『学問、プレジデント社(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~20件目/全20件
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ビジネスマンは“最低”このレベルの知識を持ちなさい!
消費税、憲法改正、TPP農業問題……、
ニュースをインテリジェンスで捉える。
──本書で取り上げている論点は、私にとって目新しいものではない。
時代とともに新たな証拠が積みあがってきて、論点が補強されるために、
ときに新鮮に映ることがあるのかもしれない。(「まえがき」より)
ビジネス誌『PRESIDENT』好評連載、時代を捉える金言満載の『日本のカラクリ』を1冊に。
消費税、原発、憲法……、時代に通底する問題点を
日本一のコンサルタント、『企業参謀』の大前研一がわかりやすく解説。
ジャック・アタリ、三浦雄一郎との特別対談を収録。
【目次】
《特別対談1》ジャック・アタリvs大前研一 ~「日本病」克服の唯一のカギとは?~
■01:ケインズ以降のマクロ経済理論はもはや通用しない
■02:今、世界で本当に隆盛を極めている「クオリティ国家10」を見てこい
■03:アベノミクスよりすごい景気対策がある
■04:下請けなのに、なぜ台湾企業は強いのか?
■05:新しい「日本のお家芸」を探せ!
■06:世界滞在型旅行業は自動車産業より市場規模が大きい
■07:「ヒット商品」が出ない本当の理由
■08:なぜ、日本人はかくも覇気がなくなったのか?
■09:「TPP農業問題」を解決するただ一つの道
■10:うなぎ上りに膨れ上がる国民医療費
■11:憲法96条は占領軍の最悪の置き土産
■12:「都構想」「道州制」が世界マネーを呼ぶ
■13:「日本版一国二制度」の始まり
■14:日本の地方分権はずっと足踏みしてきた
■15:橋下徹大阪市長を嫌いな人は、なぜ嫌いなのか?
■16:これが本物の「官僚改革」だ
■17:すべて腹芸と裏ワザで行われてきた外交交渉
■18:福島第一原発事故の本当の原因
■19:日本の被曝恐怖症は、なぜこんなにも偏っているのか?
■20:知らないと危ない!「世界の宗教」の歩き方
《特別対談2》三浦雄一郎vs大前研一 ~80歳でエベレスト登頂、偉業の裏側~ -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【内容紹介】
ファンダムエコノミーは、もはや一部の「過剰な消費者」が生み出す周縁的な経済圏ではない。それは、生産者と消費者の関係性を根底から変え、これまでとはまったく異なるビジネスを生み出す巨大な潮流だ。伝統的な経済システムと接しながら、モラルエコノミー、ソーシャルエコノミー、贈与経済がハイブリッドされた摩訶不思議な新しい経済は、来るべき政治、文化、社会さえをも変えてしまうかもしれない。ファンダム研究の第一人者からシリコンバレーのトップVC、認知科学者、中国エンタメビジネスやUXのエキスパートなどを迎え、トレッキー、デッドヘッズ、BTS Armyから、クリエイターエコノミー、Web3、NFT、メタバースまでを縦横無尽に読み解く全ビジネスパーソン必読の入門書。
【ヘンリー・ジェンキンズ/リ・ジン/岡部大介/陳暁夏代/藤井保文/ダグ・スティーブンス/ジョン・フィスク/山下正太郎/若林恵】
「ファンダムエコノミーは、伝統的な経済システムであると同時に、モラルエコノミー、ソーシャルエコノミーでもあるのです。 純粋なギフトエコノミー(贈与経済)のような状態も存在します。その背後にある欲望は単なる消費欲ではありません。欲望の対象は、対象へのアクセスなのです」──ヘンリー・ジェンキンズ
「ファンは新しいテクストの生産にとどまらず、オリジナルのテクストの構築にも参加することで、商業的な物語やパフォーマンスをポピュラーカルチャーへと変えてしまう。ファン文化は実に参加型なのだ」──ジョン・フィスク
「ファンが求める本質的な価値と効果を提供し、より的確にマネタイズを行うことができるようになることで、クリエイターはより少ないファンによって生計を立てることができるようになる。これは、クリエイターのためにユーザーがお金を払う従来の「寄付モデル」から、ユーザーが自分のためになるものに喜んでお金を払う「価値モデル」への移行を意味している」──リ・ジン
【著者紹介】
[編]コクヨ野外学習センター
コクヨ野外学習センター(KOKUYO Centre for Field Research)とは?
コクヨ ワークスタイル研究所とコンテンツレーベル黒鳥社がコラボレーションして展開するリサーチユニット/メディアです。ポッドキャスト番組「愛と死の人類学」「新・雑貨論Ⅱ」を制作・配信中。著書に『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』。Https://anchor.fm/kcfr
【目次抜粋】
#0
ファンダムは◯◯を超える
対談 山下正太郎×若林恵
#1
ファンダムエコノミー入門
ヘンリー・ジェンキンズとの対話
#2
Web3ルネッサンスとクリエイター/ファンダムの経済
リ・ジン
#3
ファンダム経済は「ギブ」でまわる
岡部大介
#4
中国の音楽アプリにみるクリエイターエコノミーのつくりかた
陳暁夏代
#bookguide ファンダムを読む
#5
贈与経済のためのUX
藤井保文との対話
#6
メタバースのなかのリテール
ダグ・スティーブンス
#7
ファンダムの文化経済
ジョン・フィスク -
【内容紹介】
いますぐ始めよう、10R!
