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『社会、学問、東洋経済新報社(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~58件目/全58件

  • 急成長を続けるユニクロ。一方で同社ではサービス残業が常態化、うつ病の罹患率も高い。グローバル企業の実像を追った。

    編集部から ~あとがき~
     ユニクロ(ファーストリテイリング)を記事にするにあたって、柳井正会長兼社長の著作を何冊か読み直しました。『一勝九敗』『現実を視よ』『成功は一日で捨て去れ』……。どれもとても面白い。論理的な思考、理知的な語り口、経営への情熱。正直、日本の経営者でここまで読ませる人は少ない。この企業の強さと独自性をあらためて認識しました。しかし、です。長時間労働の実態や上意下達の企業風土については経済ジャーナリズムとして、ぜひとも指摘しておきたい事柄です。日本発のグローバル企業になる可能性があるからこそ、読者や社会にこの企業の現状を知らせたい、そう考えました。なお同社はこちらの取材要望にきちんと対応してくださったことを明記しておきます。
  • 「世間の人々が若者に不満を持つのは古今東西変わらないようで、古代エジプトの遺跡の壁画にも『近頃の若者は……』って、書いてあったらしい。ちなみにこの話はネットで流行ったウソなのだけども、そんなウソ話がリアリティを持つくらい、人々は若者にいつも呆れているし、若者はいつも呆れられている」
    ――「第1章」冒頭より

    「まったく、近頃の若者は!」と嘆くあなたも「Z世代化」している!?
    ゆとり世代の東大講師がコミカルに語る衝撃の若者論!

    「PTAに言いつけますけど、いいんですか?」
    「気難しい表情の上司は存在がストレス」
    「怒らない=見捨てられた。だから、いい感じに怒って」
    「職場環境はいいけど、社名を自慢できないから転職します」

    若者を見ればわれわれの生きる「今」の、社会の構造が見えてくる!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【本書の魅力①20万部突破のベストセラー『13歳からの地政学』待望のまんが化!】
    高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通して「地政学」がわかりやすく楽しく学べる本『13歳からの地政学』をさらにパワーアップさせてまんが化。

    【本書の魅力②いま世界で起っていることの「なぜ?」がわかる!】
    約2年たっても続くロシアとウクライナの戦争、南シナ海をほしがる中国の狙い、宇宙をめぐるアメリカと中国の対立……、いま世界で起きていること、その裏側・本質が理解できるようになります。

    【本書の魅力③大人も子どもも一緒になって学べる!】
    「日本は大国なのか」「なぜ多民族の国が豊かになりにくいのか」「国際法に意味はあるのか」「日本が核爆弾を持つ日は来るのか」……なんとなくでわかっていたつもりになっていた大人もこれから0から知っていく子どもも一緒に楽しんで学べる本になっています。
  • 絶賛の声、続々!
    「こんな本が読みたかった!お金の常識がガラッと変わった」(20代、IT)
    「目から鱗で一気に読んだ。中学生の息子にも読ませたい」(40代、営業)
    「ハッとするような言葉の連続。ラストでは涙が溢れてきた」(50代、経営)

    所得、投資、貯金だけじゃない、
    人生も社会も豊かにするお金の授業、開講!

    現代の「お金の不安や疑問」を物語で楽しく解説!
    ・日本は借金まみれでつぶれるの?
    ・少子化でもやっていける方法って?
    ・どうして格差が広がるの?
    ・貿易赤字が「本当にヤバい」理由は?

    「お金の本質」がわかると、
    人生の選択肢が増える! お金の不安がなくなる!

    「え、そうなの?」が「そうだったのか!」に!
    6つの謎で世界の見え方が変わる!
    ・お金の謎1:お金自体には価値がない
    ・お金の謎2:お金で解決できる問題はない
    ・お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない
    ・格差の謎:退治する悪党は存在しない
    ・社会の謎:未来には贈与しかできない
    ・最後の謎:ぼくたちはひとりじゃない

    ◆本書のあらすじ◆
    ある大雨の日、中学2 年生の優斗は、
    ひょんなことで知り合った投資銀行勤務の七海とともに、
    謎めいた屋敷へと入っていく。
    そこにはボスと呼ばれる大富豪が住んでおり、
    「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と告げられる。
    その日からボスによる「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義が始まる 。
  • 2013年冬刊行予定の『ニコニコ的〈完全版〉』を一足先に試食できる『ニコニコ的。〈豪華試食版〉』の、無料お試しバージョン!

    「ニコニコ動画」の登録者数、3185万人。その数もさることながら、おそらく、これほど“オジサンたち”の注目や支持を集めないまま、若年層に圧倒的な支持を受けて普及したサービスは存在しない。それゆえに、現在ビジネスの中心で活躍する「非ニコニコ世代」には、ニコニコ動画の何がすごいのかが見えづらい。
    しかし10年後、消費・ビジネスの両面で中心となって活躍するのは、現在10代、20代の「ニコニコ世代」だ。彼らはなぜ、ニコニコ動画を熱狂的に支持するのか? その答えを知ることは、5年、10年後のビジネスを構築する上で非常に有益なはずだ。
    〈無料試食版〉では、日本最強のコンテンツ集団を支えるカルチャーを、ドワンゴ会長川上量生氏への取材から垣間見る。
  • 問題を放置し続ければいずれ大惨事がやってくる

    予見可能な危機とは、その潜在性を認識するのに必要なデータがあるのに、心理的要因、組織的障壁、政治的影響により、効果的な防止策がとられないときに起こるものをいう。
    「環境問題」「航空会社のマイレージ」「先進国の年金と医療」「テロ対策」……などの問題は、認識がされていながら、解決していない。「9・11同時多発テロ」「エンロンの破綻」などのように、いずれ大惨事がやってくることが事前に警告・予測されていたにもかかわらず、重大な問題を放置し続けることによって危機が起こったのである。
    その責任はリーダーにある。多くの組織では、明らかに措置を講ずべき予見可能な危機が、はっきり目に見える形で、今も迫りつつある。
    本書では、多くのカタストロフィーが明らかに予見可能であったことを解明しつつ、危機を「認識」し「優先順位をつける」などの予見可能な危機が暴発するのを予防するための道具を提案する。
  • 1991年にノーベル経済学賞を受賞した著者の主要業績である「企業の本質」「社会的費用の問題」の二論文をはじめ、新たな書き下ろし論文を含んだ代表的著作の本邦初訳。
  • 市場は社会に何をしたのか?
    自己調整的市場のユートピア性と破壊性を文明史的に解き明かした政治経済学のモニュメント! 
    リーマン・ショック以降急激に再注目される古典的名著の新訳。
    共同体的経済から自己調整的近代市場経済への枠組みの変転を描く。
    読みやすさに加え、訳注等も充実。
  • 本書は、現代社会における主要なリスクである、交通事故リスク、地震リスク、信用リスク、環境リスク、賠償責任リスク、医療リスク、介護リスクなどをとりあげて、それぞれのリスク対応策としての保険制度の存在意義と課題を考察するものである。

    近代的保険はその発達に伴って、社会に存在するリスクの社会化をもたらしてきた。リスクと保険の関連性を論ずるにあたって、補償の二階建て論、官民関係論、市場原理との整合性、賠償責任ルールの設定などのテーマを設定し、それを中心に議論を展開することで保険政策の現代的課題にもつなげていくことにする。これらのテーマはいずれも保険学の主要課題であり、現行の保険制度とからめながら論ずることで、具体的かつ現実的な問題に対する政策提言も試みる。こうした議論を通じて、多様かつ複雑なリスクにさらされている現代社会において、保険がいかなる発展方向を示しているかを考察し、改めて保険の本質に迫るものである。
  • 今こそ読みたい、平和のための経済論

    「過剰な制裁が、新たな戦争を生み出す」
    100年前、憎悪へ突き進む世界に警鐘を鳴らした
    20世紀最高の経済学者・ケインズの傑作が復活!


