『日本文学、森村誠一(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
1 ~60件目/全248件
-
航空業界を舞台にさまざまな人間の思惑が交錯する、本格社会派ミステリー
乗客乗員138名を乗せた全日航機が羽田沖で残骸となって発見された。事故の原因を巡っては機体欠陥説と操縦ミス説とに大きく分れたが、航空省の吉村は、第四エンジンだけにあまりにも多くの異常が生じている点に不審を覚える。そんな中、全日航の専務・大塚が空港ホテル室内で刺殺されるが、部屋はドアロック、ドアチェーン共にかけられた密室の状態だった……。人間のエゴと愛憎を鋭く抉った長篇本格ミステリー。 -
欲望渦巻くホテルを舞台に贈る、傑作ミステリー!
日々、さまざまな人が行き交う、超高層の東京ロイヤルホテル。そこで働くフロントの山名は、他殺事件を報じた新聞を見て息をのんだ。殺された若い美貌の女性は、数日前に宿泊し、山名をやさしく慰めてくれた中条希世子であった。希世子を殺した人間に復讐するべく調査を始めた山名は、事件にかかわる重大な品を手に入れて―――!? -
巨大ホテルを舞台とした長篇本格ミステリー完結!
常連客であった中条希世子を殺した人間をさぐるべく調査を続けていた山名。彼は、希世子がある企業からの“性の提供者”としてビジネスの駒に使われていた事実を知る。山名はその企業の利権の構図を暴いてゆくが、事件に絡む者たちが次々と殺され、事態はさらに錯綜し!? 巨大ホテルを舞台とした長篇本格ミステリー・完結! -
現代のちょっと変わった職業につく人間たちが偶然手にした一挺の拳銃。異色長編推理
物質文明が進み、人々の嗜好や欲望が多岐にわたっている現代では、昔では考えられなかったようなことが職業として成立している。人探し屋、有線放送のなんでも屋、スーパーの苦情処理係、高層ビルのガラス拭き屋。人生の裏面を垣間みた彼等が偶然手に入れた一挺の拳銃。ある者には幸福の女神となり、ある者には地獄の使者となる“コルト45”は誰を狙おうとしているのか!? 社会の表面には出ない変わった職業を通して、人生の断面を描く異色長編推理。 -
不審船、誘拐、最強の暗殺屋。同時進行する事件は、やがて一本の糸へ――。
元国際工作人の作家・武富の主宰する小説教室が合宿中の無人島に、記憶喪失の美女しぐれが漂着する。彼女を追う闇組織、そして国際的暗殺集団に、武富率いる受講生は智恵を絞り懐の窮鳥を護る果敢な闘いを展開する。凄絶な攻防の中に受講生は、次第に秘めた野性に目覚めていく。一方、棟居刑事はしぐれの素性に国際的な秘密を嗅ぎ取り捜査の網を絞る。文明の利器の奴隷となり自らを失いつつある時代に人間性の回復はできるのか? -
「刑事は必ず正義の上で死ぬんだ」。ミステリー界の巨匠、珠玉の短編集。
警視庁捜査一課・棟居の後輩刑事が殺された。非番中コンビニ強盗に遭遇し、店員を守るため凶刃に倒れたのだ。彼の死は世間の同情を集め一般市民も通夜に訪れる中、滂沱の涙を流す女性がいた。彼女の正体を追った棟居は、事件の悲しい顛末を知る(「後朝の通夜」)。
ある者は魔が差したせいで、ある者は確固たる信念によって、追いつめられた人々の心情に迫るミステリーに、書籍初収録の幻の短編「青春の遺骨」を加えた珠玉の6編。 -
自分自身の生き方を最終的に決定できるのは、自分一人しかいない! 鉄の信念をもって自ら脱サラを成功させた作家が、これまでの処世を省みて、多くのサラリーマンにエールとアドバイスを贈る。文壇の鬼才が劇的な生き方革命を発見するまでの苦難の道程は、不況下に生きる現代人に力強い励ましの金言となろう。脱サラ作家・森村誠一が説く人生の勝利者とは? サクセス人生へのアドバイス!
