『時代小説、学研M文庫(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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関ヶ原合戦への遅参や、初代・家康と三代・家光に挟まれて、凡庸と思われがちな二代将軍・徳川秀忠。しかし江戸幕府の体制を確立したのは、間違いなく秀忠の功績だ。偉大なる父の陰で万事に消極的な秀忠を変えたのは、信長を伯父にもつ年上の妻・お江だった。
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根岸の里で隠居している元吟味方与力の楽庵が、幽霊騒動が縁で、盗賊・朝焼け小僧に狙われた材木問屋「三州屋」を警護に関わることに。寝ずの番をする岡っ引きたちの前に、またしても幽霊が現れ、金蔵から二千両が消えてしまった。三州屋には秘密が……。
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閑と力があり余る江戸最強の還暦三人組は、中町・南町を歴任した元町奉行に、剣の達人と大物岡っ引という幼馴染。勝手気侭な活躍は現役たちの士気にも関わるということで、南町の大岡越前は彼らの首に鈴を付ける役に、ある新人の臨時廻りを任命するが……。
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大法螺吹きで出仕嫌いの同心・近藤信吾が、奉行所内のくせ者が集まる「召捕掛」筆頭に赴任した。勝手気ままな働きぶりの同心たちに手を焼きつつも、忍び上がりの大盗賊・三日月の忠治との三年来の因縁に決着をつけるため、口八丁の法螺と剣が冴えわたる!
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「お前には天狗の血が流れている」という遺言を父から受けた旗本・京之介。己の出自の謎を追って、愛宕山へと向かい、太郎坊社の神職・覚之坊、元盗賊の木彫りの猿蔵と出会い、品川宿を舞台に珍妙な事件を解決しつつ、自分たちの出自の謎を追いかけてゆく。
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田中藩ご落胤騒動の調査中行方不明となった同僚の捜査のため、隠密に江戸にもどった“鬼武”こと小野勘之助だが、到着早々刺客に襲われる。どうやら藩内に裏で糸をひく黒幕がいるようだ。調査を進めていくうち、過去のお家騒動との関連が浮かび上がってきた。
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神田鍛冶町の雪駄問屋・伊勢屋が火事で焼け、蓄えられていた小判が品位の低い贋物であることが判明した。しかもその小判は公儀から支払われたものという。将軍家斉より直接探索の命を受けた元鷹匠頭・稲葉隼人正は、陰謀が渦巻く贋小判の謎に挑む!
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代々が小普請の貧乏御家人、しかも次男坊の大高慎之助だが、その実、御三卿・清水家の剣術師範代を務めながら、市井に交わり人情の機微にも通じる快男児だ。今日も今日とて、江戸城から岡場所まであらゆる騒動を鮮やかに解決していく。豪快爽快な娯楽巨編!
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加賀前田藩から将軍家斉に献上された鷹「富士」を調教する稲葉隼人正は、鷹狩りの最中に富士が家斉を傷つけた責任をとり、隠居の身となる。しかし家斉の信望厚い隼人正は、その密命を受け、加賀藩の抜け荷に関わる陰謀を究明すべく富士とともに事件に迫る!
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蕎麦屋の七五郎は庶民の恨みを格安で晴らす裏の稼業があった。番頭の太助が集金の帰りに刺殺された一件を倅の常吉に探らせると、太助は最近、若くて美しい嫁をもらっていた。しかし、おいよというその女には浮名を流した過去があり、葬式の夜にも男の影が…
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元禄十五年、南北に次ぐ第三の町奉行所として新設された中町奉行所。初代奉行は長崎奉行から転任した丹羽長守。その内与力として新任された男こそ、嘗て「かみそり」と恐れられた元火盗改の一峰右近だった。江戸と長崎、二つの仇討ち事件の裏に蠢く闇に挑む!
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