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『海外文学、ハーレクイン(小説)、シャロン・サラ、1円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~59件目/全59件

  • ナースのリアノンは2週間前、亡き親友から忘れ形見を託された。赤ん坊の父親は、世界的に有名なギリシア富豪、ルカス・ペトラキデス。陰のある美貌、洗練された立ち居振る舞いだけでなく、誠実さと責任感の持ち主という評判を知り、リアノンは心を決めた。親元のほうがこの子は幸せなはず。愛着が湧いてしまう前に渡さないと。ところが、電話をしても取り次いでもらうことさえできず、やむなく彼の高級リゾートで開かれるパーティー会場へ向かった。勇気を振り絞り、話を聞いてほしいと告げたリアノンをルカスは冷たく一瞥して、警備員に彼女をつまみ出せと指示した。満座の注目が集まるなか外へ連れ出されながら、リアノンは叫んだ。「あなたの赤ちゃんがいるの!」

    ■ウェールズの郊外でつましく暮らすリアノンは、給料の半月分もの大金をはたいてルカスのホテルの一室を予約したのでした。でも、無慈悲な大富豪はリアノンの訴えを真っ向から否定して……。HQイマージュの代表作家、ケイト・ヒューイットの秀作をどうぞ!
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    春野ひろこ
    レーベル: ハーレクイン

    彼女もあんな顔で式を挙げたくないでしょう──元婚約者の心ない言葉を思いだし、リリーは涙をぬぐった。事故のせいで頬に残った醜い傷跡にそっと触れる。いっそのこと、誰も知らない土地に行って人生をやり直そう。そう思った矢先、ふと新聞の求人記事に目がとまった。“料理人求む。オクラホマ州クリントン”秘書の経験しかないリリーだったが、応募に迷いはなかった。そして雇い主の大牧場主ケイスに会った瞬間、彼女は確信した。ロサンゼルスからはるばるここに来たのは、間違いではなかったわ。ケイスはたじろぐこともなく、澄んだ目でリリーを見つめていた。

    ■シャロン・サラの真骨頂、さわやかな涙と感動を誘うロマンス。
  • 図書館司書のアメリアは夜間にウエイトレスの仕事を始めた。品行方正な彼女がめがねを外し、きわどい服を着るのは、退屈な人生を変えるためにどうしても資金が必要だから。このことが知れたら、町中が大騒ぎになるだろう。そんなある晩、予想もしなかった客が来店する。アメリアが長年片想いをしているタイラー・サヴィジだ。町の住人に見られた衝撃も相当だが、彼の注文にはさらに驚いた。彼はこの美しいウエイトレスがお堅い司書とは気づかずに、陶酔のまなざしで、「俺が欲しいのはきみだよ」と言ったのだ。
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 遠い夏。16歳のキャラはデビッドと出逢い、恋に落ちた。だが必ず迎えに来ると誓ったのに、デビッドは戦場に赴き……永遠に帰らぬ人となったのだ。キャラのお腹に赤ん坊を残して。いまは静かに暮らすキャラの前に、ある日デビッドが戻ってくる。どうして? いまごろ? 呆然と見つめるキャラを抱き締め、何も言わず彼は微笑むだけだった。あの頃と変わらぬしぐさで。まるで時を取り戻そうとするかのように、甘い蜜月を過ごす二人。けれど、別れは唐突に訪れる。その朝、彼が姿を消したのだ。“愛している”という走り書きと婚約指輪を残して――
    *本書は、ハーレクイン・プレリュードから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 別々の道を選んだ二人を、運命の嵐が再び引き寄せ……。愛の痛みを知るすべての人に捧げる、著者渾身の感涙作。

    「離婚しましょう」妻のヘイリーは涙を流し、そう告げた。一人息子を白血病で喪い、悲しみに打ちのめされた彼女は、息子と瓜二つの夫サムを見ることすら耐えられなくなった。愛ゆえに別れを受け入れたサムだったが、3年後、突然ヘイリーから電話がかかってくる。ハリケーンで建物に閉じ込められ、数日が経っているという。負傷して救助も期待できず、サムを頼ってきたのだ。あのとき放してしまった愛する者の手を、再びつかむチャンスが与えられた――しかし、同じ建物には逃走中の凶悪犯が潜み、彼女の身に危険が迫っていて……。
  • エンジェルは7歳で最愛の母を亡くしたあと、暴力を振るう父から逃れ、里親の家を転々としてきた。大人になった今も“我が家”を知らず、方々を渡り歩いている。先日、雇主から嫌がらせを受けて勤め先を辞めたのを機に、新天地を求めてヒッチハイクをすることに決めた。ある大雨の夜、エンジェルは美しい瞳の男に拾われる。ロイヤルと名乗る彼は、今夜家に泊めてくれるだけでなく、家政婦の仕事を提供してくれるという。あまりに親切な申し出に戸惑いながらも彼女は承諾するが……。

    ■孤独をかかえたヒロインの傷を癒してくれるのは、心優しきヒーロー。大スター作家シャロン・サラの感動ラブストーリーをご堪能ください。今作にも、お約束のスリリングなシーンが満載! ヒーローの娘が語る青いドレスの“レディ”とは、誰なのでしょうか?
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 出逢ったばかりなのに、どうしてこんなに目が離せないのかしら。アニーは、唇を噛みしめ、こらえきれず胸をかき抱いた。不良少年に絡まれているところを助けてくれたとはいえ、ゲイブという名以外、素性もわからぬ謎の放浪者だというのに。その日以来、彼もまた片時すらアニーから離れようとしないのだ。誰にも打ち明けていないが、アニーは不治の病を患っていた。人知れず命の幕を閉じるつもりでいたが、ある日気づいてしまう。彼は私の魂の片割れだと。人生が終わる間際に出逢うなんて――運命の皮肉さに、胸の奥の、さらに奥深いところで心が痛んだ。
    *本書は、ハーレクイン・プレリュードから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • あなたは恋人で家族で親友で、わたしの人生のすべて――夫婦の愛と絆を描ききった、人気作家シャロン・サラの珠玉作!

