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『日本文学、めがイラスト、角川ホラー文庫、読み放題 MAXコース(ラノベ・文芸など)(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全119件

  • 『ナキメサマ』の著者が送る、ホラーエンタメド直球のどんでん返し第2弾!

    神出鬼没のホラー作家にして怪異譚蒐集家・那々木悠志郎再び登場!
    生まれ故郷の村が近隣の町に吸収合併されると知り、十二年ぶりに道東地方の寒村、皆方村を訪れた井邑陽介。
    妊娠中で情緒不安定の妻から逃げるように里帰りした陽介は、かつての同窓生から、村の精神的シンボルだった神社一族が火事で焼失し、憧れだった少女が亡くなっていたことを告げられる。
    さらに焼け跡のそばに建立された新たな神社では全身の骨が折られた死体が発見されるという、壮絶な殺人事件が起こっていた――。深夜、陽介と友人たちは、得体のしれない亡霊が村内を徘徊する光景を目撃し、そして事件は起こった――。
    果たして村では何が行われているのか。異端のホラー作家那々木が挑む、罪と償いの物語。『ナキメサマ』の著者が送る、ホラーエンタメド直球のどんでん返しホラー第2弾!
  • 748(税込)
    著者:
    阿泉 来堂
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作!

    衝撃の大どんでん返しに誰もが騙される……。 恐ろしい才能が放つデビュー作。
  • 858(税込)
    著者:
    貴志祐介
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    アマゾン調査隊に参加したメンバーが次々と異常な方法で自殺した。彼らが遺した謎の言葉の意味は

    北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンでいったい何が起きたのか? 高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。
  • 『ナキメサマ』『贋物霊媒師』の著者の新境地。古書を巡る猟奇犯罪を追う!

    先のグレゴール・キラー事件から二か月。その功績を認められ、刑事課強行犯係特別事案対策班(通称 『別班』)に配属された加地谷と浅羽が新たに捜査に当たるのは、帰宅途中に殺害された女性の遺体が、まるできれいに清められたかのように安置された『エンゼルケア殺人事件』。再び道警本部捜査支援分析室の天海伶佳らとともに捜査を進めるうちに浮かび上がってきたのは、十五年前に発生した少女殺人事件と、死亡した少女の遺族である一人の青年の存在。そして、数年おきに発生している女性の不審死事案だった。伶佳の同僚であり心理分析官の御陵伽耶乃は、プロファイリングによってその青年、青柳史也こそが殺人犯であると睨む。しかし加地谷は、青柳史也がプロファイリング通りの凶悪な連続殺人犯だとはどうしても思えなかった。次第に明らかになってくる兄妹の秘密。そして、メアリー・シェリー作の『フランケンシュタイン』に心を囚われる史也と、彼を慕う一人の少女。少女の身に危険が迫るとき、二人の刑事はその手に銃を握り……。上巻に続き、奇妙な古書に導かれた殺人犯を二人の刑事が追う。猟奇事件×スーパーナチュラルミステリーの後編!
  • 第40回横溝ミステリ&ホラー大賞読者賞受賞作家の新境地!

    札幌市近郊の町、荏原市で発生した女子大生殺人事件。遺体の首と両手は切断されて持ち去られ、現場にはフランツ・カフカの『変身』の一節が残されていた。その猟奇的な手口は5年前に発生した『グレゴール・キラー事件』に酷似しており、ほどなくして更なる被害者も現れる。グレゴール・キラーに相棒を殺された過去を持つ刑事、加地谷と新米刑事の浅羽は、事件の捜査を進めるうち、被害者の霊を目撃したという青年に遭遇する。最初は半信半疑な刑事たちだったが、青年の証言により新たな犠牲者が出たことを知り、逃走した犯人を追う。連続殺人鬼グレゴール・キラーは何故、現場に『変身』の一節を残すのか。被害者の共通点は何なのか。それらの謎を解き明かし、猟奇殺人犯へと迫る加地谷と浅羽が目にする事件の真相とは……。そして、謎の古書が導く物語は、さらなる事件とともに下巻へと続く。猟奇事件×スーパーナチュラルミステリー第一弾!
  • 怪異蒐集家が厳選して語り継ぐ、本当に怖い怪談実話集。

    コロナ禍の町で、異様な格好の男を目撃した主婦の体験が不思議な「面布」。引っ越したばかりの地で、近所で立て続けに起きた不幸と、その共通点に震撼する「大黒柱」など、日常で遭遇する恐怖に加え、八甲田山雪中行軍遭難事件と千日デパート火災事故という2つの歴史的な事件にまつわる怪異の総括を収録。障りを危惧して伏せていた事実など、今だからこそ書けるエピソードも。実話怪談の先駆者が、土地に刻まれた記憶を語り継ぐ。
  • 黒い影に取り憑かれた人たちの事件の真相にオカ研メンバーが挑む!

