぶ学生を対象として作成した。
     高校の物理学では静水圧の性質に触れるだけであり、多くの学生は、流れを伴う水の物理的挙動について大学で初めて学習する。本書では物理学に自信を持てない学生にも全体を通じて理解が得られるような構成とし、基礎的なところからわかりやすく説明を行っている。

    【著者略歴】
    編著:
    岡澤 宏(おかざわ ひろむ)
    東京農業大学地域環境科学部 教授

    中桐 貴生(なかぎり たかお)
    大阪公立大学大学院農学研究科 准教授

    著:
    藤川 智紀(ふじかわ とものり)
    東京農業大学地域環境科学部 教授

    竹下 伸一(たけした しんいち)
    宮崎大学農学部 准教授

    長坂 貞郎(ながさか さだお)
    日本大学生物資源科学部 教授

    山本 忠男(やまもと ただお)
    北海道大学大学院農学研究院 准教授

    【目次】
    はじめに
    第1章 序説
     1.1 水理学で用いる物理・数学の基礎知識
     1.2 水の基本的性質

    第2章 静水圧
     2.1 静水圧の性質
     2.2 パスカルの原理とその応用例
     2.3 平面に作用する全水圧
     2.4 曲面に作用する全水圧
     2.5 浮力と浮体
     2.6 浮体の安定

    第3章 水の運動
     3.1 水路の種類と流れ
     3.2 水路の断面形状に関する基本用語
     3.3 流速と流量
     3.4 流れの種類
     3.5 流線、流跡線、および流管
     3.6 連続の式
     3.7 ベルヌーイの定理
     3.8 ベルヌーイの定理の応用
     3.9 運動量の法則

    第4章 管水路の流れ
     4.1 管水路
     4.2 摩擦損失水頭と平均流速公式
     4.3 摩擦以外の要因による損失水頭
     4.4 単線管水路
     4.5 分岐・合流する管水路
     4.6 管網の流量計算

    第5章 開水路の流れ
     5.1 開水路流れに関する基本事項
     5.2 開水路流れにおける流速分布
     5.3 開水路流れの平均流速公式
     5.4 開水路断面の形状要素と等流計算
     5.5 水理学上の最有利断面
     5.6 円形断面水路の水理特性曲線
     5.7 河川の流量計算
     5.8 開水路の不等流
     5.9 背水
     5.10 開水路における摩擦以外の損失水頭

    第6章 オリフィスと水門(ゲート)
     6.1 小オリフィス
     6.2 大オリフィス
     6.3 円形オリフィス
     6.4 もぐりオリフィス
     6.5 オリフィスからの排水時間
     6.6 水門(ゲート)

    第7章 せき(堰)
     7.1 せきの種類
     7.2 四角せき
     7.3 三角せき
     7.4 広頂せきと越流ダム
     7.5 もぐりせき(潜り堰)
     7.6 ベンチュリーフリューム

    第8章 地下水
     8.1 地下水の流れ
     8.2 井戸
     8.3 集水暗渠
  • 3,520(税込)
    編著:
    安福規之
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     本書は,山内豊聡先生(九州大学名誉教授)の教科書「土質力学」のリブート本として九州・沖縄在住の教員で協働して執筆した土質力学の入門書である。リブートには再出発,再始動という意味があり,はじめて土質力学を学ぶ学生や技術者の独習に適した内容となっている。手元に一冊,置いていただいて,必要な時に何度でも読み直していただきたいテキストである。(「はしがき」より)

    【著者略歴】
    編著:安福 規之(やすふく のりゆき)
    九州大学教授

    【目次】
    第1章 「土質力学」で学べること
    1.1 はじめに
    1.2 地盤にかかわる問題と求められる役割や機能
    1.3 海上空港の連絡橋建設プロジェクト -連絡橋を支える地盤-
    1.4 まとめ -土質力学の周辺分野-

    第2章 土の物理的性質と分類
    2.1 はじめに
    2.2 岩石からの土の生成
    2.3 土の三相構成と状態量の定義
    2.4 土の粒度分布の表現
    2.5 土のコンシステンシー
    2.6 土の工学的分類

    第3章 土の締固め
    3.1 はじめに
    3.2 土の締固めの目的と機構
    3.3 締固め試験
    3.4 現場での締固め

    第4章 土中水の物理
    4.1 はじめに
    4.2 土中水の毛管上昇
    4.3 地中の平衡含水比
    4.4 ダルシー則と透水係数
    4.5 透水係数に影響する要素
    4.6 土の透水性を評価する試験方法
    4.7 井戸とボーリングによる現場透水試験
    4.8 異なる層から成る土の透水係数
    4.9 流線網(flow net)と浸透圧
    4.10 流線網の描き方と流量及び揚圧力の計算
    4.11 クイックサンド

    第5章 土の圧密
    5.1 はじめに
    5.2 土中の有効応力
    5.3 土の圧密試験
    5.4 土の圧密理論
    5.5 時間沈下曲線から得られる圧密定数
    5.6 圧密促進工法

    第6章 土のせん断とせん断強さ
    6.1 はじめに
    6.2 主応力とモールの応力円
    6.3 土のせん断抵抗と破壊規準
    6.4 せん断試験
    6.5 砂質土のせん断特性
    6.6 粘性土のせん断特性

    第7章 土の繰返しせん断と液状化
    7.1 はじめに
    7.2 地震時の地盤被害
    7.3 土の繰返しせん断
    7.4 砂地盤の液状化と対策

    第8章 地盤内応力
    8.1 はじめに
    8.2 弾性論による応力とひず
    8.3 鉛直集中荷重による地盤の応力
    8.4 種々の地表面荷重による地盤中の応力
    8.5 地盤反力と応力集中
    8.6 土の変形係数とポアソン比

    第9章 地盤の安定:土圧
    9.1 はじめに
    9.2 裏込め土に作用する応力   
    9.3 土圧の概念(静止土圧,主働土圧,受働土圧)
    9.4 静止土圧
    9.5 ランキン土圧
    9.6 クーロン土圧
    9.7 土圧理論の適用範囲と特徴
    付録

    第10章 地盤の安定:支持力
    10.1 はじめに
    10.2 基礎構造物と地盤の支持力
    10.3 支持力の算出のための地盤の原位置試験
    10.4 基礎の沈下
    10.5 浅い基礎の支持力
    10.6 杭基礎の支持力

    第11章 地盤の安定:斜面
    11.1 はじめに
    11.2 斜面破壊の種類と安全率
    11.3 斜面安定解析に用いる土のせん断強さ
    11.4 無限斜面の安定計算(無限斜面法)
    11.5 円弧すべりに対する斜面安定計算
    11.6 複合すべりを起こす斜面の安定計算

    第12章 地盤の環境と防災
    12.1 はじめに
    12.2 地盤の環境機能
    12.3 地盤汚染,廃棄物の処分および副産物の有効利用技術
    12.4 地盤環境と地盤防災
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    【内容紹介】
     本書では、人間の営みの原点とも言える「住生活」に焦点を当て、その歴史に始まり、住生活に関する理論、政策や制度、住生活空間の管理・メンテナンス、その周辺への環境、あるいは生活スタイルや人間の行動パターンなど様々な領域から「住生活」を設計・建築するために必要となる基本的な事柄を紹介する。初学者向けの入門書として、あるいは既に実務などの経験を積まれている人にとっては、押さえておきたい基本的な事柄を改めて確認できるようなスタンダードな内容となっている。また豊富な事例や各章ごとに設けられた演習課題を通じて、本書を、読み・学び・考えられるようなテキスト=教科書としている。

    【著者略歴】
    夏目 欣昇(なつめ よしのり)
    名古屋工業大学工学部社会工学科建築・デザイン分野 准教授

    北原 玲子(きたはら れいこ)
    カリフォルニア大学バークレー校・東アジア研究所日本研究センター 客員研究員

    毛利 志保(もうり しほ)
    日本福祉大学健康科学部福祉工学科 准教授

    前田 博子(まえだ ひろこ)
    豊田工業高等専門学校建築学科 准教授

    加藤 悠介(かとう ゆうすけ)
    金城学院大学生活環境学部環境デザイン学科 教授

    武田 美恵(たけだ みえ)
    愛知工業大学工学部建築学科 教授

    𣘺本 雅好(はしもと まさよし)
    椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン学科 准教授

    【目次】
    第1章 住居の成り立ち
    1.1 住居とは
    1.2 住居の変遷
    1.3 先史時代(中・新石器時代の住居)
    1.4 古代の住居
    1.5 中世の住居
    1.6 近世の住居
    1.7 近代の住居
    1.8 現代の住居

    第2章 集合住宅の変遷
    2.1 集合住宅とは
    2.2 集合住宅の成り立ち
    2.3 古代の集合住宅
    2.4 中世の集合住宅
    2.5 近世の集合住宅
    2.6 近代の集合住宅
    2.7 現代の集合住宅

    第3章 家族と福祉
    3.1 家族の変容
    3.2 家族の変容による社会福祉の出現
    3.3 家族の変容に伴う住まいの形

    第4章 住宅の設備
    4.1 キッチンまわりの設備
    4.2 水まわりの設備(キッチン以外)
    4.3 空調、照明
    4.4 家事の道具・場所
    4.5 生活の道具
    4.6 その他の道具
    4.7 収納

    第5章 管理・メンテナンス
    5.1 生活空間の管理(維持管理)
    5.2 生活財の管理
    5.3 集まって住む場合の管理(集合住宅、近隣)

    第6章 住宅と制度
    6.1 住宅政策とは
    6.2 戦後の住宅政策
    6.3 日本の住宅政策の課題

    第7章 住環境
    7.1 風土と建築
    7.2 自然災害に強いまちづくり

    第8章 身体と空間
    8.1 姿勢と行為
    8.1 人と人の距離

    第9章 心理と空間
    9.1 空間感覚
    9.1 アフォーダンス
    9.2 空間認知

    第10章 敷地、性能、内外関係
    10.1 敷地と建物の配置
    10.2 住宅性能の基準
    10.3 内外関係
    10.4 防犯環境設計

    第11章 戸建て住宅の計画
    11.1 計画の基礎
    11.2 居室の配置計画
    11.3 家族の変化に配慮した空間構成

    第12章 集合住宅
    12.1 集合住宅のタイプ
    12.2 集合住宅における間取り
    12.3 集まって住むいろいろな形

    第13章 バリアフリー
    13.1 バリアフリーを取り巻く背景
    13.2 ハウスアダプテーションの考え方
    13.3 整備のポイント
    13.4 介護保険による住宅政策

    第14章 環境デザイン
    14.1 外構計画
    14.2 街のアメニティ
    14.3 街の歴史を引き継ぐ

    第15章 多様化する生活スタイル-事例紹介-
     住宅街の中の角地の特性を活かした建築
     まちと緑と暮らす家
     大きな屋根をもつ軸組の矩形のミニマルな家
     26の連棟形式から生まれる内外の広がり
     生きのびるための折衷主義
     裏と呼ばれるものの可能性
     道具のような家
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    【内容紹介】
     建築基準法は昭和25年の制定以降、都市の形成や建築物に最低限必要な性能を維持するための一役を担ってきました。しかし、法体系の複雑さゆえその全容を把握するのは大変難しいと言わざるを得ません。弊社の日常業務におきましても、多くの設計者の方々から、実際の設計においてどの条文をどのように設計図に反映させればよいのか、確認申請にあたり設計図に何をどのようにどこまで明記すればよいのか、などのご相談をお受けしているのが現状です。
     建築物の計画は、木造戸建住宅から超高層建築物まで、その用途、規模又は構造において様々なものがあり、また、敷地の形状や周辺状況についても一様ではありません。このような、一つとして同じものが無い建築物の計画に対して、法令は一律に適用され、設計にあたっては、個々の計画に応じた法令のきめ細かい理解が求められます。設計者の方々にとって、日頃からこれらの多くの法律とその改正内容を、常に広範囲にわたって理解しておくことには困難がつきまといます。
     こうした背景から本書は、平成15年に発刊して以来三度にわたり改訂してまいりましたが、平成27年の改訂以来多くの法改正が為されたことを受け、今般四度目の改訂を実施いたしました。弊社の全国各地での豊富な審査経験、技術力、情報力を結集した本書により、建築基準法全般に対する理解を深めていただき、皆様の業務の円滑化が図られることを願ってやみません。(「改訂版の刊行にあたって」より抜粋)