    シェリーの人生でいちばん幸運だったのは、初恋相手が人生の伴侶になったことだ。ハイスクールでの出会いから何年たっても、シェリーは少女のような気持ちで夫に恋をしつづけ、ジャックも情熱的な愛で応えてくれる。ここ数年、FBIの潜入捜査官である彼とは離ればなれの日々だったものの、いま捜査中の事件が解決すれば、またふたり一緒に暮らせるのだ……。しかし、運命は残酷にも、ジャックが捜査中に凶弾に倒れ、行方不明になったという知らせを届ける。夫婦の絆を試すかのように、涙にくれる彼女をさらなる試練が襲い――。
  • 度重なる、奇妙な明晰夢にソノラは悩まされていた。青く沈む薄闇の孤独のなか、揺らぐ影の“瞳”を感じる幻覚だ。ソノラは生まれてすぐに孤児院の前に捨てられた子だった。いつの日か母親が迎えに来てくれると信じたこともあったが――思わず、自嘲めいた笑みがこぼれる。その後の人生を思い出して。ある出来事に巻き込まれ、命を狙われ始めたソノラは、身を隠そうと逃げ惑うなか、導かれるようにその町へ辿り着く。夕闇に浮かんだ男性と瞳があった刹那、ソノラはよろめいた。見紛うはずもない、幻覚で見続けた“瞳”だったから。

    ■ソノラ・ジョーダン…………………麻薬取締局捜査官。フランクリン・ブルーキャット……ソノラの父親。ジェラルド・ミントン………………ソノラの上司。バディ・アレン………………………ソノラの元ボーイフレンド。アダム・トゥーイーグルズ…………カイオワ族のヒーラー。ミゲル・ガルシア……………………麻薬ディーラー。エミリオ・ロハス……………………ミゲルの父親の旧友。
    *本書は、シルエット・ラブストリームから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • サラは、生死の境をさまよっていた。数時間前までは雪に覆われた厳寒の道をひた走っていたはずだ。孤高の男性、マッケンジー・ホークに会うために。行方不明になった兄を救えるのは彼しかいないと……。やがてサラは、ぼんやりと意識を取り戻した。瞼を開けると、燃えさかる暖炉の前に逞しい男性の影が見えた。人を拒絶したような寡黙な背中に、思わず胸が締めつけられる。ひどく傷つけられて、何も感じなくなった虚ろな瞳――彼は振り返るや、とりつく島もなくサラに告げた。帰ってくれと。
    *本書は、シルエット・ラブストリームから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • メアリーは夫ダニエルと生後3カ月の愛娘ホープを事故で亡くし、この6年、ずっと悲しみと孤独から抜け出せずにいた。ある日、ふと入った古道具店でにわかにめまいを感じて気を失い、目覚めると、6年前の事故直前の世界に戻っていた。なりふり構わず、メアリーは身を挺して愛する夫と娘の命を救った。夢か現実かもわからぬまま、ただこの時が続けばいいと願うが、気づけばもといた店にまた戻っており、彼女は現実に打ちのめされる。だが帰ろうとしたそのとき、幼い少女と男性の姿が目に飛びこんできた。なんとそれは、愛してやまないダニエルと、6歳になったホープだった!

    ■涙の感動作で読み手の心を癒やしつづける偉大な作家、シャロン・サラの名作をお贈りします。“あなたに永遠の約束を”と刻まれた美しいアンティークの指輪に指を通した瞬間、不思議なできごとが起こり……。後悔、夢、そして希望が描かれた、深い愛の物語です。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 未来や遠くの出来事が見えてしまうグローリーは、人々から“魔女”と疎まれ、ずっと孤立してきた。ある吹雪の夜、グローリーは凄惨な事故の幻影を見て飛び起きた。横転した車、血まみれの男性……“彼”が助けを求めている!急ぎ病院に駆けつけ、救命に協力した――稀な血液型が一致したのだ。その男性ワイアットに絆を感じつつ、名も告げずに去った数カ月後。何者かによる放火で最愛の父と兄、そして家を失ったグローリーは、恐怖と哀しみに震えながら、虚空を見つめていた。ワイアット、どこにいるの? あなたに会いたい……私を助けて!■ハーレクイン・ロマンスの日本上陸40周年を目前に控え、不動の三大人気テーマをご紹介します! 本作は涙の作家シャロン・サラによる、不遇ヒロインを描いた不朽の感動作。グローリーの切なる心の声は、ワイアットに届くのでしょうか?
    *本書は、シルエット・ラブストリームから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 660(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    槙由子
    レーベル: ハーレクイン

    オナーはその日、見上げるほど豪奢なマローン家の門をくぐった。かつて誘拐されたマローン財閥の令嬢と判明し、26年ぶりに帰ってきたのだ。代理人トレースとともに。だが、オナーを高慢な親族たちが歓迎するわけもなく、あまつさえ財産目当ての偽物と拒絶した。冷え冷えとした屋敷のなかで、味方はトレースだけだったが、彼の出張中、オナーは暗闇のエレベーターに閉じ込められる。闇を引き裂き、「このあま」と吐き捨てるような声が響き――そして落下してゆくなか、思い浮かぶのはトレースの黒い瞳……。
  • 傷ついた心にあなたの愛が、やさしい雨のように降り注ぐ――涙の作家シャロン・サラが紡ぐ、心震える珠玉作。