    オカ研メンバーの八神森司が迎えた今年のバレンタインデイ。長年の想い人こと、意中の乙女・灘こよみから、「二月十四日は頑張ります。八神先輩、覚悟してください」と言われたのだ! 灘こよみの今年のバレンタイン計画。それは県内でもっとも有名なショコラトリー&カフェ『KUKKA』にて、森司と二人きりで夜を過ごすことであった。ところが、『KUKKA』は無期限の休業を発表。その背景には怪現象が絡んでいた。ことの発端はエレベーターの防犯カメラ映像に映る「ぼんやりと人のかたちをした、薄黒い影」から始まった――。果たしてこよみのバレンタインの行方はいかに?(「第一話 ショコラな恋人たち」)。ほか、元銀行員の老人が黒い影の怪異に取り憑かれる「第二話 あなたのマグネット」、神隠し伝説が多い地元で約50年前、恋人と山に入り、記憶を失い一人帰ってきた伯父の事件の真相を追う「第三話 かどわかしの山」を収録。黒い影ーーそれは執着。恋愛、お金、妊娠、出産などで苦しめられた浮かばれない者たちの思いが黒い影と化し……。エスカレートする霊障に立ち向かう、オカ研メンバーの推理が冴える青春オカルトミステリー
  • 奇妙な花嫁人形に隠された秘密に迫る、警察シリーズ第2弾!

    新設部署「特捜地域潜入班」の一員となった刑事・鳴瀬清花。
    かつての上官・反町から、潜入班の許へ奇妙な調査依頼が舞い込む。
    「青森の旧家で起きた火災の現場から、“変なもの”が発見されたので調査してほしい」――
    現場に潜入した清花たちが目にしたのは、焼け残った土蔵に保管された14体の花嫁人形だった。
    謎の鍵を握る屋敷の当主は焼死。
    人形の秘密を探っていく中で、清花は戦慄の真相に辿り着く! 
    新ヒロインの警察小説、第2弾。
  • 残酷でおぞましい事件に隠された真実とは。衝撃的結末に、撃ちぬかれる。

    穏やかな日常を送る、元家裁調査官の白石洛(しらいし らく)は、友人で刑事の和井田(わいだ)から、ある事件の相談を持ち掛けられる。白石がかつて担当した少年、薩摩治郎(さつまじろう)。7年後の今、彼が安ホテルで死体となって発見されたという。しかし警察が治郎の自宅を訪ねると、そこには鎖につながれ、やせ細った女性の姿が。なんと治郎は女性たちを監禁、虐待し、その死後は「肉」として他の女性に与えていたという。かつての治郎について聞かれた白石は、「ぼくは、犬だ」と繰り返していた少年時代の彼を思い出し、気が進まないながらも調査を開始する。史上最悪の監禁犯を殺したのは、誰? 戦慄のサスペンスミステリ!
  • 814(税込)
    著者:
    三津田信三
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    雨の日には、読まないでください。

    元編集者で現ホラー・ミステリ作家の「僕」のもとに、昔仕事をしたデザイナー・松尾から連絡が入った。「小説 野性時代」に連載している連作怪奇短篇について、話したいことがあるという。各短篇は、それぞれ他人から聞いた体験談を基に小説化したもので、松尾とは何も関係がないはず。訝りながら家を訪ねた「僕」に、松尾は三十年前の出来事を語りだした。それは、日課の散歩中にある四阿で出会った、怪異譚を語りたがる奇妙な一家の話であった。子供時代に山小屋で遭遇した怪異、障子に映った奇妙な影絵、宿直していた学校で起きた異変。彼らが怪異譚を語るたび、なぜか松尾の近隣で事件が多発し……。(「逢魔宿り」) ほか、「お籠りの家」「予告画」「某施設の夜警」「よびにくるもの」の4編を収録した、珠玉のホラー連作短編集。
  • 748(税込)
    著者:
    長江 俊和
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    あなたには隠された秘密が分かるだろうか……禁止シリーズ新境地!

    瑞帆の前に現れた3人の男――。1人は、ある時期、彼女の世界の中心だった。だが、いつしか愛情は憎しみに変わり、口論の末、彼を衝動的に殺してしまう。発覚を恐れた瑞帆だったが、一向に殺人は露呈しない。そのことに戸惑う中、知人の紹介で知り合った男と交際を重ね、やがて子供を授かる。そしてもう1人は、純粋さの果てに歪な愛を向けてきた……。彼らは瑞帆に何をもたらしたのか。恋愛の“業を描き出す戦慄の長編!
  • いくらでも殺せる。彼女が望むなら。

    僕は周りの人たちにシュンと呼ばれている。
    でも、この国の戸籍にそんな名前の人物はいない。
    だから人を殺しても構わない。
    僕は名前のない殺人鬼なのだ――。

    弁護士の李子からの依頼に従い、嗜虐的な趣味をもつ男に女装して近づき次々と殺害していく、戸籍を持たない少年・シュン。
    ある日、彼らの平穏な日々を揺るがす驚愕の相談者が現われる!

