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『時代小説、講談社(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全1826件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    広島、長崎に投下された原子爆弾の被害に恐れをなした日本は、ついに降伏を決定。連合国総司令部は矢つぎばやに人権確保の改革、財閥解体、天皇の神格化否定などの処置をとる。平和憲法の公布を機に復興のつち音が響く。しかし世情は不安定なまま、昭和電工事件、松川事件と続き、そして朝鮮戦争の火が吹く。

    昭和22年5月3日日本国憲法が施行された。戦前の軍国主義を反省し第9条で戦争放棄をうたった。
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    日本列島改造論が吹きあれ、コンクリートの街があちこちに。そこへ石油ショックが襲い、たちまち狂乱物価と物不足が発生する。政界ではロッキード事件、リクルート事件に象徴される汚職がはびこる。昭和はどこへ行く。天皇崩御の悲しみと共に自らの還暦をふり返る。庶民の眼で捉えた画期的「昭和史」全8巻。

    「昭和」の歴史は大きな犠牲をはらって得た「もう戦争はしてはいけない」という重い教訓の歴史だった。ふたたび過ちを犯してはいけない。
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    講和条約が結ばれると同時に、日本はアメリカと同盟関係に入る。安保条約が批准される。もはや戦後ではないといわれたが、漫画を描く貧乏生活は終わらない。60年安保騒乱、東京オリンピックの開催、東大紛争、ベトナム戦争の泥沼化など内外の激動が続く。高度成長の陰で、水俣病が発生し、公害問題が深刻化する。

    戦後の日本を大きく変えたのは昭和39年10月10日から開かれた東京オリンピックだった。そのために首都東京が整備され東京──大阪間を4時間で結ぶ新幹線が開通した。
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    日本の連合艦隊はレイテ沖海戦でも敗れ、主力艦を失う。もはや敗色は鮮明になっているにもかかわらず、「撃ちてしやまん」の号令で、神風特攻隊を繰りだす。しかも本土決戦を叫ぶ。B29が飛来し東京、大阪は焼け野原と化す。そして昭和20年4月1日、米軍は沖縄本島に上陸。その犠牲者は19万人に及ぶ。

    昭和19年7月6日午前零時サイパン島の司令長官南雲忠一中将は全軍に玉砕命令を発した。
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    憲法見直しを云々する前に、昭和の歩みをよく知ろう。戦争とは何かを身に染みて実感した筆者が、自らの生活史と重ねあわせ、日中全面戦争に突入するまでの時代背景を描く。満州事変、国際連盟脱退、二・二六事件……そして昭和12年12月13日、日本軍は南京大虐殺事件を起こす。どこまで続くぬかるみぞ。
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    中国人民のねばりづよい抵抗にあい、日中戦争は膠着状態におちいった。撤退もままならぬ中で、日本の軍部は太平洋に眼をむけた。石油資源を確保するためである。大東亜共栄圏の美名のもとに作戦が練られる。開戦を避ける日米交渉も決裂。昭和16年12月8日、真珠湾に奇襲をかけ、ついに太平洋戦争へ突入。

    軍統帥部からは日米交渉よりも開戦準備をという声も出始めた昭和16年9月6日開戦決意の御前会議が開かれる。
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    南太平洋に眼をむけた日本軍の快進撃も、ミッドウェー海戦を転機に終わりをつげる。やがて運命のガダルカナル島の戦いを迎える。各地で全滅、玉砕、撤退へと追いこまれる。しかし、国内では軍部への翼賛体制ができあがり、「ほしがりません 勝つまでは」の檄がとぶ。「鬼畜米英撃滅」のスローガンが舞う。

    戦時体制は日ましに国民生活を圧迫していった。砂糖やマッチは配給切符がないと買えなかった。マッチは1日5本以上使ってはいけなかった。
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    今こそ戦争を考える。

