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『時代小説、文春文庫(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全343件

  • シリーズ20冊
    5711,701(税込)
    著:
    夢枕獏
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    時は平安時代、京の都に安倍晴明という名高い陰陽師がいた。まだ闇が闇として残り、夜になれば人も、鬼も、物の怪も、同じ都の暗がりに、息をひそめて住んでいた時代だ。安倍晴明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼など、普通の人間には見えない、妖しのものどもを相手に、この世ならぬ不可思議な難事件をあざやかに解決する。親友の源博雅は、霊感はまるでないが、刀では敵なしの強さ。力を合わせて物の怪に挑む。野村萬斎・主演で映画化された原作!
  • シリーズ8冊
    801(税込)
    著:
    司馬遼太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、遂に電子化!

    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる!

    第1巻/生まれ落ちたときから背中一面に旋毛がはえていたため、豪気な父は、“千里の駿馬”になるかもしれないと、竜馬と名付けた。が、十二になっても寝小便する。近所の子から「坂本の寝小便ったれ」「坂本の泣き虫」 とからかわれ泣かされて帰ってくる。字を満足に覚えられず、寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬は、十四歳の時に小栗流の道場に通いはじめてから、にわかに顔つきまで変わっていった。竜馬は強い――。幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作
  • シリーズ4冊
    719(税込)
    著:
    司馬遼太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    天下にむかってはなばなしく起ち上った織田信長の家中に、ぼろぼろ伊右衛門とよばれる、うだつの上らない武士がいた。その彼に、賢くて美しい嫁がくるという……伊右衛門は妻千代の励ましを受けて、功名をめざして駈けてゆく。戦国時代、夫婦が手をとりあってついには土佐一国の大名の地位をえた山内一豊の痛快物語。全四冊。
  • 740(税込)
    著:
    夢枕獏
    著:
    佐藤嗣麻子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    若き日の安倍晴明が事件に挑む! 話題映画のノベライズ

    【映画『陰陽師0』2024年4月19日公開 主演・山崎賢人】

    鬼や霊が跋扈する平安時代。呪術の才に長けた学生・安倍晴明(あべのせいめい)は、貴族の源博雅(みなもとのひろまさ)から「ある怪異を鎮めてほしい」と頼まれる。女王を悩ます金の龍や、若者の奇妙な死を調べる中で、晴明は都を脅かす邪悪な呪いに巻き込まれていく。実在した陰陽師、安倍晴明の生誕1100年を迎え、人気シリーズを原作にした呪術エンタメノベライズ。
  • シリーズ2冊
    850(税込)
    著:
    浅田次郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    〈大ショックの若殿vs.逃げ切りを目指す先代〉

    天下泰平260年の間に、積もり積もった藩の借金はなんと25万両!
    この世のものとは思えぬ巨額の負債を知った嫡男はショックで急死してしまった。
    丹生山松平家12代当主は、次男三男を飛び越えて
    庶子の四男・小四郎に家督を継がせて隠居すると、
    ひそかに「大名倒産」の準備を進め、逃げ切りを狙う。

    何も知らずに大名家の家督を継いでしまった
    21歳の小四郎は、クソがつくほどの真面目さ誠実さを武器に
    最大の難関・参勤交代の費用をひねり出そうと必死に奮闘するが……。

    万策尽きた時、人の世を眺めていた七福神たちが動き出す!?

    笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。
    2023年、映画化決定!

    ※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ2冊
    801(税込)
    著:
    辻村深月
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    数々の結婚式やパーティー、この場所が見てきた百年の歴史。
    社交の殿堂を舞台に描く感動小説。

