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『海外文学、その他(レーベルなし)(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全2215件

  • 99(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    菊池規悦
    レーベル: ――
    出版社: 西東社

    本書では、シェイクスピアの戯曲39作品のすべてにあらすじをつけ、人気の高い主要な作品には四コマ漫画や周辺情報を掲載しています。シェイクスピアをザックリと読みたい人にお勧めの一冊です。



    序章 シェイクスピア

    第1章 悲劇

    ロミオとジュリエット/ハムレット/リア王/オセロー/ジュリアス・シーザー/タイタス・アンドロニカス/アントニーとクレオパトラ/アテネのタイモン/コリオレイナス



    2章 史劇

    リチャード三世/ヘンリー六世・第一部/リチャード二世/ヘンリー四世・第一部/ヘンリー六世・第二部/ヘンリー六世・第三部/エドワード三世/ジョン王/ヘンリー四世・第二部/ヘンリー五世/ヘンリー八世



    第3章 喜劇

    ヴェニスの商人/夏の夜の夢/十二夜/お気に召すまま/から騒ぎ/じゃじゃ馬ならし/間違いの喜劇/ヴェローナの二紳士/恋の骨折り損/ウィンザーの陽気な女房たち



    第4章 問題劇&ロマンス劇

    尺には尺を/テンペスト/シンベリン/トロイラスクレシダ/冬物語/終わりよければすべてよし/ペリクリーズ/血縁の二公子



    <電子書籍について>

    ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。

    ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。

    ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。



    株式会社西東社/seitosha
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「いま、息をしている言葉で、もういちど古典を」という使命とともに2006年に創刊した光文社古典新訳文庫。「最良の未来を創り出すために」海外・国内で評価の高いノンフィクション・学術書籍を集めた光文社未来ライブラリー。両文庫の2024年1月刊行分までの全書目(紙のみ、電子書籍のみで入手可能な作品もあり)を紹介。
  • 孔子と弟子たちの言行録であり東洋思想の古典中の古典『論語』。本書では論語全文の「原文(白文)」、定番の「書き下し文」、作家・教育家としても著名な下村湖人による自然で格調高い「現代語訳」と「注釈」を各章ごとにまとめ、論語のエッセンスを湖人が物語として編んだ「論語物語」も合本。さらに和辻哲郎による孔子論『孔子』、孔子の高弟・子路の生涯を情感豊かに描いた中島敦の小説『弟子』も収録。一冊で論語のすべてがわかる必携書。
    ●目次
    【現代訳論語】下村湖人
    「論語」を読む人のために
    訳註その他について
    学而第一
    為政第二
    八佾第三
    里仁第四
    公冶長第五
    雍也第六
    述而第七
    泰伯第八
    子罕第九
    郷党第十
    先進第十一
    顔淵第十二
    子路第十三
    憲問第十四
    衛霊公第十五
    季氏第十六
    陽貨第十七
    微子第十八
    子張第十九
    尭曰第二十

    【論語物語】下村湖人
    序文
    改版序
    富める子貢
    瑚連
    伯牛疾あり
    志を言う
    子路の舌
    自らを限る者
    宰予の昼寝
    觚觚ならず
    申棖の欲
    大廟に入りて
    豚を贈られた孔子
    孝を問う
    楽長と孔子の眼
    犂牛の子
    異聞を探る
    天の木鐸
    磬を撃つ孔子
    竈に媚びよ
    匡の変
    司馬牛の悩み
    孔子と葉公
    渡場
    陳蔡の野
    病める孔子と子路
    一以て貫く
    行蔵の弁
    永遠に流るるもの
    泰山に立ちて

    【弟子】中島敦

    【孔子】和辻哲郎

    再版序
    一 人類の教師
    二 人類の教師の伝記
    三 『論語』の原典批判
    四 孔子の伝記および語録の特徴
    付録 武内博士の『論語之研究』
  • 853(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    作:
    ルイス・キャロル
    訳:
    高杉一郎
    装画:
    北澤平祐
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』が1冊に!

    楽しくて不思議なふたつのアリスの物語を
    60点を超える、イメージ豊かな北澤平祐の挿絵とともにお届けします。

    <中学生以上の漢字にルビつき>
  • 世界的ゲームが世界的作家の手で、甦る!

    地下の墓所で死んでいたはずの男が、暗闇の中目を覚まし次第に感覚を取り戻していく。男は名前を含め記憶のほとんどを失っていた。周囲の状況からすると埋葬者たちは男の復活を予期し、この場に閉じ込めておこうとしたが予期せぬ墓荒らしが入ったために期せずして封印が解かれたようだ。
    目の前に転がっている墓荒らしの死体が不意に動き出し男に襲い掛かかる。男は自分が魔術の使い手であることを思い出し、手のひらから放った魔法の光で墓荒らしを倒す。すると男の頭の中に墓荒らしの生前の記憶が流れ込んできた。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    1964年に翻訳出版されてから、ずっと愛され続けてきた「ムーミン」の物語。大人気のキャラクター「ムーミン」は、9巻の物語が原典となっており、今なお人を惹きつけてやみません。大きな魅力のひとつは、キャラクターたちが発する、真実を突く言葉にあります。スナフキンの名言を抜き出して、美しいヤンソンの絵と共に、ぎゅっとまとめた1冊です。

    ●著者紹介
    トーベ・ヤンソン 作・絵
    画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国家文学賞受賞。おもな作品に「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)のほか、『少女ソフィアの夏』『彫刻家の娘』などがある。2001年6月逝去。
  • 狂気じみたハッター家の当主の死体がニューヨークの港から発見され、その後一族の中で次々と奇怪な惨劇が起こる。サム警視の依頼を受け、ドルリイ・レーンはその恐るべき完全犯罪の意外きわまる真相を解き明かそうとするが……犯罪の異常性、用意周到な伏線、明晰な推理。本格ミステリ不朽の名作、新訳決定版!
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    特集1「世界はマッチングで廻っている」桜庭一樹×斜線堂有紀、木下龍也×俵万智・対談:安堂ホセ×鳥飼茜/特集2 ガザの言葉(仮)/創作:山下澄人、向坂くじら、早助よう子、小川哲

    ◎創作
    向坂くじら「いなくなくならなくならないで」
    高校時代に死んだはずの親友・朝日。時子はずっと会いたかった彼女からの電話に驚喜 するが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。才あふれる詩人、注目の初小説!

