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『海外文学、氏家真智子、0~10冊(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~50件目/全50件

  • ロマンスの巨匠たち~ミシェル・リードの軌跡 2~冷たく熱い、夫の妄執!幼妻は無垢な想いを弄ばれ――

    困窮する兄夫婦のために、マーニーは不本意ながらやむなく、イタリア人実業家である元夫、ガイに助けを請うことにした。4年前、彼女は妊娠を知らせるため駆けつけた先で夫の不貞を知り、言い訳しようとする彼を振りきって離婚を決めた。15歳も年上の夫には、汚れを知らぬ幼妻では不満だったのだろう。怒りと憎しみは消えないけれど、今、頼みの綱は彼だけだった。援助の見返りに何かほしいものはあるかとマーニーが訊くと、ガイは悪魔のように冷ややかで官能的な笑みを浮かべて言った。「きみがほしい。今この瞬間から、ぼくと一緒に暮らすんだ」
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • けっして彼には明かせない――あの一夜がもたらした秘密は。

    病室で意識を取り戻したブリーは、目の前に佇む人物を見て呆然とした――マイケル!2カ月前、ブリーは有名実業家の彼にひと目で心奪われ、純潔を捧げた。それが罠とも知らずに。彼はブリーを財産目当てに弟に近づく悪女と疑い、言葉巧みにベッドに誘いこんだあと、あっさり捨てたのだった。妊娠に気づいた彼女に結婚を申し込んだのは、マイケルの弟ウィル。その彼が事故で息を引き取る間際、兄に言い残したという。“身重の妻を頼む”と。まさかこんな形でマイケルと再会するなんて。お腹の子の父親が誰なのか、絶対に彼に知られないようにしなくては……。■D-1600『かなわぬ恋にこの身を捧げ』も大好評だったアン・メイジャーの新作をお届けします。冷酷な億万長者に無垢な愛を裏切られたヒロインは、新しい命を授けたのが彼だという事実を隠し続けますが……。愛憎相半ばする恋人たちの物語をご堪能ください。
  • テキサスの恋 40 マルケス家の物語〈テキサスの恋〉シリーズ、最後の恋。ジェイコブズビルに舞い降りる、最高のクリスマス・ロマンス!

    グウェンはサンアントニオ警察に入ったばかり。直属の上司は、リック・マルケス――黒髪が魅力的な、オリーブ色の肌の男性だ。ある日、グウェンは事件現場でひどい失態を演じ、リックから厳しい叱責の言葉を浴びせられてしまう。彼女はひどく落ち込んだ。リックにとても惹かれていたから。彼はあんなにハンサムでも、女嫌いという噂は本当なのね……。そんなとき、グウェンは同僚の男性から一輪の薔薇を贈られる。するとリックは、彼女にますますつらく当たるようになり――
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • テキサスの恋 35 ヨーク家の物語

    「君は、まるで妖精だった……」
    18歳の夜に知った、初恋の甘いキス。幼いときから姉に振りまわされてきたアイヴィは、
    亡き父の遺産も姉に奪われ、困窮していた。
    そんな彼女の心の拠りどころは、親友のメリー。
    ある日メリーが兄と住む家に泊まったアイヴィは、
    真夜中のバスルームで、スチュアートと鉢合わせてしまう。
    アイヴィは彼が苦手だった。そばにいると胸が苦しくなるから。
    彼はアイヴィが姉と同じく奔放で遊び好きだと思いこみ、
    辛辣な態度で接してくるのだが、なぜかその夜は違った。
    不可解なまなざしでアイヴィを見つめ、突然、キスをしたのだ。
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ある九月の月曜日。ジェインは朝から災難続きだった。セクシーな夢を見て寝坊し、出勤途中には大雨に遭った。憂鬱な気分に、さらに追い打ちをかけたのは、勤め先の宝石販売会社が何者かに乗っ取られるという噂だった。両親を亡くし、弟と妹を大学に通わせるために働く彼女は、リストラに遭うことを憂えて、冗談半分に同僚に言った。億万長者と結婚して別れる際に慰謝料をもらえたら、と。偶然その言葉を聞いた町の名士のエリックは、内心、小躍りした。彼女こそぼくが求めていた女性だ!これで、祖父が残した遺産相続の条件は満たされる!一人の女性だけに永遠の愛など誓えないプレイボーイと、家族を守るためにお金が必要な、恋におくてな女性。利害が一致したとき、ふたりの狂想曲が始まった。
  • きっと幸せになれると信じていたのに。ラニは母の故国ラヒリの王の求婚を受け、王妃となった。貧しい村娘に訪れた幸運を、周囲の誰もが羨んだが、冷酷な王がラニを愛する日はこなかった。ラニは孤独に耐え、王妃の役割を演じ続けた……。5年後、国王が急死し、葬儀のため王の弟アルン・ジャヒールが帰国した。ラヒリの法律に従い、世界的に有名なこの魅惑のプレイーボーイと、ラニは結婚することになる。アルン・ジャヒールに見つめられた瞬間、ラニの体を今まで感じたこともない熱い渇望が駆け巡った。■ジェニファー・ルイスのロイヤル3部作〈王宮のスキャンダル〉――3人のプリンスたちが波瀾を乗り越え、真実の愛をつかみとる情熱の物語です。
  • デイジーは、初恋の男性で今は有名な実業家ジャスティスと再会した。事故で記憶の一部を失った彼はデイジーを覚えてはいなかったが、二人は情熱を分かち合った。その直後、ジャスティスは記憶を取り戻し、彼女を責め立てた。「君のせいで、僕の人生はめちゃくちゃになった!」あの夏、二人は惹かれ合い一線を越えた――それは厳格な彼女の両親の知るところとなり、ジャスティスは進学の夢もあきらめ、町を追われたのだった。真実を知ったデイジーは罪悪感に苛まれ、逃げるように部屋を出た。彼とはけっして結ばれない運命なのね。しかし、1年半後……。■恋しさのあまり、冷たくあしらわれるのを覚悟でジャスティスに会いに行ったデイジー。娘が生まれた事実を彼に告げると……?! とびきりホットなクリスマス・ストーリーをお楽しみください。大御所、デイ・ラクレアの筆が冴えます!
  • 夢だったフラワーショップを独力で開業したレベッカは、店で忙しく立ち働きながら、温かな気持ちに包まれていた。花に囲まれていれば安全だ。つい数日前、第1発見者となってしまった殺人現場の様相も、何もかも忘れることができる。そんなひとときの安らぎは、ロブと名乗る男によって破られた。店まで訪ねてきた彼は、笑顔1つ見せないまま、執拗に殺人事件について質問し、尾行まで始めた。私を容疑者扱いしているんだわ!レベッカは怒りに震えた。■眼光鋭い男たちが捜査のさなかに恋の事件を巻き起こす!? 『華麗なる紳士たち:最後の独身貴族』2話目の本作は、セクシーな探偵ロブが主人公。冒頭のニュース速報もお見逃しなく!
  • 式の直前になって花婿に逃げられたケイシーは、純白のウエディングドレスのまま教会を飛び出し、かつての親友が住む場所めざして車を走らせた。ところが、激しい雨が道にぬかるみを作り、途中で車が止まってしまった。そこを助けてくれたのが、親友の兄である初恋の男性ジェイクだった。結婚がだめになり、こういう状況になったのもなにかの運命だ。ケイシーは意を決して、ジェイクに迫って拒絶された五年前の夜を再現しようと試みた。ジェイクの部屋で一糸まとわぬ姿になり、ベッドの中で彼を待つ。ただ、あのときと違うのは、ケイシーは十代の“子供”ではないということだ。思いは今も変わっていない。これはチャンスなのかも。「わたしを抱いて、ジェイク……今すぐに」
  • シリーズ7冊
    660(税込)