    大正十一年、社交の殿堂として丸の内に創業。
    東京會舘は訪れる客や従業員に寄り添いつつ、その人の数だけ物語を紡いできた。

    記憶に残る戦前のクラシック演奏会、戦中の結婚披露宴、戦後に誕生したオリジナルカクテル、クッキングスクールの開校――。
    震災や空襲、GHQの接収などの荒波を経て、激動の昭和を見続けた建物の物語。
  • シリーズ10冊
    570765(税込)
    著:
    佐藤雅美
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    拝郷(はいごう)鏡三郎は、もと勘定方勤めで順風満帆の役人人生……だったのだが、いささかの仔細あって、クビとなった。かつての上司の尽力あって、今は八丁堀近くの“大番屋”の元締として再就職を果す。大番屋とは、江戸の仮牢(かりろう)兼調所(しらべどころ)。持ち込まれる相談ごとは、町人の釈放嘆願から天下の将軍さまの悩みごとまで。ハテ、どうしたものか? と悩むうち、強運と顔の広さ、いや鏡三郎の能力なのか? いつしか見事解決に至る。
  • シリーズ15冊
    560867(税込)
    著:
    宇江佐真理
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    髪結いを本業とする傍ら、北町奉行の定廻り同心・不破友之進のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、銭にならない岡っ引き仕事で今日も江戸の町を東奔西走する。呉服屋の一人娘を誘拐した下手人として名乗り出た元芸者の駒吉は、どうやら男の罪を被っているらしく……(表題作より)。伊三次とお文のしっとりとした交情、法では裁けぬ浮世のしがらみ。人情味溢れる五編を収録。選考委員満場一致でオール讀物新人賞を受賞した渾身のデビュー作!
  • シリーズ5冊
    750801(税込)
    著:
    岡本さとる
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    表の顔は腕の良い仕立職人、裏の顔は達人に仕込まれた剣術で悪を成敗する「地獄への案内人」。仕立屋お竜の活躍を描く痛快時代小説開幕!
    第一話は、いたいけな少女・おしんがお竜と名を変えて「地獄への案内人」の道を歩むまでが描かれます。幼い頃に父からDVを受けてきたおしんは、母と家を逃げ出すが、その母も過労で亡くなり天涯孤独の身に。母親の薬代のためにつくった借金を抱えたおしんだが、親切顔で近づいてきたやくざの林助に騙され、盗品の運び屋や、美人局の片棒を担がされるなど、悪の道にひきづりこまれてしまいます。
     とあることがきっかけで、武芸の達人・北条佐兵衛に助けられて自由の身となったおしんは、天賦の才があったのか、達人から教えてもらった武術を乾いた砂が水を吸うようにわがものにしてゆきます。「お前の才能は、お前のように困っている女性のために使うのだ」という師匠の言葉を胸に、師匠の紹介で仕立屋「鶴屋」から仕事をもらうようになります。そしてお竜と名を変えて、女をいたぶる悪人を退治することを決意。そんなある日、因縁の男と再会することになって……。
     お竜の庇護者となる仕立屋の主・鶴屋孫兵衛、鶴屋の碁敵で謎のご隠居・文左衛門、そして鶴屋の用心棒で、ちょっととぼけた吉岡流剣術の使い手・井出勝之助など、お竜の脇を固める登場人物たちも魅力たっぷり。そして何よりの読みどころは、お竜の艶やかさと痛快アクションシーンです!
  • 不動のNo.1ホステスには秘密があった
    高度経済成長期、名門キャバレーのトップを張る二人のホステスは、勤め人の10倍以上を稼ぎながらなぜ下町の長屋で共に暮したのか。

    ※この電子書籍は2019年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 第154回(2016年)直木三十五賞

    女という圧倒的リアル! 直木賞受賞作
    去った女、逝った妻……瞼に浮かぶ、獰猛なまでに美しい女たちの面影はいまなお男を惑わせる。
    江戸の町に乱れ咲く、男と女の性と業。

    女が映し出す男の無様、そして、真価――。
    太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たち。
    身ひとつで生きる女ならば、答えを知っていようか――。
    時代小説の新旗手が贈る傑作武家小説集。
    男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる物語、六篇を収録。
    選考会時に圧倒的支持で直木賞受賞。遂に文庫化!

    解説・瀧井朝世
  • 墓を作れば化けて出る、檀家は次々に落ち目となり、
    おみくじを引けば大凶ばかりの深川・題経寺。
    その噂を小耳にはさんだ南町奉行・根岸肥前守だが、
    お寺のことは管轄が違う。
    とりあえず寺社奉行の耳に入れておき、
    一件落着と思っていた矢先に、境内で女が殺されて……。

    装いも新たに「耳袋秘帖・南町奉行シリーズ」発進!
  • 女絵師の一生を描ききった直木賞受賞作!

    不世出の絵師・河鍋暁斎の娘とよは、暁翠の画号をもつ女絵師。
    父亡き後、仲がよいとは言えぬ腹違いの兄・周三郎(暁雲)と共に、
    洋画旋風の中、狩野派由来の父の画風を守ろうとする。
    明治大正の激動の時代、家庭の生活を担いつつ、
    絵師として母として、愚直に己の生を全うした女の一代記。
    第165回直木賞受賞作。

    解説=東山彰良

    ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ4冊
    612880(税込)
    著:
    逢坂剛
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    まったく新しい「鬼平」。ハードボイルド時代小説!

    「平蔵の顔を見た者は、だれもいねぇのよ」。
    盗賊・黒蝦蟇の麓蔵は復讐を遂げるため、いまは平蔵の手先となった女に案内を頼む(「平蔵の顔」)。
    両国橋の界隈で、掏摸を働いていた姉弟に目をつけたところ、思わぬ大事件に巻き込まれる(「繭玉おりん」)。
    火付盗賊改・長谷川平蔵のまったく新しい魅力を引き出した六編。
    特別対談・佐々木譲
    挿絵・中一弥

    【目次】
    「平蔵の顔」
    「平蔵の首」
    「お役者菊松」
    「繭玉おりん」
    「風雷小僧」
    「野火止」
  • シリーズ8冊
    640801(税込)
    著:
    畠中恵
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ふうわり心が温まる畠中恵ワールド。ドラマ化もされた大人気「まんまこと」シリーズ第1弾!

