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『時代小説、まんがびと(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~39件目/全39件

  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)

    【書籍説明】

    時は平安。夜半、桂川を群れ歩く妖を見た村人が次々に死んでいく。
    全ては羅城門に棲む鬼の仕業。平安京を脅かす魔物を討伐するため、
    源氏のうら若き御曹司・頼義は、とある法師陰陽師のもとを訪ねる。
    男の名は鬼宿法眼。光る君と見紛うほどの美貌とは裏腹に、
    人々から『魑魅魍魎を自在に操る朱雀の鬼』と恐れられていた。
    幾重にも連なる朱の鳥居の先に見える世界は、夢か幻か。
    差し伸べられたその手は一体、誰を救うためにあるのか。
    人間の業の闇が蠢くとき、閉ざされていた魔界への境界が啓かれる――

    【目次】
    序章  遷都 ―せんと―
    一章  深縹 ―こきはなだ―
    二章  魔窟 ―まくつ―
    三章  焔 ―ほむら―
    四章  月宮 ―つきみや―
    五章  鬼星 ―おにぼし―
    六章  奇々怪々 ―ききかいかい―
    七章  曙 ―あけぼの―
    八章  槿花 ―きんか―
    幕章  反魂草 ―はんごんそう―


    【著者紹介】
    沓名凛(クツナリン)
    江戸に塗れた京女。侍をこよなく愛する。
    … 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    織田信忠の父信長は天性の革命家だった。天正三年(1575)五月、信長は長篠の合戦で強豪武田軍を破り、天下一統を五割方成し遂げた。

    信長は織田家の家督を嫡男信忠に譲り、自分は琵琶湖南岸に京の都に匹敵する「平安楽土」、安土城を築いて本拠地とした。

    父信長は信忠に美濃・尾張二ヶ国と岐阜城を与え、「おまえの思う通り存分にせよ」と言う。

    織田軍総大将となった信忠は、父に無断で武田勝頼の人質となっている異母弟御坊丸の救出を企てた。

    武田勝頼の父信玄は天下の名将と定評がある有力大大名だった。信玄は天下一統のため上洛の軍を起こしたが、天正元年(1573)四月、上洛途上で病没した。

    嫡男勝頼は父信玄の跡目を継いだが、武田家重臣達は初めから勝頼を信頼しなかった。勝頼は信玄の後嗣に相応しいことを証明するため、領土拡大に熱中した。

    しかし、長篠の合戦で織田軍に大敗すると、織田信長と徳川家康の反撃に遭い、領土を奪還された。

    勝頼は怒りにまかせて人質の御坊丸や信忠の婚約者だった異母妹松姫を虐待した。

    信忠は御坊丸と松姫を救い出し、美濃に連れて戻った。

    信長・信忠父子は武田勝頼と決着つけて、天下一統を成し遂げようとするが……。
  • 【書籍説明】
    天然理心流四代目宗家近藤勇は、名刀を手に入れようと必死で探した。

    その勇に「虎徹を売りたい」という男が現れた。

    売値は破格に安いが、「絶対にだれにも負けない」ことなど、とんでもない条件がついていた。

    勇は条件を呑んで虎徹を購入したが、その直後から次から次へと真剣勝負を求められたり、刺客に狙われたりするようになった。


    勇は幕府の浪士組徴募に応じて上洛する決意をした。

    将軍を警護し、攘夷の先駆けとなるという重大な役目を担って上洛する。

    勇は敵を倒して上洛し、「新選組」を結成して王城の治安維持に努めた。

    だが、新選組局長となっても、命を狙われる。

    勇の盟友土方歳三が、その原因を探り出した。

    勇の持つ「虎徹」には、二百年前の剣客の怨念が宿っているらしい。


    勇は剣客の怨念を断ち切り、虎徹を世の中に役立てようと決意したが……。
  • 【書籍説明】

    織田信長は生まれながらの天才的革命家だった。

    独特の発想と美意識を持ち、徹底した合理主義者だった。

    それ故に、実の父母にも家臣達にも理解されず、絶望的な孤独に苛まれていた。

    母土田御前は弟の信行を偏愛し、信長を廃嫡して信行に跡目を相続させたいと願った。


    父織田信秀が病死すると、信長は織田弾正忠家を継ぎ、駿河の太守今川義元の尾張侵攻を防ぎつつ、尾張国内で勢力拡大に努めた。

    信長の最大の理解者は、美濃国主斎藤道三とその娘帰蝶(濃姫)だった。

    帰蝶は道三の智謀の才を受け継ぎ、信長の正室になると軍師を務めた。

    信長は道三や濃姫の助けを得て、主筋である守護代織田大和守家を滅ぼし、尾張国都清州城を獲得した。

    さらに織田伊勢守家も下し、尾張国内を統一・平定しようとした。


    だが、斎藤道三は嫡男斎藤義龍に謀反を起こされ、討死した。

    信長が最大の味方道三を失うと、同母弟信行は庶兄織田信広と手を組み、美濃の斎藤義龍と示し合わせて謀反の兵を挙げた。

    信行には宿老林秀貞・通具兄弟や柴田勝家が味方した。

    謀反軍は二千近く、信長軍は一千未満。

    信長と濃姫は知恵を尽くして謀反軍と戦うが……。


    【目次】
    悪餓鬼大将
    尾張の猛虎
    虎の息子と蝮の娘
    抹香くわっ
    織田弾正忠
    清州城奪取
    人身御供
    身代わり
    山の神
    蝮の死
    四面楚歌
    謀反勃発
    女軍師
    謀殺
    尾張統一
  • 【書籍説明】
    新選組の小者の忠助は、「闇風」と呼ばれる盗賊だった。

    たいていは独り働きだが、時には頼まれて大盗賊の下で働くこともあった。

    盗賊の頭ともめて殺してしまい、江戸を離れた。

    盗人の足を洗い、行商などをしていたが、創立間もない新選組の小者になった。

    昔の仲間に見つかって、忠助は盗人仲間に引き戻されそうになる。

    小者の太吉が機転を働かせ、土方歳三に助けを求めた。

    その後、忠助は新入隊士の浅沼亨が盗賊仲間の用心棒だったことに気づくが、隊士として精勤しているので黙っていた。

    だが、浅沼の様子が、しだいに怯懦になる。

    ついに浅沼は「制札事件」で大失敗した。

    実は、浅沼は盗人だった前歴をタネに昔の悪党仲間に脅され、攘夷軍資金強盗一味に加わるよう強要されていた。

    忠助は浅沼に全て打ち明けるように勧めるが、逆上した浅沼に斬られてしまう。

    浅沼は悪党仲間との縁を断ち切ることができるだろうか?