    この3年間、キャスリーンに心休まる日はなかった。マフィアから大金をだましとり行方をくらました夫ロブのせいで、何も知らないにもかかわらず、金のありかを求める悪漢たちに追われつづける日々なのだ。かつては愛し、すべてをささげた男性。だが今は、この世でもっとも憎い男性。2度と顔を見ることはないだろう。いや、絶対に会いたくない。ふいに、物思いから覚めたキャスリーンは凍りついた。向こうがわの車の運転席に座っているのは――ロブだ!彼は冷たいまなざしでこちらを見すえ、ゆっくりと……。■2度のRITA賞受賞の栄誉に輝くゲイル・ウィルソンのミニシリーズ『孤高の鷲』。正義に燃える元CIAのエリートたちが紡ぐ大人のラブストーリーです。
  • 遙か遠いアラビアの王国ジュダール。そんなお伽噺みたいな国の皇太子(シーク)が、しがない通訳の私を誘うなんて。カルメンは夜ごとファルークの漆黒の瞳に見つめられ、肌のエキゾチックな香りに包まれ、悦びの極みに溺れる。いつしか心まで奪われた時、カルメンに一つの恐るべき秘密がもたらされ、夢の千夜一夜物語は突如終わりを告げる……。■本書は、2009年7月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • ■いまわしい思い出の地で、彼は真実の愛にめぐり合った。■レイフは生まれ故郷のテキサスに向かっていた。もう二度と戻ることはないと思っていた、いやな思い出ばかりの地。だが、ダンが助けを求めている。何があったのかわからないが、親友を見捨てるわけにはいかない。十四歳で、暴力的な父親のもとを飛び出し、ダンの父親の経営する牧場で暮らしたレイフにとって、ダンは唯一の親友だった。そしてダンの妹、マンディ……。あのころ、マンディは彼に恋していることを隠そうともしなかった。その恋心が彼を十二年間も故郷から追いやることになったのだが……。でも、もうマンディもおれのことなど忘れているだろう。おれはダンを助けることだけに集中していればいいんだ。そう考えていたレイフをテキサスで待ち受けていたのは、ダンの失踪の知らせと、美しく成長したマンディだった。
  • ■彼が許すまで仕え続けろですって?そんなの横暴すぎるわ!■わがままな母と妹を養う義務からやっと解放され、アリーは休暇をとってカラメールへやってきた。ある日、海で泳いでいるうちに流されて溺れてしまい、魅力的だが傲慢な男性に助けられる。なんと彼はこの国の大公、ローヌ・ド・マリーニだった。恐縮するアリーに、彼は自分のために働いてくれと頼む。また何かに縛られるのは気が進まないが、命の恩人、しかも君主の望みとあっては断るわけにもいかない。アリーはしぶしぶ仕事を引き受けたけれど、率直で飾らない彼女と、伝統を重んじるローヌは顔を合わせるたびに衝突してばかりだ。ついに怒りのあまりアリーは、彼に平手打ちを食らわせてしまう。その罰として、ローヌはあることを命じた。
  • 巨額の財を築いた富豪――その素顔は、神に力を与えられし一族の長。超弩級ファンタジーシリーズ、開幕!