    太平洋戦争に従軍した漫画家・水木しげるが
    実体験を元に描いた未来へ残すべき傑作戦記漫画

    大ボリューム20ページ
    歴史的発見『総員玉砕せよ!』構想ノートを巻末特別収録

    太平洋戦争末期の南方戦線ニューブリテン島バイエン。
    米軍の猛攻で圧倒的劣勢の中、日本軍将校は玉砕を決断する。兵士500人の運命は? 
    著者自らの実体験を元に戦争の恐ろしさ、無意味さ、悲惨さを描いた傑作戦記漫画。
    没後に発見された構想ノートを特別収録。
    作品に込められた魂の決意が心に響く新装完全版!
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    昭和とはどのような時代だったのか。戦後50年を機に、いまあらためてその時代精神が問われている。それも権力者の視点ではなく庶民の眼で捉えたらどうなるのか。太平洋戦争下、ラバウルでの空襲により片腕を失った筆者が、万感の想いで描ききる。戦争を知らない世代に贈るコミック昭和史・全8巻。
  • 891(税込)
    2024/5/15 (水) 配信予定
    著:
    高田崇史
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    茨城県の山中にある寂れた神社の宝物庫にあった陶製の大瓶の一つから、
    膝を抱える体勢をとった古い白骨死体が発見された。
    その話を友人のフリージャーナリスト、小松崎から聞いた桑原崇は、
    大瓶と神社の祭神に興味を抱き、棚橋奈々を含めた三人で茨城へ向かうのだった。
    警察や郷土史家らが出入りするなか起きる新たな殺人。
    その死体もまた瓶に入れられていた。
    QEDシリーズ長編!
  • 748(税込)
    2024/5/15 (水) 配信予定
    著:
    佐々木裕一
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    筑前朝倉藩大名行列襲撃さる。藩主の長章(ながあきら)は重傷を負った上、信平(のぶひら)を襲った曲者は朝倉藩との縁を匂わせる。だが信平は裏に宿敵・神宮路(じんぐうじ)の陰謀を感じ、長章に面会を申し出るが‥‥‥。進む二条城の襲撃計画、信平を絡め取る陰謀に秘剣・鳳凰の舞が煌めく。実在した傑人を描く大人気時代小説、ことはじめ編完結!
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    水木しげるの妖怪図鑑が新しくなって登場!
    新たに200以上の妖怪や神さまを追加し、全面改稿した妖怪ファン必携の完全保存版。

    ※本書は、『図説 日本妖怪大全』(講談社+α文庫1994年6月刊行)と『図説 日本妖怪大鑑』(同2007年7月刊行)をあわせて、再編集し、改題したものです。
  • 682(税込)
    著:
    水木しげる
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

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    戦争を生き抜いた著者がつづる生と死の物語
    戦記ドキュメンタリー完全復刻!

    昭和19年、南太平洋ニューブリテン島中部、部隊は壊滅的打撃を受けたものの、ひとり生き延び、仲間の鈴木と合流することに成功する。そして断崖を通り抜け道なき道を進み、敗走を続けた。敵に追われ、飢えや渇き、暑さに苦しみながらも九死に一生を得た著者が綴る、生と死の物語。戦記漫画の傑作を6編収録。
  • 660(税込)
    著:
    水木しげる
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

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    戦争によって生まれた出会いが運命を変えていく
    戦記ドキュメンタリー完全復刻!

    中国侵略の途上、日本軍のある部隊が山村にいた若い美女・姑娘を発見、捕虜とする。だが姑娘と出会ってしまったことで、分隊長と上等兵の運命は予想もしなかった方向へと向かい出す(表題作)。その他、戦艦大和艦長・有賀幸作の苦悩を描いた「海の男」など4作品を収録。戦争を体験した著者が描く戦争の悲劇。
  • 思いが通じ合った相手の元へ嫁ぐ娘と、
    両親に溺愛された美しい娘。
    失踪する理由もない二人が忽然と姿を消した。
    --その発端は、すべての女性が持つ「迷い」。

    嫉妬と憧れ。美しさと醜さ。すべて表裏一体だ。

    真っ赤な朝焼けの中、娘が一陣の風とともに忽然と消えた。居合わせた父親が自信番に捕らえられるが、自ら命を絶ってしまう。不自然な失踪に「神隠し」を疑うお初と右京之介。探索を始めた二人は、娘の嫁ぎ先に不審な点があることを突き止める。だがその時、第二の事件が起こった。

    悲しみも苦しみも、恨みも嫉妬も全部吸い取ってくれる。
    だから、宮部みゆきはすごい。
    霊験お初シリーズ、第二弾!
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    大坂、夏の陣で、真田幸村はじめ豊臣恩顧の武将たちが
    戦いに散り、秀吉の残した寵子・秀頼も死した。
    家康は大御所として幕府の発展にいそしむが、
    六男・忠輝が伊達政宗と怪しげな動きをしている噂が広まった。
    その家康も病に倒れ、駿府城で75年の生涯を閉じる。