    【目次】
    雪の宵
    闇の風
    脅し
    引き戻し
    仲間
    葱鮪鍋
    手練れ
    出会い
    新所帯
    間者
    凶盗
    降格
    制札事件
    脱走
    襲撃
    女は薬
  • 【書籍説明】

    いま一番書きたい皆川広照(みながわ・ひろてる)と天徳寺宝衍(てんとくじ・ほうえん)を書く。

    まず、皆川広照は徳川家康との結びつきが非常に興味深い。本能寺の変直後の「伸君伊賀越え」に同行していた可能性がある。

    「そんな話は聞いたことがない」という声も聞こえてきそうだが、注目されていない史料は意外と多い。

    また、宇都宮氏の有能な家臣でありながら、離反し、北条氏に従い、豊臣秀吉による小田原城攻めのときはこの城から脱出。

    北条氏滅亡の連座を免れた。このため世渡り上手のイメージがあるが、それだけではない。

    その後、家康六男・松平忠輝の家老となり、戦国の世が終わった時代にまた一波乱……。

    難しい場面での決断でピンチの連続を乗り越えてきた武将だ。

    一方、天徳寺宝衍は名城・唐沢山城を本拠とする佐野氏の出身。

    外交僧として諸国を渡り歩き、貴族や宣教師とも交流があり、織田信長、豊臣秀吉が関東に進出する際には欠かせない存在だった。

    北条氏や上杉氏の対応についても秀吉から相談され、文禄の役でも九州に同行している。秀吉の知恵袋だったのだ。

    戦国の主役には遠く及ばない弱小領主だが、その生涯は戦国武将らしい冒険に満ちているのだ。

    【目次】
    第1部 戦国時代の関東
    第2部 皆川広照
    第3部 天徳寺宝衍

    【著者紹介】
    水野拓昌(ミズノタクマサ)
    1965年、東京都生まれ。法政大学法学部卒業。1989年、産経新聞社入社。
    整理部記者、地方支局記者、宇都宮支局次長などを務め、2019年退社。
    『藤原秀郷 小説・平将門を討った最初の武士』(小学館スクウェア)
    『小山殿の三兄弟 源平合戦、鎌倉政争を生き抜いた坂東武士』(ブイツーソリューション)
    『鎌倉殿と小山3兄弟 ~小山朝政、長沼宗政、結城朝光~』
    『鎌倉殿と不都合な御家人たち ~「鎌倉殿」の周りに集まった面々は、トラブルメーカーばかり?』(まんがびと)などを出版。
    「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」のサイト「坂東武士図鑑」でコラムを連載。
  • 【書籍説明】

    徳川家康は三河の小大名松平家に生まれ、八歳の時から駿河の大大名今川家の人質となって育った。

    成長してからも今川家の被官同様に扱われ、今川義元の姪築山殿と結婚した。

    築山殿との間に、長男三郎信康と長女亀姫を儲けた。

    桶狭間の戦で今川義元が討死し、今川家が衰退すると、家康は今川傘下から脱け出し、尾張の織田信長と同盟を結んだ。

    三河から西を信長に任せ、家康は三河以東に領土を拡大し、三河・遠江を勢力下に収めた。

    同盟者信長が天下一統を成し遂げるにつれて、家康も東海の覇王となった。

    嫡男信康も勇猛果敢な武将に成長した。

    しかし、家康は秘かに信康を嫌い、父子の仲は険悪になっていった。

    信康の行状は凶暴を極め、家臣達の中には信康を嫌悪する者もいた。

    家康家臣団は、筆頭家老酒井忠次と信康後見役石川数正の二派に分かれて勢力を競い合っていた。

    その頃、家康の愛妾お愛の方が妊娠した。

    覇王を継ぐ者は、信康か?それとも、お愛の方の子か?

    【目次】
    吉報か凶報か
    清州同盟
    人質救出
    嫉妬の鬼
    猛勇か蛮勇か
    長篠の戦
    野心家
    たわけの三郎
    家臣団分裂
    父と子
    訴状十二ヶ条
    岡崎城訪問
    恐怖の毒
    安土への使者
    信康切腹
    東海の覇王
  • 【書籍説明】

    織田信長は尾張の小大名だが、生まれながらの天才的革命家だった。

    村々で行われる「火起請」という裁判形式を否定し、宗教儀式を利用して女性達をたぶらかしていた淫乱僧を詐欺師として処罰した。

    信長は迷信と慣習の支配する中世社会を打破して、「だれもが自由に安心して暮らせる合理的な世」を拓こうとした。

    信長は天下一統を志して近隣諸国を征服し、破竹の勢いで勢力を拡大した。

    ついに足利義昭を奉じて上洛し、義昭を十五代将軍の座に就けた。

    将軍の権威を利用して、天下の実権を握ろうとしたのである。

    だが、将軍義昭は信長の傀儡であることに我慢できない。

    折しも、都に百鬼夜行の噂が立ち、奇妙な病が流行し、死者が続出した。

    将軍義昭の侍臣も御所の公家衆も、次々に奇病に倒れた。

    陰陽師勘解由小路在富は、流行病は「平将門の祟り」と言う。

    「織田信長が将軍義昭を呪詛して、将門の怨霊を地獄から呼び出した」という噂が広まった。

    信長と濃姫は、呪詛の噂を打ち消し、奇病の流行を止めることができるか?

    【目次】
    火起請
    野望の始動
    秘儀へそくらべ
    詐欺坊主
    疫病流行
    怨霊
    平新皇将門
    深泥池
    陰陽師
    粥施行
    義昭発病
    呪詛返し
    悪魔の指袋
    祟りの元凶
    悪霊退散
    第六天魔王
  • 【書籍説明】
    時代は急激に動いていた。長州軍は上洛して御所を占拠しようとしたが、幕府軍の奮戦に敗退した。
    しかし、長州藩は表向き徳川幕府に恭順を示したが、いよいよ倒幕活動に力を入れた。
    長州も薩摩も「攘夷」を唱えながら、欧米文化に傾倒していった。幕府も軍制を西洋化し、フランス軍式調練を採用した。

    徳川幕府最強の戦闘集団新選組も、副長土方歳三の主張で洋式調練に切り替えた。大砲や鉄砲を有効に使うためには、従来の軍学兵法は役に立たない。
    五番隊組長武田観柳斎は長沼流軍学を修め、新選組兵学師範を務めていたが、洋式調練の採用とともに存在価値を失った。
    今さら欧米式用兵術を学ぶ気にもなれず、若い隊士達が新知識・新技術を習得するのを苦々しく眺めていた。
    武田は伊東甲子太郎に接近して身の安泰を図ろうとしたが、伊東の陰謀に巻き込まれてしまう。伊東は新選組を倒幕派に変えようと画策していた。
    武田は新選組に居難くなり、機密漏洩を手土産に薩摩屋敷に逃げ込もうとした。
    土方歳三は武田の脱隊と伊東の陰謀をどう対処するのか?


