『時代小説、講談社ノベルス(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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神社の屋根にある千木、鰹木。一般的には、その形や数で祀られているのが、女神か男神かわかるとされるが、伊勢ではそれはあてにならない。女神を祀る神社が男神仕様であったり、またその逆も数多く存在する。日枝山王大学民俗学研究室の院生・橘樹雅は、学会出席のため三重へ向かう准教授・御子神伶二に同行。はじめての伊勢で大きな衝撃を受ける。
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茨城県の山中にある寂れた神社の宝物庫にあった陶製の大瓶の一つから、膝を抱える体勢をとった古い白骨死体が発見された。その話を友人のフリージャーナリスト、小松崎から聞いた桑原崇は、大瓶と神社の祭神に興味を抱き、棚橋奈々を含めた三人で茨城へ向かうのだった。
警察や郷土史家らが出入りするなか起きる新たな殺人。その死体もまた瓶に入れられていた。QEDシリーズ長編! -
紅の鞘に納められた細身の刃。ゼンは師から譲り受けたその剣だけを友に山を下り、旅に出る。師であるカシュウは死んだ。ゼンに旅立つよう言い残して。親も知らず、山奥で育てられた理由もわからない。だが山での生活は、ゼンを強く、賢くした。
道を極めるためのあてどない修行の旅。剣を構え、しのぎを削り、出会いと別れを重ねながら、多くに気づき学び取るゼン。
動的でありながら内省的な侍の成長を描く、傑作剣豪小説! -
炎燃え盛る本能寺。織田信長の前に現れたのは、21世紀の女子高生・うららだった! 劉備玄徳に成り代わった未来人・竜毘の陰謀で歴史が崩壊するのを防ぐため、三国志の時代にタイムスリップした二人。待ち受けるのは、呉蜀同盟は決裂し南東風も吹かない、何もかも変わってしまった“赤壁の戦い”だった。日本の織田信長は中国・三国志でも最強なのか!? その答えがここにある!
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