-
身寄りのない叔父を居候させる事になった、甥夫婦。幸せな家庭を蝕む叔父に、業を煮やした甥は、ある行動に出る……。という表題作をはじめ、子供の純粋な気持ちから生まれた犯意を描く「共犯の瞳」、絶体絶命のところを助けられた男が、命の恩人に驚くべきお返しをする「燃えつきた蝋燭(ろうそく)」など、初期発表の、粒ぞろいの傑作短編11編を収録。色と金に欲を出すと、人間は良心を失う!
-
理容椅子が転倒した弾みで、客の頸動脈を切ってしまったヘアデザイナー。被害者は、商品取引所の仲買人(ブローカー)だった。殺意は本当になかったのか? という表題作「殺意の造型(ヘア)」。愛猫を轢き殺した青年が、専務の引きで入社。上司の男は、復讐の牙を密かに研ぐが……という「魔犬」。罪の意識に囚われ戦(おのの)く人間を描くミステリー。恐怖を呼びさます殺意を描く7つの名編。<『枕に足音が聞える』改編&改題作品>ヘアデザイナー
-
銀座のバー「ダプネー」のママが、マンションの密室で殺された。警視庁の那須警部は、被害者の部屋で発見した自費出版本の正誤表から、売れない推理作家・山本三郎を容疑者として割り出すが、彼にはアリバイが存在していた……。福岡にいた人間が、どうやって東京で殺人を実行したのか? 巧妙で鉄壁な電話トリックを駆使する犯人と、アリバイ崩しに挑む那須警部の、息もつがせぬ対決で烈しく迫る、新本格社会派推理3部作第2弾! 斬新な密室トリックと、意想外の電話アリバイ・トリック!
-
人生は打算であると、昂然と言い放つ女を妻にした、名門出身の無能な男が見出した、唯一の慰安が身の破滅を招くまでを非情に描ききった「無能の情熱」、身代り応募によって入選し、流行作家の虚名を得た男の運命を追求した「文学賞殺人事件」、それらと「暗渠の狼群」「中禅寺湖心中事件」「企業人非人」「殺人花壇」の6編。人生の非情、愛の虚妄を鋭くつく、森村推理の魅力を結晶させた短編群。
-
双眼鏡で殺人を目撃してしまったOLに犯人の魔の手がしのびよる――高層マンションに住むOL・志賀邦枝のひそかな趣味は、双眼鏡で他人の生活を覗くことだった。ある晩、殺人を目撃した彼女に、危機が迫る! という表題作をはじめ、会社の労使交渉の陰で渦巻く、色と欲を描いた「殺意中毒症」、純真無垢な子供の残酷さがじわりと伝わってくる「魔少年」など、初期発表の傑作短編9編を収録。
-
結婚まもない戸沢は、妻・雅美のもつスクラップブックに、場違いな推理批評家の評論「完全犯罪考」を発見し、妻の過去に疑惑を持つ。彼はひそかに妻の周辺を洗いはじめるが、その矢先、不慮の事故であえない最期をとげた。だが、その偽装された事故死の真相を暴いたのは、他ならぬ雅美の鋭い推理だったのだ。雅美の過去には何があったのか……。という表題作に、「妖獣の債務」「魔犬」「風媒の死」「盗めなかった“切り札”」「致死鳥」「断罪喫茶店」「飼い主のない孤独」「盗まれた密室」の9編を収録。
-
企業組織の力を個人の力として錯覚し、転落するエリート。通勤を急ぐあまり路上の病者を死なせてしまう、群衆という名の殺人者。身分をひた隠しして男性社員との恋を謳歌した、社長令嬢の誤算。――ビジネス社会の残酷な底辺でうごめき、出世や左遷、そして屈辱の日々を送る、サラリーマンの生きざまを考現し、痛烈に描破した、掌編小説集。
-
小笠原は、友人・海野の恋人を奪い、彼を狂気に追いやり、あげくは彼の原稿までも盗み、職業作家の地位を手に入れた。失意の海野は、山小屋に一編の詩を遺し、南アルプス山中に消えた。詩を手がかりに、海野の行方を追う大塚刑事の執念の捜査の前に、事件の全貌が……。小説現代読者賞の表題作「空洞の怨恨」ほか、「二重死肉」「鈴蘭の死臭」「集合凶音」「密閉島」「崩落した不倫」の力作5編を収録。小学校時代は番長だった新進作家と、失踪した作家志望の同級生の過去は……。
-
スタントマンとして映画に出演中に負傷し、下半身不随となった長屋に代り、保険の外交員として働く妻規子は、着々と成績をあげていたが、モーテルの火災で焼死する。衝撃を受けた長屋は、妻を死に追いやった不倫の相手を突きとめようと執念を燃やす。この孤独の追跡行を通しながら、愛の虚妄を描く表題作など、8編。
-
結婚式の最中に、新郎が刺殺された。しかし、被害者の新郎と加害者の間には、何のつながりもない。加害者を犯行に至らせた、驚くべき理由とは? という表題作をはじめ、名門高校の受験をめぐり、不幸の連鎖にずぶずぶとはまってしまった家族を描く「姦の毒」など、人の心の闇を照らしだす、初期発表の傑作短編6編を収録。殺しても、なお続く……負の連鎖!