    【目次】
    洋式調練
    新知識
    留守の間に
    命令違反
    薩長同盟
    奈良出張
    金策致不可
    薩摩屋敷
    薩摩示現流
    薩摩者
    一条から七条
    嘘か真か
    将軍逝去
    斬撃
    竹田街道
  • 【書籍説明文】

    天才的革命家織田信長は、長年敵対していた足利義昭と和睦し、義昭を支援していた中国路大大名毛利輝元を臣従させた。
    一方、謀反を起こした羽柴秀吉の家臣達は、信長に捕えられた秀吉奪回と再起を図り、信長と対立する大名を頼った。
    信長は九州に侵攻し、毛利軍と大友宗麟軍が先鋒を務めた。織田軍は竜造寺隆信を討ち取り、南九州の覇者島津四兄弟を降した。土佐の長曽我部元親も降伏して臣下となり、九州に続き四国も平定された。
    征夷大将軍織田信忠は関東支配を狙う北条氏政を滅ぼし、その同盟者上杉景勝を降した。さらに奥州の伊達政宗・安東愛季・最上義光らを服属させて、関東から奥州を平定した。
    信長は戦乱を終結させ新しい世の秩序を整え始めたが、問題は山積している。
    統治の中心地をどこにするか?巨大な織田軍団を維持する費用はどうするか?諸国に溢れる牢人・野伏・海賊達の身の振り方は?そして、秀吉の処罰は?
  • 【書籍説明】

    織田信長は天才的革命家だった。尾張の小大名だった若い頃から「天下一統して新しい世を拓く」という野望を抱いた。信長は流浪していた足利義昭を奉じて上洛し、十五代将軍の座に就けた。足利将軍の権威を利用して、天下統治の実権を得ようとした。
    だが、将軍復権を熱望する義昭と対立するようになり、信長は、ついに義昭を京から追放した。将軍の上に位置する天皇の権威を背景に、天下一統に邁進した。信長は長年の宿敵を次々と倒し、今や天下一統を八割方成し遂げた。
    将軍義昭は「再上洛して幕府再開」の執念に燃え、中国路の大大名毛利輝元と手を組み、信長に対抗した。義昭は織田軍団の出世頭羽柴秀吉を味方に取り込み、信長殺害を計画した。
    だが、信長襲撃は失敗し、信長は怒りに燃えて中国路征服に出陣した。
    信長と義昭の最後の戦が始まる。
    信長は天下一統を成し遂げて、「日本国王」になれるのか?
  • 【書籍説明文】

    織田信長は天才的革命児であった。尾張の小大名にすぎなかったが、破竹の勢いで勢力を拡大し、ついに流浪の足利義昭を奉じて上洛し、十五代将軍の座に就けた。信長は将軍義昭の権威を利用して、天下統治の実権を得た。
    だが、将軍復権を熱望する義昭と対立し、信長は将軍義昭を京から追放した。信長は将軍に代わり天皇の権威を利用し、次々と敵を倒し、天下一統に邁進した。
    信長は天下一統を八割方成し遂げた。残る大敵は、足利幕府再開の執念に燃える足利義昭と義昭と組んだ中国路十ヶ国を領有する毛利輝元、そして、甲斐の武田勝頼だけとなった。
    織田軍団の出世頭は明智光秀と羽柴秀吉。秀吉は光秀に激しい対抗心を持ち、光秀を蹴落とすべく様々に画策した。
    足利義昭と毛利輝元は秀吉の異常に強い出世欲を煽り、信長に対する反感を助長する。秀吉の胸の奥に「次期天下人」の野心が燃え始めた。
    信長に謀反を起こすのは、明智光秀か、羽柴秀吉か?
  • 【書籍説明】

    織田信長は天才的革命児である。尾張の小大名だった若い頃から天下一統の野望に燃え、破竹の勢いで勢力を拡大した。足利将軍の権威を利用するため、足利義昭を奉じて上洛し十五代将軍の座に就けた。だが、将軍の実権を求める義昭と対立するようになり、信長は将軍義昭を京から追放した。信長は天下一統を七割方成し遂げて、名実ともに天下人になろうとしていた。
    信長は子沢山だが、主要な息子は嫡男信忠・次男信雄・三男信孝の三人である。嫡男信忠は優秀だが、次男信雄はとんでもない馬鹿殿で信長の頭痛の種だった。
    信雄が信長の許可も得ず、忍びの国伊賀に攻め入って大敗した。信長は激怒したが、負けたまま放っておいては天下人の沽券に関わる。
    だが、信長の重臣明智光秀も嫡男信忠も、最も信頼する同盟者徳川家康も伊賀者を家臣にして重用している。まともに伊賀征討に乗り出せば、光秀・信忠・家康との間に亀裂が生じる恐れがある。
    軍師濃姫は伊賀を相手にどう戦うか?信長は馬鹿息子にどう対処するか?
  • 【書籍説明】

    最上豊前守に両親らの「落とし前」をつけさせて主家を辞し、浪々の旅に出た林崎甚助。
    しかし執念深い豊前守は、出羽忍びを使うだけにとどまらない恐るべき「追っ手」を二段構えに用意していた。
    次第に追い詰められ心身ともに疲弊していく甚助に、斗内が「鹿島の地に剣聖・塚原卜伝を訪ねて教えを乞うては」と助言する。
    果たして卜伝は甚助に、道標を示す存在と成り得るのか?
    やがて甚助は戦国武将・徳川家康と出会い、図らずも親友となる。さらに彼と斗内を待っていた服部半蔵との嬉しい再会。
    武芸への造詣深い家康との友情は特に、甚助の生涯にわたるものとなったのだった。
    そして長期に渡って甚助と家康の前に、戦国最強の武田家「騎馬軍団」の脅威が立ちはだかる。
    その手始めに襲いかかる武田二十四将の筆頭「武田の赤鬼」山県正景。
    三方ヶ原で手痛い敗戦を喫した家康に、赤鬼の赤備えが迫る中、はたして甚助は親友の窮地を救えるのか?
    そのあげくに始まった家康と山県昌景の一騎打ちは、どんな結末を迎えるのだろうか?
    上巻以上の息詰まる戦闘シーンの連続で描く、謎に満ちた剣聖の半生、その新章の幕が今、開く。


    【目次】
    第十六章  流浪
    第十七章  鹿島
    第十八章  卜伝
    第十九章  卒業
    第二十章  導師
    第二十一章  家康
    第二十二章  窮地
    第二十三章  再会
    第二十四章   山県
    第二十五章  敗走
    第二十六章  仇敵
    第二十七章  激突
    第二十八章   決着
    第二十九章  珍手


    【著者紹介】
    鈴木天斗(スズキタカト)
    1974年 宮城県生まれ。
    高校卒業後、「人生を知らなければ、いい作家になれない」と思い先ず、就職する。
    目指すは武道を学ぶ者の視点から歴史の裏を読み、謎をひも解く「武芸者ライター」。
    小説の執筆のために社会人になってから様々な武道を学び、主に全日本剣道連盟居合道五段、同杖道四段。現在も居合道六段の合格目指して修行中。執筆のための好奇心は未だ旺盛で今現在もキック、システマ、クラブ・マガ等に興味あり。
    武道以外の趣味としては日本史探求、カラオケ(武道より自信あり)、英会話など。
    著書は他に「運動音痴・臆病・ネガティブだった私でもここまで変われた、杖道の稽古で得られた効果の数々」がある。
  • 【書籍説明文】