    山下澄人「わたしハ強ク・歌ウ」
    ママが書いたノート。パパが残した数冊の本。ママのパパが書いた紙の切れ端。それらをつか ってわたしはこれを書いた。野蛮にして異次元の〝自由〟へ――山下澄人の新たな地平。

    早助よう子「天一坊婚々譚」
    「ひとつ花嫁のエキスパートになってやりましょう」。山育ちの十四歳の私は、先生も生徒も おかしな人ばかりの都会の花嫁学校で、クラスメイトに思いを寄せてしまい――。



    【緊急企画 ガザへの言葉 #CeasefireNOW】
    ◎特別掲載
    アダニーヤ・シブリー 田浪亜央江 訳「かつて怪物はとても親切だった」

    ◎エッセイ
    村田沙耶香「いかり」
    町屋良平「私の虐殺」
    滝口悠生「隔たりと連絡」
    小山田浩子「私のプラカード」
    大田ステファニー歓人「生きるために」

    【特集1 世界はマッチングで回っている】
    ◎対談
    鳥飼茜×安堂ホセ「さらす、隠す、しれっと消える」

    ◎共作
    桜庭一樹×斜線堂有紀「かわいそうに、魂が小さいね/その春に用がある」
    俵万智×木下龍也「キングと天使」

    ◎創作
    遠野遥「AU」
    山下紘加「わたしは、」
    紗倉まな「やっぱりなしでもいいですか」
    樋口恭介「あなたがYouなら私はI、そうでないなら何もない」

    ◎エッセイ
    冬野梅子「自虐サ終のお知らせ」
    水上文「想定されもしないマッチング、あるいはクィアな未来について」

    ◎論考
    瀬戸夏子「超資本主義社会における恋愛至上主義について」

    ◎特別企画
    花田菜々子+福尾匠+葉山莉子+あわいゆき「回り続ける世界のためのマッチングブックガイド」



    【特集2 さよなら渋谷区千駄ヶ谷2-32-2】
    ◎エッセイ
    山田詠美「トウキョウに上京して」
    長野まゆみ「ある晴れた日」
    中原昌也「カレー、カンヅメ、本と映画の記憶は忘却の彼方に」
    武田砂鉄「ベストタイミング」

    ◎企画 2月14日、移転を聞きつけて、千駄ヶ谷散歩へ
    星野智幸「幽霊はどこにいる?」
    青山七恵「格子の向こう側」
    宇佐見りん「あの日のABC」
    柴崎友香「東京の真ん中の、なんでもない、名づけようのない場所」



    【モノコン2023文藝×monogatary.com】
    ◎選考経過

    ◎有手窓 大賞受賞作「白山通り炎上の件」受賞の言葉

    ◎選評
    金原ひとみ「巣鴨のOGになりたすぎる件について」



    【特別寄稿】
    佐藤究「F-104との邂逅『幽玄F』もう一つのエピローグ」



    【短篇】
    小川哲「啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで」



    【連載】
    島本理生+岩崎渉 「トランス」 【最終回】
    絲山秋子「細長い場所」【第5回】夜明けの斜面
    皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図Ⅱ」【第3回】
    町田康「ギケイキ」【第44回】
    この装幀がすごい!【第13回】ゲスト 布施琳太郎/川名潤・佐藤亜沙美
    山本貴光「文芸的事象クロニクル」2023年12月~2024年2月

    【季評】
    文芸季評 水上文「たったひとり、私だけの部屋で つながりと文学」2023年12月~2024年2月



    【書評】
    高橋源一郎『DJヒロヒト』【評】町屋良平
    町屋良平『生きる演技』【評】鳥羽和久
    九段理江『しをかくうま』【評】山口未花子
    いとうせいこう『東北モノローグ』【評】瀬尾夏美
    千木良悠子『はじめての橋本治論』【評】中村香住
    ボリス・グロイス編 乗松亨平監訳 上田洋子/平松潤奈/小俣智史訳『ロシア宇宙主義』【評】木澤佐登志



    文藝チャレンジ 読者投稿企画、はじめます。
    第62回文藝賞応募規定
    著者一覧
  • 1,980(税込)
    著者:
    宋恵媛
    著者:
    望月優大
    撮影:
    田川基成
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    〈密航〉は危険な言葉、残忍な言葉だ。だからこれほど丁寧に、大事に、すみずみまで心を砕いて本にする人たちがいる。書き残してくれて、保存してくれて、調べてくれて本当にありがとう。100年を超えるこのリレーのアンカーは、読む私たちだ。心からお薦めする。
    ――斎藤真理子さん(翻訳者)

    本書を通して、「日本人である」ということの複雑さ、曖昧さ、寄る辺のなさを、多くの「日本人」の読者に知ってほしいと切に願います。
    ――ドミニク・チェンさん(早稲田大学文学学術院教授)

    【本書の内容】
    1946年夏。朝鮮から日本へ、
    男は「密航」で海を渡った。
    日本人から朝鮮人へ、
    女は裕福な家を捨てて男と結婚した。
    貧しい二人はやがて洗濯屋をはじめる。

    朝鮮と日本の間の海を合法的に渡ることがほぼ不可能だった時代。それでも生きていくために船に乗った人々の移動は「密航」と呼ばれた。

    1946年夏。一人の男が日本へ「密航」した。彼が生きた植民地期の朝鮮と日本、戦後の東京でつくった家族一人ひとりの人生をたどる。手がかりにしたのは、「その後」を知る子どもたちへのインタビューと、わずかに残された文書群。

    「きさまなんかにおれの気持がわかるもんか」

    「あなただってわたしの気持はわかりません。わたしは祖国をすてて、あなたをえらんだ女です。朝鮮人の妻として誇りをもって生きたいのです」

    植民地、警察、戦争、占領、移動、国籍、戸籍、収容、病、貧困、労働、福祉、ジェンダー、あるいは、誰かが「書くこと」と「書けること」について。

    この複雑な、だが決して例外的ではなかった五人の家族が、この国で生きてきた。

    蔚山(ウルサン)、釜山、山口、東京――
    ゆかりの土地を歩きながら、100年を超える歴史を丹念に描き出していく。ウェブマガジン『ニッポン複雑紀行』初の書籍化企画。

    【洗濯屋の家族】
    [父]尹紫遠 ユン ジャウォン
    1911‐64年。朝鮮・蔚山生まれ。植民地期に12歳で渡日し、戦後に「密航」で再渡日する。洗濯屋などの仕事をしながら、作家としての活動も続けた。1946-64年に日記を書いた。

    [母]大津登志子 おおつ としこ
    1924‐2014年。東京・千駄ヶ谷の裕福な家庭に生まれる。「満洲」で敗戦を迎えたのちに「引揚げ」を経験。その後、12歳年上の尹紫遠と結婚したことで「朝鮮人」となった。

    [長男]泰玄 テヒョン/たいげん
    1949年‐。東京生まれ。朝鮮学校、夜間中学、定時制高校、上智大学を経て、イギリス系の金融機関に勤めた。

    [長女]逸己 いつこ/イルギ
    1951年‐。東京生まれ。朝鮮学校、夜間中学、定時制高校を経て、20歳で長男を出産。産業ロボットの工場(こうば)で長く働いた。

    [次男]泰眞 テジン/たいしん
    1959‐2014年。東京生まれ。兄と同じく、上智大学卒業後に金融業界に就職。幼い頃から体が弱く、50代で亡くなった。
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    創作:長井短「存在よ!」王谷晶「蜜のながれ」/特集:バルクアップ! プロテイン文学/短篇:羽田圭介、滝口悠生

    ◎創作
    長井短「存在よ!」
    無名モデルのキヌは、ホラー映画の撮影で幽霊役のスタンドインをやることに。スタッフたちには「見えない存在」として雑に扱われる中、女の幽霊が見えるようになり……。人間と幽霊が存在を懸けて革命を起こす―抑圧を希望へ繫ぐシスターフッド小説!

