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『海外文学、亜紀書房(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~17件目/全17件

  • シリーズ12冊
    1,7602,420(税込)
    著:
    チョン・セラン
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    痛くて、おかしくて、悲しくて、愛しい。

    50人のドラマが、あやとりのように絡まり合う。
    韓国文学をリードする若手作家による、めくるめく連作短編小説集。

    ものがたりの楽しさに満ちた、韓国小説の新シリーズ創刊!

    (訳者あとがきより)
    家族のように近い関係ではなく、すれ違う程度の人々、良き隣人たちの存在が社会においてどんなに重要かを著者は描きたかったのだろう。
    還暦を前にした母親である訳者にとっては、お嫁さんのけがに心を痛めるチェ・エソン、
    初の就職でダメージを受けた娘を思いやるイム・チャンボクの二人はまさに同僚、
    もう一歩進んで同志のように感じられたし、読む人の立場によってそれぞれに、
    忘れられない「人生の同僚」を見つけることができるだろう。
  • 「ジャンルの垣根を超えた傑作。
    ページをめくる手が止まらない」
    スティーヴン・キング 絶賛!

    ニューヨーク・タイムズ
    ベストセラー 1位

    1970 -80年代に米国・カリフォルニア州を震撼させた連続殺人・強姦事件。30年以上も未解決だった一連の事件の犯人「黄金州の殺人鬼」(ゴールデン・ステート・キラー)を追い、独自に調査を行った女性作家による渾身の捜査録。

    アメリカでベストセラーとなり、現在HBOがTVドキュメンタリー・シリーズを製作中の話題作。強盗、強姦、殺人を十年以上にわたって繰り返し、DNA鑑定の網をくぐって闇に消えていた犯人を、作家である著者が独自の捜査で追いつめていく手に汗握るノンフィクション。

    序文寄稿:ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』著者)

    ワシントンポスト、「エスクァイア」誌、Amazon.com、ニューヨーク公立図書館、 シカゴ公立図書館他で “2018年 ベストブック・オブ・ザ・イヤー”受賞!!

    本当に手に汗握る作品だ――「ピープル」誌
    息を呑む野心的で見事な筆致――「ニューヨークマガジン」誌

    読者が知るべきは、なぜこの本が特別なのかという理由だ。それは、この本が向き合っている二種類の強迫観念である。一つは光に溢れ、もう一つは闇の中にある。
    「黄金州の殺人鬼」は闇であり、ミシェル・マクナマラは光だ。
    気が滅入るほど邪悪。聡明かつ、断固とした決意。本書はこの二つの心理への旅路である。
    私は本書を愛してやまない。 ――スティーヴン・キング
  • 詩人、騎士、政治家、外交使節、流浪の食客……。
    ──ダンテとは、いったい何者だったのか?

    イタリアを代表する歴史家が、中世という激動の時代を生きたダンテの人生を徹底的に分析した一級評伝。

    ---------

    イタリア最大の詩人ダンテ。
    地獄篇、煉獄篇、天国篇の三部構成から成る叙事詩『神曲』は世界の文学史に燦然と輝く不滅の傑作だ。

    本書はイタリアを代表する歴史家が、フィレンツェに保存された文献を丹念に読み解き、これまで言及されてこなかったダンテの人生をつまびらかにしていく。

    ---------

    ──もし、あの日の朝、ダンテが騎士として出兵していたなら、彼の運命は変わっていただろうし、私たちもおそらく『神曲』という作品を持つことはなかっただろう。

     * * *

    中世という激動の時代の社会や文化を背景に、権力、金、戦争、復讐、家族、友情、そして愛の観点から初めて分析し、〈人間・ダンテ〉を浮かび上がらせた本格評伝。

    ---------

    【目次】
    1……聖バルナバの日
    2……ダンテと高貴さ
    3……カッチャグイーダとその他の人々
    4……ダンテ一族
    5……子供時代と隣人たち
    6……愛と友人
    7……教育
    8……結婚をめぐる謎
    9……ダンテと事業
    10……政治──豪族と平民
    11……政治──白派と黒派
    12……追放
    13……亡命者の家族
    14……資産の行方
    15……悪い仲間
    16……ヴェローナの謎
    17……改悛
    18……「他人の家の階段」
    19……ハインリッヒ七世
    20……他人のパン
    21……ラヴェンナ

