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『海外文学、ハーレクイン、1円~、0~10冊(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全6010件

  • ★生まれる時代を間違えた戦士――彼こそわたしがすべてを捧げるヒーロー。★誰かがわたしを狙っている。身に覚えはないけれど、確かに危険が迫っている。つぎつぎにふりかかる災難は、いったい誰のしわざなのだろう?職場を変え、住む町を変えても、不安は消えない。華奢な体で必死に護身術のレッスンを受けながらも、レジーナはひどくおびえていた。頼れるのはただひとり、レッスンの指導者ライリーだけだ。危険なほど強く、罪深いほどセクシーな男性。出会ってすぐに、レジーナにははっきりとわかった。彼ならわたしを守ってくれる。必ず。
  • 愛をくれないボスとの結婚!恋する秘書が出した交換条件は…

    秘書のダナはもう何年もボスのRJに恋していた。病院の経営者として富も名声も手にしたハンサムな彼に、地味な自分が相手にされるはずがないと知りながら。ところがあるとき、RJは醜聞に巻き込まれ、妊娠した元恋人を捨てたと根も葉もない噂を立てられてしまう。早急に評判の回復を迫られた彼は、ダナに初めて目をとめ、形だけの結婚を提案した。上品でお堅い君なら家庭的な妻役にぴったりだから、と。ダナはひとつだけ条件をつけた――わたしを抱いてほしい。
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 修道院の窓から覗く外の世界は、自由だと思っていたのに……。

    13年ものあいだ、つらい修道院暮らしをしてきたエリザベスは、おじがもたらした縁談に心躍らせると同時に不安を覚えた。食事もろくに与えられず、鞭で叩かれる生活からは逃れたいが、縁談相手のカークヒーズ卿レイモンは、誰からも恐れられる騎士だった。しかも、本来嫁ぐはずだった美人のいとこが逃げ出したため、身代わりに差し出される不器量な自分が受け入れられるかはわからない。修道院に戻りたくない一心で、エリザベスは彼に懇願した――よく働く貞淑な妻になります、愛人を持ちたいなら文句は言いません、と。すると、感情の読み取れない顔で、レイモンがおじに告げた。「この女と結婚することにした」

    ■レイモンは悪夢のような結婚から、二度と女を愛するつもりはないのですが、跡継ぎをもうける手段を得ることは悪い話ではありませんでした。一方、修道院にいる間、男性を目にしたことすらなかったエリザベスは、彼に触れられただけで心臓が激しく打ち……。
    *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 持参金も、まともな服さえもない私に、値打ちなんてあるはずがないけれど……。

    屋敷と財産を賭博で失った父が蒸発し、シーアは独り取り残された。父は最後にサー・デヴリンなる貴族を相手に大負けして、彼女の花嫁持参金まで巻き上げられていた。路頭に迷ったシーアは苦渋の選択でサー・デヴリンの館を訪れ、切なる願いを申し出た――私をもらってください、と。デヴリンは突如現れたみすぼらしい身なりの女性の言葉に驚きつつも、理想の花婿と見るやつきまとってくる貪欲な令嬢たちを退けられ、跡継ぎも手に入るなら好都合と、彼女の願いを叶えてやることにする。半年前に見かけた瞬間から彼に恋していたシーアは舞い上がるが、初夜を迎えた翌日から、夫は急に冷たく無口になってしまい……。

    ■貧しい姿に隠されたシーアの魅力を見抜き、一度は彼女を妻としたデヴリンでしたが、思うところがあって婚姻無効の申請をしようと心に決めます。そうとは知らないシーアは、情熱的だった次の瞬間には冷たくなるという彼の気まぐれな態度に大いに翻弄されて……。
  • 妊娠していた自分を捨て、会社の利益を優先させたかつての冷たい恋人デリクの社長室に、エンジェルは来ていた。二度と会いたくはなかったが、エンジェルは交通事故で片脚を引きずるようになり、金銭的にも困窮していたのだ。せめて彼に子供の資金援助だけでもしてほしかった。意をけっしキスを誘うと、デリクは別人のように情熱的に応じた。違和感に戸惑いつつも、思わず我を忘れたエンジェルには彼がデリクではないということも、彼女の身に恐ろしい魔手が忍び寄っていることも、まだ知る由もなかった。
    *本書は、ハーレクイン・スポットライトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 母親の再婚によってアラブ石油王の娘となったダニエルは、義父のハッサンから実の娘のようにかわいがられて育った。義父の一族はハッサンとダニエルの母の結婚を認めておらず、将来、巨万の富を継ぐ娘の身を案じた義父は、自分の甥ジョルダンを結婚相手に決めた、と彼女に告げる。親の決めた見ず知らずの男性と結婚なんてできないわ!ダニエルは猛反発し、縁談はどうにか断れたものの、ハッサンに頼み込まれて代わりに一族を訪れることになった。誇り高い砂漠の男ジョルダンが怒りをたぎらせていると知らずに。
    *本書は、初版ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 探偵事務所で受付をするクレアは親友のハリスに片想い中だ。ある日、仕事中に偶然ヌード写真を拾ったというハリスが、被写体となった女性の身元調査を頼みにやってきた。ボスとハリスが写真を熱視する横で、クレアは激しく動揺する。それは、何者かに隠し撮りされた彼女自身の写真だったのだ!(『謎の想い人』)。建築士としての成功を夢見るサマンサは恋より仕事に励んできたが、三十歳を超えた今、尊敬できる相手を求めていた。一夜限りの元恋人、ティーグのような不良にはもう惑わされない。そう決意していた―建築現場の溝に誤って落ちたところを、ティーグのたくましい腕に抱き留められるまでは(『最初で最後の夜』)。
  • おまえなど生まれてこなければ……。嫌われ子がやっと見つけた、愛の光。