    尾張の小大名だった織田信長は「天下一統」の野望を抱き、破竹の勢いで勢力を拡大した。流浪の将軍足利義昭を奉じて上洛し、天下を治める実権を握った。やがて将軍親政を求める義昭と敵対し、ついに将軍義昭を京から追放した。
    信長の大敵武田信玄や上杉謙信は亡くなり、一向宗宗主顕如光佐も降伏して石山本願寺を退去することになった。今や「天下布武」は七割方実現した。
    だが、将軍義昭は「打倒信長・幕府再開」に執念を燃やし、中国路最大の大名毛利輝元と手を組み、信長に対抗した。
    天下一統を目前にして、信長は織田軍団内部に大きな問題を抱えるようになった。信長の拓く新しい世の制度に、ついて来られない老臣達が続出したのだ。
    父信秀の代から仕える宿老達の中には、昔の武功を誇り、天下人である信長の立場や構想を理解しようとしない。昔のままのやり方に固執する。
    一方、信長が育てた明智光秀や羽柴秀吉らの武将は実力を蓄え、今や織田軍団・織田政府の中核をなしている。
    天下一統のためには、不要な老将を追放する必要があるのか?苛酷な老将排斥は、現役活躍中の武将達に不安を与えることにならないか?
  • 【書籍説明文】

    織田信長は無敵武田騎馬隊を壊滅状態にし、伊勢長島や越前の一向一揆を平定した。天下一統に邁進し、安土築城にとりかかった。残る大敵は、将軍足利義昭と手を組んだ一向宗石山本願寺・中国路最大の大名毛利輝元・北国の覇者上杉謙信である。
    織田家の出世頭は、羽柴筑前守秀吉と明智日向守光秀。二人は各地を転戦し、次々と多大な戦果を挙げた。特に秀吉は野望に駆られるまま、出世の山を駆け登る。その秀吉に、「末は天下人になる」という予言が囁かれた。秀吉の野望は果てしなく広がるが、同時に、秀吉は信長の激怒を恐れた。
    信長の徹底した合理主義と成果主義が、配下の武将を心理的に追い詰めた。松永久秀・荒木村重らが次々と謀反を起こす。光秀と秀吉は謀反人征討に追われた。
    謀反鎮圧の中、秀吉は信長の独裁と酷薄に疑念を抱き、将来に不安を覚えた。
    それでも、秀吉は中国路攻略に励むが、信長への不満が募る。
  • 【書籍説明】

    織田信長は将軍足利義昭を京から追放し、名実ともに天下人として歩み出した。
    しかし、足利義昭は本願寺の顕如光佐や中国路の大大名毛利輝元と手を組み、信長を倒して再上洛する望みを諦めてはいなかった。

    武田信玄は病没したが、跡を継いだ武田勝頼は好戦的な武将で、徳川家康の領国に度々侵攻する。
    信長と家康は鉄砲など新兵器によって、「無敵」と称される武田騎馬隊を破り、勝頼に壊滅的な打撃を与えた。

    信長は琵琶湖畔に安土城を築き始めた。
    城下にキリスト教の教会や学校を建てる許可を宣教師達に与えたところ、信長の使僧朝山日乗から、「キリスト教の布教はスペイン・ポルトガルの植民地政策」という報告がもたらされた。
    だが、信長は南蛮貿易により莫大な利益を上げ、様々な新兵器を入手している。
    南蛮貿易を振興するためには、キリスト教を禁じることはできない。

    信長は奇想天外な戦法を考えつき、キリスト教問題と本願寺合戦を同時に解決しようとする。

    目次一覧
    武田勝頼
    決死の伝令
    長篠の戦
    家督譲り
    安土城建設
    南蛮僧の陰謀
    放火殺人
    異教排斥
    本願寺籠城
    木津川の大敗
    植民地政策
    パードレ虐殺
    取引停止
    鉄甲船出撃
    無敵鉄甲艦隊
  • 【書籍説明】

    織田信長は足利義昭を将軍に奉じて、天下一統の道を邁進していた。

    しかし、将軍復権と足利幕府再開を目指す足利義昭との間に生じた溝は、深まるばかりだった。

    足利義昭は各地の有力大名に御内書を送り、信長追討を下知した。宗教勢力まで抱き込み、信長包囲網を構築する。

    信長は信頼する義弟浅井長政に裏切られ、生命さえ危うくなる。浅井・朝倉軍に加え、一向宗信徒や比叡山延暦寺まで信長に敵対した。

    ついには、武田信玄が信長討伐の進撃を開始した。信長は絶体絶命の危機に陥る。

    しかし、信長は、強い意志の力と女軍師濃姫や明智光秀・徳川家康・木下(羽柴)秀吉の働きにより、危機を乗り越えて新しい世の礎を築く。

    一方、足利義昭・浅井長政・朝倉義景は天下取りの好機を目前にしながら掴むことができず、滅亡への一途をたどる。

    信長は浅井長政の裏切りが許せない。その激しい怒りに乗じて、木下秀吉は出世の機会を作りだし、ついに小谷城を落として浅井領を手に入れる。
  • 【書籍説明】

    尾張の新興大名織田信長は天性の革命児だった。
    常識破りの傭兵軍団を組織して、尾張を平定し、美濃を奪取した。破竹の勢いで勢力範囲を拡大した。

    信長は天下一統して新しい世を拓こうとしていた。そのためには、足利将軍の権威を借りる必要がある。

    信長は流浪の公方足利義昭に供奉して上洛し、義昭を足利幕府十五代将軍に就けた。

    しかし、幕府再興を望む義昭と、天下一統を望む信長は、お互いの思惑の違いに気づき始めた。

    織田家の武将木下秀吉は新規召抱の明智光秀に激しい競走心を抱き、功名を挙げようと必死だった。光秀を押し退けて京都守護となり、将軍義昭の機嫌を伺う。

    そのうち、織田家の侍が次々と獣に喰い殺される事件が起きた。
    化け猫の祟りという噂が立った。ついに公家にも犠牲者が出た。

    正親町天皇は信長に助けを求めた。信長は濃姫と光秀に化け猫の詮議を命じた。

    化け猫騒動の解決に奔走する中、信長と義昭の対立はしだいに激しくなる。

    【目次】
    本圀寺襲撃
    雪中進撃
    殿中御掟
    京都守護職
    自分勝手流
    牙と鉤爪
    古屋敷の妖姫
    黒猫闇夜
    阿胡女の方
    妖猫退治
    信長の裁断
    将軍御教書
    能興行
    傀儡将軍… 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    新選組二番隊組長永倉新八は、市中巡察中、昔知っていた女に出逢った。
    新八に足抜けの手伝いを頼んだ深川女郎お須賀だった。今は、老舗の後妻である。

    新八は松山藩江戸留守居役の次男だが、厳格な父親に反発して家を出た。
    天然理心流近藤道場試衛館の居候になり、剣技を研きながら暢気に暮らしていた。

    お須賀は「足抜けして自由になりたい。そのために金が要る」と言う。
    新八は試衛館塾頭の土方歳三と道場破りをして金を手に入れたが、女は金だけ持って恋人と駈落ちしてしまった。