    山形浩生氏「ずいぶんきな臭い時代になってきた現在、本書をきっかけに少しでも戦争/平和と経済についてまじめに考えてくださる方が増えてくれることを祈りたい」ーー「訳者解説」より

    〈本書の背景〉
    1919年、経済学者にして官僚でもあるジョン・メイナード・ケインズは、
    第一次世界大戦後のパリ講和会議にイギリス代表団の一員として参加した。

    しかし、ドイツへの過剰な制裁を課す議論の方向性とヴェルサイユ条約の、
    あまりのひどさに絶望し、辞表をたたきつけて、即座に本書を書き上げた。

    〈なぜ今、読むべきなのか〉
    世界的なベストセラーとなり、ケインズの名を一躍押し上げた本作は、
    「ナチスの台頭」「第二次世界大戦開戦」を予言した書としても知られる。

    戦後処理と世界経済の枠組み構築を考える際のバイブルとも言える本書は、
    戦争の時代に足を踏み入れている現代においても、主張が色あせない一冊である。

    【主な内容】
    序文
    第1章 序論
    第2章 戦争前のヨーロッパ
    第3章 会議
    第4章 条約
    第5章 賠償
    第6章 条約後のヨーロッパ
    第7章 修正案
    訳者解説
  • ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』著者)
    アダム・グラント(『GIVE & TAKE』著者) 絶賛!

    ◆AI時代になってまで、私たちはなぜ「働くこと」にこだわるのか?◆

    経済学、社会人類学、物理学、進化生物学、動物学……
    さまざまな学問分野の最新の知見をもとに、
    「人と仕事」の深遠なる関係を縦横無尽に解き明かす!

    「仕事には時間の大半を費やす意義があり、
    人間の価値を決定し、人生の豊かさを左右する」
    ――それは『幻想』かもしれない」

    ◆「働かない」ことは悪なのか?◆
    私たちが行なっている仕事が人格となり、
    将来の展望を左右し、どこで誰と多くの時間を過ごすかを決定し、
    自分の価値を伝え、多くの価値観を形成し、政治的な姿勢を方向づける。
    そのため私たちは努力する人を賞賛し、怠け者を非難し、
    万人の雇用という目標を、あらゆる種類の政治家がマントラのように唱え続ける。
    ――イントロダクションより
  • 1,760(税込)
    著:
    内田樹
    レーベル: ――

    疫病と戦争で再強化される「国民国家」はどこへ向かうのか。
    拮抗する「民主主義と権威主義」のゆくえは。
    希代の思想家が覇権国「アメリカ」と「中国」の比較統治論から読み解く。

    アメリカにはアメリカの趨向性(あるいは戦略)があり、中国には中国の趨向性(あるいは戦略)がある。それを見分けることができれば、彼らが「なぜ、こんなことをするのか?」、「これからどんなことをしそうか?」について妥当性の高い仮説を立てることができる。それがこれからこの本の中で僕が試みようとしていることです。(第1章より)

    アメリカと中国というプレイヤーがどうふるまうかによって、これからの世界の行方は決まってきます。僕たち日本人にできることは限られています。直接、両国に外交的に働きかけて彼らの世界戦略に影響を及ぼすということは日本人にはできません。日本自体が固有の世界戦略を持っていないのですからできるはずがない。できるのは、両国の間に立って、なんとか外交的な架橋として対話のチャンネルを維持し、両国の利害を調整するくらいです。それができたら上等です。
    とりあえず僕たちにできるのは観察と予測くらいです。この二つの超大国がどういう統治原理によって存立しているのか、短期的な政策よりも、基本的にどのような趨向性を持っているのか、それをよく観察して、世界がこれからどういう方向に向かうのか、どのような分岐点が未来に待ち受けているのか。(第1章より)
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    世の中に山積する「社会課題」をどこよりもわかりやすく解説し、ビジネスに落とし込んだ解決策を提言する、ビジネスパーソン必読の書。

    今回は社会課題の中でも、カーボンニュートラルを大テーマに据えた。水素の活用など具体的な脱炭素に向けた取り組みだけでなく、脱炭素から生まれる新しいビジネスなどの未来予測にまで踏み込んでいる。

    そのほかにも、昨今注目を集めるメタバースなどバーチャルテクノロジーの今後、環境や食料問題、モビリティ、医療といった幅広い分野の未来像について、三菱総合研究所の研究員たちが分析する。

    加えて、各分野の第一線にいる有識者との対談やインタビューも収録。日本が抱える課題解決に向けて「実践的な知」を集約した、オールカラーで読み応えのある一冊となっている。


    「フロネシス」とは…
    古代ギリシアの哲学者、アリストテレスは「実践的な知」を示す概念として、「PHRONESIS(フロネシス)」という言葉を提唱した。本書は今の社会やビジネスにつながるテーマを絞り込み、有識者のインタビューや対談、研究員たちのレポートを基に課題解決に向けた提言をまとめている。
  • 格差の拡大は確かに問題ではあるが、それを「封建制」と言うのは大げさだと思うかもしれない。しかし、本書を読めば、そのような認識が甘かったことに気付くであろう。ーー中野剛志氏「日本版解説」

    あなたは「新しい貴族階級」か。
    「新しい奴隷階級」か。
    私たちはどう生き残るのか。
    階級や格差の固定化、社会的地位上昇機会の喪失がもたらす「新しいかたちの貴族制」を徹底分析。
    アメリカを代表する都市問題研究者によるシリコンバレー発「地獄の黙示録」。


    <「新しい封建制」社会はこうなる!>

    【第一身分】
    コンサルタント、弁護士、官僚、医師、大学教員、ジャーナリスト、アーティストなど。
    高度な知識を有し、支配体制に〈正当性〉を与える「有識者」(現代の聖職者)。

    【第二身分】
    GAFAなどの巨大テック富裕層が率いる「新しい貴族階級」。

    >>>>>>>>>>>>>> 超えられない壁 >>>>>>>>>>>>>

    【第三身分】
    それ以外の人びと。中小企業の経営者、熟練労働者、民間の専門技術者など。
    21世紀の「デジタル農奴」「新しい奴隷階級」。
  • 日本の国民医療費45兆円超の適正化をいかに進めるか。
    電子レセプト・データに対する5要素分析に基づいて、日本における疾病・病気の受診発生・治療経過とその負担状況の実像を描き出す。
    日本の国民医療費は、2019年度調査では44兆円を超えている。内訳は、患者負担5兆円、保険料22兆円、公費負担17兆円になる。人口の高齢化、医療の高度化などにより医療費の増加が続き、2022年度に確実に45兆円超と見込まれるなかで、保健事業・医療提供体制も関わって、その適正化が進められている。そのためには、医療費の詳細な内訳を示すデータの収集と、保健事業や医療提供体制も対象とした分析が必須である。
    本書で分析対象とするレセプトとは、病院・診療所を受診した際にかかった医療費が示された診療報酬明細書・請求書である。レセプトには、治療のためにどのような項目でどれだけの医療費がかかったのかを表す明細とともに、患者・医療保険者・公費による負担の状況が示されている。
    現在ではレセプトは電子化され、全国すべてのレセプトを集積したNDB(レセプト情報・特定健診等情報データベース)が構築され、分析が可能となっている。
    本書では、電子レセプトとして収集されたデータに対して、レセプト件数、受診日数、医療費を用いた従来の3要素分析を発展させ、月の暦日数と合計特殊再診率という2つの統計を加えて疾病・病気の発生数、状態、期間などを得る5要素分析を行うことによって、がん、循環器系疾患等の疾病別の状況、年齢階級別や都道府県別の医療費の状況などの日本の医療の現状を、保健事業・医療提供体制を対象とした分析にも用いることができる統計として表す方法を示す。
    「第Ⅰ部 レセプト基本統計と5要素分析の公式」は、理論編である。医療保険制度のあらましとレセプトの概要、レセプト基本統計、3要素分析、5要素分析について示す。
    「第Ⅱ部 5要素分析を用いた医療・介護等の分析の実例」は実践編である。疾病別統計、都道府県別統計、保健事業、介護保険や医療提供体制への応用例などを示す。
  • 「直観力」「やる気」「リスク評価」……
    感情や情動は生命の進化がもたらした究極の能力だ!