    若く美しい連続殺人鬼の自らの人生との対峙を端正な筆致で描き上げる、著者渾身の長編小説。
  • 704(税込)
    著者:
    中山市朗
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    現代に、祟りは存在するのだろうか――? 驚異の呪詛怪談。

    怪異蒐集家・中山市朗が聞き取った幻の長篇実話が新装版で登場。後日談と、書き下ろし短篇を収録。沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東礼二。彼の仕事仲間の健治が、沙代子という女性と婚約をした。しかし沙代子は、妖艶な双子姉妹による執拗ないじめにより自死へと追いやられる。彼女の死後、双子姉妹の周囲で奇妙な事件が続発するようになるが、それにとどまらず、被害はやがて双子の実家へと移っていく――。伊東氏の目の前で起こる信じがたい怪異と事実……。体験者本人によって、二日間にわたり語られた生々しい体験記。
  • 全てを失った女性刑事が奮闘する新シリーズ第一弾!

    取り調べ中に被疑者を自死させてしまい、県警捜査一課を追われた刑事・木下清花。
    異動先の「警察庁特捜地域潜入班」ははみ出し者の集まる新設部署だった……。
    栃木の村落で発生していた「児童連続神隠し事件」の真相を追い、清花たちは潜入捜査を開始する!
  • ついに完結!時代を超えた猟奇殺人を追う、大人気警察シリーズ最終巻。

    明らかになりだす、昭和と令和をまたぐ猟奇殺人事件。
    柏村の後輩刑事・永田、謎の雑誌記者・明野はどこへ消えたのか。
    柏村が生んだという「怪物」とは誰なのか……。
    鑑識の桃田、資料課の浦野とともに死体売買組織「ターンボックス」の親玉を追うなか、
    再び昭和のうら交番へ向かうこととなった平野と恵平。

    「うら交番ヘ行った警察官は一年以内に命を落とす」
    ……二人にもとに、運命の時が訪れる。

    大人気警察シリーズ、ついに完結!
  • 小松左京ファン必読! 選りすぐりの恐怖小説集第2弾。

    「あんな恐ろしい話はきいたことがない」と皆が口々に言いながらも、誰も肝心の内容を教えてくれない怪談「牛の首」。一体何がそんなに恐ろしいのかと躍起になって尋ね回った私は、話の出所である作家を突き止めるが――。話を聞くと必ず不幸が訪れると言われ、都市伝説としても未だ語り継がれる名作「牛の首」のほか、「白い部屋」「安置所の碁打ち」など、恐ろしくも味わい深い作品を厳選して収録した珠玉のホラー短編集。
  • ようこそ、血と錆の匂いが染みついたこの町へ。

    家出した母を連れ戻すため、大学生の私は北国の港町・独鈷路戸にやって来た。赤錆に覆われ、動物の死骸が打ち捨てられた町は荒涼としている。あてもなく歩くうち、丘の上の廃墟で母と老人たちが凄まじい腐臭の中、奇妙な儀式を行っているのを目撃する。それがすべての始まりだった――。真の“恐怖”をあなたは体感する。阿鼻叫喚、怒涛の展開に絶句するノンストップ・ホラー! 第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞優秀賞受賞作。
  • 第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作!

    漫画家を目指す高校生の秋人(しゅうと)はある晩突然、不気味な「何か」に襲われる。直後、唯一の理解者の兄が行方不明に。兄を捜すべく訪れた奇妙な探偵事務所で秋人は、奇怪な存在「異形」を追っているという所員のメイとリズに出会う。リズの目には、秋人に取り憑く異形の影が映っていた。異形と兄の失踪、そしてリズたちが追うある人物。全てが繋がったとき、驚愕の展開を迎える! 第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<読者賞>受賞作。
  • その家に嫁いだ花嫁は、必ず死ぬ。

    「嫁いだ花嫁が3年以内にかならず死ぬ」――。

    忌まわしき伝承のある東北の旧家・海上家では、過去十数代にわたり花嫁が皆若くして死に絶えていた。
    この家に嫁いだ女性から相談を受けた拝み屋・郷内は、
    一家に伝わるおぞましい慣習と殺意に満ちた怪奇現象の数々を目の当たりにする……。

    記録されることを幾度も拒んできた戦慄の体験談「母様の家」と「花嫁の家」。
    多くの読者を恐怖の底へ突き落とした怪談実話がついによみがえる。
  • ホラー作家・那々木悠志郎、最大の危機!ループから抜け出せるのか!?

     一年前の火災事故で親友を失った天田耕平は、恋人と共に慰霊祭へと向かう途中にバスが事故を起こし、山道で立ち往生してしまう。
     雨風をしのぐため他の乗客らと共に近くの廃墟へと避難するが、そこはかつてある宗教団体の信者が集団死したといういわくつきの建物だった。
    その夜、乗客たちが次々に殺害される事件が発生。建物からの脱出を試みた耕平は、恐ろしい姿をした怪物に遭遇し意識を失う。
     目を覚ました時、耕平は事故を起こしたはずのバスに乗っていた。その後、まったく同じ流れで繰り返される殺人事件を体験し、耕平は自分がこの夜を『繰り返している』ことに気づく。
    「俺は、タイムループに陥ってしまったのか……」
     何度『繰り返し』を経験しても誰も救えず、『繰り返し』からの脱出もできない耕平の前に現れたのは、怪異譚蒐集のため、この地を訪れたホラー作家、那々木悠志郎であった。
  • 792(税込)
    著者:
    牧野 修
    原作:
    鈴木光司
    映画脚本:
    高橋悠也
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    新たな呪いは――「変異」する。進化を続ける「貞子」、ノベライズで登場!