あなたが気軽に作り出す、日々の廃棄物。
その先にあるものを理解すれば、ごみとの付き合いが変わる、生活様式が変わる、街が変わる、地域が変わる……
【著者紹介】
[著]渡辺 和良 Kazuyoshi Watanabe
環境のミカタ株式会社 代表取締役社長。
1965年、静岡県生まれ。
1984年静岡県立島田商業高等学校卒業。
1984年より廃棄物処理事業に従事し、1991年、中部再生興業有限会社(現 環境のミカタ株式会社)の代表に就任。
2001年、プラスチックの原料化に特化したマテリアルリサイクルを開始。
その後2007年、廃棄物を固形燃料化するサーマルリサイクルを開始。
2011年、藤枝市の一般家庭からでる生ごみの肥料化リサイクルを開始。
2016年、従前の産業廃棄物処理事業を認められ全国産業資源循環連合会より「地方功労者表彰」を受賞、2020年、地域への貢献を認められ経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定された。
【目次抜粋】
はじめに
第1章 いま知っておきたい! 環境問題のキホン
第2章 「捨てないからOK」を見直してみませんか?
第3章 ごみを“チャンス”に変える知恵と努力
第4章 「空き家・不用品」への取り組みで地域を救う!
第5章 環境コーディネーターにお任せください!
SPECIAL INTERVIEW 日本は循環型経済へと大きく舵を切る!/東京大学 山下良一名誉教授
おわりに -
【内容紹介】
今こそ、新しい世界観・価値観に基づいた「環境立国」へ――。
かつて環境技術の先進国として世界をリードした日本が、今日、欧州各国のみならず新興国の後塵を拝し、そのポテンシャルを発揮できていないのはなぜか。行政官として27年、NPOの主宰者として27年。50年余、一貫して環境問題に取り組んできた著者が、その知見を余すところなく注ぎ込んだ、地球環境問題と日本との「過去・現在・そして未来」。
「私が半世紀ほど真剣に取り組んできた「環境の危機」は、もはや破局的と言ってもよい状況に達しつつある。異常気象の頻発、台風の破壊力の増大、海水の酸性化、土地利用の激変、微量の化学物質が蝕み続ける人体、またその陰での生き物たちの急速な減少や種の絶滅が、人々も気づかないうちに、静かに、確実に進行している。まさに私たちは、時限爆弾が破裂するのを知らずに経済成長の夢を見続けているようだ」。
「その害を最小限に食い止めるには、持続可能な「環境文明」社会を創るしかない、しかも、これまでのように他人頼み、お上頼みではなく、市民が自分事として、また次世代のために立ち上がらなければ、その成功はない」(――本書「まえがき」より)。
【著者紹介】
[著]加藤 三郎(かとう・さぶろう)
1939年、東京生まれ。
東京大学工学系大学院卒業。1966年、厚生省(公害課)に入省。
1971年、環境庁設立に伴い同庁へ出向。1990年、同庁地球環境部初代部長に就任。
1993年に退官するまで、公害対策基本法、環境基本法、国連人間環境会議と「地球サミット」への準備など、日本の公害・環境行政の根幹を定める仕事に携わる。
退官後、ただちに現在の環境文明研究所ならびに認定NPO法人環境文明21の前身組織を設立。
以後、NGO・NPOの立場から環境に対する広範囲な提言を発し続けている。
【目次抜粋】
第1部 「環境危機」の実態
第2部 不十分な対応
第3部 希望は環境文明
第4部 急ぎ、何をすべきか
第5部 知恵と戦略
第6部 「環境立国」を今一度 -
【内容紹介】
シリコンバレーから北欧まで、左派から右派まで
世界で爆発的な関心を集める所得再分配の手法
AI失業も経済格差も克服できるのか?