    最先端の「感情神経科学」が明らかにした、
    感情や情動の驚くべき世界。

    今、「感情神経科学」は大革命のさなかにある。
    そして、かつては「的確な判断の邪魔をするもの」とされてきた感情や情動は、
    進化がもたらした生存のための最強の能力であることが明らかとなっているのだ。
    自分の情動状態を知り、感情を手なずけ、活用するための、
    最先端科学の知見が満載の書。

    ★本書で得られる知見★
    ・感情や情動は、進化がもたした生存のための卓越した能力である
    ・人は情動がなければ何も行動を起こせない
    ・あなたの意思決定は、ポジティブな状態か、ネガティブな状態かという
     「コア・アフェクト」に大きく影響される
    ・やる気も鉄の意志も情動によってもたらされるが、
     それらは睡眠不足や加齢によって衰えてしまう。
    ・喜びやポジティブな情動は人を創造的にし、リスクを取るように促す。
    ・悲しい気持ちのときは、より現実的で正確な判断を下せる。
    ・空腹感は(食べ物に限らず)ものを手に入れることを促し、
     嫌悪感はものを手放すことを促す。
    ・「欲しい(欲求)」と「好き(嗜好)」は脳の別の回路によるものである
     (「好きではないのに欲しい」という衝動も生じうる)。
    ・情動は伝染する。幸せな人に囲まれていると幸せになれる。
    ・社会的な成功を収めている人は、他人の感情を理解したり、
     自分の情動をコントロールできるなど情動的知能が高い。
    ・自分の情動プロファイルを知れば、感情を手なずけていつでも役立たせられる
    ……


    「情動状態のダイナミクスを意識することは、人生の成功に欠かせない要素の一つである。
    やる気を出したり、衝動を抑えて気分を整えたり、他人に適切に対応したり上で役に立つのだ」
    (「第2章 情動の目的」より)
  • 仕事がない。結婚できない。将来に希望が描けない――若者をここまで追い込んでしまった社会に未来はあるのか。家族社会学を専門とする著者独自の視点から解決の処方箋を提言。
    【主な内容】
    序 論 若者の「失われた20年」/第I部 若者が危ない/第II部 先送りされる格差・少子化問題/終わりに 民主党政権は、追い詰められた若者を救えるか?
  • 元警察庁長官・國松孝次氏推薦!「もうこんな本は2冊と出ない」――
     闇夜を駆け、密かに忍び込み、大金をせしめて逃げる。「賊」とは、日本がまだ江戸と呼ばれた次代の暗闇を蝙蝠のごとく飛翔した大泥棒であり、いまはもう小説やテレビの中でしか存在しえない滅亡した人物たちだと思われてきた。自らを「賊」と呼び、「泥棒」「こそ泥」とは一線を画し、孤高の自尊心と賊として生涯を終える固い信念を抱き、江戸時代から伝承された技を磨き続けた賊が昭和から平成の時代にも実在していた。
    自らを「賊」と呼び、ベテランの警察関係者からは「最後の賊ではないか」といわれ、「首相官邸でもやっただろう」とされる実在した伝説の大泥棒が、1988年から1993年の6年間の獄中で書き遺し、自ら「賊」とサインした6冊の「獄中日記」があった。
     日記を譲り受けた犯罪学の権威がもう1人の大泥棒とともに読み解いた、「犯罪行動生態学」の研究にして「日本の裏の文化史」。誰も真摯に書き留めようとはしなかった、裏の世界に生きた者たちから表の世界に住む私たちへのメッセージ集。
  • 医師の世代間格差、収入格差、機会不平等の実態に迫ります!
    医師不足や過酷な勤務状況下で、40代以下の疲弊した勤務医は、開業するにも不安がつきまとい、自分の子も医師になって欲しいという願望は強くありません。一方、年配の開業医はある程度時間に余裕があり、半数以上が男の子を医師にしたいと考えています。
    このように年代や勤務形態で格差が広がりつつある中、医師たちはどのような医療システムが望ましいと考えているのでしょうか。財源の公私分担をどのようにすべきか、どんな医療技術を保険適用すべきか、限られた医療資源をどのような患者に優先すべきかなどのテーマをどのように考えているのでしょうか。
    本書では、「開業医はやはり息子に跡を継がせたいのか」「開業医と勤務医はどれくらい年収が違うのか」「医局制度とはどんなものなのか」といった素朴な疑問をはじめ、過酷な勤務医の実態、地方の医師不足、医師自身の考え方の違いなどについてアンケート調査を行ったうえでデータに基づいて経済学的分析を行いました。日本の医師の置かれている実態や今後の医療制度を考えるうえで有用な1冊です。
  • 全国高額納税者の妻への大規模アンケート&インタビューや各種統計を分析。富裕層の妻の結婚、働き方、資産管理、生活、育児、悩みなどの実態に迫り、本当の姿を浮き彫りにする。
    【主な内容】
    序章  容姿端麗は絶対条件ではない / 第1章 お金持ちの結婚 / 第2章 お金持ち妻の就業 / 第3章 お金持ち妻の節税 / 第4章 お金持ちの出産、家事、育児、子育て / 第5章 上流階級と家事使用人の歴史 / 第6章 スーパーキャリアウーマンという生き方 / 第7章 お金持ちの暮らしと悩み
  • アメリカは穀物を覇権維持のための最有力の投資手段だとみなしている。「世界支配の近道は、世界の人々の胃袋を支配することである」がゆえに、農業大国でありながらもアメリカでは農業補助金が穀物農家に支出され続けている。
    アメリカはすでに、トウモロコシ、大豆、小麦の世界3大穀物のすべてにおいて世界最大の輸出国となっている。世界2位の経済大国となった中国が覇権を狙うとき、アメリカは穀物価格値上げという牙をむく
    そのとき、先進国のなかでも食料自給率が極端に低い日本では、円安と穀物価格の上昇で、牛丼1杯が1000円になる日が来る
    ヘッジファンドマネージャーが、世界のマネーの動きをつぶさに見ながら、世界最大の穀物輸出国のアメリカが仕掛ける戦略を読み解き、来るべき危機を予見するとともに、日本のとるべき道を示唆した1冊。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【ご注意ください!】・本コンテンツは冊子版の約1800ページを電子化した大型電子雑誌です。ご利用いただく環境によっては、ダウンロードに時間がかかったり、一部ページの濃淡が明瞭でない場合がございますが、あらかじめご了承ください。・本コンテンツに都道府県・市区名を含む収録情報の検索機能はございません。目次から掲載ページをお探しください。●●2015年版の特徴●●・豊富な社会・経済データと独自調査による多彩な地域情報で全国813市区を各2ページで多面的に紹介。統計データもさらに充実。・15年6月22日までの市町村合併に完全対応。●●目次●●★巻頭特集地方創生・人口減少対策 今後の人口動向と地方版総合戦略★巻頭特集2全都市ランキング ●住みよさランキング ●財政健全度ランキング ●成長力・民力度ランキング★813市区の最新情報<主な収録項目>役所所在地発足年月日市長(氏名、生年月日、就任月、就任回数、党派、任期、経歴、学歴)議会(議長名、議員数、任期)由来、特徴交通、主要事業所、特産品、観光、イベント著名出身者まちづくり(総合計画の策定状況、将来都市像、主要プロジェクト)職員採用(応募者数、採用者数)子育て支援・母子健康策(認可保育所の保育料、施設数、定員数、待機児童数、小児医療費助成制度の内容)ふるさと納税公共料金(水道料金、下水道料金、介護保険料)高齢者支援策(特別養護老人ホーム・高齢者向けグループホームの施設数、総定員数)国民健康保険料の内容生活保護(申請件数、被保護世帯数、被保護実人員数)女性の活躍(議会女性議員比率、職員女性管理職比率)面積、人口、平均年齢、出生率、有配偶率、世帯数地方税収額、歳出決算総額、財政力指数、自主財源比率、交付税依存度事業所数、従業者数、上場企業本社数、製造品出荷額、卸売業年間販売額、小売業年間販売額、大型店店舗数労働力人口、完全失業率昼夜間人口比率、納税者1人当たり所得、持家世帯比率、住宅地地価、乗用車保有台数、介護老人施設定員数、公共下水道普及率、火災出火件数、交通事故発生件数、刑法犯認知件数
  • 激動する世界の資源エネルギーを俯瞰する「絶好の入門書」

