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『日本文学、P+D BOOKS、101円~400円(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • 424(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    佐藤春夫
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    台南を舞台にした表題作等、珠玉の短編5編。

    明治、大正、昭和の3つの時代にわたって、詩歌や小説、文芸評論など幅広い分野で足跡を残した佐藤春夫の、珠玉の小説アンソロジー。
    表題の『女誡扇綺譚』は、日本時代の台南を舞台に、鄙びた町の姿や、没落豪族の娘の霊との出会いを描いた作品で、作者自ら「五指に入るであろう」と評した幻想的な傑作。
    改稿を重ねた渾身の一作『田園の憂鬱』は、田舎に移り住んだものの周囲と溶け込めず、次第に病んでいく文学志望の青年を描く。
    他に処女作品『西班牙犬の家』のほか、『のんしゃらん記録』『美しき町』を収録。
    『大正幻影』で佐藤春夫を掘り下げた評論家の川本三郎氏が解説。
  • 424(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    日野啓三
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    妖しい洋館が舞台のロマネスクな人間模様。

    大都会・東京の真ん中に静かに佇む洋館に心惹かれた「私」は、得体の知れない不動産屋に誘われるままにその館を訪ねることになる。

    そこには幻想的な少女・霧子や近寄りがたい老主が住んでいた。身を固く包んで口さえ開こうとしない霧子に、私の興味は膨らんでいく。

    主である霧子の祖父の依頼で、彼女の家庭教師として洋館に同居することになる私……。そこで、この一家の住人たちは数奇な運命に翻弄され始めるのだった。

    「ある夕陽」で芥川賞を受賞した日野啓三が幻想的作風で新境地を開き、泉鏡花賞に輝いたロマネスク小説の傑作。
  • 424(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    赤瀬川隼
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    永遠の野球少年の胸に染み入る直木賞短篇集。

    思春期の頃、年齢の近い叔母に密かに寄せた熱い恋心。亡くして初めて知った父の意外な一面。トレードに出されたベテラン・プロ野球選手とリストラ進行中の会社に勤める中堅社員という、岐路に立たされた男2人の友情。輝かしい成績を残しながらも突如プロ球界を去った名投手の秘密……。

    野球をモチーフに、野球少年なら誰しもが通過するホロ苦い挫折、郷愁などをさわやかに描いた短篇集(野球描写がない作品を1編収録)。胸に染み入る第113回直木賞受賞作。
  • 424(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    三浦朱門
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    短編出世作と不倫の性を描いた代表長編小説。

    「冥府山水図」は己の絵の完成に生涯を賭した老画家の鬼気迫る執念と、到達点のない芸術の魔性を巧みに描き、“芥川の再来”とまで評された著者出世作の短篇。

    東京山の手を舞台にした、広大な敷地に住む明治生まれの老父母、大正生まれの長男夫妻、昭和生まれの次男夫妻と、世代の異なる一族が繰り広げる赤裸々な人間模様を描いた「箱庭」は、一見平和で裕福に見える裏側に蠢く、性の衝動や空疎な関係性を生々しく描いた長篇意欲作。
  • 385(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    吉行淳之介
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    吉行文学の真骨頂、繊細な男の心模様を描く。

    戦後の混沌とした時代、男は安定を求めて大会社のサラリーマンとなった。

    だが、人員整理でクビとなり退職金を受け取った日、ヌードモデル志望の少女と出会う。丸顔に濃い化粧、大きな頭でアンバランスな躰の彼女にやがて愛憐の情が湧きはじめる――。

    空虚感を纏いながらこの時代を生きていく男と雑誌編集者の友人との交流、戦禍に散った友人への回顧など、卓越した心理描写で綴られた珠玉の作。

    他に「水族館にて」「白い神経毬」「人形を焼く」の短編3作品を収録。
  • シリーズ2冊
    385501(税込)
    著:
    中上健次
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    中上健次、もう一つの遺作も初の電子化!

    「路地」の解体時期に父親(浜村瀧造の朋輩・ヨシ兄)殺しに手を染め、「路地」から逃れた鉄男は、やはり夫・セキグチジュンを殺した女・セキグチマリと出会う。女は鉄男にそれまでと異なった衣装を着せ、ジュンと名付け、ジュンという<物語>を背負わせる。
    マリが精神病院の患者同士として知り合った友人で、富豪の“太った女”水島エリは、鉄男を教祖とあがめる新興宗教に加わろうとし、道すがら出会った暴走族の首領の若者も、これまた鉄男の教祖としての雰囲気に惹かれていく。
    そして、鉄男、マリ、エリ、暴走族の若者とその妹は、南の地・シンガポールへと向かうのだった……。
    中上作品の中でも最もエンターテイメント色の濃い作品で、雑誌「SPA!」に連載中に未完のまま絶筆した。
  • シリーズ2冊
    424462(税込)
    著:
    小川国夫
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    現実と幻想の間を彷徨する若き小説家の懊悩。

    「僕が故郷に漠然と期待したのは避難港だった。ところが、それどころではなかった」――。

    東京から郷里の静岡県藤枝市に居を移した三十手前の小説家・及川晃一の日常的思索を描いた著者の自伝的小説の前編。

    1994年、発刊時の単行本の帯には[自分はすでに難破船か、骸骨か。それでもなお試練の故郷で文学者が探し求める自我の新しい船出。現実と想像のあわいに明晰な幻視者・小川国夫が眼をそそぐ]とある。

    日本人とは、市民とは、そして小説家とは何かを考え続けた、「内向の世代」の作家・小川国夫の深い懊悩が滲む秀作。朝日新聞に連載され、第5回伊藤整文学賞を受賞。

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