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『海外文学、山岸真、1円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~18件目/全18件

  • 人新世とは、「人間の活動が地球環境に影響を及ぼし、それが明確な地質年代を構成していると考えられる時代」、すなわちまさに現代のことである。パンデミック、世界的な経済格差、人権問題、資源問題、そして環境破壊や気候変動問題……未来が破滅的に思えるときこそ、サイエンス・フィクションというツールの出番だ。本書に収められた短編10編とインタビューで、不透明な未来を見通し、それが社会や家族や個人にどんな影響を与えるか、そして希望をもたらすにはどうしたらよいか、グレッグ・イーガンを始めとする気鋭の作家たちが探ってゆく。/【目次】序文――人新世におけるサイエンス・フィクション=ジョナサン・ストラーン/シリコンバレーのドローン海賊=メグ・エリソン/エグザイル・パークのどん底暮らし=テイド・トンプソン/未来のある日、西部で=ダリル・グレゴリイ/クライシス・アクターズ=グレッグ・イーガン/潮のさすとき=サラ・ゲイリー/お月さまをきみに=ジャスティナ・ロブソン/菌の歌=陳楸帆(チェン・チウファン)/〈軍団(レギオン)〉=マルカ・オールダー/渡し守=サード・Z・フセイン/嵐のあと=ジェイムズ・ブラッドレー/資本主義よりも科学――キム・スタンリー・ロビンスンは希望が必須と考えている=ジェイムズ・ブラッドレー/謝辞=ジョナサン・ストラーン/解説=渡邊利道/編者紹介/訳者紹介
  • ソフトウェア・デザイナーのマリア・デルカは、思いもよらぬ申し出を受けた。天才的人工生命研究者ランバートが考えだした人工宇宙―オートヴァース内に、ひとつの惑星全体と、さらには高い知能をもつ生命体に進化する原始有機体を設計してくれというのだ。だが、地球にあるすべてのコンピュータの計算能力をあわせても、走らせることさえできないプログラムを作る目的とは……?
  • 記憶や人格などの情報をコンピュータに“ダウンロード”することが可能となった21世紀なかば、ソフトウェア化された意識、“コピー”になった富豪たちは、コンピュータが止まらないかぎり死なない存在として、世界を支配していた。その“コピー”たちに、たとえ宇宙が終わろうと永遠に存在しつづけられる方法があると提案する男が現われた……。
  • カリフォルニアの草原の古びた農家で、少年は四次元空間の視覚的イメージを研究する老科学者と出会った。四次元空間では立方体や球はどんなふうに見えると思う?そう問いかけられた少年には、実際に四次元空間が見えていた。もともと音楽好きの少年は、四次元空間へ音楽のメッセージを送るのだが…。ヒューゴー、ネビュラ両賞に輝く表題作など、人気作家ベアの多彩な魅力を伝える8篇を収録した日本版オリジナル短篇集。
  • イスラエルと聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。
    驚くなかれ、「イスラエルという国家は、本質的にサイエンス・フィクションの国」(「イスラエルSFの歴史について」)なのだ。
    豊穣なるイスラエルSFの世界へようこそ。

    エルサレムを死神が闊歩(かっぽ)したり(「エルサレムの死神」)、
    進化した巨大ネズミに大学生とぽんこつロボットが挑んだり(「シュテルン=ゲルラッハのネズミ)、
    テルアビブではUFOが降りてきてロバが話し出すこともある(「ろくでもない秋」)。
    あなたは、天の光が消えた空を見つめる少年(「星々の狩人」)や
    悩めるテレパス(「完璧な娘」)とも出逢うだろう。
    アレキサンドリア図書館(「アレキサンドリアを焼く」)に足を踏み入れ、
    無慈悲な神によって支配されている世界を覗くだろう(「信心者たち」)。

    未知なる星々のまばゆいばかりの輝きをあなたは目にする。
    その光はあなたの心を捉えて放さないはずだ――。
    ロバート・シルヴァーバーグによる序文、編者によるイスラエルSFの歴史をも含む、知られざるイスラエルSFの世界を一望の中に収める傑作集。

    【収録内容一覧】
    まえがき ロバート・シルヴァーバーグ
    「オレンジ畑の香り」(“The Smell of Orange Groves”)ラヴィ・ティドハー/小川隆 訳
    「スロー族」(“The Slows”)ガイル・ハエヴェン/山田順子 訳
    「アレキサンドリアを焼く」(“Burn Alexandria”)ケレン・ランズマン/山田順子 訳
    「完璧な娘」(“The Perfect Girl”)ガイ・ハソン/中村融 訳
    「星々の狩人」(“Hunter of Star”)ナヴァ・セメル/市田泉 訳
    「信心者たち」(“The Believers”)ニル・ヤニヴ/山岸真 訳
    「可能性世界」(“Possibilities”)エヤル・テレル/山岸真 訳
    「鏡」(“In the Mirror”)ロテム・バルヒン/安野玲 訳
    「シュテルン=ゲルラッハのネズミ」(“The Stern-Gerlach Mice”)モルデハイ・サソン/中村融 訳
    「夜の似合う場所」(“A Good Place for the Night”)サヴィヨン・リーブレヒト/安野玲 訳
    「エルサレムの死神」(“Death in Jerusalem”)エレナ・ゴメル/市田泉 訳
    「白いカーテン」(“White Curtain”)ペサハ(パヴェル)・エマヌエル/山岸 真 訳
    「男の夢」(“A Man’s Dream”)ヤエル・フルマン/市田泉 訳
    「二分早く」(“Two Minutes Too Early”)グル・ショムロン/山岸真 訳
    「ろくでもない秋」(“My Crappy Autumn”)ニタイ・ペレツ/植草昌実 訳
    「立ち去らなくては」(“They Had to Move”)シモン・アダフ/植草昌実 訳
    イスラエルSFの歴史 シェルドン・テイテルバウム&エマヌエル・ロテム
  • 重力が変化した世界で目覚めた主人公を待っていたものを描く表題作など全6篇収録。ハードSFの雄、イーガンの7年ぶり日本オリジナル短篇集! 解説収録/牧眞司
  • ※「ベンジャミンの治癒」と編者あとがきのみが収録されています。