    世界を翻弄する資源大国ロシア、脱ロシアに急ぐ欧州、シェール革命のアメリカ、
    中国のエネルギー戦略、地球温暖化・再エネ対応……
    この1冊で、世界の全体像を理解できる最高の教科書。

    早稲田大学で話題の講義を書籍化!
  • 2030年日本の向かう先はどこなのか。都市計画、経済学、社会学、メディア、政治学の次世代を代表する知性が分野を横断して論じる。
    第Ⅰ部は、若手の論客、安田洋祐氏と西田亮介氏が、経済学と社会学の視点から未来を見渡す「武器としての社会科学」の可能性を論じる。西田氏はメディアのあり方を、安田氏はゲーム理論で言う「ゲーム」を取り上げる。
    第Ⅱ部は、ノンフィクション作家として稲泉連氏が東京パラリンピックを題材に「ストーリー」、政治史家の村井良太氏が佐藤栄作政権という「ヒストリー」を描く。戦後の物語り方を問いかける、いわば「物語る歴史」がテーマである。
    第Ⅲ部は、饗庭伸氏と牧原出氏が、都市計画・国土計画を素材に空間の変化をとりあげる。饗庭氏は都市のスポンジ化と過去に縛られがちな「経験の檻」を「反転」させようとするのにたいし、牧原氏は国土計画からフラット化する世界へと空間イメージを拡げつつ、空間を回転させる「パノラマ」を提案する。
  • 今、地球は6回目の大量絶滅の危機にある。

    過去数十年の「大加速(グレート・アクセラレーション)」の時代において、人類が地球環境を大きく変えてしまったからだ。

    《プラネットアース》などで知られる、世界的な自然番組のプレゼンターであるデイヴィッド・アッテンボローは、「グリーン成長」と「再野生化」こそが、人類が、そして地球の生命が生き残るための鍵だという。

    もし、私たちが何も手を打たなければ、アマゾンの熱帯雨林や極地方の氷は減少し、永久凍土が融解して炭素が放出され、海は酸化して水産資源は枯渇し、人類は食料生産の危機やパンデミックに直面し、強制的な移住を強いられ、6回目の大量絶滅へと至るであろう。

    この悪夢を避けるためには、経済成長に固執することをやめ、サステナブルな形で資源を使う「グリーン成長」を追究し、海や森などを再び自然な状態に戻す「再野生化」に取り組まなければならない。

    私たちは今こそ、ふたたび自然と調和した種にならなければならない。人類は今、地球に住み続けられるかどうかの、瀬戸際にあるのだ。
  • なぜ私たちはあの人の論破にだまされるのか。
    事実と物語は混ぜるな危険!
    陰謀論とフェイクが溢れる世界で生き抜く「武器としての思考法」。

    文明を築くのに一役を買ったストーリーテリング。その伝統あるストーリーテリングが近い将来文明を破壊するかもしれない。
    ストーリーテリングアニマルである私たち人間の文明にとって、ストーリーは必要不可欠な道具であり、数え切れない書物がストーリーの長所を賛美する。
    ところが本書の著者ジョナサン・ゴットシャルは、ストーリーテリングにはもはや無視できない悪しき側面があると主張する。
    主人公と主人公に対立する存在、善と悪という対立を描きがちなストーリー。短絡な合理的思考を促しがちなストーリー。社会が成功するか失敗するかはそうしたストーリーの悪しき側面をどう扱うかにかかっている。
    陰謀論、フェイクニュースなど、SNSのような新しいテクノロジーがストーリーを拡散させ、事実と作り話を区別することはほとんど不可能になった。人間にとって大切な財産であるストーリーが最大の脅威でもあるのはなぜなのか、著者は説得力をもって明らかにする。
    「ストーリーで世界を変えるにはどうしたらいいか」という問いかけをやめ、「ストーリーから世界を救うにはどうしたらいいか」と問いかける書。

    スティーブン・ピンカー、ダニエル・ピンク絶賛!
  • シリーズ2冊
    3,300(税込)
    著:
    西村淳
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。大学生が最初に社会保障について学ぶためにも実務家の学び直しのためにも社会保障を知るために必要十分な、「意義」「実態」「仕組み」「歴史と政策の現状」「課題」の情報を、法学・経済学の分野からバランス良く学ぶことができる入門テキスト。本書の構成――「はじめに――本書のねらい」より●現代の生活における社会保障の比重は高い。誰もが医療や年金の給付を受ける。社会保険料や消費税を払う。社会保障給付費は110兆円を超え、国民所得の3割を占める。社会保障・税の一体改革、不安定雇用、高齢者の暮らし、貧困などが、新聞の政治面や社会面、またテレビのニュースなどで連日報道される。現在の制度では立ちいかないとして、「抜本改革」が必要だとする批判も多い。若い世代の多くは、上の世代のために過剰な負担をしていると感じている。受給者のほうは、財政的な理由で給付を削減するのはけしからんと感じている。一方で、社会保障は制度で規定されており、白紙から考えるわけにはいかないので、基本的な仕組みがわからないと論じられない。●本書は、そのような関心と悩みを持っている一般の方々や大学生向けに執筆した社会保障の概説書である。●本書では、特定の学問的な方法論にはこだわらず、社会保障を知るために必要十分な情報を、バランスよく執筆することに努めた。●各章の冒頭には要約とキーワードを示したので、自分が必要と思われる章から読んでいただいてもよい。また、各論の各章は、「意義」「実態」「仕組み」「歴史と政策の現状」「課題」から構成し、バランスよい記述になるよう心がけた。より説明が必要と思われるトピックについては、「コラム」を設けた。各章をお読みになった後は、「練習問題」を復習に使うとともに、「Further Readings」にある文献を読んでより理解を深めていただきたい。●大学などで授業を受けながら本書を使う方だけでなく、実務家の方にも学び直しのために手に取っていただきたいテキストである。
  • たとえば、多くの企業が成長の舞台として期待している新興国は、その人口の多さによって熱い視線が注がれている。しかし、人口増加は経済発展のトリガーとなるのか、それとも経済発展の足かせとなるのか、議論の決着はついていない。そもそも、世界の人口は、なぜ、加速度的に増えているのか。増え続ける人口の調整局面はあるか。そして、地球上の最適な人口規模とはどれぐらいなのか……。
    人口学の権威が、多彩な学問領域の知見を総動員しながら、人類史の謎に挑む意欲的な一冊。
  • 2,420(税込)
    著:
    片山修
    レーベル: ――