    王谷晶「蜜のながれ」
    「強い男の話が、読んでみたいんです」―スランプに陥った芥川賞作家の堂島は、編集者の蓮来に、時代に逆行する「男」の物語を書くよう熱心に口説かれるが……。スキンシップなき社会で孤独を抱えた人間の魂の闇を暴き出す、衝撃の問題作!

    【バルクアップ! プロテイン文学】
    ◎対談
    伊藤亜紗×羽田圭介「ブレる心、裏切る筋肉」

    ◎創作
    円城塔「植物性ジャーキー事件」
    児玉雨子「跳べないならせめて立て」
    石田夏穂「ヘルスモニター」
    李龍徳「反男性」

    ◎特別企画
    平松洋子「身体と言葉を考える ブックガイド」

    ◎エッセイ 11月9日、体の声を聴くために、「瞑想」へ
    大前粟生「〝思考〟〝思考〟」
    永井玲衣「ほんとうにすしうまなんですよ」
    町屋良平「殺意の名は私」
    藤原麻里菜「仕事を休んだ日の暖かい太陽」
    八木詠美「ずっと上の空で過ごしている」

    【特別掲載】
    いとうせいこう「東北モノローグ 福島 a folklorist」

    【短篇】
    羽田圭介「バックミラー」
    滝口悠生「音楽」

    【連載最終回】
    山内マリコ「マリリン・トールド・ミー」
    古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」

    【連載】
    皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図Ⅱ」【第2回】
    絲山秋子「細長い場所 木に咲く花」【第4回】
    町田康「ギケイキ」【第43回】

    山本貴光「文芸的事象クロニクル 2023年9月〜11月」

    この装幀がすごい!【第12回】
    ゲスト 届木ウカ/川名潤・佐藤亜沙美

    【季評】
    水上文「たったひとり、私だけの部屋で 言葉と身体 2023年9月~11月」

    【書評】
    柴崎友香『続きと始まり』【評】金川晋吾
    綿矢りさ『パッキパキ北京』【評】斜線堂有紀
    古川日出男『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』【評】酒井順子
    大前粟生『チワワ・シンドローム』【評】鈴木晴香
    絲山秋子『神と黒蟹県』【評】川内有緒
    石川義正『存在論的中絶』【評】髙山花子

    第61回文藝賞応募規定
  • レイキャヴィクのアパートの一室で、刃物で喉を切り裂かれた若い男の死体が発見された。男はレイプドラッグと言われるクスリを所持しており、バーやレストランで出会った女性にクスリを混入した飲み物を飲ませて意識を失わせ、レイプしていた常習犯らしい。被害者による復讐か? 犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のエリンボルクは現場に落ちていた一枚のスカーフの香りを頼りに捜査を進める。世界のミステリ読者を魅了する北欧の巨人の人気シリーズ第7弾。
  • 「まぎれもない世紀末文学者の一人であろう。」澁澤龍彦
    「文学の森には驚くほど美しい宝石が隠れている。」河村錠一郎

    冴えない元聖職者志望が、突然「ローマ教皇」に――!?

    屋根裏部屋で一匹の猫と暮らす中年作家ジョージ。聖職者を志すも夢破れた彼のもとに、ある日突然、枢機卿が訪れる。「あなたが教会での将来を断たれたのは誤りでした。」念願の神父となったジョージが、観光気分で教会選挙に沸くローマへ行くと、知らぬ間に教皇に選出されていた! 「ハドリアヌス七世」を自称したジョージは、型破りな〈宗教改革〉に乗り出し、謀略渦巻く教皇庁に大波乱を巻き起こす――! 澁澤龍彦も注目した、異形の英国世紀末作家による〈伝説的奇書〉にして破天荒な〈自伝的幻想小説〉が、遂に邦訳!!!

    ★栞エッセイ=河村錠一郎

    ・澁澤龍彦、生田耕作、丸谷才一、D・H・ロレンス、グレアム・グリーンらが注目・絶賛した「異形の英国世紀末作家」の代表作。
    ・河村錠一郎氏の紹介により、文学の「裏街道」読者に邦訳が待望されていた「幻の奇書」。
    ・造語や古語を鏤めた革新的で実験的な文学的手法を駆使した、英国モダニズム文学の正統な「古典的名著」。
    ・聖職者を志すも挫折した作家の男が書いた「作家が教皇に成り上がる物語」。いわば「100年前のなろう小説」。
    ・英ガーディアン紙「最高の英語小説100冊」選出。
    ・英国の名門ペーパーバック「ペンギン・クラシックス」所収。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    第60回文藝賞+短編部門受賞作発表/創刊90周年連続企画4:対談 山田詠美×宇佐見りん

    【創刊90周年+第60回文藝賞発表記念企画】
    ◎特別対談
    山田詠美×宇佐見りん「人間のややこしい部分をこそ、言葉に」
    「ベッドタイムアイズ」で第22回文藝賞を受賞した山田詠美と、「かか」で第56回文藝賞を受賞した宇佐見りん。満を持しての豪華初対談!

