『日本文学、高木彬光、101円~400円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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入院した名探偵神津恭介がベッドで神武天皇とヤマト朝廷統一の謎に挑む
名探偵・神津恭介がバイクにはねられ入院した。病床を見舞ったよきパートナー松下研三は、療養中の恭介の退屈しのぎに、ひとつの提案をした。「成吉思汗の秘密」「邪馬台国の秘密」に続き、もう一度ベッドディテクティブを試みてはどうかというのだ。日本古代史の大きな謎、神武天皇は実在したか、ヤマト朝廷の統一は何を意味しているのか…厚いベールに閉ざされた日本の成立を推理しようというものだ。恭介の名推理は果たして歴史の闇に光を当てることが出来るだろうか!? -
川島竜子の探偵事務所に女の指を持ち込んだ女性がトランク詰めの死体で発見された!
東京・荻窪のある邸宅に、差出人不明の大型トランクが運びこまれ、中から女性の絞殺死体が発見された!! 死体はその日の昼間、川島竜子の探偵事務所に、切断された女の指が入った包みを届けてきた当の女性らしい。突発したこの奇妙な殺人事件に、警視庁捜査陣はいきり立った。後に、名探偵・大前田英策の妻になる川島竜子が活躍する「姿なき女」ほか、傑作本格ミステリー六篇。 -
女優・上杉弥生の夫は降霊術実験に凝り、妻の無惨な死を予言するが
高島竜二警部は、かつて麻薬密売の容疑で取り調べたことがある女優の上杉弥生と、10年ぶりに出会った。彼女は哀願するように――主人が死人の亡霊をよび出し、あの世との通信をするという“降霊術”に凝り、お前は間もなく恐ろしい死に方をする!――と絶えず脅すので、助けてくれというのだ。そんな馬鹿な!? と警部は一笑に付したのだが、彼女の熱心な誘いに負けて、降霊術の実験に立ち合うハメになった……。 -
『顔のない女』が人を殺す――奇妙な手紙の予告通り、顔のない女が描かれた油絵の前で男が殺された
「新宿の喫茶店で『顔のない女』が人を殺す」奇妙な手紙が舞い込んだ。予告通り、顔のない女が描かれた油絵の前で、その絵を描いた男が殺された。しかもその直後、再び不思議なことがおこった。男の妻と名乗る女が現れ、たまった家賃を払い、家の中を見ていったというのだ。そして家主に、警察に渡してくれと、小さなビンをおいていった。ビンの中には青酸カリが入っていた。何のために、このような殺人劇を演出するのか――。大前田英策、川島竜子の名探偵コンビが活躍する傑作推理。 -
ミステリーと著者の才能の多様性を堪能する9編
20年前に殺人が行なわれたこの土地は呪われている! 長い間、空地のままで放置されていたが、ごく最近、新進のさし絵画家とその美しい夫人が引っ越してきた。しかし、またしても殺人事件が起こった。画家の品のいい夫人が、夫のモデルをしていた愛人を裁縫箱の中の目打ちで刺殺。世間の同情はこの美しい被告人に集まった。女性評論家が新聞に同情的な論説を発表、弁護士も「寛大な処置」を力説した。判決は、5年の執行猶予だったが…。表題作ほか「無名の手紙」「家捜し」「レインコート」「女怪」「人妖」「死刑執行人」「ユダヤの商人」「ロンドン塔の判官」。すぐれたトリックをつかった本格ミステリー短編集。
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