    その後、お須賀は恋人と別れて京に上り、奉公先の若旦那の後妻になった。
    だが、姑の大内儀は評判の意地悪婆さんで、お須賀は辛い日々を送っていた。

    その意地悪姑が殺された。町方役人は「下手人はお須賀」と考えた。

    お須賀は新八に助けを求め、新八は新選組副長土方歳三に泣きついた。

    歳三は隊務に追われて忙しい。最近、倒幕浪士に拳銃や銃を流す者がいて、活動が激化していた。
    だが、新八に頼まれて、歳三は下手人探索に乗り出した。

    【目次】
    昔の女
    道場破り
    大暴れ
    足抜け
    後始末
    いけず
    姑殺し
    沈黙の目撃者
    親切ごかし
    大裁ち鋏
    どこかで見た顔
    仕掛けた罠
    古屋敷急襲
    下手人… 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    徳川二代将軍秀忠の御台所お江は次男国松を三代将軍の座に就けたいが、大御所徳川家康は長男竹千代を世継と定めた。実は、竹千代はお江の産んだ子ではない。

    お江は国松に将軍嫡子として振る舞うようにさせた。

    家康が亡くなると、お江は夫の秀忠に竹千代を廃嫡するように迫ったが、秀忠は承知しない。お江は益々竹千代を憎み、国松を溺愛した。

    竹千代は元服して、三代将軍家光となった。国松も元服して徳川忠長となった。

    将軍が二人いるような、忠長の横暴な振舞いが目立つ。

    お江は家光の暗殺を企むが、家光を警護する柳生十兵衛と花菜緒は刺客を寄せつけない。十兵衛の妹花菜緒は天才的な剣士で、家光の初恋の人となった。

    忠長が催した御前試合で花菜緒が勝ったため、忠長は花菜緒を謀殺した。

    お江が病死すると、忠長の暴虐非道は倍加して、秀忠を激怒させた。

    家光は忠長に蟄居を命じ、秀忠も忠長を許すことなく病没した。

    秀忠の死後、家光は異母弟保科正之を可愛がり、忠長の暴虐を憎んだ。家光は忠長を逼塞から自刃へ追い込んでいく。

    【目次】
    兄と弟
    天下を継ぐ者
    冷たい母
    鴨撃ち
    元服
    三代将軍
    辻斬り
    代理勝負
    九死に一生
    御前試合
    将軍二人
    忠長乱行
    狂乱の果て
    恋の記憶
    … 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    永禄十年(1567)八月、織田信長はついに稲葉山城を攻め落とし、美濃を平定した。

    信長は稲葉山城を「岐阜城」と改称し、「天下布武」の意志を明らかにした。

    天下一統のために、信長は足利義昭を奉じて上洛する決意をする。

    足利義昭は有力大名の力を借りて将軍となり、室町幕府の再興を計っていた。越前の太守朝倉義景を頼ったが、義景は覇気に欠ける。
    義昭は、明智光秀の仲介により織田信長を頼ることにした。光秀は信長の正室美濃御前の従兄である。

    永禄十一年(1568)七月、義昭は越前を発って美濃に向かった。

    しかし、朝倉義景は信長に将軍を奪われたようで、承服できなかった。南近江の六角承禎をはじめ信長に敵対する人々と手を組み、義昭が岐阜に到着した後、信長と義昭を暗殺しようとする。

    その頃、美濃御前が前美濃国主斎藤竜興と内通しているという噂が流れ、信長は美濃御前を幽閉した。これを知った光秀は、美濃御前の潔白を証明しようとする。

    信長は光秀の協力を得て、暗殺計画を阻止できるか?

    美濃御前は潔白を証明できるか?

    【目次】
    美濃国奪取
    蝮の遺言
    流浪の公方
    岐阜城
    弓を引く者
    般若
    蝮の娘
    陰謀の網
    小谷城の客
    公方様御成り
    火の襲撃
    裏切り者
    観音寺城落城
    二本の扇

    … 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】
    新選組三番隊組長斎藤一の父は明石松平藩の下級武士だったが、事情があって上役を斬殺し脱藩した。
    息子を連れて諸国を放浪し、江戸で病死した。斎藤の父を仇と狙う如月秀人は、名を偽って新選組に入隊した。

    その頃、新選組には佐久間象山の息子三浦啓之助が父の仇討のために入隊し、隊中は仇討の話題でもちきりだった。どうやら伍長の倉田重郎も仇討らしい。
    斎藤は苦い思いで眺めていたが、斬込みの最中に襲われて、自分が狙われていることを察知する。斎藤は土方歳三に打ち明けず、独りで敵を探そうとする。
    京都西町奉行所与力杉本雄介は新選組を訪ねて来て、隊士の中に江戸を騒がせた盗賊一味だった男を発見する。杉本は江戸南町奉行所から出向していた。
    杉本は隊士の名前を明らかにする前に、斬殺されてしまう。
    歳三は杉本を殺害したのは新選組隊士ではないかと疑い、捜査を始める。
    斎藤は如月秀人を探し出せるか?
    歳三は杉本殺害の犯人を捕らえることができるか?

    【目次】
    不意討
    恨みの連鎖
    仇討志願
    与力殺し
    記憶の中の顔
    斬込み
    深まる疑惑
    悲願と苦悩
    隊費強奪
    おしゃべり仲居
    仇持ち
    功名男
    不審の究明
    仇討地獄
    … 以上まえがきより抜粋
  • 羽柴(豊臣)秀吉は足利義昭・毛利輝元と手を組み、明智光秀に謀反の罪を着せて織田信長・信忠父子を暗殺した。
    信長は光秀に「徳川家康に天下を譲る」と遺言した。光秀は復讐を誓い、天海僧正となって信長の遺志を成し遂げようとする。

    秀吉は織田家から天下を奪い盗り、関白太政大臣となったが、心身ともに老いた。
    憧れの市姫の娘茶々を側室にし、秀頼が誕生すると、秀吉は「秀頼の天下安泰」しか考えられなくなった。光秀は病床の秀吉に信長の幻を見せて、不安を煽る。
    老耄の秀吉は家康に秀頼を託して死んだ。
    秀吉の死後、豊臣政権は石田三成ら官僚群と福島正則ら武辺者の二派に分裂した。家康は二派の対立を煽り、ついに天下分け目の「関ヶ原の戦」が勃発する。
    関ヶ原の戦に勝利した家康は徳川幕府を開き、豊臣政権の滅亡を謀る。光秀は「黒衣の宰相天海」として徳川政権の安定に尽力する。
    大坂城の淀殿茶々と秀頼母子に生き延びる道はないのか?
    信長の曾孫は徳川将軍家を継げるのか?