    江戸は神田、玄関で揉め事の裁定をする町名主の跡取りに生まれた麻之助。このお気楽ものが、町の難問奇問に立ち向かう。
    ある日、女好きの悪友・清十郎が「念者のふりをしてくれ」と言ってきた。嫁入り前の娘にできた子供の父親にされそうだという。本当の父親は一体誰なのか!?

    「まんまこと(=真真事・ほんとうのこと)」を麻之助が解き明かす短編連作シリーズ。

    解説・吉田伸子

    ※この電子書籍は2007年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 妻を想う男、父を信じる娘。誇りをかけた闘いの結末は!?

    藩を追われ、貧乏長屋で暮らす柳田格之進。悲劇の真実を知った彼は、仇討ちを決意し……。草なぎ剛主演映画の小説を脚本家が自ら執筆。

    映画『碁盤斬り』は、落語の演目として長く親しまれてきた「柳田格之進」を題材に、『日本沈没』『クライマーズ・ハイ』『凪待ち』などを手掛けてきた脚本家の加藤正人さんが、3年半の月日をかけて書き上げたストーリー。
    この映画の世界を、加藤さん自身が小説として書き下ろしました。
    登場人物の細かな心情の描写はもちろん、映画では描き切れなかった若き日の格之進の姿、また映画のラストの「その後」がしっかりと描かれており、小説好きの読者も十分に楽しめる作品です。

    【あらすじ】
    娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。
    彼は、身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。
    しかし、かねてから嗜む囲碁にはその実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。
    ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。
    絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。
    父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!
  • 1,001(税込)
    著:
    千葉ともこ
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    天に臆せず胸を張って生きる男たちを描く
    唐・玄宗皇帝の時代。絶対的権力者に抗おうとする若者と、人に人らしからぬ生き方を強いる体制を糺そうとする若僧の、心熱き戦い。

    時は玄宗皇帝下の唐、陽物を欠いた名家の貴公子・崔子龍(さいしりゅう)は、辺境民族の征伐に赴く唐軍に従軍し、宦官・辺令誠(へんれいせい)の策略にはまる。心酔する上官・高仙芝(こうせんし)を陥れた辺への復讐を誓う崔の前に現れた僧侶・真智(しんち)。権力闘争に翻弄される男達と、虐げられても強かに生きる女達が安史の乱を機に躍動する歴史大河小説。解説・瀧井朝世

    ※この電子書籍は2022年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 1,001(税込)
    著:
    朝井まかて
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    日本初のイコン画家・山下りん その情熱と波瀾の生涯!
    明治13年にロシアに留学しイコンを学ぶ。一途さゆえ周囲と衝突し芸術と信仰のはざまでもがきながら生きた女性を描く感動長編。

    「絵師になりたき一念どうにも抑え難く」茨城県笠間を飛び出した15歳の山下りん。東京で工部美術学校に入学を果たし、西洋画の道を究めようと決意する。ロシヤ正教の宣教師ニコライに導かれ、明治13年、聖像画制作を学ぶため帝政ロシヤに渡るのだが――情熱に従って生きた日本初のイコン画家を描く圧巻長編。解説・酒井順子

    ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 呼ばれたお家でお料理!美味しい新シリーズ

    教養ある老舗の隠居のおばあさまと、料理好きだが内気な孫娘。誰にも頼れない二人が、人情と料理と度胸で世の荒波を生きていく!
  • 950(税込)
    著:
    武川佑
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    片腕を失った少女には、全てを見通す“目”があった
    襲撃によって父と生き別れ、片腕を失った少女・小鼓。生き残るために戦う中で、彼女は本当の敵は誰なのかに気づく。渾身の歴史小説!

    足軽の父と暮らす少女、小鼓(こつづみ)の日常は、都から来た高僧・義圓(ぎえん・後の足利義教)の襲撃により奪われた。左腕を失い父と生き別れた小鼓は、やがて自分に“軍略の才”がある事に気づき……。数多の戦場を仲間たちと駆け抜けながら、小鼓は京を「万人恐怖」で支配する義教への復讐を誓う。著者渾身の傑作歴史小説! 解説・天野純希


    単行本『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』2021年3月刊
    文春文庫版『悪将軍暗殺』に改題 2024年2月刊
    この電子書籍は、文春文庫版を底本としています。
  • シリーズ2冊
    850(税込)
    著:
    小杉健治
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    義によって助太刀いたす!!
    『風烈廻り与力・青柳剣一郎』で大人気の著者、新シリーズ開幕!