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    関ヶ原の戦いで、完膚なきまでに豊臣方を衰えさせた家康だったが、
    六男・忠輝と伊達政宗やキリシタン大名の陰謀が発覚する。
    とはいえ、豊臣家を存続させようとする家康の考えとは反対に
    大坂城に不満を抱える牢人が参集した。
    方広寺鐘銘事件が起き、やむなく大坂冬の陣がはじまってしまう。
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    秀吉は家康の上洛をうながすために、生母・大政所を人質として岡崎に行ってもらう。
    これの呼応して、家康は上洛、両雄は義兄弟となる。
    秀吉は九州を平定、朝鮮出兵をするが・・。
    豊臣家の実子・秀頼が誕生するも、太閤・秀吉は没す。
    豊臣家の衰退とともに、次代を担う諸大名が動き出した。
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    家康は武田勝頼の機先を制して長篠城を攻略した。
    信長は朝倉・浅井を滅ぼし、天下統一に歩を進める。
    高天神城の攻防をめぐって、徳川、織田、武田それぞれが
    駆け引きするなか、大賀弥四郎の陰謀がついに発覚する。
    武田軍の猛攻に対して、長篠城に籠城する奥平貞昌の苦悩と
    三河武士の意気地を示す鳥居強右衛門の壮絶な最期。
    名を馳せた武田騎馬隊は、織田・徳川連合軍の鉄砲隊に
    完膚なきまでに撃破される。
    右大将・信長から家康に対して、築山殿と短気な信康を
    即刻「処分」せよという難題がもたらされる。
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    戦功により駿河一国を与えられた家康は、三河、遠江も掌中に収めた。
    家康を安土城へ迎える接待役を任させられた明智光秀だったが、
    信長の機嫌を損ない役目を外される。秀吉を援軍するよう命令を受けた
    光秀は本能寺に戻り、信長を死に至らしめた。
    光秀を討ち取り、信長の一番の後継者を自負する秀吉は大坂に築城する。
    それに対して家康は信長との義により、織田信雄に呼応して
    小牧・長久手で戦うも、両者が講和する。
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    今川義元は織田信長の奇襲により、桶狭間で討ち死にし、
    元康は、岡崎城主になる。
    永禄5年、元康は清洲に信長を訪ね、家康と名を改めた。
    岡崎に戻った家康の長男である信康と信長の娘、徳姫の縁談が上がる。
    家康は正室・築山御前との間に、深い溝が横たわり、一向一揆が起こる。
    信長の要求に応じた姉川の戦いで善戦するも、武田信玄との三方ヶ原で
    人生最大の窮地を迎える。
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    6歳の竹千代(のちの家康)は今川家の人質として護送される途中に織田家の掌中に入る。
    竹千代の父・広忠が非業の死を遂げ、岡崎城は今川家に明け渡される。
    竹千代は今川家にとらえられていた織田信長の兄と交換で、駿府におくり返された。
    今川家の人質となった竹千代は、今川義元の姪の鶴姫(瀬名)との政略婚など
    屈辱を忍ぶ生活を強いられる。岡崎衆は竹千代の帰還を待つが・・・。
    14歳になった竹千代は元服し、元信と名を改める。祖母の華陽院、雪斎禅師も亡くなる。
    信長が尾張を統一して10年。ついに岡崎に帰った元信は、元康と改名することになった。
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    松平竹千代(のちの徳川家康)が生まれた年、武田信玄は22歳、織田信長は9歳だった。
    群雄割拠の戦国時代に、天下統一を目指す武将たち。弱小の松平家にとっての
    希望の星・竹千代の身の上は・・・。
    剛毅と智謀を駆使して天下を平定、徳川300年の礎を築いた、家康の生涯を描く世紀を超える一大巨編の開幕!
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  • 隋の煬帝とは従兄弟、北朝の名門・季淵が挙兵し、次男・季世民の活躍で、無血の政権獲得に成功。唐王朝が、うぶ声をあげた。女帝・武則天の周をはさんで、絢爛たる時代が花ひらく。玄宗皇帝の宮廷に、楊貴妃の笑声が、乱舞する美女群の嬌声が、弦歌の音色とともにこだまする――中国史の醍醐味の極みを描く。<全6巻>
  • 夏に先だつ幾千年、中国中原に君臨した神々。時代は下り、やがて殷へ。暴君紂王を倒して次なる世界を開いたのは、周だった。その周も大動乱をへて、秦に統一される。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩したあまたの梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>
  • 名君・武帝を得て、空前の黄金期を迎えた前漢にも、やがて衰退の風が吹き始める。西暦8年、帝位を簒奪した王莽は、新を樹てた。しかし、その政権はあまりにもあっけなく滅ぶ。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩した梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>
  • 事件の予兆と、恋の予感。これが宮部みゆきの世界---。死んだはずの人間が生き返る「死人憑き」が本所深川で起きた。甦った人物が以前より若返っていると感じた「姉妹屋」のお初は、老奉行の御前さまから紹介された与力見習の右京之介と探索を始めた。だがその時、油樽から女の子の遺体が発見される。人は過去にも家族にも縛られる。霊験お初シリーズ第一弾。


    事件の予兆と、恋の予感。
    人は狡いし、汚い。だけど優しくて、美しい。
    これが宮部みゆきの世界。
    「霊験お初」シリーズ第一弾!