    訳者あとがき
    索引
  • シリーズ2冊
    2,0902,420(税込)
    著:
    キム・エラン
    訳:
    古川綾子
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    韓国文学の新シリーズ〈キム・エランの本〉刊行スタート!

    《第一弾は、BTSのRMさんも愛読、韓国で17万部の大ベストセラー小説集》

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    タクシー運転手のヨンデは、車内で、中国語のテープを聴いている。
    数ヶ国語を話せた、死んだ妻が吹き込んでくれたものだ。

    何をしても長続きせず、「家族の恥」と周囲に疎まれ、三十六歳で逃げるように上京した彼は、中国の地方から出稼ぎに来ていた親切な女ミンファと出会い、結婚し、貧しいながらも肩を寄せ合うように暮らしていた。

    だが、やがて彼女はがんを患って……(「かの地に夜、ここに歌」)。


    裏切り。罪。喪失。悲しみ。
    韓国文学の旗手が贈る、哀切な8つの物語。

    ——この空の向こうに、幸せはきっとある。

    --------------------------------------

    【目次】
    ■日本の読者の皆さんへ

    ■そっちの夏はどう?
    ■虫
    ■水中のゴリアテ
    ■かの地に夜、ここに歌
    ■一日の軸
    ■キューティクル
    ■ホテル ネアックター
    ■三十歳

    ■あとがき
    ■訳者あとがき
  • シリーズ2冊
    2,2002,420(税込)
    著:
    チェ・ウニョン
    訳:
    古川綾子
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    〈大きな悲しみが、私を守ってくれる〉

    『ショウコの微笑』<a href= https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=949" >『わたしに無害なひと』</a>の気鋭のベストセラー作家、初の長編小説

    ----------------------

    夫の不倫で結婚生活に終止符を打ち、ソウルでの暮らしを清算した私は、九歳の夏休みに祖母と楽しい日々を過ごした思い出の地ヒリョンに向かう。

    絶縁状態にあった祖母と二十二年ぶりに思いがけなく再会を果たすと、それまで知ることのなかった家族の歴史が明らかになる……。

    家父長制に翻弄されながらも植民地支配や戦争という動乱の時代を生き抜いた曾祖母や祖母、そして母、私へとつながる、温かく強靱な女性たちの百年の物語。

    ----------------------

    日が昇る前に大切なあの人に伝えておきたいことがあった。
    明るくなったら、言えなくなりそうだから……。

    2021年〈書店員が選ぶ“今年の小説”〉、第29回大山文学賞受賞。

    ----------------------

    【目次】
    ■明るい夜
    ■あとがき
    ■日本の読者の皆さんへ
    ■訳者あとがき

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    「ものがたりを読む」ことの楽しさや喜びをお届けする新シリーズ〈ものがたりはやさし〉第1弾。
  • シリーズ6冊
    1,7601,980(税込)

    韓国文学の新シリーズ〈チョン・セランの本〉刊行開始!『フィフティ・ピープル』の若き旗手が放つ、奇想天外な物語。

    この学校には、何かがいる——
    養護教諭のアン・ウニョンが新しく赴任した私立M高校。この学校には原因不明の怪奇現象や不思議な出来事がつぎつぎとまき起こる。霊能力を持つ彼女はBB弾の銃とレインボーカラーの剣を手に、同僚の漢文教師ホン・インピョとさまざまな謎や邪悪なものたちに立ち向かう。はたしてM高校にはどんな秘密が隠されているのか……。
    斬新な想像力と心温まるストーリーで愛され続けるチョン・セランの魅力が凝縮した長編小説。

