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『歴史、海外文学、中央公論新社、1001円~(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~14件目/全14件

  • 炒米粉、魯肉飯、冬瓜茶……あなたとなら何十杯でも――。
    結婚から逃げる日本人作家・千鶴子と、お仕着せの許婚をもつ台湾人通訳・千鶴。
    ふたりは底知れぬ食欲と“秘めた傷”をお供に、昭和十三年、台湾縦貫鉄道の旅に出る。

    「私はこの作品を過去の物語ではなく、現在こそ必要な物語として読んだ。
    そして、ラストの仕掛けの巧妙さ。ああ、うまい。ただ甘いだけではない、苦みと切なさを伴う、極上の味わいだ。」
    古内一絵さん大満足

    1938年、五月の台湾。
    作家・青山千鶴子は講演旅行に招かれ、台湾人通訳・王千鶴と出会う。
    現地の食文化や歴史に通じるのみならず、料理の腕まで天才的な千鶴とともに、
    台湾縦貫鉄道に乗りこみ、つぎつぎ台湾の味に魅了されていく。
    しかし、いつまでも心の奥を見せない千鶴に、千鶴子は焦燥感を募らせる。
    国家の争い、女性への抑圧、植民地をめぐる立場の差―――
    あらゆる壁に阻まれ、傷つきながら、ふたりの旅はどこへ行く。
  • 目 次

    第1章 意志の力――ポーランドからフランスへ
    第2章 科学と愛――希望と試練
    第3章 第一次世界大戦――前線のマリーとイレーヌ
    第4章 アメリカ――夢想を超えた啓示
    第5章 ある女性科学者の輝きと黄昏
    第6章 キュリー家の姉妹――暗闇から日の当たる方へ
    第7章 第二次大戦の混乱の中で生き別れたイレーヌとエーヴ
    第8章 冷戦下の軋轢で引き裂かれた家族
    第9章 エーヴ・キュリー――亡くなった人たちへの誠実な行動
     謝辞

     訳者あとがき
     原注
     主要参考文献
  • (一)神話から楚辞へ
    中国文学の原点である『詩経』と『楚辞』の成立、発想、表現を、『記紀万葉』と対比し考察する。古代共同体的な生活が破壊され封建制が根付いたとき、人々はそれぞれの運命におそれを抱き、そこに古代歌謡が生まれた。斬新で美しい論の展開、すべてを網羅した知識、知的興奮が味わえる白川静の世界。
    (二)史記から陶淵明へ
    古い国家の羈絆から解き放たれ、自らの運命に生きはじめた孤独な生活者たち。彼ら「士人」は体制への埋没を拒否し、自然の情感に沿って天の道に合しようとした。「天道是なるか非なるか」と厳しく問うことによる文学精神の成立から、現実を避けて桃源郷を求める創作詩にまでいたる、文化の道筋を探る。
    (全二巻)
  • 歴史は「昔、むかし」の物語。さあ今から昔話をはじめよう――。『美術の物語』の著者がやさしく語りかけるように、時代を、出来事を、そこに生きた人々を活写する。ネアンデルタール人の登場から自ら体験した第二次大戦まで。一九三六年の初版刊行から半世紀を経て復刊されて以来、各国で読みつがれてきた“物語としての世界史”の古典。文庫上下巻を合本とし、最新版を参照して訳文を見直した、待望の改訂版。

    目次

    1 「昔、むかし」
    2 偉大な発明者たち
    3 ナイル川のほとり
    4 日月火水木金土
    5 唯一の神
    6 だれもが読める文字
    7 英雄たちの時代
    8 けたちがいの戦争
    9 小さな国のふたつの小さな都市
    10 照らされた者と彼の国
    11 大きな民族の偉大な教師
    12 偉大なる冒険
    13 新しい戦い
    14 歴史の破壊者
    15 西方世界の支配者
    16 よろこばしい知らせ
    17 帝政のローマ
    18 嵐の時代
    19 星夜のはじまり
    20 アッラーの神と預言者ムハンマド
    21 統治もできる征服者
    22 キリスト教の支配者
    23 気高く勇敢な騎士
    24 騎士の時代の皇帝
    25 都市と市民
    26 新しい時代
    27 新しい世界
    28 新しい信仰
    29 戦う教会
    30 おぞましい時代
    31 不幸な王としあわせな王
    32 その間に東欧で起こったこと
    33 ほんとうの新しい時代
    34 暴力による革命
    35 最後の征服者
    36 人間と機械
    37 海の向こう
    38 ヨーロッパに生まれたふたつの国
    39 世界の分配
    40 わたし自身が体験した世界史のひとこま
  • 碑や絵文書に残された不思議な文字。天文や暦の計算、王朝や都市の盛衰を刻んでいることが最近明らかになった。そのファンタスティックな絵文字を読むための手がかりはどこにあるのか。マヤ文字の第一人者が魅力を解き明かす。  327ページ
  • シリーズ2冊
    1,2571,309(税込)

