『時代小説、まんがびと、土方歳三事件簿(まんがびと)(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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【書籍説明】
天然理心流四代目宗家近藤勇は、名刀を手に入れようと必死で探した。
その勇に「虎徹を売りたい」という男が現れた。
売値は破格に安いが、「絶対にだれにも負けない」ことなど、とんでもない条件がついていた。
勇は条件を呑んで虎徹を購入したが、その直後から次から次へと真剣勝負を求められたり、刺客に狙われたりするようになった。
勇は幕府の浪士組徴募に応じて上洛する決意をした。
将軍を警護し、攘夷の先駆けとなるという重大な役目を担って上洛する。
勇は敵を倒して上洛し、「新選組」を結成して王城の治安維持に努めた。
だが、新選組局長となっても、命を狙われる。
勇の盟友土方歳三が、その原因を探り出した。
勇の持つ「虎徹」には、二百年前の剣客の怨念が宿っているらしい。
勇は剣客の怨念を断ち切り、虎徹を世の中に役立てようと決意したが……。 -
【書籍説明】
新選組の小者の忠助は、「闇風」と呼ばれる盗賊だった。
たいていは独り働きだが、時には頼まれて大盗賊の下で働くこともあった。
盗賊の頭ともめて殺してしまい、江戸を離れた。
盗人の足を洗い、行商などをしていたが、創立間もない新選組の小者になった。
昔の仲間に見つかって、忠助は盗人仲間に引き戻されそうになる。
小者の太吉が機転を働かせ、土方歳三に助けを求めた。
その後、忠助は新入隊士の浅沼亨が盗賊仲間の用心棒だったことに気づくが、隊士として精勤しているので黙っていた。
だが、浅沼の様子が、しだいに怯懦になる。
ついに浅沼は「制札事件」で大失敗した。
実は、浅沼は盗人だった前歴をタネに昔の悪党仲間に脅され、攘夷軍資金強盗一味に加わるよう強要されていた。
忠助は浅沼に全て打ち明けるように勧めるが、逆上した浅沼に斬られてしまう。
浅沼は悪党仲間との縁を断ち切ることができるだろうか?
【目次】
雪の宵
闇の風
脅し
引き戻し
仲間
葱鮪鍋
手練れ
出会い
新所帯
間者
凶盗
降格
制札事件
脱走
襲撃
女は薬 -
【書籍説明】
時代は急激に動いていた。長州軍は上洛して御所を占拠しようとしたが、幕府軍の奮戦に敗退した。
しかし、長州藩は表向き徳川幕府に恭順を示したが、いよいよ倒幕活動に力を入れた。
長州も薩摩も「攘夷」を唱えながら、欧米文化に傾倒していった。幕府も軍制を西洋化し、フランス軍式調練を採用した。
徳川幕府最強の戦闘集団新選組も、副長土方歳三の主張で洋式調練に切り替えた。大砲や鉄砲を有効に使うためには、従来の軍学兵法は役に立たない。
五番隊組長武田観柳斎は長沼流軍学を修め、新選組兵学師範を務めていたが、洋式調練の採用とともに存在価値を失った。
今さら欧米式用兵術を学ぶ気にもなれず、若い隊士達が新知識・新技術を習得するのを苦々しく眺めていた。
武田は伊東甲子太郎に接近して身の安泰を図ろうとしたが、伊東の陰謀に巻き込まれてしまう。伊東は新選組を倒幕派に変えようと画策していた。
武田は新選組に居難くなり、機密漏洩を手土産に薩摩屋敷に逃げ込もうとした。
土方歳三は武田の脱隊と伊東の陰謀をどう対処するのか?
【目次】
洋式調練
新知識
留守の間に
命令違反
薩長同盟
奈良出張
金策致不可
薩摩屋敷
薩摩示現流
薩摩者
一条から七条
嘘か真か
将軍逝去
斬撃
竹田街道 -
【書籍説明】
新選組二番隊組長永倉新八は、市中巡察中、昔知っていた女に出逢った。
新八に足抜けの手伝いを頼んだ深川女郎お須賀だった。今は、老舗の後妻である。
新八は松山藩江戸留守居役の次男だが、厳格な父親に反発して家を出た。
天然理心流近藤道場試衛館の居候になり、剣技を研きながら暢気に暮らしていた。
お須賀は「足抜けして自由になりたい。そのために金が要る」と言う。
新八は試衛館塾頭の土方歳三と道場破りをして金を手に入れたが、女は金だけ持って恋人と駈落ちしてしまった。
その後、お須賀は恋人と別れて京に上り、奉公先の若旦那の後妻になった。
だが、姑の大内儀は評判の意地悪婆さんで、お須賀は辛い日々を送っていた。
その意地悪姑が殺された。町方役人は「下手人はお須賀」と考えた。
お須賀は新八に助けを求め、新八は新選組副長土方歳三に泣きついた。
歳三は隊務に追われて忙しい。最近、倒幕浪士に拳銃や銃を流す者がいて、活動が激化していた。
だが、新八に頼まれて、歳三は下手人探索に乗り出した。
【目次】
昔の女
道場破り
大暴れ
足抜け
後始末
いけず
姑殺し
沈黙の目撃者
親切ごかし
大裁ち鋏
どこかで見た顔
仕掛けた罠
古屋敷急襲
下手人… 以上まえがきより抜粋 -
【書籍説明】
新選組三番隊組長斎藤一の父は明石松平藩の下級武士だったが、事情があって上役を斬殺し脱藩した。
息子を連れて諸国を放浪し、江戸で病死した。斎藤の父を仇と狙う如月秀人は、名を偽って新選組に入隊した。
その頃、新選組には佐久間象山の息子三浦啓之助が父の仇討のために入隊し、隊中は仇討の話題でもちきりだった。どうやら伍長の倉田重郎も仇討らしい。
斎藤は苦い思いで眺めていたが、斬込みの最中に襲われて、自分が狙われていることを察知する。斎藤は土方歳三に打ち明けず、独りで敵を探そうとする。
京都西町奉行所与力杉本雄介は新選組を訪ねて来て、隊士の中に江戸を騒がせた盗賊一味だった男を発見する。杉本は江戸南町奉行所から出向していた。
杉本は隊士の名前を明らかにする前に、斬殺されてしまう。
歳三は杉本を殺害したのは新選組隊士ではないかと疑い、捜査を始める。
斎藤は如月秀人を探し出せるか?