世界的論客による必読の一冊
(本文より)
この本は、ベーシックインカム(BI)への賛成論と反対論を一とおり読者に紹介することを目的としている。
BIとは、年齢や性別、婚姻状態、就労状況、就労歴に関係なくすべての個人に、権利として現金(もしくはそれと同等のもの)を給付する制度のことだ。
本書ではBIとはどういうものか、この制度が必要とされる根拠であるところの三つの側面、すなわち正義、自由、安全について論じ、経済面での意義にも触れる。
また、BIに対して唱えられてきた反対論、とくに財源面での実現可能性と、労働力供給への影響について考えたい。
さらに、制度の導入を目指すうえでの実務的・政治的な課題も見ていく。
【著者紹介】
ガイ・スタンディング
Guy Standing
経済学者。ベーシックインカムの啓蒙団体、BIEN(Basic Income EarthNetwork) の共同創設者、現共同名誉理事長。イリノイ大学にて労働経済学・労使関係論にて修士、ケンブリッジ大学にて経済学博士号取得。国際労働機関(ILO) エコノミスト、バース大学教授、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS) 開発学教授などを歴任。著書に『プレカリアート~不平等社会が生み出す危険な階級』などがある。ベーシックインカム賛成派を代表する論客。
【目次より】
はじめに
第1章 ベーシックインカムの起源
第2章 社会正義の手段
第3章 ベーシックインカムと自由
第4章 貧困、不平等、不安定の緩和
第5章 経済的議論
第6章 よくある批判
第7章 財源の問題
第8章 仕事と労働への影響
第9章 そのほかの選択肢
第10章 ベーシックインカムと開発
第11章 推進運動と試験プロジェクト
第12章 政治的課題と実現への道 -
アレルギー、ぜんそく、アトピー、肥満、炎症性腸疾患、うつ、ADHD……
すべて腸内細菌のしわざだった!
哺乳瓶は殺菌しない、食器は適当に洗う、昆虫に触ってもすぐ洗わない、
犬のよだれはアレルギー予防になる、などなど驚きの新事実が満載。
腸内環境を豊かにし、子どもを心身ともに強くする科学的育児法!
【著者紹介】
ブレット・フィンレー
B.Brett Finlay,PhD.
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学教授。バクテリア感染に関する世界的権威。30年に及ぶ微生物研究で、450本の論文を発表する一方で、バイオテクノロジーベンチャーのInimex、Vedanta、Microbiome Insightsの創業者でもある。カナダの民間人が受けることのできる最高位の勲章、Order of Canadaの受勲者。
マリー=クレア・アリエッタ
Marie-Claire Arrieta,PhD.
カナダのカルガリー大学准教授。腸内細菌と免疫についての研究者。最近の乳児のぜんそくと重要腸内細菌群欠如についての研究は、2015年にこの分野のブレークスルーとして注目され、世界中のメディアで取り上げられた。これまでにGastroenterology、PNAS、Science Translational Medicineなど、主要な学術誌に論文を発表している。
【目次より】
◆第1部 わたしたちは微生物でできている
1章 微生物と触れ合う子どもたち
2章 ヒト・マイクロバイオームとは何か
◆第2部 子育てと微生物
3章 妊娠:何を食べるべきか
4章 出産:微生物にまみれてこんにちは
5章 母乳と微生物
6章 離乳食:健康人生を決める食習慣
7章 抗生物質:マイクロバイオータへの絨毯爆撃
8章 ペットを味方につける
9章 「清潔習慣」病が子どもを弱くする
◆第3部 微生物と病気
10章 肥満:現代の流行病
11章 糖尿病:子どもの患者が増えている
12章 腸の病気:腸にとって受難の時代
13章 ぜんそくとアレルギー:微生物が呼吸を楽にする
14章 マイクロバイオータと脳
15章 ワクチンに対する正しい理解
16章 微生物を薬に -
ピタゴラス、コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、ファラデー、マックスウェル、ド・ブロイ、アインシュタイン、ヒッグス…。
天才たちのひらめきも最初は地面に描いた1本の線、ナプキンに走り書きした落書きのような図でした。
1行のことわざが何百ページもの大著、何百年もの人間の叡智を凝縮した一言であるように、
優れた物理学のスケッチは、それだけで人類史を変えるような概念を伝える力を持っています。
本書では、そのような完成度の高いスケッチ51点とりあげ、期間にして
2600年におよぶ物理学上の発見を時系列で紹介していきます。
それぞれの発見の主人公たちの人生のストーリーも添えて。
物理や数学が大好きな人も、ちょっと苦手な人も、楽しめる1冊です。
【著者紹介】
ドン・S・レモンズ (Don S.Lemons)
アメリカ、カンザス州ベセルカレッジ名誉教授。ロスアラモス国立研究所客員研究員。
【監修】
村山 斉 (むらやま・ひとし)
東京大学かぶり数物連携宇宙研究機構初代機構長。素粒子理論におけるリーダーの一人。1991年に東京大学で博士取得後、カリフォルニア大学バークレー校教授を経て帰国。『宇宙は何でできているのか』など一般向けの科学啓蒙書も多く手がけている。
【目次より】
Part1◆古代
Part2◆中世
Part3◆近代初期
Part4◆19世紀
Part5◆20世紀以降 -
2030年までに起こる大変化
健康/教育/労働/住宅/農業/エネルギー/自動車/航空/娯楽/芸術/リサイクル……
世界を変えるために行動すべき10のアクション
エマニュエル・マクロン大統領を見出した「世界的な知性」が大胆分析する
これからの世界!