    中国文学の原点である『詩経』と『楚辞』の成立、発想、表現を、『記紀万葉』と対比し考察する。古代共同体的な生活が破壊され、封建制が根付いたとき、人々はそれぞれの運命におそれを抱き、そこに古代歌謡が生まれる――。この巻でとり扱った時期は、古代中国人が神を発見し、また失う過程を示すものである。斬新で美しい論の展開、すべてを網羅した知識、知的興奮が味わえる白川静の世界へようこそ。  427ページ
  • 海妖伝承を系統立てて研究した民俗学者の遺稿集。私家版としてごく少部数のみが刊行され、「幻」とまで評された名著がついに復刊!  305ページ
  • シリーズ2冊
    9431,153(税込)

    万葉集の「見る」という語は、自然に対して交渉し、霊的な機能を呼び起こす語であった。人麻呂の解析を中心に、呪歌としての万葉歌、秘儀の方法としての歌の位置づけを明らかにする。それまでの通説を一新した、碩学の独創的万葉論。  295ページ
  • 二十世紀を代表する歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。
    “この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、その生涯の最後の時を生き、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、これをつつむ、ここに、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する――、これが、以下のページの主題である。この書物を書いていたとき、視線は、あたかも夕暮れの空の深みに吸いこまれているかのようであった。ただし、その空は血の色に赤く、どんよりと鉛色の雲が重苦しく、光はまがいでぎらぎらする。
     いま、書いたものをよみかえしてみて、こう思う、もうすこし、この夕暮れの空に視線をとどまらせていたならば、にごった色もしだいに澄み、ついにはまったき澄明さにいたったのではなかったか、と。“(「第一版緒言」より)
  • 時代の趨勢で漢文は言うに及ばず、古典が大学入試に占める比率も徐々に小さくなり、青少年が論語の素読を、という時代も遠いものになりつつある。しかし長い日本語の歴史を通じ、漢文や中国古典の教養が私たちの生活に深く浸透したのも事実で、近年では「論語」などを現代的に解説したもので多くのヒット書籍が生まれた。そこで今作では広島大学副学長で漢文学者の佐藤氏が中心となり、どこかで耳にしたり、読んだことがあったような、代表的な中国故事を選出。越智広島大学学長とともに、明日誰かに話したくなる内容で解説を展開する。コロナ禍で混沌とする時代だからこそ、磨き抜かれた「古典」に学べ!
  • ある日、人びとは「この世の終わり」が来たことを知った――
    14世紀の欧州を覆い尽くした史上最悪の疫病に、
    あらゆる角度から迫った克明な叙事詩。

    目次
    はじめに
    第一章 オイメダム――さまよう病
    第二章 「やつらは怪物だ、人間ではない」
    第三章 恐怖の跫音
    第四章 シチリアの秋
    第五章 ヴィラーニかく記せり
    第六章 テンプル騎士団総長の呪い
    第七章 新しいガレノス医学
    第八章 死という日常風景
    第九章 頭を西に、足を東に向けて
    第十章 ユダヤ人大虐殺
    第十一章 「ああ、信仰薄き者たちよ」
    第十二章 始まりの終わり
    後記 黒死病はペストではなかった?
  • 一六六五年、ロンドンが悪疫(ペスト)に襲われた。逃れえない死の恐怖に翻弄された人々は死臭たちこめる街で、神に祈りを捧げ、生きのびる術を模索した。事実の圧倒的な迫力に作者自身が引きこまれつつ書き上げた本篇の凄まじさは、読む者を慄然とせしめ、最後の淡々とした喜びの描写が深い感動を呼ぶ。極限状況下におかれた人間たちを描き、カミュの『ペスト』よりも現代的と評される傑作。
  • シリーズ2冊
    1,430(税込)
    著:
    木村正俊
    レーベル: 中公文庫

    ヨーロッパ文化の基層の一つをなすケルト文化。その古代から現代にいたる広大な流れを、一書にまとめたのが本書である。めざましく進化・進展しているケルト研究の現状をふまえ、旧版から増補・補遺、表記の修正などをほどこしたうえで、増補新版として中公文庫化した。
    専門性を意識しながらも、一般読者層にも広く読まれるように、わかりやすい記述を心がけており、図版を比較的多く掲載しているのも本書の特徴となる。ケルト人の歴史と文化を知るうえで、必要な知識と情報を幅広く集めた雄編だといえよう。
  • 活気あふれる明治から大正へ三十余年、新聞人のとらえた庶民の文化と世相の歩み。下町の風俗文化、演芸娯楽に名物、書画骨董、もろもろ見聞の宝庫。

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