    2020年8月、惜しまれつつ亡くなった「日本を代表する知性」山崎正和氏への逝去直前まで行われたロングインタビューや、キーパーソンの貴重な歴史的証言を基にした初の本格評伝。

    『鴎外 闘う家長』以来、半世紀に及び劇作家、批評家として日本の「知」を牽引し、「サントリー文化財団」を舞台に「知のサロン」を創造し、演出した山崎正和。
    山崎は約40年間にわたって、知識社会の到来を先取りするかのように自由闊達な活動を志向し、華麗な知的ネットワークを構築して、生き生きとした「日本の論壇」をつくった。
    彼を中心とした「サロン」は、文化の支え手として、どのような役割を果たしていったのか。
    その時代に登場した知のスターたちの活躍の背景に何があったのか。
    時代背景を複眼的に捉えつつ、「最後の知識人」山崎正和を軸に「知の人間交差点」を描き出す。
    稀有な知的サロンの「社交」で紡がれた「柔らかい個人主義」の時代、創造のドラマとラストメッセージ。

    [山崎正和氏以外の登場人物] 
    浅利慶太、東浩紀、五百籏頭眞、石川九楊、猪木武徳、今西錦司、梅棹忠夫、エズラ・ヴォーゲル、江藤淳、小澤征爾、小渕恵三、開高健、粕谷一希、苅部直、北岡伸一、楠田實、小泉純一郎、高坂正堯、小松左京、佐治敬三、佐治信忠、佐藤栄作、佐藤誠三郎、塩野七生、司馬遼太郎、嶋中鵬二、竹下登、田所昌幸、田中角栄、ダニエル・ベル、谷沢永一、ドナルド・キーン、鳥井信一郎、鳥井信吾、鳥井信治郎、福田赳夫、福田康夫、細谷雄一、待鳥聡史、三浦雅士、御厨貴、ミルトン・フリードマン、メルロ=ポンティ、盛田昭夫、森まゆみ、レヴィ=ストロース、山口瞳、ロナルド・ドーア、鷲田清一の各氏ほか多数
  • 新型コロナウイルスの出現、大規模災害をもたらす気候の激変と温暖化、グローバル資本主義による格差と分断・・・
    人類は「拡大・成長」と「不老不死」の夢を未来永劫、追い続けるのか。
    地球規模での「第三の定常化」時代に向かう現在、人類が「無」をどう捉えてきたかを遡りつつ、私たちの世界観、生命観、死生観の在り方を壮大なスケールで問いなおす。
    人口減少・定常型社会の社会保障、コミュニティ、死生観、哲学等、ジャンル横断の研究・発言を続けてきた第一人者による人類史への気宇壮大なアプローチ。

    [第一の定常化]ホモ・サピエンスの増大 →転換1「心のビックバン」
    [第二の定常化]農耕と都市の拡大 →転換2「枢軸時代/精神革命」
    [第三の定常化]近代の進歩 →転換3「地球倫理」へ
    人類は新たな「生存」の道への転換を図れるのか?

    「狩猟採集社会や農耕社会それぞれの拡大的発展において、それが資源・環境的な制約にぶつかった際、人間はそれぞれ『心のビッグバン』『精神革命』という大きな意識転換あるいは従来になかった思想ないし観念を生み出し、…新たな『生存』そして『創造』の道を見出していったのだ」(本文より)
  • 5000万キロにわたって延びる道路、放射能で2万年後まで住めない土地、10万年後も残り続ける二酸化炭素、
    化石化するプラスチックごみ、沈みゆく巨大都市、宇宙空間をさまよう人工物……
    人新世が地球に刻む負の遺産とは?

    私たちの文明は、未来に何を残すのだろうか? 私たちはこの地球を永遠に変えてしまったのだろうか?

    スコットランドのエディンバラから、海に沈みゆく上海、汚染されたバルト海、サンゴの白化現象が進むグレートバリアリーフ、フィンランドの核廃棄物処分場などを訪れながら、我々現代人が残す「未来の化石」を紹介する。

    また、生物多様性や、地球の歴史を刻む南極の氷床コアのような、私たちによって失われてしまうもの、さらには、抗生物質によって進化する細菌といった、人間によって変化してしまったものなどをも取り上げる。

    現代の人類は、すぐ直後の数世代に対してのみならず、数百・数千世代のちの子孫たちに対する責任を負っていることを突きつけ、遠い未来の子孫たちに、私たちがどのように記憶されることになるのかを明示する、人新世をかつてない巨視的なスケールで描く画期的な書。
  • 「ポピュリズム」「ニヒリズム」に象徴される近代の危機を乗り越えられる思想はあるのか。
    「グローバリズム」と対峙するアフターコロナの価値観とはなにか。
    西洋近代の限界を縦横無尽に論じ、日本思想の可能性を探る。
    「当代随一の思想家」による「近代論」の集大成であり、「知の巨人」が新境地を開拓する主著。

    トランプに象徴されるポピュリズム現象。
    しかしこれは今に始まったことではない。すでに1930年代のナチス台頭から始まっていたことだ。
    その原動力となったのは「ニヒリズム」。何も信じられない事態に絶望し、疲れきったため、その時々の状況に身を任せ、流れるように生きるという態度である。
    これが後にユダヤ人大虐殺の「ホロコースト」につながっていった。
    現在、先進各国を覆い尽くしているのも、こうした「近代の病」であるニヒリズムである。
    近代のこのような虚妄≒ニヒリズムを乗り越えることは可能なのか。
    その可能性として日本思想、とりわけ西田幾多郎「無の思想」などに象徴される京都学派に再び光を当てつつ、西洋近代思想と比較分析。
    その現代的価値を問い直す。
  • 歴史問題の全体像を理解するための最良の書


    歴史認識問題、歴史修正主義…、
    なぜ「歴史」は炎上し、差別意識を助長するのか?

    いま世界的な争点になっている歴史問題について、
    歴史学だけではなく、社会学や国際政治の視点から、
    その背景に何があるのかに迫る。

    気鋭の研究者らによる憂国の書、書き下ろし!
  • コロナ危機、世界恐慌…どうすれば、弱者を救えるのか!?

    人気エコノミストが、正しい税と財政のあり方を問う、
    日本人のための税の教養書


    国家は、どのような税金なら、納めることを国民に求めてよいのか。
    国民は、どのような税金を喜んで納め、どのような税金を納めることを拒絶すべきであるのか。
    我々は、どんなときに増税を忌避し、どんな時に増税を受け入れるべきなのか。
    逆に、増税政策を要求すべき場面というのがあるのか。

    時あたかも、新型コロナウイルスによる感染症拡大への対応が、
    経済活動にも重大な影響を及ぼしている。その中で減税待望論も高まっている。

    このような時、国家は税金をどう取り扱うげきなのか。
    このことについても、考えて行きたい。 (本書「まえがき」より)
  • 欲望の暴走を止めなければ、人類は滅亡する!