    死んだはずの人間が生き返る「死人憑き」が本所深川で起きた。甦った人物が以前より若返っていると感じた「姉妹屋」のお初は、老奉行の御前さまから紹介された与力見習の右京之介と探索を始めた。だがその時、油樽から女の子の遺体が発見される。人は過去にも家族にも縛られる。霊験お初シリーズ第一弾。
  • 安禄山、史思明の乱による唐の疲弊は、はなはだしかった。一応の命脈は保っていたが、黄巣の乱を経て、ついに梁にかわられる。中国大陸は、ふたたび覇権争いの修羅場と化し、北宋・南宋の約2世紀半の春秋を送った。やがて、平原のかなたに湧き起こる旋風、モンゴルが荒々しく雄々しく台頭の兆しをみせる。<全6巻>
  • 三国志時代、それは中国史上でもっとも波乱に富み、もっとも興味深い時代である。後漢の無法政治の闇のかなたから、ヒーローの時代の光が差す。諸葛亮孔明と劉備の親交、曹操の権謀、孫権の術数など、人々は躍動し、蠢動する。そして、次なる隋の大統一達成まで、時の流れは瞬時のよどみもない。<全6巻>
  • 始皇帝死後、陳勝、呉広の乱に端を発し、中国大陸はふたたび戦乱の渦にまきこまれた。項羽、劉邦の相次ぐ挙兵。大秦帝国は、もろくも滅んだ。そして劉邦と項羽の争いは、劉邦に凱歌があがる。漢の誕生である。文帝、景帝につづいて即位した武帝は、漢に黄金時代をもたらす。時代を動かす英雄たちの足跡。<全6巻>
  • 若い筆職人の念次郎が飲み仲間の取引先の若旦那松助と夜、迷い込んだ大きな料理屋。広い宴席には誰の姿もなく、二階にあがると、なぜか真っ昼間の明るさだった。いったい、ここはどこなのか? いつなのか? そして松助も「煙のように」姿を消した。外に出た念次郎はさんざんさまよったあげく、深川の皆塵堂の大家の清左衛門に救われる。
    松助の祖父の亀松は、明和の大火のときに、目黒の料理屋で飲んでいて火事に巻き込まれた。その後金貸しとして儲けるが、十八年後に姿を消し、死体で発見された。松助の父の松蔵は、それから十八年後にやはり突然姿を消し、やはり死体で発見されている。松助は、祖父と父の死について、叔父の継右衛門からくわしくは聞かされていなかった。そして今年は、父の松蔵が死んで、十八年後にあたる。松助は大丈夫なのか?
    清左衛門から曰くものを扱う古道具屋皆塵堂を教えてもらった念次郎は、皆塵堂を拠点に、姿を消した松助を探しはじめる。

    幽霊の見える太一郎も、さすがに時空がねじれていると、気配が読めず、今回は役立ちそうにない。
    料理屋、二階建ての長屋、湯屋、大店など建物にまつわる因縁のある屋敷で繰り広げられる幽霊譚。
    大江戸版ホーンテッド・マンションに、皆塵堂の面々は、どう立ち向かうのか?
  • 第1巻『天』が続々ランクイン、大反響!!☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

     第1位!/「時代小説SHOW」2022年時代小説ベスト10 文庫書き下ろし部門
     第2位!/読書メーター OF THE YEAR 2022 第2位

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    討て。生きるため。
    武士の時代の終幕――魂の戦い!

    読者の熱烈な支持を受けた、明治バトルロイヤル譚。
    待望の第2巻!


    東京を目指し、共に旅路を行く少女・双葉が攫われた。
    夜半、剣客・愁二郎を待ち受けていたのは、十三年ぶりに顔を合わせる義弟・祇園三助。
    東海道を舞台にした大金を巡る死闘「蠱毒」に、兄弟の宿命が絡み合う――。
    文明開化の世、侍たちの『最後の戦い』を描く明治三部作。待望の第2巻!
    【文庫書下ろし】
  • 極上の謎と江戸の珍料理あふれる“痛快”捕物帖。「味見方同心」新シリーズ・潜入篇、待望の最新刊!