-
一年に一度だけ、箱根のリゾートホテルに集まる「七夕会」の優雅なメンバーたち。しかし、ある年、そのメンバーが次々と怪死してしまう。すべての事件の発端は、6年前の女子大生暴行事件にあった。恋人同士の俊之と美由紀が、ベッド・ディテクティブで、事件の真相に迫る。都会派本格長編ミステリー!
-
レジャーランドのアトラクション内で、自動車セールスマンが刺殺された。犯人を突き止めた刑事が知る、驚愕の真相。という表題作をはじめ、巧妙に仕組まれたワナが圧巻の「“自然”殺人事件」、ホテル業界の熾烈な争いを浮き彫りにした「初夜の陰画」など、人間の醜い欲望を緻密に描く、初期傑作推理短編集の第2弾。殺しても殺しても欲望は消えない! 遊園地のアトラクションで刺殺事件発生。犯人はどこへ消えた?
-
殺されるのに理由なんかいらない! 深夜の寝台車で起きた人気タレント刺殺事件。犯人はいつ乗車し、どこへ消えたのか……という表題作をはじめ、ホテルの特殊性を駆使した「科学的管理法殺人事件」、山岳を舞台にした「高燥の墳墓」など、殺人者の心理、追及者の執念を鋭く抉(えぐ)る、初期傑作推理短編集。全6編収録。
-
あどけない微笑の仮面の下に隠された残酷と非情を鮮烈に描き、少年の心の屈折をみごとに抉った表題作「魔少年」、幼児期の異常な体験にメスを入れ、人間の深層心理を追求した「空白の凶相」、人間の善意と悪意を、前途有為な青年と老残の身の上に配し、エンディングに効果を見せる「燃えつきた蝋燭」のほかに、「雪の絶唱」「死を運ぶ天敵」など4編を収録した傑作群。
-
推理文壇の寵児・森村誠一が読者に贈る、待望のエッセイ集。山行を通し旅のロマンを語り、みずからの体験をふりかえり、現代の管理社会を厳しく告発しながら、人生の諸相をさぐる。そこには作家の確かな眼があり、躍動する自由で清新な精神がある。人生の探求者・森村誠一のすべてを盛り込んだ、魅力の書。自作の詩を巻末に併録。
-
本店から地方支店へ、突然の異動を命じられた銀行マン。そのウラには、不正の調査という極秘の使命を帯びていた……という表題作をはじめ、社内出世競争のドス黒い渦が家庭にまで及んだとき、妻が被(こうむ)る悲劇を描く「派閥抗争殺人事件」、北アルプスで人が消える?「北ア山荘失踪事件」など、初期発表の傑作短編6編を収録。よりによって私が殺されるなんて……極秘指令を受けて、不正の巣窟に単身乗り込んだ銀行員に迫る危機!
-
悪徳理事の裏口入学に便宜を図るという甘い誘惑にのった人妻の軽挙が招く、一家崩壊の過程を活写する表題作「姦の毒」、企業合併派の手段を択ばぬ恐るべき陰謀と謀略を衝く「黒い合併」、OLの作り話からエリート課長の殺害事件に発展する「情熱の断罪」、銀行の暗黒部を抉る「殺意の逆流」のほか、「暗合殺人事件」「ステレオ殺人事件」といった、秀作6篇収録の強力選集。
-
デパート「赤看板」の社長・保科商平のお抱え運転手・竹場正吉は、保科の息子たちのひきおこした轢き逃げ事件の身代り犯として服役中、獄死した。復讐に燃える竹場のひとり息子・栄一は、被害者の父・直川と謀り、保科一族の抹殺計画を実行に移す。復讐のドラマは刻々と進行するが、行く手に意外な陥穽が待っていた!