    時は令和。
    謎のビデオを観た人間が24時間以内に突然死する怪事件が頻発していた。
    IQ200の天才女子大生・一条文華は、怪しい霊媒師・ケンシンから謎を解くようにと〈呪いのビデオ〉のコピーを渡される。
    全く相手にしない文華だったが、妹・双葉が興味本位で再生してしまい……。
    「ビデオは時代遅れ」の現代で凶悪な進化を遂げた貞子。
    文華はこの呪いを解くことができるのか?

    映画では語られないエピソードを盛り込んだ戦慄のノベライズ。
  • オシラサマ伝説によって複雑に隠された事件の真相にオカ研メンバーが挑む!

    黒沼家の分家筋にあたる白葉家はオシラサマのいる神社だ。33年に一度の特殊な儀式を見守るために、オカ研部長とその従弟である黒沼コンビが山深い白良馬村へ向かう。白葉家の本家は、娘が失踪し、長男は警察沙汰になっていた。一方、オカ研には、ある学生が相談に来ていた。それは、父親が脳卒中になり、その後サイコメトラーになってしまったという。刑事は、書置きを残して失踪してしまったという。向かった先は、白良馬村。オカ研メンバーも村へ向かうことに。元刑事が追う未解決少女連続失踪事件と、オシラサマ伝説が複雑に交差する時――事件が動いた。子を思う親の気持ち、性情、伝説が隠した真の闇――すべてのパズルがラストで見事に解明する、デビュー10周年の櫛木理宇が描く、本格ホラーミステリー。森司とこよみの恋の進展にも大注目!! ※電子書籍特典としてショートストーリーを電子版だけに特別収録!
  • 街で、海で、山で――怪異は常に隣にある。本当に怖い実話怪談集、第8弾!

    実家の改築工事の最中、次々に発覚する家の奇妙な造りと、2つ目の仏壇の謎が恐ろしい「家の整理」。TV番組のため、都内の心霊スポットを訪れた撮影スタッフが遭遇した怪異と後日談に戦慄する「心霊動画」など日常に潜む恐怖に加え、怪異収集家である著者が厳選した山の怪談を収録。遭難した男性が出会った顔の印象のない男、夜の山道で何度も追い抜く同じ女性の後ろ姿――山という“異界”を堪能できる本当に怖い実話怪談集。
  • 恐怖は数珠繋ぎのように連鎖する――戦慄の実話ホラー、新シリーズ第2弾。

    かつての相談客・裕木が拝み屋・郷内のもとへ持ち込んだ、200話にも及ぶ生々しい怪談実話。
    突如校庭に現れた生首、遊びに誘いにくる死んだはずの子供。写真に写り込んだ、異様な巨体をもつ女……。
    奇怪な記録を読み進めるうちに、郷内は複数の怪談に繰り返し登場する不気味な女の影に気づく。
    一連の「念珠怪談」に隠された、ある驚愕の真相とは――。

    これは読む者を奈落の底へと突き落とす「生きた怪異」、その後半の記録である。
  • 奇妙な建物×不気味な怪異。ノンストップ・ホラー・ミステリ!

    6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。優しい両親とともに穏やかな日々を送る奈津江だったが、突然、立て続けに両親を失うという不幸が彼女を襲う。さらに、両親は自分の実の親ではないと知らされたのだ。呆然とする奈津江は、実姉を名乗る深咲に連れられ、父が経営する子どもたちの施設“祭園”に引き取られることになる。そこに暮らすのはわけありの少年少女たちだった。周囲を取り囲む黒い鬱蒼とした森、施設内をさまよう狐面の女、廃屋と化した“廻り家”と呼ばれる奇怪な祈祷所。やがて、奈津江の秘密が明かされるとき、惨劇が幕を開ける――。怪異と謎に溢れた極上のホラー・ミステリ。『災園』を改題。
  • 幻妖、ここに極まれり。直木賞候補作、新装版で登場!