    味見方の同心・魚之進はおのぶと同僚の前田を引き連れて、獣の肉を食べさせる東両国の有名店・ももんじやに行くことになった。大きな料亭で押し込み強盗を働く悪党の一味が、その店で目撃されたのだ。だが、町方には肉を焼く匂いが苦手な者も多く、張り込みがうまくいかない。そこで味見方にお鉢が回ってきたという寸法である。店の主には事情を話して「獣肉が大好きな若いやつら」ということにしてもらっている。味見方を名乗るくせに獣の臓物を食べたことがない己に、内心忸怩たるものもあった。そして潜入の当日、果たして悪党どもはももんじやにやってきた。迎え撃つ魚之進らは、まず「大食い勝負」を挑むことに……。
  • 1,562(税込)
    著:
    西條奈加
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    武士から菓子職人に転身した変わり種の主、治兵衛。父を助ける出戻り娘、お永。看板娘の孫、お君。
    親子三代で切り盛りする江戸麹町の評判の菓子舗「南星屋」には、味と人情に惹かれやって来るお客が列をなす。
    麹町を大火が襲った夜以来、姿を見せなくなった気のいい渡り中間を案ずる一家だったが、ある日、思わぬところから消息が届き……。

    「誰だって、石の衣は着ているもんさ。中の黒い餡を、見せねえようにな」
    やさしい甘みで包む親子の情、夫婦の機微。
    諸国の銘菓と人のいとなみを味わう直木賞作家の大人気シリーズ最新刊!

    〈収録作〉
    饅頭くらべ
    母子草
    肉桂餅
    初恋饅頭
    うさぎ玉ほろほろ
    石衣
    願い笹
  • 748(税込)
    著:
    西條奈加
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    “思い”のこもった諸国の菓子が、強張った心を解きほぐす――。
    親子三代で営む菓子舗を舞台に、人の温もりを紡いだ傑作時代小説!

    武家出身の職人・治兵衛を主に、出戻り娘のお永、孫娘のお君と三人で営む「南星屋」。
    全国各地の銘菓を作り、味は絶品、値は手ごろと大繁盛だったが、治兵衛が手を痛め、
    粉を捏ねるのもままならぬ事態に。不安と苛立ちが募る中、店の前に雲平という男が行き倒れていた。
    聞けば京より来たらしいが、何か問題を抱えているようで――。
  • 美味すぎて怪しい。
    魚之進の舌と頭脳で将軍暗殺を阻止せよ!

    人気シリーズ「味見方同心」シリーズ・潜入篇第四弾

    毒殺の恐れがある中、将軍が城を出て、寛永寺で昼食をとる日がやってきた。
    不測の事態が起きれば味見方の魚之進は切腹必至だ。
    ついに毒見は始まるが、陰謀の中心人物だと密かに疑う男が寺の料理番に教えた一品含めて、全ての料理
    に問題はなし。
    だが敵は必ず動く。仕掛けれた毒はどこに? 魚之進が謎に挑む。

    【本巻のお品書き】
    「乳茶」若い娘が出す滋養の茶に秘密あり。
    「こぼし飯」女中が酒をこぼしてばかりの料亭。
    「伊賀忍者料理」日々、店に通う善良な常連は忍者?
    「紅白梅干し」祝儀に梅干し。やくざの狙いとは。
  • 戦国日本制覇のカギは現代人が生み出す奇策!?
    21世紀の知識を持つ男が乱世に挑む。

    縁の下の戦国英雄譚、開幕!

    時は戦国、桶狭間の戦いに勝利した織田家に大博打を仕掛け、その度胸と知恵から信長に一目置かれた商人がいた。
    名は大山源吉、21世紀から時を遡り転生したという秘密を持つ男だ。
    誰が覇者になるか、史実を知る彼の野望は信長を支えつつ、銭の力で天下を取ること。
    現代知識を武器に商人としての闘いが始まる。
  • 信長からの難題に転生商人の血が騒ぐ!

    天下の名茶器を創り出せ。
    織田舞蘭度(ブランド)、新たな挑戦へ。

    縁の下の戦国英雄譚、新展開!

    21世紀から時を遡り、戦国時代へ転生した商人・大山源吉。
    彼は歴史知識で考案した織物で織田舞蘭度を創設、大きな銭を信長にもたらす。
    そして史実よりも早く美濃攻めを完遂させた。
    天下取りへの戦略に不備はなし。
    信長を裏切る運命の明智光秀との合流に不安を抱えながらも、源吉は銭の力で乱世をつき進む。
  • 新直木賞作家による、3巻完結・新シリーズ開幕!
    〈デスゲーム×明治時代〉

    カバーイラスト・石田スイ(「東京喰種」「超人X」)


    金か、命か、誇りか。
    刀を握る理由は、何だ。


    明治11年。深夜の京都、天龍寺。
    「武技ニ優レタル者」に「金十万円ヲ得ル機会」を与えるとの怪文書によって、
    腕に覚えがある292人が集められた。

    告げられたのは、〈こどく〉という名の「遊び」の開始と、七つの奇妙な掟。
    点数を集めながら、東海道を辿って東京を目指せという。
    各自に配られた木札は、1枚につき1点を意味する。点数を稼ぐ手段は、ただ一つ――。