    現代文明の危機は「人の心」に原因がある。「科学」「生命」「医療・福祉」「経済」について、人類共通の倫理を考える。

    『地球文明の危機【環境編】』が環境面からの地球の危機を警告しているのに対し、【倫理編】では「こころ」の崩壊から、地球文明に対し警鐘を鳴らす。
  • 地球を激しく収奪する現代文明は、いつ、どのように崩壊するのか?

    現代文明の崩壊を回避するためには、いかなる倫理・文明原理を、どのように創造していけばよいのか。

    稲盛財団・環境文明倫理研究センターが主催した話題のシンポジウムを書籍化。地球文明の崩壊を食い止めるには、何が必要か? 稲盛氏が、宇宙物理学、環境学、文明史など、多分野の博識者らと、その「解」を求めて議論を交わす。
  • 英「ネイチャー」誌が警鐘!

    なぜ科学立国は崩壊したのか!?

    気鋭ジャーナリストによる渾身の書き下ろし


    【様々なデータが示す日本の危機】
    理工系博士の卵は半減/博士になっても職がない/大学院修了者の半数が借金苦/
    優秀な人材ほど企業へ/下がり続ける大学ランキング/日本だけ論文数が減っている/
    大学法人化後、研究時間が25%減少/基礎研究費割合は主要国下位


    【本書の目次】
    第1章 憧れだったノーベル賞
    第2章 研究者がいなくなる -空洞化する大学院博士課程
    第3章 衰弱している日本の研究力 -主要国で最低レベルに凋落
    第4章 忙しくて研究できない -「選択と集中」の弊害
    第5章 ノーベル賞が消える -研究者が共有する危機感
    第6章 大学解体のとき
  • 【本書のポイント】
    「中福祉・低負担」から「中福祉・中負担」への財政・社会保障改革は実現可能なのか?
    日本の財政のマクロ・データに加えて、「国民生活意識調査」(厚生労働省、統計法第33条にもとづく申請による)の個票データ、著者独自の「税・社会保障についての意識調査」などのマイクロ・データを取り入れて分析が行われていることにある。
    すなわち、日本における財政政策の影響や社会保障の持続可能性について、マクロからミクロを包含して、財政・社会保障政策から納税者・受給者の意識に至るまで踏み込んで分析し、具体的に実現可能な道筋を問うたことに本書の最大の成果がある。

    日本の財政は、長引く低成長とデフレの後遺症とも言うべき政府債務残高の塊と格闘している。
    なぜ日本の財政は最悪の状態になったのだろうか。経済成長によって財政は健全化するのだろうか。給付の重点化や税・社会保険料の引き上げの議論では納税者の視点はどう扱われるべきなのだろうか。少子高齢化、家族及び労働市場の変容を踏まえた社会保障の将来像とは何だろうか。こうした問に答えるべく、日本財政の診断と処方箋を提示することが本書の目的である。
    本書では分析に際して、日本の財政に関するマクロ・データだけでなく、「国民生活基礎調査」(厚生労働省)の個票データ、および著者独自の「税・社会保障についての意識調査」などのマイクロ・データまで取り入れた。これによって、納税者の深層心理や税・社会保険料負担の実態が判明した。
    この分析に基づき本書では、財政と社会保障の課題に対して、具体的に実現可能な改革のための将来ビジョンと道筋・時間軸の提言を行っている。
  • 科学・工学分野の論文数・日本は6位に後退、中国が初の首位
    「日本の科学力失速、地位危ない」と英ネイチャー誌が警告!

    論文数(人口あたり)、大学の研究資金・研究者数、博士課程学生数……
    いずれも先進国で最低レベルにまで急落した日本。

    日本の科学研究の現場でいま何が起こっているのか。どうすれば競争力を取り戻すことができるのか。
    科学力・研究力の低下は、10年後、20年後の社会・経済にどのような影響を及ぼすのか。

    国立大学財務・経営センター理事長として、大学経営の実態や研究現場の声を徹底リサーチした著者が
    日本の科学研究力の実態を明らかにするとともに、失速の原因、再生の青写真について、豊富なデータをもとに明らかにする。
  • ダイバーシティ(多様性)の尊重が、社会にとっていかに価値あるものかを、二つの寓話を通して描く。人がよりよい社会をつくり、よりよく生きるためのヒントにあふれたユニークな1冊。
    ★電子版オリジナル付録として、著者による講演録「ダイバーシティとダイバーシティ-性別によらず多様な個人が生き生きと生きられる社会とは」を収録!
  • ◎多数の指標から、各自治体を多面的にランキング!

    65の指標を使って47都道府県をランキング。
    47の指標を使って20政令指定都市をランキング。
    39の指標を使って、42中核市をランキング。

    所得が多いのはどの地域?
    働きやすいのはどの地域?
    震災が地域に与えた影響とは?
    住みやすいのはどの地域?

    など、各地域の特性がひとめでわかる。

    ◎なぜわが県がこの順位なのか? 背景を考えさせられる本

    各ランキングで1位はどこか?
    なぜ島根県は前回ランキング14位から6位に順位をあげたのか?
    震災意識が強い県はどこか?
    政令指定都市の一位はなぜさいたま市なのか? 
    中核市の一位はなぜ豊田市なのか?

    すべてデータで示します。


    ◎雑誌、新聞、テレビで数多く引用された、2014年版に続く最新版。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【ご注意ください!】
    ・本コンテンツは冊子版の約800ページを電子化したものです。ご利用いただく環境によっては、ダウンロードに時間がかかったり、一部ページの濃淡が明瞭でない場合がございますが、あらかじめご了承ください。
    ・本コンテンツにコードや社名での検索機能はございません。目次・索引から掲載ページを探してご利用ください。

    ●●概要●●
    ・全都道府県・東京23区・全市合計860自治体のうち、2016年3月末までに各自治体のHPで、2012年度から2014年度の財務4表(貸借対照表・行政コスト計算書・純資産変動計算書・資金収支計算書)を一部項目でも公表している756自治体の財務諸表を収録。