    那須山藩飯野家に仕える松沼平八郎のもとに、
    江戸で剣術道場を開く岳父が討たれたとの報せが届いた。
    すぐさま、義弟より仇討ちの助太刀を頼まれた平八郎だが、
    江戸へと向かう道中で、何者かの妨害を受けることに。
    刻限が迫るなか、平八郎は無事に本懐を遂げることができるのか? 
    剣戟が冴え渡る、待望の新シリーズ。
  • 801(税込)
    著:
    北原亞以子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    夢と野心をもって江戸に出てきた男は、商人として成功するが……

    長年連れ添った夫婦のすれ違い、出世と引き換えに大切なものを失った男……現代人の心を動かす、珠玉の七編を収録した時代小説集。

    貧しい百姓の末っ子として生まれた捨松は、故郷の下野(しもつけ)を飛び出し一人江戸へ上る。十数年後、捨松は商売で成功するものの、兄との再会を機に「大切なもの」を失ったことに気づく――表題作「あんちゃん」のほか、夫婦のすれ違いや恩師への慕情など、姿勢の人々の心の機微を直木賞作家が丹念に描く。ほろ苦くも優しい短編集。


    単行本 2010年5月刊
    文春文庫版 2013年4月刊
    文春文庫新装版 2024年2月刊
    この電子書籍は文春文庫新装版を底本としています。
  • シリーズ18冊
    765801(税込)
    著:
    藤井邦夫
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    “剃刀”の異名を持つ南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵。長男・大助を従えて許せぬ悪に立ち向かう。大人気シリーズ、待望の第二幕スタート!

    南町奉行所吟味方与力の“剃刀”こと秋山久蔵。前作から約10年。久蔵の嫡男・大助は元服前、岡っ引の弥平次は隠居して幸吉が跡を継ぐなど、それぞれ年を重ねていた。ある日、定町廻り同心の神崎和馬が下手人の似顔絵を家に持ち帰ると、それを見た姉さん女房の百合江は何故か動揺する……。

    全30巻で完結した「秋山久蔵御用控」シリーズの第2シーズン開始。
  • シリーズ26冊
    681850(税込)
    著:
    佐伯泰英
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    背は低く額は禿げ上がった老侍で、なにより無類の大酒飲み。だが、ひとたび剣を抜けば来島水軍流の達人である赤目小籐次が、次々に難敵を打ち破る痛快シリーズ登場。
  • 練達のベテランから気鋭の若手まで、時代小説の粋

    江戸の華〈祭り〉をテーマに人気時代小説作家が競作! 宮部みゆき「三島屋変調百物語」の最新作など、読み応え十分のアンソロジー。
  • 880(税込)
    著:
    奥山景布子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    荒廃する室町時代を舞台に、男と女の欲と情念を描く。

    足利八代将軍となる義政を育てた乳母の亥万(いま)。
    彼女はやがて、義政に閨の手ほどきをし、
    側女として政にも関わるようになっていった。
    正室の日野富子が待望の子を授かるが、
    産まれてきた赤子は呼吸をしていない。
    富子は亥万の呪詛が腹の子を殺したのだと訴えて――。
    室町時代を舞台に人間の業と情を描く傑作歴史小説。

    対談・近藤サト

    ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • “あやしの森”で出会ったのは、妖魔討伐を生業とする不思議な一族の青年だった

    妖魔が蔓延(はびこ)る明治東京――。複雑な家に生まれ育った令嬢・深山奈緒は、失踪した友人を探すため不気味な噂の絶えない「あやしの森」に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、不思議な一族の血を引いた青年・暁月当真だった。ひょんなことから奈緒は当真の嫁候補に選ばれ、共に妖魔がらみの事件を追うことに。恋愛ファンタジーの名手が贈る、浪漫綺譚シリーズの開幕!

    カバーイラストは、『結界師の一輪華』などの装画を手がけるボダックスさんです。
  • 美しく、時に切ない。播磨国で暮らす「陰陽師」の物語

    律秀と呂秀は、薬草園をあずかりながら庶民と暮らす、心優しい法師陰陽師の兄弟。ある出来事をきっかけに、彼らは一匹の鬼と出会う。

    ※この電子書籍は2021年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ3冊
    701791(税込)
    著:
    千野隆司
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    正統派時代小説が遂に始動!! 千野隆司待望の新シリーズ
    父の跡を継ぎ、南町奉行所定町廻り同心となった朝比奈凜之助。剣の腕は立つが、どこか頼りない若者に与えられた殺しの探索とは……。

    小間物売りの男が賊に襲われ、絶命した。残忍な手口に怒りを覚えた南町奉行所定町廻り同心の朝比奈凛之助は、早速探索を始める。調べは難航していたが、残された息子が賊の顔を見ていたことを知る。唯一の手掛かりと意気込む凛之助だったが、それを知った賊が、子供の命を狙い――。人情と剣戟が冴えわたる、待望の新シリーズ。
  • 浮世絵からうまれた7つの名篇

    近松に描かれスターとなった遊女・梅川に憧れ、端女郎・小梅は心中未遂を試みるが。時に滑稽に時に切なく、江戸に生きた男女を描く。

    ※この電子書籍は2020年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ9冊
    740801(税込)
    著:
    稲葉稔
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    元与力が剣と人情で活躍する新シリーズ誕生!
    元は風烈廻りの与力で、理由あって隠居生活に入った清兵衛。若い侍が斬られる現場に出くわし、遺された友の手助けに乗り出すが……。
  • シリーズ2冊
    850880(税込)
    著:
    冲方丁
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    疾走感溢れる傑作時代エンターテインメント。
    冲方節炸裂の、これぞ大江戸諜報劇!