    「大事な客人が来るから、手厚くもてなすように」強欲な商人である父親の言葉に、ショーナは胸が潰れる思いだった。“手厚くもてなす”とは、女としての魅力――体を許せ、という意味だ。いつもは、おまえは醜くて役立たずの行き遅れだと言ってくるのに……。でも、もし断れば、修道院に送られてしまうかもしれない。ショーナはやむなく、客人の次期男爵サー・グリフィズと会うが、たくましい体に、輝く瞳の青年貴族を見て、思いがけず恋におちた。「ぼくの父の許しを得たら、かならず結婚を申し込みに来る」そう約束してくれたグリフィズを信じ、ショーナの夢は膨らんだ。まさか、ほどなく国王の命で、別の男性と婚約させられるとも思わずに。

    ■ヒストリカル・ロマンスの大御所マーガレット・ムーアが描いた、醜いあひるの子ヒロインのせつない禁断愛の物語をお届けします。ショーナは幼い頃に母が出奔し、その娘として彼女も疎まれ、蔑まれて生きてきました。そんな彼女がつかみかけた幸せの行方は?
    *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • メアリーとリードは子供のころからの大親友だ。だが、メアリーはいつからか彼を男性として意識するようになっていた。そして、二十一歳の誕生日を前にしたある日、メアリーはリードに“女としての歓びを教えて”と頼みこんだ。突拍子もない依頼にリードは困り果てるが…。
  • 甘い悦びを知り、3つの恋のつぼみは麗しく花開く。
    全米ベストセラー作家陣が織りなす、恍惚オムニバス。

    ウエイトレスとして働くメリリーには密かな悩みがある。体の弱い母の介護に10代の頃から明けくれ、ついにその母が亡くなり1年。気がつけば同年代の女性たちが恋に結婚にと忙しくするなか、いまだ男性経験すらないのだ。ある日メリリーは意を決し、以前から気になっていた長身のセクシーな常連客ブリックに“初めての相手”になってくれないかと頼む。すると彼はある条件を出して……。人気作家L・フォスター作『ヴァージン卒業宣言』をはじめ、V・ダール作『ひと夜を刻んで』他、官能くすぐる刺激的な3短篇を豪華収録!■全米ベストセラー作家たちが集結してお届けする、身も心も焦がす官能ラブアンソロジー! 『ヴァージン卒業宣言』はいまだ男性経験がないことに悩むウエイトレスが、『ぼくと君の同窓会』は学生時代おたくだったハンサム富豪が、『ひと夜を刻んで』は2年前に結ばれない恋に涙した二人が、それぞれ主人公。夏にぴったり、刺激強めのホットな世界をぜひご堪能ください。
  • 社交界を賑わす華麗な令嬢が、
    あのアンだというのか?

    「きみの名は?」名門貴族ジェームズ・オルドハーストに尋ねられ、
    ベッドに寝かされた娘は必死で答えた。「わたしは、アン……」
    嵐の夜、ずぶ濡れで行き倒れになっていたところを彼に拾われたが、
    彼女は名前以外のいっさいの記憶を失っていた。
    心身ともに弱り果て、不安ばかりが募るなか、
    なにくれとなく世話をしてくれるジェームズに、
    アンはいつしか特別な想いを寄せていた。
    彼は誰もが結婚したいと憧れる魅力的な御曹司。
    出自の知れない私なんかとかかわったら、彼の名誉に傷がついてしまう!
    ひそかに身を引く決意を固め、アンは屋敷から姿を消した……。■けなげなヒロインを描かせたら右に出る者のいないS・アンドルーの貴重な新作をお届けします。愛するジェームズのために自ら身を引いたアン。やがてロンドン社交界で再会の時を迎えますが、さらなる衝撃の事態に……。美しい花園で育まれる恋の行方にご注目を。
  • 数カ月前に引っ越してきて以来、セイディはアパートメントの魅力的な隣人バックが気になって仕方ない。それなのに彼からパーティに誘われると、内気な彼女はいつも断っていた。そんなある朝、緊急事態が起こり、裸同然のバックに助けを求めるしかなくなり……。
  • 社長秘書のタラが会社を辞めたのは、社長の息子ランドのせいだった。ふたりはつきあっていたが、将来を口にした途端、彼に別れを告げられ、タラは辞表を提出したのだから。だが5年後、突然ランドがやって来て、亡き父の奇妙な遺言の条件を満たしてほしいと言う。できなければ彼が地位も財産も失うその条件とは、1年間タラが彼の秘書となること。神様、これはチャンスですか? 1度は失った彼の愛を手に入れるため、タラは大胆すぎる提案を彼に申し出た!
  • ハイダル王国の若き女王ライラは、婚礼準備の真っ最中だった。自らを犠牲にしても国民を幸せに――そんな女王のつとめに従い、彼女は子供の頃に決められた政略結婚の相手、クセイ王国の王ザヴィアンと今夜、結ばれるのだ。1度も言葉を交わしたことのない相手との緊張に満ちた初夜。だが、思いがけないやさしさに触れ、ライラはザヴィアンに強く惹かれていく自分に気づく。けれど、彼の瞳にはいつも暗い陰が宿っている。私に言えない、何か秘密があるのかしら?
  • 奔放なケリ・ヴェガスは、堅物の幼なじみ、ロディックと帰省中。突然、彼らの車の前に鹿が飛び出し、車は道を大きく外れてしまう。雪深い山道で立ち往生した二人は山小屋を見つけ、一夜を過ごすことになるが――。
  • 19世紀のイギリス。知性と思慮深さを備え、自制心の強い姉エリナーは、控えめだが誠実な青年エドワードと静かな愛を育んでいた。一方、華やかな容貌と多感な性格を持ち合わせた妹マリアンは、10歳年上の実直なブランドン大佐から思いを寄せられていたが、散歩の途中で出会った若々しく情熱的な青年ウィロビーと恋に落ちる。やがて次々と発覚する意外な事実が、二組の恋人たちを波乱へと巻き込んでゆく。分別を持つがゆえに愛を抑えようするエリナーと、感情のままに愛をぶつけるマリアン。対照的な姉妹が互いを見守りながらたどり着いた愛と結婚の真理とは?
  • 660(税込)
    著者名:
    ヘレン・ブルックス
    翻訳者名:
    水間朋
    レーベル: ハーレクイン