    【著者略歴】
    編著:日本ERI

    【目次】
    第1章 法の目的、用語の定義等
     第1節 法の目的等
     第2節 用語の定義、面積・高さ等の算定方法

    第2章 手続関係規定
     第1節 建築主事、指定確認検査機関、指定構造計算適合性判定機関および特定行政庁
     第2節 建築に係る法令とその手続
     第3節 確認申請等
     第4節 中間検査・完了検査
     第5節 仮使用の認定の申請
     第6節 その他の手続

    第3章 単体規定
     第1節 一般規定
     第2節 防火規定
     第3節 避難規定等
     第4節 構造規定
     第5節 建築設備

    第4章 集団規定
     第1節 建築物と道路の関係
     第2節 建築物の用途制限
     第3節 容積率および建蔽率
     第4節 建築物の高さ制限
     第5節 防火地域、準防火地域および法第22条指定区域
     第6節 都市計画区域および準都市計画区域以外の区域内の制限

    第5章 まちづくり関係の規定

    第6章 既存建築物
     第1節 既存の建築物に対する制限の緩和
     第2節 用途変更

    第7章 仮設建築物等

    参考資料
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    【内容紹介】
     私たちの日本の約7割は森林である。森林は人類にとって身近な存在であり、また私たちの生活にとって必要不可欠な存在である。森林から私たちは木材をはじめ、きのこや山菜などの恩恵を受けるだけでなく、森林から流れ出る水、生産される酸素を享受し、災害防止などの保全効果や、風景・景観、保健休養などの効用も得ている。森林の持つ意義は産業的な意義だけではなく、いまや地球規模で、また私たちの毎日の生活にとって大なり小なり何らかの影響を及ぼしている。
     本書は、大学で森林科学を学ぶ学生のための本だが、自然、森林に関心を持つ一般の方々にとっても森林を知るためのガイドブックとなる。各地への旅行や行楽のおりにも、車窓からの森林の風景を眺めながら、手に取っていただきたい本である。

    【著者紹介】
    著:上原 巌(うえはら いわお)
    東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授

    【目次】
    第1章 序論
    第2章 森林科学を学ぶみなさんへ
    第3章 造林学での学び
    第4章 育苗
    第5章 大学構内での実習
    第6章 街路での実習
    第7章 森林での実習(大学演習林、民有林)
    第8章 森林の管理手法
    第9章 自然と人為との拮抗
    第10章 農学部の林学科とサイエンスとしての森林科学
    造林学フィールド事例① いまどきの東京近郊の林業は?
    造林学フィールド事例② コロナ禍での森林実習の代替
    造林学フィールド事例③ 北限のブナ林と最古のブナ人工林
    造林学フィールド事例④ カラマツの実生をさがす
    造林学フィールド事例⑤ 各地の中高生との森林体験と香り体験
    造林学フィールド事例⑥ 建築学科の学生の演習林での実習
    造林学フィールド事例⑦ 地域の山林の福祉利用
    造林学フィールド事例⑧ 森林・樹木と数学"
  • 3,850(税込)
    編著:
    鈴木猛康
    著:
    上石勲
    著:
    橋本隆雄
    著:
    山本吉道
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     地球の温暖化に伴って異常気象が発生し、世界的に自然災害が多発するようになっている。わが国でも、豪雨の頻発化、災害の激甚化が顕著となり、年間100名を超える犠牲者が発生している。これまでの観測記録に基づいた防災・減災対策が適用できなくなっている現状を鑑みて、犠牲者を減らすために、住民の早期避難を促す工夫が行われてきた。例えば、洪水ハザードマップは想定最大規模の降雨を対象とし、キキクルをはじめとする自主避難を促す防災情報が創出され、インターネットを介して個人が防災気象情報を入手できる環境が整ってきた。これに伴って避難情報の変更が行われ、被災者に対してはより細やかな個人補償・支援が行われるように、災害対策基本法が改正されている。
     本著は、防災に関わるハード対策とソフト施策(法制度)をバランスよくまとめた唯一の教科書であると自負している。2021年に避難情報が変更され、1961年以来使われていた避難勧告が廃止されたのを機に、初版出版時から変更されたソフト施策(法制度)を中心に、最新の内容に更新し、本著の改訂を行うこととした。本著が、大学の防災の授業のみならず、技術者、行政職員や一般市民の防災教育・啓発に広く活用され、実用に供することを切に希望する。

    【著者紹介】
    鈴木 猛康(すずき たけやす)
    山梨大学工学部土木環境工学科教授

    上石 勲(かみいし いさお)
    防災科学技術研究所雪氷防災研究センターセンター長

    橋本 隆雄(はしもと たかお)
    国士舘大学理工学部理工学科教授

    山本 吉道(やまもと よしみち)
    東海大学工学部土木工学科教授

    【目次】
    第1章 災害多発国-日本
    1.1 はじめに
    1.2 プレート活動と地震、火山活動
    1.3 日本列島と地質
    1.4 誘因と素因
    1.5 災害対策の4段階

    第2章 防災工学を学ぶための基礎知識
    2.1 はじめに
    2.2 地震学、地震工学の基礎知識
    2.3 災害に関わる気象の基礎知識
    2.4 地形学、地質学に関する基礎知識

    第3章 地震災害
    3.1 はじめに
    3.2 地震被害
    3.3 表層地盤と地震被害 福井地震
    3.4 1964年新潟地震と液状化
    3.5 地震動と緊急地震速報
    3.6 被害想定と地震防災
    3.7 地震対策(ハード対策)
    3.8 地震対策(ソフト施策)
    3.9 技術者の役割

    第4章 洪水害
    4.1 はじめに
    4.2 河川氾濫と地形
    4.3 氾濫
    4.4 堤防の設計の考え方
    4.5 避難の現状と水防対策
    4.6 過去の水害と法制度
    4.7 山地河川の災害(2017年九州北部豪雨災害)
    4.8 技術者の役割

    第5章 土砂災害・火山災害
    5.1 はじめに
    5.2 土砂災害の種類
    5.3 土砂災害防止法と警戒避難
    5.4 土砂災害警戒区域指定と警戒避難体制
    5.5 土砂災害警戒情報
    5.6 土砂災害の例
    5.7 土砂災害防止対策(ハード対策)の例
    5.8 火山災害
    5.9 技術者の役割

    第6章 雪害と減災
    6.1 過去の大雪災害と最近の雪害の傾向
    6.2 降雪
    6.3 積雪の性質と雪害
    6.4 雪害とその対策
    6.5 防災対策(ハード対策)と減災対策(ソフト対策)
    6.6 行政機関による災害対応の概要
    6.7 技術者の役割

    第7章 海岸災害
    7.1 海岸災害の事例
    7.2 高波災害
    7.3 高潮災害
    7.4 津波災害
    7.5 海岸法と海岸防災

    第8章 宅地防災
    8.1 はじめに
    8.2 宅地防災に関する法的基準
    8.3 宅地耐震設計
    8.4 宅地擁壁
    8.5 液状化
    8.6 大規模盛土
    8.7 注意すべき造成・開発
    8.8 技術者の役割

    第9章 ソフト防災対策
    9.1 はじめに
    9.2 災害情報
    9.3 法制度
    9.4 ICTと防災

    索引
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    【内容紹介】
    ウクライナ紛争・コロナ禍で劇的に変化する世界情勢をエネルギーデータで読み解く!
     脱炭素化の流れの中、コロナ禍、ウクライナ紛争とエネルギー供給を巡る情勢はまさに激動の時代を迎えています。エネルギーの受給予測・需給構造の分析はもちろん、原単位を使用した国際比較に役立つ統計データをコンパクトサイズにまとめた1冊!!
     基礎的な学習から専門的研究まで、エネルギーを切り口としたさまざまな分野で役立ちます。1992年発刊以来、今年で30年目を迎える好評のデータ集を文庫サイズのハンドブックです。

    【著者紹介】
    編:日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット

    【目次】
    I.エネルギーと経済
    1. 主要経済指標
    2. エネルギー需給の概要
    3. 一次エネルギー供給と最終エネルギー消費
    4. エネルギー価格

    II.最終需要部門別エネルギー需要
    1. 産業部門
    2. 家庭部門
    3. 業務部門
    4. 運輸部門(旅客・貨物)

    III.エネルギー源別需給
    1. 石炭需給
    2. 石油需給
    3. 都市ガス・天然ガス需給
    4. 電力需給
    5. 新エネルギー等

    IV.世界のエネルギー・経済指標

    V.超長期統計

    参考資料
    Ⅰ エネルギー需給の概要
    Ⅱ 各種計画・見通し
    Ⅲ 関係統計一覧
    Ⅳ 各種エネルギーの発熱量と換算表
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    【内容紹介】
     本書は,建築振動を初めて学ぼうと考えている学生の皆さんや,もう一度初歩から勉強を始めようとしている建築構造にかかわる実務者の皆さんに向けて書かれたものである。建築の構造を勉強するなかで,建築振動を理解することは大変難しいという固定観念は根強く,道半ばで挫折した先輩たちが多くいる。その理由の1つとして,耐震や免震や制震についての専門書や解説書は世の中に多く出ている。しかし,建築振動論の基礎を学んで建物の揺れを理解し,耐震・免震・制震構造の原理と応用までを身につけたいと立志している初学者向けの書物が,建築構造の他の分野にくらべて少ないことが挙げられる。このようなことから,本書では,日頃の大学での授業の中で聞く学生たちの意見を反映させて,建築振動の基礎理論を丹念に説明することとした。そして,耐震・免震・制震構造や地震防災・減災にかかわる最新のトピックも含めて,できるだけわかりやすく記述するように心がけた。(「まえがき」より抜粋)

    【著者紹介】
    宮本 裕司(みやもと ゆうじ)(執筆者代表)
    福井工業大学工学部建築土木工学科主任教授、大阪大学名誉教授(2021年)

    永野 正行(ながの まさゆき)
    東京理科大学理工学部建築学科教授(2008年)

    藤谷 秀雄(ふじたに ひでお)
    神戸大学大学院工学研究科建築学専攻教授(2007年)

    吉村 智昭(よしむら ちあき)
    大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻・建築工学部門准教授(2012年)
    2014年逝去

    【目次】
    第1章 建築振動を学ぶ
    1.1 地震と建物被害
    1.2 建築振動と振動モデル

    第2章 地震による地盤と建物の揺れ
    2.1 地震による地盤の揺れ
    2.2 時刻歴波形の概念
    2.3 建物の応答

    第3章 1質点系モデルの振動
    3.1 建物のモデル化
    3.2 非減衰の振動方程式
    3.3 振動方程式を解く
    3.4 複素関数を用いた解法

    第4章 減衰を考慮した1質点系モデルの振動
    4.1 減衰とは
    4.2 減衰を考慮した1質点系の振動方程式
    4.3 振動方程式を解く
    4.4 減衰定数と振動形状
    4.5 減衰振動の固有円振動数,固有振動数,固有周期
    4.6 初期条件を与えた振動
    4.7 減衰定数の効果
    4.8 減衰による振幅の減少率

    第5章 1質点系モデルの地震応答
    5.1 入力地震動
    5.2 地震応答時の運動方程式
    5.3 直接積分法による応答計算
    5.4 地震動が入力した時の応答特性
    5.5 応答スペクトル

    第6章 1質点系モデルの調和地動入力時の応答
    6.1 調和地動
    6.2 調和地動入力時の建物応答
    6.3 調和地動入力時の過渡応答と最大応答値

    第7章 1質点系モデルの周波数応答解析
    7.1 調和振動
    7.2 複素表現による建物の地震応答と伝達関数
    7.3 伝達関数とその特徴
    7.4 フーリエ変換とフーリエスペクトル
    7.5 周波数応答解析

    第8章 多質点系モデルの振動
    8.1 2質点系
    8.2 多質点系
    8.3 ねじれ振動

    第9章 免震構造・制震構造
    9.1 振動制御構造の考え方
    9.2 免震構造
    9.3 制震構造

    第10章 地盤と建物の相互作用と連成応答
    10.1 地盤と建物の相互作用とは
    10.2 スウェイ・ロッキングモデル
    10.3 地盤ばねと地盤減衰
    10.4 2層地盤の地盤ばね
    10.5 地盤の影響を考慮した運動方程式
    10.6 地盤の影響による建物の動特性の変化
    10.7 地盤との相互作用が建物応答に与える影響

    第11章 地震動の地盤増幅
    11.1 必要となる地盤物性と地盤調査
    11.2 地盤の運動方程式
    11.3 波動を表現する式
    11.4 地表面での波動の反射
    11.5 地層境界での波動の透過と反射
    11.6 2層地盤の地震波の増幅
    11.7 地盤増幅特性

