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『時代小説、Duo-Yamanka文庫(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • !!タイムスリップしよう 広島県過去の郡域へ!!   「厳島(いつくしま)」「湯来(ゆき)」「伏谷(ふしだに)」  「湯の山(ゆのやま)」「筒賀(つつが)」「加計(かけ)」  「都志見(つしみ)」「山県郡(やまがたぐん)」時代は江戸後期  そこに咲いたフィクションの墨絵の恋

    主役登場
      広島藩の老絵師 「岡岷山(おかみんざん)」
      上伏谷村の庄屋の妻 「ユキ」

    『都志見(つしみ)往来日記』異聞
     この物語は、時代設定を江戸後期に置いた時代小説として書かれております。主人公として登場する広島藩の老絵師岡岷山は、この地方では有名な実在人物ですが、物語は全くのフィクションです。しかし、舞台に設定された地域を故郷とする人々にとっては、タイムスリップしていにしえへの想いにひたることができる作品ではないでしょうか。

    あらすじ
     広島藩の老絵師岡岷山が、写生先の厳島で上伏谷村の庄屋の妻ユキに出会って恋するところから物語は始まる。この厳島、そして岷山が広島藩に残る名作「都志見往来日記」を描いた時に旅した、現在の広島市から旧佐伯郡湯来町の伏谷村、山県郡北広島町の都志見を経て広島へと続く自然豊かな地域が舞台となっている。
     伏谷村庄屋の妻ユキは岷山に絵の指導を受けることになり、師弟は絵の世界で深く共感し合う。
     岷山は、『都志見往来日記』のための探勝旅行でユキの家に逗留し、二人は至福の写生の一日をおくるが、その間にユキが大きな決心をしたことを岷山は知る由もなかった。
     翌日ユキは岷山を追って出奔する。しかし路は険しく、さらに新たな展開を見せながら物語は続く。。。。その結末は?
  • 毛利元就が中国地方の覇者への道をひた走る時代に、元就の本拠地吉田郡山城下の農民与兵は、戦に彼も家族も巻き込まれて過酷な運命に翻弄されながら生きてゆく。作者は元就自筆の「毛利元就郡山籠城日記」(山口県防府市の毛利博物館蔵)の存在を知り、史実や軍記物を参考にして実在の合戦や武将を登場させながら、陽を当てられない名も無い百姓兵士とその家族の人生をフィクションとして描いた。

    あらすじ
     与兵は30半ばの百姓の男。大工の弟次平には嫁の百と4才の男児源がいる。母親を亡くした与兵は父太平と二人暮らしだったが、次平の仲立ちで嫁峰をもらった。峰がちょうど身籠ったところに尼子の郡山城攻めの噂が流れ、じきにふれが出たため、全領民の大群衆が郡山城へ入った。尼子方兵力30000に対して毛利方は2500、呼びかけに応じて与兵も次平も志願兵になった。籠城生活は長く領民達は日常とかけ離れた困難な暮らしの中に置かれ非業の死を遂げる者もあり、峰は流産の後が悪くて死んでしまった。
     籠城というのは今なら大災害時の長期の避難生活に似ている。発生する問題は想定外だ。それが非常にリアルに描かれている。志願兵達が戦いの現場や後方での仕事を初めて経験する場面も詳しく描かれていて死との遭遇の場面は恐怖だ。戦闘というものは死と向き合うという点では昔も今も変らないであろう。
     大内氏の援軍10000の到着と加勢で尼子軍は撤退した。尼子追撃隊に加わった弟次平が行方知れずになった。戦いは終わったが嫁の峰はもういない。その後も佐東銀山城の戦い、第1次月山富田城の戦い、厳島の戦いがあった。また毛利領内では井上一族の誅殺というおぞましい事件も起こった。
     物語は様々に展開しながらまだまだ続く。与兵達の運命は?


    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • お蓮・勘兵衛の墓。広島県と島根県を分ける三坂峠にひっそりと建つこの古い墓は、江戸の掟とは言え余りに惨いことがここで起きたことの証。それは安政四年1857年の出来事であった。著者は、江戸時代のこの人情話を元に二つの物語を書いた。

    第一話は、既出本の「ミスターフェイト」に記述の「中国山地越え徒歩旅行」で出会った三坂峠に残されている墓碑に秘められた悲話に強い印象を受けて書かれた物語り。
     道ならぬ恋に落ちたお蓮と勘兵衛は三坂峠を越えて芸州へ向かってぞうりの旅姿で逃げるが、追っ手は馬で迫ってくる。。。。

     第二話は、徒歩旅行中に三坂峠を歩きながら頭に浮かんだ心象風景が、峠にまつわるもう一つの物語として描かれている。これが著者の望ましい最期の形だったのだろうか?
     こちらは現代の話。男は、一週間の休暇を取って徒歩旅行に出るが、同じ職場の女性と一度だけとの約束で逢い引きを予定に入れた。三坂峠の悲恋の墓碑を見て江戸時代の出来事と自分たちの不倫を重ね合わせる。女と別れた後、何度も鳶が頭上を舞う。男は鳶にどこかへ導かれていくように感じた。一体どこへ?

     いずれもフィクションである。
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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 嫁入りした初心な娘芳、忘れられぬ兄太一、家出の結末は?

    あらすじ
     現在では広島市の最高峰とされる東郷山(とうごうさん)を取り囲む農村地域の一昔前の時代を舞台に繰り広げられる物語。
     初心な娘、芳が峠を越えた隣村へ嫁入りした。しかし、半年も経たぬある日、優しかった兄太一に会いたい一心で里へ帰ろうと家出する。
     里への道を阻む大きな山、東郷山と降り始めた雪。立ち向かうか弱い女、芳の運命は?そのけなげな姿が切々と語られてゆく。感動の涙無しには読み終えることは出来ない。

    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」

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