    「私はこの物語をただ快感のために書きました。一度くらい、そういうことがあってもいいんじゃないかと思いました。ですから、ここまで読んできて快感を感じられなかったとしたら、それは私の失敗ということになります。」(「あとがき」より)

    ドラマ化決定!
  • 〈女性作家たちの生涯から読み解く〉
    少女だけでなく、大人の読者も魅了してやまない三人の少女小説作家──オルコット、バーネット、モンゴメリ。

    栄光に包まれた彼女たちの道のりは、決して平坦なものではなかった。
    彼女たちが闘ったジェンダーの壁を、その作品と生涯から読み解く。

    ----------------------

    【目次】
    ■はじめに

    ■第1章 『若草物語』
    反抗の叫び──ルイザ・メイ・オルコット

    ■第2章 『小公子』『小公女』から『秘密の花園』へ
    野ブドウを摘んだ少女──フランシス・ホジソン・バーネット

    ■第3章 「アン」と「エミリー」
    光と闇のはざまで──ルーシー・モード・モンゴメリ

    ■註
    ■おわりに
    ■作家たちが生きた時代
    ■略年表
    ■主な参考図書
  • 《お金とか名誉とか才能とかではなく、すべては「やってみたい!」から始まる。》

    これからの月研究をリードする天文学者がつづる、宇宙、仕事、そして子育て……。
    好奇心にあふれ、好きなことに夢中になり、日々の仕事や生活に立ち向かう人たちへ贈る応援歌。

    ----------------------

    ■エイリアンは実在する?
    ■なぜ明け方に三日月は見られないの?
    ■月に住むならどこがお勧め?
    ■火星で水を探すには?
    ■「星の王子さま」は日没を見学するためにどこに椅子を置けばいい?
    ■なぜNASAは宇宙飛行士のためのBGMにBTSの「134340」を選んだ?……

    夜空を観るのがぐっと楽しくなる、話したくなる宇宙や星にまつわる話題が満載。

    ----------------------

    「天文学者って何をしてるんだろう?」
    宇宙研究の現場をわかりやすく紹介すると同時に、キャリアを築くことの難しさや働く母親の本音を織り交ぜた軽妙な文章で、本国韓国で幅広い読者に大きな共感を呼んだベストセラー。

    ----------------------

    【目次】
    プロローグ
    いったい何なのあれは? というようなことに夢中になっている人たち

    1.大学の非正規職 惑星科学者
    ■時間を飛んできたカッシーニ
    ■博士なんですね
    ■僕らだけのユニバース……宇宙の理解①
    ■『実録』バリエーション……宇宙の理解②
    ■詩的許容は許されない……宇宙の理解③
    ■Re:教授へ……宇宙の理解④

    2.理系人間です
    ■楽しんでください
    ■けしからん宇宙散策
    ■100%の流れ星
    ■最高の宇宙飛行士
    ■感情のふり幅
    ■地球は星じゃない
    ■観測日和
    ■インタビュー受けてもらえますか?
    ■蒼い点
    ■日が暮れるのを見にいくんだ

    3.プチ天文学授業
    ■宇宙とのランデヴー
    ■宇宙を愛する1万の方法
    ■空のどこかに
    ■受粉する旅行者
    ■広く知られている天文学史
    ■あまり知られていない天文学史

    4.私たちは皆、太陽系の人たち
    ■バイバイ、ゴリロン
    ■フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
    ■火星で会おう
    ■冥王星が消えた
    ■季節が過ぎる時間
    ■旅の音楽
    ■私たち、太陽系の人たち

    エピローグ
    訳者あとがき
  • 2,420(税込)
    訳編:
    茨木のり子
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    「いい詩は、その言語を使って生きる民族の、感情・理性のもっとも良きものの結晶化」