    第12章 建築振動と地震防災・減災
    12.1 2つの大震災と防災・減災
    12.2 地震被害想定
    12.3 地盤の揺れと建物被害
    12.4 長周期地震動と超高層の揺れ
  • 3,630(税込)
    監:
    小松利光
    監:
    矢野真一郎
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     第1部ではまず水理学の基本事項(基礎知識、管路の流れ、開水路の流れ)について記述した。難解な数式や流体力学についての知識をそれ程準備しなくても、実用面で十分使える従来の水理学の内容をまず学んで、水理学の全体像を把握してもらうことを意図したのである。これは、水理学と流体力学の知識の混同が学習する際の理解の妨げになっていると考えたからである。
     次に第2部では、今後の水理学の発展やより幅広い応用のためには欠かせない流体力学の基本事項(基礎知識、乱流等)について述べると共に、環境水理学の基礎知識についても記述した。これは水・空気などの流体の運動は、物質や物理量の輸送を担っているため、地域の環境問題から今後の温暖化を含む地球環境問題にいたるまで深く関わって大きな役割を果たしており、その重要性は極めて大きいからである。また本書では、各章の独立性を高め、重要な基本事項や語句の説明、基礎式の誘導などはその都度行い、敢えて重複を避けなかった。これは、基礎式の誘導の仕方には種々の方法があることを学び、重要な事柄については、複数回説明が出てくることで読者の理解が深まることを期待したためである。(「まえがき」より抜粋)

    【著者紹介】
    小松 利光(こまつ としみつ):九州大学名誉教授・工学博士

    大串 浩一郎(おおぐし こういちろう):佐賀大学大学院工学系研究科教授・博士(工学)

    朝位 孝二(あさい こうじ):山口大学大学院理工学研究科教授・博士(工学)

    秋山 壽一郎(あきやま じゅいちろう):九州工業大学大学院工学研究院教授・PhD

    羽田野 袈裟義(はだの けさよし):山口大学大学院理工学研究科教授・工学博士

    多田 彰秀(ただ あきひで):長崎大学大学院工学研究科教授・博士(工学)

    松永 信博(まつなが のぶひろ):九州大学大学院総合理工学研究院教授・工学博士

    大本 照憲(おおもと てるのり):熊本大学大学院自然科学研究科教授・工学博士

    矢野 真一郎(やの しんいちろう):九州大学大学院工学研究院教授・博士(工学)

    【目次】
    第1部 水理学の基本事項

    第1章 水理学の基礎
    1.1 流体の物理的性質
    1.2 静水圧
    1.3 次元解析
    1.4 一次元流れの基礎式

    第2章 管路の流れ
    2.1 管路定常流の一次元解析法
    2.2 単線管路の計算
    2.3 複雑な管路の計算

    第3章 開水路の流れ
    3.1 開水路流れの基礎
    3.2 1次元不等流解析
    3.3 開水路遷移流れ
    3.4 水面形計算のまとめ
    3.5 堰と水門の水理

    第2部 基礎流体力学

    第4章 流体力学の基礎
    4.1 流体運動の性質と流れの表示
    4.2 連続の式
    4.3 運動方程式
    4.4 基礎式の無次元化と流れの相似
    4.5 相対的静止の問題
    4.6 エネルギー方程式による検討

    第5章 層流と乱流
    5.1 層流
    5.2 層流から乱流への遷移
    5.3 乱流
    5.4 自然界の乱流

    第6章 環境の水理
    6.1 物質の輸送
    6.2 密度差のある流れ
  • 2,200(税込)
    著:
    広江克彦
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

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    【内容紹介】
     数学だけ学んでみてもそれで量子力学の考え方が自然に思い付くわけではないので、どこかで抽象的な数学と具体的な量子力学との関係を説明しておくことが必要になる。この本ではそこに重点を置きたいと思う。数学的な厳密さや、きっちり体系的にまとまった美しさは犠牲にする。量子力学がどんな風に数学を使うのかをざっと把握できていれば、その後で関連する数学を学ぶときには広い視野で楽に知識を吸収できるようになるだろう。
     この本がどのような本であるべきか、今の気持ちをまとめると次のようになる。学ぶときのスピード感を重視する。説明が少し冗長であったとしても、つまづかずに一気に読み通せるものにしたい。歴史順の説明にこだわらず、体系的にまとめられた美しさにもこだわらず、私の頭の中に整頓して収められている順に説明したい。
    (「序文」より抜粋)

    【著者略歴】
    広江 克彦(ひろえ かつひこ)
    1972年生まれ。岐阜県出身。静岡大学理学部物理学科卒。同大学院修士課程修了。'00年より、物理学を解説するウェブサイト「EMANの物理学」の運営を開始。その内容が徐々に評価され、'07年に『趣味で物理学』を、'08年に『趣味で相対論』を続けて上梓。現在は農業に片足を置きつつ、執筆に励む。EMAN(エマン)は中学の頃からのあだ名であり、ネットでも主にその名前で活動している。

    【目次】
    第1章 ミクロの世界の謎
    1.1 知っていてほしい大事なこと
    1.2 光は波なのに粒々だった
    1.3 ド・ブロイ波
    1.4 シュレーディンガー方程式
    1.5 変数分離法
    1.6 重ね合わせの原理
    1.7 3次元への拡張
    1.8 原子の構造
    1.9 ボーア半径
    1.10 電子は粒々なのに波でいいのか

    第2章 複素数の性質
    2.1 虚数は存在しない数か
    2.2 加減乗除
    2.3 複素平面
    2.4 積の図形的意味
    2.5 複素共役
    2.6 テイラー展開
    2.7 オイラーの公式
    2.8 複素数の極形式表示
    2.9 波動関数の位相の変化

    第3章 理解を助ける計算例
    3.1 なぜ単純な問題を解くのか
    3.2 井戸型ポテンシャル
    3.3 無限に深い井戸型ポテンシャル
    3.4 壁に向かう粒子
    3.5 トンネル効果
    3.6 調和振動子

    第4章 確率解釈
    4.1 波動関数の規格化
    4.2 3次元での存在確率
    4.3 波の干渉
    4.4 期待値
    4.5 エーレンフェストの定理
    4.6 エルミート演算子
    4.7 不確定性原理
    4.8 観測についての誤解
    4.9 確率流密度

    第5章 フーリエ解析
    5.1 実フーリエ級数
    5.2 周期を変えてみる
    5.3 波で粒子を作る
    5.4 複素フーリエ級数
    5.5 フーリエ変換
    5.6 不確定性原理、再び
    5.7 運動量の期待値の意味
    5.8 偶関数と奇関数
    5.9 波束の崩壊

    第6章 多粒子系
    6.1 波動関数は現実の波ではなさそうだ
    6.2 もう少し正確な原子の計算
    6.3 ボソンとフェルミオン
    6.4 統計性とスピン
    6.5 エニオン

    第7章 解釈論争
    7.1 粒子性の正体
    7.2 シュレーディンガーの猫
    7.3 創作小話
    7.4 ウィグナーの友人
    7.5 多世界解釈

    付録
    A. 位相速度と群速度
    B. 偏微分の座標変換
    C. ガウス積分
    D. ガウス分布のフーリエ変換

    あとがき
    参考図書
    索引
  • 3,630(税込)
    編著:
    常田賢一
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
      土質力学に関する教科書は既に多数出版されているが,本書は以下の点に配慮して,利用の便を図るようにしている。
    1) 対象とする読者は高等専門学校および大学の学部の学生であり,就職試験,技術士補試験あるいは土木学会の2級土木技術者試験などに必要な基礎的専門知識の習得を目標としている。なお,必然的に,社会に出ている技術者が上記試験の受験あるいは業務において,土質力学の基礎的専門知識を再復習する場合にも活用できる。
    2) 本書は通年の講義内容に必要な14章で構成してあり,2章から7章までは土の基本特性,9章から13章までは土工・基礎構造物の設計に関係する内容である。その他の3章はこれらの章を体系化する章とし,1章は全章の導入編,8章は9章以降の導入編,14章は実務において土質力学に関係する技術基準類を概観するとともに,前章までにおいて喚起された代表的な地盤災害である,粘性土地盤の圧密沈下,斜面のすべり破壊および砂質地盤の液状化の対策編として位置づけてある。
    3) 特に,1章は導入編として,土の生成および2 章以降の土の基本特性を概観するとともに,章間の共通性あるいは差異を横断的に対比している。そのため,各章を学ぶ際に,1章を参照すると理解が深められる。
    (「まえがき」より抜粋)

    【著者紹介】
    常田 賢一(ときだ けんいち)
    大阪大学名誉教授
    博士(工学)・技術士(建設部門)
    専門分野:土質基礎工学・地盤防災工学

    澁谷 啓(しぶや さとる)
    神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 教授
    Ph.D. 博士(工学)
    専門分野:地盤工学・地盤安全工学

    片岡 沙都紀(かたおか さつき)
    神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 助教
    博士(工学)
    専門分野:地盤工学,地盤材料学

    河井 克之(かわい かつゆき)
    近畿大学 理工学部 社会環境工学科 准教授
    博士(工学)
    専門分野:地盤工学・環境地盤工学

    鳥居 宣之(とりい のぶゆき)
    神戸市立工業高等専門学校 都市工学科 教授
    博士(工学)
    専門分野:斜面防災工学・地盤工学

    新納 格(にいろ ただし)
    大阪府立大学工業高等専門学校 総合工学システム学科 教授
    博士(工学)・技術士(土質及び基礎・建設環境,総合技術監理)
    専門分野:地質調査

    秦 吉弥(はた よしや)
    大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻(社会基盤工学)元准教授
    博士(工学)
    専門分野:地盤地震工学・強震動地震学

    【目次】
    まえがき
    第1章 土の生成と土質力学の基本
    第2章 土の物理的特性と試験法
    第3章 有効応力と間隙水圧
    第4章 締固め特性
    第5章 透水特性
    第6章 圧密特性
    第7章 せん断特性
    第8章 地盤特性と調査法
    第9章 地盤内の応力と変位
    第10章 土圧
    第11章 支持力
    第12章 斜面の安定
    第13章 自然災害と地盤防災
    第14章 地盤の設計基準類と安定化対策
    記号の一覧表
    索引
  • 【内容紹介】
     本書では最近になって起こった事故をできるだけとり上げるようにした。また,事例分析においては,日本国内の事故を主としてとり上げて分析している。従来のテキストでは,アメリカの工学倫理のテキストに収められている事例(チャレンジャー号事件など)が利用されがちだったが,アメリカと日本では法や社会制度は異なるし,企業の慣習やメンタルな要因も異なってくる。日本独自の工学倫理ということも視野に入れて,多くの国内の事故を事例としてとり上げくわしく分析した。
     さらに,本書の構成についても全体の流れがつかめるように配慮したつもりである。すなわちまず,歴史的にみて工学がいかに発展してきたかを眺め(1章),そのなかで現れてきた安全性や設計などの興味深い問題を,国内の事件や事故をふまえながら解説する(2章),さらに,工学倫理と他の応用倫理との関連を探りながら内容を深め(3章),最後に工学と倫理を社会的観点から捉えなおしてみる(4章)という流れである。(「あとがき」より抜粋)

    【著者紹介】
    編著
    高橋 隆雄(たかはし たかお)
    尾原 祐三(おばら ゆうぞう)
    広川 明(ひろかわ あきら)
    著者
    田中 朋宏(たなか ともひろ)
    里中 忍(さとなか しのぶ)
    山野 克明(やまの かつあき)
    坂本 和啓(さかもと かずひろ)

    【目次】
    第1章 工学倫理への道
    1.1 科学と工学
    1.1.1 理論と実践
    1.1.2 工学教育の歴史
    1.1.3 科学と技術の歴史
    1.2 工学と現代社会
    1.2.1 3つの視点―マクロ・ミクロ・メタ―
    1.2.2 科学技術(工学)の成立と工学倫理の必要性―マクロレベルからみて―
    1.2.3 組織における個人―ミクロレベルからみて―
    1.3 技術者教育と専門職の倫理
    1.3.1 日本の技術者教育―JABEEの認定制度とその役割―
    1.3.2 倫理綱領

    第2章 工学倫理の基本問題
    2.1 安全性・設計&事例
    2.1.1 事例1―JR福知山線脱線事故
    2.1.2 事例2―イプシロンロケット打ち上げ中止
    2.1.3 事故例と工学
    2.2 技術者の責任・内部告発&事例
    2.2.1 事例1―A自動車欠陥・リコール隠し事件(欠陥とリコール
    2.2.2 事例2―東京電力トラブル隠し事件(内部告発・検査データの改竄・偽装)
    2.2.3 事例3―六本木ヒルズ自動回転ドア事故(安全性とリスク情報)
    2.3 製造物責任法・厳格責任と事例
    2.3.1 事例1:カラーテレビ発火(大阪地裁1994年3月29日判決)
    2.3.2 事例2:携帯電話の発熱による低温熱傷(仙台高裁2010年4月22日判決)
    2.3.3 事例3:幼児用自転車乗車中の身体損傷(広島地裁2004年7月6日判決)
    2.4 知的財産権&事例
    2.4.1 事例