    ◎特別再録
    元「文藝」編集長 坂本一亀「「文藝」復刊まで  一九六〇年九月〜一九六一年十二月日記」

    【文藝賞発表】
    ◎受賞作
    小泉綾子「無敵の犬の夜」

    ◎優秀作
    佐佐木陸 「解答者は走ってください」
    図野象「おわりのそこみえ」

    ◎受賞の言葉
    小泉綾子/佐佐木陸/図野象

    ◎選評
    角田光代/島本理生/穂村弘/町田康

    ◎受賞記念対談 
    町田康×小泉綾子「無鉄砲さこそが愛おしい」

    ◎受賞記念インタビュー
    佐佐木陸「フィクションの枠を飛び越えるスピードと怒り」
    図野象「誰も知らない瞬間を書く」

    【短篇部門】
    ◎受賞作
    西野冬器「子宮の夢」

    ◎優秀作
    才谷景「海を吸う」


    ◎受賞の言葉
    西野冬器/才谷景

    ◎選評
    柴崎友香/松田青子

    ◎受賞記念インタビュー
    西野冬器「現実を解体し幻想で遊ぶ」
    才谷景 「生身のまま死と生を行き来する」

    ◎選考経過
    ◎第61回文藝賞応募規定

    【第60回文藝賞発表記念企画 特集 短篇を書く技術】
    ◎対談
    小山田浩子×津村記久子「書く衝動をためらわない」

    ◎エッセイ 書くための3作
    柴崎友香「書くことで存在する」
    松田青子「読めば読むほどいい」
    青山七恵「治らないうちに」
    山崎ナオコーラ「なにが短篇小説だ」
    町屋良平「短編小説はなにより自由だが、小説家はその自由こそが怖ろしい」
    大前粟生「橋と摩天楼と発火」

    ◎論考
    倉本さおり「要約できない物語たち――短篇小説の現況をめぐって」


    【創作】
    姫野カオルコ「はい、子供は純真で無邪気です」

    【新連載】
    皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図II」
    19世紀ロシア。若手詩人は中世バルトが舞台の小説を発表するが――ハンザの物語、新章開幕。

    【短篇】
    池澤夏樹「カフェ・エンゲルベッケンでハムザ・フェラダーが語ったこと」
    滝口悠生「ロッテの高沢」
    金子薫「独白する愛の犠牲獣」

    【連載】
    山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第5回】
    絲山秋子「細長い場所」【第3回】第三の庭
    千早茜「虎」【後篇】
    古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」【第4回】
    島本理生+岩崎渉「トランス」【第8回】
    町田康「ギケイキ」【第42回】

    山本貴光「文芸的事象クロニクル 2023年6月~8月」

    この装幀がすごい!【第11回】
    ゲスト 首藤凜/川名潤・佐藤亜沙美

    【季評】 
    水上文「たったひとり、私だけの部屋で 物語とその役割 2023年7月~8月」

    【書評】
    佐藤究『幽玄F』【評】マライ・メントライン
    中村文則『列』【評】大島育宙
    安堂ホセ『迷彩色の男』【評】MOMENT JOON
    ミシェル・ウエルベック 野崎歓・齋藤可津子・木内尭訳『滅ぼす』【評】樋口恭介
    日比野コレコ『モモ100%』【評】向坂くじら
    山下紘加『煩悩』【評】平岡直子
    児玉雨子『##NAME##』【評】小川紗良
  • 恐れるな、恐ろしくあれ
    竜、サメ、ゾンビ、悪魔、吸血鬼、巨大生物……
    人々はなぜこんなにも「モンスター」に惹かれるのか――

    H・P・ラヴクラフト歴史協会推薦!
    すべての迷える創作者たちに捧ぐ「人ならざるもの」を描くための導きの書

    映画、ドラマ、小説、ラノベ、マンガ、ゲーム、TRPGなど、あらゆるジャンル作品に登場する「モンスター」なる異形のものども。本書は、モンスターという「リアルでないもの」を、「もっともらしく」表現するためのガイドブックである。

    第一部では「モンスターとは何か」という根源的な問いから、それを恐ろしいと人が感じる要素や理由、悪役(ヴィラン)との違いについて明らかにする。第二部および第三部では、作品におけるモンスターの役割、モンスターを創造する際の実践的な手段、五感に訴えかけるような生き生きとした描写の方法、登場人物だけでなく読者にとっても恐ろしく、意味を持った登場の仕方など、創作活動における実践的な取り入れ方についてレクチャーしている。

    また、各章末のコラムでは、既存の作品に登場してきた数々のモンスターをカテゴリごとに紹介。ゾンビや吸血鬼といった原初的なモンスター像から、超有名モンスター、サメや自然などの現実に存在するものをモンスターとして活かす方法、あるいは未確認生物や幽霊船、呪いのアイテムといった細部まで、実例を交えながら解説する。

    ファンタジー、SF、ホラーといったジャンルの創作活動への最良のガイドブックであるとともに、H・P・ラヴクラフト歴史協会メンバーの著者の語る卓越したモンスター論としても読める、知的好奇心を駆り立てる一冊である。

    ★H・P・ラヴクラフト歴史協会による序文
    ★「クトゥルフ(クトゥルー)神話」の生みの親、H・P・ラヴクラフトの短編『名状しがたきもの』を解説つきで収録
    ★あなた好みのモンスターを創造するための練習問題付
  • 映画のように書き、小説のように撮る……
    のちに世界有数の映像作家となった
    映画監督イ・チャンドンによる傑作小説集
    待望の日本語訳刊行!

    映画監督として世界中にファンを持つ韓国の作家イ・チャンドンが、かつて小説家として発表し、「映像の世界への転換点となった」と自ら振り返る小説集、『鹿川は糞に塗れて』(原題『이창동 소설집 녹천에는 똥이 많다』)(1992)の邦訳。

    収録される5作品はそれぞれ、朝鮮半島の南北分断、そこに生まれた独裁政治下の暴力、その後の経済発展がもたらした産業化や都市化に伴う諸問題などを背景にしている。すべての登場人物は、分断や社会矛盾の犠牲になって生きる「ごく普通の人びと」。膨大な量のゴミで埋め立てられた地盤と労働者たちの排泄物の上に輝く経済発展、そしてそこに生まれた中間層の生活の構造を、作家イ・チャンドンは「糞に塗れている」と看破し、そこに生きる市民たちの悲喜交々の生を問う極上の物語を紡ぎ出す。

    第25回韓国日報文学賞受賞
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    町屋良平「生きる演技」(550枚)一挙掲載/創作:安堂ホセ、日比野コレコ、山下紘加/特集:WE LOVE 藤本和子!/創刊90周年連続企画3:村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子

    ◎創作

    【舞台(、、)は、戦争―。長編580枚一挙掲載】
    町屋良平「生きる演技」

    【文藝賞受賞第一作】
    安堂ホセ「迷彩色の男」

    【文藝賞受賞第一作】
    日比野コレコ「モモ100% 」

    山下紘加「煩悩」


    ◎特集・WE LOVE 藤本和子

    【座談会】
    岸本佐知子×くぼたのぞみ×斎藤真理子×八巻美恵
    「片隅の声に耳を澄ませる 藤本和子と、同時代の女たちの闘い」

    【エッセイ】
    柴田元幸「お寿司を食べる人 」
    井戸川射子「塩は喉を、叫びが喉を」



    【短篇】
    尾崎世界観「電気の水」

    滝口悠生「恐竜」



    ◎創刊90周年連続企画3

    【鼎談】
    村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子「どの年齢や時間にも、初めて見える景色がある」

