セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
GWコイン大還元祭
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『時代小説、学術研究出版(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~12件目/全12件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    フランス植民地下、インドシナ半島のラオスに暮らす家族。日本軍の侵攻とともに、メコン川を渡り逃れたタイで、一家の母親は病死、父親は失踪。残された子どもたちと祖父母は第二次世界大戦後に帰還するものの、母国は国家権力を巡る内戦状態に陥ってしまう。そんななか、学ぶ機会を得た三男の少年ウドムは日本政府の奨学金で日本に留学。やがて、生涯の伴侶となる女性と出会い、結婚。そして帰国、政府高官としての任務。しかし、母国は過酷な運命にさらされ、ベトナム戦争に巻き込まれ、荒廃、ついにはクーデターが発生し、亡国となって消えてしまう。難民となったウドムと家族、無国籍の子どもたち、日本に押し寄せるボートピープル……。二十世紀初頭からの怒濤の百年間、その動乱の歴史の狭間で翻弄されつづけたインドシナ半島。運命に操られながらも、ラオス人としての矜恃と希望を失うことなく、ひたすらに生きぬいた一人の男の波瀾の生涯を描いた物語。
  • 1,320(税込)
    著:
    渡邊亮
    レーベル: ――

    紀元前五世紀、十六の大国が争う古代インド。社会の急激な変革は古い神々の教えを揺るがせ、人々の心に虚無がはびころうとしていた。釈迦国の王子ガウタマ・シッダールタは虚無にあらがいながらも生きることの苦しみを悟り、国も身分も家族も捨て、苦からの脱却を目指す。長い修行の果てに“目覚めし者”仏陀となった彼は、全ての衆生の救済を志すーー。
    古今東西の仏教研究・学説を下敷きに、シッダールタ=仏陀の誕生から入滅、それを彩る「虚無の太陽」プーラナら自由思想家、多くの弟子たち、反逆児デーヴァダッタ、釈迦国の滅亡、王舎城の悲劇、殺人鬼アングリマーラなどを新たな解釈で描き出す。
    小乗仏教的志向と大乗仏教的志向の萌芽とその対立の中で、仏陀最後の旅を記した経典である大般涅槃経をなぞりながら、そこに隠された仏教分裂に至る原因と思惑を解き明かす最終章は圧巻である。人間仏陀の偉大なる生涯と挫折を描いた長編歴史小説。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    天保2年、大坂の町の繁栄を願って庶民から豪商、武士、農民まで全ての人々が力を合わせて、淀川全域にわたる大工事「御救い大浚え」を行った。水の都大坂で、官民一体が一体となって行なった「御救い大浚え」とは? なぜ行なわれたのか? 本書は、大坂庶民がかくも大浮かれさせ大賑わいさせた「御救い大浚え」の大事業を、史実に基づき新たな視点で描いた画期的な長編歴史小説。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「古事記」、「日本書紀」等を参考に想像を広げ、口承の視点を取り入れ、古代人の生活と権力誕生を描いた小説。
  • 北畠氏は三国司家(さんごくしけ)の一つであり、貴族の出でありながら伊勢国を治めていた名家であった。織田信長が侵攻してくる迄は小競り合いはあったものの、比較的平穏な国で国司具教(とものり)まで凡そ240年程続いていた。貴族文化が色濃く出ていて、国司の住み家を御所と呼んで、御所に出入りする人物もその影響を受け、文化人が多かった。主人公美輝は紗奈と恋仲になったが、御所に出入りする内に、具教の娘雪姫にも好かれ、二人の自由な行動はできなくなっていった。信長の侵攻で国内の自由もきかなくなり、雪姫も後の織田信雄と婚姻させられた。美輝は射和商人の危機を救ったことから、商人に好かれ、その時あった柳生の武士とも知り合いになって、射和から招かれ、射和の産物や海の文化も知ることになる。一方柳生からも招かれ、上泉信綱や柳生宗厳などの剣豪の教えも受ける。元々素養があった上に益々磨きが掛かる。その時紗奈の双子の姉舞と会い、紗奈とうり二つのため、舞いとも思い合うようになる。その後堺に行き、津田宗及から茶道や商いを教わり、異国文化にも触れる。その内北畠氏は信長に敗れ、雪姫を救いに郷里に戻るが、雪姫は道連れに出来ないと自害をする。このままでは治まらぬ美輝は伊賀衆の助けを借りて、少人数で火の玉戦法を使い、織田軍を翻弄する。伊勢の後、伊賀も殲滅させられる。天下は本能寺の変、山崎の合戦、賤ヶ岳の合戦、小牧長久手、北条攻めなどが勃発し、秀吉の天下になるまで急回転する。しかし秀吉の天下も短かった。
    雪姫自害後、紗奈救出のため戦った美輝と前田利家は良友になり、津田宗及の進めで義輝(雲舟)は利家の茶道であり、軍師役になった。
    秀次を関白にしたものの、秀吉に子供秀頼が出来、豊臣家も自ら滅亡の道を歩む。
    家康の動きが怪しくなり、関ヶ原合戦になるわけだが、ここで雲舟が力を発揮して、戦わずして勝ち。加賀百万石を御三家に継ぐ家格にし、加賀の町造りをする。
  • 880(税込)
    著:
    竹山和昭
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    江戸時代末期、信仰の自由と平穏を求めて、竹島探索に出かけた若者たちがいた。
    本書は、差別と貧困の中で助け合いながら教会堂の建設をした五島列島の小さな島の物語である。
  • 【青春の結館】
    男女の自由な付き合い、その時期はあまりにもの短い。大抵は男の収入問題で、純粋で楽 しい青春の幕引きの時期が嫌でもやってくる。この物語は京都祇園祭から始まり、主人公 一郎はこの祇園祭の日会った老人から京文化、茶席での作法、趣向などの教養を教わる。 ある日の茶席で、突然指名された一郎が和歌の力を発揮する。その席に居た令嬢も歌で思いを返す。そして令嬢と心が通じ合い、付き合うようになる。一郎にはこのようなハイク ラスの家柄の令嬢との付き合いには辛い過去がある。また同じ結果になるのではないかと 悩む。物語全体に平安の世界を漂わせ、現在と平安を区別できにくいシーンも入れた。一 郎自身平安の世は好きな世界なのだ。物語の最後に平安の世の山荘で一郎と姫の生活も入 れ、身分、家柄なども普通では叶えられないことを青春のおとぎ話のように締めくくった。 作者は平安時代の恋物語を書いて見たがったが、当時の世の中の生活知識が足りないため、 現代の中に混同してみた。
    【冷やし襟巻き】
    故郷や何処の町をとっても変わり果て、通信手段も変わり過ぎました。便利になったもの の、果たして本当に文化は進歩したのだろうか、そして町に出ても食堂や本屋などもなく なったのは寂しい。故郷もバスはなくなったし、近くで買い物ができた万屋もなくなり、 全国的に地方は人口も減り、日本は衰退の道を歩んでいます。
    作者は昭和40年~暫くの間を思い出し、思い出綴りの気持ちで執筆しましたが、かなり 経験した真実を書いたつもりです。振り返ってみて、当時も貧しかったが、楽しい会社生 活だったと思います。又人々は科学から目を背け、働かなくなった。この世の中の変わり ようについては【後書き】に力を入れ、日本の将来に付いて危惧している心を書きました。
  • 660(税込)
    著:
    柳光人
    レーベル: ――