-
社会派ミステリーの金字塔。国民的人気シリーズ、待望の新装版!
轢き逃げされた男から1億円を横取りした男女。二度と会わない約束で別れた一年後、幸せな結婚生活を送る女のもとに”呼び出し”の電話が。日常の断片に腐蝕した巨悪を抉る社会派推理の大作。 -
北アルプスの山荘経営者の事故死に隠された謎を追う、銀行員の無惨な運命を、登山ルートに仕組まれた巧妙なトリックとアリバイ崩しの中に描いた表題作「裂けた風雪」、時刻表を使い、新たな角度から不可能犯罪に意欲的にとり組んだ「殺意の接点」、命をかけた女の復讐譚「“自殺”殺人事件」など、秀作5編収録の短編選集。
-
太平洋戦争を生き延びてから波瀾万丈の人生を送ってきた山鹿俊作は、九十を過ぎ穏やかな余生を送っていた。ある日、音信の途絶えていたかつての仲間・青柳雅次が訪ねてきた。二人と共に海軍戦闘隊を組んでいた中原友和の曾孫が、何者かに狙われているという。戦争の終末期、中原の身を捨てた敵機への体当たりによって、必死の戦場を生き延びた山鹿と青柳。かつての仲間の遺言に応えるため、修羅の巷へ向かうのだった。我々には、無限の夢を抱えながら逝った戦友たちの分まで、闘い抜く義務がある! 〈解説〉折笠由美子
【目次より】
永遠の軍神
老骨の闘魂
行方不明の代走
三角敵性関係
共猫
ミッドウェイの教訓
余裕ある敗率
怨族の相伝
立ち直る未来
追放運動の開幕
殺意の山影
永遠の旅人 -
作家生活50周年記念の記念碑的作品!
時代の荒波に揉まれながら、波乱万丈の出会いと別れを繰り返す恋人たちを描いた、おとなのための重層的恋愛小説! -
森村誠一作家生活50周年記念の記念碑的作品
松の廊下事件によって仲を引き裂かれた赤穂浪士・前原と婚約者・千尋。以後、日本歴史を彩った節目に、両人の家系に連なる末裔たちが巡り会う――。 -
巨匠が紡ぐ、珠玉のロマンティック・ミステリーの数々。
50年の作家人生の集大成。この一冊で巨匠・森村誠一の魅力を味わいつくすことができる! -
偶然なる符合の恐ろしさを描く森村ミステリーの傑作。
偶然なる符合の恐ろしさを描く森村ミステリーの傑作。国民的人気シリーズ、待望の新装版! -
一流ホテルの社長が誘拐され、結局、奇妙な場所で救出された。その後、犯人から「ホテルの営業を停止せねば、飲食物に毒物を入れる」との脅迫がくる。さらにホテルでのメイド転落死事件も発覚。社長から特命捜査を依頼された畑中は、メイドの死の謎を探るうち、得体の知れぬ巨大な圧力を感じ、闘志を燃やす。
-
大手建設会社の鹿谷建業では、専務派と常務派が次期社長の椅子を狙って争っていた。常務派の家田は、年金保養基地計画の利権争奪のため、顧問料の名目で大蔵大臣の愛人に賄賂を届けるが、彼女が殺され家田に容疑が……。殺人事件を描いて、日本的経営風土における奴隷制の悲劇をつく長編サラリーマン推理。
-
週末の六本木で出会った未知の男女。女は殺され、男は失踪した。続いて発生する連続殺人事件。捜査の展開に伴い、次第に恐るべき犯罪の深層構造が浮かび上がる。一見、無関係な連続殺人を結ぶ共通の糸は何か? 苦悩する捜査陣と奸智に長けた犯人との、手に汗握る攻防。用意された驚くべき結末は。本格推理の醍醐味!