    詩的世界の多様さ、現実に根ざしつつ生み出された作品の面白さは、時代を超え、今もなお心に響く。
    豊潤で余韻に満ちた茨木のり子の名訳で贈る珠玉の詞華集。


    【解説】若松英輔さん、斎藤真理子さん

    ----------------------

    隣国の多彩な現代詩人十二人の、発想豊かな六十二篇を、日本を代表する詩人・茨木のり子が編み、翻訳した。

    刊行から三十余年。
    韓国文学の真髄ともいえる簡潔で奥行き深い言葉できざまれた詩的世界は、時代を超えて心に鮮烈に響く。

    ----------------------

    まったく一種のカンだけを頼りに、五十冊ぐらいの詩集のなかから選びとったものだが、みずから選んだ六十二篇の詩には深い愛着を覚える。
    訳す過程で、ハングルにはハングルの豊かさがあり、日本語には日本語の豊かさがあると痛感させられた。(「あとがき」より)
  • 1,980(税込)
    著:
    イリナ・グリゴレ
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    『雪国』を読んだ時「これだ」と思った。
    私がしゃべりたい言葉はこれだ。
    何か、何千年も探していたものを見つけた気がする。
    自分の身体に合う言葉を。

    --------------------------------------

    社会主義政権下のルーマニアに生まれたイリナ。
    祖父母との村での暮らしは民話の世界そのもので、町では父母が労働者として暮らす。

    川端康成『雪国』や中村勘三郎の歌舞伎などに魅せられ、留学生として来日。
    いまは人類学者として、弘前に暮らす。

    日々の暮らし、子どもの頃の出来事、映画の断片、詩、アート、人類学……。
    時間や場所、記憶や夢を行ったり来たりしながらつづる自伝的なエッセイ。


    《本書は、社会にうまく適応できない孤独な少女の記録であり、社会主義から資本主義へ移っていくルーマニアの家族三代にわたる現代史でもある》

    --------------------------------------

    五歳の娘は寝る前にダンテ『神曲』の地獄の話を聞いてこう言った。
    「でも、今は優しい地獄もある、好きなものを買えるし好きなものも食べられる」。
    彼女が資本主義の皮肉を五歳という年齢で口にしたことにびっくりした。
    ——本文より

    --------------------------------------

    【目次】
    ■生き物としての本 上
    ■生き物としての本 下
    ■人間の尊厳
    ■私の遺伝子の小さな物語 上
    ■私の遺伝子の小さな物語 下
    ■蛇苺
    ■家
    ■マザーツリー
    ■無関心ではない身体
    ■自転車に乗っていた女の子
    ■天道虫の赤ちゃんは天道を見ることができなかった 上
    ■天道虫の赤ちゃんは天道を見ることができなかった 下
    ■なんで日本に来たの?
    ■シーグラス
    ■ちあう、ちあう
    ■透明袋に入っていた金魚
    ■社会主義に奪われた暮らし
    ■トマトの汁が残した跡
    ■冬至
    ■リボンちゃんはじめて死んだ
    ■毎日の魚
    ■山菜の苦味
    ■優しい地獄 上
    ■優しい地獄 下
    ■パジャマでしかピカソは描けない
    ■紫式部

    ■あとがき
  • シリーズ3冊
    1,9802,090(税込)
    著:
    ヴァージニア・ウルフ
    編訳:
    西崎憲
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    〈 じつに、ウルフ的、もっとも、実験的。〉

    イマジズムの詩のような「青と緑」、姪のために書かれたファンタジー「乳母ラグトンのカーテン」、園を行き交う人たちの意識の流れを描いた「キュー植物園」、レズビアニズムを感じさせる「外から見たある女子学寮」など。

    短篇は一つ一つが小さな絵のよう。
    言葉によって、時間や意識や目の前に現れる事象を点描していく。
    21世紀になってますます評価が高まるウルフ短篇小説の珠玉のコレクション。
    ――ウルフは自在に表現世界を遊んでいる。