    父を旗本奴に殺され、育ての父も明暦の大火で喪った少年、六維了助。
    火付けの一味に我流の剣法で襲いかかったところを若き水戸光國の目にとまり、捨て子を間諜として育てる幕府の隠密組織「捨人衆」に加わる。江戸を焼く盗賊に、妖しい美貌の惨殺犯も現れ――。

    解説…佐野元彦(NHKドラマプロデューサー。制作作品「篤姫」「あさが来た」「ノースライト」など多数)

    ※この電子書籍は2019年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ2冊
    780850(税込)
    著:
    宮本紀子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    江戸の“デリ”が舞台の美味しい人情連作短編集。
    お雅が営む煮売屋「旭屋」は、旬の食材で作るお菜で人気。お雅の周囲でまきおこる騒動においしい料理が色どりを添える。
  • シリーズ2冊
    880(税込)
    著:
    宮城谷昌光
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    人間・孔子が生きている

    孔丘は家族の情愛に恵まれずに育つが、学問を愛する青年となる。徳と礼で民を治める理想を磨き続けた儒教の祖の一生を描く大河小説。

    ※この電子書籍は2020年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ3冊
    781801(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    “色”で江戸の難題、解決します。
    累計32万部突破「居酒屋ぜんや」シリーズの坂井希久子、
    文庫オリジナル、新シリーズ始動!

    江戸時代は、洗練された美意識と、繊細な色彩感覚が頂点に達した時代でした。
    もしも、江戸にカラーコーディネーターがいたら……?

    お彩の父親は腕のいい摺師でしたが、火事で視力も、仕事場も失ってしまいます。
    盲いた父の面倒を見ながら貧乏長屋で暮らしているお彩。
    婚約者との縁談も流れ、粗末な木綿の着物に身を包んでいますが、お彩には、天性の鋭い色彩感覚があるのでした。

    そこに目をつけたのが、謎の京男、右近。
    一本気なお彩に邪険のされながらも、懲りずにまとわりつく右近は、お彩に次々と色に関する難題を持ち込みます。
    そして、“江戸のカラーコーディネーター”、お彩の活躍が始まります!

    着物や芸能にも詳しい坂井さんならではのエピソードや、
    色や柄にまつわる知識も満載。
    例えば鼠色だけでも、これだけ種類があるのか!と驚かされます。



    お彩はお蔦の顔と見比べながら、帳面をめくっていく。
    白鼠、銀鼠、藤鼠、湊鼠、錆青磁、柳鼠──。(中略)
    「あっ!」
    唐突に、記憶の糸が張り詰めた。
    一枚の錦絵がするすると、脳裏に引き出されてくる。(本文より)



    新作菓子の意匠から花魁の仕掛けの図案まで、豊かな色彩溢れる江戸のカラーコーディネーターとして活躍するお彩の人情物語。
  • シリーズ4冊
    880(税込)
    著:
    佐伯泰英
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    新作書下ろし時代小説4巻連続刊行!

    吉原や向島などへ行き交う舟が集まる柳橋。神田川と大川が合流する一角に架けられたその橋の両側には船宿が並び、働く人、遊びに行く人で賑わっていた。柳橋の船宿「さがみ」で働く船頭の広吉には一人娘がいた。名前は桜子。三歳で母親が出奔するが、父親から愛情を受けて育ち、母譲りの器量よしと、八歳から始めた棒術の腕前で、街の人気娘に育っていた。夢は父親のような船頭になること。そんな桜子に目を付けた船宿の亭主による「大晦日の趣向」が思わぬ騒動を巻き起こし……。涙あり、恋あり、活劇あり。待望の時代小説新シリーズの幕が開く。2023年6月から9月、四か月連続刊行!
  • シリーズ5冊
    781880(税込)
    著:
    田牧大和
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    菓子職人の兄と番頭の弟。上菓子屋兄弟の繁盛記。「藍千堂菓子噺」シリーズ第1作。

    両親亡き後、叔父に実家を負われた晴太郎と幸次郎。
    兄弟は、かつて父の許で修業していた職人の茂市と一緒に、
    菓子司「藍千堂」を開く。優しい職人肌の晴太郎と、
    しっかり者で商才に長けた幸次郎は、亡き父の教えを守りながら、
    叔父の嫌がらせにも負けず、知恵と工夫を凝らした季節の菓子で店を切り盛りする。

    解説=大矢博子

    ※この電子書籍は2013年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 801(税込)
    著:
    青山文平
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    江戸に生きる人々が織りなす鮮やかな人生。
    “青山流時代小説”の真骨頂!

