『日本文学、1円~100円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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夢野久作の名作・代表作を一挙収録した夢野久作全集の決定版。※本書は全6巻中の1巻目です。
●目次
ドグラ・マグラ -
こちらは、短編集『海を見ていたジョニー』収録の表題作1編のみとなっております。
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少年は姉と二人、海辺の町でピアノのあるバーを経営していた。少年の楽しみは閉店後に、海岸で出会った黒人兵・ジョニーと、ベース弾きの健ちゃんの三人で、ジャズを演奏することだった。が、何ヶ月かして、ジョニーは突然姿を消す。ベトナムへ行ったのだろう。そして、10ヶ月ぶりに現れたジョニーはすっかり人が変わっていた。人を殺した自分にジャズは演奏できないという。ジョニーはピアノを拳銃で撃ち抜き、店を飛び出した。 -
ぼくらシリーズスペシャル短編! ぼくらがオレオレ詐欺の犯人をこらしめる!!
久美子のおばあさんの家に遊びにいった安永と久美子。ところが、このおばあさんは、とんでもないイタズラ大好きおばあさん! よりによって、オレオレ詐欺の犯人がお金をだましとろうとしてきて…。安永たちは犯人たちをこてんぱんにやっつける!!【小学中級から ★★】
この作品は、角川つばさ文庫『おもしろい話、集めました。(1)』(全5作品収録)から抜粋した電子書籍です。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
芥川賞・三島賞の候補者にして「質的社会調査」の再提唱者として注目される社会学者・岸政彦さんと、大阪・釜ヶ崎の貧困問題について『貧困と地域』にまとめた白波瀬達也さんが、大阪、沖縄で見聞きした人びとの声、社会の成り立ちと、その問題について語った。 -
「悪夢」都会で毎日、忙しく働き、満員電車で家の戻り、ただ食べて寝るだけ生活。毎日同じ生活に、ある日凶悪なものがわき上がる。「童貞」ある日童貞を捨てて帰宅すると今までは何か違って見えた。大人への一歩近づいた男の感情。「未亡人」守山千賀子は私を見るといつもくすぐったいような表情をする。いったい好かれているのか嫌われているのか……。政治家の夫に先立たれ10歳も年下の高木を玩具にする。奔放な未亡人の話。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
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「ローリング・ストーンズに出会わなかったら、僕は小説なんて書かなかった」と語る著者が、ブライアン・ジョーンズをモデルにして19歳の時に執筆した小説。
※本作はローリング・ストーンズに関するエッセイ集『ローリング・キッズ』(電子書籍)にも収録されております。 -
ベストセラー「彼女は存在しない」。そして、“フリーライター銀次郎シリーズ”と称される傑作ミステリー4作――「彼女の血が溶けてゆく」「彼女のため生まれた」「彼女の倖せを祈れない」「彼女が灰になる日まで」。無関係に思われた作品世界を繋ぐ驚きの物語があった! 鬼才・浦賀和宏の面目躍如、どんでんがえしの天才がシリーズに仕掛ける大なる挑戦。
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クリスマスは特別の日。すべてが祝福される日。神聖なくらい黄金色の光が射す日。この日を美しくするために、慎重に準備してきたことは見事にうまくいった。そうして恋人とのデートにでかけたわたしが、途中でひろった小さなでき事。あなたにかわって、あの人にあなたの心を伝える、幸福な一夜の物語。幻の掌編、ついに復活。
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江戸川乱歩が生み出した、かの名探偵、明智小五郎に関する評論で、第1回創元推理評論賞佳作入賞作。【作者の言葉】「明智小五郎の黄昏」は第1回創元推理評論賞で佳作となったもので、雑誌「創元推理」(1994年・秋号)に掲載されました。e-NOVELS上に転載されるにあたり、あらためて推敲しています。 e-NOVELS版『明智小五郎の黄昏』には、「『D坂の殺人事件』考」と「明智小五郎の黄昏」という2つのヴァージョンが収録されています。前者は後者の旧ヴァージョンです。なぜ2つのヴァージョンが存在するかというと、評論賞の選考会――選考委員は笠井潔さん、巽昌章さん、法月綸太郎さん、戸川安宣さんの四氏――の席で、濤岡寿子さんの応募作「都市への相貌」と私の「『D坂の殺人事件』考」の2本が残された段階で、さらに選考委員からの“注文”を受けて両者とも改稿し、再選考にかけられた経緯があったためです。改稿に伴って、タイトルも変更した新ヴァージョンが「明智小五郎の黄昏」です。 旧ヴァージョンには「明智犯人説という〈真理〉」と題した一章があり、現在ならば“後期クイーン的問題”として扱われるテーマにふれています。ここは全体の論旨を考慮してボツにした箇所ですが、後に「麻耶雄嵩論」(『本格ミステリの現在』所収)を書くにあたって、一部日の目を見ています。新ヴァージョンでは明智犯人説を検討する代わりに、乱歩の通俗長篇から明智小五郎像の変遷を辿っています。 評論賞で佳作をいただいた当時は、まだ原稿用紙の桝目をカリカリと埋めていたものです。そのため今回のe-NOVELS版制作にあたっては、小森健太朗さんにOCRで原稿を取り込んでもらう作業をしていただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。
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蘭郁二郎ミステリー集。四話収録。湘南のサナトリウムで治療する結核患者たちに迫る死の恐怖。魅力的なマダム丘子に刺青を描く恋と芸術に狂った男。丘子は殺されたのか、そして丘子の秘密とは……「虻の囁き」。他に「睡魔」「足の裏」「鱗粉」。
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他の村からやってきた税務署長は、密造酒を調べていくうちに村ぐるみだということが解ってきた。潜入捜査をする税務署長の活躍を描く。明治32年に出された「濁酒密造禁止令」では自家製が飲めなくなり、高い酒を買わなければならない農民達に同情した作品。読みやすくするため現代の言葉に近づけました。宮沢賢治の名作。
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人間の世界にあこがれた人魚のおかあさんはろうそく屋の老夫婦に娘を預けます。美しい娘に成長した娘が描く赤いろうそくは評判となり、商売は繁盛しますが、欲に目がくらんだ老夫婦はしかし香具師に娘を売ってしまいます。日本のアンデルセンと言われる小川未明の童話。
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