    妾として囲われていたタミエは、ある日主人に日本刀で切り付けられ左目と美しい容貌を失った。
    代償に彼女が手にしたのは、この世ならざる魑魅魍魎と死霊の影を捉える霊能力であった。
    「霊感女性現る」と評判を呼び、霊媒師として生計を立て始めるタミエ。
    やがて彼女の許へは、おぞましい事情を抱えた奇妙な依頼者たちが集まってくるようになり――。
    明治の岡山を舞台に、隻眼の女霊媒師の怪異との邂逅を描いた幻妖怪奇小説。

    解説・池澤春菜
  • 554(税込) 2024/5/30(木)23:59まで
    著者:
    恒川光太郎
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    恐怖と哀しみがまじりあう、恒川光太郎を味わう短編集。

    異才が10年の間に書き紡いだ、危うい魅力に満ちた10の白昼夢。人間の身体を侵食していく植物が町を覆い尽くしたその先とは(「白昼夢の森の少女」)。巨大な船に乗り込んだ者は、歳をとらず、時空を超えて永遠に旅をするという(「銀の船」)。この作家の想像力に限界は無い。恐怖と歓喜、自由と哀切―小説の魅力が詰まった傑作短編集。文庫書き下ろしの掌編「ある春の目隠し」も特別収録!
  • 時代を超えて発生する猟奇殺人……その真相とは?物語はクライマックスへ。

    うら交番に行った警察官は1年以内に命を落とす――新人女性警察官・恵平と青年刑事・平野に残された時間はあと2ヶ月。そんな中、柏村が残した昭和時代の爪と毛髪のDNAが未解決の外国人失踪事件関係者のDNAと一致する。徐々に明らかになり出す、昭和と令和を跨ぐ事件の捜査……そして再び浮かび上がる、死体売買組織「ターンボックス」の影。時代を超えて非道の限りを尽くす組織の正体とは。大人気警察小説シリーズ、ついにクライマックスへ!
  • 明智小五郎登場の2編を収録!

    世の中のすべてに興味を失った男の唯一の楽しみは、下宿の屋根裏から、他人の醜態をのぞき見ることだった。そんなある日、屋根裏でふと恐ろしい完全犯罪を思いつく。その結末は…!? ほかに「暗黒星」収録。
  • 猟奇的殺人事件を描いた推理小説の傑作!

    好みの女性を狙う殺人鬼・蜘蛛男が現れた。犯罪学の権威・畔柳博士が犯罪を阻止しようとするが、被害者は跡を絶たない。そんな中、明智小五郎が蜘蛛男の正体を見破る。蜘蛛男を追い詰める明智の作戦とは!
  • 妖艶な女怪盗と明智小五郎の頭脳戦!

    “黒トカゲ”と呼ばれる、社交界の花形で暗黒街の女王である女賊。彼女は日本一のダイヤを手に入れるため、宝石商の娘の誘拐を図る。名探偵明智小五郎との頭脳戦は、いつしか淡く切ないものに様相を変え……
  • 謎の系図に隠された恐るべき真相!

    幼い頃に親に捨てられ、古い謎の系図だけが身元の手がかりという女と恋に落ちた蓑浦。その女が密室殺人で死んだ。残した系図を手に死の真相に迫る蓑浦に、想像を絶する恐怖が待ち受けていた……。
  • 死んだ人間になりすまし、巨万の富を得た男が成し得た夢の行く先

    売れないもの書きの人見は、極貧生活を送っていたのだが、日がな彼独特の理想郷を夢想していた。ある日、学生時代の同窓生、自分とうり二つの億万長者が死んだことを聞き、恐ろしい企みを思いつく。
  • 巧妙なトリックが仕掛けられた犯罪の意外な結末!

    大富豪と結婚し幸せに暮らしている女のもとに、昔捨てた男から執念の脅迫状が届く。差出人の男は謎めいた探偵作家。女の夫が変死体で発見されると、その脅迫状はぴたりとやむが……意外な結末とは!?
  • 乱歩、もっともおどろおどろしい珠玉の短編集。

    両手両足を失い、話すことも聞くこともできない帰還軍人の夫。時子は一見献身的に支えながら、実は夫を無力な生き物扱いをし、楽しんでいた。ある日時子の感情が爆発し……表題作をはじめ9作を収録。
  • 椅子の中に潜む醜い男の、淫靡な感触の世界と、偏執的な愛

    醜い椅子職人は、椅子の中に潜んでいる。その椅子は、若く美しい夫人の住む立派な屋敷に納品された。革一枚を隔てて味わう女体の淫靡な感触に溺れる日々を送った男は、女を愛し始め、女との接触を試みる……
  • 泣けるノスタルジック・ミステリ!

    ワールド・ワンダー・パークでは、不思議なことがよく起きる。幽霊が見える樋高燐太郎は、唯一のゴースト・ホスピタリティ係の社員として、今日も怪異の対応に追われていた。ウォーター・ライドで浴びせられる黒い水、異次元に繋がるという噂の扉、昔の約束を果たしに来た幽霊、見つからない迷子……。ゲストの笑顔を守るため奔走する燐太郎はやがて、パークに秘められた過去に気づく。夢と感涙のノスタルジック・ミステリ!
  • 加虐と被虐、背徳と悦楽……「姉飼」の著者が放つ異形のカルトホラー!