【著者紹介】
ジャック・アタリ(Jacques Attali)
1943年アルジェリア生まれ。フランス国立行政学院(ENA)卒業、81年フランソワ・ミッテラン仏大統領特別補佐官、91年欧州復興開発銀行の初代総裁など要職を歴任。政治・経済・文化に精通し、ソ連の崩壊、金融危機、テロの脅威、ドナルド・トランプ米大統領の誕生などを的中させた。著書は、『21世紀の歴史』、『金融危機後の世界』、『国家債務危機――21世紀を生き抜くための〈7つの原則〉』(いずれも作品社)、『アタリ文明論講義:未来は予測できるか』(筑摩書房)など多数ある。
【訳者】
林 昌宏(はやし・まさひろ)
1965年名古屋生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部卒業。訳書にジャック・アタリ『21世紀の歴史』、ダニエル・コーエン『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』、ボリス・シリュルニク『憎むのでもなく、許すのでもなく』他多数。
【目次より】
◆第一章 憤懣が世界を覆い尽くす
・順調に見える世界
・世界では多くの重要なことが、悲惨な状態になりつつある
◆第二章 解説
◆第三章 99%が激怒する
・世界をより良い方向に向かわせる
・このままでは、世界は大混乱へと向かう
・激怒の社会構造
・世界中で怒りが爆発
◆第四章 明るい未来 -
日経新聞を毎日読んでいるけど、実はよくわかっていない…というあなた、もう大丈夫です!
この本は、順番に読めば、最終的には金融経済政策までわかるようにできています。
小学生レベルの国語力と算数力があれば理解できる、経済・金融の超入門書。
【著者紹介】
海老原嗣生(えびはら・つぐお)
雇用ジャーナリスト、経済産業研究所 コア研究員、立命館大学 客員教授、奈良県行財政改革推進プロジェクトワークマネジメント部会長、
人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。
1964年、東京生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計等に携わる。
その後、リクルートワークス研究所にて人材マネジメント雑誌『Works』編集長に。2008年、人事コンサルティング会、「ニッチモ」を立ち上げる。
『エンゼルバンク――ドラゴン桜外伝-』(モーニング連載、テレビ朝日系でドラマ化)の主人公、海老沢康生のモデル。
著書に『雇用の常識本当に見えるウソ』(筑摩文庫)、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』(小学館文庫)など単著は20を超える。
飯田泰之(いいだ・やすゆき)
経済学者。明治大学准教授。シノドスマネージング・ディレクター。財務省財務総合政策研究所上席客員研究員。
1975年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。
『昭和恐慌の研究』(共著、第47回日経・経済図書文化賞受賞、東洋経済新報社)、『経済は損得で理解しろ! 』(エンターブレイン)、
『歴史が教えるマネーの理論』(ダイヤモンド社)、『ゼロから学ぶ経済政策』(角川Oneテーマ21)など著書多数。
【目次より】
◆第1部 ど素人編 経済と金融の「基礎ブロック」
◆第2部 初心者編 社会を解剖するためのメス
◆第3部 初心者編 「金利と為替」のブロックを積み上げる
◆第4部 中級者編 時事情報でブロックに色を塗る
とその先の崖が見えてくる
◆第5部 上級者編 それでもわからないことはプロに聞く -
姜 尚中さん絶賛のロングセラー新装版!
「三浦さんによる絶妙な現代訳が出て7年近く、
『職業としての学問』は、日本の働き方革命を考える最良の羅針盤になるに違いない。
何のために働くのか、それを知りたい人は読むべし」
巻末に、三浦 展 × 姜 尚中・特別対談を収録!
【著者紹介】三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ。82年、一橋大学社会学部卒業。卒論はマックス・ウェーバーの宗教社会学をベースにした「現代文化の無意味化と無価値化」。同年、株式会社パルコ入社、時代分析雑誌「アクロス」編集長を経て、90年、三菱総合研究所入社。99年、カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、若者の価値観、郊外化、階層格差などを広く分析。著書に『下流社会』『第四の消費』『「家族」と「幸福」の戦後史』『ファスト風土化する日本』『昭和の郊外』『東京は郊外から消えていく!』『働く力』『下流大学が日本を滅ぼす!』『日本若者論』『仕事をしなければ、自分はみつからない。』など多数。
【目次より】
[現代訳]職業としての学問
[特別対談] 姜 尚中×三浦 展
●漱石とウェーバーが心を病んだ理由は同じ?
●なぜマルクスではなくウェーバーなのか
●ウェーバーの死んだすぐあとにヒトラーが出てくる
●仕事とは「雑務」である。「にもかかわらず」
●今、まじめな学生がいちばん浮かばれない -
覚えたはずなのに思い出せない……。
それは「記憶力が落ちた」のではなく、「情報をうまく引き出せていない」だけ!
「記憶力」だけでなく、「創造力」「思考力」も高めてくれる新しい情報の引き出し方。
それがベストセラー『ゴースト暗算』の著者が贈る「チェイン記憶術」です。
仕事でも勉強でも日常生活でも必要な記憶力を効率的に鍛えましょう!