    彼が振り向いてくれないなら、故郷を去るしかない。社長の息子、ハリーへの片思いに苦しむジーナは、秘書の職をなげうち、ロンドンへ移り住む決意を固めた。会社を去る日、ジーナはハリーからディナーに誘われる。上司としての義務感から誘っただけだと知りつつも、最後の思い出にと、ジーナは承諾した。だが、その席でハリーが口にした言葉に、ひどく動揺する。「ロンドンに行くのは、恋人に裏切られたせいか?」恋人なんていないのに。皮肉な誤解を解く気にもなれず、ジーナは永遠の別れを覚悟したが……。
  • “ベティ・ニールズ全作品リスト”を掲載。大作家の多彩なクリスマス・アンソロジー!

    ■特別付録として巻末にベティ・ニールズ全作品リストを一挙掲載!
  • 母と弟を亡くした悲しみが今も消えないベアリー。そんな彼女がある日、何者かに連れ去られ、異国で囚われの身となった。暗い部屋でじっと心身の痛みに耐えるベアリーのもとへ、黒い影が――「合衆国の救出隊員、ゼイン・マッケンジーだ」ゼインに導かれて建物を抜け出し、別の場所で深夜まで身を潜めた。その間、ベアリーは彼の強さと優しさに激しく惹かれ、命がけの状況のなか救いを求めるように、純潔を捧げたのだった。それから2カ月。あの夜の結果、人知れず小さな命を宿したベアリーは、事件後、なぜかゼインと彼女を会わせまいと妨害する父を避け、密かに姿をくらまそうと考えていた。そこへ突然、ゼインが現れる!

    ■ひとたび愛するターゲットを定めたら、もう誰も止められない――危険な色香をもつパーフェクトなヒーロー像が熱い支持を集める、大スター作家リンダ・ハワードの〈マッケンジー家〉シリーズ第3話をお届けします。屈強な四男、ゼインの情熱ほとばしる物語!
    *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ5冊
    660(税込)