    怪僧南光坊天海。その謎の正体と恐るべき野望とは。「東照宮」に秘められた願いが、今解き明かされる…。圧倒的スケールで描く戦国伝奇ロマン!
  • 「自由」は、自らの血と涙で勝ち取ったものである。
    エイミーも艦橋から身を乗り出すようにして、高速艇に向け拳銃を撃ち続けた。
    その時、エイミーの胸に衝撃が走った・・・・・砲声と銃声、全ての音が耳から消えた。懸命に照準を合わそうとしたが、目前がかすみ、引き金を引く指に力が入らない。その時、どこからともなく憲通の歌う「スワニー川」が聞えてきた。一八六四年八月五日・・・・・エイミー・松田、モービル湾の海戦で戦死、憲通のもとへ戦死の報が届いたのは、ピュージェット湾に秋風が吹くころであった。
    「本文より」
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    伊予宇和島藩は、積年の財政難に苦しんできたが、文化文政年間に藩はそれを打開するために種々の無理な政策を推進した。

    この時期、半農半魚の伊方村を統ていたのは寛文年間から150年にわたって世襲庄屋として強勢を誇っていた大庄屋であった。庄屋は、藩の政策に忠実で信頼も厚かったが、村人たちには私用で駕籠を担がせるなど強圧をもって臨むことが多かった。

    文政13年、藩が百姓たちから政治献金を募る形の御無尽銀を預かっていたのを庄屋経費として流用していたことが、村の予算に立ち会う年行事役が、念仏講の席で暴露したことが口火となって庄屋罷免への動きが広がっていった。百姓たちは影では清盛庄屋などと言って揶揄しながらも抑えられてきた長年の不満が吹き出す形になって、一気に庄屋罷免の機運が高まっていった。この騒動の中心となったのは、頭取あった市右衛門、森蔵、佐吉、金十郎らであった。彼らは、当時、役5500人の村民のうち約800人を引きつれて、隣の大洲藩に庄屋の罷免を宇和島藩に掛け合ってもらうよう願い出て、一週間にわたり肱川河原に滞在した。結果として、庄屋は罷免され、頭取たちは一人が斬罪、他は流罪となった。

    本書は、若い衆宿や、念仏講、お祭り、鰮漁等、当時の百姓たちの生活の様子や頭取たちのキャラクターや心情に迫ってみた。併せて、藩政における庄屋と百姓たちとの関係についての考察を深めることを目指した。
  • 平安時代初期、日本のクレオパトラと呼ばれた藤原薬子の物語。
    6年ぶりに宮中へ上がった薬子は、娘に憎悪の眼差しを向けられる。娘にとって母薬子は恋敵なのだ。

    第一章では薬子が娘との葛藤を通して、6年前に自分を貶めた相手を突きとめていく。
    第二章はその相手と対峙し、決着へと導いていく章。
    最後の第三章は皇位を巡る争いに敗れ、都を離れた薬子の最愛の人・平城天皇との苦悩を描く。
  • 現代の大学生の主人公が、夢の世界の幕末を吉田松陰から学びながら生き、幕末に生きた者の立場からと、現代人の立場から吉田松陰を見ていくもの。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。