『日本文学、1年以内、21~30冊(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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孤独な女子高生VS.武装集団! 校舎は日本の縮図と化した!
優莉結衣(ゆうり・ゆい)は、平成最大のテロ事件を起こし死刑となった男の娘。事件当時、彼女は9歳で犯罪集団と関わりがあった証拠はない。今は武蔵小杉高校の2年生。この学校に支持率向上を狙った総理大臣が訪問することになった。総理がSPとともに校舎を訪れ生徒や教員らとの懇親が始まるが、突如武装勢力が侵入。総理が人質にとられそうになる。別の教室で自習を申し渡されていた結衣は、逃げ惑う総理ら一行と遭遇。次々と襲ってくる武装勢力を化学や銃器のたぐいまれなる知識や機転で次々と撃退していく。一方、高校を占拠した武装勢力は具体的な要求を伝えてこない。真の要求は? そして事件の裏に潜む驚愕の真実とは? 人質になった生徒たちと共に、あなたは日本のすべてを知る! -
毎日、ゲームをしないと命があぶない!?
毎日ゲームをしないと、体の機能がひとつずつ失われる――高校生の舞のもとに、突然届いたのはそんなブキミなゲーム「ナイトメア」! 一度手にしたら、やめることは絶対許されないこのゲームが、今日本中で大流行!? ゲームが苦手な舞も、口さけ女との心理戦や死神との特技戦とバトルの毎日。完全クリアめざし、照れ屋の朝霧さん、イケメンだけど性格に難ありの杉浦さんらと「ナイトメア攻略部」が、いざ始動!【小学上級から ★★★】※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを改変しております。※ -
予測不能な連鎖系ホラーミステリー!
「都市伝説」とよばれる、正体不明の噂。それは迷信…とされていたが、ここ最近得体の知れない現象の被害者が続出! そして事件現場には必ず、ある少年が現れるという――。意外な結末の連続、新感覚ミステリー!!【小学中級から ★★】 -
グルメ屋敷のパーティで大事件!?ここでしか読めないオリジナルストーリー
星のカービィがついに小説化!カービィは、グルメ屋敷のパーティにごちそう目当てで乗り込むけど、そこでは思いもかけないことが待っていて…!?ここでしか読めないオリジナルストーリー!!!【小学中級から ★★】 -
第19回日本ホラー小説賞読者賞、第25回小説すばる新人賞を受賞した新鋭が贈る、青春オカルトミステリ!
八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。片想いの美少女こよみのために、いやいやながらオカルト研究会に入ることに。ある日、オカ研に悩める男が現れた。その悩みとは、「部屋の壁に浮き出た女の顔の染みが、引っ越しても追ってくる」というもので……。次々もたらされる怪奇現象のお悩みに、個性的なオカ研メンバーが大活躍。第19回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞の青春オカルトミステリ! -
アニメやマンガのできごとを科学的に考えると、どうなるか!?
タケコプターが本当にあったら、空を飛べるのか? かめはめ波を撃つには、どうすればいい? アニメやマンガでおなじみの現象を科学的に検証すると、オドロキの結論がみえてくる。とっても笑える理科の本! -
十津川警部、北の大地へ飛ぶ!
東京の下町で居酒屋「北国」を営む合田勝郎。彼がどこで生まれ、どこで育ったのか、どんな経歴かを、周囲の誰も知らなかった。その彼のもとに、訳ありげな若い女・水沼江美が転がり込む。だが食事に誘おうとした日に、突如失踪してしまう。女も自分と同じ小樽出身であることを男が知った翌日、新小樽新聞の東京支社長・池永実が四谷の支社内で何者かに殺される。池永は小樽出身の作家・小野寺圭に新聞連載「小樽ストーリー」を依頼し、資料集めに奔走していた。この作品で、小野寺は、明治時代の政治家で北海道開拓長官を務めた黒田清隆はじめ、小樽の問題点を正面から書くと勢い込んでいた。ふたつの事件につながりはあるのか? 男はなぜ故郷を追われたのか? 捜査を開始した十津川警部は、事件の真相を探るため小樽に飛ぶが、新聞社の周辺ではさらに不審な動きが……。 -
信州・梓川のほとりで、旅行作家・茶屋次郎は屈辱的な思いを味わった。
通りがかりに偶然、女の絞殺死体を見つけて通報したのだが、地元警察に容疑者扱いを受けたのだ。
疑いを晴らすべく、彼は自ら真相究明に乗り出した。被害者の女性は老舗の旅館で働く女性だったが、彼女の父も、さらには祖父も梓川で変死している事実が明るみに出た。偶然の一致なのだろうか?
一族の家の奇怪な過去が浮かび上がるにつれ、茶屋は事件の奥深さに慄然とする――。 -
修道院でおこった殺人事件の謎を解け! 天才神父コンビの事件簿、開幕!!
天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』──世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し──。天才神父コンビの事件簿、開幕! -
高橋和巳の代表作ともいえる宗教団体の破滅を描いた一大長編『邪宗門』を中心に、未完作「古風」を併録した一巻。
高橋和巳の代表作ともいえる一大長編『邪宗門』。
序章+3部構成の体裁をとる物語は、「ひのもと救霊会」なる宗教団体が昭和初期に治安維持法違反や不敬罪といった罪科に問われることで、国体論的国家権力によって徹底的に弾圧され、壊滅の危機に迫られるも、戦後、新たなる世の到来とともに、信徒それぞれが希望と復讐の念を交錯させつつ再起、再興を志しながらも、今度は駐留軍によって弾圧され解体していく宗教団体の破滅までのさまを描いた作品。
当巻では、決定版ともいえる単行本に加え、「朝日ジャーナル」1965年1月3日号~1966年5月29日号まで全74回にわたり連載された初出版も完全併録。
決定版では改稿に加え、特に第3章で、大幅な増補が施されていることも確認できる。
また、併録した未完作「古風」は1957年3月から1958年8月まで、同人雑誌「対話」第一、二、三号に発表され、壮大な構想にもとづく長編小説として書かれたが、中断したまま、未完となった作品で、和巳最後の小説『黄昏の橋』に受け継がれる作品といえる。
解説は、和巳と同じ京都大学文学部卒で関西学院大学文学部教授・橋本安央氏(『高橋和巳 棄子の風景』を執筆)が務め、解題は和己巻の監修を務める作家・太田代志朗氏が担当。
付録として「邪宗門」「古風」の生原稿等も収録する。
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