『海外文学、中国文学、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~6件目/全6件
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1963年、世紀の暗殺事件の秘密に近づきすぎた悪党(ギャング)がいた――
ハメット賞受賞作。
1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた――MWA賞受賞作家の話題作。 -
中国じゅうを熱狂させ、突如打ち切りとなったテレビドラマ『蝸居』の原作。
中国人さえ「大事実了!(あまりにもリアルすぎる!)」と驚愕した大ベストセラー小説。
地方出身、大卒、共働き、離れて暮らす子どもひとり……。
上海で暮らす若いカップルのささやかな夢は、
“かたつむりの殻のような狭すぎる住まい”から一刻も早く抜け出すことだった。
貧富の差の拡大、拝金主義、住宅問題、官僚の汚職、ローン地獄……。
上海を舞台に、中国人男女4人の可笑しくてやがて切ない夢と希望と現実を
100%リアルに描く、かつてない問題作。
──中国人は年収の100倍近い家をどうやって買うのか?
──発覚すれば厳罰なのに、なぜ公務員は汚職を繰り返すのだろう?
──中国人のホワイトカラーは日系企業をどう見ているのだろう?
──中国人のイメージする「日本人」とは?
「中国の不思議」を解き明かしてくれる本書は「小説上海現代史」の側面をもつ。
小説としてはもちろん、中国に、上海に関わり関わろうとする人、
今のリアルな中国を知りたい人の参考書がわりとなる1冊。
【目次より抜粋】
■貯金の増える速度は物価上昇の速度に、永遠に追いつかない
■処女のような新築の家が欲しいの
■消費は欧米にならえ、収入は南米・アフリカにならえ
■先に豊かになった人のために奉仕する
■結婚なんて、つまりは金勘定よ
■彼女にとって、家とはお墓なんです
■残業はアジアの文化だ
■愛人のいる男の生活はブルーカラーと同じである
■心の傷はなんとかなっても、面子をなくしたら男は終わり
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