    「奪い合うのです! その手段は問いません!」

    剣客・嵯峨愁二郎は、命懸けの戦いに巻き込まれた12歳の少女・双葉を守りながら道を進むも、
    強敵たちが立ちはだかる――。

    【文庫オリジナル】


    《絶賛の声、声、声!!!》
    王道ネタで覇道を突き進む、圧倒的な牽引力。もう止まらない。
    お願いですから早く続きを読ませてください。
    京極夏彦(小説家)

    風太郎忍法帖+現代のデスゲーム。『天』で巻を措けるのは、ただ死人のみか。
    悪のゲームに身を投じ、一瞬の光芒に命を散らす兵法者たちは、切なくも美しい。
    貴志祐介(作家)

    時代劇とアクション、サスペンスの超絶ハイブリッド。
    デスゲームに挑む武人たちと共に、この快楽を味わい尽くせ。
    大友啓史(映画監督)

    魅力的なキャラクター、迫力あるバトルシーン、息もつかせぬ怒涛の展開!
    最高のエンタメ時代小説!
    望月麻衣(作家)
  • 「貴殿のお命をいただきに参上した」トビヒと名乗る男は、炭焼き小屋で眠っていたゼンを戸外へ連れ出すと、面差しを確かめ、そう言った。
    敵は多勢、ゼンは闇を駆けた。だが逃げた先は崖縁。そこで待ち受けていたのは、これまでに出会った誰よりも強い侍だった。命を賭けるに値する相手、ゼンは男に敗れ、谷底へと落下する。
    姉弟に助けられ命は取り留めたが、ゼンは記憶と刀を失っていた。「ヴォイド・シェイパ」シリーズ完結編。
  • イスパニアのイダルゴ(騎士)の家系に生まれたジョアンは、乗り込んだ船での内紛と難破のはてに、紀伊雑賀のいくさ姫、鶴に拾われる。鶴はカラベル船を修復した「戦姫丸」に乗って商いのためにジョアンらと南洋に向かうが、海賊や大名の思惑、そして過去の因縁に巻き込まれていく。雑賀、村上、毛利、大友、島津―戦国の西国大名オールスター水軍が、日本を狙う大海賊と雌雄を決する。戦国の海洋を縦横無尽に駆け巡る、傑作歴史ロマン!
  • 奉行所検屍役・美馬正哲。身投げや殺し、首縊り……。屍の末期の無念を解き明かす彼を、ひとは「おろく医者」と呼ぶ。武器は、遠く紀州は花岡青洲に学んだ最新の医術! 江戸の「法医学者」は恋女房、産婆のお杏とともに、八百八町の底に渦巻く愛憎に立ち向かう。人の生と死に触れる夫婦を描く、傑作事件帖。
  • 858(税込)
    著:
    浅田次郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    累計590万部突破! 「蒼穹の昴」シリーズ第5部完結巻!
    シリーズ史上、もっとも哀切なラストに涙する。

    ふたたび玉座へ。
    ラストエンペラー・溥儀は満洲国皇帝に。
    日中史の最大の転換点を描き切る奇蹟の小説!

    日本軍による張作霖爆殺で、自らの足を失った吉永将は、関東軍への強い不信を募らせていた。
    満洲国建国の真の目的は何なのか。
    新京では人々のあらゆる思惑を呑み込み、溥儀の皇帝即位の大礼の準備が進んでいた。
    その裏に隠された悲劇。その時、春児は。

    1934年新京。
    梁文秀、李春雲の支えを得て、溥儀はついに満洲国皇帝になる。
    上海に帰還した張学良は、次々に襲い来る刺客を返り討ちにしつつ、
    龍玉を抱きこの国を統べるべき救世主を探し続ける。
    満洲に生きる希望を見いだそうとした正太と修の進む道は。
  • 858(税込)
    著:
    浅田次郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    張学良の帰還。
    満洲国建国――祖国を失った将軍の決意とは。

    政争に敗れ欧州に渡った張学良。亡命なのか帰国するのか、世界が注目する中、馬占山が、吉田茂が張学良の前に現れる。一方、満洲国の執政として、皇帝に即位する日を待ち望む溥儀の心のよりどころは、「魔法使い」甘粕正彦と、清朝の遺臣、梁文秀だった。龍玉なき満洲で、夢を掴む者は誰なのか。

    1933年ヨーロッパ。
    ムッソリーニ、イギリス首相などと会見した張学良は、
    フィアット戦闘機一個編隊を土産として中国への帰途につく。
    日本で殺人の罪に問われた甘粕正彦は満洲で復権、
    映画スターオーディションには、馬賊にあこがれた日本の少年の姿があった。


    シリーズ累計590万部、「蒼穹の昴」シリーズ第五部。
  • 858(税込)
    著:
    浅田次郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    あらがう馬占山。