    ・総務省方式改訂モデル(普通会計・連結)・基準モデル(単体・連結)などで分類、先行発表の「統一基準」5都市や、独自モデルの東京・大阪府等も収録。自治体1ページで財務諸表約60項目に加え、健全化判断比率の諸比率も掲載。現金主義の地方財政に加え、「公会計」で自治体の財務状況がより明瞭になります。
  • シリーズ7冊
    3,4653,762(税込)
    著:
    齊藤誠
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。本書に収められている8つの論文が実証的に明らかにしていることは、大震災直後に政策当局を中心に「認識されていたこと」と、「現実のありよう」との大きなギャップである。大震災直後に影響が甚大だと思われていたことが、実は軽微であり(たとえば、阪神淡路大震災の建物被害をはるかに凌駕すると考えられたが、実はそれと同程度であった)、逆に直後には影響が軽微だと思われていたことが、実は甚大であった(たとえば、便乗値上げによる価格調整が軽微であった背後で深刻な数量調整が生じていた)という震災直後における状況把握の深刻な失敗である。本書では、震災直後に国内外で積極的に評価されたさまざまなレベルの協調行動が、実はそうした実態を伴っていなかったことも明らかにされている。地方自治体は、利害対立が協調行動にまさり、復興プロセスの障害となった。また、「絆」という言葉の広範な流通が象徴的に示しているように、人々の間で利他的な行動が大震災後に広まったように思われていたが、実は、利他的な意識が低下していた。本書では、そうした認識と実態のギャップを丁寧に分析することによって、ギャップをもたらした要因を明らかにしていく。震災直後に実態を誤って認識したことは、当然ながら、適切な復興政策の履行を妨げた。今般の大震災の経験を掘り下げて考察することは、将来の自然災害への適切な対応のあり方を検討する上で必要不可欠な作業であろう。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。日本学術振興会の研究プロジェクト「東日本大震災学術調査」の成果を書籍化。第4弾となる本書は、第1部において総合工学の代表格である原子力発電技術の利用にあたっての社会的な安全確保活動を、リスク・ガバナンスという枠組みで捉え、福島原発事故の以前、事故時、以後の姿を、事例分析等を通して考察する。第2部では、福島原発事故の食品安全問題への波及や、東日本大震災という緊急事態における医療・介護、交通システムおよび金融システムの対応について、各分野の事例を分析したうえで、相互関係性及びそのような相互関係を管理する複合リスク・ガバナンスの課題について考察する。
  • 産業大国・環境大国の原点は、日本の「食文化」にあった! 「勤勉」「もったいない」など日本的精神の誕生を「食」の視点から分析した異色の日本人論。
  • 大人が学んでおきたい「政治のしくみ」基礎のキソ。民主主義の根幹を、サントリー学芸賞受賞・新進気鋭の政治学者が一からわかりやすく解説する。日本政治をリアルに理解するための新常識が、この1冊に凝縮!・そもそも選挙で「いちばんいい候補」を選べるの?・自民党はなぜ強いのか?これからも強いのか??・なぜ、町村議会議員は「無所属」ばかりなのか?・18歳が選挙権を持つってどういうこと?・ダメ党首を辞めさせるには?・参議院っていらなくない?・どうして「高齢者」と「農村」が優先されるのか?・「AKB総選挙」とふつうの選挙の共通点は?・「統一地方選挙」って何の意味があるの?読めば、こんなソボクな疑問もスッキリ解けて、明日からニュースの見方が変わる!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。スチュワードシップとコーポレートガバナンスの2つのコードが一体となり促す日本企業の改革。何が起こり、どこに向かうのかを示す。【主な内容】はじめに第1章 インベストメント・チェーンと説明責任の輪第2章 英国のコーポレートガバナンス第3章 過度なショート・ターミズムの克服を目指したケイ報告書の意義第4章 日本版スチュワードシップ・コードと伊藤レポート第5章 企業価値向上のイメージを描写する情報開示第6章 経営者とのスチュワードシップ関係を追求する機関投資家像第7章 ESG投資とそれをプロモートするアセット・オーナーの存在第8章 取締役会評価の時代
  • ☆一冊でアイドルの基本がわかる! メディアとの関係、アイドルを生み出す方法の変遷、芸能プロダクションというビジネスモデル。 「見出すゲーム」「支えるゲーム」「育てるゲーム」というアイドル消費の根幹。 古典的アイドルから現代アイドルまでを、それを支える仕組み・環境を含めて徹底的に論じる。☆アイドルがわかれば日本経済がわかる! アイドルと日本経済に相関関係があることは、「アイドルの時代」を景気循環に重ねて見れば一目瞭然だ。 アイドルブームは戦後経済成熟期と現代、つまり「行き詰まった」時代に起こっている。 では、行き詰まった時代の人々がアイドルを求める理由とは? 日本経済の来し方行く末とは?☆東浩紀氏推薦! 「アイドルがいまなぜ支持されるのか、ようやくわかった。  半世紀の歴史を踏まえ、文化論と産業論を統合する“現代アイドル論の決定版”」AKBグループ、ももいろクローバーZ、モーニング娘。、そして、あまたのアイドルがしのぎを削るアイドル戦国時代。いまこそアイドルを、その起源にさかのぼって考えよう!本書では、エンターテインメント産業の研究者にして現職官僚である著者が、文化・産業、そして経済・社会、二つの視点から「アイドル」に迫る。【本書で取り上げるアイドルたち】映画スターの時代を経て70年代に生まれたアイドルたち。南沙織から山口百恵、キャンディーズからピンクレディー、そこに満を持して現れ、80年代アイドルブームの中心に立った松田聖子。また、河合奈保子、中森明菜、小泉今日子といった聖子のライバル達。そして、時代を作ったグループアイドル、おニャン子クラブ。90年代、冬の時代の後にやってきた現代アイドルの時代。AKBグループ、ももいろクローバーZ、モーニング娘。を軸に、PerfumeやBABYMETALからローカルアイドルたちまで、もはや挙げればきりがない。【主な内容】はじめに アイドルからこの国を考えよう第一章 アイドルのメディア産業論第二章 アイドルの消費論第三章 アイドルの進化論第四章 アイドルの国家論第五章 アイドルの世界平和論
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。日本経済における中小企業の果たす役割は大きいが、その平均的な姿や経営・財務の実態については、驚くほどわかっていない。各種の統計数字は出ているものの、これは一定規模以上の中小企業から集計した平均値をベースにしており、個々の中小企業の姿が見えてこないという難点があった。そうしたなか、本書では、中小企業信用リスク情報データベース(CRD)という新しいデータをもとに中小企業の実態を明らかにする。CRDは1997年に始まり、全国250の信用保証協会・金融機関がデータを提供し、全国の中小企業200万社以上の経営財務データが蓄積された、高精度かつ広範なデータベースである。本書では、このCRDを利用することで、日本の中小企業の経営と財務の実態をマクロ的に分析する。本書では、今まで見えてこなかった実態を初めて数量化・透明化している。その他、グローバル化、IT化のなかでのあるべき姿、中小企業金融、米国・EUとの比較、および政策的な見直しまでを提言する。【主な内容】序 章 問題意識と本書の構成第1章 CRDからみた中小企業の姿第2章 CRDからみた中小企業の収益状況第3章 CRDからみた中小企業の財務状況第4章 CRDからみた中小企業の経営財務動向第5章 中小企業金融のあり方をめぐって第6章 欧米主要国の中小企業政策第7章 ベンチャーファイナンスをめぐって第8章 中小企業活性化のための政策提案
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。1990年代以降、日本の多くの自治体では、行政改革を進めるツールとして「評価」が導入されました。担当者も置いて、評価シートもつくりました。はじめは鳴り物入りで始まった評価も、時間が経つにつれて形骸化している自治体も少なくありません。シートを書き込むことだけが義務化して、実際には評価結果は行政改革のために有効に活用されてはいないのです。 なぜこのようなことになったのでしょうか。数多くの自治体で「評価」のあり方を見てきた、著者の田中氏は「何のための評価か」が明確でないことが問題であると指摘します。 本書は、日本の自治体評価の現状を概観し、問題点はどこにあるか、評価を有効活用するためには何が必要かを、豊富なデータや事例に基づいて論じ、「評価を有効に機能させるための16の原則」を解説します。 自分たちの自治体の「評価」が有効に機能せず、「自治体にとって評価など無用ではないか」と思っている担当者にこそ、じっくりと読んでいただきたい一冊です。【主な内容】序 章 本書の立脚点第1章 自治体評価の実態第2章 評価の基礎概念第3章 業績測定の基本第4章 制度としての評価第5章 行政の変革と評価──「進化」する行政の戦略