    ウルフの短篇小説が読者に伝えるものは緊密さや美や難解さだけではない。おそらくこれまでウルフになかったとされているものもここにはある。 たぶんユーモアが、そして浄福感が、そして生への力強い意志でさえもここにはあるかもしれない。(「解説 ヴァージニア・ウルフについて 」より)



    【目次】

    ■ラピンとラピノヴァ……Lappin and Lapinova
    ■青と緑……Blue & Green
    ■堅固な対象……Solid Objects
    ■乳母ラグトンのカーテン……Nurse Lugton's Curtain
    ■サーチライト……The Searchlight
    ■外から見たある女子学寮……A Woman's College from Outside
    ■同情……Sympathy
    ■ボンド通りのダロウェイ夫人……Mrs Dalloway in Bond Street
    ■幸福……Happiness
    ■憑かれた家……A Haunted House
    ■弦楽四重奏団……The String Quartet
    ■月曜日あるいは火曜日……Monday or Tuesday
    ■キュー植物園……Kew Gardens
    ■池の魅力……The Fascination of the Pool
    ■徴……The Symbol
    ■壁の染み……The Mark on the Wall
    ■水辺……The Watering Place
    ■ミス・Vの不思議な一件……The Mysterious Case of Miss V.
    ■書かれなかった長篇小説……An Unwritten Novel
    ■スケッチ
     ・電話……The Telephone
     ・ホルボーン陸橋……Holborn Viaduct
     ・イングランドの発育期……English Youth

    ■解説 ヴァージニア・ウルフについて——西崎憲
    ■年表


    ___________________

    《ブックスならんですわる》
    20世紀の初頭、繊細にしてオリジナルな小品をコツコツと書きためた作家たちがいます。前の時代に生まれた人たちですが、ふっと気づくと、私たちの隣に腰掛け、いっしょに前を見ています。
    やさしくて気高い横顔を眺めていると、自分も先にいくことができる、そんな気がします。いつも傍に置いて、1篇1篇を味わってみてください。

    ___________________
  • おとなは誰でもはじめは子どもだった――。
    《あなたの心の中に王子さまを取り戻そう。》

    職場や学校、恋愛、人間関係の悩みの中で消えてしまった「子どもの頃の自分」をもう一度見つけて、本当の幸せを手に入れるためのヒントが「星の王子さま」にはあふれている!


    星の王子さまのように……
    ■子どもの頃のものの見方で世界を見るためには?
    ■自分のことを大切にするためには?
    ■「急ぎのしごと」と「重要なしごと」を区別するためには?
    ■他人から理解されないことを受け入れるには?
    ■人生の新しいページをめくるためには?
    ■愛することを学ぶためには?


    おとなになった今こそ読み直したい、サン゠テグジュペリの不朽の名作。
    自分らしく生きるために大切な、目には見えない宝物が、そこにはきっと詰まっている。
  • 何かを偶然共有するというよりも、手を繫ぐようにして、私たちは同じものを持つ。
    言葉が違っても、国が違っても。――最果タヒ


    太宰治や宮沢賢治、茨木のり子、最果タヒ、崔実などの作品を手がける韓国の人気翻訳家が「日本の恋の歌」をめぐって綴る情感ゆたかなエッセイ。

    小野小町、紫式部、清少納言、伊勢、和泉式部……が詠んだ熱烈で芳潤な65首をモチーフに、二つの言語の間を行き来しながら日々の生活や仕事について描く。



    君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ
    그대 위하여 봄 들판으로 나가 어린 순 뜯네 나의 옷소매에는 눈송이 흩날리고

    〈百人一首や古今和歌集の三十一文字の世界を日本語と韓国語の両言語で併記〉


    千年の時と国境を超え、〈恋の歌〉が今もなお瑞々しく響く。
    韓国の人気翻訳家による65首の和歌をめぐる情感ゆたかなエッセイ。




    【目次】
    ■序文 二つの言語を行き来する旅
    ■一章 言の葉の森で
    ■二章 翻訳家の仕事場
    ■三章 孤独を応援します
    ■四章 悲しみではなく、愛

    ■日本の読者の皆さんへ
    ■訳者あとがき
  • 1,650(税込)

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー・リストに選出された、
    世界で大人気のマンガ家による、
    不思議で、愛おしくて、切ない、SFマンガの新境地!