    【目次】
    三成挙兵
    ガラシャの悲劇
    敵か味方か
    小山評定
    誤算
    関ヶ原
    征夷大将軍
    女の戦
    竹千代誕生
    太閤の黄金
    将軍家の嫡子
    方広寺の鐘銘
    大坂冬の陣・夏の陣
    不動の北辰… 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】
    天正十年六月二日未明、京都本能寺に滞在中の織田信長は明智光秀の軍に襲撃された。信長は応戦の後、火中で自害する。信長の嫡男信忠も二条御所で自害。
    だが、光秀本人は毛利攻略中の羽柴秀吉を支援するため、備中へ赴く途中だった。
    光秀は老ノ坂で本能寺襲撃を知り、急遽京へ上った。火の海の本能寺に飛び込み、信長を救出しようとするが、すでに信長は腹を切っていた。
    信長は信忠自害と知り、「後は竹千代(家康)に」と光秀に遺言する。
    光秀は堺見物中の徳川家康を救出する一方、驚愕混乱する朝廷や町衆の鎮静化を図る。しかし、「明智光秀謀反」の報は各地に届き、逸早く羽柴秀吉が三万の大軍を率いて上洛して来た。
    光秀は汚名を雪ぐ暇もなく、山崎の合戦で完敗した。敗走途中、光秀は自分を謀反人に仕立てたのは、羽柴秀吉と知る。
    光秀は重臣斎藤内蔵助の忠告を受け入れ、死んだと見せかけて、秀吉への復讐を誓う。信長の遺言に従い、徳川家康に天下を取らせる決意をする。
    一方、秀吉は信長の遺児達を巧みに操り、天下人への道を着々と歩み始めた。

    【目次】
    本能寺襲撃
    信長の遺言
    天下布武
    伊賀越え
    中国大返し
    謀反の真相
    野望と嫉妬
    安土炎上
    明智家滅亡
    清州会議
    無念腹
    隋風
    小牧・長久手
    勝利者

    … 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】


    新選組一番隊組長の沖田総司は天才剣士だった。

    九歳の時に天然理心流近藤道場試衛館の内弟子となり、十五歳で免許皆伝、師範の資格を得た。


    十七歳の時に初めて人を斬り、剣客の宿命を痛感した。


    二十歳の春、師匠の近藤勇が幕府の浪士募集に応じて上洛を決意すると、内弟子の土方歳三や井上源三郎、食客の山南敬助や永倉新八らとともについて行った。


    京で、近藤勇は新選組を結成して王城鎮護の役目に就いた。

    総司は新選組幹部隊士として、毎日のように人を斬った。


    修羅の日々の中で、総司は一人の少女と出会った。

    少女は法眼の位を持つ漢方医
    仁科道伯の娘花香里、十七歳。


    総司と花香里は親しく口を利くようになったが、総司は自分が新選組隊士であることを言えなかった。


    しかし、池田屋斬込みの後、花香里と一緒にいるところを倒幕浪士に襲われ、「新選組の鬼沖田」と知られてしまう。


    花香里は先天性の心臓病で、強い衝撃を与えることはできない。

    総司は花香里との淡い恋を諦めようとする。

    【目次】
    花の吹雪
    試衛館入門
    道場破り
    修羅の道
    生死の覚悟
    都の春
    壬生狼
    紅葉の橋
    雪の幻
    医者の娘
    恋の手習
    池田屋斬込み
    修羅の太鼓
    はかなき恋路
    … 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    沖田総司は幼少の頃から天然理心流四代目宗家近藤勇に師事し、天賦の剣才を開花させた。

    近藤が幕府の新徴浪士組に参加すると、内弟子の土方歳三・井上源三郎や食客の山南敬助・永倉新八・原田左之助・斎藤一・藤堂平助とともに近藤に従って上洛した。

    京で、近藤は浪士組と別れて、京都守護職預の新選組を結成し、王城の警護と治安維持に努めるようになった。


    総司は自分の剣才を世の中の役に立てようと、阿修羅となって生きる覚悟を決めた。

    修羅の日々の中で、総司は幻の鷺娘のような少女花香里と恋をする。

    しかし、花香里に生まれつきの心臓疾患があることを知り、修羅の地獄に巻き込むことを恐れて、総司は花香里と別れる決意をした。


    花香里は総司を恋い慕い、総司との別離を受け入れられず病状を悪化させる。

    花香里の両親は近藤と土方に頼み、花香里と総司の恋仲を認めさせる。


    時代は急速に動きつつあった。

    参謀として入隊した伊東甲子太郎は、新選組を乗っ取って倒幕軍団に変えるため、土方と総司の暗殺を企てる。

    偶然、花香里は伊東らの陰謀を立ち聞きし、総司に報せようとして伊東に斬られる。


    総司は伊東への復讐を誓うが、知らぬ間に労咳(肺結核)に侵されていた。


    【目次】
    新参の隊士
    君の心は汲みにくい
    吹くや恋風
    苦悩の春
    山南脱走
    雪の宿
    士道を貫く
    廻る月日
    恨みの白鷺
    鷺娘祝言
    新選組分裂
    獅子身中の虫
    破邪の刃
    風薫る


    … 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    美濃国主斎藤道三の一人娘帰蝶に、隣国織田家から縁談が持ち込まれた。

    帰蝶を織田信秀の嫡男信長の嫁に迎え、和睦しようという。


    ところが、信長は「大うつけ(大馬鹿)」と悪評が高い。

    帰蝶は信長に興味を持ち、男装して隣国尾張に忍び入った。


    祭の日、帰蝶は、三河から来た人質松平竹千代を連れた信長に出会う。


    帰蝶は信長に誘われるまま、竹千代とともに村童の喧嘩に加わったり大蛇退治を手伝ったりする。

    突然、三人は野臥に襲われ、道三の家臣明智光秀に救われた。

    復讐に燃える信長は野臥の巣窟を襲撃して、野臥の頭領を捕らえた。

    野臥は三河の松平家に頼まれて竹千代を殺害しようとしたのだ。


    やがて、竹千代は三河に帰り、今川家の人質となって駿府に送られた。

    信長と帰蝶はめでたく結婚した。


    信長が尾張を平定して間もなく、今川義元が大軍を率いて攻め寄せた。

    勝ち目のない信長は奇襲作戦を立てるが、その作戦を見破る者が今川軍にただ一人いる。

    成長して松平元康となった竹千代である。

    はたして、竹千代はどう出るか?


    【目次】
    尾張の大うつけ
    小さな客人
    大蛇退治
    猿か人か
    野臥の洞穴
    人質
    婚儀と葬儀
    国譲り状
    今川義元出陣
    松平元康
    信長出陣
    雷雨
    桶狭間
    天下布武

    … 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    土方歳三は東京地検の公判部検事である。

    刑事部の捜査検事が起訴した連続殺人事件の裁判を担当することになった。


    夫が我が子を虐待死させるのを手伝った女、融資先を窮地に追い込んで自殺させた銀行員、
    轢逃げ事件をもみ消した大病院の院長、同級生をリンチして殺してしまった女子高校生が、次々と殺された。

    ネット上で、「正義の執行者」と名乗る人間が「処刑した」と宣言した。

    警察と捜査検事は、「正義の執行者」が野口健司であることを突き止め、逮捕、起訴した。


    だが、歳三の鋭い勘は野口の自白に嘘を感じた。

    真犯人は他にいる!