    第3章 工学倫理の基礎
    3.1 ビジネス倫理学
    3.1.1 工学倫理とビジネス倫理
    3.1.2 専門職倫理
    3.1.3 守秘義務と情報公開
    3.1.4 内部告発
    3.2 生命倫理・情報倫理
    3.2.1 遺伝子工学
    3.2.2 知的財産権
    3.2.3 遺伝子特許
    3.3 環境倫理と工学
    3.3.1 環境倫理問題化の背景
    3.3.2 環境倫理論議の展開
    3.3.3 環境科学と工学への期待
    3.3.4 環境に関わる技術

    第4章 工学とはいかなる学問か
    4.1 工学と価値・欲求
    4.1.1 工学とは
    4.1.2 人工物と設計
    4.1.3 人工物と価値観・欲求との関係
    4.2 設計について
    4.2.1 設計の工程
    4.2.2 設計の倫理―アブダクション
    4.2.3 科学と広義の設計―論理構造の類似
    4.3 工学と倫理
    4.3.1 工学倫理と応用倫理
    4.3.2 原理適用型と原理発見型の応用倫理
    4.3.3 2種類の設計概念
    4.3.4 工学と倫理学との連携
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    【内容紹介】
     この本は,建築にかかわる環境の基礎を学び,これからみなさんが関わっていく建築が環境とうまく付き合っていけるようになることを願って執筆しました.皆さんが日々利用し,これからは提供していく側になっていく建築とその環境の捉え方を知ることで,実際に建築を見たり,体感したりするときに新たな体験をできるようになって欲しいと考えています.この本で学習した知識を基にして,身の回りの建築とその環境を観察し,どのようにして建築環境が調整されているのかを考えていきましょう.皆さんがより良い建築環境の創り手になることにつながれば筆者らの意図は達成されます.
     本書は,建築系の大学での建築環境工学の教科書としての利用を想定して執筆しました.
     本文はなるべく難しい表現は避け,各頁には本文に関わる補足説明を脚注として掲載し,すぐに参照できるようにしています.空いているスペースにメモ欄としてどんどん書き込みをしていって下さい.また,たくさんのイラストを用いることで,内容を直感的に理解でき,やわらかく建築の環境を学習していけるようにしました.しっかりと学習していただきたい内容には“ポイントくん” による指示もしています.
     建築環境工学は建築の設計に活用されるものです.積極的に環境を考慮した設計事例やトピックスも掲載しています.環境に興味をもち,より深く学習していきたいと思われた皆さんには,各章末に参考となる専門書や文献の紹介をしています.本書が建築の環境を学ぶ基礎となり,専門書への橋渡しとなることを願っています.

    【著者紹介】
    小松 義典(こまつ よしのり)
    名古屋工業大学大学院 准教授

    渡邊 慎一(わたなべ しんいち)
    大同大学 教授・副学長

    石井 仁(いしい じん)
    名城大学 教授

    岡本 洋輔(おかもと ようすけ)
    大同大学 准教授

    石松 丈佳(いしまつ たけよし)
    名古屋工業大学大学院 教授

    【目次】
    はじめに
    1章 パッシブデザイン
    1.1 建築と環境
    1.2 パッシブデザインとアクティブデザイン
    1.3 建築のエンベロープ
    1.4 環境を理解する
    1.5 環境とデザイン
    建築家に聞く,環境と建築デザイン
    演習問題

    2章 熱環境
    2.1 熱の基礎
    2.2 熱と建築
    2.3 太陽の運行と日射遮蔽
    2.4 暑さ寒さと人間
    トピック1
    トピック 2
    設計事例
    演習問題

    3章 空気環境
    3.1 湿り空気
    3.2 結露とその防止
    3.3 空気質
    3.4 換気・通風
    設計事例
    トピック
    演習問題

    4章 光環境
    4.1 光の基礎
    4.2 明視照明  
    4.3 昼光照明  
    4.4 電灯照明
    4.5 光の分布と方向性
    4.6 照明計画  
    4.7 照明計画と照明シミュレーション
    照明デザイナーに聞く,光環境と照明デザイン 
    4.8 建築の色彩
    演習問題

    5章 音環境
    5.1 音の基本的性質 
    5.2 聴覚
    5.3 騒音制御  
    5.4 室内音響
    設計事例
    トピックス
    演習問題

    索引
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     本書のテーマは「身近な森林のポテンシャルと可能性」。林業は現代の日本においては、儲からない、採算があわないと言われる。けれども、日本の森林、林業はもっと豊かになる可能性を秘めていると著者は述べる。実際に森林、山林に出かけ、様々な視点からのアプローチに取り組んでいると、「こうやってみてはどうだろう?」という、コロンブスの卵的な発見に出会うことが時にある。森林は生産の場であると同時に休養の場にもなりうるのだ。挿し木、樹木の香り、フィールド研究、各地での市民の森林活動など、著者の活動から得られた知見をまとめている。

    【著者紹介】
    上原 巖(うえはら いわお)
    東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授

    【目次】
    はじめに

    第1章 挿し木の新たな可能性-コロンブスの卵のような研究-
    1.1 挿し木について
    1.2 造林学研究室における挿し木研究
    1.3 こんなことはどうだろうか?-様々な挿し木手法のこころみ
    1.4 まとめと今後の展望

    第2章 樹木の香り
    2.1 森林浴、フィトンチッドという言葉の誕生
    2.2 “空気をきれいにする木”
    2.3 樹木の香りの幅広い可能性

    第3章 各地の森林でのフィールド研究
    3.1 間伐と林床の木本植物
    3.2 森林・樹木と数学
    3.3 森林、樹木の病害虫
    3.4 台風による風倒木の調査  
    3.5 福島における放射線量の調査研究
    3.6 カラマツとオオバアサガラ:樹木のコンパニオン・プランツ?

    第4章 大学における森林教育
    4.1 東京農業大学における林学、森林総合科学の教育
    4.2 農大における演習林実習の内容
    4.3 演習林実習に関するアンケート調査の結果
    4.4 造林学研究室におけるゼミ実習
    4.5 ミシガン州立大学・林学科での講義・実習    

    第5章 希望の萌芽:各地での市民の森林活動
    5.1 「放置林」の活用
    5.2 福岡県八女市でのワークショップ
    5.3 長野県筑北村でのワークショップ
    5.4 長野県伊那市での森林活動
    5.5 都内での市民講座
    5.6 世田谷区での区民講座

    第6章 むすびに

    あとがき 謝辞
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    【内容紹介】
     2010年代からカリフォルニア、サンディゴのニュースクール建築学校とアメリカ建築家協会(AIA)、生命科学研究所として有名であり、その研究所の建築の設計をルイス・カーンが行ったことでも知られるソーク生物学研究所が共同で設立した、「建築のための神経科学学会(ANFA)」では、脳科学(ブレインサイエンス)、神経科学(ニューロサイエンス)、認知科学(コグニティブサイエンス)など、科学として人間の感覚や感性、感情と建築空間やデザインプロセスを結びつけようという試みが行われている。
     このことを知った著者は、これからの建築の進むべき道は神経建築学(ニューロアーキテクチャ)ではないかと直感しつつ、自ら行ってきた保存や再活用を含めた近代建築史研究の成果と新しい建築のあり方、すなわち理論と実践をなんとか結びつけたいという執念にかられる。
     この理論と実践の結合に対する執念と、著者の15年に及ぶ教育や研究において、人間が有する身体的な感覚、すなわち手を動かしてスケッチすることの大切さを授業に取り入れることが出来ればという思いが結びついて誕生したのがこの本である。

    【著者略歴】
    渡邉 研司:東海大学 工学部 建築学科 教授

    【目次】
    Lecture1
    第1講 ガイダンス 講義のねらい

    Lecture2/3/4
    第2講 近代思考=透視図の始まり(視覚革命1)
        Sketch Workshop Lecture 2
    第3講 描いている自らを描く=自画像の始まり(視覚革命2)
       Sketch Workshop Lecture 3
    第4講 風景の誕生のピクチャレスク(視覚革命3)
       Sketch Workshop Lecture 4
       西方への旅1―Toscana+Rome+South Italy

    Lecture5/6/7
    第5講 記憶装置としての廃墟と遺跡
        Sketch Workshop Lecture 5
    第6講 創られた伝統 ゴシック vs クラシック
      Sketch Workshop Lecture 6
    第7講 美しさを問い直す アール・ヌーヴォーとエコロジー
      Sketch Workshop Lecture 7
       西方への旅2―Christpher Wren + London

    Lecture8/9
    第8講 トルコからイギリスへ 鉄と近代建築の出会い
        Sketch Workshop Lecture 8
    第9講 ローマからフランスへ 鉄筋コンクリートと近代建築の出会い
       Sketch Workshop Lecture 9

    Lecture10/11
    第10講 憧れからライバルへ
         建築家ル・コルビュジエ(近代建築の巨匠 1)
        Sketch Workshop Lecture 10
    第11講 建築も都市も生きている
    建築家フランク・ロイド・ライトの有機的建築(近代建築の巨匠 2)
       Sketch Workshop Lecture 11
       西方への旅3―Le Corbusier

    Lecture12/13/14
    第12講 集まって住むこと 理想の共同体を求めて
        Sketch Workshop Lecture 12
    第13講 建築家になるために 建築家教育の彼岸
         AA スクールとジョサイア・コンドル
      Sketch Workshop Lecture 13
    第14講 命ある近代建築との共振=エンパシー 保存と再生に向かって
       Sketch Workshop Lecture 14
       西方への旅4―Paris + Brno+Prague

    Constellation of Architectural Culture 建築文化の星座
    あとがき
    図版出典
    索引
  • 2,200(税込)
    著:
    広江克彦
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

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    【内容紹介】
     この本の目的は、一般相対論までの内容をごまかしなく伝えることである。しかし私が挑戦したいのは、第一の目的を少しも損なうことなく、読者の負担が最小となるような形でまとめ上げることである。そういう本を手にすることが可能かどうか、私自身が知りたくて作るのだ。(「序文」より抜粋)

    【著者略歴】
    広江 克彦(ひろえ かつひこ)
    1972年生まれ。岐阜県出身。静岡大学理学部物理学科卒。同大学院修士課程修了。'00年より、物理学を解説するウェブサイト「EMANの物理学」の運営を開始。その内容が徐々に評価され、'07年に『趣味で物理学』を、'08年に『趣味で相対論』を続けて上梓。現在は農業に片足を置きつつ、執筆に励む。EMAN(エマン)は中学の頃からのあだ名であり、ネットでも主にその名前で活動している。

    【目次】
    第0章 準備

    第1章 特殊相対性理論
    1.1 相対論はなぜ生まれたか?
    1.2 エーテル理論の失敗
    1.3 アインシュタインの指針
    1.4 同時であるとはどういうことか
    1.5 ローレンツ変換の求め方
    1.6 時空回転と不変量
    1.7 悩むのは無駄
    1.8 固有時の意味
    1.9 4元速度
    1.10 E=mc2 を導く
    1.11 質量は増大するのか
    1.12 物体は縮むのか
    1.13 なぜ光の速さを越えられないのか
    ~哲学~科学とは何だろうか

    第2章 座標変換の理論
    2.1 座標変換とは何か
    2.2 見かけの力
    2.3 ガリレイの相対性原理
    2.4 4次元的世界観
    2.5 光はなぜ一定速度か
    2.6 多変数関数の微分
    2.7 運動方程式のローレンツ変換
    2.8 偏微分の座標変換
    2.9 マクスウェル方程式が不変となる変換
    2.10 反変ベクトル・共変ベクトル
    2.11 縮約の意味
    2.12 省略記法の導入
    2.13 テンソル解析の基礎
    2.14 計量とは何か
    2.15 反変・共変の変換
    2.16 4次元の演算子

    第3章 相対性原理の実践
    3.1 相対論的な運動方程式
    3.2 運動量ベクトルの変換
    3.3 エネルギー運動量テンソル
    3.4 相対論的なマクスウェル方程式
    3.5 電荷の保存則
    3.6 ゲージ変換
    ~豆知識~ローレンツは二人いる!