歳三は杉本殺害の犯人を捕らえることができるか?
【目次】
不意討
恨みの連鎖
仇討志願
与力殺し
記憶の中の顔
斬込み
深まる疑惑
悲願と苦悩
隊費強奪
おしゃべり仲居
仇持ち
功名男
不審の究明
仇討地獄
… 以上まえがきより抜粋 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)
【書籍説明】
幕末、人心不安のためか、民間に様々な信仰が流行った。
天狐教は、その一つである。
新選組お抱え医師の嘉納芳春は、天狐教の信者の病状に悩まされていた。
天狐教を信じていた患者の病状が悪化したり、お籠りを続けた信者が幽鬼のように痩せ衰えたりする。
ついに死者まで出た。
芳春は症状から阿片中毒を疑った。
新選組副長土方歳三は、薩摩藩士中村半次郎が天狐教教祖天晃坊をつけ狙っていることに気づいた。
その半次郎が暗殺されるのを、歳三は未然に防いだ。
半次郎は、「天晃坊は阿片で人を操り、回天を成し遂げるつもりだ」と、歳三に告げた。
天晃坊は薩摩の大久保一蔵や西郷吉之助、長州の桂小五郎や高杉晋作に接近して、討幕・回天を推し進めようとしている。
半次郎は、阿片が亡国の麻薬であることを心配し、歳三に協力を求めた。
一方、土佐の坂本龍馬は桂や高杉に天狐教と組む危険性を訴えていた。
歳三と半次郎は天晃坊の企みを暴き、阿片の蔓延を阻止できるだろうか?
【目次】
金の御幣
阿芙蓉
狐の天罰
犠牲者
人斬り半次郎
刺客
回天の大業
日吉屋五郎三郎
お籠り
生き地獄
魔境襲撃
阿片商人
龍馬の説得
… 以上まえがきより抜粋 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)
【書籍説明】
新選組副長土方歳三と一番隊組長沖田総司は、市中巡察中に首吊り自殺をしようとした若旦那を助けた。
夫婦約束した女に裏切られて、絶望したと言う。
新選組一番の短気者、十番隊組長原田左之助は、惚れた女と祝言すると大騒ぎ。
平隊士の村越主税は女に貢いで、給与の前借りがかさむばかり。
歳三が話をよく聞くと、どうも三人の相手の女は同じらしい。
歳三は、男を誑(たぶら)かす美女軍団の存在に気づいた。
だが、新選組は女に関わっている暇はない。
「攘夷の御用金調達」という名目で、「世直し党」と称する盗賊が次々に京の大店を襲った。
盗賊に押し込まれた店の主人や奉公人は、全員斬り殺された。
しかも、押し込まれた店の主人や番頭は女に騙されて金を巻き上げられたことがある。
盗賊世直し党と美女軍団はつながっているらしい。
歳三は世直し党と美女軍団の殲滅に乗り出した。
【目次】
首吊り
恋する男
給金前借り
消えた娘
恋の鞘当て
大騙り
世直し盗賊
蛇の道は蛇
祇園桝梅
恋は曲者
おぼこ娘
世直し党襲撃
左之助祝言
… 以上まえがきより抜粋 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 33,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)
【書籍説明】
元治元年(1864)六月五日の池田屋騒動以来、新選組の勇名は天下に轟いた。
北辰一刀流免許皆伝の伊東甲子太郎が門人七名を率いて入隊したのをはじめ、諸国から有為の青年達が続々と集まって来た。
新選組が急成長する中で、総長山南敬助と副長土方歳三の対立が激化した。新選組屯所の移転先や隊士の処罰をめぐって、二人の意見が衝突した。山南はしだいに孤立するようになった。
山南は隊規違反をした隊士をかばい、歳三との仲は険悪になるばかりだった。
やがて「山南が歳三を呪殺しようとした」「歳三が山南暗殺を企んだ」という噂も立ち始めた。「噂を流したのは歳三自身」とも言われた。
元治二年(慶応元年・1865)二月、山南敬助は新選組を脱隊して江戸に帰った。
新選組史の最大の謎、山南敬助脱走の真実に迫る。
【目次】
総長
孤立
丑の刻参り
後ろ傷
藁人形
山南敬助暗殺
殺意の交差
西本願寺坊官
恩知らず
土方歳三暗殺
策士
脱走
切腹
獅子身中の虫