    ほおら、みぃつけた――。死体の山の中、わたくしはひとりの美しい少女と出会いました。もっともっと美しくするため、わたくしはノコギリをふるう。カルトホラーの奇才がおくる、恐懼の短編集!
  • 年末、こよみと森司が一つ屋根の下に!大人気青春オカルトミステリシリーズ

    今年も残すところあと数日。世間は完全に正月ムードの中、雪越大学三年生の八神森司は、アパートの自室でとぐろを巻き、孤独な年越しを決めていた。例のクリスマスイブから数日たち、その騒動でなくしてしまったネクタイをこよみと買いに行く約束をしていたのだが、大雪の心配があった。こんな日は家にずっといたい――と思っていたその時、雪大オカ研のメンバーから召集のLINEが入った。今回の依頼主は、かつてタレント占い師として名をはせていた如月妃映こと蒔苗紀枝だった。その奇怪な相談内容は、「自宅でいつも、自分が死んでいる――」というものだった。大雪の降る中、オカ研メンバーの推理が冴えるシリーズ19弾。
  • 第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞『ナキメサマ』の大型新人!

    ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。
    そこに書かれていたのは、心霊現象に懐疑的な小学6年生、篠宮悟が、流行りの噂話で語られる『崩れ顔の女』を呼び出してしまうという物語だった。
    その顔を見てしまった者は視力を奪われ、精神的に追い詰められた末に自殺してしまうという怪異。その真相を調べにやってきた那々木悠志郎の助けを借りて、悟は調査を進めていく。
    一方で、原稿を読み進める古都美のもとにも『崩れ顔の女』が現れる。怪異の目的は何なのか、原稿に登場する怪異が自分のもとにやってくるのは何故なのか。
    答えは那々木悠志郎の原稿の中にーー。
    彼の物語はここから始まった。
    異端のホラー作家、那々木悠志郎の原点が描かれる。シリーズ第三弾!
  • 第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作!

    許すのは5回まで。次は即リセット――。理想の環境を求めるその男は、自らの基準にそぐわない人間や動物を殺しては、別の土地で新たな人生を始める「リセット」を繰り返していた。
    一方、フリープログラマーの相川譲治は、シングルマザーの姉親子の失踪に気付く。姉と同居していたはずの男の行方を追うが……。
    デジタル社会に警鐘を鳴らすシリアルキラーが誕生! 第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作。
  • 甘美な恐怖と戦慄の世界へようこそ――。

    日常の中にふと忍び込む死の影、狂おしいほどの恋に潜む崩壊の予感、暗闇に浮かび上がる真っ白な肌……。著者が紡ぐ美しくも恐ろしい世界を、エッセイから小説まで見渡して厳選した、これまでにない傑作選。
  • わたしの家は、クラスの子たちとどこか違う。これから母と、死体を埋める。

    若月リラ、17歳。リラの母親・れい子はとても美しく、授業参観でもいつも褒められる。
    しかしリラには疑問があった。母はリラを大事に育ててくれたが、父親の話になると途端に口を噤むのだ。
    リラは「私の家は他とは違う」と諦めている。リラは母に、心のどこかで支配されているのだ。

    ある日リラは、帰宅したれい子から「手伝って」と言われ車に乗せられる。
    なんと車内には見知らぬ男の死体があった!
    リラは驚き拒否するが、結局母に逆らえず、一緒にその死体を山奥に埋める。
    それが悲劇の始まりになるとも知らずに――。

    母と子、愛と憎しみ。感情が絡み合う、驚愕のラストが待つサスペンス!
  • この怪談の舞台はあなたの町かもしれない。怪談狩りシリーズ、第7弾!

    ある日突如現れる、黒いバスのような乗り物は、生者と死者の恨みを乗せて走る――今なお継続する怪異に震えが止まらない「黒いバス」他。本書収録作をまとめて読むことで恐怖が増す、本当に怖い怪談実話集。
  • 逃れられない怪の連鎖。拝み屋郷内、新シリーズ!

    数多の怪談実話を収集し、自らも恐るべき怪異と向き合ってきた、東北の拝み屋・郷内心瞳。
    ある日、かつて将来について相談を受けた女性と再会し、何冊ものノートを手渡される。
    過去の郷内の勧めにしたがい、三年半かけて二百話もの怪談を蒐集したというのだ。
    それも、数珠繋ぎのごとく、話を聞いた怪談の体験者の紹介で、さらに他の怪談の体験者に取材するという奇怪な形式で。
    ノートには、いくつもの怪異や、説明のつかない奇妙な体験がびっしりと記録されていた。
    さらに怪談の記録をひもといていくと、郷内は信じられない恐るべき符合に気付く。
    拝み屋郷内を戦慄せしめた、禁断の最恐怪談が今、明かされる。
  • キルギスで墜落寸前の飛行機を天使が救う! 天才神父コンビ大ピンチ!?