    オール2色刷り!

    谷川俊太郎さん推薦!
    「無人の月の寂寥がホントで地球の賑わいがウソみたい」

    【あらすじ】

    「子どもの頃、警官になって月面で暮らすことが夢だったんだ」
    主人公は月のコロニーの安全を守る警察官。しかし、過疎化が進み、事件らしい事件はなにひとつ起こらない。最近の重大事件といえば、迷子の犬の捜索だ。やがて住人は、彼を残してつぎつぎと地球に戻っていき、あたりは月の静寂に包まれていく。
  • 渡辺由佳里主宰のブログ「洋書ファンクラブ」による「これを読まずして年は越せないで賞」の待望の書籍化。電子書籍先行発売。
    第一弾は「文芸小説篇」。
    権威ある文学賞などとは違って、受賞作の基準は文学的完成度より、とにかく面白いこと。英語学習者にもおすすめ。
    このあと「ヤング・アダルト篇」、「大衆小説篇」、「ファンタジー篇」、「ミステリー篇」を予定。


    【目次】
    ■ 21世紀イチオシ洋書(文芸小説篇)——渡辺由佳里
    ■ 洋書の読みやすさ(難易度)レベルについて

    ■ 2001年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Life of Pi Yann Martel

    ■ 2002年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Middlesex Jeffrey Eugenides
    When the Emperor Was Divine Julie Otsuka

    ■ 2003年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Oryx and Crake Margaret Atwood
    The Kite Runner Khaled Hosseini
    The Namesake Jhumpa Lahiri

    ■ 2004年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Gilead Marilynne Robinson
    My Sister’s Keeper Jodi Picoult

    ■ 2005年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Extremely Loud and Incredibly Close Jonathan Safran Foer
    Never Let Me Go Kazuo Ishiguro

    ■ 2006年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Mister Pip Lloyd Jones
    The Road Cormac McCarthy

    ■ 2007年はこれを読まなきゃ越せなかった
    The Brief Wondrous Life of Oscar Wao Junot Diaz
    The Reluctant Fundamentalist Mohsin Hamid

    ■ 2008年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Olive Kitteridge Elizabeth Strout
    The Forgotten Garden Kate Morton

    ■ 2009年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Let the Great World Spin Colum McCann
    The Little Stranger Sarah Waters
    Tunneling to the Center of the Earth Kevin Wilson

    ■ 2010年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Burning Bright Ron Rash
    Room Emma Donoghue

    ■ 2011年はこれを読まなきゃ越せなかった
    11/22/63 Stephen King
    The Tiger's Wife Téa Obreht

    ■ 2012年はこれを読まなきゃ越せなかった
    The Orphan Master's Son Adam Johnson
    Where'd You Go Bernadette Maria Semple

    ■ 2013年はこれを読まなきゃ越せなかった
    A Constellation of Vital Phenomena Anthony Marra
    The Narrow Road to the Deep North Richard Flanagan
    We Are All Completely Beside Ourselves Karen Joy Fowler

    ■ 2014年はこれを読まなきゃ越せなかった
    A Brief History of Seven Killings Marlon James
    Preparation for the Next Life Atticus Lish
    Station Eleven Emily St.John Mandel
    The Storied Life of A.J.Fikry Gabrielle Zevin