    歳三は、刑事部に再捜査を求めたが、刑事部長伊東甲子太郎は頑として撥ねつけた。

    公判部長の清河八郎も起訴取消しを許可しない。

    野口の弁護士山南敬助は情状酌量を求めるばかりで、野口の無罪を主張しない。


    歳三は検事生命を懸けて、法廷において真相を明らかにする決意を固めた。


    弁護士近藤勇、犯罪心理学者沖田総司らの協力を得て、歳三は検事の使命を果たそうとする。



    【目次】
    四件の殺人
    連続殺人
    正義の執行者
    サイコパス
    ネットのヒーロー
    再捜査拒否
    殺人の動機
    処刑宣言
    無罪の主張
    検察側の証人
    プロファイリング
    真相究明
    秋霜烈日

    … 以上まえがきより抜粋
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)

    【書籍説明】

    幼いころに、疱瘡により右目を失明したと言われる奥州の覇者伊達政宗。
    その政宗の右目にもし『とんでもない力』が宿っていたとしたら――?
    世間を揺るがす出来事の影に『とんでもない力』が関わっていたとしたら――?
    ファンタジー×歴史の、歴史if小説です。


    【目次】
    :プロローグ:
    :巨木の下で:
    :もう一人の龍使い:
    :二人の龍使い:
    :梵天丸と龍・其之一:
    :梵天丸と龍・其之二:
    :復活、梵天丸:
    :エピローグ:


    【著者紹介】
    日南れん(ヒナレン)
    電子書籍作家です。TL/ライトノベルなどを執筆。常時お仕事募集中です!
    … 以上まえがきより抜粋
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)

    【書籍説明】

    幕末、人心不安のためか、民間に様々な信仰が流行った。

    天狐教は、その一つである。


    新選組お抱え医師の嘉納芳春は、天狐教の信者の病状に悩まされていた。

    天狐教を信じていた患者の病状が悪化したり、お籠りを続けた信者が幽鬼のように痩せ衰えたりする。

    ついに死者まで出た。

    芳春は症状から阿片中毒を疑った。


    新選組副長土方歳三は、薩摩藩士中村半次郎が天狐教教祖天晃坊をつけ狙っていることに気づいた。

    その半次郎が暗殺されるのを、歳三は未然に防いだ。


    半次郎は、「天晃坊は阿片で人を操り、回天を成し遂げるつもりだ」と、歳三に告げた。

    天晃坊は薩摩の大久保一蔵や西郷吉之助、長州の桂小五郎や高杉晋作に接近して、討幕・回天を推し進めようとしている。


    半次郎は、阿片が亡国の麻薬であることを心配し、歳三に協力を求めた。


    一方、土佐の坂本龍馬は桂や高杉に天狐教と組む危険性を訴えていた。


    歳三と半次郎は天晃坊の企みを暴き、阿片の蔓延を阻止できるだろうか?

    【目次】
    金の御幣
    阿芙蓉
    狐の天罰
    犠牲者
    人斬り半次郎
    刺客
    回天の大業
    日吉屋五郎三郎
    お籠り
    生き地獄
    魔境襲撃
    阿片商人
    龍馬の説得

    … 以上まえがきより抜粋
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)

    【書籍説明】
    人が死にゆくとき、どこからともなく一人の人物が姿を現す。
    黄色の袍に白い袴、銀色の髪、肩には白い鸚鵡――彼の名は名木(なぎ)。
    数百年にわたって人界を見守ってきた彼が、その死を見届けるためにやってきたのは早朝の本能寺。信長の死を静かに見守る予定だったのだが――。
    本能寺の変を下敷きにした、歴史if小説です。


    【目次】
    :プロローグ:
    :名木、見届ける:
    :名木と信長:
    :キンカンと信長:
    :地下通路の攻防:
    :親の願い:
    :息子の願い:
    :天王山:
    :エピローグ:


    【著者紹介】
    日南れん(ヒナレン)
    電子書籍作家。TL/ライトノベルなどを執筆。常時お仕事募集中です!

    … 以上まえがきより抜粋
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)

    【書籍説明】

    新選組副長土方歳三と一番隊組長沖田総司は、市中巡察中に首吊り自殺をしようとした若旦那を助けた。

    夫婦約束した女に裏切られて、絶望したと言う。

    新選組一番の短気者、十番隊組長原田左之助は、惚れた女と祝言すると大騒ぎ。

    平隊士の村越主税は女に貢いで、給与の前借りがかさむばかり。

    歳三が話をよく聞くと、どうも三人の相手の女は同じらしい。

    歳三は、男を誑(たぶら)かす美女軍団の存在に気づいた。

    だが、新選組は女に関わっている暇はない。

    「攘夷の御用金調達」という名目で、「世直し党」と称する盗賊が次々に京の大店を襲った。

    盗賊に押し込まれた店の主人や奉公人は、全員斬り殺された。

    しかも、押し込まれた店の主人や番頭は女に騙されて金を巻き上げられたことがある。

    盗賊世直し党と美女軍団はつながっているらしい。

    歳三は世直し党と美女軍団の殲滅に乗り出した。


    【目次】
    首吊り
    恋する男
    給金前借り
    消えた娘
    恋の鞘当て
    大騙り
    世直し盗賊
    蛇の道は蛇
    祇園桝梅
    恋は曲者
    おぼこ娘
    世直し党襲撃
    左之助祝言

    … 以上まえがきより抜粋
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)

    【書籍説明】
    歴史に「たられば」は、タブーとされています。
    しかし実際にはいろんな「たられば」があり、多くの歴史家が空想を膨らませます。
    例えば本能寺の変の後に、織田信長が生きていたら、幕末の坂本竜馬が暗殺されなかったら、という「たられば」を想像して展開を予想する本は、書店で結構出版されています。

    この本もそういう「たられば」系をテーマにしました。
    対象は、知る人ぞ知る、戦国時代に九州南部で大活躍した戦国大名・島津氏を取り上げています。
    戦国時代の中後期に、島津氏の領地だった種子島に鉄砲が伝来しました。
    当時の最新兵器は、当時の日本では大変重宝され、ここから日本の戦国時代の様相が変わりました。

    もし鉄砲の伝来が5年早ければ?
    という考察で執筆しました。
    実はあとわずかで九州の統一直前まで行った島津氏が、もし本当に九州の統一を達成していたら、豊臣秀吉も容易に手が出せなかったといいます。
    今回はそれよりも早く、本能寺の変の前に九州を統一したら?と考えました。
    その場合九州に第二の日本として独立王国が建国された?
    そして、琉球はおろか南の台湾、さらに南のフィリピンにまで進出したと予想してみました。