    生まれつき数字にまつわる事柄を予知できてしまうせいで、母親にも疎まれ不幸な幼少期を送ったローナ。今はカジノを転々として稼ぎ生計を立てているが、ある日、高級カジノ・ホテルを経営する富豪ダンテに詐欺の疑いで捕らわれてしまう。彼はローナの能力を即座に見抜き、あろうことか彼女の心を読もうとし始めた。この男はいったい何者――? 得体の知れぬ力を前になす術もないローナだが……。
    *本書は、ハーレクイン・スポットライト・プラスから既に配信されている作品のmirabooks版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 病室で意識を取り戻したブリーは、目の前にたたずむ人物を見て呆然とした――マイケル!2カ月前、ブリーは富裕な実業家の彼にひと目で惹かれ、純潔を捧げた。それが罠とも知らず。彼はブリーを財産目当てに弟に近づく悪女と疑い、言葉巧みにベッドに誘いこんだあと、あっさり捨てたのだった。妊娠に気づいた彼女に結婚を申し込んだのはマイケルの弟ウィルだった。その彼が不慮の事故で息を引き取る間際、兄に言い残したという。“身重の妻を頼む”と。まさかこんな形でマイケルと再会するなんて。絶対に悟られてはならない……お腹の子の父親は彼だと。

    ■USAトゥデイのベストセラー作家アン・メイジャーがドラマチックに描く、秘密の命の物語。冷酷な億万長者に無垢な愛を裏切られたヒロインは、新しい命を授けたのが彼だという事実を隠し続けますが……。情熱的な恋人たちの世界をご堪能ください。
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • マディは、恩師を見舞うため6年ぶりに故郷に帰った。かつて狂おしいほど愛した、コールの子を連れて。名家の御曹司コールと結ばれることは、かなわぬ夢だった。あの日――急な事情で町を飛び出したマディは、やがて妊娠に気づき、コールに手紙を書いた。だが、返事はこなかったのだ。マディが帰ってきた。ぼくを捨て、母親の情夫とともに姿を消した恋人が。コールの胸に喜びと憎しみが交錯した。清純なふりをした淫らな娘をまだ忘れられないとは、どうかしている!我知らず足は、昔二人が秘密の逢瀬を重ねた淵へと向かう。そこには先客がいた。マディ! 懐かしい菫色の瞳は、悲しげに彼を見た。

    ■名作を厳選してお届けする人気シリーズ、HQセレクトは、ハーレクイン日本上陸40周年となる今年、記念すべき600作目を迎えることができました。皆さまのご愛読に心より感謝いたします。秘密と誤解と嘘で引き裂かれた二人は……? 劇的シークレットベビー物語!
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 玄関のドアを開けてファルークの姿を目にした瞬間、すさまじいショックに襲われ、カルメンは凍りついた。ファルークは中東ジュダール国のプリンスで、1年半前に仕事を通じて出会い、すぐさま惹かれ合った。そこで二人は将来の約束をしないという合意のもと、3カ月という期間限定の恋人同士になったのだった。だがカルメンは約束の時を待たずして、ファルークのもとを去った。職を変えて転居までしたのに、見つかるなんて……。まさか彼は知ってしまったの? 私がなぜ去ったかを。うろたえるカルメンに、ファルークは冷たい声で言い放った。「ぼくの娘に会わせてもらいたい」

    ■2009年、イマージュとディザイアの二本立てで日本デビューを飾ったオリヴィア・ゲイツ。シーク・ロマンス全盛の当時、大型新人現る――! とファンの間で話題をさらいました。エジプト人作家による、エキゾチックなシークレットベビー・ロマンスです。
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ6冊
    660(税込)
    著者名:
    オリヴィア・ゲイツ
    翻訳者名:
    藤倉詩音
    レーベル: ハーレクイン

    最高の出会いだと思った出来事は、炎にうぶな蛾が飛びこんだだけのこと。

    壮麗な屋敷のパーティに出席したエリーは、舞踏室に入るやいなや、背の高い黒髪の男性に目が釘づけになった。飢えた豹さながらの強烈で危険なオーラ。「きみがほしくてたまらないよ、ぼくの女神」甘い囁きと炎のように熱いキスにいざなわれ、エリーは初めて愛の喜びを知った。彼の名は、ラファエル・サラザール。有名な億万長者の実業家だが、その過去は謎に包まれていた。そんな彼に身も心も奪われ、やがて彼の子を身ごもったエリー。だが、彼女は知る由もなかった――ラファエルが父への憎悪に燃え、彼女を復讐の道具にするつもりだとは……。

    ■ドラマチックで濃密な愛の世界を描いて大人気、O・ゲイツの4部作がスタート! 幼いころ囚われた邪悪な組織を逃げだし、その天才的頭脳を武器に億万長者となった男たちの愛と復讐の物語です。第2話のヒーローはライデン。舞台はなんと日本です。
  • ●『恋はハプニング』(エリザベス・ベヴァリー著)州知事の娘レイニーは、今日もパーティで愛想を振りまいていた。つねに衆目を集める彼女の記事が、新聞を飾らない日はない。ふと会場を離れ、一人テラスへ出たレイニーは、そこに憧れの人、マイルズがいることに気づいた。なんてラッキーなの!そのとき、瞬く閃光が二人を包んだ。

    ●『ボディガードの誘惑』(マーナ・マッケンジー著)玄関のドアを開けた瞬間、ナタリーは凍りついた。大柄で危険な雰囲気の男性が、ドア口をふさぐように立っている。殺人事件の重要証人である彼女に護衛がつくことは聞いていた。でも、まさかこの人じゃないわよね?不敵な笑みを浮かべて彼は言った。「ぼくはきみを守るために雇われた」
  • 純潔を捧げ、子を宿した相手。彼は政略結婚を控えたシークだった。

    略奪された乙女が君主と燃えるような恋に落ちた――そんな伝説が残る国、ザヒールの領事館でのパーティに出席したサラは、そこで中世の戦士を思わせる風貌の男性、ゲイブと出会う。漆黒の髪、シャープな鼻、頬を横切る傷痕。運命的に惹かれあう力を感じ、サラはその夜、彼に純潔を捧げる。翌朝目覚めたときゲイブの姿はなく、薔薇の花束だけが届けられた。これが別れの挨拶なのね。しかし妊娠がわかると、彼は突然訪ねてきた。「僕はザヒール国の次期シークだ。きみと結婚したいと思っている」彼も私を愛しているの? だが、続いて知った事実にサラは愕然とした。ゲイブには富豪の娘と政略結婚するさだめがあるというのだ!