    誰もがうらやむ美貌の持ち主でも、サハラには隠し通してきた傷があった。名家の主人と使用人のあいだに生まれた彼女は、その美しい容姿に目をつけた女主人に無理矢理引きとられ、気の向くときだけ“名家の令嬢”を演じさせられてきたのだ。大人になり、独立して、ようやく手に入れた平穏な日々も束の間、サハラは何者かに命を狙われ始める。過去の影に怯える彼女の前に現れたのは、最強ボディガードとして名高いブレンダンだった。優しくたくましい腕に24時間守られるうち、かたくなに生きてきたサハラの心は少しずつ解けていき……。
  • 妊娠2カ月のチャーリーを恋人は捨て去り、急死した。以来、誰かとかかわって傷つくことを恐れるチャーリーは、幼い娘と二人ひっそりと暮らしていたが、予期せぬ事件が起きる。いつものように牧草地で娘を遊ばせていた、そのときに、突如、牛が襲いかかってきたのだ。瞬間、娘の死を覚悟した。誰かが車ごと突進して、間一髪で救ってくれるまでは。車から出てきたのは凍てついた瞳をした精悍な容貌の男性だった。何かかけがえのないものを失ったような、虚ろなその顔に、チャーリーの胸はざわめいた。何かが始まる予感がして。
    *本書は、シルエット・ラブストリームから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛も恋も知らないあの頃、あなたが世界のすべてだった。運命のいたずらが、大人になった二人を再び巡り逢わせて……。

    各地を転々としながらその日暮らしを続けるクィン。里親からの虐待、孤独、人間不信。彼女の人生は試練の連続だったが、新天地ラスベガスへ向かうその道中でも、新たな試練がクィンを襲う。交通事故現場で少年を保護した直後、何者かの発砲を受けたのだ。しかし、瀕死で警察署に逃げ込んだ彼女は知らなかった。たくましい腕で抱きとめてくれた刑事が、かつて一人だけ心を許した少年――20年前に同じ里親のもとで絆を結んだ、ニック・サルダーノであることを。あの頃の少年少女は、一人の男と女として、今ふたたび巡り逢った。
  • 幼くして孤児となったジェシーは、父の友人に引き取られ、富裕なマッキャンドレス家の子供たちと成長した。けれど12歳のとき、長男キングへの恋心に気づいて愕然とする。兄妹のように育てられ、彼は妹としてしか見てくれないのに。思い悩んだジェシーは家を出て、別の町で暮らした。だが、ある日、一命は取り留めたものの暴漢に襲われてジェシーは深い傷を負い、キングに屋敷に連れ戻された――魅力的な義兄と暮らさなくてはならない。これからずっと。忘れていた。ずっと忘れていたかった恋煩いが、いま再び蘇る。
    *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 望むことすら許されなかった、貴方との未来。7年後の悲劇が、止まってしまった二人の時を、ふたたび動かしはじめる……。

    父の介護に明け暮れるタリアは、突然の訃報に驚いた。かつて将来を誓い合ったボウイの父親が何者かの凶弾に倒れたという。7年前、スコットランドの血を引く黒髪の恋人ボウイにプロポーズされ、タリアは幸せだった。だが時を同じくして父がアルツハイマーを発症していることが判明。タリアはこれからの介護の日々を思い、理由は告げぬまま断ったのだった。ボウイは町を去り、二人の仲は終わった。だが父親の死の謎を解くためにボウイが帰郷した今、愛する男性に別れを告げて以来止まっていたタリアの時間は、再び時を刻み始め……。
  • 別人のように変わり果てた二人は、愛を取り戻せるのか。涙の作家S・サラが贈る〈ハート〉3部作、感動溢れる最終章!

    最愛の恋人サムはアフガニスタンから帰還したが、レイニーのもとへは戻ってこなかった。「もう昔の僕じゃない」と彼女を冷たく捨て、町を去ったのだ。あれから10年――今やレイニーも昔のままの彼女ではなかった。家族を失くし、乳がんを発症した。美しい赤毛と両の乳房を失い、仲のよかったサムの家族とも縁を切った。たった独りでつらい闘病生活に耐えていたレイニーには、知る由もなかったのだ。サムの母親が何者かに殺され、サムがついに町へ帰ってきたことを。そして、レイニー自身が、事件の重要な鍵を握っていることも……。
  • 悲劇を経て恋人達は再び巡り合う。もう二度と離れないために。S・サラの〈ハート〉3部作、早くもクライマックス!

    メリッサは故郷の町に帰ってきた。高校を卒業したての頃、初恋の人マックの子を身籠り二人は結婚を誓ったが、彼は流産を中絶と誤解して憤り、無慈悲にも彼女を捨て去った。懐かしい町で思い出がよみがえるだけで辛いのに、彼との再会は思いもよらない最悪の形で訪れた。メリッサが車の修理を頼んだマックの父親が、その車の下敷きになり無残な圧死状態で発見されたのだ。10年前マックは赤ちゃんを失い、今度は父親を失った。すべてわたしのせいで。自責の念に打ちのめされる彼女の前に、ある夜マックが現れ衝撃の事実を告げる。
  • 地元での親友の結婚式に出席したデビーは、新婦の兄コール・ブラウンフィールドに会うなり、運命を感じた。幸いブラウンフィールド家に家政婦として雇われ、忙しい日々を送る敏腕刑事のコールをかいがいしく世話するものの、彼はデビーの思いを無視するような態度をとるばかりだ。ところがある夜、デビーが眠れずに庭のプールで泳いでいると事件現場から戻った、憔悴した様子のコールが近づいてきた。そして闇のなか、服を脱ぎ捨てるやいなや……。
    *本書は、シルエット・ラブ ストリームから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 落雷が轟き、凶悪犯を乗せた飛行機が墜落した。レインは、炎上した飛行機から間一髪で脱出するが、足を滑らせて、川に転落してしまう。流されるレインを見つけ、彼の命を救ったのは、家路を急いでいた近所の女性トニーだった。トニーはずっしりと重いレインの体を何とか家まで運び込むが、夢現のレインは、トニーを囚人と勘違いして手錠をかけてしまう。背が高すぎることで引け目を感じ、奥手のままだったトニーは彼に寄り添いながら、奇妙な胸の高鳴りを感じていた。束の間でもいいから愛されてみたいと願いながら……。
    *本書は、シルエット・ラブ ストリームから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 戻ってきた――懐かしい故郷と、彼の温かい腕の中に。S・サラの新シリーズ〈ハート〉3部作、満を持して開幕!