【著者紹介】
岩波邦明(いわなみ・くにあき)
1987年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業。
中学・高校時代には、全国の上位100人しか予選通過できない「数学オリンピック」の決勝に二度出場。
また大学入試センター試験では、900満点中881点を獲得した実績を持つ。
大学在学中には教育コンテンツ開発会社「ルイ・イーグル株式会社」を設立し、新しい教育法<岩波メソッド>を開発。
小学生向けの新しい暗算法「ゴースト暗算」を考案し、
それまで2~3年かかるとされていた2ケタ×2ケタの暗算を、わずか1~2日で習得可能にした。
第一弾となる著書『岩波メソッドゴースト暗算 6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算』(小学館)は
学習参考書としては異例の大ヒットを記録。
続刊を含め、シリーズ累計65万部を突破した。
【目次より抜粋】
◆STEP1 チェインを使って覚えてみよう
◆STEP2 チェインをつくってイラストにしてみよう
◆STEP3 頭の中でチェインをイメージしよう
◆STEP4 複数の情報をつないでみよう
◆STEP5 長いニュースを覚えてみよう
◆特別対談 池谷裕二×岩波邦明「記憶は、未来の自分に贈るプレゼント」 -
現在たった1%。
2020年までに日本の女性リーダーを30%にします!
2012年現在、日本の上場企業取締役に占める女性比率は約1%と世界最低水準。
そして国会議員の女性比率は7.9%、管理職員の女性比率は11%。
[20/30(にぃまるさんまる)プロジェクト]は、
2020年に日本のあらゆる分野で、指導的地位の女性の割合を30%以上にする自民党の公約。
小池百合子、上野通子、小渕優子、片山さつき、金子恵美、佐藤ゆかり、
島尻安伊子、野田聖子、三原じゅん子、宮川典子、森まさこが論じる
日本版ウーマノミクスの入門と実践。
【目次より抜粋】
■小池百合子:女性が暮らしやすい国はみんなにとっていい国だ
■上野 通子:何回泣かされても、前例をつくっていく。それが私の仕事
■小渕 優子:「男性」とは、意外に繊細で、なかなか立ち直れない生き物なんです
■片山さつき:どうすれば「男社会」で圧倒的なキャリアを築けるか?
■金子 恵美:何をしても「女のくせに」。私は戦う、それが絶望的な勝負であっても
■佐藤ゆかり:適切な実力の評価こそが、「女性リーダー」を増やす道
■島尻安伊子:なぜ、台所の発想なら、政治を変えられるのか
■野田 聖子:「社会人として、母として」多様性のある社会での女の生き方
■三原じゅん子:「三原じゅん子に抜かれるくらいなら……」と車で体当たりされた
■宮川 典子:あなたにとって、何が優先なの?いま、何を一番したいの?
■森 まさこ:なぜ、日本では子育てと仕事が両立しないのか -
男性的価値観はもう通用しない。
世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である。
世界13カ国、6万4000人を対象とした調査から明らかになった「理想的リーダー像」とは?
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー、
ヒラリー・クリントン前国務長官が「賛辞」を贈り、
『ワーク・シフト』リンダ・グラットン教授が絶賛した話題の書、ついに翻訳化!
世界各国で成功している起業家、リーダーが示す特徴の多くは、
思想・宗教・文化に関係なく、「誠実」「利他的」「共感力がある」「表現力豊か」「忍耐強い」など、
「女性的」といわれる資質であることが、調査から明らかになった。
今、求められるリーダーの10の資質、
──つながり、謙虚さ、率直さ、忍耐、共感、信頼、寛容、柔軟性、脆さ、調和──
について、世界のGDPの65%を占める13ヵ国を国別にクローズアップ。
リーダーシップ・シフトから見た社会心理、人間心理を分析。
経営者はもちろん、経営企画立案、マーケティングの観点からも見逃せない研究成果がここに。
【目次より】
■第1部:リーダーシップ・シフトが起きている
~男性がもっと女性のような発想をしたら、世界は好ましい方向に変わるだろう(著者によるグローバル調査で66%が賛成)
・何が男性的で、何が女性的か
・女性的な資質の影響を探る ~リーダーシップ、成功、道徳観、幸せ
・<女神的>価値観とは?
■第2部:<女神的>価値観が世界を変える
・第1章:イギリス ~「育てる・信じる・つなぐ・助ける」が新しいビジネスに
・第2章:アイスランド ~初の女性首相は「責任感を持って思慮深く行動する」と約束した
・第3章:イスラエル ~「何が中東の民主主義と和平を妨げているのですか?」「男どもです」
・第4章:日本 ~「金のチカラ」より「変える力」を信じる若者たち
・第5章:コロンビアとペルー ~麻薬と犯罪の町に「平和に適した風土」を醸成する
・第6章:ケニア ~極貧層の零細企業に人とお金をつなげる
・第7章:インド ~ときに無謀なほど大胆な取り組みで不可能を可能に
・第8章:中国 ~「雪かきは自宅の前だけでいい」からの脱却
・第9章:スウェーデン、ドイツ、ベルギー ~「みんなの家」で展開される<女神的>外交
・第10章:ブータン ~幸せの国の住人が教えてくれた「働くことで失う時間」の重み
■おわりに:知恵と勇気 ――<女神的>リーダーシップの時代 -
朝起きてすぐツイートしますか?