    ◎連載

    絲山秋子「細長い場所」 【第2回】気配と残像
    古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る 」【第3回】
    山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第4回】
    朝吹真理子「ゆめ」 【第5回】
    島本理生+岩崎渉 「トランス」【第7回】
    柳美里 「JR常磐線夜ノ森駅 」【第5回】
    町田康「ギケイキ」【第41回】

    【季評】 たったひとり、私だけの部屋で 「閉ざされた壁の中」2023年4月~6月 水上文
    文芸的事象クロニクル 2023年3月〜2023年5月 山本貴光

    ◎書評

    金原ひとみ『腹を空かせた勇者ども』【評】山崎ナオコーラ
    桜庭一樹『彼女が言わなかったすべてのこと』【評】竹田ダニエル
    王谷晶『君の六月は凍る』【評】児玉雨子
    朝比奈秋『あなたの燃える左手で』【評】皆川博子
    若竹千佐子『かっかどるどるどぅ』【評】八木詠美
    カレン・ラッセル 松田青子 訳『オレンジ色の世界』【評】谷崎由依
    市川沙央『ハンチバック』【評】伊藤亜紗

    第61回文藝賞応募規定
  • 第一次世界大戦の西部戦線に投入されたドイツ軍志願兵たちが経験させられた「戦争」。相次ぐ激しい戦闘、戦友の無残な死、帰郷、負傷などのエピソードが次々に語られ、ドイツの若者が負った苦しみの深さが胸をうつ。だが軍司令部からの報告は「西部戦線異状なし」(Im Westen nichts Neues)だった! 1929年に発表されると15カ国語に翻訳されて、世界中で350万部を超える大ベストセラーとなった。
  • 1,540(税込)
    著者:
    チョ・ナムジュ
    著者:
    小山内園子
    著者:
    すんみ
    レーベル: ――
    出版社: 筑摩書房

    韓国で136万部、日本で23万部を突破した、『82年生まれ、キム・ジヨン』の多大な反響と毀誉褒貶、著者自身の体験を一部素材にしたような衝撃の短編「誤記」ほか、10代の初恋、子育ての悩み、80歳前後の姉妹の老境まで、全世代を応援する短編集。貧富の格差、家父長制、女性差別、誤解。悩みながらも、シスターフッドと自分のアイデンティティを大切にする女性たちの物語。
  • 白痴と呼ばれる純朴なムィシキン公爵と二人の女性をめぐる群像劇を感動的に描き、ドストエフスキー五大長編の一つとされる『白痴』。ロシア文学者中山省三郎の読みやすい名訳を上下巻セットで合本した完全版。
  • 砂嵐の猛威と旱魃、大資本の進出に父祖の土地を追われたオクラホマの小作農ジョード一家は、一片の宣伝ビラの文句に誘われて「緑なす、たわわに果実の実る、職のある」カリフォルニアを目指して長い旅路につく。売れるだけの家財を売り払い、二頭の仔豚を屠って塩漬けとし、中古おんぼろ車を急造トラックに仕立て、一族12人に元説教師をくわえた一行13人は国道66号線をひたすら走る。だが、国道は同じように西へ移住しようとするトラックでいっぱいだった。災厄がつぎつぎと降りかかる。次男トムとおっかあは知恵をしぼり、気力をふりしぼって一家の苦難を支える……カリフォルニアは確かに「緑したたる」場所であった。だが、そこは夢にみた楽園ではなかった。俗語や卑語を駆使し、全体状況をさしはさむテンポのよい構成で、力強くうたいあげた社会小説、家族小説。ピューリッツァー賞を受けた、スタインベックの代表作のこの作品は、20世紀アメリカ文学の金字塔である。
  • 砂嵐の猛威と旱魃、大資本の進出に父祖の土地を追われたオクラホマの小作農ジョード一家は、一片の宣伝ビラの文句に誘われて「緑なす、たわわに果実の実る、職のある」カリフォルニアを目指して長い旅路につく。売れるだけの家財を売り払い、二頭の仔豚を屠って塩漬けとし、中古おんぼろ車を急造トラックに仕立て、一族12人に元説教師をくわえた一行13人は国道66号線をひたすら走る。だが、国道は同じように西へ移住しようとするトラックでいっぱいだった。災厄がつぎつぎと降りかかる。次男トムとおっかあは知恵をしぼり、気力をふりしぼって一家の苦難を支える……カリフォルニアは確かに「緑したたる」場所であった。だが、そこは夢にみた楽園ではなかった。俗語や卑語を駆使し、全体状況をさしはさむテンポのよい構成で、力強くうたいあげた社会小説、家族小説。ピューリッツァー賞を受けた、スタインベックの代表作のこの作品は、20世紀アメリカ文学の金字塔である。
  • ★韓国国内でシリーズ累計110万部突破!
    ★SEVENTEENウォヌほか、スターたちも愛読!

    ここは、眠っているときにしか訪れることができない<ドルグート夢百貨店>。
    どこかに存在するこの不思議な街の住人・ペニーは、そんな憧れの百貨店に就職したばかり。
    店主ドルグート、個性豊かなマネージャーたち、作品を生み出す夢師、不思議な生き物ノクチルカや妖精たちに囲まれながら、さまざまな夢を買いにくる客たちと出会う。
    気になるあの人の夢、家族の帰りを待ちわびる老犬がみる夢、繰り返す悪夢、夢追い人がみる夢、いまは亡き人との再会——

    「<夢>はこんなにもリアルなのに、自分の無意識が作り出した幻に過ぎないなんてホントなんだろうか」。
    著者のそんなふとした疑問から生まれた、やさしい連作短編集。
  • 17年前、ヴァネッサは教師と「秘密の恋」をした。しかし#MeTooムーブメントのさなか、歪められた記憶の闇から残酷な真相が浮かび上がる――。世界32か国で翻訳された震撼の心理サスペンス。

    《ニューヨーク・タイムズ》《サンデー・タイムズ》ベストセラー!
    世界32か国で刊行、各紙誌騒然の注目作がついに邦訳。

    15歳、寄宿学校に通うヴァネッサは42歳の教師・ストレインの“恋人”だった。
    しかしその17年後、思い出を胸に秘めた彼女の前に、彼を未成年者への性的虐待で告発するというひとりの女性が現れる。
    「私は彼女とは違う」と自分に言い聞かせるヴァネッサだったが、混乱する記憶の底からはやがておぞましい過去が浮き上がり……。
    「少女との禁断の愛」、その欺瞞を粉々に打ち砕く衝撃作。
    ※本電子書籍は、「ダーク・ヴァネッサ 上・下」の合本版です。
  • 「その他」の側から世界を見る