    ダラスの父親が首吊り死体で発見された。その衝撃のニュースを伝えたのは、警察署長で元恋人のトレイ。すぐさま故郷に帰るも、快活だった父の自殺などとても信じられない。打ちのめされた彼女は真相を解明しようとするが、次々と悲劇が襲い、重傷を負ったショックで聴覚まで失ってしまう。深まる父の死の謎と、壊れたままの初恋。無音の世界で孤軍奮闘するダラスの心に、なぜかトレイの声だけが聞こえた。今も君を愛している、命を懸けて君を守る――と。別れた恋人に頼るわけにはいかないのに、その言葉だけが彼女を支えていた。
  • 図書館司書のアメリアは夜間にウエイトレスの仕事を始めた。めがねを外し、きわどい服を着るのは本意ではないが、退屈な人生を変えるためにどうしても車を買う資金が必要だった。厳しく育てられた彼女が夜の副業を持っていることが知れたら、同居する大伯母はおろか、町中が上を下への大騒ぎになるだろう。ある晩、予想もしなかった客が来店する。アメリアが長年片想いをしているタイラー・サヴィジだ。街の住人に見られた衝撃も相当だが、彼の注文にはさらに驚いた。彼はこの美しいウエイトレスがお堅い司書とは気づかずに、陶酔のまなざしで、「俺が欲しいのはきみだよ」と言ったのだ。

    ■MIRA文庫で絶大な人気を誇るシャロン・サラが、2004年にシルエット・ディザイアから発表した本作は“華麗に変身”がテーマ。国や文化が違っても、ギャップ萌えは共通? 稀代のストーリーテラーが贈るキュートなロマンスです。
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 仕事を終えてケイシーがやっと家にたどりつくと、思いがけない人物が待っていた。莫大な富を所有する著名な映画プロデューサー、ザンダー・フレイザーだ。そんな人が、わたしになんの用だろう?いぶかるケイシーに告げられたのは、とんでもない申し出だった。◆ネバダ州エルコ。キャサリンがこんな場所までやってきたのには、大きな理由がある。彼女が養子に迎えようとしている赤ん坊の父親に、子供を引き取る意思がないことを確認しに来たのだ。ところが彼の兄だという人物――コールが現れ、事態は信じられない展開に。◆ミアの父は有名なロックミュージシャンだ。その父が深刻な病気になってしまい、彼女は世間の目から父を守るために自らスキャンダルを起こそうと心に決めた。そこでミアは、かつて父と同じバンドに在籍していたC・J・ハンターのもとを訪れ、ある依頼をする。
  • 愛しあう恋人たちに、待ち受ける残酷な罠。癒しの作家S・サラが描く人気3部作、ついに完結!

    また夢を見ていた――恋人キャメロンと交わす美しくも切ない愛の夢を。だが目覚めた瞬間、ローラは現実に引き戻される。乗っていた旅客機が雪深い山間部に墜落したのだ。外部との連絡は取れず、奇跡的に生き残ったのは彼女一人。何度も意識を失い恐怖に襲われながらも、FBI捜査官でもある愛しいキャメロンが助けに来てくれると信じ必死に生きようとする。そしてついに救い出されたローラはキャメロンの温かな腕に飛びこみ、もう二度と離れたくないと願った……まさか残忍な殺人犯が、復讐の道具として彼女に目をつけたとも知らず。

    ■癒しのロマンスの名手、シャロン・サラの待望の新作をお届けします。自然の驚異のもとで育まれる愛を描いた3部作、ついに完結です。ヒロインは前2作にも登場した赤十字職員のローラ。彼女はある連続殺人事件の現場で出会ったFBI捜査官キャメロンとたちまち恋に落ち、幸せな日々を過ごしていましたが、ある日、乗っていた飛行機がデンバーの雪深い山間部に墜落。ただ一人生き残った彼女は……。あの殺人鬼との対決も合わせ、目が離せません。運命の恋人たちに訪れた悪夢――切なさに心震える、哀切に満ちた感動のクライマックス、ご堪能ください。
  • 660(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    西江璃子
    翻訳者名:
    せとちやこ
    レーベル: ハーレクイン

    故郷を離れて街で孤独に暮らすクリスティのもとに、ある日、差し出し人不明の薔薇の花と手紙が届いた。まったく心当たりがなく、気味の悪さすら覚える。その後も、見えない相手の行動はしだいにエスカレートしていき、眠れぬ夜が続いた。たまらず警察に通報するが、駆けつけた刑事を見て思わず息をのんだ。そこには、彼女が初めて恋に落ちて破れたスコットの精悍な姿があった……。運命的な再会劇から始まる『危険な薔薇』と、悪の魔手から逃れようともがくふたりの絆を描いた『溺れた人魚』、ロマンティック・サスペンス2編を収録!
    *本書に収録されている「危険な薔薇」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 悲しみに終わりはなく、涙は涸れることがない……。失った愛のもとに取り残された二人の、癒しの物語。