    飼い猫のベンジャミンはぼくが16歳のときにたしかに死んだ。
    だが、ぐったりした彼を抱き締め生きている姿を思い描くとベンジャミンは甦った。
    それから30年が経ったが、ベンジャミンはぴんぴんしているし人間の言葉まで話すようになった。
    年を取らなくなった猫ベンジャミンと飼い主の深い絆をユーモアを交えて描いた傑作。
  • 今から2万年後。量子グラフ理論の研究者キャスの実験は、新たな時空を生み出してしまう──それから数百年後、人類は拡大し続ける新たな時空の脅威に直面し、人類の生存圏の譲渡派と防御派が対立していた。観測拠点〈リンドラー〉号にて譲渡派のチカヤは幼なじみのマリアマと再会し動揺する……解説収録/前野昌弘
  • はるかな未来、150万年のあいだ意思疎通を拒んでいた孤高世界から、融合世界に使者がやってきた。未知のDNA基盤の生命が存在する可能性があるという。その生命体を探しだそうと考えたラケシュは、友人とともに銀河系中心部をめざす! ……現代SF界最高の作家による究極のハードSF。 解説/板倉充洋
  • 夏休暇をすごすため、政府高官の息子ドローヴは港町パラークシを訪れ、宿屋の少女ブラウンアイズと念願の再会をはたす。粘流が到来し、戦争の影がしだいに町を覆いゆくなか、愛を深める少年と少女。だが壮大な機密計画がふたりを分かつ…少年の忘れえぬひと夏を描いた、SF史上屈指の青春恋愛小説、待望の完全新訳版。
  • 冬の再訪も近い不穏な時代、ハーディとチャームのふたりは出会う。そして、あり得ない殺人事件が発生する……。名作『ハローサマー、グッドバイ』の待望の続編。いますべての真相が語られる。
  • 脳に作用して究極の言語表現を可能にするインプラントTAPの使用者が死んだ。その事件に秘められた真相とは?変わりゆく世界、ほろ苦い新現実……世界最高のSF作家が贈る名作全10編。
  • 脳マッピング研究を応用したヴァーチャルリアリティ・システム、ゼンデギ。だが、そのシステム内エキストラたちは、あまりにも人間らしかった。妻を事故で亡くした上、余命を宣告されたマーティンは、幼い息子の成長を見守るためヴァーチャル・マーティンを作りあげるが……。科学の可能性と限界を探った意欲作
  • 二万年前に惑星コブナントに移住し、聖ベアトリスを信奉する社会を築いた人類の子孫たち。そこで微小生物の研究を始めた敬虔な信者マーティンが知った真実とは? ヒューゴー賞・ローカス賞を受賞した表題作、バックアップ用の宝石を頭のなかに持った人類の姿を描いた「ぼくになることを」ほか、遙かな未来世界や、仮想現実における人間の意志の可能性を描く作品までをテーマにしたヴァラエティにとむ全十一篇を収録
  • はるかな未来、150万年のあいだ意思疎通を拒んでいた孤高世界から、融合世界に住むラケシュのもとに、使者がやってきた。衝突事象によると思われる惑星の地殻の破片が発見され、未知のDNA基盤の生命が存在する可能性があるというのだ。その生命体を探しだそうと考えたラケシュは、友人パランザムとともに銀河系中心部をめざす! 周囲を岩に囲まれ、“白熱光”からの熱く肥沃な風が吹きこむ世界“スプリンター”の農場で働くロイ―彼女は、トンネルで出会った老人ザックから奇妙な地図を見せられ、思いもよらない提案をもちかけられるが…
  • 12歳の誕生日をすぎてまもなく、ぼくはいつもしあわせな気分でいるようになった…脳内の化学物質によって感情を左右されてしまうことの意味を探る表題作をはじめ、仮想ボールを使って量子サッカーに興ずる人々と未来社会を描く、ローカス賞受賞作「ボーダー・ガード」、事故に遭遇して脳だけが助かった夫を復活させようと妻が必死で努力する「適切な愛」など、全九篇を収録した日本版オリジナル短篇集。
  • 30世紀、人類のほとんどは肉体を捨て、人格や記憶をソフトウェア化して、ポリスと呼ばれるコンピュータ内の仮想現実都市で暮らしていた。ごく少数の人間だけが、ソフトウェア化を拒み、肉体人として地球上で暮らしている。“コニシ”ポリスでソフトウェアから生まれた孤児ヤチマの驚くべき冒険譚をはじめ、人類を襲う未曾有の危機や、人類がくわだてる壮大な宇宙進出計画“ディアスポラ”などを描いた、究極のハードSF。
  • 待望の第一子となるはずだった女の子を失った科学者夫婦が選択した行動とは!? 子どもへの“無償の愛”を量子論と絡めて描く表題作、星雲賞を受賞した数学SF「ルミナス」、アイデンティティ・テーマSFの傑作「ふたりの距離」他、論理を極限まで突き詰めた七篇を収録する、日本オリジナル短篇集。

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