『時代小説、NHK出版(文芸・小説、新書)』の電子書籍一覧
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認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
時代がやってきた!
視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。
■目次
第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方 -
松本潤主演の大河ドラマを完全小説化!ストーリーをいち早く楽しみたいファン必携の書
松本潤主演で大注目の大河ドラマ「どうする家康」。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の活躍を新たな視点で描くのは、「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」の脚本を手掛けた希代のストーリーテラー・古沢良太。そんな古沢良太が描く徳川家康はどんな人物なのか。そして演じる松本潤はどんな家康に命を吹き込むのか。本書は、ドラマの脚本を基に、ストーリーやセリフを小説として楽しめるようにしたノベライズ第一巻。歴史・大河ドラマファンをはじめ、時代小説ファン、出演者のファンなど、各人それぞれの角度で楽しめる。2023年1月の放送開始に先んじて、ストーリーをいち早くお届けする。
●物語
小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育を受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。今川家に染まる元康を、三河の者たちは苦々しく思っていた。そんな折、父に仕えていた旧臣たちと再会した元康は、彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興への思いがくすぶっていることを知る。
1560年(永禄3年)、今川義元は織田領である尾張へ進撃。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届く。大高城に押し寄せるのは、あの織田信長であった。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。元康は決断をせまられるのだった。 -
小泉八雲とセツ。2人の奇跡の出会いが、異文化を乗り越え、『怪談』を生みだした。
ギリシア生まれのジャーナリスト、ラフカディオ・ハーンと上士の血を引くセツ。2人の宿縁の出会いと文学作品に結実するまでをドラマチックに描く。日本に憧れ東京に上陸したハーンは、英語教師として松江に赴任、誤解からヘルン先生と呼ばれるようになる。版籍奉還により生家は財産を失い、働く場も失ったセツは旅館に滞在中の異国人の女中として奉公する。はじめは会話にも不自由するが、ハーンの日本男性にはない優しさ、セツの武士の娘である毅然とした佇まいに互いに惹かれあうようになる。あるときセツの語る説話にハーンが高い関心を示した…。こうして奇跡的に出会った二人が愛を育み障害を乗り越え、『怪談』を世界に発表する。 -
大河ドラマ「青天を衝け」完全小説版、渋沢栄一の青春時代を描く第1巻いよいよ刊行!
「虐げられる身分のままでは終われない。俺は、武士になる!」
武蔵国血洗島村(現・埼玉県深谷市)、藍染めの原料となる藍玉作りと養蚕を営む富農の家に生まれた主人公・渋沢栄一は、頭の回転は早いが、大人や権力に物おじしない“やんちゃ坊主”に育つ。商才に長けた父の背中に学び、商売のおもしろさに目覚めていく栄一だったが、17歳の頃、人生を変える最初の事件が起こる――。
幕末から明治へ、時代に翻弄され挫折を繰り返しながらも、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢栄一の、熱き青春の日々がここに始まる! -
大商団を率い、秦軍の輜重も預かるようになった呂不韋。しかし戦乱の悲惨を目にし、13歳で王位についた少年王・政と共に、中華統一による平和な世を目指し動き出す。折しも、秦の最後の砦、函谷関に数十万の合従軍が押し寄せつつあった。果たして、550年間続いた春秋戦国時代に終わりはくるのか!?
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2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」ヒロインの兄
東北を旅する若き日の吉田松陰、魂の成長の物語
迫りくる列強の脅威に揺れる日本。江戸留学中の若き松陰は、海防視察のため東北へ旅立ち、“第二の忠臣蔵”と江戸で話題となった「相馬大作事件」の真相に迫る。明治維新の立役者となった松下村塾の後進たちに、大きな影響を与えた松陰の「大和魂」という思想は、どのように輪郭をなしていったのか。若き日の松陰一行の東北旅行を通して描く。
[目 次]
第一章 躍々として
第二章 誓い
第三章 仇討道中
第四章 独歩燦々 -
2015年NHK大河ドラマ『花燃ゆ』を完全ノベライズ。
明治維新のまっただ中を生き抜いた女性がいた。長州・萩の下級武士、杉家の四女・文は、破天荒な兄・吉田寅次郎(松陰)を支え、杉家の家族とともに様々な困難を乗り越えていく。兄を助けて松下村塾を切り盛りし、やがて塾生の一人・久坂玄瑞と結婚。時代は幕末の動乱に向け動き始め、文もまたその流れに翻弄されていくのだった――。(全4巻)
[目 次]
第 一 章 嵐を呼ぶ妹
第 二 章 波乱の恋文
第 三 章 ついてない男
第 四 章 兄の大失敗
第 五 章 志の果て
第 六 章 女囚の秘密
第 七 章 放たれる寅
第 八 章 罪人の塾
第 九 章 面白くない男
第 十 章 塾生たち暴れる
第 十一 章 すれちがう恋
第 十二 章 妻は不美人 -
城山三郎経済小説大賞受賞作家の新境地、書下ろし痛快時代小説!
将軍吉宗の時代。シャム国から取寄せた象を長崎から江戸まで移送せよとの命がおり、馬医豊安と「象と心を通じあえる少女」の長い御江戸象道中が始まった。神経質な象のために道中は掃き清められ、橋には苔が敷き詰められるなど街道筋の村々は大わらわ。吉宗の鼻をあかそうとする一群も暗躍。はたして、無事、象は江戸にたどり着けるのか…。 -
新選組組長として激動の幕末を生き抜いた
男の生き様を描く渾身の時代小説
新選組三番組組長として、芹沢鴨暗殺・池田屋襲撃などの事件に関わった斎藤一。弱冠25歳の局長として臨んだ会津戦争後は捕縛され、後に警察官となる。激動の幕末を生き抜き、明治の世まで命をつないだその生き様を鮮烈に描き出す書下ろし時代小説。瀬戸際での命のやりとりの果てに何を見たのか!
[内容]
一 覚醒
二 壬生の狼
三 芹沢局長
四 凶行
五 新選組
六 剣士の命
七 池田屋
八 闘と争
九 異物
十 面従腹背
十一 御陵衛士
十二 油小路
十三 濁流
十四 闘いの形
終節 魂は死なず
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