    小鳥がさえずる早朝、ジョリーンは墓標の前にひざまずき、我が子に祈りを捧げていた。3年前、息子は生まれる前に命を絶たれた。FBI捜査官の彼女は、同僚である夫ウェイドが休むように勧める声に逆らって出勤し、任務中に撃たれたのだ。彼女を責めるように見つめる、ウェイドの瞳が今でも忘れられない。つらい記憶から逃げるように彼女はウェイドと別れ、以来、避け続けてきた。そんなとき、連続殺人犯が現れ、ジョリーンは彼のチームに配属されることになる。不安を隠しきれないまま、ジョリーンはウェイドと再び見つめ合った。■抜群の人気を誇る、シャロン・サラの新作。『ビューティフル・レイン』に続き、自然の驚異のもとで育まれる愛を描いた作品です。本作のヒロインはFBI捜査官のジョリーン。同じくFBI捜査官のウェイドと幸せに暮らしていましたが、新しい命を授かり、出産を心待ちにしていたとき、任務中に撃たれて子どもを失ってしまいます。激しい後悔と悲しみから彼女は殻にこもり、ウェイドとの間にも溝ができ、二人は離婚。3年後、ある連続殺人事件のために二人は同じチームに招集され、再会するのですが…。傷ついた二人の関係は修復できるのか? 涙なしには読み進められない感動作!
  • 『危険な薔薇』―故郷を離れシカゴで孤独に暮らすクリスティのもとに、ある日差出人不明の薔薇の花束とメッセージが届いた。ストーカーの影におびえていた彼女は警察に通報するが、駆けつけた刑事の姿を見て思わず目を疑った。かつて彼女が初めて恋し破れた相手スコットが、すっかり大人の男性となってそこに立っていたのだ。
    『甘き薔薇の香り』―夫のブライスとやむなく離婚することにしたティアのもとに、ある日差出人不明の薔薇の花束とメッセージが届いた。いまだ夫に愛されることをひそかに夢見ていたティアは、贈り物の主がブライスだったらと期待した。だがその晩、夫と口論になり、彼女は痛罵を浴びて失望する。「ぼくのやり方が不満なら、今すぐこの家から出ていけ」。
    *現在、配信中の『危険な薔薇』と同作品となります。
  • 絶望の淵で、ひと目あなたに会いたいと願った――
    愛と赦しの作家S・サラが贈る、心揺さぶる感涙作。

    ノーラは視線をさまよわせ、広がる黒い水面を見て絶望に襲われた。暴風雨のせいで洪水が起きたのだ。家は流されて跡形もない。家族もなく、頼る相手もいない彼女はひとりで木に登り、体を木に縛りつけて耐えていた。恐怖の中、思い出すのはテイトと過ごした幸せな日々。8年前に彼女を捨てた憎らしい男なのに、彼の顔ばかり目に浮かぶ……。そのとき銃声が鳴り響き、ノーラは離れた家の屋根で起きた殺人事件を目撃してしまう。まもなく救助され、病院のベッドで目覚めた彼女の前に現れたのは、FBI捜査官となったテイトだった。■読者に愛され続ける作家、シャロン・サラの待望の新作。いつもロマンスやハラハラするサスペンスだけでなく、心に染み入る感動を与えてくれるシャロン・サラ。本作から始まる3部作では、“自然の脅威”をテーマに、災害によって運命を変えられていく人々を描いています。第1話のヒロインは、ルイジアナ州で洪水の被害に遭い、何もかも失ったノーラ。しかも彼女は救助を待っているあいだに殺人事件を目撃してしまいます。恐怖をおぼえるなか、最後に会いたいと願った元恋人と再会して…。華奢で繊細で、一見か弱いヒロインは、心に強さを秘めています。涙を流しながらも何度も立ち上がる彼女の姿に胸を打たれる感動作。「シャロン・サラっていいな」とつぶやきたくなること間違いありません。
  • キャットは満ち足りた気持ちで恋人ウィルソンに寄り添っていた。彼は仕事中に銃で撃たれて生死の境をさまよったものの、順調に回復している。父を惨殺した男に復讐するためだけに生きてきたキャットは、長いあいだ彼の愛を拒んでいた。だがウィルソンを失いかけたとき、ようやく彼を愛していることに気づいたのだ。危険な仕事を引退して、温かい家庭を築きたい――キャットは初めて人生に希望を感じていた。しかしそのころ、ウィルソンを銃撃した犯人は金と車を奪って逃走を続けていた。ふたりが平穏に暮らす、この地に向かって。
  • 夜空に消えゆく流れ星は、あの日なくした恋を思いださせる――
    癒しの作家S・サラが“永遠の愛”を綴った、渾身作。

    高校時代、同級生のリンクと恋に落ちたメグ。だが、放課後のデートやぎこちないキス、星空の下での逢瀬を重ねる幸せな日々は、ある日起きた惨劇によって失われた――彼が、父親を殺した容疑で逮捕されたのだ。無実の訴えもむなしくリンクは有罪に。以降、メグの前に姿を見せることはなかった。あれから十数年、そのリンクが突然、故郷に戻ってくる。あどけなかった少年の面影はなく、圧倒的な存在感を漂わせる会社経営者となって。どうして今になって帰ってきたの……? リンクを忘れられずにいたメグは、動揺を隠せなかった。■読者人気No.1、癒しの作家シャロン・サラが“永遠の愛”をテーマに綴った渾身作です。高校時代、恋人同士だったメグとリンクですが、幸せな日々を引き裂いたのはリンクの父親の死。しかも、まだ幼かったリンクに父親殺しの容疑がかけられたのです。手のひらを返すように周囲から冷たい目で見られ、無実の訴えむなしく逮捕――連行されるリンクの姿を、彼を信じ続けたメグは泣きながら見送るしかできませんでした。物語はそれから十数年後、事件の真相を探るためリンクが故郷に帰ってきたことで幕を開けます。ついに再会を果たす二人ですが、歳月が生んだ戸惑いともどかしさは隠せず…。手に汗握る事件の謎と、甘く切ないロマンスが絶妙にマッチした本作。これぞシャロン・サラの真骨頂です。本作に登場するメグの弟ライアルの話は『マイ・ラブレター』で、クィンの話は『マイ・スイートガール』でお楽しみいただけます。
  • 550(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    土屋恵
    レーベル: ハーレクイン

