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『学問、昭和史の大河を往く(毎日新聞出版)、21~30冊(実用)』の電子書籍一覧

1 ~12件目/全12件

  • 「もし」という視点で語るもう一つの昭和史。
    もし二・二六事件が成功していたら、三国軍事同盟を結んでいなければ、真珠湾の勝利に浮かれずにいたら、など興味深い話題が満載!

    <目次>
    もし日本がハル・ノートを受諾していたら──本当に最後通牒だったのか
    ハル・ノート──有田八郎元外相の見解
    もし張作霖と日本人顧問が共に関東軍に爆殺されていたら──途中下車した町野武馬の謎の行動
    張作霖爆殺事件──目的のためには手段を選ばぬ関東軍
    もし宇垣一成が“変心”せずクーデターが実行されていたら
    もし日本が国際連盟を脱退していなければ
    もし五・一五事件の決行者が厳罰に処されていたら
    もし佐野学ら共産党幹部が獄中で転向していなかったら
    もし永田鉄山軍務局長が斬殺されていなかったなら
    二・二六事件──もし決起部隊が皇居に入っていたら
    二・二六事件──もし昭和天皇が直接鎮圧部隊を率いていたら
    二・二六事件──もし「皇軍相撃」事態になっていたら
    もしトラウトマン工作により日中講和が成功していたら
    もし日本軍の中国での蛮行を国民が知ったなら
    リュシコフ三等大将の亡命は、ソ連の偽装工作か?
    ノモンハン事件での日本人捕虜帰還者に理解を示していれば
    もし三国軍事同盟を結んでいなければ
    もし松岡洋右が外相に起用されていなければ
    「ぜいたくは敵だ」ったのか
    もしルーズベルトの天皇への和平を願う親電が早く届いていたら
    もし日本が真珠湾の勝利に浮かれずに対応していたら
    もし日本が事前にタイに領土通過を通告していたら
    もしタイが日本軍の進駐を拒否していたら
    近衛文麿をスイスへ派遣せよ──吉田茂の講和作戦
    もし昭和十七年の翼賛選挙で非推薦候補者が多数を占めたら
  • 昭和史の第一人者が説くもう一つの日本の可能性。
    ミッドウェー海戦に勝利していれば、昭和天皇が終戦直後に退位していれば、日本は変わった?

    <目次>
    もし日本海軍がミッドウェー海戦で勝利していたら
    もし米軍のガダルカナル島上陸を本格的反撃と認識していたら
    山本五十六は自決したのか?
    もしアッツ島守備隊が玉砕の道を選ばなかったら
    絶対国防圏の欺瞞──もし知米派が作戦の中枢にいたら
    海軍乙事件──もし関係者を処罰していれば
    もし秩父宮の東條の参謀総長兼任批判が表面化していれば
    もしサイパンの民間人に投降勧告電報が打電されていれば
    もし台湾沖航空戦の「大戦果」を訂正していれば
    もし栗田艦隊がレイテ湾に突入していたら
    もし日本が原爆開発に成功していたら
    もし「大本営発表」が真実を告げていたら
    もし近衛上奏文の構想が実現していたら
    もし繆斌みよんひん工作から講和が実現していたら
    もし昭和天皇のバチカン和平工作が成功していたら
    もしソ連を仲介とした和平交渉で日本が手玉にとられなければ
    もし日本が米ソに分割占領されていれば
    もし「大本営発表」の虚偽が戦後、法廷で裁かれたなら
    もし日本が「自主戦犯裁判」を開いていたら
    もし日本語のローマ字表記化が実行されていたら
    もし二・一ゼネストが決行されていたら
    もし昭和天皇が終戦後退位していたら
    もし占領期政策の継続を問う国民投票を実施していたら
    あとがきに代えて──あえて歴史に「もし」を持ちこんでみてわかること
  • 東條英機夫人、吉田茂の娘、鈴木貫太郎夫人、犬養毅の孫娘など、女性が見た宰相たちの素顔、歴史の瞬間!