  • お金の寄付はもちろんだが、物品の寄付、時間やスキルの寄付(ボランティア)なども取り上げられており、「0円」からできる寄付の仕方もわかる。また、2011年から施行された新寄付税制の活用法についても解説されている。一般にあまり知られていないが、この新寄付税制により寄付金の最大50%が戻ってくるなど、実は日本は欧米に負けない寄付優遇国家になっていたことに気づかされる。 以上のように全体的に寄付のハウツー本の趣のある本書だが、第2章だけは異色の章で、寄付を実践している7人を紹介するノンフィクションになっている。7人のいずれもが、寄付を楽しみ、心理的な大きな“報酬”を得ている様子が伝わってくる。7人の最後として、著者自身が登場し、横浜・寿町のNPOへ物品(衣服・タオルなど)を寄付した体験がレポートされている。この“寄付初体験”により、著者自身に起こった思いがけない内面(心)の変化が語られ、寄付を「本来の幸せを手に入れる方法」と位置づける著者の気持ちが伝わってくる。 世の中を良くするために何かしたい人、自分自身に何か良い変化を起したい人……などにお薦めの本である。【主な内容】プロローグ 本当の幸福を手に入れるために第1章 寄付が日本と世界を変える第2章 寄付を実践する人たち第3章 寄付の受け皿「非営利団体」を知る第4章 NPO法人が社会を変える仕組み第5章 新寄付税制のメリットを活用する第6章 寄付はお金だけとは限らない第7章 最近の寄付事情第8章 後悔しない寄付先選びおわりに参考資料/掲載団体等URL
  • 財政は国家の存立基盤を形成している。国家は賦与された徴税権を行使して税を徴収し、それを財源に国防や司法、国民の安全と安心を確保するに必要な様々な公共財・サービスを国民に供給する責務を担っている。このメカニズムが崩れると、国家は崩壊することになる。歴史上、このようなケースを人類は数多く経験してきた。このような国の財政活動を研究する学問が、財政学である。今日、一昔前と比較してその活動範囲は非常に広がっている。予算、税制、公債発行など狭義の財政活動にとどまらず、社会保障、財政投融資、規制、行政指導、所得政策など、一国の経済政策を大きく支配している。現在、財政なくして経済政策を論じることは不可能であろう。筆者の石弘光は、過去40年以上、政府税制調査会、財政制度等審議会、地方制度調査会、経済審議会などの多くの主要な審議会に参加し、政策が形成される現場を経験してきた。それとともに、日本の戦後税制を構築したシャウプ博士、財政学の新たな体系化を企てたマスグレイヴ教授、税制の研究において第一人者のペックマン博士、大統領経済諮問員会委員長で実際にアメリカの財政政策を実践したアクリー教授、イギリスを代表する財政学者であるワイズマン教授などとの交流を交えながら、日本の財政学の第一線に立ち続けている。すなわち本書は、財政の理論と政策の第一線に40年以上にわたって立ち続けた著者にしてはじめて語ることのできる、日本の財政と税制の歩みである。【主な内容】序 章 学問と「政策の現場」第1章 戦後の税制再構築はいかに実現したか~シャウプ税制の果たした役割第2章 戦後税制改革の展開とその背景~所得税改革の流れ第3章 財政学のパラダイム転換~マスグレイヴ理論の展開とその影響第4章 総需要管理としての財政の新しい役割~ケインズ政策とその欠陥第5章 財政の政治的側面~ブキャナンの公共選択論第6章 地方分権のフレーム~ティヴーの「足による投票」モデル第7章 経済発展と租税構造~財政の長期分析とその応用
  • 住民なのに案外気づかない自分の県のいいところ、悪いところを発見できる本。60個もの客観的な指標をそろえて、いろいろな切り口で47都道府県を順位づけます。たとえば、食料自給率の1位は北海道、生活習慣病の受療者数ワースト1位は高知県、書籍購入額1位は兵庫県、持ち家率1位は秋田県、健康診査受診率1位は石川県、生活保護受給率ワースト1位は大阪府といったようです。それだけでなく、60の指標を、健康分野の指標、文化分野の指標、といったように分類して、各分野での順位も発表しています。たとえば、仕事分野では、1位は福井県、2位は神奈川県、3位は山口県、生活分野では、1位は富山県、2位は鳥取県、3位は福井県、です。もちろん、総合ランキングもあります。こちらはぜひ、本書をご覧ください。なぜ自分の県がこの順位なのか、と考えていくと、この地域で暮らす幸福って何だろう、という問題につきあたります。世の中ではブータンが世界一幸せな国だと言われていますが、そもそも、何をもって幸福とするのか。世界の幸福ランキングの考え方も調査し、まとめて紹介しています。大震災後のいまだからこそ地域の未来について深く考えたい、全県民の必読書です。【主な内容】序章 地域の幸福とは何か1章 総合ランキング2章 分野別ランキング3章 47都道府県ランキング4章 世界の幸福度ランキング5章 知事と地域の幸福を考える6章 全60指標ランキング紹介
  • 「ニコニコ動画」の登録者数、3185万人。その数もさることながら、おそらく、これほど“オジサンたち”の注目や支持を集めないまま、若年層に圧倒的な支持を受けて普及したサービスは存在しない。それゆえに、現在ビジネスの中心で活躍する「非ニコニコ世代」には、ニコニコ動画の何がすごいのかが見えづらい。
    しかし10年後、消費・ビジネスの両面で中心となって活躍するのは、現在10代、20代の「ニコニコ世代」だ。彼らはなぜ、ニコニコ動画を熱狂的に支持するのか? その答えを知ることは、5年、10年後のビジネスを構築する上で非常に有益なはずだ。
    本書では、日本最強のコンテンツ集団を支えるカルチャーを、ドワンゴ会長川上量生氏と同執行役員CCO横澤大輔氏への取材から克明に炙り出す。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。東日本大震災は、日本列島の地殻のバランスを大きく変化させてしまいました。今後の30年ほど、私たちの住む日本は地震の活動期に入ります。これから東日本で続く地殻変動と、その後の東海・東南海・南海地震の三連動は、いずれも避けて通ることができません。そして、日本列島を舞台とする大地の営みの中に、「富士山の噴火」というメニューも入っているのです。本書を読むことで、富士山の噴火とそれがもたらす災害をイメージできるようになるでしょう。富士山噴火で、どういうことが起こる可能性があるのか。その際、どのように対応したらいいのか。一般の人々が緊急時に知っておく必要のある情報は、すべて本書に書いてあります。「マンガ」を楽しみながら、自分の身を自らの力で守る方法が学べます。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。相続税改正で申告者が増え、紛争の激増が予想されています。本書は予めプランを練ることで、紛争を未然に防ぐ戦略書です。複雑な法制度も図解で一目瞭然!【主な内容】第1章 戦略を立てよう/第2章 人━相続のオールキャスト/第3章 物(遺産)のいろいろ/第4章 分配のシミュレーション/第5章 遺言のシミュレーション/第6章 相続税のシミュレーション/第7章 相続税対策のシミュレーション/第8章 相続の国際化/第9章 事例でひもとく相続
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。1位は長野、2位は東京、3位は福井 その差はどこに?地域の幸福を考えるのに、客観的な状況把握は欠かせない。この本では55の指標を用意して、それに基づくランクづけをして、各県の状況を的確に把握する。世界の幸福度ランキングも参照しつつ、これからの地域づくりに欠かせない基本的な視座を提供する。
  • このままでは、日本は没落してしまう!
    それほど日本の大学生は、海外の大学生と比べて勉強していません。
    これは、東大・慶應・早稲田などの一流大学も例外ではありません。

    実は日本では、大学生・大学の先生・企業の採用担当者のそれぞれが
    自分の利益を最大化した結果として、「勉強しない大学生」が量産されています。
    だから、「もっと頑張れ!」とか、「若いうちは勉強しなきゃダメだ!」といった
    精神論では、問題は解決しません。

    それぞれが自分の利益を最大化した結果、大学生が勉強する「システム」を作る。
    本書では、そんな現実的な解決策を紹介します。

    東大・慶應・早稲田など、9大学28学部の、「授業ミシュラン」付き。

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