    幼くして孤児となったジェシーは父の友人に引き取られ、富裕なマッキャンドレス家で成長した。ある日、長男キングへの恋心に気づいて愕然とする。兄妹のように育てられたとはいえ、彼はこの家の御曹子。あの冷たい態度からしても、彼と結ばれるわけがない……。思い悩んだ彼女はキングをあきらめるために屋敷を去り、街で職を見つけてひっそりと暮らしていた。だが先ごろ暴漢に襲われ、そのとき負ったけがの療養のためにキングの屋敷にしばらく身を寄せることになったのだ。相変わらず魅力的な彼とひとつ屋根の下で暮らす――わたしはこの想いを封じこめられるのかしら?■“年上の男性との恋物語”――裕福で世慣れていて、罪なほど強引な大人のヒーローの魅力がちりばめられている名作をお届けします。発売中のシャロン・サラの「小さな約束」は奇跡の再会物語。ぜひあわせてお楽しみください。
  • サラは生死の境をさまよっていた。数時間前まで、彼女は雪に覆われた厳寒のカイアミシ山を猛スピードのバイクで飛ばしていた。山中深くに暮らすマッケンジー・ホークに会うために。行方不明になった兄を救えるのは、彼しかいない。コーヒーの香りに誘われ、サラはぼんやりと意識を取り戻した。頭はずきずきと痛み、体が思うように動かない。まぶたを開けると、燃えさかる暖炉の前に男性の姿が見えた。ああ、なんて美しいのかしら。あなたは私の守護天使なの?だが翡翠色の目をした彼は、ただ黙ってサラを見つめていた。
  • 660(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    宇野千里
    レーベル: ハーレクイン

    旅の途中で立ち寄った町には、難解な事件と激しい恋が待ち受けていた。■自分の身代わりになって撃たれた相棒の死が、敏腕刑事ジャド・ハンナを腑抜けにしてしまった。悪夢にうなされ、何にも集中できない。とうとう休暇を命じられ、彼は放浪の旅に出た。心は空っぽだったが、通りがかりの町で幼い少女が牛に踏み倒されそうなのを目にすると、車ごと突進して命を救った。刑事の勘は染みついていた。少女の母親チャーリーにすすめられて、しばらく農場の一部屋に滞在することになったけれど、未婚の母チャーリーと、よそ者ジャドは、人目を引いた。そんなとき、町に不可解な事件が起きた……。
  • 330(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    平江まゆみ
    レーベル: ハーレクイン

    リビーは恋人のサムに浮気を疑われ、ひどい喧嘩をした。サムに嫌われたと思い込んだ彼女は、妊娠していることを告げないまま彼の前から姿を消す。移住先で息子を産むと、リビーは花屋に勤めながら新しい人生をスタートさせた。だが八年後、悲劇が起きて…。
  • 冷たい親に育てられた18歳のヘイリーにとって、恋人マックが心の支え。だがドライブ中に不幸な事故が起き、マックだけが重傷を負ってしまう。彼の家族から面会すら拒絶され、失意のヘイリーは彼に別れを告げることなく故郷を去った。それから10年後……。
  • 660(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    小川孝江
    レーベル: ハーレクイン

    ある日、ホリーは恋人が企む悪事の計画を立ち聞きする。恐ろしくなって逃げだそうとしたところ、それに気づいた恋人に無理やり飛行機に乗せられてしまった。このまま殺されて空の塵になるものと覚悟したが、運よくパラシュートでの脱出に成功した。地上に降り、やっとのことで一軒のキャビンにたどり着くと、そこに一人の魅力的な男性がいて、彼女は息をのんだ。すると相手はホリーに銃口を向け、名を名乗れと命令した。その瞬間、彼女はすべての記憶を失っている自分に気づいた……。
  • 660(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    竹内喜
    レーベル: ハーレクイン

    ただ一度でいい、ほんの遊びでかまわない。もしもあなたが私を抱いてくれるなら……。■末っ子の妹を心配する七人の兄たちに囲まれて育ったせいか、トニーは二十九歳の今もまだ、生涯の伴侶と巡り合えずにいた。実際、結婚はもうあきらめている。欲しいのは赤ん坊だけ。一夜でいい。誰かに抱かれ、子供を授けてもらえるなら……。そんなことを思いながら家路を急いでいると、ふいに雷鳴が轟き、嵐に巻き込まれた。そのとき、轟音とともに炎の塊が空をよぎった。落雷で墜落した飛行機だったが、むろんトニーは知る由もない。ましてこのあと、その事故現場でレイン・マンデーなる男を救い、彼に抱いてほしいと頼む日が来ようとは、知るはずもなかった。
  • 星の数ほどの悲しみを知る彼女に、神様がもたらす奇跡とは。
    癒しの名匠S・サラが渾身をこめて紡ぐ、涙のシリーズ第2弾。

    病室に現れたクィンを見てマライアは息をのんだ。彼に会うのは実に3年ぶり――遠い戦時下の異国で出逢った二人は、かつて体を重ねる仲だった。とはいえその行為は軍に属するクィンにとって、死と隣り合わせの日々からつかのま目を背ける手段。そうわかっていたマライアは愛を打ち明けられず、やがてクィンの突然の帰国で音信不通になっていたのだ。クィンは知人にマライアが怪我を負い帰国したと聞いたらしく、身寄りのない彼女を自宅に連れ帰るため迎えに来たという。最愛の人との思いがけない再会に心乱れるマライアだが……。
  • 330(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    沢田由美子
    レーベル: ハーレクイン