休日もメールを見ますか?
フェイスブックの書き込みが気になりますか?
毎日、充実していますか?
──七賢人に学ぶ「適度につながらない」ための知恵。
ネット空間で「つながった」生活は、どんどん忙しくなるばかり。
私たちの生活はつながり続けることで本当に豊かになったのか?
じつは古代ギリシャでも同じような悩みがあった!?
ニューヨーク・タイムズのベストセラーともなった本書は
現代の「つながりすぎ」の悩みに古今の賢人の知恵でこたえる
ユニークな実践的テクノロジー論である。
【目次より】
■1.つながりに満ちた暮らしのミステリー
第1章:忙しい! とにかく忙しい!
第2章:母との電話を「切った後」に訪れた幸福
第3章:携帯が使えなくなって気づいたこと
第4章:なぜ「メール禁止デー」はうまくいかないか
■2.「適度につながらない」ための知恵
第5章:プラトンが説く「ほどよい距離」の見つけ方
第6章:セネカが探訪する内面世界
第7章:グーテンベルクがもたらした黙読文化
第8章:ハムレットの手帳
第9章:フランクリンの「前向きな儀式」
第10章:自宅を安息の場にしたソロー
第11章:マクルーハンの「心のキッチン」
■3.落ち着いた生活を取り戻す
第12章:無理のない「つながり断ち」7つのヒント
第13章:インターネット安息日 -
知的すぎる無期懲役囚から教わった、99.99%の人がやらない成功法則。
受験も、仕事も、人生も生まれつきの才能で結果は決まらない。
いじめられ、自信をなくした少女が力強く歩み出すちょっと不思議な真実のストーリー。
──私の先生は、刑務所にいるんだ。
きょうも手紙が届いたよ。
絶対、医学部に受かってみせるから。
2人を殺めて服役中の無期懲役囚は、並外れた高IQの持ち主だった。
いじめられて自信をなくした女子高生と運命的に出会い、文通がはじまる。
彼が彼女に教えた勉強法は、当たり前すぎて誰もが軽視するやり方だった。
実話をもとにしたノウハウの書。
【目次より抜粋】
◆はじめに:私はなぜ、無期懲役囚と文通をはじめたのか[友美]
◆第1章:人が美しく、羽化するために。
イジメにあって、自信をなくしました。
必ず変われます。私が保証します。
きっと偏差値20台です……。
苦手なことは、初歩に戻りましょう。
勉強は何のためにするのですか?
成功の秘訣は、地味なことです。
減ることなく、消えることもない財産。
第2章 頭のよさとは、何だろう?
勉強しても、1日で74%も忘れるんですね。
記憶力はカンタンに上がります。
頭がよい人の条件。
もっと自分を出したいです。
人に合わせる必要はありません。
ケンカの仕方を教えてください。
時間の使い方を見直しませんか。
ケンカは物理学です。
私、焦っています。
先のことを考えないで。
第3章 死刑でも構わないと思いました。
人を殺すだけの理由があったのですね。
本は無理して読まないで。
殺人事件のこと、話します。
私、医学部を目指します。
先生が、あきらめなさいって……。
高校でしたいことがありません……。
伸びる人と伸びない人の違いがわかりますか?
体と精神を鍛えに行くのですよ。
人間、狂ったら恐ろしいですね。
1人の人間の中に、善も悪も潜みます。
第4章 99.99%の人は、自分に甘いです。
合格圏内に入りました。
自分を疑わないで!
私は、どんな人間に見えますか?