    ■ 2015年はこれを読まなきゃ越せなかった
    A Little Life Hanya Yanagihara
    Fates and Furies Lauren Groff
    His Bloody Project Graeme Macrae Burnet
    The Sympathizer Viet Thanh Nguyen
    The Tsar of Love and Techno Anthony Marra

    ■2016年はこれを読まなきゃ越せなかった
    A Gentleman in Moscow Amor Towles
    The Nix Nathan Hill
    They Were Like Family to Me Helen Maryles Shankman
    The Queen of the Night Alexander Chee

    ■ 2017年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Exit West Mohsin Hamid
    Less Andrew Sean Greer
    Lincoln in the Bardo George Saunders
    Sing, Unburied, Sing Jesmyn Ward

    ■ 2018年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Circe Madeline Miller
    Friday Black Nana Kwame Adjei-Brenyah
    Milkman Anna Burns
    There There Tommy Orange

    ■ 2019年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Ask Again, Yes Mary Beth Keane
    Girl, Woman, Other Bernardine Evaristo
    Nothing to See Here Kevin Wilson
    Trust Exercise Susan Choi

    ■ 2020年はこれを読まなきゃ越せなかった
    Hamnet Maggie O’Farrell
    Interior Chinatown Charles Yu
    Shuggie Bain Douglas Stuart
  • 老い、病、性のきらめき、言えなかった秘密、後戻りのできない人生の選択。
    「世界最高の短篇作家」による珠玉の10作品。



    人生には完璧な絶望も、澄みきった希望もない。
    パールマンの短篇集にちりばめられた無言の種は、あなたのなかで芽吹いて、やがてぞっとするほど優雅な花を咲かせるだろう。
    ――松家仁之(作家)


    愛おしさ、愚かしさ、優しさ、酷たらしさ、善意と悪意、救済と断罪etc.
    人間のすべてを知り尽くした作家、それがイーディス・パールマンだ。
    ――豊崎由美(書評家)


    なにかを諦める。苦く、みじめで哀しい一瞬――それらひとつひとつを柔らかい布で磨きあげ、息を呑むほど美しい宝石に変えてしまう。人生の粋を極めた短篇集。
    ――倉本さおり(書評家)



    本書は、原書Honeydewのうち『蜜のように甘く』(亜紀書房、2020年刊行)に未収録の10篇を訳出した日本オリジナル版です。



    【目次】
    ■ 介護生活
    ■ 救済
    ■ フィッシュウォーター
    ■ 金の白鳥
    ■ 行き止まり
    ■ 斧が忘れても木は忘れない
    ■ 静観
    ■ 花束
    ■ 坊や
    ■ 幸いなるハリー
  • 沈黙を抱える者たちの視線が交差し、気高い光を放つ。胸に刻まれたその残像が、今も消えない。 ——小川洋子さん推薦!

    戦争で夫を亡くし、足のケアサロンを営むペイジ。
    斜向かいに住む大学教師ボビーの密かな楽しみは、ペイジの生活の一部始終を観察することだった。

    ある日ボビーは、意を決し初めて店を訪れる。
    足を洗ってもらっているあいだに、ひとり語りを始め、忘れ得ぬ事故のことを打ち明けるボビー。
    悲惨な体験を通して、孤独な二人の心は結びつくのだが……(「初心」)。

    79歳の作家が贈る、全10篇の濃密な小説世界。

    「世界最高の短編作家」(ロンドン・タイムス)
    「現存する最高のアメリカ作家による、最高傑作集」(ボストン・グローブ紙)
    ——なんとまあ大袈裟な、と思う方は、是非とも本書を読んで確認していただきたい(古屋美登里)


    【目次】
    ・初心
    ・夢の子どもたち
    ・お城四号
    ・石
    ・従妹のジェイミー
    ・妖精パック
    ・打算
    ・帽子の手品
    ・幸福の子孫
    ・蜜のように甘く
    ・訳者あとがき

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