    第4章 一般相対論の入り口
    4.1 結論から始めよう
    4.2 代表的な二つの公式
    4.3 測地線の方程式の展開
    4.4 重力場の方程式の展開
    4.5 項の数を数えてみる
    4.6 式の簡単化
    4.7 質量は2 種類ある
    4.8 アインシュタインの解決法
    4.9 質量は錯覚だ
    ~豆知識~重力と引力の違い

    第5章 リーマン幾何学
    5.1 共変微分
    5.2 平行移動2
    5.3 測地線
    5.4 局所直線座標系
    5.5 テンソルの共変微分
    5.6 リーマン曲率
    5.7 リーマン・テンソルは本当にテンソルか
    5.8 リッチ・テンソル
    5.9 スカラー曲率
    5.10 ビアンキの恒等式
    5.11 アインシュタイン・テンソル
    5.12 ニュートン近似
    5.13 重力場の方程式へ
    5.14 係数の値を決める

    第6章 一般相対論の検証
    6.1 シュバルツシルト解
    6.2 光の湾曲
    6.3 水星の近日点移動
    6.4 重力赤方偏移
    6.5 加速系の座標変換

    あとがき
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    【内容紹介】
     エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法がある。これは、ひとりの技術者がエコシステムとエンジニアリングとデザインを同次元で考えることで初めて解決できる総合的な空間のデザイン手法のひとつだ。デザイン対象は、外部空間そのものだ。(「はじめに」より抜粋)

    【著者略歴】
    小川 総一郎(おがわ・そういちろう)
    ペンシルベニア大学芸術大学院ランドスケープ・アーキテクチャ修了(M.L.A.)1983年5月。登録ランドスケープアーキテクトRLA00100。技術士(建設部門/建設環境)。APECエンジニア(civil)。
    エコラン研究所 代表 2017年4月~。信州大学学術研究院農学系 特任教授 2022年4月~。

    【目次】
    1. エコロジカル・ランドスケープ事例
    パルタウン城西の杜/水戸ニュータウン多自然型調整池/Green Avenueあざぶの丘/ヌーヴェルゴルフ倶楽部

    2. 理念
    01 環境を総合的にデザインする
    02 人はエコシステムの一員
    03 エコロジカル・ランドスケープの目指すところ
    04 エコロジカル・ランドスケープの三要素と三原則
    05 原則1:地域環境の潜在能力を見きわめる
    06 原則2:人が手をつけてよいところといけないところを正しく認識する
    07 原則3:人が1/2造り、残りの1/2を自然に創ってもらう
    08 生物多様性を意識して空間を造る

    3. デザイン・プロセス
    09 VCSP プロセス:10のデザインステップで考える
    3-1 ビジョン
    10 ステップ1:プログラミング・マトリックスで課題を発見する
    11 ステップ2:アイデアの適正さを早期に見定める

    3-2 コンセプト
    12 ステップ3:フロー作成して考える順番を確認する
    13 ステップ4:デザインに必要な情報を収集する
    14 ステップ5:ブレイン・ストーミングで将来像を共有する
    15 ステップ6:コンセプトをHOWで構築し、情景を設定する

    3-3 シナリオ
    16 ステップ7:コンテでデザイン・プロセスを分解する
    17 ステップ8:画(え)コンテで情報を視覚化する
    18 ステップ9:エスキスで空間イメージを表現する

    3-4 プレゼンテーション
    19 ステップ10:デザインを伝え、信頼を得る

    4. デザイン手法
    4-1 環境情報をデザインに反映する手法
    20 環境情報を3Dで表現する
    21 Web 情報を収集して環境テーマ図を作成する
    22 環境テーマ図から環境応用図を作成する
    23 環境要素を重ね合わせて環境を総合的に理解する

    4-2 エンジニアリングをデザインに関連付ける手法
    24 地形を自由にコントロールする
    25 地形と排水と植栽を同時に操作する
    26 群落単位で植生を考える
    27 水循環と安全で美しい雨水排水を考える

    4-3 デザイン感覚を磨く手法
    28 形ではなく情景を伝える
    29 文章からスケッチを描く
    30 スケッチから文章を書く
    31 写真の上にイメージを描く

    4-4 スケール感覚を磨く手法
    32 スケール感覚は相対的なものと考える
    33 どこで風景を切り取るか意識する
    34 ものの見え方の仕組みを理解する
    35 目の高さを意識してスケッチを描く
    36 条件からスケッチを描く
    37 スケッチ定規とスケッチシートでスケッチを描く
    38 スケッチから平面図に変換する

    4-5 デザイン資源をストックする手法
    39 見る、描く、コメントする
    40 偶然性と必然性に想像力を加える
    41 オリジナル・パタンを蓄える

    4-6 空間構成を演出する手法
    42 風景を分解し再構築する
    43 遠景・中景・近景の役割を考える
    44 シークエンスとストーリー展開を想定する
    45 特定視点場を設定する
    46 軸線(Line)のデザイン
    47 囲み(Enclosure)と開放性(Openness)のデザイン
    48 視距離とテクスチャを意識する

    4-7 デザインを表現する手法
    49 フリーハンドスケッチに慣れる
    50 透明水彩(Watercolor)で情景を表現する
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    【内容紹介】
     生態学の学問的地平は限りなく広く,また個々の研究者の専門領域は非常に狭い。本書は広領域の概論でも一領域の深掘りでもなく,ある視点から選択した学問領域に横串を通すように話題を構成した。その視点とは,持続可能社会の要件である「自然共生」である。このため,本書の著者として生態学の狭領域のスペシャリストではなく,工学を中心に,広く自然と人間社会の実質的問題に取り組む研究者を選んだ。
     本書の前半では,およそ高等学校の学習指導要領に現れるような基礎学理を概説している。ただし工学系学生の興味と理解を助けるため,数理的表現なども取り入れた。後半は「生態系サービス」をキーワードとして,自然と人間社会の関係と課題を提示し,工学だけでないさまざまな課題解決へのアプローチを示している。限られた紙数で,それぞれの課題を掘り下げることはできない。本書を手掛かりに,自発的,発展的に学習をし,理解を深めてほしい。(「まえがき」より抜粋)

    【著者紹介】
    町村 尚(まちむら たかし)
    大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 准教授

    惣田 訓(そうだ さとし)
    立命館大学理工学部 環境システム工学科 教授

    露崎 史朗(つゆざき しろう)
    北海道大学大学院地球環境科学研究院・統合環境科学部門 教授

    西田 修三(にしだ しゅうぞう)
    大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻 教授

    大場 真(おおば まこと)
    国立研究開発法人国立環境研究所 福島支部 主任研究員

    岸本 亨(きしもと とおる)
    つくば国際大学医療保健学部 教授

    齊藤 修(さいとう おさむ)
    国際連合大学 サステイナビリティ高等研究所 学術研究官

    吉田 謙太郎(よしだ けんたろう)
    長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科 環境科学領域 教授

    林 希一郎(はやし きいちろう)
    名古屋大学未来材料・システム研究所 教授

    Philip Gibbons(フィリップ ギボンズ)
    Associate Professor,Fenner School of Environment and Society,The Australian National University

    松井 孝典(まつい たかのり)
    大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 助教

    【目次】
    まえがき

    第1章 生物と地球の共進化とバイオーム
    第2章 生物生産と食物連鎖
    第3章 生態系物質循環
    第4章 個体群と群集
    第5章 生態系のダイナミクス
    第6章 河川流域と沿岸海域の生態系
    第7章 生態系情報学
    第8章 生態系と人間社会の軋轢
    第9章 生態系と生物多様性のアセスメント
    第10章 気候変動と生態系
    第11章 生物資源
    第12章 生態系サービスの意義・現状・将来
    第13章 生態系サービスの経済評価
    第14章 生物多様性オフセットとバンキング
    第15章 人類生態学
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     本書は,CIMについて学びたい産官学の社会人や大学院生・大学生を主な対象として執筆した。筆者は特に歴史的な視点でどういう経緯で,そうした技術が発生したのかを解きほぐしていくことが大切だと感じている。そのため,本書でも,そうした歴史的な記述を随所に加えている。また,3次元モデリングやプロダクトモデルの章は,情報工学分野に属する内容であるため,土木技術者にとっては取っつきにくいかも知れないが,CIMの中核の主要部分だと判断し,少し詳細に記述した。
     本書が,多くの社会人や学生の役に立てば幸いである。(「はじめに」より抜粋)

    【著者紹介】
    矢吹 信喜 Ph.D.
    大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻教授

    【目次】
    第1章 CIMとは
    1.1 BIMとは
    1.2 CIMの開始
    1.3 CIMの定義

    第2章 建設分野を取り巻く課題
    2.1 日本の建設分野
    2.2 土木分野の特徴
    2.3 海外の建設分野

    第3章 設計・施工と情報伝達の歴史
    3.1 大昔の設計と施工
    3.2 デカルト座標系
    3.3 画法幾何学と青図
    3.4 コンピュータとCAD
    3.5 人同士から機械同士の情報伝達へ
    3.6 歴史的考察

    第4章 CIM利用の現状
    4.1 2012年度CIMモデル事業
    4.2 2013年度CIMモデル事業
    4.3 2014年度CIM試行事業
    4.4 現状のCIMの効果と課題
    4.5 CIMプロジェクトの紹介

    第5章 3次元モデリングの基礎
    5.1 立体のモデリング手法
    5.2 ソリッドモデルの留意事項
    5.3 レンダリングとアニメーション
    5.4 VRとAR

    第6章 プロダクトモデル
    6.1 オブジェクト指向技術の誕生まで
    6.2 オブジェクト指向技術とは
    6.3 プロダクトモデルとは
    6.4 国際標準ISOのSTEP
    6.5 buildingSMART International
    6.6 IFC(Industry Foundation Classes)

    第7章 測量とGIS
    7.1 GPSとGNSS
    7.2 レーザ計測技術
    7.3 写真測量技術による点群データの生成
    7.4 水中の地形や物体の計測
    7.5 GIS

    第8章 地形と地層の3次元モデリング
    8.1 地形の3次元モデリング
    8.2 地層の3次元モデリング

    第9章 道路等の線形構造物の計画と設計
    9.1 道路の3次元設計ソフトウェアの概要
    9.2 LandXMLについて
    9.3 IFC-Alignment 1.0

    第10章 構造物の設計とCIM
    10.1 構造物の設計
    10.2 製造業のCAEとBIM/CIMの違い
    10.3 LOD
    10.4 パラメトリック・モデリングとライブラリ

    第11章 施工とCIM
    11.1 情報化施工
    11.2 情報化施工とCIM
    11.3 4DモデルとEVMS
    11.4 ICタグとCIM
    11.5 施工時におけるデータの蓄積と保存

    第12章 維持管理とCIM
    12.1 BIMのCOBie
    12.2 土木構造物の維持管理の重要性
    12.3 センシング
    12.4 国土基盤モデル

    第13章 土木プロジェクトマネジメント
    13.1 公共土木工事の発注方式の概略史
    13.2 設計・施工分離発注と設計・施工一括発注
    13.3 多様な入札契約方式
    13.4 IPD(Integrated Project Delivery)

    第14章 先進諸国の取組み
    14.1 米国におけるCIM技術調査2013
    14.2 欧州におけるCIM技術調査団2014

    第15章 CIM技術者の育成とCIMの将来像
    15.1 CIM技術者の育成
    15.2 CIMの将来像
  • 4,620(税込)
    著:
    右城猛
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     本書は,建設会社,コンサルタント会社,官公庁に勤務する技術者を対象に,土圧・支持力算定法や各種擁壁の設計法について解説したもので,平成24年版の道路土工-擁壁工指針に基づいている。…
     執筆に当たっては下記の点に心掛けた。
    ① 初級実務者にでもわかり易い内容とした。
    ② 読者の理解を容易にするため,具体的な計算例をできるだけ多く示した。
    ③ 教科書や一般の専門書では紹介されていないようなタイプの擁壁についても計算例を掲載した。
    ④ 設計法や数式については,単に羅列するだけでなく,それが成立した背景や前提条件をできるだけ詳しく解説した。
    ⑤ 読者が柔軟な発想のできる技術者になられることを期待して,異なった視点から誘導した土圧算定式や支持力算定式をできるだけ多く紹介した。
     本書には,読者の便宜をはかるため,あえてオーソライズされていない設計法も紹介している。本書を熟読するとともに,数式は盲目的に使うのではなく読者自身で誘導し,理解した上で活用されることを望んでいる。(「まえがき」より抜粋)