    旗本の次男坊で部屋住みの俺は、武家であらねばならぬ、などとは思っていない。
    堅物の兄が下女に好意を寄せているのを見て取って、
    わざと下女にちょっかいを出そうとするが、気づくと女は身籠っていた。
    しかも父親は、隠居の祖父だという。
    六十九歳の老人に女で負けた俺がとった行動は――。

    直木賞受賞作『つまをめとらば』に連なる傑作短編集。
    史実から生まれた圧巻の7編。

    ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ2冊
    880(税込)
    著:
    諸田玲子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    凛としたお順と、彼女を取り巻く幕末の勇士たち

    勝家の末っ子、お順は愛らしい容姿とは裏腹に気性が激しく、兄の麟太郎(のちの勝海舟)から可愛がられて育つ。嫁ぐなら「一番の男」と決めているお順は、麟太郎と交流の深い剣客・島田虎之介に心を奪われるが……。好いた男を想い続けながら、幕末の動乱期を逞しく生きるお順と、彼女を取り巻く志士たちの魅力を鮮やかに描いた時代小説。

    ※この電子書籍は2014年10月に刊行された文春文庫の新装版を底本としています。
  • 880(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    日米の青年が見た「鎖国から開国へ」

    ペリー来航五年前、鎖国中の日本に憧れたアメリカ人青年ラナルド・マクドナルドは、ボートで北海道の利尻島に単身上陸し、アイヌたちに発見される。不法入国者として長崎に収容されたマクドナルドから、若き長崎通詞・森山栄之助は活きた英語を学ぶ。オランダ語には通じていても英語を習得する者の少なかった通詞のなかにあって、森山はペリー一行の首席通詞を務めるなど、開国を迫る諸外国との交渉のほぼ全てに関わっていく。日本とアメリカ、森山とマクドナルド、鎖国と開国、交錯する運命は時代に翻弄されてゆく――。
    彼らの交流を通し、開国に至る幕末期の日本の意外な史実が描かれた、傑作歴史長篇小説。
    解説・曾根博義

    ※この電子書籍は、2004年12月に刊行された文春文庫版を底本にしています。
  • 880(税込)
    著:
    澤田瞳子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    悩みを抱える人々が門を叩く、一風変わった駆け込み寺。
    平穏で優雅に暮らす尼たちの元へ、ある日飛び込んできたのは「助けてほしい」と叫ぶ若い娘……。雅やかで心に染み入る連作時代小説。

    ※この電子書籍は2020年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 950(税込)
    著:
    山本一力
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    父を想う娘の涙、師弟の絆。とびっきりの人情譚!

    祝言が決まった娘は冷たくなった父に戸惑う…。親子の絆、恩人への情、清水の次郎長晩年の逸話など、人情時代小説の粋を集めた八編。
    解説・長宗我部 友親 (長宗我部家十七代目当主)

    ※この電子書籍は2010年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ3冊
    649880(税込)
    著:
    あさのあつこ
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    山河豊かな小舞(おまい)藩、父代わりの兄を何者かに殺された林弥(りんや)は友らに支えられ剣の稽古に励む日々を送るが、江戸から来た家老の息子・透馬との出会いから運命が動きだす。やがて藩の政争と陰謀が少年たちをも巻き込み……。身分や立場の差を超えてつながる少年剣士の成長に清々しい風が吹く、著者の新たな代表作。
  • シリーズ12冊
    801(税込)
    著:
    佐伯泰英
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    坂崎磐音の嫡子・空也の物語、ついに再始動!
    武者修行の旅に出た若者は、他国者を寄せ付けぬ異国・薩摩を目指す。名を捨て、無言の行を課す若者を、国境を守る陰の集団が襲う!

    長編時代小説の金字塔「居眠り磐音」に続く「空也十番勝負」シリーズ第一弾!
  • 体が不自由になった許嫁との結婚を反対され他家に嫁いだ女を、
    男は想い続ける――表題作「たば風」ほか、夫との離縁を目論む女が
    息子に課された難題に奮闘する「恋文」、松前藩主の正室に仕えるべく
    集められた娘たちの青春「血脈桜」など、江戸後期から明治初期にかけて
    蝦夷地で生命を燃焼させた男女を描く傑作六編。

    自身の郷土を舞台とした時代小説短編集。

    解説=梶よう子

    ※この電子書籍は2023年5月に刊行された文春文庫(新装版)を底本としています。
  • 880(税込)
    著:
    天野純希
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    応仁の乱にはじまる《仁義なき戦い》!!
    応仁の乱から室町幕府の終焉まで、裏切りと戦乱の坩堝と化した京に魅入られ、争いに明け暮れた男たちの生き様を描く連作集。

    ※この電子書籍は2020年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 681(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    戦争に圧しつぶされた人間の苦悩を描いた傑作