無事、第1志望に合格しました。
すぐに集中が切れてしまいます。
順調なのは、初歩のうちだけです。
サボるのは、自分への裏切りです。
私、落ちるでしょうか。
毎日、試されています。
友達のために、ウソをつきました。
誰かをかばうウソはOKです。
根拠のない自信が湧いてきました。
驚き、安心しています。
◆おわりに
伝えたかったのは、人生が頭の良し悪しでは 決まらないということです[美達] -
電子メディア隆盛のいま、何をテーマに、どうのように書くか。
芥川賞作家・藤原智美が、プロとして身につけたテクニック。
そのすべてを伝えます。
いま、何をテーマに、どのように書けば、人の心を動かす文章になるのか。
小説からネットの文章まで、ノンフィクション作家でもある著者がテクニックを紹介。
同時に、本書は電子メディア時代における「書く」ことの意味を考察した
ノンフィクションでもある。
伝わる文章を書くことだけでなく、書くという行為そのものについて、
思いを巡らすための一冊。
──文章の本質は「ウソ」です。
ウソという表現にびっくりした人は、それを演出という言葉に置きかえてみてください。
いずれにしてもすべての文章は、それが文章の形になった瞬間に何らかの創作が含まれます。
良い悪いではありません。好むと好まざるとにかかわらず、文章を書くという行為は、
そうした性質をもっています。(本文より)
【目次より抜粋】
■まえがき:
・「書けない」が「書くこと」の第一歩
・「書くこと」は恥じらうこと
■第1章:あなたは9歳の作文力を忘れている
・文章の本質は「ウソ」である
・プロはこうやって文章力を鍛える
■第2章:プロ作家の文章テクニック
・すべてを書いてしまわず、次の日に繰り越す
・シナリオライターの「箱書き」手法
■第3章:名文の条件とは何か
・名文かどうかは、風景描写でわかる
・文章は真似から始まる
■第4章:日常生活で文章力を磨く
・インターネットの魔力に勝てるか
・1、2行の日記でも文章はうまくなる
■第5章:検索、コピペ時代の文章術
・コピー&ペーストが文章を殺す
・ランキング思考で直観力が衰える
■第6章:書くために「考える」ということ
・デジタル化時代の「考える」ということ
・書きたいテーマが見つからない -
世界が変わる。働き方が変わる。企業が変わる。
真の「働きがい」を求めて。
『ワーク・シフト』のリンダ・グラットン教授が日本の読者に送る、新たなメッセージ。
世界はいま、数々の深刻な問題に直面している。
若年層の失業、根深い貧困、エネルギー・環境問題など、どれも一国、一地域で解決できるものはない。
これまでグローバルな大企業は諸問題の根源とも批判されてきたが、
いまこそ知識、技術、ネットワークを有効に生かして「解決者」の役割を担うべきである。
組織、地域、世界のレジリエンスを高めるための経営のあり方とは?
そのために不可欠な新しいリーダー像とは?
これらの問いに対し「世界においてもっとも重要な能力は『レジリエンス』である」
という考えに基づき、具体的な解を示していく。
ストレスからの回復力、困難な状況への適応力、災害時の復元力といった
意味合いで使われるようになったレジリエンス。
「働き方の未来」研究における第一人者の著者が、
希望を感じさせる企業の取り組みを紹介しながら、
経営者も従業員も自らの仕事に心から誇りを持つことができる「未来企業」の姿を描く。
【目次】
◆日本の読者のみなさんへ
◆はじめに 企業へのラブレター
◆第1部 変化を糧に成長する企業とは
◇第1章 変わり続ける企業と仕事
◇第2章 レジリエンスの三つの領域
◆第2部 内なるレジリエンスを高める
◇第3章 知性と知恵を増幅する
◇第4章 精神的活力を高める
◇第5章 社会的つながりを築く
◆第3部 社内と社外の垣根を取り払う
◇第6章 よき隣人としての行動規範
◇第7章 サプライチェーンの末端まで
◆第4部 グローバルな問題に立ち向かう
◇第8章 研究とイノベーションの力
◇第9章 展開力と動員力
◇第10章 複数のステークホルダーと協力する
◆第5部 リーダーシップを再定義する
◇第11章 リーダーシップ像の変容
◇第12章 本物のリーダーの条件
◇第13章 世界を見据える視座をもつ
◇第14章 未来企業のリーダーとフォロワーへの手紙 -
黄金の1960年代はいかに達成されたか──
東京オリンピック、新幹線に象徴される高度成長の驀進時代を活写!
2020年、2回目の夏季東京オリンピック開催に向けて、今その熱気を振り返る。
東京オリンピックの開幕を10日後に控えた昭和39年10月1日、
そのオリンピックと並んで「黄金の1960年代」を象徴するモニュメントとなった
東海道新幹線が、開業の朝を迎えた。
午前6時、発車のベルが鳴り終わると同時に、下り「ひかり1号」がゆっくり動き始めた。
「あの時代の熱気を生み出したものはいったい何だったのか、
日本人はどんなエネルギーをどのように結集して「黄金の1960年代」を生み出したのか。
何が日本と東京に『大変貌』をもたらしたのか。」
「『燃える』とは、東京がオリンピックで燃えていることを指すのだろうか。
新幹線の発着ということもあるだろう。
しかし、私は結局、燃えたのは池田勇人の所得倍増計画だったし、日本経済そのものだったと思う。<中略>
この見地からいえば、東京オリンピックと交通体系は別のものではない。一つのものである。
そういう意味では、東京は今も燃えているといっていい。」