    ■大好評を博した5部作〈ギリシアの恋人〉のフィオナ・ブランドが贈る最新作です。サラはゲイブを愛し、信じたいと思うのですが、メディアで騒がれる彼の婚約者と元妻の影に不安を抱き……。“次期シーク”の重荷を背負う彼の愛は、はたして誰のもの?
  • ●『恋に落ちるまで』(スーザン・マレリー著)薄暗いバーは、ぎらぎらした目の男たちで込み合っていた。みんな、女性に声をかけるチャンスを狙っているのだ。内気で臆病なレイチェルには、途方もない冒険だった――たとえそれが、友人の別れ話に付き合わされたのだとしても。そんな彼女を目指し、一人の男が静かに近づいてきた。

    ●『妻を演じるとき』(エリザベス・ベヴァリー著)“幸せいっぱいの新婚の妻を演じること”それが、有能なFBI捜査官ブリジットに科せられた新たな任務だ。だが、彼女にしてはめずらしく、今回の任務には漠然とした不安を感じていた。“夫”のサムと対面した瞬間、彼女の不安は確信へと変わった。
  • どうしてこんなキスができるの?凍った心も、熱くとろけそう。■アイリス・スミス・オズバーン・ダラス・オールデンは、二十四歳にして三度結婚し、三度とも夫に先立たれてしまった。彼女は夫の死のたびに莫大な財産を手にしたが、周囲からは完全に悪女扱い。精神的な痛手はあまりにも大きかった。わたしは若い男性を死に追いやる、呪われた女なのかもしれない。アイリスはすっかり痩せ細り、心を閉ざしたまま故郷に帰ってきた。四度めの結婚など絶対にありえないわ。これ以上、犠牲者を出すことだけは避けなければ。しかしアイリスの思いをよそに、自ら四番めの夫にと願う男がいた。昔から彼女を見つめていた近所に住む牧場主、オースティンだ。オースティンはアイリスの奇妙な行動にふりまわされながらも、傷ついた心が癒されるように気を配り、無理に自分の心を押しつけようとはしなかった。男らしいオースティンの恋の挑戦に、アイリスはついに……。
  • 胸にしまった秘密が知れたら、彼との熱いひとときも終わる。

    “新生児のナニー、大至急求む”募集広告を見て、リーは息をのんだ。この赤ちゃんは……私の甥なのかしら?広告を出したのは、一大リゾートの経営者ワイアット・リチャードソン。離婚後もその財力と変わらぬセクシーさで女性たちを魅了する大富豪だが、実はリーは9カ月前、彼の娘を妊娠させたと10代の弟に告白されていた。もし甥なら、人生の第一歩を愛で包んでやりたい。育児経験もないまま採用面接を受けたリーは彼の魅力に圧倒されるが、運よく採用され、赤ん坊と対面した。この子は私の甥、間違いないわ!リーの胸は熱く満たされた。でも……赤ん坊の父親が私の弟だと知ったら、ワイアットは怒り狂うはず。秘密は絶対に守り通さなくては――私がもう彼に心奪われてしまったことも。■人気急上昇中、赤ちゃんが運ぶナニーと大富豪の恋物語をお楽しみください。セクシーな年上のプレイボーイの雇い主にひと目で心奪われたヒロインは、住み込みで甥のナニーを続けるために、2つの秘密を隠し続けます――自分の正体と、彼への秘めた恋心を。
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著者名:
    クレア・デラクロワ
    翻訳者名:
    すなみ翔
    レーベル: ハーレクイン

    十三世紀半ば、大モンゴルに草原を駆け抜ける黒い疾風と呼ばれる戦士がいた。その動きは風のように素早く、相手が気づかぬまに喉をかき切る。戦士の胸には大きな緋色の十字が刻まれていた。それこそは、はるか昔に失われたフランス王家の血の証。だが戦士はいまだ、自分の血を、背負った宿命を知らなかった。ある日、彼はペルシャ人の娘を町からさらってくる。口から真珠を生み出す魔女とも言われる娘だった。そして、運命の歯車は回りだした。
  • シャノンはサンドイッチを配達した先で、日に焼けたハンサムな男性トニーと出会った。彼からデートに誘われ、海辺の豪奢な邸宅で愛を交わした。夢のような数週間が過ぎたある日、彼が経済的な援助を申し出る。私はお金目当てでつきあっているわけじゃないのに……!あまりの屈辱に、シャノンはトニーの屋敷を飛び出した。ところが数日後、トニーに関する信じがたい報道が飛び込んできた。二人が写った写真の見出しに躍る、“プリンスの愛人”の文字。トニーは、サン・リナルドという国の王子アントニオだという。シャノンは事の真偽を確かめに、トニーを訪ねることにした。彼女が守るべき存在のために――。