    バカンスを終えてオークランドに戻ったキンバリーは、突然、空港でカメラマンや新聞記者に取り囲まれた。いったい何が起きているのかわからず呆然としていると、一人の男性が現れ、彼女を守るかのようにマスコミの前に立ちはだかる。リック?彼がどうしてここに?十年前に別れた元夫の登場に、キンバリーはさらに混乱した。夫といっても、リックと夫婦として過ごしたのはたった十日間。当時父のもとで働いていたリックが、出世のために自分と結婚したと知り、傷ついたキンバリーはすぐさま彼のもとを去ったのだ。リックに促され、キンバリーはマスコミから逃れて彼の車に乗った。そこでリックが口にしたのは、残酷で信じがたい事実だった。★大手宝石店を舞台に繰り広げられる恋物語をお楽しみください。★
  • 婚約者の待つ教会に向かう豪奢なリムジンのなかで、花嫁姿のケンダルは孤独を噛みしめていた。幼くして父に去られ、つい最近母も病に奪われた。身寄りも財産もなく、平凡な事務員として働きつづける……。そんな生活に絶望して私は愛のない結婚を決意したのだろうか?ときに薄情とさえ思える婚約者との未来を暗示するかのように、激しい風雨が吹きつけ、車が急停止する。場違いな轟音に外を見やった瞬間、ケンダルは目をみはった。ヘリコプターからたくましい男が降り立ち、まっすぐ向かってきたのだ――まるで獲物を見つけた狼のごとく目を光らせて。★北米ベストセラー作家スーザン・カーニーの人気シリーズをお届けしています。息もつかせぬ展開とホットなラブシーンをご堪能ください。★
  • 世界に冠たる高級ブランド〈ハウス・オブ・コロフスキー〉。社長のアレクセイはセクシーな魅力あふれる、女泣かせのプレイボーイだ。ケイトがそんなアレクセイの秘書に抜擢されたのは、ちょっと太めで冴えない彼女となら過ちを犯さずにすむからだった。だから五年ものあいだ、ケイトは彼への密かな想いを隠しつづけてきた。ところが、アレクセイが事故にあい療養中に、事態は一変する。会社の支配権を奪おうと動きだした冷血な母ニーナに対抗するため、アレクセイが役員たちを味方につけようと一計を案じたのだ。見せかけの婚約劇を演じ、彼の私生活にまつわる悪評を返上するという。そして相手役として彼が選んだのは、なんとケイトだった!■ロシア系大富豪コロフスキー家の愛と煩悶を描いた『きらめきの一夜』と『罪な一夜』につづく物語。陰ながらボスを愛する秘書のせつない片思いは、一族の騒動のために踏みにじられて……。
  • 後見人の叔父に虐待されたすえ放り出されたリリーは、里親のもとで育った。やがてその家の息子タイに恋心を抱くが、兄妹同然ゆえに想いを秘めていた。そんな折、叔父が信託財産を狙って彼女を連れ戻そうとしていることを知ったタイが一計を案じた――リリーを事故死したように見せかけて都会へ逃がすというのだ。そうして、いつまた会えるとも知れないまま二人は離れ離れになった。10年後、リリーの前に突然タイが現れ、衝撃の事実を告げた。「今すぐ帰ってくるんだ。叔父さんが君の“死”を確定させ、財産を奪おうとしている」
  • 幼いころから親の愛に飢えていたモリーは、ずっと温かい家庭に憧れていた。8カ月前に実の父の存在を知ったとき、彼女は仕事を捨て、愛を告白してくれたハンターをも拒み、家族のいる地へ旅立った。悲願の幸せを手にしたと思った矢先、父が身に覚えのない殺人容疑で逮捕されてしまう。モリーは身勝手と知りながらも、刑事弁護士のハンターに弁護を頼むため、彼のもとを訪れた。ところが彼女の必死の頼みにもかかわらず、ハンターは「時間がない」と言って一蹴した。しかも彼の背後には、しどけない姿でたたずむ女性がいて……。
  • 仕事がらみで、気が進まないツアーに参加したヘザーは、集まったメンバーを見てショックを受けた。ツアー・リーダーを務めるのは、ハンター・ブラドック――十年前、三カ月間だけヘザーの夫だった男性だ。ヘザーは交通事故で重傷を負った母親の生活を支えるため、結婚したばかりの愛する夫のもとを去ったのだった。ハンターはきっと今も、勝手に家を出た私を許していないだろう。旅行の間、ハンターとはできるだけかかわらないようにしよう。今でも彼との別れを思い出すと胸が張り裂けそうになるのに、現実の彼を見たら、心も体も彼を求めてしまうに違いないから。★その結婚は、互いの心を深く傷つけたまま十年間も中断しています。ベテラン作家バーバラがひさびさに放つのは夫婦再会の物語です。★
  • レイチェルは父親と大喧嘩をしたあげく家出して、憧れの国スペインへやってきた。目的はふたつ――死んだと聞かされてきた母親を捜すためと、政略結婚から逃れるためだ。しかし動き回っているうちに所持金が底をつき、困った彼女は臨時の秘書の仕事にありつくことにした。オリーブの林を抜けて、目指す住所を訪ねると、なんと立派な庭園の向こうにお城が建っている。レイチェルは小躍りした。城主が雇い主なんてついてるわ!だがその喜びも雇い主のルイス・アルバレスと面会するまでだった。全身に威圧感を漂わせた風貌に、彼女は目の前が真っ暗になった。
  • エマが勤める会社に“首切り男”がやってきた。名前はダミアン・メディチ。経営が傾く会社にメスを入れるため社員のリストラを斡旋する、非情なコンサルタントだ。エマはダミアンの一時的な秘書に任命されるとともに、リストラ策に反対するかつての上司から、ダミアンの動向をスパイする役目も任された。大切な会社を、あんな人にめちゃくちゃにはさせないわ。決意を固め、エマはさっそくダミアンのスパイとして動きだすが、すぐに大きな問題にぶち当たる。一つはダミアンが魅力的すぎること。もう一つは、彼がエマに誘いをかけてくることだった。■「億万長者からの招待」「プレイボーイのささやき」の関連作です。どうぞお楽しみください。
  • 彼と夢のような一夜を過ごしてみたい――女性社員がそう熱望する最高経営責任者(CEO)アレックス・カーライルはカリスマ性と自信にあふれ恋愛に興味がないダニーでもつい彼のことを目で追ってしまうほどだ。ある日、彼と二人きりで乗り合わせたエレベーターが突如停止した。閉所恐怖症のせいで、ダニーの動悸は激しくなっていく。「大丈夫か?」アレックスの緑の瞳にやさしく見つめられ、気づくと、彼に唇を奪われていた。いったい、どういうつもりなの?翌日、ダニーは突然、派遣会社から解雇された。昨日のエレベーターでの顛末が、動画共有サイトで配信されていたのだ。お金も行くあてもなく、ダニーはアレックスのオフィスへ向かう。すると、アレックスは瀟洒な自宅にダニーを連れていき……。■とびきりすてきなボスに盗まれたキス。とまどうダニーと彼との間に、不思議な感情が芽生えはじめます。はたしてそれは、恋なのでしょうか? それとも、一時の情熱にすぎないのでしょうか?
  • 冷静で合理的で秩序を好むウィクリフ伯爵マクシミリアン。彼の生活がことごとくかき乱されることになったのは、新しくできた小さな領地の牧師館に足を踏み入れたときだった。子だくさんの牧師には、結婚適齢期の娘シャーロットがいた。彼女は、裕福な夫をつかまえて弟妹たちの未来を開くべく、家族の期待をになってロンドンの社交界にデビューした。輝くブロンド、翡翠色の瞳、愛らしい人柄の彼女はたちまち人気者に。領主として彼女を庇護する役目を買って出たマクシミリアンには気の休まるときがなかった。