    翻訳大国日本。多くの外国文学が翻訳され、読まれている。その中には日本では学習者が少なく、「その他」とくくられる言語によるものも含まれる。
    しかし、「その他」だといって存在感が小さいわけではない。インディペンデントな文学賞として知られる「日本翻訳大賞」の第1回大賞の2作品は、韓国語とチェコ語による作品だった。いずれも「その他」に分類される作品が、読者からも、翻訳者からも多くの評価を得たこと自体が、このカテゴリーの奥深さのあらわれではないだろうか。
    では、「その他」を生み出しているのはどのような翻訳者たちなのか?
    日本では馴染みの薄い言語による文学を、熱意をもって紹介してきた九人の翻訳者が、その言語との出会いや学習方法、翻訳の工夫、そして文学観を語るインタビュー集。

     序文・斎藤真理子
     鴨志田聡子(ヘブライ語)
     星泉(チベット語)
     丹羽京子(ベンガル語)
     吉田栄人(マヤ語)
     青木順子(ノルウェー語)
     金子奈美(バスク語)
     福冨渉(タイ語)
     木下眞穂(ポルトガル語)
     阿部賢一(チェコ語)
  • ★奇跡、幻影、魔法、予知夢――あらゆる超自然が信じられていた、暗黒の時代の物語

    『オトラント城』はゴシック文学の先駆けであり、今日のホラー小説の原点。
    格調は損なわずに斬新な新訳で刊行。
    『崇高と美の起源』はゴシック美学をはじめて理論化した古典的エッセイ。
    奇跡、幻影、魔法、予知夢―あらゆる超自然が信じられていた、暗黒の時代の物語。
  • 殺し屋、ポップスター、売れない作家、軍人の妻、がんを告知された男……なんのつながりもない11人だったが、ある飛行機に同乗したことで、運命を共にする。飛行機は未曾有の巨大嵐に遭遇し、乗客は奇跡的に生還したかに見えたが――。ゴンクール賞受賞作
  • 王女と新聞記者の、ローマを舞台にした一日だけの恋物語。日々の公務で窮屈な生活を送る王女がジョーと出会い、スペイン階段、真実の口など、ローマの観光スポットをまわり休日を満喫する。新人女優であったオードリー・ヘップバーンがアン王女を演じ、映画は大ヒットを記録した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    1964年に翻訳出版されてから、ずっと愛され続けてきた「ムーミン」の物語。大人気のキャラクター「ムーミン」は、この全集が原典となっており、今なおその魅力は増すばかりです。その魅力のひとつは、キャラクターたちのいきいきした言葉にあります。ムーミントロールの名言を、美しいイラストと共にぎゅっとまとめた1冊です。

    ●著者紹介
    トーベ・ヤンソン 作・絵
    画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国家文学賞受賞。おもな作品に「ムーミン全集」シリーズ(全9巻)のほか、『少女ソフィアの夏』『彫刻家の娘』などがある。2001年6月逝去。

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 幽霊×少女のシアターファンタジー小説!

     イングランドの海辺の保養地シーショーにあるロイヤルシアターは数年前に閉鎖され、様々な時代の個性的な幽霊たちが棲みついていた。嵐の日に本を守って海にのまれた元図書館司書、脱毛と脱「せりふ」ノイローゼになった元俳優、暴走族の乱闘に巻き込まれて死んだモッズ族の少年…。劇場再生のためにやってきた俳優夫婦の娘グレイシーは、なぜか彼らを見ることができ、生前の話を聞かせてくれとせがむ。最初は訝しんでいた幽霊たちも、やがてグレイシーに心を許すように。そんな中、劇場を壊そうと企む者が…。
     現代を代表する英国の児童文学作家が贈る、ユーモラスでスペクタクルな傑作小説。幽霊たちの独白に泣き笑い、劇場の魔法にドキドキ。ひょっとしたらあなたの町の劇場でも起きるかも…?世代を超えて愉しめるシアターファンタジー!
  • 大不況下のブルックリン。名門大を中退したマイルズは、霊園そばの廃屋に不法居住する個性豊かな仲間に加わる。デブで偏屈なドラマーのビング、性的妄想が止まらない画家志望のエレン、高学歴プアの大学院生アリス。それぞれ苦悩を抱えつつ、不確かな未来へと歩み出す若者たちのリアルを描く、愛と葛藤と再生の物語。
  • 韓国100万部突破!大ヒット小説

    韓国100万部突破! チョン・ユミ、コン・ユ共演で映画化決定! 異例の大ベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ 著/斎藤真理子 訳)。立ち読み感覚で、本書からの抜粋を西村ツチカ氏が本冊子のために描き下ろした絵とともに試し読みできます。韓国で社会現象となった経緯や、著者から日本の読者へのメッセージ、反響の声などが収録されています。まだ読んでいない人も、すでに読んだ人も楽しめる一冊!(非売品)
  • 一九六七年ニューヨーク。文学を志す大学生は、禁断の愛と突然の暴力に翻弄され、思わぬ道のりを辿る。フランスへ、再びアメリカへ、そしてカリブ海の小島へ。章ごとに異なる声で語られる物語は、彼の人生の新たな側面を掘り起こしながら、見えざる部分の存在を読む者に突きつける。事実と記憶と物語をめぐる長篇小説。
  • 869(税込)
    著:
    プレヴォ
    訳者:
    野崎歓
    レーベル: ――
    出版社: 光文社