    ■恋人のトニーが亡国の王子だった――! 幼いころクーデターで母を殺され、牢獄の虜囚となることを余儀なくされたトニーの過酷な運命を知ったシャノンは……。花のしとねで、花言葉をつぶやきながらの愛の告白にうっとりする、現代版シンデレラ・ストーリー。
    *本書は、初版ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 『捨てられた花嫁』―結婚式の当日、シャーンは花婿に捨てられた。ほかに愛する女性がいると知らされたのだ。残酷な別れの手紙を持参したのは、花婿の兄であるレイフ。偉大なるダンバーズ家の花嫁としてシャーンはふさわしくないと、最後まで主張していた男だ。さぞ満足に違いない。屈辱を噛みしめるシャーンに、レイフは信じられない言葉を告げた。「かわりに僕と結婚してくれないか」。
    『あどけない花嫁』―あふれる喜びにエリーは踊り出したいほどだった。今日はずっと愛していたリーとの結婚式。ついに夢がかなう!彼に愛されていないことは知っているけれど、ずっと一緒にいれば、気持ちも変わるはず。そこまで考えたとき、エリーは罪の意識に襲われた。いえ、あのことを知ったら、気持ちが変わるどころか、彼はわたしをうとましく思うようになるかもしれない…。
    『二度目の花嫁』―不動産会社に勤めるデイジーは、オフィスで引き合わされたクライアントに呆然とした。アレッシオ・レオパルディ!十七歳のとき、デイジーはアレッシオと出会った。ふたりはデイジーの妊娠をきっかけに結婚したが、数カ月後、流産したあとに破局を迎えたのだった。十三年ぶりに目の前に現れた元夫を見て、デイジーの胸は震えた。
    *現在、配信中の『捨てられた花嫁』、『二度目の花嫁』と同作品となります。
  • 「あのみっともない娘を妹と認めるわけにはいかない」十六歳のとき偶然聞いてしまった義兄デクランの言葉で、ペイジの心は深く傷つけられた。彼女はデクランを見返したい一心で美しくなる努力をした。また猛勉強を重ね、新進デザイナーとして華々しく活躍するまでになった。六年後、二人はパーティで再会した。美しく成長したペイジに、デクランは心底驚き、ペイジは甘美な勝利感を味わった。そしてパーティの間じゅう、彼に冷たい態度をとり続けた。デクランにはその理由がわかっていないようだった。かつて自分が言った言葉など、すっかり忘れているのだ。
  • シリーズ2冊
    660(税込)

    ずっと胸の奥で燃え続ける恋がある。
    かなわないとわかっていても。

    護衛隊長の父とともに宮殿で暮らし始めた12歳のときから、
    アビーはヴィンチェンツォ皇太子を兄のように慕い、憧れていた。
    けれど身分の違いは明らかで、彼はやがて近隣国の王女と結婚し、
    彼女は良き友人として密かな恋心を封印した。
    やがて28歳になり、アビーは胸に大きな秘密と不安と喜びを抱えていた。
    子宝に恵まれぬ皇太子夫妻の代理母として、彼の子を身ごもっているのだ。
    不幸にも、皇太子妃は先日、不慮の事故で亡くなってしまったが。
    ヴィンチェンツォを励ますためにも、元気な赤ちゃんを産まなければ!
    しかし、アビーが宮殿にいられるのは出産までという契約。
    愛する皇太子との別れが、刻一刻と近づいていた……。■大きな愛で読む人の心を潤す作家、R・ウインターズの最新2部作〈青き海のプリンスたち〉がスタート! 皇太子を想う気持ちは誰よりも深いのに隠し通さなければならない切なさ。皇太子の義母や姉から厳しい言葉を投げられ、心は今にも潰れてしまいそうで……。
  • 困窮する兄夫婦のために、マーニーは不本意ながらやむなく、イタリア人実業家である元夫、ガイに助けを請うことにした。4年前、彼女は妊娠を知らせるため駆けつけた先で夫の不貞を知り、言い訳しようとする彼を振りきって離婚を決めた。15歳も年上の夫には、汚れを知らぬ幼妻では不満だったのだろう。怒りと憎しみは消えないけれど、今、頼みの綱は彼だけだった。援助の見返りに何かほしいものはあるかとマーニーが訊くと、ガイは悪魔のように冷ややかで官能的な笑みを浮かべて言った。「きみがほしい。今この瞬間から、ぼくと一緒に暮らすんだ」
  • あなたと結婚したのは、
    愛するためじゃなかったのに……。

    シアは、緊張で手が震えるのを感じながらなんとか笑顔で言った。「半年間、私の夫になってもらえないかしら?」女性保護シェルター開設のため、多額の費用を必要としていたシアは、ホイーラー不動産の御曹司ルーカスに偽装結婚を持ちかけた。結婚すれば祖父の信託財産を受け取れるからだ。ルーカスはシアの申し出に驚いたようだが、結婚を承諾する。“肉体関係を持たない。半年後に離婚する”その二つが取り決めだった。ところが、偽装結婚を疑うシアの祖父が新居にメイドを送りこんできた!慌てたシアはその夜、ルーカスと同じ寝室で眠ることに。するとルーカスは、セクシーな笑みを浮かべて言った。「そのまま眠る? それとも、僕と歓びに満ちた一時を過ごすかい?」■気鋭の新人、キャット・キャントレルの新人発掘コンテスト優勝作をお届けします! お堅いシアが偽装結婚の相手に選んだのはプレイボーイのルーカスでしたが……。続く関連作では、ルーカスの兄マシューがヒーローとして登場します。お楽しみに。
  • お腹の子は、あの日愛を交わした証。
    それを、信じてもらえないなんて……。