    <目次>
    犬養毅と“ある歴史の娘”
    犬養道子氏の推理──誰が犬養首相を撃てと命じたのか
    テロにあった家族が肩をすくめて生きていく時代
    ゾルゲ事件と犬養家──尾崎秀実の「眼」
    曾祖父・犬養毅の志を継ぐ緒方貞子氏
    東條夫人「あの戦争はタクだけの責任だったのでしょうか」
    戦後につくられた東條擁護の構図
    東條逮捕の日──カツ夫人の心中
    東條の最期を巡る教誨師と遺族との齟齬
    東條の息子として戦後を生きるということ
    鈴木貫太郎とタカ夫人、関宿での戦後の日々
    二・二六事件──タカ夫人から宮中へ伝えられた一報
    首相秘書官だった長男・一氏が感じた父の覚悟
    「歴史に生かされた」指導者・鈴木貫太郎とタカ夫人
    “永遠の平和”を唱えて逝った鈴木貫太郎の遺志
    宰相の娘であり母となった麻生和子氏
    講和条約と安保条約調印の地、サンフランシスコを大磯から望む
    吉田茂邸で書生をしていた陸軍省兵務局のスパイ
    吉田茂逮捕の日の大磯
    終戦──時代が吉田茂を必要とした
    吉田茂の人生最良の日と「目黒公邸」
    もし講和条約直後に国民投票を実施していれば
    七年二カ月の長期政権、「吉田城」落城の日
     
    あとがきに代えて──宰相を支えるパートナーとしての夫人と家族
  • 荷風、大岡昇平、山田風太郎、大佛次郎・・・・、あの戦争が彼らを作家たらしめた。
    昭和史の視点から作家の日記と作品を読み解く画期的な文学論。

    <目次>
    山田風太郎の『戦中派不戦日記』を読む
    「戦争に負けると、ああなる」──山田風太郎と中国兵捕虜
    八月十日の終戦──山田風太郎の心のなかの戦い
    「十五日(水) 炎天 ○帝国ツイニ敵ニ屈ス。」
    山田風太郎が終生感じた日本人へのもどかしさ
    永井荷風の『断腸亭日乗』を読む
    荷風が覚悟を決めた昭和十六年六月十五日
    「アメリカと戦争するなんて莫迦ばかですよ」
    戦時下、荷風が上野駅地下で見かけた男女
    八月十五日、疎開先で知る「日米戦争突然停止」
    大佛次郎が終戦直後に書いた「英霊に詫びる」
    大佛の特攻への共感と荷風、志賀直哉への嫌悪感
    「正直に生きていることに悔はない」
    東久邇内閣の「内閣参与」として
    大岡昇平のフィリピンでの戦場経験
    大岡昇平が『俘虜記』で伝えたかったこと
    『野火』から伝わる昭和陸軍の狂気
    『レイテ戦記』執筆に至る公刊戦史の嘘への怒り
    書いたのではなく、亡き戦友たちに書かされた大岡昇平
    丹羽文雄が目撃した『海戦』の生と死
    高見順が向きあった昭和二十年八月十七日の島木健作の死
    清沢洌の怒り──「こんな戦争をやるのは誰だ」
    徳富蘇峰が「自ら吾が愚に驚」いた八月十五日
    伊藤整が感じた十二月八日の奇妙な静けさ
    『戦艦大和の最期』──著者・吉田満の戦後
     
    あとがきに代えて──残酷な踏み絵を作家に迫った時代
  • 最大の事業仕分け、GHQによる官庁中の官庁・内務省と巨大な人員を擁する陸軍省、海軍省の解体。
    だが官僚たちはしたたかだった。名とかたちを変え組織は残った。

