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『海外文学、イースト・プレス、イ・ヒヨン(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~1件目/全1件

  • 1,650(税込)
    著者:
    イ・ヒヨン
    著者:
    小山内園子
    レーベル: ――

    「君たちは、親を選べる子どもなんだよ」
    「アーモンド」に続く「チャンビ青少年文学賞」受賞作。

    韓国で30万部。ブレイディみかこ氏推薦。
    「子どもに親を選ぶことができたら。人類の究極の「IF」に挑んだティーン小説。
    大人こそ読んでこころの準備をしておいたほうがいい」

    事情により子どもを育てられなくなった親が、子どもを預ける「NCセンター」が設立された近未来。そこでは子どもが親を選ぶ面接「ペイント(ペアレントインタビュー)」が行われている。そんなNCセンターに在籍する17歳の少年ジェヌが、この物語の主人公。

    20歳のセンター退所期限までに親をみつけなれば、センター出身という経歴がIDカードに刻まれる。過去にNCセンター出身者による犯罪が行われたことで、社会にはNCセンター出身者への偏見が存在し、その経歴が刻まれないよう、子どもたちは必死にペイントを続けている。
    しかし、ペイントにやってくる親候補の多くは、養子縁組することで受け取れる福利厚生が目的。親候補たちのとりつくろった笑顔と、透けて見える本音を、ジェヌは瞬時に見抜いてしまう。
    NCセンターの退所期限を3年後に控えたジェヌは、ペイントをしながら、親や家族という存在について思索し、自分の進む道をつかもうとする。


    ■韓国作家の推薦文
    『ペイント』は、11歳の娘が先にひったくるようにして持っていった本だ。ものすごく面白い、と本から手を離せなくなっている娘の姿に、正直心がチクリとした。 娘が学校にいっている隙にこっそり読みはじめた。読んでいるあいだじゅう、いい母親になりたいのにどうしていいかわからない私のそばへ、かつての自分がやってきて座っていた。親の関心や理解を求めていた幼い頃の私、そして、絶対に親元を離れると誓っていた20代の私が。いつのまにか母親になった私は、娘とともに『ペイント』のなかの「親を選ぶ子供たち」「親になろうとする大人たち」そして「かれらを手助けするセンターの大人たち」がそれぞれどんな想いだったか、ひとしきり語り合った。その語り合いが遠い未来まで続くであろうことを、私は知っている。
    ――小説家 チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』


    【目次】
    ジェヌ、301です
    父母面接を始めます
    いったいどんなヤツ紹介されたんだよ?
    IDカードの番号
    大人だからって、みんなが大人っぽい必要ありますか
    お前は、自分の思い通りに生きると思ってんだろうな
    自分のためだ、自分のため
    あの噂、聞いた?
    待ってるからね、友達
    Parents' Children
    最後に聞いてもいいですか?

    日本の読者のみなさんへ
    訳者あとがき

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