『日本文学、片岡義男(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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1967年、東京。キャバレーのバンドマンとゲストの女性歌手として出会った二人は、どちらともなく鏡の中で視線を重ねた。三日後、男は部屋に電話が設置されると、番号を知らせるべき相手を紙に列挙し始める。それもまた、日常の一場面のはずだった――。
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いつまでも終わらない物語のはじまり
世界を旅してきた写真家が十年の時をまたぎ、
フォークランドと広東省で経験した驚くべき偶然とは……
(「スルメと空豆ご飯」)
職を失ったホステスとバンドマンがバーで出会い、
店長の話をきっかけに、町に団子屋を復活させようと動き出す……
(「これでいくほかないのよ」)
ふとした会話と、少しのつながりから生まれる八編。
今なお斬新、最新短編集。
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【目次】
■六十四年インパラ
■人生は野菜スープ
■スルメと空豆ご飯
■「今日は三月十二日です」
■エスプレッソ
■銀座化粧
■夜景が見えます
■これでいくほかないのよ
■あとがき
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三十歳の美しいコミックス作家・川村リリカと、同い年の敏腕編集者・野崎百合子。「俺」「お前」と呼び合う可憐な二人が、喫茶店で、イタリアンで、カツカレーの店で、新作の打ち合わせをする。「それはそのままタイトルになるね」「なるね。メモしとこう」。物語はどのように生まれるのか。創作の秘密が垣間見える連作集。
〈挿画〉牛久保雅美
【目次】
きみはミステリーだよ
いまのような密会の時間
荒野は誘惑する
スクランブルド・エッグス二個をかきこむ
苦手なものはありますか
豆腐とケチャップで微笑する
梨を切ろうとしたとき
オーガズムと自分の現在
裸でプッタネスカ
青い色にからめ捕られて
フレンチフライドポテト
雨のコカコーラ -
昭和の喫茶店に誘われるように出会う男と女、漂う音楽、そして本と珈琲とカレーライス……滝口悠生氏推薦!奇跡のような「日常」がここにはある。片岡義男が贈る、至極の7篇。
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さまざまな別れ、そして再びの出会いの風景。ビタースウィートな七つの短篇
会いたくてたまらなかった。もう会うこともないだろうし、二度と会わなくても構わないと思っていた。しかし、離婚してはじめての秋、男は、別れた妻にもう一度会いたいという気持ちを抑え切れず、彼女に電話をかける。何故、彼女と別れなければならなかったのか。いったい自分にとっての彼女とは、どういう存在なのだろう……。(「私はいつも私」) さまざまな別れ、そして再びの出会いの風景。ビタースウィートな七つの短篇。
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