    将来を嘱望された良家の子弟デ・グリュは、街で出会った美少女マノンに心奪われ、大都市パリへの駆け落ちを決意する。夫婦同然の新たな生活は愛に満ちていたが、マノンが他の男と通じていると知り……引き離されるたびに愛を確かめあいながらも、破滅の道を歩んでしまう二人を描いた不滅の恋愛悲劇。待望の新訳!
  • ラテン・アメリカ文学の質の高さを世界にしめしたボルヘスの処女短編集「伝奇集」と、その続編ともいえる「エル・アレフ」を収めた。「円環の虚構」「アル・ムターシムを求めて」「バベルの図書館」「死とコンパス」「不死の人」「アレフ」など、ボルヘスの代表作34編を収録。訳者篠田氏はチェスタートンのブラウン神父ものとの相似性を指摘している。
  • モンタギュー家の一人息子ロミオは、キャプレット家の舞踏会に仮面をつけて忍びこんだが、この家の一人娘ジュリエットと一目で激しい恋に落ちてしまった。仇敵同士の両家に生れた二人が宿命的な出会いをし、月光の下で永遠の愛を誓い合ったのもつかのま、かなしい破局をむかえる話はあまりにも有名であり、現代でもなお広く翻訳翻案が行われている。文庫化されなかった福田恆存訳による、世界恋愛悲劇の代表的傑作の登場。
  • 2,171(税込) 2024/5/8(水)23:59まで
    著:
    コナン・ドイル
    訳者:
    延原謙
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    ホームズ生みの親によるアイディアを凝らした短編集、全8巻をまとめた合本版!<収録タイトル>1)『ドイル傑作集(I)―ミステリー編―』2)『ドイル傑作集(II)―海洋奇談編―』3)『ドイル傑作集(III)―恐怖編―』4)『ドイル傑作集 ボクシング編』5)『ドイル傑作集 冒険編』6)『ドイル傑作集 海賊編』7)『ドイル傑作集 クルンバの悲劇』8)『ドイル傑作集 失なわれた世界』
  • 新潮文庫の「シャーロック・ホームズシリーズ」全10巻をまとめた合本版!<収録タイトル>1)『シャーロック・ホームズの冒険』2)『シャーロック・ホームズの帰還』3)『シャーロック・ホームズの思い出』4)『シャーロック・ホームズの事件簿』5)『緋色の研究』6)『四つの署名』7)『バスカヴィル家の犬』8)『恐怖の谷』9)『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』10)『シャーロック・ホームズの叡智』
  • 第1集『タイム・マシン』にひきつづき、サイエンス・フィクションの世界的巨人、大ウェルズの多彩をきわめる作品群から傑作短編を精選してお届けする。第二次世界大戦を予見したかのごとき悪夢を描いた表題作「世界最終戦争の夢」のほか、怪奇生物譚として名高い「アリの帝国」「クモの谷」、植物怪談「めずらしい蘭の花が咲く」、文明批評譚「盲人の国」など、必読の12篇を収録。
  • 330(税込)
    著:
    H・G・ウェルズ
    訳者:
    井上勇
    レーベル: ――

    ある夜、火星に白熱光を発するガス状の大爆発が観測された。これこそ六年後に世界を震駭させる大事件の前ぶれであった。
    ある晩、イギリス諸州の人々は夜空を切り裂く未知の物体が大音響とともに落下するのを見た。やがてそこから現れたものは……。
    想像を絶する、火星人の地球侵略がはじまったのだ。世界SF史に輝く大ウェルズの古典。
  • とりあえずカフカを〈邪心〉なしにそのままに読んでみよう。〈人死に〉が出なければ火事がニュースにならない時代、笑いが〈爆笑〉に局限されようとする時代、飲み会が必ず〈盛りあがら〉ねばならないという確信の時代に、この笑いは、このほくそ笑みは超貴重なはずである(訳者)…『観察』『田舎医者』『断食芸人』という、カフカの自撰3作品集を一つにまとめた初めての本。
  • 紀元四世紀ごろ、エジプトの砂漠で禁欲と瞑想の生活をおくるパフニュスは聖者として評判が高かったが、かつて淫靡な都市アレクサンドリアで知りあったことのある舞姫タイスを思い出し、出向いて淫蕩の暮らしから足をあらわせようと決意する。饗宴の一夜ののち、タイスは改宗して修道院にはいり、パフニュスは砂漠にもどる。だが、彼はタイスをあきらめることはできなかった…
  • ニューヨークの電車の中で起きた奇怪な殺人事件。おそるべきニコチン毒をぬったコルク玉という新手の凶器が使われたのだ。この密室犯罪の容疑者は大勢いるが、聾者の探偵、かつての名優ドルリー・レーンの捜査は、着々とあざやかに進められる。“読者よ、すべての手がかりは与えられた。犯人は誰か?”と有名な挑戦をする、本格中の本格。
  • 715(税込)
    著:
    E・E・スミス
    訳者:
    小隅黎
    レーベル: ――

    銀河系に跳梁する正体不明の宇宙海賊ボスコーン。超兵器を操り襲撃を繰り返す彼らに立ち向かうは、銀河文明を守るパトロール隊とその精鋭、レンズマンである。新人レンズマン、キムボール・キニスンは決戦に赴くべく、新兵器“Q砲”を搭載した最新鋭艦〈ブリタニア〉号で出撃する!横溢する超科学アイデアと銀河系さえ瞬時に越える壮大なスケール。スペース・オペラの金字塔を完全新訳版で贈る!
  • 推理小説におけるコナン・ドイルと並んで、二十世紀前半に活躍したウェルズはサイエンス・フィクションの巨人である。現代SFのテーマとアイディアの基本的なパターンは、大部分が彼の創意になるものといえよう。本書はスペース・トラベル、タイム・トラベル、侵略テーマ、異次元テーマ等、多彩をきわめる全作品の中から、特に必読の傑作中短編を選んで全二巻に編集した待望の作品集である。
  • なみの犯罪小説や推理小説には及びもつかない迫真性と迫力で、ぐいぐいと読者を引っ張っていく、ドストエフスキー、ロシア文学、世界文学の代表作。
  • 栄枯盛衰は世のならい。かつての英雄・猛将らも、踵(きびす)を接して歴史の主舞台を駆けぬけてゆく。権謀術策に長けた曹操も、義兄弟をちぎった三英雄、劉備、関羽、張飛も。
  • 「スペース・オペラ」と呼ばれる宇宙冒険物語の代表傑作。すべてはここから発進し、つねにここに戻ってくるスターティング・ポイントでありランディング・ポイント。1912年に発表され、一躍人気を博した本書をもとに、第2作「火星の女神イサス」、第3作「火星の大元帥カーター」が相次いで誕生、ついに10作の火星シリーズとなったSF古典中の古典。主人公カーターの胸のすく活躍は魅力だが、作者の強烈な想像力が描き出した火星の弱肉強食の光景は、不思議な迫真性で現在のわれわれをも驚かす。
  • かくして時代は、いままた新たな戦機をはらみつつ暗転する。呉を併呑した魏の英主曹丕(そうひ)、南蛮を制して営々と兵馬を養う蜀の知将孔明、両雄の一大決戦は刻々に運命を賭して秒をきざむ。そしてついに、渭水(いすい)南岸の本営に孔明が起った。
  • 漢が滅びてのち中国は、魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)が覇を争う激動の時代を迎えた。本書は、この三国の抗争に材をとった、波乱万丈の伝奇物語『三国志演義』の完訳である。従来日本では 『三国志』といえば、この『三国志演義』のことを指している。時は後漢王朝も崩壊直前の末期。暗雲全土をおおい、群雄が諸方に起(た)ち、戦機まさに野に満ちる。そのおり、劉備(りゅうび)・関羽(かんう)・張飛(ちょうひ)が世に現われ、三英雄は桃園(とうえん)に会し、兄弟のちぎりを結ぶ。
  • ニューヨークの薄気味の悪い館にすむ元シェイクスピア俳優ドルリー・レーンを探偵役にすえた、クイーンの「悲劇シリーズ」4部作の第一編。株式仲買人がすし詰めの路面電車のなかで、ポケットに忍び込まされた高純度ニコチンを塗った針先に刺されて即死する。そんな芸当は、いったい誰に可能だったのか? 動機は? しらみつぶしの警察の調べによって、共同経営者が浮かび上がるが……緻密な構成、全体の進行を劇の上演に見立てた凝ったつくりで、遊び心も忘れない本格ミステリーの代表作。1932年、バーナビー・ロスという無名の新人名義で発表され、ミステリー界にセンセーションをまきおこした作品としても有名。
  • 三国争闘の状態は、呉の脱落によって蜀・魏決戦の様相をみせはじめる。ともに天下ー統の野望に燃える蜀・孔明、魏・司馬懿(しばい)の両雄が、大軍を擁して五丈原(ごじょうげん)に対決する。だが、知謀のかぎりをつくすなか、稀代の英傑・孔明は、雄図をはたしえずして陣没。五十四歳の生をおえる。司馬は炎(えん)に至って晋を建て、天下統一を実現、さしもの乱世もここに終わりをつげる……。
  • 『X』『Y』『Z』に続く「悲劇シリーズ」四部作のフィナーレ。シェイクスピアにからむ稀覯書の奇妙な盗難事件は謎の古文書をめぐる怪異な事件へと展開。だがドルリー・レーン最後の決死のがんばりが事件を解決に。大構想四部作の最後を飾る感動にみちた名編。ある詩人いわく、「私はミステリーを愛好する一詩人にすぎないが、もし傑作ミステリーを問われたら、ちゅうちょなく答えるだろう……それは『X』でもなければ『Y』でもない、クイーンの四大悲劇をあつかった四部作であると、そして、なかんずく、『最後の悲劇』をあげるだろう」
  • 百将乱れ起つなか、ついに怪傑曹操(そうそう)が、劉備らを制し、天下一統を果たそうとする。だが、江南の雄、孫権(そんけん)がそれを阻み、流亡の将軍劉備(りゅうび)もまた、名将孔明(こうめい)を得て、曹操反撃に転じる。
  • 「非凡人はあらゆる犯罪をなし、あらゆる方法で法律を犯す権利を持つ」――貧しい大学中退生ラスコーリニコフは、こんな犯罪哲学にもとづいて、金貸しの老婆を殺し、行きがかりから、その義理の妹まで殺してしまう……。なみの犯罪小説や推理小説には及びもつかない迫真性と迫力で、ぐいぐいと読者を引っ張っていく、ドストエフスキー、ロシア文学、世界文学の代表作。
  • 440(税込)