    <目次>
    最後の陸相・下村定の未公開手記
    陸軍省消滅と下村陸相の国会での謝罪演説
    陸軍最後の日──昭和天皇と下村陸相の涙
    陸軍最後の日の皇居内──侍従武官の証言
    「公」のためと「私」のための自決
    なぜ俺が敗戦国の軍使に──河辺虎四郎の憂鬱
    敗戦は「我等軍人の罪」──自決したO大佐の真摯な反省
    “官庁中の官庁”内務省解体を目指すGHQ
    内務省解体とGHQ内部の確執
    “責任ある政府”──ケーディスの理想と内務省解体
    解体目前の内務官僚たちの心中──鈴木俊一の証言
    国家警察と自治体警察──警察改革を巡る攻防
    警察法改正──ゆきづまったアメリカ型警察制度
    内務省終焉──真に解体すべきは悪しき官僚制度
    海軍は開戦に反対していたという“神話”の誕生
    最後の海相・米内光政の訓示に込められた思い
    米内光政の見事な出処進退と消えた海軍の戦争責任
    戦後、一切の公職に就かなかった井上成美の生き方
    「三笠」艦上から海軍解体の日を思う
    特攻作戦の責任と海軍将官の自決
    海軍という理想郷のなかで消えた「勇断」
    警察予備隊創設と旧内務官僚と旧軍人の対立
    自衛隊の基礎を作った十一人の旧軍佐官クラスの任用
    そして官僚機構はかたちを変え、残った
    あとがきに代えて──戦前、戦後とも責任をとることのない官僚組織
  • 昭和21年3月1日、相模湾、九十九里浜に米軍上陸、目標は東京。
    現実に計画されていた作戦から、米ソに分断占領されるあり得たもう一つの日本を予測する。

    <目次>
    マッカーサーの野心とコロネット作戦
    昭和二十一年三月一日、米軍関東上陸──コロネット作戦
    相模湾へ上陸するアメリカ第八軍と守る日本第五十三軍
    あってはならない戦い──勝算なき「関東決戦」
    あの戦争の終末点──本土決戦という「敗戦のかたち」
    陸に上がった連合艦隊司令部──日吉台地下壕
    戦艦大和の最期と日吉台連合艦隊司令部
    渡邉恒雄二等兵が相模湾で夢見た「空想」
    松代大本営内の昭和天皇の「御座所」
    軍が守るべきものは何か──スイスと日本の違い
    終戦への道を模索する鈴木内閣と本土決戦派の確執
    鈴木貫太郎の終戦への固い決意
    九十九里浜を望む山中に残るトーチカ跡
    本土決戦前夜、勤労動員生徒と学徒兵の証言
    一九四五年八月の日米の市民たちの感情
    竹槍三〇〇万本あれば日本は防衛できる?
    「竹槍では間に合わぬ」──東條首相?毎日新聞
    「国民総玉砕願望」としての本土決戦
    米ソに分断された二つの「日本」
    「大量自死の悪夢」として記憶される本土決戦
     
    あとがきに代えて──
    国民を不条理な死に追いやる史上最悪の作戦
  • 世襲、二世たちが日本の進路を誤った!
    近衛文麿、木戸幸一、牧野伸顕など、したたかだが脆かった昭和の華族たち。その人生と責任の取り方。

    <目次>
    華族たちの昭和史
    かつて日本に存在した「華族」という階級
    近代日本史が凝縮した学習院初等科を訪ねて
    乃木、山梨勝之進、軍人出身の歴代学習院院長たち
    開戦と敗戦に立ち会った二人の枢密院議長
    華族の監督者、宗秩寮総裁・木戸幸一
    二・二六事件と木戸の段階的華族廃止計画案
    大久保利通、牧野伸顕、吉田茂の系譜
    西園寺公望と近衛文麿の暗闘
    日米開戦を決定づけた昭和十六年十月十二日の荻外荘会談
    「天皇機関説」排撃の先陣をきった貴族院
    最後の元老・西園寺公望、坐漁荘での日々
    西園寺公望と日本の政治の「死」
    東條英機は爵位を欲していたか
    二・二六事件と牧野伸顕の決意
    牧野伸顕と女婿・吉田茂の闘い
    宮中を揺るがした島津治子元女官長不敬事件
    赤化華族子弟の秘密組織「ザーリア」
    戦時下の貴族院──講和を説く議員たち
    敗戦──華族の終焉
    華族は皇室の藩屏たり得たか
     
    あとがきに代えて──華族とは何だったのか
  • 二〇三高地、ノモンハン、ガダルカナル・・・。精鋭ゆえに最激戦地に投入された旭川第七師団を例に、
    軍中央の場当たりな作戦指導、失敗の本質をつく。