  • シンシアは生まれ変わった。六年間つき合った恋人とも別れ、髪形もメイクも服も、思いきって一新した。すべては“スパイ”になるためだ――もちろん、昼間はごく平凡な会計士だけれど。二軒隣に引っ越してきたFBI捜査官ジェイクからこのとんでもない計画を持ちかけられたとき、シンシアはわくわくする気持ちを抑えられなかった。母の言いつけどおりの地味で堅実な人生には、もう二度と戻るつもりはない。すばらしい成果を収めるわ。自分と、そして何より……ジェイクのために。★明るくウィットに富んだ作風が人気の作家、ナンシー・ウォレンの作品をお届けします。地味で平凡な会計士シンシアはFBI捜査官ジェイクと出会って、人生が180度変わってしまうのですが……。
  • 世界一大好きな街パリを闊歩しながら、キミの心は躍っていた。人気女性誌のファッションエディターである彼女にとって、春のクチュール・ウィークはまた格別のものだ。有名デザイナーのショーを慌ただしく巡っている途中、キミは奇妙な男性に声をかけられた。ぼさぼさの髪に、よれよれのジーンズ。ふるぼけたコートは古着だろうか?だが、キミはすぐに気づいた――みすぼらしい身なりを装っても、危険な獣を思わせる鋭い目は隠せていない。彼は何者なの?ホールデンと名乗るその男は、ショーに入れずひどく困っていた。「正体を明かしてくれたら手を貸すわ」キミはほほ笑んで言った。
  • 真夜中に、見知らぬ男が家に侵入!だがなぜか警察に引き渡す気になれず……。■それは雨上がりの深夜だった。不審な物音に目覚めたドーラは居間に下りていった。滞在しているコテージは姉夫婦の別荘で、二人は今旅行中だ。居間には疲れきった顔の、裸足の少女が震えて立っていた。そしてキッチンには見知らぬ男が……。男は不法侵入しておきながらドーラに驚かされたようなことを言い、このコテージにはドーラが寝起きしていると知ると出ていこうとした。だが女の子は見るからに具合が悪そうだ。熱があるに違いない。ホームレスのような男の格好を見れば不安を駆り立てられもするがドーラは子供を見捨てておけず、泊まっていくよう申し出る。そこへ、警報装置が作動したと連絡を受けた警察がやってきた。気がつくとドーラは、何も異状はありませんと嘘をついていた。
  • アナは、セブとの思い出すべてをリセットする旅に出た。運命的な出会い、バルコニーの熱い一夜、ジブラルタルでの結婚式……その夜知った彼の裏切り。アナの結婚生活は一週間で幕を閉じたが、苦しみは終わらなかった。思いがけず妊娠し、そして流産したのだ。たった一人ですべてを乗り越えた一年後、アナは離婚届をセブに送りつけ、アフリカへと旅立った。灼熱の太陽とサバンナが、アナをいきいきと甦らせる。夢中でシャッターを切るファインダーの中に一人の男の背中が映り、アナは微笑んだ。素敵な男性に反応するなんて、元気になった証拠ね。だが振り返った男の顔を見て、アナは愕然とした。セブ――!
  • 結婚をあきらめて人工授精で妊娠したとたん、ソフィーはゴージャスな男性アレックスと知り合った。どんな女性でも選べるはずなのに、彼は地味な妊婦の彼女をしきりに誘う。いぶかりつつも、ソフィーはたちまち恋に落ちた。
  • ベラはひとり寂しく、バーのカウンターに座っていた。あしたは妹の結婚式。喜びに浮き足立った家族はみな、きょうがベラの誕生日だということを忘れてしまった。めずらしいことではない。女優志望のしがないウエイトレス。そんな彼女は堅物の家族から浮いていて、物笑いの種なのだ。ブライズメイドになるのに、エスコートのひとりもいない。メニューを見たままため息をつく彼女に、男が声をかけた。きわどい名前のついたカクテルを、ふたりのために注文している。家族とは違うワイルドな雰囲気の彼に、ベラは強く心を惹かれた。きょうはわたしの誕生日。さばけた都会の女を演じてみよう。■結婚式のエスコートも引き受けてくれた彼とめくるめく夜を過ごしたベラですが、夜も明けぬうちに彼は消えてしまい……。一筋縄ではいかないベラの恋の行方は? 女優への夢は? 冴えないヒロインが健気に奮闘し、美しく変身する物語です。
  • 狙われているのは国王? それともわたし?王宮に渦巻く陰謀が今、襲いかかる。■記者エリカは新国王の戴冠式取材のため、ヴァシュミラを訪れた。驚いたことに、空港に降り立った彼女を出迎えたのはタクシー運転手の制服を着た新国王ニコライ・ザレド二世自身だ。巧みな変装だが、風雅な物腰と輝くばかりの美貌は隠せない。真意をはかりかねながらも、彼女はニコライの案内で市内を見て回った。やがて公園でベンチに座り、彼から前国王暗殺の経緯を聞くうち、異様な光景を目にしてエリカは凍りついた。一台の車が猛スピードでこちら目がけて突っ込んでくる。とっさに二人は、迫りくる車から逃れようと噴水に飛び込んだ!
  • 退屈ぎみの公爵ペイガンは友人に挑発され、賭に乗る――お堅い哲学者の娘スコラスティカを落とせたら勝ち。たわいない遊びのはずが……。
  • PRコンサルタントとして働くグローリーは、若手天才科学者カレブ・マスターズの講演旅行に同行し、彼のイメージチェンジや、マスコミ対策を担当することになった。問題は、カレブの評判が最悪だということ。“研究の鬼。ひどい癇癪持ち。かっとするとすぐ物を投げる”そんな人と、六週間もやっていけるのかしら?
  • 「おなかにいるのは、僕の弟の子供だそうだね」マックス・デルーカのぶしつけな問いかけに、リリーは顔をしかめた。確かにリリーは、マックスの弟トニーの子を宿している。トニーとはかつてつき合っていたが、価値観が違いすぎたために別れ、事故で彼が急死したあと妊娠が発覚したのだ。一定額を支払うから、弟の相続財産など求めないように――そうマックスに告げられ、リリーはかっとなって彼を追い返した。なんて傲慢でいやな人だろう! もう二度と会いたくないわ。そんな願いもむなしく、後日、マックスは再びリリーの家にやってきた。今度は、耳を疑うような提案をたずさえて。◆人気作家リアン・バンクスの久しぶりの新作です。激しくも心温まるラブストーリーをご堪能ください。来月には関連作として、本編に登場したアレックスとマロリーの物語をお届けします。◆
  • 父を過労で亡くして傷ついたテスは、会社社会を離れて小さな町のバーのウエイトレスになった。彼女は親しい友人に囲まれた今の暮らしを気に入っていた。ところがバーが突然閉店することになり茫然としていると、ある常連客が“これで夢を叶えろ”と大金を置いていった。使い道の見当がつかず立ち尽くす彼女の前に高級リムジンが現れる。降りてきた長身の男性に目を奪われ、テスは息をのんだ。エヴァンと名乗る彼はどうやら例の常連客の甥らしい。金を取り戻しに来たのだと思い、テスはバッグを返そうとした。するとエヴァンが熱っぽいまなざしで言った。「目的は金じゃない」★ヘザー・マカリスターらしい読み手を飽きさせないストーリー展開は折り紙つき。じれったさや、もどかしさといった様々な恋のスパイスが効いた会心の一作をぜひご堪能ください!★
  • 頭はいいが変わり者のローレライは高校時代、同級生のライアンに熱を上げ、大胆にも彼に迫って悲惨な失恋を経験、心に傷を負った。その後医師となった彼女の前に現れた消防士のライアン。十五年ぶりの再会に、ローレライは心の中である決意を固める。
  • 胸の内にしまっておくの。私の想いも、この子のことも。

