『時代小説、角川文庫、森村誠一(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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権謀術数渦巻く権力闘争を圧倒的迫力で描ききった、時代小説の白眉。
「浅野内匠頭、吉良上野介に刃傷」の報は、青天の霹靂のような衝撃となって江戸城を駆け抜けた。しかし、実態の江戸城中・松の廊下の刃傷事件の背後には、冷酷無比な罠が張り巡らされており――。綱吉の側用人・柳沢吉保、吉良家の参謀・色部又四郎、そして赤穂藩浅野家の家老・内蔵助。卓越した3者による権謀術数が渦巻く、忠臣蔵の真実とは!?
※本電子書籍は『吉良忠臣蔵 上』『吉良忠臣蔵 下』を1冊にまとめた合本版です。 -
絡まる柳沢吉保の陰謀! 歴史が動きだす、運命の第四巻!
元禄十五年(1702年)年七月、大学左遷によって主家再興が絶望となったため、大石は、復讐一途との最終結論を出した。大石の狙いは吉良の首と公儀のへの抗議にあった。一方、時の権力者柳沢吉保は、赤穂の討入りを利用して、上杉家断絶を目論んでいた。それを阻止し、上杉家安泰を企る上杉家の江戸家老・色部。天下を舞台にした三者三様の権謀術数の最後の争いが始まる―――。そして、十一月五日。大石は同志待望の江戸入りを果たした。運命の十二月十四日まで、あと一ヶ月余りである。 -
赤穂浪士、吉良邸へ討ち入る!! 感動の時代巨編、ついに完結!
元禄十五年(1702)年十二月十四日。奇しくも月こそ違え、浅野内匠頭の命日。運命の日はやってきた。当日は上野介主催の年忘れの茶会が開かれていた。興奮も静まり皆が寝静まった深夜、折から降り積もった雪の中、内蔵助以下47人の赤穂浪士は、一斉に吉良邸に討ち入った。これは片よった裁定を下した政道に対する異議申し立てであり、昼行灯と呼ばれていた大石が自分を日本全国に輝かすための一世一代の大芝居でもあった。そして、赤穂浪士討ち入りの報は疾風のように江戸市中を駆け抜けていった―。
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