-
メルヘンなき現代に起りうる夢を孕んだ物語。就職浪人、女房に逃げられた中年男、部下の不始末でクビにされた窓際男の三人組が、日本最大の組織暴力団の跡目相続争いに巻き込まれた女子大生と知り合ったことで人生が変わる。姫を護る現代の三銃士が凶悪なヤクザと戦ううちに、見失った生きる目的を再び見出していく現代のメルヘン・ミステリー長編。
-
舞台は新宿新都心の超高層ホテル。初めて会ったのに恋に陥ちた二人。別れ話がもつれて出口を探す男と女。若い娘を相手にプレイに耽る初老の男。その中を忍び歩く空き巣狙い。突然起きた不可思議な殺人事件が何組もの男女を巻き込み、因縁の糸で結ぶ。もつれた糸を解こうと新宿署の敏腕刑事・牛尾が出動!
-
森村山岳推理小説の集大成。国民的人気シリーズ、第5弾!
雪の北アルプスを舞台にした悪の前触れ―。棟居刑事の手元に残された一枚の写真が人間の憎悪を暴く、森村山岳推理小説の大作。 -
中学生の重光ゆかりは、元暴力団組長の九鬼直正からアドバイスを受け、いじめっ子らに立ち向かう。数日後、そのうちの一人が丹沢山中で死体となって見つかった。いじめの報復を疑われたゆかりのため、九鬼は真犯人を探す。一方、政財界の黒幕が殺された事件の真相を追う棟居刑事。二つの事件は、次第にひとつに繋がって――。棟居刑事シリーズ傑作ミステリー。
-
遺留品の呼び子は何を示唆するのか?国民的人気シリーズの新装版、第3弾
赤坂のクラブで日本最大の暴力団組長が狙撃され、直ちに幹部会議による報復が決議された。一方、多摩川河川敷に男の死体。死体の傍には、一個の「呼び子」が…。人気シリーズ第3弾。 -
知られざる戦争の悲劇。終戦間近のアルプスで何が!? 大学で旅行研究会に所属している三杉道久は、一年先輩でマドンナ的存在の新村桐子と二人きりで北アルプスを縦走する。桐子の祖父は戦時中、徴兵を忌避しアルプスの最奥地・雲ノ平で消息を絶ったという。数年後、急逝した桐子の遺言に自らの使命を見出した道久は再びアルプスへ……作家・森村誠一が平和への祈りを込めて世に問う渾身の書き下ろし長編。女神との運命の出会いと別れ。彼女の遺言を胸に刻み作家はアルプスへ―森村誠一が贈る""不戦の証明""、魂の書き下ろし長編!
-
親の反対を押し切って上京した七条由香が、死体で発見された。重要参考人として連行されたのは、隣室の住人・北前真司。犯行を自供するも、不審を抱く警視庁捜査一課の棟居弘一良と北前の妹は真犯人を追う。その最中、疑惑の男が服毒死を遂げる。二つの事件は関連しているのか! そして真相は――。(『ガラスの密室』を改題)
-
震災の現実を真摯に見つめ、そこに生きる人々を描いた著者渾身の社会派長編
戦場カメラマンの長井は、東日本大震災で被災した妻の行方を捜すうち、被災地に蔓延する新興宗教「まほろば教」の暗部に肉薄してゆく。妻の失踪に隠された衝撃の真実とは―!? -
トラブル処理の部署に所属していた芝田は、交通事故を起こした社長の息子の身代わりとなり会社を辞めることになった。受け取った口止め料を元手に設立したエージェントに、ある日、新聞記者の不審死についての依頼が舞い込む。調べるうち、元勤務先と次期総理大臣候補の癒着に気づく芝田。政財界を揺るがす闇に迫れるか!
-
欲望渦巻くホテルを舞台とした、長編本格ミステリー!
日々、さまざまな人が行き交う、超高層の東京ロイヤルホテル。フロント担当の山名は、他殺事件を報じた新聞を見て息をのんだ。殺された若い美貌の女性は、数日前にも宿泊した常連客の中条希世子であった。希世子の死について調べ始めた山名は、事件の裏に巨大企業の存在を確認するが、事件に絡む者たちが次々と殺されていき!?
※本電子書籍は『鍵のかかる棺 上』『鍵のかかる棺 下』を1冊にまとめた合本版です。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。