    <目次>
    最強師団の宿命
    “軍都”旭川を訪ねて
    旭川帰還が一転、ガダルカナル島へ──一木支隊壊滅
    対米戦に反対した旭川出身の“空の軍神”加藤建夫
    旭川“北京”構想から生まれた第七師団
    二〇三高地を駆け登った第七師団兵士
    旭川第七師団ゆかりの文学者たち
    ある屯田兵家族の物語
    シベリア出兵と第七師団
    尼港事件と北樺太保障占領
    海軍航空隊黎明期の至宝、赤石久吉の人生
    満州事変──混成第十四旅団の激闘
    日中戦争と軍のモラルの荒廃
    泥沼化する日中戦争と徐州攻略戦
    ノモンハン──師団の総力を投入
    ノモンハン──須見部隊の死闘
    ノモンハンの敗北と北部軍の創設
    ミッドウェー島上陸作戦──一木支隊、悲劇への旅立ち
    “餓島”と呼ばれた島──密林に消えた一木清直支隊長
    アッツの玉砕とキスカの奇跡の撤収
    沖縄戦で戦死した一万余の北海道出身の将兵
    北海道分割を阻止した昭和二十年八月十八日、占守島の戦い
    南樺太──八月十五日で終わらなかった戦争
     
    あとがきに代えて──大本営参謀の無謀な作戦と現場の奮戦
  • 昭和20年11月1日、米軍、鹿児島、宮崎3地点に上陸!
    起こりえた一億総特攻に至る本土決戦計画を現地取材で検証し、
    あの戦争の意味を問う。

    <目次>
    本土決戦幻想オリンピック作戦編
    もし、あの戦争が八月十五日で終わらなかったなら
    玉音放送録音盤奪取、宮中占拠計画
    昭和二十年十一月一日、米軍、南九州上陸──オリンピック作戦
    日本本土侵攻の戦死者数予測に震撼した連合国首脳
    日本本土上陸作戦を見抜いていた情報参謀・堀栄三
    志布志湾に残るトーチカ跡が伝える、起こり得た「現実」
    志布志湾から鹿屋、都城へ──十一月一日上陸以降の作戦
    吹上浜に立つ──第二総軍司令官・畑俊六の心中
    知覧の陰に隠れた特攻基地──万世陸軍航空基地
    一枚の写真が伝える少年特攻隊員たちの心情
    松代大本営から発せられる本土決戦派政権からの命令
    人間爆弾“桜花”という凶器
    民間人にも戦闘を強要する“一億総特攻”
    特攻基地から一転、鹿屋、知覧がB29の基地に
    特攻を涙で美化せず、犬死と謗らず
    特攻隊員を見送る知覧の人々の思い
    愚劣なりし日本よ──蒼穹に散ったパイロットの詩
    天皇と内閣は人質──松代大本営の真の意味
    本土決戦が現実となる歴史の条件
    もはや戦える状態でなかった日本軍
     
    あとがきに代えて──オリンピック作戦からコロネット作戦へ
  • 動乱の時代を告げる一発の銃声、終幕に降り注ぐ数千トンの焼夷弾。
    かたちを変え現在も残る「歴史の現場」に立ち、事件の背景・本質に迫る迫真のドキュメント。

    <目次>
    帝都を震撼させた二・二六事件
    高橋是清惨殺の「現場」を目にして
    二・二六事件は“義挙”ではなく“派閥抗争”に過ぎない
    終始、鎮圧を主張した石原莞爾の動き
    昭和天皇と“股肱の臣”鈴木貫太郎夫妻の紐帯
    決起青年将校の巻きぞえになった下級兵士の苦悩
    秩父宮は二・二六事件の黒幕に非ず
    東京に戒厳令が布かれた日
    “皇軍相撃”寸前、新統制派の暗躍
    決起部隊を一転、鎮圧軍に──近衛師団の不可解な動き
    処刑前の将校たち──安藤輝三は「秩父宮殿下萬歳」と叫んだのか
    決起将校は銃殺され、参加兵士は生きて帰れぬ戦場へ
    天誅名簿に名が記されていない男──東條英機
    吉田松陰とともに回向院に眠る磯部浅一
    二・二六事件とは何だったのか