    戦時下の緊迫した海軍航空隊で、若き整備兵が背負った過酷な運命とは?
    軍用飛行機をバラせ……その男の言葉に若い整備兵は青ざめた。昭和19年、戦況の悪化にともない、切迫した空気の張りつめる霞ヶ浦海軍航空隊で、苛酷な日々を送る彼は、見知らぬ男の好意を受け入れたばかりに、飛行機を爆破して脱走するという運命を背負う。初期の力作長篇が待望の再登場。
    解説・杉山隆男
  • 791(税込)
    著:
    北原亞以子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    江戸の「働く女性」を描いた直木賞受賞作

    新進気鋭の女流絵師・歌川芳花ことおいちの元に、「江戸名所百景」の大仕事が持ち込まれる。彼女は想いを寄せる彫師と生写しに出かけたいが、その男には女房と子供がいた。悩んだ末においちがとった行動は??(表題作「恋忘れ草」)。
    江戸の町で恋と仕事に生きた6人の女たちの哀歓をあたたかく描き、第109回直木賞を受賞した連作短篇集。

    ※この電子書籍は1993年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ化も決定! 西條奈加の〈ど真ん中〉傑作人情時代小説

    「もう、嫌だ!」定職にもつかず浮気と借金を繰り返す亭主の元を飛び出した絵乃は、ひょんなことから離縁の調停を得意とする公事宿「狸穴屋」の手代見習いとなる。そこに舞い込んでくるのは、いずれも家族の“情”がこじれた難題ばかり。果たして絵乃は一人前の公事師となり、自身の離縁も成し遂げられるか!? 解説・大矢博子

    ※この電子書籍は2020年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 大人気シリーズ「陰陽師」のアンソロジー。
    夢枕獏による「陰陽師」短編2本と、「オール讀物」の「陰陽師」特集に掲載された新進気鋭の作家4名による短編を収録しています。舞台は平安時代にとどまらず、室町時代・戦国時代の陰陽師まで登場。時と場所が変わっても色褪せない、「陰陽師」の魅力が詰まった一冊です。(解説・細谷正充)

    収録作品
    ・露子姫が見つけた不思議な烏毛虫は、食べれば食べるほど大きくなり…(夢枕獏「むしめづる姫」)
    ・信子姫に仕える、耳のいい女房。彼女は右耳には虫が棲んでいて…(蝉谷めぐ実「耳穴の虫」)
    ・鳥辺野で騒ぎを起こす少年は、博雅の腕を欲していた。その理由は?(谷津矢車「博雅、鳥辺野で葉二を奏でること」)
    ・足利義教の時代。法師陰陽師の兄弟が、蘆屋道満の式神に出会う(上田早夕里「井戸と、一つ火」)
    ・戦国大名・細川幽斎とキリシタン陰陽師が、「連歌」をもって妖に挑む(武川佑「遠輪廻」)
    ・晴明たちが出会った不思議な少年は、唐の国からやってきた「??(なた)」だった(夢枕獏「??(なた)太子」)
  • 2023年は司馬遼太郎生誕100年!

    司馬さんが好きだった花に由来する〈菜の花忌〉。
    司馬作品にちなんだテーマで、パネリストたちが自由に意見交換をする
    シンポジウムは、司馬作品のさらなる魅力を見出す場として、定着している。

    過去25回の中から17回分のシンポジウム、3本の講演を編んだ、
    文春文庫オリジナル。新たな気づきを与えてくれる貴重な記録。

    (目次抜粋)
    「竜馬と司馬遼太郎」井上ひさし・檀ふみ・永井路子・松本健一/「二十一世紀に生きる君たちへ」安藤忠雄・井上ひさし・養老孟司/「司馬作品の輝く女性たち」田辺聖子・出久根達郎・岸本葉子/「『坂の上の雲』と日露戦争」篠田正浩・黒鉄ヒロシ・松本健一・加藤陽子/「3・11後の『この国のかたち』佐野眞一・高橋克彦・赤坂憲雄・玄侑宗久/「『関ケ原』――司馬遼太郎の視点」原田眞人・葉室麟・伊東潤・千田嘉博/「土方歳三と河井継之助――『燃えよ剣』『峠』より」小泉堯史・黒川博行・星野知子・磯田道史/「『胡蝶の夢』――新型コロナ禍を考える」澤田瞳子・澤芳樹・村上もとか・磯田道史

    (講演)福田みどり・養老孟司・沢木耕太郎
  • シリーズ2冊
    730770(税込)
    著:
    畠中恵
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    『しゃばけ』『まんまこと』の著者が描く、幕末痛快小説!

    幕末期、ほとんどの藩が財政赤字に喘ぐなか、大野藩も例外ではなかった。
    才気煥発な藩主・土井利忠に借財の返済という大役に任命されたのは、
    僅か八十石の家の長男・内山七郎右衛門。並々だと思っていた己の毎日が、
    突然動き始めた!? 惚れ込んだ”わが殿”に時に反発しながら、
    藩の再生に奔走するが――。著者初の痛快歴史小説。

    ※この電子書籍は2019年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 晴明と博雅に神々の花びらが降りそそぐ
    妙法寺の善智内供の長い鼻は、天竺の象鼻天・ガネーシャの因縁によるものだった――神々そして眷属が、桜吹雪のなか自由に舞い踊る!