    見知らぬ土地でひとり働くマリリーは、ときおり店を訪れるハンサムなジャスティンにひそかに憧れていた。資産家の彼は手の届かない人だけれど、向けられる笑みはいつも優しい……。そんなある日、町を吹雪が襲い、道路が封鎖されてしまう。足止めを食って困り果てているジャスティンに、彼女は気づくと自宅に泊まるように申し出ていた。
  • 330(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    西江璃子
    レーベル: ハーレクイン

    故郷を離れシカゴで孤独に暮らすクリスティのもとに、ある日差出人不明の薔薇の花束とメッセージが届いた。ストーカーの影におびえていた彼女は警察に通報するが、駆けつけた刑事の姿を見て思わず目を疑った。かつて彼女が初めて恋し破れた相手スコットが、すっかり大人の男性となってそこに立っていたのだ。
  • 330(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    山田沙羅
    レーベル: ハーレクイン

    童話作家のハリィは誕生日に既婚の妹たちから、テキサスの観光牧場に二週間滞在する旅行をプレゼントされた。男性が大勢いる場所に行けば、結婚相手が見つかるはずだという。しぶしぶながらテキサスにやってきた彼女は、牧場主のジェイク・ミラクルにひと目で心を奪われる。
  • ある朝、ハーレーは目覚めて愕然とした。ベッドの隣に見知らぬ男性が寝ている!ここはラスベガスのホテル。昨夜は親友の結婚式で、相当酔っていたせいか、何も思い出せない。起きた男性が笑顔で言った。「ぼくは君の夫だ」
  • 父を殺した男が生きていた! 銃撃戦の末に焼死した凶悪犯チュツオーラが命拾いした可能性があると知り、キャットは復讐の念を新たにした。チュツオーラの居所を示す発信器の信号は今またメキシコ国内を移動している。今度こそあの男を追い詰め、使命を果たす。それまで私は幸せになれない――彼女を心配してくれる恋人ウィルソンには何も告げず、キャットはひとり南へ車を走らせた。孤独に慣れたはずの心が恋しさで満たされるのを懸命に無視して……。
  • 幼い頃に目の前で父を殺されたキャットは、保釈中に逃げた被告を捕らえる仕事の傍ら、今も脳裏に焼きつく父親殺しの犯人を求めて国中を駆け巡っている。そんなある日、親友から不倫相手の子を妊娠したと打ち明けられた。孤児のキャットにとって、マーシャはただ一人家族と呼べる存在。中絶を強要されたと聞いて激しい怒りを覚え、キャットは相手の男と直接話そうと決めた。だがその矢先、マーシャが消息を絶つ。きっと恐ろしいことが起きたのだ――キャットは知り合ったばかりの同業者ウィルソンとともに、親友捜しの旅に出る……。
  • ロサンゼルスで暮らすベスは、かつての恋人ライアルを忘れられずにいた。ベスの一家が逃げるように故郷を去って以来10年、ライアルとは会っていない。泣いて問いつめても両親は転居の理由を教えてくれず、彼に手紙を出しても返事はなし。いつしかベスも、二人の関係は終わったと納得する他なかった。そんなある夜、追憶に浸りながら月を眺めていたベスは、向かいの家で起きた殺人を目撃してしまう。犯人に存在を知られ、命を狙われたベスは、ライアルがいる遠い故郷に戻ろうと決めた――そこで待っていたのは10年前の哀しい真実だった。
  • テレビリポーターのジャニュアリーは、ある連続誘拐事件の謎を追っていた。手がかりは“罪びと”と名乗る奇妙な男。彼は地獄から甦った体験をもとに布教活動をしているという。そんなある日、ジャニュアリーは仕事で訪れた殺害現場で“罪びと”との関連性に気づいた。そのとき不意に彼女は腕をつかまれ、懐かしい声を耳にした。「ミス・デリーナ、君はここに入っちゃいけないんだ。わかってるだろう」ベン・ノース――去年はずみでキスを交わした、魅惑的な敏腕刑事だ。胸のざわめきを押し殺し、ジャニュアリーは彼と向きあった。
  • ソノラは麻薬取締局捜査官。逮捕に失敗した麻薬ディーラーから命を狙われていた。だがそのこと以上に彼女を悩ませていたのは、白昼折りにふれて突然現れる幻影と夜ごと見る夢だ。何か計り知れない力が自分を動かそうとしている。身を隠すため、あてもなくバイクを走らせていたソノラはその力に導かれるようにある町にたどり着いた。そして立ち寄ったガソリンスタンドで、幻は現実になった!毎夜夢に現れる男性が謎めいた表情で目の前に立っていたのだ。「来たんだね。僕についておいで」それは夢と同じ言葉だった。
  • 「君は誰だ?」病室で目覚めたキャリーは見知らぬ男にそう尋ねられた。彼はキャリーのいとこが秘書を務める会社の社長で、秘書が怪我を負って担ぎこまれたと聞き飛んできたらしい。凄惨な記憶が甦り、キャリーは嗚咽を漏らした。いとこと愛する両親は、つい数時間前に竜巻に命を奪われてしまった。しかもその直前に目撃したある事件のせいで、いとこを装って逃げてこなければならなかったのだ。こんな話、きっと誰も信じてくれないわ……。だが彼の真摯な目を見てキャリーは思い直した。この人なら力になってくれるかもしれないと。
  • 運命はかくも残酷なのかと、アマリーは涙に潤む目で天を仰いだ。最愛の祖母を亡くしたのは先日のこと。天涯孤独になった彼女は祖母が遺した屋敷に住むため帰郷したのだが、そこに現れたのが4人の男たちだった。彼らは追われる身らしく、たちまち屋敷を占拠すると、怯えるアマリーを軟禁したのだ。そんな彼らの中に異彩を放つ男がいた。その男ニックは風貌も他の荒くれ者と違って洗練され、絶対に君を守ると真摯な表情でアマリーに誓った。ばかげている……頭ではそうわかっていても、今のアマリーには彼の言葉だけが支えだった。
  • 6年前に最愛の夫と娘を事故で失って以来、メアリーは運命を呪い、まるで抜け殻のように生きてきた。そんなある日、ふと立ち寄ったアンティークショップで彼女は不思議と心ひかれるブルートパーズの指輪に出合う。何かに導かれるようにして指にはめると、突然世界が回りだし、意識が急速に遠のいていった……。気がつくと目の前には、事故に遭う直前の家族の姿があった。夢でも現実でもかまわない――夫と娘を救わなければ。わが身の危険も顧みず、とっさにメアリーは駆けだした。
  • “48時間以内に結婚し、最低1年は夫と一緒に暮らすこと”亡き祖父がケイシーに課した遺産相続の条件――その狙いは、一家の顧問弁護士と彼女を結婚させることだった。だが鼻持ちならない彼を忌み嫌うケイシーは、屋敷を飛び出すと、男性客でごった返す街のバーに飛び込み、声を張り上げた。「夫が必要なの。独身で、最初に立候補した人と結婚するわ」静まり返る店内に、たったひとり名乗りをあげた男がいた。奥の暗闇から現れた美しい顔と世にも冷たい瞳を見た瞬間、危険を感じると同時に、ケイシーは心を奪われた……。
  • デビッド・ウィルソンはキャラが愛したただひとりの男。かつて彼女と、おなかの赤ん坊を残して戦場へ赴き、そのまま帰らぬ人となっていたはずだった……。その彼が、キャラのもとへ突然戻ってきた。別れたときと変わらず、精悍で力強さをたたえた姿のまま。ふたりは失った時間をとり戻すように繰り返し熱く体を重ねた。だが、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。デビッドは現れたときと同じように不意に姿を消してしまう。彼が話していた兄との対決に向かったのかもしれない。でも今度は“愛している”という言葉と婚約指輪を残していってくれた。デビッドはきっとまた帰ってくる――キャラは彼を信じて待った。◆追いつめたはずの宿敵サイモンが実の兄だと知り、愕然とするデビッド。彼は最後の対決を前に、初恋の人を訪ねます。シャロン・サラが描く、恋人たちの一途な愛の物語をお見逃しなく。◆
  • エンジェルは7歳で最愛の母を亡くしたあと、暴力を振るう父から逃れ、里親の家を転々としてきた。大人になった今も“我が家”を知らず方々を渡り歩いている。先日、雇主から嫌がらせを受けて勤め先を辞めたのを機に、新天地を求めてヒッチハイクをすることに決めた。ある大雨の夜、エンジェルは美しい瞳の男に拾われる。ロイヤルと名乗る彼は、今夜家に泊めてくれるだけでなく、家政婦の仕事を提供してくれるという。あまりに親切な申し出に戸惑いながらも彼女は承諾するが……。
  • 1877年、娼婦がお尋ね者の男を射殺し、自らも命を断った。男は縛り首になるよりは愛する女に撃たれることを選んだのだ。そんな悲恋伝説などまったく知らないレイチェルは、最近、自分に起こっていることが理解できずに苦しんでいた。夢のなかで危険な男と愛しあっていたかと思うと、目覚めたときには涙を流しながら森にたたずんでいる。そんな姿を、ある夜とうとう見知らぬ男に目撃されてしまった。いいえ、彼のことは知っている――黒い瞳も、黒髪の手触りも。謎めいたその男に、レイチェルは強烈な引力を感じた。
  • ★闇をついて、時を超えて、きみの声が聞こえる。★ただ未来や遠くの場所の出来事が見えるというだけで、グローリーは人々から“魔女”と疎まれてきた。ある吹雪の夜、彼女は凄惨な事故の幻影(ビジヨン)を見て飛び起きる。横転した車、血まみれの男性――“彼”が助けを求めている!そう確信したグローリーは嵐のなか病院に駆けつけ、特殊な血液型の彼を救うために、みずからの血液をささげた。そしてワイアット・フィールドというその男性に不思議な絆を感じつつ、名も告げずに去った。数カ月後。何者かによる放火で家族も家も失ったグローリーは、恐怖と悲しみに震えながら、虚空を見つめていた。“ワイアット……どこにいるの? 私を助けて!”
  • 660(税込)
    著者名:
    シャロン・サラ
    翻訳者名:
    山田沙羅
    レーベル: ハーレクイン