    キルギスの空港に、機体トラブルに陥った飛行機が緊急着陸。上空に「天使の群れ」が現れ、奇跡の生還へ導いてくれたと機長は話す。 また同日、「巨大キリスト像が動く」という不思議な事件が起こって――。
  • この地獄に、魅せられる。『ぼっけえ、きょうてえ』待ち望まれた正統後継作

    コレラが大流行する明治の岡山で、家族を喪った少女・ノリ。
    ある日、日清戦争に出征しているはずの恋人と再会し、契りを交わすが、それは恋人の姿をした別の何かだった。
    そしてノリが生んだ異形の赤子は、やがて周囲に人知を超える怪異をもたらしはじめ……(「でえれえ、やっちもねえ」)。
    江戸、明治、大正、昭和。異なる時代を舞台に繰り広げられる妖しく陰惨な4つの怪異譚。
    あの『ぼっけえ、きょうてえ』の恐怖が蘇る。
  • 748(税込)
    著者:
    芦花公園
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    この祝祭の真実は、禁忌。ポップなのにねっとり不気味な民俗学カルトホラー

    失敗続きの就職浪人生・島本笑美。
    原因は分かっている。彼女は物心ついた時から生きている人間とそうでないものの区別がつかないのだ。
    街に溢れ返った異形のモノたちは、自分の姿が見えていると分かるや否や、笑美に纏わり付いてくる……。

    ある日、ダメ元で受けた大手食品会社「モリヤ食品」の面接で、笑美はヤンと名乗る青年社長と出会う。
    出会ったその瞬間から、何故か自分に惚れ込んでいるヤンに心奪われ、笑美はそのままモリヤに就職することを決める。
    しかし「研修」という名のもと、ヤンに伴われて笑美が見たのは、「ケエエェェェエコオオォォオオ」と奇声をあげながら這い回る人々だった――。

    一方、笑美の様子を心配した兄・陽太は、心霊案件を専門とする佐々木事務所へ相談に訪れ……。

    ページを開いた瞬間、あなたももう「取り込まれて」いる。
    カクヨム発の「ほねがらみ」がTwitterでバズり大反響! ネット民を恐怖の底に叩き落とした驚異の新人作家が放つ、民俗学カルトホラー!
  • 748(税込)
    著者:
    最東 対地
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    この恐怖からは脱出不能――『夜葬』の著者が放つ最恐学園ホラー!

    ラノベ作家を目指す高校2年生の慶太は、美少女の転校生がなぜか七不思議を調べている現場に遭遇。自身も動画チャンネルを持つ従兄と一緒に夜の学校に忍び込むが、それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
  • こよみと念願のクリスマスデートで、シリーズ史上最大の危機が森司を襲う!

    クリスマスイヴ。森司とこよみのデートがついに実現!人生最高の夜を噛みしめていた森司だが、ツリーの根もとで異様な人形を発見する。
    それは1年前にオカ研へ相談が持ち込まれた曰く付きのもの。ある教授が、死んだ愛娘そっくりに作り上げ、娘の代わりとして大切に世話していた。供養されたはずだが、なぜここに? 
    同じ頃、部長と藍も奇妙な憑依事件の渦中にいて……。シリーズ最大の危機がオカ研メンバーを襲う第18弾。
  • ゴミに埋もれた複数バラバラ遺体、その正体は――人気警察×ホラー第5弾!

    新人女性警察官・恵平は、最後の研修のため警察学校へ。このまま卒業して一人前にやっていけるのか、焦る恵平。一方、青年刑事の平野は、清掃工場のゴミ集積プールで複数の遺体を発見する。人間をゴミ同然に捨てて快感を得るシリアルキラーの犯行か、それとも――。事件を知った恵平は解決のヒントを求めて「うら交番」へ。待っていたのは、もう会えるはずのない人だった。過去と現在が繋がり、物語は加速する! シリーズ第5弾。
  • 角川ホラー文庫約30年の遺産!90年代から現在までの最恐セレクション。

    1993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに暮らし始めた二人だが、やがて悲劇的な事件に見舞われて……。ミステリとホラーの巨匠・綾辻行人90年代初頭に執筆した傑作「再生」をはじめ、『リング』の鈴木光司が東京湾のクルーズ船を舞台に戦慄の一夜を描いた「夢の島クルーズ」、故・今邑彩が角川ホラー文庫のために書き下ろした不穏な物件ホラー「鳥の巣」、の第72回日本推理作家協会賞に輝いた澤村伊智の学園ホラー「学校は死の匂い」など、バラエティ豊かに、ホラージャンルの面白さと可能性を示す全8編。最高にして最恐、これが日本のホラー小説だ。ホラー評論家・ライターの朝宮運河セレクション。

    収録作は以下の通り。
    綾辻行人 「再生」(『亀裂』、『眼球綺譚』)
    鈴木光司 「夢の島クルーズ」(『仄暗い水の底から』)
    井上雅彦 「よけいなものが」(『怪奇幻想短編集 異形博覧会』)
    福澤徹三 「五月の陥穽」(『怪談歳時記 12か月の悪夢』)
    今邑彩 「鳥の巣」(『惨劇で祝う五つの記念日 かなわぬ想い』)
    岩井志麻子「依って件の如し」(『ぼっけえ、きょうてえ』)
    小池真理子  「ゾフィーの手袋」(『異形のものたち』)
    澤村伊智  「学校は死の匂い」(『などらきの首』)
  • そして誰もいなくなった? 閉ざされた山で起こる、異常すぎる殺人事件!