    東京が目撃した昭和という時代
    浅沼稲次郎刺殺事件──交錯する二人の視線
    シンガポール陥落、熱狂した日本人──誤解された山下奉文
    “熱狂”から“追悼”へ──日比谷公会堂での戦没者追悼式
    日比谷公園を設計した男──本多静六の人生
    日比谷松本楼と孫文──中国革命を支援した日本人たち
    反政府運動の現場となった日比谷公園
    東京空襲の被害を想定していなかった軍事指導者
    東京大空襲、あの戦争が人災であることを忘れるな
    東京大空襲の総指揮官に、勲章を授与した日本政府
    東京大空襲後、終戦の道を模索し始めた昭和天皇
    原爆投下は「しょうがない」のか。史実を踏まえぬ久間発言
    民間が運営する空襲を伝える施設を目にして
    東京大空襲後も本土決戦を呼号した指導者の感性

    あとがきに代えて──歴史に刻まれた“東京が震えた日”
  • 日米開戦前夜、官邸の一室で東條首相が独り泣いていた―昭和史を縦断する国会と官邸の権力闘争。
    その渦中、あの東條すら打ち震えた!!渾身の取材で掘り起こした衝撃の秘話。

    <目次>
    国会が死んだ日

    浜田国松の“ハラキリ問答”
    軍部大臣現役武官制という“魔物”
    陸軍の二度目のクーデター、議会解体
    斎藤隆夫の“反軍演説”
    斎藤隆夫を見捨てる議員たち
    斎藤隆夫“除名”と政党政治の終焉
    “憲政の神様”尾崎行雄の抵抗
    “神様”が不敬罪に
    翼賛選挙と東京初空襲
    尾崎行雄の法廷闘争

    首相官邸の主人たち

    開戦前夜、東條首相は官邸で独り泣いていた
    佐藤首相と官邸前で焼身自殺した老人の戦い
    佐藤首相の政治的野心と市井の老人の諫言
    五・一五事件──女性たちの証言
    テロリストを英雄視してしまった時代
    二・二六事件──軍靴に蹂躙された官邸と日本政治
    真珠湾攻撃当日、官邸での小宴
    終戦の日──鈴木首相の心情
    〈戦後〉の原点──東久邇首相の発言を見直す
    「直接、国民の声を」──東久邇内閣の50日
    吉田と鳩山の総理の椅子を懸けた闘い
    自衛隊出動寸前──岸首相と六〇年安保
    国民の欲望の肥大化が生み出した“今太閤”──田中政権の終焉

    あとがきにかえて──国会と官邸の一角に立ち考えたこと
  • 昭和史研究の第一人者が靖国問題の本質を、昭和天皇の怒りの真意を、あの戦争の意味を、渾身の取材と考察で説き起こす大反響必至の一冊。

    <目次>
    「靖国」という悩み(「靖国問題」の本質とは何か
    「靖国」が発するメッセージ
    昭和天皇の「靖国」への思い
    遊就館の展示物が示す歴史観
    「戦後」が完全に欠落した場所
    古賀誠日本遺族会会長の「靖国」への思い
    千鳥ヶ淵は国立追悼施設になり得るか
    「靖国」と「千鳥ヶ淵」を結ぶ地下水脈
    八月十五日の「靖国」鎮霊社の謎
    慰霊・哀悼の美名の下での政治運動
    謀略史と歪んだ歴史認識で説く「この国」
    遊就館の歴史認識が、外部と共鳴し運動化する時
    あの戦争はアジア諸国の解放のためだったのか
    “富田メモ”から読み解く昭和天皇の「靖国」への怒り
    問題は何一つ解決せず、また八月十五日は来る)
    真靖国論―小泉史観の大いなる過ち
    靖国神社とA級戦犯

    <著者紹介>
    保坂正康(ほさか まさやす)
    ノンフィクション作家・評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。
    昭和史の実証的研究のため延べ四千人に聞き書き取材を行い、独力で『昭和史講座』の刊行を続ける。
    二〇〇四年に第52回菊池寛賞を受賞。主な著者に『昭和陸軍の研究』『東条英機と天皇時代』『秩父宮』『昭和天皇』などがある。

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