    嵐の夜オフィスで大怪我をしたジェシカは、病院に担ぎ込まれた。意識が戻った彼女の目に映ったのは、以前あっさりと彼女を捨てた、昔の恋人ストーンだった。今さらなんの用? ジェシカは彼の助けをきっぱりと拒絶したが、彼は気にとめるふうもなく、世話を焼き続けた。もう心を許すわけにはいかない。距離を置くことを自身に固く誓ったものの、運命は皮肉な事態を用意していた。★大人気作家シャロン・サラが送る本作は、シリーズの鍵を握る重大なエピソードが盛り込まれています。来月刊は石油王で名高いアレックスが主人公。お見逃しなく!★
  • 瓦礫と化した町を、ケイティは必死に息子を捜して彷徨った。先ほど突如町を襲った竜巻は一瞬ですべてをなぎ払った。公園にいた子供たちは何とか教会に避難したが、息子の姿だけがどこにも見当たらないのだ。あの子の身に何かあったら……嗚咽を漏らすケイティの脳裏に浮かぶのは、幼い笑顔、そして遠く離れた夫J・Rの姿だった。彼と別居し始めたのは3カ月前。発端は些細な諍いだったのに、今では溝の埋め方がわからずにいる。ケイティは空を仰ぎ、愛する夫を想った。助けて、J・R――私たちを助けられるのはあなただけなの。

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