… 以上まえがきより抜粋 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)
【書籍説明】
元治元年(1864)六月五日の池田屋騒動で、新選組は一躍名を上げた。
翌七月、前年文久三年(1863)の政変で御所を追われた長州藩が、「冤を禁闕で雪ぐ」と称して軍を率いて上洛した。
会津・桑名・薩摩藩をはじめとする幕府軍と御所の蛤御門(禁門)付近で衝突し、激しい戦闘となった。
新選組も出動し、軍功を立てた。
長州軍は幕軍に大敗し、新選組の武名は世に轟き渡った。
だが、倒幕浪士の過激な活動は止まなかった。
新選組は連日連夜京都市中を巡察し、倒幕浪士の取締りに奔走した。
倒幕浪士が集会する料理茶屋を襲撃した時、全く無関係な浪人が新選組に斬られて死んだ。
浪人を斬った隊士は謝罪に出向いたが、浪人の妻の美貌に目がくらんだ。
壬生界隈で、隊士と浪人の妻の仲が噂されるようになった。
新選組副長土方歳三に糾弾され、隊士は浪人の妻と心中した。
だが、歳三には心中事件に裏があるように思われた。
歳三は「壬生心中」の真相を探り当てることができるのか?
… 以上まえがきより抜粋 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)
【書籍説明】
元治元年(1864)六月、祇園祭を間近に控えて、京の街々はいつにも増して賑やかだった。祭見物の客が諸方から集まって来る。今年は特に浪士の姿が目立つ。
昨年八月の政変で長州藩は御所の警護の任務を解かれ、急進的な反幕派の公卿とともに京を追われた。
だが、桂小五郎・品川弥次郎ら長州藩士は肥後や土佐など各地の急進的な尊王攘夷を叫ぶ浪士達ともに、京で反幕活動を続けた。
五月半ば過ぎ、新選組副長土方歳三はとんでもない企てを知った。
「烈風の日を選んで御所の風上に火を放ち、騒乱に紛れて主上(天皇)を長州へ御動座奉る」というのである。
王城警護の任に当たる新選組としては、何としてもこの陰謀を阻止しなければならない。
そうした中で、連続通り魔事件が起きた。
歳三は通り魔の正体を突き止めるが、捕縛する前に通り魔は人質を取って立て籠もった。
歳三と総司は、隣家の古道具屋桝屋の屋根から侵入して人質を救出しようとする。
だが、歳三は桝屋の中で意外な物を見てしまった。
歳三は人質を救出できるか?反幕浪士の陰謀を未然に阻止できるか?
幕末最大の戦闘「池田屋騒動」へ、事態は動いていく。
【目次】
通り魔
薬屋又助
肥後訛り
目撃者
とろ松
人質
閉じ籠もり
救出
古高俊太郎
拷問
配膳屋
喧嘩師の勘
池田屋襲撃
死闘の果て
… 以上まえがきより抜粋 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)
【書籍説明】
京都守護職御預の新選組は、反幕運動を繰り広げる不逞浪士を取締り、王城の治安を維持するために日夜精勤していた。
しかし、長州や土佐を中心とする浪士達の反幕活動は激化するばかりだった。不逞浪士達は「尊王攘夷」を主張するが、「公武一和」を願う親幕派の当今孝明天皇の御意志は全く無視していた。
反幕の尊攘浪士は、秘かに「妖刀村正」を求めた。
「村正」は代々徳川家に仇をなす刀剣で、妖しい魔力が秘められていた。
村正は生贄の血を求める。村正を手にした者は人を斬らずにはいられない。村正を握れば、「剣技が冴えわたり、どんな相手でも斬れる」という。
反幕浪士の一人が村正を手に入れ、親幕派の公卿や幕府要人を斬殺した。しかも、妖刀村正の犠牲者は新選組隊士から京の町衆にまで及んだ。都の人々は恐怖に慄いた。
新選組副長土方歳三は、村正を遣う殺人狂の剣士の探索に奔走した。
長州藩士桂小五郎も村正の狂騒を座視できなくなった。殺人剣村正を止めるため、ついに桂は土方歳三に協力を求めた。
はたして、土方歳三は村正の暴走を止めることができるのか?
【目次】
待ち伏せ
村正
神童
見廻組
桂小五郎
取引
裏切り
妖刀
生贄
臆病者
変貌
殺人剣
紙屋川
… 以上まえがきより抜粋
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