    満洲事変勃発。たった一人の戦いが始まった。

    日本、満洲国を建国。
    張作霖の馬賊たちが選んだそれぞれの道は。

    累計590万部!
    「蒼穹の昴」シリーズ第五部!(全4巻)

    1931年9月の満洲事変。
    張学良の不在時に満洲の占領を開始した日本軍に対して
    馬占山は徹底抗戦を掲げ、決死の戦いを繰り広げる。

    溥儀は「満洲国」にてふたたび皇帝に即位する希望を抱き天津を脱出、新しい都へと向かうが――。
  • 江戸に拡がる暖かい煮炊きの煙。人はね、当たり前のことがおもしろくないんだよ。裏返しや逆さまが好きなのさ――のぶちゃん、何かうまいもん作っておくれよ。夫との心のすれ違いに悩むのぶを、いつも扶(たす)けてくれるのは、喰い道楽で心優しい舅・忠右衛門だった。はかない「淡雪豆腐」、蓋を開けりゃ、埒もないことの方が多い「黄身返し卵」。忠右衛門の「喰い物覚え帖」は、江戸を彩る食べ物と、温かい人の心を映し出す。
    ◎「読み進むほどにページを繰るのが早くならずにはいられない小説がある。この小説もそうだった」<塩田丸男「解説」より>
  • 権力闘争と外圧の中で、幕末最大の難問に決断を下し、国際化に邁進した男の実像に迫る! 一人の男により日本が変わった! ――鎖国体制の堅持か? 開国か? それは、幕末の日本を揺るがす大問題があった。運命のいたずらによって、時の総理にあたる老中首座となった堀田正睦は、早く日本を国際社会に仲間入りさせようと、強烈な使命感に燃え、開国を主張した。孤軍奮闘を続けて条約調印にこぎつけた堀田に、京都の天皇側から猛反撃が始まった……。
  • 美味つくる者に鬼ひそむ。
    将軍暗殺の陰謀探る魚之進を珍味を巡る難事件が次々襲う!

    人気シリーズ「味見方同心」シリーズ・潜入篇第三弾

    大泥棒たちが集まる秘密の会。そこで供される「五右衛門鍋」は驚くほどにうまいらしい。これはただの懇親会なのか? 自分を手伝っていた下っ引きの万吉殺害で、将軍暗殺計画の捜査は急務だが、会も探り始めた「味見方」魚之進。鍋から導き出した驚天動地の悪事とは? 極上の謎と珍味あふれるシリーズ第三弾。

    【本巻のお品書き】
    「あんこ豆腐」豆腐屋が甘い香りを残して謎の失踪。
    「海たぬき」食べると元気になる海たぬきとは?
    「おやじのおじや」店の主は自慢の料理をなぜやめた?
    「五右衛門鍋」怪しい連中だらけの鍋の会。
  • 不可能に挑戦し、回天の事業を成し遂げた男。瀕死の薩摩藩経済を立て直した男の経営手腕――膨大な額にふくれあがった借金を、すべて踏み倒す。この役目を誰にやらせるか? 思案に暮れた島津重豪(しげひで)は、茶坊主の調所(ずしょ)を大抜擢、駄目でもともとと、大坂に派遣する。回天の事業は、まさにこの時はじまった……。地位も財力もない身で、瀕死の薩摩経済を再建、維新の胎動に挑戦した、不屈の男の経営手腕を描く長編。
  • 9年の歳月をかけて紡がれた至高の一大叙事詩、ここに完結!

    越王・句践が呉の王宮に身を移されてから二年余。
    呉が陳へ攻め入った報を受け、越の大夫・范蠡と諸稽郢は、使者として呉へ向かう。
    そこで呉王・夫差は、句践の帰国を許すかわりに、二人に呉都にとどまるよう命じるのだった。

    伍子胥と范蠡、二人の英傑の運命を雄大に描く中国歴史ロマンの傑作、ついに完結!
  • この男の生き様は美しい。
    本屋大賞の話題作。読まずに語るな。

    愛する家族、社員、そしてこの国の未来のために。
    この奇跡のような英雄たちは、実在した。

    敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。ホルムズ海峡を突破せよ! 戦後、国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。

    若き頃、小さな日本の海で海賊とよばれた男は、石油を武器に、世界と対峙する大きな野望を持っていた。
    「ゼロ」から全てが始まる。
  • すべてのビジネスマンに捧ぐ。
    本屋大賞の話題作、早くも文庫化!

    ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。

    一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。

    石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。
    「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
  • 大人気シリーズ「味見方同心」が帰ってきた! 殺された同心の兄を継いだちょっと気弱で頼りない弟・月浦魚之進が、悪事の匂い漂う料理屋を隠密捜査する痛快捕物帳。魚之進が江戸の怪しく美味しい(?)謎に挑む、潜入編第二作。
  • 大人気シリーズ「味見方同心」が帰ってきた! 同心の兄・波之進の後を継いで味見方となった弟・月浦魚之進は南町奉行から密命を受ける。将軍暗殺計画の気配があり、毒見役の鬼役とは別に、城内に忍び寄る悪事を阻止してほしいというのだ。気弱な魚之進にそんな大役が務まるのか? 兄の後家・お静への思いが募るなか、魚之進は美味で怪しい江戸の食べ物を追う!

    【南町奉行所・味見方とは?】
    江戸市中の食べ物の動向を探る特別役職。水戸藩が南町奉行所に働きかけてつくらせた。同心の月浦魚之進のみが味見方を拝命する過酷な一人役。横行する悪質な抜け荷の現状把握がもともとの目的だったが、捜索の間に様々な食にまつわる事件が発生する。初代味見方の月浦波之進は何者かにより暗殺、それを弟の魚之進が引き継いだ。兄弟の努力と活躍によって悪事は暴かれ、魚之進は兄・波之進の仇を討った。

    本巻『潜入!味見方同心(一) 恋のぬるぬる膳』までの顛末は、「隠密 味見方同心」全9巻をお読みください。面白さと美味しさが倍増します!!
  • 660(税込)
    著:
    柴田錬三郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    備前・黒井山中に隠された宇喜多秀家の財宝は、はたしてあるのだろうか……。かげろふ太刀で真っ二つに両断された冥官胄と、その幻の剣法の使手・下山新八郎の妖気漂う謎の死を結んで、黄金伝説を伝える「黒井館」の怖るべき謎が解かれてゆく……という「木乃伊館」のほか、「下郎君平」「八代目団十郎」「片耳奴」「寺田屋兇変」の5編。「夢と恐怖と妖しさと謎」をはらむ、迫力の伝奇時代小説集。
  • 660(税込)
    著:
    松本清張
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    不敵な野望と奔放さに満ちた若き伊達正宗と、奥羽で対峙する蒲生氏郷――二人にとって越えることのできない大きな存在が、秀吉であった。天下に志を得ずに終わった彼らの胸中の苦悶を描く表題作のほか、抗いがたい力に翻弄され、結局は身を滅ぼしていった武将たちの運命と悲話10編を収録。待望の歴史小説傑作短編集。
  • 越は呉を奇襲すべく密かに大量の船を造っていた。この報を受けた伍子胥は策を練る。不吉な予感がした范蠡はそれを越王・公践に伝えるも、句践はそのまま秘策を実行する。だが、すでにその作戦を把握していた呉の攻撃により越軍は敗退、ついに呉軍に追い詰められてしまう。会稽山へ逃げ込んだ句践は、呉との講和をやむなく受け入れ、囚われの身となる。
  • 880(税込)
    著:
    安能務
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    煬帝(ようだい)は各地に起こった叛乱をおさえることができず、ついに自殺した。そこを狙いすますように李淵(りえん)が都の長安に侵入し、唐を建国する。だが群雄は服するどころか、覇を争って戦乱はますます拡大していく。権謀術数が渦巻くなか、天下統一に向けて秘策が練られる。武将たちが繰りひろげる波乱万丈の物語。驚くべき権謀術数の内幕、中国の天下取りを描く大活劇!
  • 880(税込)
    著:
    安能務
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    唐の高祖・李淵(りえん)は、やっとの思いで天下を統一したが、それも束の間、今度は息子たちが帝位をめぐり争いだす。そして、次男の李世民(りせいみん)が太宗に即位し、以後、華やかな大唐帝国へと歩みだす。その後、女帝・武則天の活躍、玄宗と楊貴妃の熱愛、安禄山の反乱など、心を熱くする大ドラマが展開する……。だが、隆盛もついに閉じる日がきた。滅びゆく大唐帝国。愛と栄光に輝いた宮廷に落日の哀愁、その栄華の果て。全3巻完結。
  • 880(税込)
    著:
    安能務
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    隋を建国した楊堅(ようけん)、晩年には酒色に溺れ、なんと息子の楊広(ようこう)に謀殺されるという憂目にあう。ところが楊広もまた、即位し煬帝(ようだい)となるや、全国から1000人を超す美女を集め、遊びにふける始末だ。当然、その隙をついて、在野の英雄たちが動きだす。皇帝と盗賊、英雄と悪女たちが入り乱れ、隋末唐初への歴史ドラマが幕を開ける! 『封神演義』に匹敵する面白さ。中国史上もっとも華やかな、隋唐の乱世を描き切る、歴史スペクタクル。

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