    ※本書は、これまで電子書籍化されていないシリーズ100本目「鼻の上人」に、村上豊さんのカラー挿絵を付したオリジナル絵物語です(
    2015年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています)
  • 740(税込)
    著:
    上田秀人
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    明智光秀、松永久秀、伊達政宗、長谷川平蔵、勝海舟――。理想や志と裏腹な決意をせねばならなかった男たちを描く傑作歴史小説集。

    ※この電子書籍は2019年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 880(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    人が空を飛ぶなど夢でしかなかった明治時代――
    ライト兄弟が世界最初の飛行機を飛ばす十数年も前に、
    独自の構想で航空機を考案した男が日本にいた。
    奇才・二宮忠八の、世界に先駆けた「飛行器」は夢を実現させるのか?
    ひたすら空に憧れた忠八の波瀾の生涯を、
    当時の社会情勢をたどりながら緻密に描いた傑作長篇。

    解説・和田宏
  • 初代〈市川團十郎〉空前の一代記
    〈荒事〉の開祖にして最後は舞台上で刺殺されたカリスマ。謎多き初代團十郎の生涯を元禄の狂乱と江戸歌舞伎の胎動とともに描き切る。

    命を燃やすが如き〈荒事〉によって歌舞伎を革新し、元禄の江戸を熱狂させた初代・市川團十郎。民衆から信仰にも近い人気を得て、今なお愛される名演目と斬新な演出を生み出した不世出の天才役者はなぜ舞台上で殺されたのか。謎多き生涯と芸の神髄に迫る圧巻の一代記。巻末エッセイ・岸田照泰(成田山新勝寺中興第22世貫主)


    ※この電子書籍は2020年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 中国古代王朝という、前人未踏の世界をロマンあふれる勁い文章で語り、広く読書界を震撼させたデビュー作。夏王朝、一介の料理人から身をおこした英傑伊尹の物語。新田次郎賞受賞作。
  • シリーズ12冊
    714801(税込)
    著:
    鳥羽亮
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    北町奉行所の吟味方与力である彦坂新十郎が、同心倉田佐之助の妹きくを娶って二年が過ぎ、「鬼彦組」にも新しい仲間が加わった。平穏な日々を送っていた新十郎が、いつものように奉行所に出仕しようとしていたところ、殺しの一報が入った。大川端の新大橋の近くで、若侍が腕を切り落とされて殺害されたというのだ。実は最近、二組の男たちが同様の手口で殺されていた。同じ下手人の仕業なのか、「鬼彦組」に解決の沙汰が下った!
  • 681(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    慶長元年春、ボロをまとった二十数人が長崎で磔にされるため引き立てられていった。歴史に材を得て人間の生を見すえた力作。「三色旗」「コロリ」「動く牙」「洋船建造」収録。(曾根博義)
  • 801(税込)
    著:
    安部龍太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「銀」と「鉄砲」と「キリスト教」が戦国武将たちの運命を変えた。
    大航海時代とリンクしたまったく新しい戦国史観で綴る短編集。

    作家生活30周年を迎え、歴史の新しい読み解き方を提示し続ける著者が「戦国時代こそが、『開国』の瞬間だった!」という価値観で描いた革新的な一冊。

    表題作「海の十字架」他六篇を収録
    1 海の十字架・大村純忠
    日本初のキリシタン大名となった大村純忠は、なぜ改宗に踏み切ったのか? ポルトガルの大型帆船「ナウ」を見た純忠の決断とは。イエズス会と大村家の関わりと、貿易港「長崎」誕生秘話。
    2 乱世の海峡・宗像氏貞
    総勢八万の大軍を擁する大友家、覇権拡大を目指す毛利家。大国に挟まれた十四歳の宗像氏貞が選んだのは「海の民」の本道を貫く生き方だった。
    3 海の桶狭間・服部友貞
    その実力を認められ、織田水軍として兵を率いてくれと打診された服部友貞は、それを拒絶。「桶狭間の戦い」を経て、信長という男の神髄を知ることになる。
    4 蛍と水草・三好四兄弟
    瀬戸内の海運を支配して莫大な関銭や津料を得ていた三好家は八ヵ国にも及ぶ版図を誇っていたが、その栄華はある男によって崩れさる。
    5 津軽の信長・ 津軽為信
    室町幕府の将軍の首をすげかえた信長の行動力を知った為信は、我こそが「津軽の信長」になると決意。南部家を倒すため、為信が練り上げた「策略」とは。
    6 景虎、佐渡へ・長尾景虎
    家督争いの渦中にいた長尾景虎は、劣勢に立ち、佐渡へ渡り、「ある行動」を起こす。「越後の虎」になった男の出発点を描く。

    ※この電子書籍は2020年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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