    【著者略歴】
    右城 猛(うしろ たけし)
    1950年5月 高知県長岡郡本山町で生まれる
    1970年3月 高知県立高知工業高等学校土木科卒
    1977年3月 徳島大学工業短期大学部土木工学科卒
    現在 株式会社 第一コンサルタンツ 代表取締役社長
       (公社)日本技術士会 四国本部副本部長
       高知県技術士会代表,高知県橋梁会会長など
    博士(工学),技術士(建設/技術監理部門)
    主な著書 擁壁設計Q&A105問答 理工図書 2005.
         士木構造物設計・施工の盲点 理工図壽 1999.
         基本からわかる士質のトラブル回避術 日経BP社 2004.
         他

    【目次】
    第1章 設計の基本
    1.1 概説
    1.2 擁壁の種類と特徴
    1.3 調査
    1.4 擁壁の計画
    1.5 設計で想定する作用
    1.6 擁壁の重要度と要求性能
    1.7 性能の照査

    第2章 擁壁に作用する荷重
    2.1 概説
    2.2 荷重の組み合わせ
    2.3 自重
    2.4 土圧
    2.5 載荷重
    2.6 水圧,浮力,揚圧力
    2.7 地震による慣性力
    2.8 風荷重
    2.9 衝突荷重

    第3章 土圧
    3.1 概説
    3.2 クーロンの土圧理論
    3.3 GLEM(一般化された極限平衡法)
    3.4 ランキンの土圧理論
    3.5 改良試行くさび法
    3.6 地震時土圧の新しい計算法
    3.7 各種擁壁の実用的土圧算定法

    第4章 地盤反力
    4.1 概説
    4.2 地盤係数法の基本
    4.3 地盤反力係数の求め方
    4.4 直接基礎の地盤反力算定式
    4.5 根入れ地盤の抵抗を考慮した場合の地盤反力
    4.6 段切り基礎の地盤反力算定式
    4.7 もたれ式擁壁の地盤反力算定式
    4.8 U型擁壁の地盤反力度
    4.9 細長い基礎の地盤反力度と断面力

    第5章 支持力
    5.1 概説
    5.2 土圧・支持力・斜面安定の関係
    5.3 極限支持力と受働土圧
    5.4 平坦地盤上の基礎の極限支持力
    5.5 斜面上の基礎の極限支持力
    5.6 沈下量から決まる許容支持力
    5.7 支持力算定に用いるせん断強度定数

    第6章 擁壁に作用する荷重
    6.1 概説
    6.2 転倒に対する安定性の照査
    6.3 滑動に対する安定性の照査
    6.4 支持に対する照査
    6.5 ブロック積擁壁の安定性の照査
    6.6 衝突荷重作用時における安定性
    6.7 地震時における安定性
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     下水道は毎日の暮らしの中で当たり前のものとなっています。その管理を行う上で必要な下水道管理技術認定資格を得るための試験で、100%の合格率を誇る企業がそのノウハウを明らかにしたのが本書です。最新の過去問題に加え、出題傾向に沿ったオリジナル問題を掲載。問題ごとの解説もついた充実の1冊。
    【著者紹介】

    TGS合格編集委員会

    【目次】
    まえがき
    第1章 管路施設の基礎知識
    1 総 論
    2 管きょの種類と断面
    3 埋設位置及び深さ
    4 管きょの防護及び基礎
    5 管きょの接合及び継手
    6 伏越し
    7 マンホール
    8 ます及び取付管
    9 排水設備
    10 設計縦断面図計算問題

    第2章 管路施設の維持管理
    1 計画的維持管理の目的
    2 管きょ
    2-1 巡視・点検及び調査
    2-2 清掃及びしゅんせつ
    2-3 修繕及び改築
    3 マンホール
    4 ます及び取付管
    5 伏越し
    6 保護及び防護
    7 マンホール形式ポンプ場
    8 管路施設における硫化水素による腐食及び防止対策

    第3章 臭気、騒音、振動の防止対策
    1 臭気対策
    2 騒音・振動対策

    第4章 管路施設の安全管理
    1 総説(安全衛生管理)
    2 管理体制
    3 管理方法
    4 管路施設の労働安全衛生対策
    5 救急措置
    6 安全器具及び保護具
    第5章 下水道処理施設の基礎知識
    1 水処理施設
    2 汚泥処理施設
    第6章 工場排水の規制
    1 排水規制の目的
    2 事業場別の排水の特徴
    3 処理対象物質が下水道に与える影響と処理方法
    第7章 法規等
    1 下水道法
    2 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
    3 道路法・道路交通法
    4 水質汚濁防止法
    5 環境基本法
    6 騒音規制法
  • 【内容紹介】
     本書は、技術者倫理だけでなく社会人・技術者になる準備のための教科書です。そして皆さんが社会人・技術者として羽ばたいていく世界、とりわけ日本社会は、今まさに大きな曲がり角に差し掛かっています。その行く末は、私たち一人ひとりの創造的な活動と判断にかかっているでしょう。ここではまず、私たちが生きていく現在を戦後の歴史の中で確認することから始めましょう。(「はじめに」より抜粋)

    【著者紹介】
    比屋根 均(ひやごん ひとし)
    1962年大阪生まれ。1990年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了(金属材料)。大同特殊鋼株式会社入社、主に鋼材製造部門、プラント部門、開発、品質等マネジメントシステム部門担当。2000年技術士一次試験合格、技術士補(環境部門)、(社)日本技術士会準会員B。2003年技術士二次試験合格、技術士(総合技術監理部門/衛生工学部門)(社)日本技術士会正会員。2005年(社)日本技術士会中部支部ETの会(技術者倫理研究会)創設に参加。

    【目次】
    はじめに

    1章 ガイダンス~社会人生活への準備を始めよう~
    1.1 有意義な学生時代のために
    1.2 “ミス”の重み
    1.3 問題が不明確なのは誰のせい?
    1.4 自分だけでできないのが技術
    1.5 本書の狙いと講義の進め方

    2章 技術者倫理の目的~技術者に求められる倫理とは?~
    2.1 何を“非倫理的”と感じるか?
    2.2 技術の最先端は試行錯誤
    2.3 技術者がしていること

    3章 よりよい試行錯誤~実用的な専門知識とは?~
    3.1 試行錯誤~枚挙的帰納法
    3.2 枚挙的帰納法と集団思考
    3.3 技術者の専門能力
    3.4 技術的逸脱とその標準化
    3.5 優れた技術者の条件

    4章 科学・技術の中の知識~その知識は本当に正しいか?~
    4.1 技術の誤り~事例
    4.2 推論の不確かさ
    4.3 知識の正しさと成立条件
    4.4 科学的知識の正しさと限界

    5章 技術知の戦略~不確実さとの付き合い方~
    5.1 科学の知と技術の知
    5.2 間違い最少の戦略
    5.3 漸進戦略~実害最少の戦略(1)
    5.4 失敗・実害への対処~実害最少の戦略(2)

    6章 組織における技術知と情報~情報伝達の難しさ~
    6.1 事故に繋がったミスの事例
    6.2 技術と情報
    6.3 組織的な技術活動

    7章 安全の理論~危険なモノを扱う技術の方法論~
    7.1 深層防護の失敗とスイスチーズ・モデル
    7.2 安全の理論
    7.3 リスクアセスメント
    7.4 安全への早期是正戦略
    7.5 安全の妥当性確認~ハインリッヒの法則

    8章 事実と価値~正しい判断の条件~
    8.1 説得
    8.2 客観的評価を誤らせるもの
    8.3 独善の落とし穴

    9章 技術の専門職という立場~技術者の生きる世界~
    9.1 人間関係の中の技術者
    9.2 同業者への悪影響

    10 章 誠実な仕事~どこに価値の基準をおくべきか~
    10.1 誠実性~技術的良心に従う
    10.2 他者との関わり
    10.3 公衆優先原則

    11 章 義務と同意・説明責任~人工物環境を変える行為者の責任~
    11.1 対人での倫理
    11.2 同意の効力
    11.3 説明責任

    12 章 気持ちに寄り添う~透明性の確保、安心、技術と法~
    12.1 倫理性の諸テスト
    12.2 他者の立場になって評価する難しさ
    12.3 透明性
    12.4 倫理と法の関係

    13 章 倫理問題の解決~倫理問題の性質と構造~
    13.1 争点
    13.2 倫理問題の構造
    13.3 倫理問題の解決
    13.4 倫理的行動の確実な実行

    14 章 現代的な課題~情報倫理・環境倫理・生命倫理~
    14.1 高度科学技術社会の三つの問題領域
    14.2 高度情報化社会(デジタル・ネットワーク社会)の諸問題
    14.3 有限な地球にまつわる諸問題
    14.4 生命倫理

    15 章 技術専門知の役割~専門性の役割と限界の自覚~
    15.1 真善美と美徳・役割責任
    15.2 専門家の二つの役割
    15.3 リスク社会と技術者の役割
    15.4 社会の中でのアクション

    おわりに~社会の中で生きていくこと

    <資料集>
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    【内容紹介】
     構造物を建設する場合や災害から構造物を守る場合には、地盤に関する様々な知識が必要である。この分野の学問を総称して地盤工学と呼ぶが、その基本となっているのが土質力学である。本書は大学で土質力学を学ぶ際に利用する演習書として作成したものである。
     土質力学に限らないが、大学で専門科目を学ぶ場合、講義を受け教科書を読んだだけではなかなか理解できない。演習問題を数多く解いてみて、やっと理解できることが多い。考えてみると、我々は小学生の頃から演習問題を数多く解きながら勉強してきている。大学でも同じである。
     土質力学の演習書は過去にいくつか出版されてきている。筆者達もそれらをもとに勉強をしてきた。このように既にいくつか演習書はある中、学生諸君向けの演習書を目指してあえて本書を作成してみた。なお、本書は、 2003年の初版以降の学問の進展に応じて見直しを行った改訂版である。

    【著者略歴】
    安田 進:東京電機大学名誉教授
    片田 敏行:東京都市大学名誉教授
    後藤 聡:山梨大学准教授

    【目次】
    第1章 土の基本的性質
    第2章 土の中の水
    第3章 土の密圧
    第4章 土のせん断強さ
    第5章 土圧
    第6章 地盤の弾性沈下と支持力
    第7章 斜面の安定
    第8章 調査・構造物の設計・施工・維持管理を行うために必要な知識
    第9章 総合問題
  • 【内容紹介】
     本書で紹介する中嶋氏は、文化財の土壁の修理に携わって五十年の永い経験を持ち、今なお左官の伝統技術を究明し続けている方です。社寺建築、民家、洋風建築と種々に亘る、数多い仕事の中で、若い時は特に城郭の土壁塗に力量を発揮しました。彼の方言混じりの独特の語り口調には、聞き手を引き込む情熱が秘められ、技術論を超えた左官の奥義が笑いの中に隠されています。彼の語りを綴った本書を今改めて読み直しますと、左官に一生を賭けた一人の男が描き出され、滅びつつある職人魂が浮き彫りになっている事に気付きました。
     この書は、左官技術者は勿論、建築関係者、更に一般の方が読んでも理解出来る部分を多く取り入れることに努め、興味を持って読める内容を目標としました。多くの読者を得て、永年の歴史のなかで培われてきた伝統的な左官技術の本質が理解され、さらに忘れ去られようとしている土壁が、この日本の国土に蘇ることを願うものです。日本の気候と日本人の気質に合った壁、それは土壁だからです。(「あとがき」より抜粋)

    【著者紹介】
    中嶋 正雄(なかしま まさお)
    昭和22年 岐阜県生れ
    昭和37年 左官となる
    昭和49年 中島左官株式会社 設立
    中島左官株式会社 会長
    全国文化財壁技術保存会(文化庁選定保存技術団体) 幹事

    主な修復建造物

    国 宝
    昭和40年 犬山城天守(愛知県)

    重要文化財
    昭和38年 名古屋城西北隅櫓(愛知県)
    昭和41年 曼陀羅寺書院(愛知県)
    昭和42年 筥崎宮本殿(福岡県)
    昭和44年 薬王寺観音堂(和歌山県)
    昭和48年 南宮大社社殿(岐阜県)
    昭和50年 旧太田脇本陣林家住宅質倉・借物倉(岐阜県)
    昭和54年 旧下ヨイチ運上家(北海道)
    平成7年 旧小林家住宅
         (旧シャープ住宅、通称「萌黄の館」、兵庫県)

    【目次】
    推薦のことば

    自序

    序章 失敗の始り
     漆喰を食う

    第一章 失敗だらけ
     お城の壁が浮く
     麻縄が粉になる
     だまされたセメント袋
     昼から五時まで、うたた寝
     敷き瓦が割れる
     壁全面にヒビ
     傾いた蔵の癖は、すぐには直らない
     先入観の落し穴
     白壁が緑色に
     防腐剤の油が染み出す
     天井が綺麗に落ちる
     夜中まで仕事する
     ニキビの肌
     失敗は、やり直しさせて
     失敗は心に仕舞う