    徹底した守銭奴アルパゴンを主人公にしたモリエール晩年の喜劇。今日では「タルチュフ」についで最も上演回数が多い。「泥棒、泥棒!」で始まる第四幕の最終景は、金貨を盗まれて狂乱するアルパゴンの一人芝居の見せ場で、主人公は、観客に訴えかけ、観客の視線、観客の笑いに恐怖を抱く。モリエールはここで劇場全体を舞台空間にしてしまっている。
  • 悠長な記述などはまったくなく、リズムは急ピッチ、筋の展開は意表をつき、場面はめまぐるしくかわりながら、物語は息つく暇もあたえずに進行する。
  • 大長江の「赤壁(せきへき)の戦い」に孫権・劉備の同盟軍に敗れた曹操は、敗亡の身をいったん本拠地の魏にしりぞく。共通の敵を失って、孫権・劉備の角逐(かくちく)が始まる。一方、最後のあがきをつづける王朝一族の死命を制した曹操はふたたび起ち、劉備の蜀をうかがう。両者ゆずらず、孫権の呉と、三国相分かれての修羅場へと世は進展してゆく。
  • 1,980(税込)
    2024/5/27 (月) 配信予定

    意識不明の作家の人気シリーズを完結する依頼が。
    夢のようなオファーだがなぜ私に?

    アメリカで人気No.1の作家が仕掛ける、一気読み必至の衝撃サスペンス!
    新たに「エピローグ」が追加された特別版!

    語られているのは真実か嘘なのか――

    NY、マンハッタンに住むローウェン・アシュリーは売れない作家。仕事でもぱっとしない上に、幼い頃からトラウマを抱え、引っ込み思案で友人もほとんどいない。おまけに末期がんを患う母親の看病で、しばらく家に引きこもっているうちに社会との接点を完全に見失って、家賃滞納で退去勧告まで受けていた。ところが、そんな『崖っぷち』ローウェンに、ある日、驚くようなオファーが舞い込む。
  • 全世界で多くのプレイヤーを魅了するゲーム「LoL」の公式小説が登場

    カマヴォールでは、帝国の騎士による殺戮が繰り返されていた。カリスタはそんな悲劇の国を変えようとしていた。若くナルシストな叔父のヴィエゴが王になったとき、彼女は忠実な軍司令官として、彼の破壊的な野心を抑えこむことを誓う。しかし、ヴィエゴの妻イゾルデが暗殺者の毒刃により不治の病に冒されたことで、彼女の計画は頓挫してしまうのだった。イゾルデの病状が悪化するにつれ、ヴィエゴは狂気と悲しみに堕ち、カマヴォールを引きずり込もうと画策する。カリスタは王国を救うため、王女の救済が得られると噂される、失われた祝福の島を探すのだった。しかし、島は腐敗が進み、復讐に燃える管理人がカリスタを残酷な策略に陥れようとしていた――。
    カリスタ、ヴィエゴ、スレッシュを中心に、シャドウアイル誕生のきっかけとなった事件を描く前日譚。
  • 3,400(税込)
    2024/5/11 (土) 配信予定

    1800年代後半、のちに『吸血鬼ドラキュラ』を生み出すことになる若きブラム・ストーカーは、人気俳優であり劇場経営者でもあったヘンリー・アーヴィングに雇われ、ライシアム劇場の支配人となっていた。仕事に忙殺される慌ただしい毎日だったが、ストーカーの無意識の中で『吸血鬼ドラキュラ』の小説が形をなしていくにつれ、ドラキュラの存在が影絵の芝居(シャドウプレイ)のように現実に影を落とし始める。劇場では、ジョナサン・ハーカーという名前の男が働き、屋根裏にはミナという名の幽霊が出る……。アイリッシュ・ブックアワード受賞。ストーカー、アーヴィング、そして一座に加わった名優エレン・テリー。個性的な三人の人生を、虚実織り交ぜたドラマティックな筆致で描く『吸血鬼ドラキュラ』誕生秘話。

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