    エレナが働くPR会社に、前例のない大きな仕事が舞いこんだ。依頼人は――大手航空会社のCEO、アレックス・ラッシュ!その名を聞いた瞬間、彼女の心は不安と高揚に襲われた。かつてエレナは、彼の魅惑的な青い瞳に惹かれる気持ちに蓋をしたのだ。アレックスには、亡き妹が想いを寄せていたから。たった一度情熱に身を任せてしまった、あの夜のことは忘れたいのに……。いっぽう、彼は不敵な微笑を浮かべ、自信たっぷりに言い放った。「きみが担当にならないなら、この取引はなしだ」エレナはやむなく、彼の待つリゾート行きの自家用ジェットに乗りこんだ。高鳴る胸を必死で抑え、最愛の赤ん坊を抱いて。

    ■打ち合わせのため、アレックスの所有するリゾートに1週間滞在しなくてはならなくなったエレナ。出張に連れてきた赤ん坊に、アレックスは鋭い視線を向けます。“それは誰の子だ?”血相を変えて詰め寄る彼との距離は、唇が触れ合いそうなほど近くて……。
  • アンディーは騒々しいステレオの音に耐えかね、引っ越してきたばかりの隣家の呼び鈴を押した。現れたのは大音量のラジカセを抱えた少年と、少年によく似た男。近所のみんなが“フランケンシュタイン博士”と呼んで、なんとなく敬遠している科学者というのは、この人のことね。噂と違って男らしく魅力的な彼に、アンディーの胸はざわつき…。
  • シャノンは夫のアランを亡くし、警備会社の共同経営権を相続した。そしてもう一人の共同経営者でアランの親友でもあるジェイスとともに、会社の経営にたずさわることになった。アランとは30歳近く年が離れていたが、穏やかな結婚生活が送れた。しかし年齢の近いジェイスを前にすると、どうにも落ち着かない。それは6年前アランとジェイスに秘書として雇われたときと同じだった。だがその気持ちを見定める前に、アランにプロポーズされ結婚した。今、私は夫の死を悲しみながらも、ジェイスに心残りがあるのだろうか?とまどうシャノンに追い討ちをかけるように、彼は意外な言葉を口にした。「6年前、僕は君とデートしたかった。だがアランのためにやめたんだ」■物語の舞台はサンフランシスコ。にぎやかな西海岸の街の様子と、美しい港や橋、公園をそぞろ歩く二人を、軽快な作風で人気のバーバラ・マクマーンが心をこめて描きます。
  • 消防士のブラッドが花屋を営むトーニにひと目ぼれしたのは三カ月前。その場で食事に誘い、あっさり断られたがあきらめきれない。毎週花屋に通い、クリスマスを前についに食事の約束をとりつけた。トーニは一度きりのつもりだった。彼の魅力にあらがえなくなるまでは。
  • 大人気“ロマンスの女王”が勢揃いした、宝石箱のようなスペシャル・アンソロジー!

    ■押しも押されもせぬ大人気作家が勢揃いした豪華装丁版アンソロジーを特別刊行。巻末にロマンスの女王リン・グレアムと世界のファンのQ&Aを収めた特別付録付き!
  • ボスへの恋心を封印した秘書が、突然、花嫁に――?