    第二章 左官の技
     草を入れて壁土を作る
     材料作りが八割
     餅米が一番
     団子の手打ち
     荒壁のチリは斜めに押さえる
     裏返し
     中塗土はすさで調合する
     石垣上の微妙な工夫
     土は地震に強い
     漆喰の追っ掛けも良し悪し
     漆喰は防水
     お城の壁は、強くなけりゃいかん
     蛍の飛ぶ壁
     土佐漆喰に感動
     石灰と貝灰
     黒漆喰の磨きは最高級
     大津壁の磨きもある
     白い大津壁もある
     左官は水商売
     色壁は薄い色が難しい
     鏝絵は芸術品
     誰も出来ない洗出し
     特許の蛇腹の引き型
     葉っぱも道具にする
     木舞の横竹から荒壁をつける
     貫伏せ
     左官屋の仕事は多種多様
     油塀
     割れない三和土
     蔵は左官が棟梁になる

    第三章 左官の世界へ
     小学生で芽生えた、経営の才
     お爺さんを魅了した、粘土細工
     就職したかった、高山一刀彫
     左官の親方、亀に驚く
     早起きの競争
     初めての現場で鏝を持つ
     独立へ
     稼いだお金を返しに行く

    第四章 左官の未来
     左官は雑工事
     何とかならんか、年度末工期と労働時間
     再び巡る文化財の修理
     ゆとりが良い仕事をする
     会社の未来
     左官の未来

    あとがき
    左官用語の解説
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     本書は、これから「交通工学」や「交通計画」を専門的に学ぼうとする学生に、「身近な交通」からの橋渡しをすることを目指して書かれました。ここで書いてあることを「読んで学んで」頂ければ、講義で学ぶことの意味や意義が理解できるように、入門的な内容をさらにかみ砕いて記述したつもりです。
     また、現今、交通分野が大きな変革を遂げつつあり、ICTの急激な進展に伴い、ビッグデータの活用など、交通調査の内容や手法がすでに大きく変貌しました。そのことはまた、交通計画自体の変革ももたらしています。交通工学の分野においても、平面交差点の計画設計手法や生活道路対策など、著しい進展が見られた分野がいくつも存在します。さらに、歩行者や自転車の扱いをはじめとする、「人中心」のみちづくりの方向性が完全に定着するに至っています。
     今回の改訂ではこれらを踏まえ、執筆陣に新たに若手に加わってもらい、世の中の動きに敏感に対応するように努めたつもりです。できるだけ多くの方にお読みいただき、ご批判を仰ぎたく思う次第です。

    【著者紹介】
    編:久保田 尚(くぼた ひさし)
    1958年横浜市生まれ。1988年東京大学大学院工学系研究科都市工学博士課程修了。工学博士。同年より埼玉大学助手。同専任講師,助教授を経て,2005年4月より埼玉大学教授。専門は地区交通計画,都市交通計画。

    編:大口 敬(おおぐち たかし)
    1964年三鷹市生まれ。1993年東京大学工学部土木工学科博士課程修了。博士(工学)。同年より株式会社日産自動車交通研究所勤務。1995年東京都立大学講師,助教授,首都大学東京(大学改組)准教授,教授を経て,2011年4月より東京大学教授。専門は道路工学・交通工学。

    編:髙橋 勝美(たかはし かつみ)
    1968年石巻市生まれ。1993年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了。同年より㈶計量計画研究所研究員。2011年同研究部次長。2012年より仙台市役所勤務。2007年から2013年まで東京大学まちづくり大学院特別講師。2009年東京大学工学部非常勤講師。技術士(総合技術監理部門,建設部門)。専門は都市交通計画。

    【目次】
    1章 序章
     1.1 交通工学・交通計画の役割と本書の狙い
     1.2 わが国の交通

    2章 交通の流れを円滑にする
     2.1 交通現象の捉え方
     2.2 交通渋滞
     2.3 道路の交通容量と交通渋滞対策
     2.4 平面交差点の交通容量と制御
     2.5 情報通信技術と交通運用

    3章 将来の交通需要を予測して計画を立てる
     3.1 交通計画の策定手順
     3.2 将来予測のための交通調査
     3.3 交通需要予測の方法
     3.4 これからの時代の交通計画

    4章 将来予測に基づいて道路を計画し設計する
     4.1 道路計画の基本
     4.2 将来交通需要予測と道路計画プロセス
     4.3 計画の決定
     4.4 道路の設計
     4.5 歩行者・自転車等の空間設計
     4.6 都市街路の設計

    5章 道路交通を安全にする
     5.1 わが国の交通安全
     5.2 交通リスクの捉え方
     5.3 人と車の共存─生活道路の交通安全対策と地区交通計画
     5.4 交通事故ゼロへ向けた取り組み

    6章 まちづくりへの貢献
     6.1 まちづくりと交通
     6.2 交通シミュレーションと社会実験─交通まちづくりと合意形成
     6.3 開発に伴う交通への影響評価と対策
     6.4 歩行者・自転車を重視した交通体系
     6.5 中心市街地の総合的な交通まちづくり
     6.6 都市の構造と都市交通計画
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     数学が積み上げ式学問という特色のため,本書は17章からなる.第1章の数と式から始まり,第17章のコンピュータとプログラムまで広範囲な内容を収めた.
     また,証明や公式の導かれる過程は,詳しく分かりやすさを心掛けた.例題や演習問題などは,我々の生活の中にいかに数学が使われているかを示すために,社会問題を数多く取り上げ,学生の興味を引くように心掛けた.特に,演習問題は文章問題を主とし,応用力・思考力を養えるように工夫した.
     このように,生活の中の数学を取り上げ,読者には数学に興味がもてるように編集をした.独自での学習にも,理工系以外の学部や大学以外での数学の基礎勉強にも十分役立つものと確信する.(「まえがき」より抜粋)

    【著者紹介】
    堤 香代子(つつみ かよこ)
    1978年福岡大学理学部応用数学科卒業。現在、福岡大学工学部社会デザイン工学科併任講師

    【目次】
    第1章 数と式
    1.1 数
    1.2 式

    第2章 方程式と不等式
    2.1 方程式
    2.2 高次方程式
    2.3 連立方程式
    2.4 不等式

    第3章 関数
    3.1 関数とは
    3.2 1次関数とグラフ
    3.3 2次関数とグラフ
    3.4 グラフの移動
    3.5 いろいろな関数

    第4章 指数関数と対数関数
    4.1 指数関数
    4.2 対数関数

    第5章 三角関数
    5.1 三角関数
    5.2 加法定理とその応用
    5.3 三角形への応用

    第6章 図形と方程式
    6.1 点と直線
    6.2 いろいろな曲線
    6.3 媒介変数表示と極座標表示
    6.4 軌跡と領域

    第7章 複素数
    7.1 複素数平面
    7.2 複素数の応用

    第8章 ベクトル
    8.1 平面上のベクトル
    8.2 空間におけるベクトル

    第9章 行列と行列式
    9.1 行列
    9.2 連立1次方程式
    9.3 1次変換
    9.4 行列式

    第10章 数列
    10.1 数列
    10.2 帰納的考え方

    第11章 極限
    11.1 数列の極限
    11.2 関数の極限

    第12章 微分法とその応用
    12.1 微分法
    12.2 いろいろな関数の導関数
    12.3 微分の応用
    12.4 速度,近似式

    第13章 積分法とその応用
    13.1 不定積分
    13.2 定積分
    13.3 面積・体積・曲線の長さ

    第14章 個数の処理
    14.1 集合
    14.2 順列と組合せ

    第15章 確率
    15.1 確率とその基本性質
    15.2 確率の計算
    15.3 確率分布

    第16章 統計処理
    16.1 度数分布
    16.2 統計的な推測

    練習および演習問題の解答
    索引
  • 3,520(税込)
    著:
    高木浩一
    著:
    上田茂太
    著:
    上野崇寿
    著:
    郷冨夫
    著:
    河野晋
    著:
    三島裕樹
    他1名
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     本書は電気機器の教科書であり、従前の教科書に比べるとストーリー性と現象のモデル化、モデルの使い方に重点を置いた内容になっている。そのため例題を設け、しっかり問題を解く構成になっている。また章末の演習問題で復習ができるようにした。

    【著者紹介】
    高木 浩一(たかき こういち)
    岩手大学教授(理工学部システム創成工学科)

    上田 茂太(うえだ しげた)
    苫小牧工業高等専門学校特任教授(創造工学科電気電子系)

    上野 崇寿(うえの たかひさ)
    大分工業高等専門学校准教授(電気電子工学科)

    郷 冨夫(ごう とみお)
    サレジオ工業高等専門学校非常勤講師(電気工学科)

    河野 晋(こうの すすむ)
    有明工業高等専門学校教授(創造工学科)

    三島 裕樹(みしま ゆうじ)
    函館工業高等専門学校教授(生産システム工学科)

    向川 政治(むかいがわ せいじ)
    岩手大学教授(理工学部システム創成工学科)

    【目次】
    1章 電気機械エネルギー変換とは
    1.1 エネルギー変換と電気機械
    1.2 電磁力と起電力
    1.3 電動機の原理と発電機の原理
    1.4 変圧器起電力と速度起電力
    1.5 磁気回路
    1.6 回転運動の動力の基本式

    2章 直流機の構造と基本動作
    2.1 直流機の原理と構造
    2.2 直流機の電機子巻線法
    2.3 電機子反作用と整流
    2.4 直流機の誘導起電力とトルク

    3章 直流発電機:結線と出力特性
    3.1 直流発電機の種類
    3.2 直流発電機の特性
    3.3 直流発電機の損失と効率

    4章 直流電動機:結線と速度制御
    4.1 直流電動機の種類と回路
    4.2 直流電動機の特性
    4.3 直流電動機の始動と速度制御
    4.4 直流電動機の制動と逆転
    4.5 直流電動機の損失と効率

    5章 変圧器の原理と理想変圧器
    5.1 変圧器の原理と誘導起電力
    5.2 理想変圧器の等価回路による解析

    6章 変圧器の基本特性
    6.1 変圧器の構造と損失
    6.2 変圧器の等価回路
    6.3 変圧器の特性

    7章 変圧器の結線と特殊変圧器
    7.1 変圧器の結線
    7.2 特殊変圧器

    8章 誘導機の構造と基本動作
    8.1 誘導機の基本原理
    8.2 回転磁界
    8.3 巻線の巻き方
    8.4 誘導機の誘導起電力とトルク

    9章 誘導機の特性
    9.1 誘導機の等価回路
    9.2 比例推移
    9.3 簡易等価回路に基づく特性計算
    9.4 誘導電動機の特性

    10章 誘導機の制御
    10.1 誘導機のトルク
    10.2 誘導電動機の始動方式
    10.3 誘導電動機の速度制御
    10.4 誘導電動機の制動法
    10.5 特殊かご形誘導電動機
    10.6 単相誘導電動機

    11章 同期発電機
    11.1 同期発電機の原理と構造
    11.2 同期発電機の誘導起電力
    11.3 同期発電機の電機子反作用0
    11.4 同期発電機の出力,短絡比
    11.5 同期発電機の特性曲線

    12章 同期電動機
    12.1 同期電動機の原理と構造
    12.2 同期電動機の電機子反作用
    12.3 同期電動機のトルクと出力
    12.4 同期電動機のV曲線
    12.5 永久磁石同期電動機
    12.6 同期電動機の始動
    12.7 リラクタンスモータ
    12.8 ブラシレスDCモータ
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    【内容紹介】
     本書は建築環境工学を学ぶ学生を対象としている。その中でも、特に光やものの見え方に関する技術・知識をまとめた。また教科書として使用する場合に備えて、15週の授業に対応できるように構成されている。さらにステップアップできるように、専門性の高い内容も盛り込んでいる。

    【著者紹介】
    小﨑 美希(こざき みき)
    お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系 助教
    博士(工学)
    執筆担当:第1章