    【目次】
    1.史実における九州島津氏の動き
    2.鉄砲伝来が5年早ければ九州王国・島津王朝?
    3.九州にとどまらず台湾・ルソン島までも支配下に
    4.九州・台湾王国があったら考えられる影響 その1
    5.九州… 以上まえがきより抜粋
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    【書籍説明】

    元治元年(1864)六月五日の池田屋騒動以来、新選組の勇名は天下に轟いた。

    北辰一刀流免許皆伝の伊東甲子太郎が門人七名を率いて入隊したのをはじめ、諸国から有為の青年達が続々と集まって来た。

    新選組が急成長する中で、総長山南敬助と副長土方歳三の対立が激化した。新選組屯所の移転先や隊士の処罰をめぐって、二人の意見が衝突した。山南はしだいに孤立するようになった。

    山南は隊規違反をした隊士をかばい、歳三との仲は険悪になるばかりだった。

    やがて「山南が歳三を呪殺しようとした」「歳三が山南暗殺を企んだ」という噂も立ち始めた。「噂を流したのは歳三自身」とも言われた。

    元治二年(慶応元年・1865)二月、山南敬助は新選組を脱隊して江戸に帰った。

    新選組史の最大の謎、山南敬助脱走の真実に迫る。


    【目次】
    総長
    孤立
    丑の刻参り
    後ろ傷
    藁人形
    山南敬助暗殺
    殺意の交差
    西本願寺坊官
    恩知らず
    土方歳三暗殺
    策士
    脱走
    切腹
    獅子身中の虫
    … 以上まえがきより抜粋
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    【書籍説明】

    元治元年(1864)六月五日の池田屋騒動で、新選組は一躍名を上げた。

    翌七月、前年文久三年(1863)の政変で御所を追われた長州藩が、「冤を禁闕で雪ぐ」と称して軍を率いて上洛した。

    会津・桑名・薩摩藩をはじめとする幕府軍と御所の蛤御門(禁門)付近で衝突し、激しい戦闘となった。

    新選組も出動し、軍功を立てた。

    長州軍は幕軍に大敗し、新選組の武名は世に轟き渡った。

    だが、倒幕浪士の過激な活動は止まなかった。

    新選組は連日連夜京都市中を巡察し、倒幕浪士の取締りに奔走した。

    倒幕浪士が集会する料理茶屋を襲撃した時、全く無関係な浪人が新選組に斬られて死んだ。

    浪人を斬った隊士は謝罪に出向いたが、浪人の妻の美貌に目がくらんだ。

    壬生界隈で、隊士と浪人の妻の仲が噂されるようになった。

    新選組副長土方歳三に糾弾され、隊士は浪人の妻と心中した。

    だが、歳三には心中事件に裏があるように思われた。

    歳三は「壬生心中」の真相を探り当てることができるのか?


    … 以上まえがきより抜粋
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    【書籍説明】

    元治元年(1864)六月、祇園祭を間近に控えて、京の街々はいつにも増して賑やかだった。祭見物の客が諸方から集まって来る。今年は特に浪士の姿が目立つ。

    昨年八月の政変で長州藩は御所の警護の任務を解かれ、急進的な反幕派の公卿とともに京を追われた。

    だが、桂小五郎・品川弥次郎ら長州藩士は肥後や土佐など各地の急進的な尊王攘夷を叫ぶ浪士達ともに、京で反幕活動を続けた。

    五月半ば過ぎ、新選組副長土方歳三はとんでもない企てを知った。

    「烈風の日を選んで御所の風上に火を放ち、騒乱に紛れて主上(天皇)を長州へ御動座奉る」というのである。

    王城警護の任に当たる新選組としては、何としてもこの陰謀を阻止しなければならない。

    そうした中で、連続通り魔事件が起きた。

    歳三は通り魔の正体を突き止めるが、捕縛する前に通り魔は人質を取って立て籠もった。

    歳三と総司は、隣家の古道具屋桝屋の屋根から侵入して人質を救出しようとする。

    だが、歳三は桝屋の中で意外な物を見てしまった。

    歳三は人質を救出できるか?反幕浪士の陰謀を未然に阻止できるか?

    幕末最大の戦闘「池田屋騒動」へ、事態は動いていく。



    【目次】
    通り魔
    薬屋又助
    肥後訛り
    目撃者
    とろ松
    人質
    閉じ籠もり
    救出
    古高俊太郎
    拷問
    配膳屋
    喧嘩師の勘
    池田屋襲撃
    死闘の果て

    … 以上まえがきより抜粋
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    【書籍説明】
    京都守護職御預の新選組は、反幕運動を繰り広げる不逞浪士を取締り、王城の治安を維持するために日夜精勤していた。

    しかし、長州や土佐を中心とする浪士達の反幕活動は激化するばかりだった。不逞浪士達は「尊王攘夷」を主張するが、「公武一和」を願う親幕派の当今孝明天皇の御意志は全く無視していた。

    反幕の尊攘浪士は、秘かに「妖刀村正」を求めた。

    「村正」は代々徳川家に仇をなす刀剣で、妖しい魔力が秘められていた。

    村正は生贄の血を求める。村正を手にした者は人を斬らずにはいられない。村正を握れば、「剣技が冴えわたり、どんな相手でも斬れる」という。

    反幕浪士の一人が村正を手に入れ、親幕派の公卿や幕府要人を斬殺した。しかも、妖刀村正の犠牲者は新選組隊士から京の町衆にまで及んだ。都の人々は恐怖に慄いた。

    新選組副長土方歳三は、村正を遣う殺人狂の剣士の探索に奔走した。

    長州藩士桂小五郎も村正の狂騒を座視できなくなった。殺人剣村正を止めるため、ついに桂は土方歳三に協力を求めた。

    はたして、土方歳三は村正の暴走を止めることができるのか?


    【目次】
    待ち伏せ
    村正
    神童
    見廻組
    桂小五郎
    取引
    裏切り
    妖刀
    生贄
    臆病者
    変貌
    殺人剣
    紙屋川

    … 以上まえがきより抜粋
  • 10分で読めるミニ書籍です(文章量11,000文字程度=紙の書籍の22ページ程度)

    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
    自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
    是非、お試しください。

    書籍説明

    第一作では佐助の一日を、江戸時代の目線で追ってみた。
    今回は、あれから3日後の佐助の動きを追ってみることにした。
    ミクロ歴史ドラマの細部から、過ぎた時代のことがらと、
    21世紀の歴史や社会的課題の関わりを読み解きつつ、
    江戸ロマンの世界に浸ってみよう。

    著者紹介

    音小田こねこ(ネコダコネコ)
    1964年、神奈川県生まれ。
    高校は日本で入学したが、留学を決意して、さしたる考えもなく米国へ。
    結果、高校はアメリカのモンタナ州で卒業。
    大学は韓国で卒業。
    中学生の頃から《詩とメルヘン》に投稿を始めて以来、もの書きが好きになりました。
    本質的なことにこだわりが強く、哲学と鉄鍋、ネコと犬が大好き。
    ネコらしい犬とたわむれつつ、ひねもす過ごす日々です。… 以上まえがきより抜粋

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