    ルテニア国王ジェイクの秘書として働くアンディは、3年分の恋心を胸に隠し、辞表を提出した――
    今、辞めなきゃ。彼が結婚してしまう前に。
    華やかな美貌の令嬢たちの誰かを、彼は花嫁に選ぶ……。

    いったい、どうなってるんだ? ジェイクはいぶかった。
    秘書がいきなり辞表を出したと思ったら、転んで頭を打った衝撃でまさかぼくを恋人だと思い込むとは! 優秀な秘書を失うのは国家にとっての損失。ならばこれを利用しようか。
    宮殿で開いた記者会見の席上で、ジェイクは高らかに宣言した。
    「ぼくが選んだ花嫁は……秘書のアンディだ」

    ■大人気のボス&秘書テーマの珠玉作! 記憶喪失となったヒロインは、片想い中のボスを自分の恋人だと思い込んでしまい……!?ジェニファー・ルイスが得意とする、ドラマティックなプロットとピュアなヒロイン像に心を揺さぶられます。
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 彼が放ったひどい言葉は棘となって、今も私の心に突き刺さったまま……。

    父の家庭内暴力に苦しみ、アビーは男性恐怖症に陥った。そんな彼女を引き取ってくれた兄夫婦が6年前に事故で亡くなり、遺された幼い姪を育てながらの暮らしも、今や困窮していた。あるとき、親戚の葬儀に出席するため故郷に戻ってきたアビーは、最も会いたくなかった男性、コーディ・バンクスと再会してしまう。彼の妻はアビーの兄夫婦の葬儀に参列した際に感染症にかかり、それがアビーと姪のせいだと、鬼のような剣幕で罵倒してきたのだ。理不尽な言いがかりによる心の傷は6年経った今も癒えておらず、恐怖に怯えたアビーは姪の手をとり、その場から逃げ出した――ほどなくコーディ・バンクスが隣人になろうとは、夢にも思わずに!

    ■大人気シリーズ〈ワイオミングの風〉もおかげさまで11作目に突入しました! 『仮面をぬいだ花嫁』(PS-108)に登場した、保安官のコーディがヒーローを務めます。感染症で命を落とした妻を想い続ける彼とアビーをどんな恋の運命が待ち受けているのでしょうか?
  • だれもが愛と幸せを願う季節に、ロマンスの巨匠からの贈り物。

    ■巨匠ダイアナ・パーマーの描くヒーローは皆、辛辣な言葉を吐く一方で、その官能的な唇はヒロインをおおいに魅了し揺さぶります。本作所収の物語もまさに“キス”が鍵となるロマンス。クリスマスにぜひご堪能いただきたい、ドキドキと幸せをくれる珠玉の2篇!
  • シリーズ2冊
    550671(税込)
    著者名:
    ルーシー・ゴードン
    翻訳者名:
    高杉啓子
    レーベル: ハーレクイン

    太陽のようにまぶしい笑顔、艶やかな黒髪。留学先のイタリアで、出会った瞬間ジョアンはフランコに恋をした。でもフランコにとってその頃のジョアンはただの年下の女の子。妹のようにしか見てくれない。それでも幸せだった。あの運命の夜、いとこのローズマリーがジョアンを訪ねてくるまでは……。フランコとローズマリーは一目で惹かれあい、結婚したのだ。――あれから8年。久しぶりに再会したフランコは、ローズマリーを病気で失い、別人のように暗く沈んでいる。ジョアンはよく似たいとこの身代わりでもいいと思った。それでフランコを癒やせるならば。■愛する彼が目の前でいとこと恋に落ち、結婚するのを目の当たりにしたヒロインの胸の痛み。亡き妻そっくりの女性の存在そのものに戸惑うヒーロー。もどかしい恋を、故人の手紙があと押しする感動作です。
  • シリーズ2冊
    440594(税込)
    著者名:
    ミシェル・リード
    翻訳者名:
    大島ともこ
    レーベル: ハーレクイン

    帰郷したマデリンの胸中には、痛々しい決意が渦巻いていた。この地に戻ってきたのは、愛の幽霊を葬り去るため。失意と孤独に満ちたこの4年間、自分を変える努力を重ねてきた。わたしを深く傷つけた元フィアンセ、ドミニックと再会を果たし、洗練されたしぐさで冷たくあしらってみせるわ。懐かしい川辺を散歩して緊張をほぐそうとしていたとき、からかうような声が聞こえた。「ついに放蕩娘のお帰りか」意に反して心臓が止まりそうになる。ドミニックだわ!背を向けようとしたそのとき、彼は激しく唇を重ねてきた。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 独身貴族のホテル王に息子の存在を告げる。そんなこと、口が裂けても言えない!

    インテリアデザインの仕事をしていたサマンサは、ホテル王ニックと知り合い、熱い一夜を共にして息子を授かった。だが、彼は妻や子供はいらないと公言し、独身貴族の生活を謳歌中。サマンサは自らの妊娠をニックに告白することなどできず、遠い異国へ移住し、子供を密かに産み育てようと決めたのだった。5年後、サマンサはラスベガスの豪華なオフィスでニックと再会した。やむを得ない事情で帰国して仕事の再開をネットで告知したところ、ニックがさっそく連絡をくれ、緊急の仕事を依頼してきたのだ。生活の糧を得られて安堵しながらも、彼女は大きな不安に苛まれた。息子の父親が誰かをニックに知られたら、いったいどうするの?