    原 直也(はら なおや)
    関西大学環境都市工学部建築学科 教授
    博士(工学)
    執筆担当:第2章

    望月 悦子(もちづき えつこ)
    千葉工業大学創造工学部建築学科 教授
    博士(工学)
    執筆担当:第3章

    鈴木 広隆(すずき ひろたか)
    神戸大学大学院工学研究科建築学専攻 准教授
    博士(工学)
    執筆担当:第4章

    秋月 有紀(あきづき ゆうき)
    富山大学人間発達科学部人間環境システム学科 教授
    博士(学術)、博士(工学)
    執筆担当:第5章

    【目次】
    第1章 光と色の基礎
    1.1 光と色の特徴
    1.2 光と色の表現方法
    1.3 光と色の効果

    第2章 光と色の測定と計算,及び視環境評価指標
    2.1 光と色の測定方法
    2.2 光と色の計算方法
    2.3 視環境評価の要件となる視覚心理指標

    第3章 昼光照明
    3.1 太陽放射
    3.2 太陽と地球
    3.3 日照と日影
    3.4 昼光光源
    3.5 窓・開口部
    3.6 昼光制御

    第4章 人工照明
    4.1 光源の歴史
    4.2 人工光源の種類
    4.3 照明器具の歴史
    4.4 配光
    4.5 照明の方式
    4.6 照明の制御
    4.7 照明器具の取り付け位置による分類

    第5章 光と色の基準と計画
    5.1 日照に関する基準
    5.2 建築空間の光環境の質に関する基準
    5.3 都市空間の光環境の質に関する基準と計画
    5.4 色の基準と計画
    5.5 建築用途別の視環境計画
    5.6 光環境の可視化
  • 1,980(税込)
    著:
    広江克彦
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     この本を仕上げるに当たって、役に立つ内容を盛り込みたいという気持ちと、軽く読み切ることができるようにしたいという気持ちとの葛藤があった。どちらも読者の満足度に影響を与える要素だ。また、なるべく簡潔にまとめたいという気持ちと、同じ部分の説明を言葉を変えて繰り返すことで理解を助けたいという気持ちの葛藤もあった。これも読者の習熟度によって好みの分かれるところだ。全ての人を満足させる事はできないとは分かっているが、少々欲が出てしまった。その結果こんな形に出来上がったわけだが、評価は皆さんにお任せしたい。私としては結構満足している。そうでなければ中途半端なものを世に出すものか。(「あとがき」より抜粋)

    【著者略歴】
    広江 克彦(ひろえ かつひこ)
    1972年生まれ。岐阜県出身。静岡大学理学部物理学科卒。同大学院修士課程修了。'00年より、物理学を解説するウェブサイト「EMANの物理学」の運営を開始。その内容が徐々に評価され、'07年に『趣味で物理学』を、'08年に『趣味で相対論』を続けて上梓。現在は農業に片足を置きつつ、執筆に励む。EMAN(エマン)は中学の頃からのあだ名であり、ネットでも主にその名前で活動している。

    【目次】
    第0章 準備
    0.1 本書の構成
    0.2 本書での記号の使い方2
    0.3 どの量をどんな文字で表すか
    0.4 図が少ないのではないか

    第1章 力学
    1.1 運動量保存則
    1.2 エネルギー保存則
    1.3 角運動量保存則
    1.4 力学のまとめ
    ~哲学~実在はどこにあるか

    第2章 電磁気学
    2.1 目標と方針
    2.2 マクスウェル方程式の概観
    2.3 電荷の間に働く力
    2.4 静電場
    2.5 静電場の満たす方程式
    2.6 微分法則を使う理由
    2.7 電束密度の意味
    2.8 電流と磁場の発生
    2.9 ローレンツ力
    2.10 物質中での磁場
    2.11 電磁誘導
    2.12 マクスウェル方程式の完成
    ~提案~部活で「理論物理部」なんてどうだ?

    第3章 電磁方程式をいじりまわせ129
    3.1 マクスウェルの方程式はなぜ解けるのか
    3.2 電磁波
    3.3 電磁波のエネルギー(前編)
    3.4 電磁波のエネルギー(後編)
    3.5 マクスウェルの応力
    3.6 電磁波の運動量(前編)
    3.7 電磁波の運動量(後編)
    3.8 エネルギーと運動量
    3.9 電磁ポテンシャル
    3.10 ゲージ変換
    3.11 遅延ポテンシャル
    3.12 等速運動する点電荷
    3.13 点電荷が発する電磁波
    3.14 力学との接点
    3.15 電磁気学のまとめ
    ~提案~教科書解読という趣味

    第4章 補習の部屋
    4.1 外積について
    4.2 ガウスの定理
    4.3 ストークスの定理
    4.4 ∇(ナブラ)を使え!
    4.5 直線上の電荷が作る電場の計算
    4.6 デルタ関数
    4.7 単位系による違い
    4.8 電気力線の実在性
    4.9 慣性モーメントテンソル

    あとがき
  • 【内容紹介】
     学生の皆さんに、社会人生活や職業人に対する良いガイドとなる読本兼教科書としてこの本を書きました。これは「技術者倫理」の受講生の一部から出されていた「普通に生きる倫理も教えて」という要望に答えたものでもあります。
     本書で扱うのは、「技術(者)倫理」がベースですが、「技術者」「技術業」にはそれ以外の職業者にも共通する部分があります。本書はできる限り「技術者」に限らないよう、「専門的職業者」や「分業者」と表現し、「社会人」入門として役立つようにしました。

    【著者略歴】
    比屋根 均(ひやごん ひとし)
    1962年 大阪生まれ
    1990年 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了(金属材料)
        大同特殊鋼株式会社入社,主に鋼材製造部門,プラント部門,開発,品質等マネジメントシステム部門担当
    2000年 技術士一次試験合格,技術士補(環境部門),(社)日本技術士会準会員B
    2003年 技術士二次試験合格,技術士(総合技術監理部門/衛生工学部門)(社)日本技術士会正会員
    2005年 (社)日本技術士会中部支部ETの会(技術者倫理研究会)創設に参加
    2006年 ETの会による“テクノロジー・カフェ”の立上げ・運営に当たる 同年より大学工学部等で非常勤講師(技術者倫理)開始
    2009年 名古屋大学大学院情報科学研究科博士課程にて,技術者倫理の技術論的基礎付けを研究
    2011年 ラーテン技術士事務所を立上げ, 技術と技術者の教養/リテラシーのための教材作成,技術論研究に専心
    2015年 博士(情報科学)名古屋大学 非常勤講師

    【目次】
    はじめに
    第Ⅰ部 社会人になる学びへ
    第1章 社会人になること
    社会人への飛躍/学ぶ者から問題解決者へ/一人の学びから組織的な仕事へ/間違いの重みの違い/三現主義~実際に出会う問題は曖昧/協力して問題に取り組む
    第2章 実践に役立てる学び
    問題解決力/専門的な業務能力を身につける/色々な人と話し合う・議論する
    第3章 専門業務従事者の責任と能力
    組織の分業とやり甲斐/頼りになる専門家になる/

    第Ⅱ部 倫理的であること
    第4章 良心と倫理
    誠実性/専門学問・専門技術の積極的役割/良心に基づく判断や行動に潜む危うさ/倫理的能力の3つの部分
    第5章 倫理の基本
    黄金律/功利主義/費用便益計算の落とし穴/カントの義務論/同意を得る
    第6章 法を守ることと倫理
    法律を守ることと倫理/法と技術/製造物責任/説明責任/倫理的想像力

    第Ⅲ部 安全・リスク対応の技術
    第7章 安全の倫理1
    日本の労働安全活動/現場的な労働安全の方策/深層防護の失敗とスイスチーズ・モデル/労働安全活動に取り入れられた機械安全の考え方
    第8章 安全の倫理2
    リスクアセスメント/事後に安全性を向上させる方策/フェールセーフ~危険検出型と安全確認型
    第9章 技術知の戦略
    現代科学技術が概ねうまくいっている理由/間違い最小の戦略/実害最小の戦略

    第Ⅳ部 組織の中の倫理
    第10章 チームワークと尊厳
    組織という“生命体”/チームワークの基礎/計画的な実行/組織内の倫理問題
    第11章 組織分業と専門家の役割
    分業と組織内の緊張関係/専門家の2つの立場/集団思考
    第12章 組織における説得
    組織での説得/説得/専門家に客観的評価を誤らせる要因

    第Ⅴ部 変化する社会と倫理
    第13章 人工の世界と専門業務
    価値観の多様化と「技術者倫理」科目/「科学技術への過信」の問題領域/「地球の限界」の問題領域/科学・技術の進歩によるリスク/リスク社会
    第14章 情報の価値、高度情報化社会
    高度情報化社会/知的財産権の変化/個人情報保護/インターネットによる人の繋がり方の変化の問題/情報化社会にける専門家の役割
    第15章 信託される者の倫理
    倫理的能力/安心と信頼のために/信頼を築く

    あとがき
    資料: 世界人権宣言(全文)
  • 3,960(税込)
    著:
    岩波光保
    著:
    伊藤始
    著:
    皆川浩
    著:
    佐川孝広
    レーベル: ――
    出版社: 理工図書

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介】
     わが国では高度経済成長期以降、大量のインフラが整備されてきたことで、安全で安心な暮らし、豊かで便利な暮らし、活力ある社会が実現されている。このインフラの多くはコンクリート構造物で構成されていることから、コンクリートなくしては現在の生活はあり得ないものとなっている。諸外国でも事情は同様である。
     しかし、我々はコンクリートのことをきちんと理解しているであろうか。
     コンクリート工学は、主に物理学と化学の基礎理論をベースとして、有史以来の先達の経験と知見を集約し体系化した学問であり、総合工学、経験工学の色彩が強い。したがって、初学者にとっては、ややとっつきにくい内容が多いことは否定できない。
     本書の編集にあたっては、コンクリート工学が「暗記科目」ではなく、総合工学であることを常に意識し、本書を通読するだけで全体像が見渡せるように配慮した。また、実務での活用に重きを置いた記載内容としていることも本書の特徴である。執筆にあたって特に心がけたのは、目に見えない現象でも記載内容を読めばそのメカニズムを理解できるようにすること、各章を独立させず記載内容の連係を意識すること、他の規準類を読まなくても概要を把握できるように、そのエッセンスを本書に取り込むこと、などである。
     また、記載内容に関心を持ってもらうことを目的として「コラム」を随所に設けたり、ひと通り学習した後でさらに詳しい内容を知りたいと考えた人のために「発展的内容」を取り入れたりすることで、読者の多様なニーズに応えられるようにした。(「はじめに」より抜粋)

    【著者紹介】
    岩波 光保(いわなみ みつやす)
    東京工業大学 環境・社会理工学院 土木・環境工学系 教授

    伊藤 始(いとう はじめ)
    富山県立大学 工学部 環境・社会基盤工学科 教授

    皆川 浩(みながわ ひろし)
    東北大学 大学院工学研究科 土木工学専攻 准教授

    佐川 孝広(さがわ たかひろ)
    前橋工科大学 工学部 社会環境工学科 准教授

    【目次】
    第1章 建設材料としてのコンクリート
    1.1 建設材料概論
    1.2 コンクリートの概要と歴史
    1.3 鉄筋コンクリートおよびプレストレストコンクリート
    1.4 コンクリートの用途

    第2章 構成材料
    2.1 使用材料の構成
    2.2 セメント
    2.3 混和材
    2.4 化学混和剤
    2.5 骨材
    2.6 水
    2.7 鋼材
    2.8 補強用繊維

    第3章 フレッシュコンクリートの性質
    3.1 概説
    3.2 ワーカビリティーとレオロジー的性質
    3.3 材料分離とブリーディング
    3.4 コンクリート中の気泡の種類
    3.5 フレッシュコンクリートの性質の評価方法
    3.6 フレッシュコンクリートの性質に影響を及ぼす要因

    第4章 硬化コンクリートの性質
    4.1 硬化コンクリートの構造
    4.2 圧縮力が作用したときの破壊と圧縮強度
    4.3 圧縮力が作用したときの変形挙動
    4.4 引張力または曲げが作用したときの破壊と強度
    4.5 その他の強度(せん断・付着・支圧・疲労)
    4.6 体積変化とひび割れ
    4.7 水密性

    第5章 硬化コンクリートの性能の経時変化に対する抵抗性
    5.1 概説
    5.2 コンクリート中の鋼材腐食
    5.3 凍害
    5.4 セメント水和物の化学的変化に伴う劣化
    5.5 アルカリシリカ反応
    5.6 熱の作用による劣化
    5.7 電流の影響
    5.8 エフロレッセンス
    5.9 疲労
    5.10 摩耗・すり減り

    第6章 コンクリートの配合設計
    6.1 概説
    6.2 配合設計にかかわる基礎事項
    6.3 配合設計の手順

    第7章 コンクリートの製造と施工
    7.1 概説
    7.2 コンクリートの製造
    7.3 コンクリートの施工
    7.4 寒中コンクリート、暑中コンクリート

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