    “陽性”を示す妊娠検査薬を見て、ステファニーは呆然とした。相手は、3カ月前にカリブの島で出会い、恋に落ちた男性デヴ――教養豊かでカリスマ性のある彼と自然に惹かれ合い、生涯忘れられない素晴らしい一夜をともにした。だが翌日、別れのメッセージを残し、彼は忽然と姿を消したのだった。父親を知らずに育った彼女は、わが子に同じ思いをさせたくなかった。あらゆる手を尽くし、ギリシアの地でようやく再会を果たすが、そこにいた彼は、まるでステファニーの知る彼ではなかった。彼女が愛した男の正体は、富豪一族の御曹司、ニコス・ヴァサロス。驚きも冷めやらぬなか、辛辣な言葉がステファニーの胸に突き刺さった。「金持ちと寝て妊娠するのが狙いだったのか?」■HQイマージュの代表的作家R・ウインターズの最新作。絶世の美男との出会いと別れは、ステファニーにとってまるで雷に打たれたような衝撃でした。やがて生まれくる小さな命、その子の父親との残酷な再会、そして名ばかりの結婚……劇的展開をお見逃しなく!
  • 来年の誕生日までには、豪邸に住んで、BMWを乗り回せる身分になるつもりよ。■愛や情熱より、大切なのはお金と安定だわ。裕福な男と恋をするのも、貧乏な男と恋をするのも同じこと。元モデルでフリーランスのライター、アイリッシュ・エリソンは、取材を口実に、テキサスの若き億万長者たちが集まるクラブを訪れた。本当の目的は、未来の夫探し。取材を終えるまでに、そのクラブにいる十人のハンサムな大金持ちの中から、一人を選ばなければならない。だが、とびきりの美男なのに大酒飲みだったり、うっとりするほど男っぽいのにゲイだったり、完全無欠の夫候補が見つからない。いや、たった一人、ひと目でアイリッシュの心をとらえた男がいる。全身から罪深いほどの魅力を発散させている。でも、ああ、その男カイル・ラトレッジは貧乏なのだ!
  • マディは、恩師を見舞うため6年ぶりに故郷に帰った。かつて狂おしいほど愛した、コールの子を連れて。名家の御曹司コールと結ばれることは、かなわぬ夢だった。ある事情で急に町を出ざるをえなくなったマディは、やがて妊娠に気づき、彼に手紙を書いた。だが、返事はこなかったのだ。マディが帰ってきた。ぼくを捨て、母親の情夫とともに姿を消した恋人が。コールの胸に喜びと憎しみが交錯した。清純なふりをした淫らな娘をまだ忘れられないとは、どうかしている!我知らず足は、昔二人が秘密の逢瀬を重ねた淵へと向かう。そこには先客がいた。マディ! 懐かしい菫色の瞳は、悲しげに彼を見た。
  • シリーズ2冊
    660(税込)