    謎の人物「名無し」によって某山麓に呼び出された7人の高校生たち。翌朝、山小屋に宿泊した彼らが見つけたのは、顔を念入りに破壊され、串刺しにされて炙られる死体だった――。惨劇が幕を開ける!
  • シリーズ10周年!人気キャラの交差が楽しい、ここから読んでOKな短編集

    イタリアの小さな村に「蜘蛛男」が出没。壁を這って移動し、車に貼りつくなど、人間ではありえない動きをするらしい。噂を聞きつけた平賀は、ロベルトと共に調査旅行へ。蜘蛛男の意外な正体とは?(「スパイダーマンの謎」)ほか、フィオナ&アメデオが犯人不在の狙撃事件を追う「透明人間殺人事件」、シン博士の血族が遺した暗号にロベルトが挑む「ダジャ・ナヤーラの遺言」を収録。謎とキャラが響き合う、洗練の短編集第5弾。
  • 二人の少年とモノノケ達のほっこりホラーミステリ!アマビエも登場!?

    一華と潤が街中で起こる怪事件を解決する中、千影が百目木家に忍び込む。ついに、千影の実態と百目木家の運命が明かされる。
  • 快楽殺人の悪夢、偏愛、運命の残酷…巻き込まれてゆく人間たちを描く傑作集

    何度も同じような夢を見る。それはさまざまな女をいたぶり殺すことでエクスタシーを覚えるという夢だ。その夢はまるで自分が手を下したかのような錯覚に陥るほど、リアルなのだ。ある日、自分が見た夢と同じ殺人事件が起こっていると知る。犯人逮捕のニュースには、自分と同じ顔をした違う名前の男が映っていた―ー。運命の残酷さに翻弄される悲劇を描いた「悪魔の帽子」ほか、植物に取りつかれた男を描いた「花うつけ」、主人公が犬嫌いになった理由があかされる衝撃のラスト「犬嫌い」、著者の出身地である松山が舞台の正統派ゴーストストーリーの「城山界隈奇譚」などの他、文庫化にあたり雑誌掲載原稿を2篇、文庫版書下ろしも収録した充実の十二篇。登場人物たちの心の昏闇や地獄は、自分の中にもあると気付いたとき、すでに著者の術中にはまっている。一度読み始めたら、止められない語り口、一気読み必須の正統派怪談。
  • それは、口づけで伝染する死の呪い――。ノンストップ・ホラーエンタメ!

    尼子拓真は新築一軒家を購入し幸せの絶頂だった。だが家の中でお香の匂いや女の笑い声がし出すように。なぜかそれは拓真にしか感じられず、霊能者にも異常ないと言われてしまう。この家に隠された秘密とは。
  • 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ始まりの事件を保視点で描くスピンオフ

    見習いカウンセラーの中島保は、殺人者の脳に働きかけて犯行を抑制する「スイッチ」の開発を進めていた。殺人への欲望を強制的に痛みへ変換する、そんなSFじみた研究のはずが、実験は成功。野放しになっている犯罪者たちにスイッチを埋め込む保だが、それは想像を超え、犯罪者が自らの肉体を傷つける破滅のスイッチへと化してゆく――。「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ始まりの事件を保目線で描く約束のスピンオフ長編!

    【電子版特別付録】『OFF』イラストカード(絵=内藤了)
  • 妊娠した中学生を飲み込む、震撼のシステム! 人気警察シリーズ第4弾

    生活安全課に研修先を移した新人女性警察官・恵平は、見回り活動中に郊外から来た女子中学生たちと出会う。急な生理で動けなくなった少女を助け、役に立てたと喜ぶ恵平。しかし数時間後、少女が出血多量で死亡して……。中学生の間に根を張り、妊娠をなかったことにする闇深いシステムとは? 一方、「うら交番」の情報を集める青年刑事・平野は、交番を訪ねた警察関係者が全員1年以内に死んでいると気づく。死の災いが恵平を襲うシリーズ第4弾。
  • ホラー&ミステリの宇佐美まことのデビュー作。受賞作を含む7篇を収録。

    草が生い茂り危ないからと近づくのを禁止された池で、四人の園児たちは水から上がってくる自分たちと同じ年齢の少女を茫然と見つめていた。その後、その女の子を園でも見かけるようになり……(「るんびにの子供」)。女のヒモ生活を追い出され、悪事の果てに辿り着いた古家の老夫婦に孫だと思わせ同居する男ーー(「柘榴の家」)。妹の性格が気に入らない姉が犬の散歩で見かけた右手のみの手袋が、だんだん家に近づいてきたらーー(「手袋」)。第1回『幽』怪談文学賞短部門で大賞を受賞した「るんびにの子供」ほか『幽』に掲載された「獺祭」、書下ろし作「狼魄」を含めた怪談作品を7篇を収録。待望の文庫化。
    解説は『幽』怪談文学賞で選考委員を担当された岩井志麻子氏。

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