《電子書籍版あとがきより抜粋》
2020年、夏季東京オリンピック開催に向けて、日本は、東京はどこへ向かうのか。
【目次より抜粋】
◆序章 黄金の‘60年代
「黄金時代」前夜/開幕/戦後史なかの東京オリンピック
◆第1章 東京への3000日
紀元2600年のオリンピック/ムッソリーニとヒトラー/「東京、遂に勝てり」/開催返上
◆第2章 オリンピック、再び
国破れて夢あり/「いったいいくら金がかかるかね」/一万日の聖戦
◆第3章 「所得倍増」の誕生
「黄金時代」がやってくる/死の淵から蘇った男/積極財政派への道/二人のブレーン
◆第4章 高度成長の演出者たち
戦後最大のコピー/二つの数字をめぐる攻防/投資が投資を呼ぶ/池田政治の光と影
◆第5章 二人の都知事
「復興した東京をPRしたい」/保守都政の帽子/「オリンピック知事」の誕生
◆第6章 東京大改造
東京を蘇生させたい/道と水/「陰の知事」の陰の任務
◆第7章 1兆円オリンピック
「私生児」新幹線/開催準備/官製オリンピック
◆終章 「世紀の祭典」の遺産
さまざまな思惑/神の見えざる手/「高度成長」の夢の跡 -
統計思考──それは、究極のビジネスツール。
多変量解析の理論や計算式を説明できなくてもいい。
数字とデータをいかに使い、そして発想するか。
──ものの見方のバリエーションを増やすことは、モノゴトの本質をとらえるための近道です。
本書では、さまざまな仕事の場面における実践例、具体例をあげながら、
企業の活動やマーケティング戦略を導く手順に関して、
統計分析の手法をあてはめて考えてみます。
まずは統計の背景にある考え方やプロセスを理解することから始めてください。
そして、できる限りいろいろな場面で実際に応用してみてください。
ビジネスの現場では、そのときどきの、それぞれの立ち位置において最良の解が要求されますが、
統計的な考え方、ものの見方はそうした局面において役に立ちます。
さらに、何度もこうしたプロセスを繰り返していくなかで、
何気なく見過ごしていたり、見えているはずなのに気がついていなかったりしたことが、
ある日突然目の前にぱっと浮かび上がるときがあります。
そう、まさに「ひらめき」を獲得する瞬間です。
一人でも多くのビジネスパーソンに、この至福の瞬間を味わっていただきたいと思います──
【目次より抜粋】
◆第1章:数字で考えることのおもしろさ
~仮説を検証し、気づきを導くための手順
◆第2章:「同じもの」のなかに違いを見つけ出す
~視点を変えることでモノゴトの差異を発見する方法
◆第3章:「違うもの」のなかに同じところを見つける
~見えない本質を浮き彫りにする方法
◆第4章:「全体」から「小さい全体」をつくる
~母集団を正しく代表させる標本のつくり方
◆第5章:「事実」は「真実」と一致するか
~観測されたデータを検定する方法
◆第6章:「迷い」から抜け出すための手法
~シンプルな意思決定モデルのつくり方
◆第7章:数字に現れた現実にいかに対処するか
~数値化できない心のなかを数値化する方法
◆第8章:自然公園がもたらす経済効果は?
~お金で買えないものに値段をつける方法
◆第9章:統計的アプローチで発想するということ
~モノゴトの関係性を数字を使ってとらえる手順 -
なぜ、村上春樹は授賞式でTシャツを着るのか?
ハルキストも、そうでない人も、目からウロコの“最新”春樹論!
──現代という「若者殺しの時代」を変えていくことは、私ひとりの力にはあまります。
けれども、春樹の語られ方の風通しを、少しぐらいよくすることならできるかもしれません。
その作業をつうじて、日本社会のさまざまな問題点をあぶりだすことができたなら……(本文より)
人、時代、作品……、これまでにないハルキ論!
好き嫌いにかかわらず、気にせずにはいられないムラカミ小説の構造、
どこにも書かれたことのない村上春樹の「オタク」的実像、
そしてムラカミを都合よく誤読しながらアイドルに祭り上げてきた中高年ハルキストの功罪に、
気鋭の文学者が斬りこむ。
村上春樹作品から読み解く現代日本ワンダーランド。
【目次】
■第1章:なぜ村上春樹の本は、好きでもないのについ買ってしまうのか?
■第2章:なぜ『1Q84』には黒髪ロングヘア・スレンダー巨乳美少女が登場するか?
■第3章:村上春樹はアルマーニの服を実際に着たことがあるのか?
■第4章:なぜオジサンは村上春樹を読んで「自分語り」をするのか?
■第5章:なぜ龍はブレまくって、春樹はブレないのか?
■第6章:なぜ春樹は早起きをして走るのか?
■第7章:なぜ『ノルウェイの森』はバブル時代を象徴する小説となったのか?
■第8章:なぜ春樹は授賞式でTシャツを着るのか?
■第9章:なぜ春樹は「走ることについて語るとき」力むのか?
■第10章:なぜ春樹は他人のトラウマを借りなくてはならなかったのか?
■第11章:なぜ村上文学はノーベル賞を取りにくいのか?
■第12章:春樹はこの先『ねじまき鳥クロニクル』以上の「悪」を描くことができるか?
■第13章:なぜ春樹は日本文学界で独り勝ちになったのか?
■第14章:2013年は父への「巡礼の年」だったのか?
■第15章:なぜ多崎つくるは色彩を持たないのか?
■第16章:なぜ春樹の父親は高校教師になったのか?
■第17章:村上春樹はドストエフスキーになれるか?
■第18章:なぜ春樹はノーベル賞を取ってはいけないのか?
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