    中東の国ムニールの王女アリアは、兄に同行してアメリカに来て以来、つかの間でいいから、自由を味わってみたいと願うようになった。ある日、侍女と遠乗りに出かけ、侍女が落馬しそうになったところを牧場主のコード・ブラニガンが助けてくれた。王国のしきたりによれば、命を救われた者は恩人に捧げられることになっている。アリアは妙案を思いついた。侍女と入れ替わって逃げだそう。ベールをかぶっていれば、見破られることはないはずだ。数日後、コードが迎えに来ると、アリアは胸を高鳴らせて言った。「ご主人様、一生懸命お仕えいたします」■『テキサス・シーク:花嫁たち』の第二話をお届けします。家政婦としてコードのもとに赴いたアリア王女の奮闘ぶりがほほえましい作品です。来月は兄のレイフ王子が主人公です。
  • 田舎牧師の娘メアリーは、父を亡くし、まもなく家を出ていかなければならなかった。頼れる親戚も財産もない彼女は、村を出て働くしかない。暗い将来を思って不安になっていたとき、伯爵家の御曹子イアン・シンクレアが村に現れ、見目麗しい彼にメアリーは胸をときめかせた。放蕩者で高貴な彼に相手にされるはずもないけれど……。ところが、イアンは彼女の窮状を知るなり結婚を申し込み、メアリーは驚きながらも幸せな家庭を夢見て承諾した。イアンが父親への反発から、身分違いの彼女に求婚したとも知らずに。■いつか愛される日がくると信じて、イアンと結婚したメアリー。彼の思惑を知らず、よき妻になろうと努力する彼女の姿に胸を打たれます。1999年に刊行され、切なさで話題を呼んだ名作の復刻です。
  • 18歳のジュリーとテイトは熱々のカップルだった。大きな街に出てそれぞれの夢をかなえ、必ず結婚しよう――そう誓い合っていたのに、二人は悲しい誤解によって別れた。10年後、ジュリーは捨てたはずの故郷へ戻ることになる。秘かに産み育てた、愛しいテイトの娘のために。難病に冒された娘のドナーになれるのは彼ひとりなのだから、娘の存在は明かさぬまま、彼の協力を取りつけなくてはならない。万が一うまくいかなかったとき、残る手段はただひとつ。今もジュリーを憎んでいるであろう彼に、こう頼むのだ。きょうだい間の輸血のため、“あなたの子どもを産みたいの”と。■イマージュの実力派作家L・グッドナイトが久しぶりの登場です。隣人だったシャロン・サラの影響で作家の道を志したというのも納得の、胸が締めつけられるほど切ない感動作。罪の意識にかられながら体を重ねる二人の、愛と奇跡の物語です。
  • ベッカは友人たちと波止場のバーに来ていた。過去をなくし、故郷と言える場所も持たなかった彼女は何かに引き寄せられるようにこの地へたどりつき、暮らし始めた。あるいは、あの城の魔力が私を放さなかったのかもしれない……。ベッカは自分がなぜこれほど、丘の上に立つ不気味な城、とりわけ、そこに住む謎の男デイヴィッド・ブライスンに引きつけられるのか、わからなかった。ふいにバーの喧騒がいやになり、ひとり小雨の降る外へ出ると、そこには、物陰に隠れるようにして立つデイヴィッドがいた。ベッカがその怪人の手から逃れる道は、もはやなかった。■本作品は、主人公たちが5年の歳月と過酷な運命を乗り越えて結ばれる、ロマンティックな愛の物語となっています。
  • 玄関のドアを開けて、カルメンは息をのんだ。憎しみに満ちた目でファルークが自分を見下ろしていた! 1年半前、国際会議で砂漠の国の王子ファルークと出会い、恋に落ち、そして妊娠した。けれど身分違いの彼と結婚などあり得ない。カルメンは妊娠を隠して身をひいた。今、事情を知ったファルークは娘をひき取りに来たと言う。抵抗しても無駄だった。腕をとられ荒々しく唇を奪われると、体中から力が抜けていく。彼の圧倒的な魅力に抗える女などいるはずがないのだ。
  • 失恋のショックから立ち直るため――。最初はそんな軽い気持ちからだった。バーへお酒を飲みに行き、男たちとダンスをしたあと、アビーは最も面白みのない相手、隣人のレオとベッドをともにした。レオは日ごろの彼に似合わず、巧みな愛撫と情熱でアビーを翻弄し、二人はいつになく大胆に、尽きることのない欲望をぶつけあった。そして、アビーが妊娠を知ったのは、そのすぐあとだった。レオは責任感から結婚を迫り、アビーは子供のために受け入れた。急な結婚ののち、アビーはいつしか彼との幸せな家庭を夢に見始める。ところがレオはなぜか彼女を避け、触れようともしなくなった……。■ディザイアで、人気・実力ともに今注目の作家アン・メイジャー。広大なテキサスの大地に、自立したヒロインと屈強なヒーローが織りなす熱いロマンスを、どうぞお楽しみください。
  • 上司からくだされた辞令に、ホリーはすっかり気落ちしていた。上司の弟、ジェフが会社経営を手伝うことになったため、しばらくそのアシスタントを務めろと命じられたのだ。ジェフといえば、ものすごくハンサムで魅力的だけれど、牧場経営を好んで田舎に暮らす、風変わりな人。根っからシティ・ガールのホリーとは馬が合うはずもなく、実際働きはじめてからも、正反対の二人は衝突を繰り返した。そんなある日、話があると、ホリーは彼に呼び出される。何事かといぶかっていると、ジェフはとんでもないことを言い出した。「ぼくの妻になってくれないか、一年だけでいいから」■D-1427「午前零時にさめる夢」の関連作品をお届けします。ヒーローは、前作のヒーローの双子の弟、ジェフ。自由を愛する彼の恋物語を、どうぞお楽しみください。
  • なぜイタリア屈指の大富豪が、私にプロポーズを?ミーガンは、まだ信じられなかった。彼女はあるつらい出来事がきっかけで故郷のアメリカを捨て、イタリアでウエイトレスとして働き始めたばかりだった。ある日偶然来店した客アレッサンドロに乞われ、彼の私邸で給仕をしたのがきっかけで二人は急速に惹かれ合った。でもだからといって、出会ってから数日で結婚とは急すぎる。しかも、ミーガンにはアレッサンドロに話していない秘密があった。もし彼が本当の私を知ったらどう思うかしら?だが、アレッサンドロはミーガン以上に深刻な秘密を抱えていた……。
  • ソフィアは祖父の故郷ランダロン王国をめざして航海に出た。目的地を目前にしてヨットが座礁し、波にのまれかけているところを男性に助けられた。やっとの思いで浜辺にたどり着いたとき、辺りに漂う幻想的な霧にそそのかされるようにふたりは奔放に愛を交わしてしまう。やがて、霧が晴れるとともにソフィアの頭ははっきりしだした。普段なら赤の他人とこんなことは絶対にしないのに。ソフィアは霧と一緒にその場から消えてしまいたかった。しかし彼女の願いを踏みにじるかのように、男性が言った。「世継ぎを宿したかもしれない君を、行かせるわけにはいかない」■“シンデレラのような物語”――惨めなヒロインが、恋の力で人生を塗り替え大きな幸せを掴んでいく夢のある名作です。ランダロン王国のロイヤルロマンスもいよいよ完結。フランやキャシー、それぞれの夫と赤ちゃんも登場して大団円を迎えます。
  • デザイナーのタムジンはラグビーチームのユニフォームを手がけ、そのお披露目を兼ねた試合である男性に出くわして息をのんだ。アレハンドロ! 六年前、ラグビーの大スターだった彼に接近したが、愛を交わす寸前に彼は忘れ物をしたと言い、その後戻ってこなかった。悲しみに打ちひしがれたけれど、ようやくすべて忘れかけていたのに。だが次の瞬間、相手の目に浮かぶ憎悪に気づいて彼女は身を震わせた。アレハンドロは自分の人生を狂わせた女性を目にして驚愕した。まだ十八歳だったタムジンは、かつて僕を誘惑して罠に陥れ、未来を約束されていたラグビー人生を僕から完全に奪ったのだ。今、美しく成長した彼女に、今度は僕が復讐してやる。
  • 仕事から一時離れて故郷に戻ったシシィは、ローガン・クレイボーンと九年ぶりに顔をあわせた。クレイボーン家は、シシィの家の隣に屋敷を構える富豪一族。かつて弟とシシィが恋仲にあると疑ったローガンは、弟に身分違いの結婚をさせないためにとシシィを誘惑し、身も心も奪ったあとであっさり捨てたのだ。当時の怒りと悲しみがよみがえり、シシィは声すら出せないまま、相変わらず魅力的なローガンをただ見つめた。そのときローガンの目に欲望の陰を見てとり、シシィは悟った。長い年月が流れたいまも、二人の関係はまだ終わっていないのだと。
  • シリーズ3冊
    660(税込)
    著者名:
    リンダ・ハワード
    翻訳者名:
    氏家真智子
    レーベル: ハーレクイン