    ■ズーリ・デイは数多くの賞を受賞している全米ベストセラー作家。ダイアナ・パーマーを彷彿とさせる作風は、読む人の心をつかんで離しません。ヒーローの子を密かに産んで育ててきたヒロインの切ない再会物語で彼女の才能をお確かめください。
  • 恋の始まりは、罪作りな熱いくちづけ。

    バネッサは兄とともに、苦労して写真スタジオを維持してきた。おかげで最近は、腕のいい兄妹として認められるまでになった。ところがある日、バネッサは大変な失敗をしてしまう。スタジオを訪ねてきた実業家のジェイを男性モデルと勘違いして、あろうことかヌード写真のポーズをとらせてしまったのだ!誤りに気づいて途方に暮れたバネッサは、彼に謝罪しようとした。だがジェイは耳も貸さず、嘲笑とともにこう言った。「始まっているゲームを途中で終わらせることはできない」同時にいきなり唇を奪われ、バネッサの頭は真っ白になった。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ロマンスの巨匠たち~ミシェル・リードの軌跡 2~冷たく熱い、夫の妄執!幼妻は無垢な想いを弄ばれ――

    困窮する兄夫婦のために、マーニーは不本意ながらやむなく、イタリア人実業家である元夫、ガイに助けを請うことにした。4年前、彼女は妊娠を知らせるため駆けつけた先で夫の不貞を知り、言い訳しようとする彼を振りきって離婚を決めた。15歳も年上の夫には、汚れを知らぬ幼妻では不満だったのだろう。怒りと憎しみは消えないけれど、今、頼みの綱は彼だけだった。援助の見返りに何かほしいものはあるかとマーニーが訊くと、ガイは悪魔のように冷ややかで官能的な笑みを浮かべて言った。「きみがほしい。今この瞬間から、ぼくと一緒に暮らすんだ」
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • この想いを、セクシーなボスに知られてしまったら……?

    国際的大企業に入社したソフィーは、その熱心な仕事ぶりで一目置かれる存在となった。でも最高財務責任者であるセクシーな上司、ヴァンの前ではそうはいかない。ある日、ヴァンの出張に同行したソフィーは、滞在先のホテルでハンサムな彼の黒い瞳に宿る、欲望の色に気づく。初めてヴァンが見せる男の顔。だめよ、彼に隙を見せては。ソフィーは二つの秘密を抱えていた。この会社に来た目的。そしてもう一つは……彼への秘やかな恋心。なのにあろうことか彼と結ばれてしまうなんて、予定外だわ! 彼女は狼狽した。ヴァンが企業スパイと疑って近づいてきたとも知らず。

    ■NYタイムズのベストセラー作家、シャノン・マッケナの『完璧な大富豪との甘い密約』に続く豪華絢爛な関連作!
  • プレイボーイ富豪の甘い罠に、身も心も奪われて…。

    エリーの経営するホテルに大富豪のダニエルがやってきた。婚約中の身で別の女性を同伴する彼に、エリーは嫌悪感を抱く。さらには、連れが帰ったので部屋に来ないかと彼女を誘ってきた。まったく、信じられないほど厚かましい人だわ。できるだけ距離をおこうと考えた矢先、病欠の従業員に代わって、ダニエルの部屋のベッドメーキングをすることになってしまった。大きくノックをして不在を確かめてから中に入っていくと、バスルームのドアが開く音がし、エリーは凍りついた。振り返るとそこには、一糸まとわぬ姿のダニエルが立っていた!
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 夢の一夜のあと、傷心の秘書に訪れた、想定外の再会劇。

    旅先で、しかも名前しか知らない人と一夜を共にするなんて!我に返ったゾーイは自分の行いに愕然とした。隣では昨日出会ったばかりのエイダンが静かな寝息をたてている。乱れた金髪と小麦色の肌が罪深いほどセクシーな彼は静かな海辺の町に住む、都会のせわしさとは無縁の自由人。すばらしい夜だったけど、二度と彼に会うことはないわ。パニックに陥ったゾーイはその場を逃げ出し、街へ飛んで帰った。だが数日後、あるパーティで思いがけず彼に再会してしまう。困惑してキッチンへ逃げこんだ彼女をエイダンが追ってきて……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 尊大な富豪が突きつける、不埒な要求!

    ウエディング・プランナーのゲイルは、何人もの花嫁を幸せへと導きながらも、自分の恋には消極的だ。そんなある日、担当することになった老富豪の結婚式で、ゲイルは、花婿の長男で敏腕企業家のアレクサンダーに出会う。彼は父親の再婚に反対で、花嫁は金目当てと難癖をつける始末。怒って反論するゲイルとのあいだには、火花が散った。だが、迎えた披露宴――二人でダンスを踊る最中、不意にアレクサンダーがゲイルの耳元にささやいた。それは、あまりに傲慢で気まぐれな、愛人契約の提案だった。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ずっと気づかなかった――あなたの愛に。

    憧れの人との結婚はレイニーにとって不幸の始まりだった。亡父の遺言に従い牧場主ガブの花嫁になったものの、彼の狙いが財産だと気づき、レイニーは母親の家へ逃げこんだ。あれから5年、ガブからの電話や手紙はすべて拒み続けてきた。だが同居していた母の死後、遺品を整理していたレイニーは、想像だにしなかった秘密を知ることになる。ガブは潔白で、むしろ貪欲な母から彼女を守ってくれていたのだ!酷い衝撃を受けたレイニーは、自分のおかした過ちを責め苛んだ。彼は償わせてくれるだろうか?──名ばかりの愚かな妻に。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ロマンスの巨匠たち~ミシェル・リードの軌跡 1~HQトップスターの全作品を、デビュー作から順次刊行!身分違いの恋におちて――

    レベッカは名家の使用人の娘として生まれ、御曹子のジェイにかわいがられて育った。女として花開いた16歳の夏、レベッカは彼に身も心も捧げた。けれども、新しい命を宿したとき、待っていたのは周囲の厳しい叱責だった。ふしだらと烙印を押され、ジェイに会うことも許されぬまま、彼女は身重の体で故郷を追われたのだった。10年後――レベッカのもとに、ある知らせが届く。“母危篤、連絡乞う。ジェイ”
    *本書は、ハーレクイン・プレゼンツサッカシリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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