    「どうやら、きみには予知能力があるようだな」カジノ・ホテルの経営者はオフィスに連れてこられたローナに言った。ローナは生まれながらに備わった数字を先読みできる能力を使い、カジノを渡り歩いて日々の生活費を稼ぐ身の上だった。不正を働いているわけではないが、今回は儲けすぎたのかもしれない。警備主任に目をつけられ、経営者の前に突き出されてしまった。でも、ダンテと名乗るこの男は、とても普通とは思えなかった。即座に彼女の特殊な能力を見抜き、得体の知れない強烈なパワーで迫り、心の内を探ろうとする。ローナは逃げ出したい思いに駆られながら、必死に自分の心をガードしようとしていた。その男ダンテが、超能力を持つレイントリー一族の長だとも知らずに。★ベストセラー作家リンダ・ハワードが、ついにスポットライト・プラスに登場!三部作『光と闇の覇者』の一作目を飾ります。超能力を駆使して、千年にわたる宿敵アンサラ一族に挑むダンテ。新たな闘いの幕開けを告げる、人気作家の新作をお見逃しなく。★
  • 人付き合いが苦手で、派手な生活には縁のないジーナ。彼女はこのたび、絵本作家として名誉ある賞を受賞した。その記念にと行われたサイン会で、子供にまじって彼女のサインを求める男性がいた。彼の名はケイス・フォーチュン。有名な富豪一族の一人で、毎日のように新聞の社交欄をにぎわせている。ケイスはあろうことか、サイン会を終えたジーナをデートに誘った。なぜ彼のようなゴージャスな男性が、私を誘うの?警戒しつつも、ジーナはひそかな胸の高鳴りを無視できずにいた。もちろん、彼が残酷な計画を秘めていることなど知る由もなかった。
  • 父を亡くしたセリーナは、遺された会社を継ぐことになった。この小さな町では、刺激的な恋などきっと手に入らないだろう。だが生まれ育った町で、いつか小さな幸せを見つけてみせる。ある朝、セリーナは道に倒れている若い男性を発見した。顔に青痣はあるけれど――とびきりハンサムな男性だ!救急車で病院に運んだあと、町の警察官が同席する場で、男性はサム・ウォレスと名乗る。犯罪者かもしれない。そう主張する警察官の顔を見ながら、セリーナはぼんやりと考えていた。たしかに彼には何かがある。私の心をときめかせる危険な何かが。★新聞社を舞台にしたミニシリーズ『恋人たちのスキャンダル』が今月から始まります。セリーナは助けた男性のちぐはぐな行動に不審を抱きますが、彼は記憶を失っていたことを知り……。★
  • 少女時代からずっと、ダニーはカーターを愛しつづけてきた。初めてキスを交わしたのも肌を許したのも彼だけだ。ところがエリート軍人となった彼は危険な任地に赴いてばかり。報われないとわかっているのに片時も彼を忘れられない自分が、ダニーは心底うとましかった。このところ、近隣では不審火が続いている。こんなときこそ、たくましい彼がそばにいてくれれば……。恐怖に震えながら、戸外の点検に出たダニーは息をのんだ。一年以上も音信不通になっていたカーターが、そこにいた。気まぐれな男性を頼りにしてはだめ。だがその熱いまなざしを拒むには、心が弱くなりすぎていた。★愛する男性の気まぐれな情熱にとまどいながら、それでも一途に尽くすけなげなヒロインを、リンダ・ハワードの再来ともたたえられる実力派フィオナ・ブランドが巧みに描きます。★
  • シリーズ3冊
    660(税込)

    ホリーは3歳のとき、クリスマスイブに母親に捨てられ過酷な子供時代を過ごした。けれど、アルマーニのスーツを着こなすゴージャスなボスのコナーにひと目で恋におちた瞬間から、人生はきらきらと輝きだした。クリスマスイブ、会社のパーティに出席するためセクシーな深紅のドレスに着替えを済ませたホリーは、苦い離婚以来、女性を寄せつけなかったコナーの言葉にとまどった。「ホリー、きみは……すばらしい」ボスにエスコートされ、会場へ向かうホリーには想像もできなかった――便利な機械のような秘書にすぎない自分が数時間後、彼のオフィスで夢の時を過ごすことになろうとは。■憧れのボスと恋に臆病な秘書の、めくるめくイブ。ミニシリーズ〈ナイト家のスキャンダル〉は、華麗なる大富豪3兄弟のセンセーショナルな恋を、北米で人気急上昇中イヴォンヌ・リンゼイが描く3部作です。
  • シリーズ3冊
    550660(税込)
    著者名:
    キャサリン・マン
    翻訳者名:
    氏家真智子
    レーベル: ハーレクイン

    シャノンはサンドイッチを配達した店で日に焼けたとびきりハンサムな男性トニーと出会ってデートに誘われ、4カ月後、海辺の豪奢な邸宅で愛を交わした。夢のような数週間が過ぎたある日、トニーが彼女に経済的援助を申し出る。私はお金目当てでつきあっているわけじゃないわ!あまりの屈辱に、シャノンはトニーの家を飛び出した。ところが、数日経ってからトニーに関する信じ難い報道が……。シャノンと彼が写った写真の見出しに躍る、“プリンスの愛人”の文字。トニーは、サン・リナルドの王子アントニオだという。シャノンは事の真偽を確かめに、トニーを訪ねることにした。彼女が守るべき存在のために。■北米で人気急上昇、キャサリン・マンの3部作です。クーデターで王制がくつがえったヨーロッパの王国サン・リナルド。祖国を脱出したプリンスたちは身分を隠し、ひっそりと暮らしていましたが……。

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