セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です

『時代小説、架空戦記(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全241件

  • 直江に抱えられ、傷ついた身体で天御柱に向かった高耶。二人がその中で見たものは思念の歴史を刻む心御柱だった。過去を遡り、思念の激流に放り込まれた高耶は、懐かしい人の思念と出会い、導かれるまま魔王・信長を追う。一方、伊勢合戦は全国に飛び火し、苦戦する嶺次郎たちのもとに現代人の僧侶たちが集まった。壮大な〈闇戦国〉の果てに待つものとは!? 「炎の蜃気楼」完結編。
  • 熊野が炎に包まれ、大斎原(おおゆのはら)が鳴動を始めた。伊勢では礼に換生した信長の手によって禁忌大法が成就し、内宮が陥落した。大混乱の中戦況は厳しくなるが、やがて純白の十二単をまとった乙女たちが戦場に降りてきた。降臨した歴代斎宮による大祓えが始まり、怨霊たちの殺気を鎮めていく。巨大な力を手中に収め、幻宮に入った信長。布都御魂を取り戻し、礼を救うため、高耶は幻宮へ!?
  •  信忠は九州まで含めた西国十数カ国を平定した。残るは、徳川・北条・伊達の東国連合だけになった。信忠は天下人の居城として大坂築城に取りかかった。ついに織田軍十万の大軍が三河に殺到した。家康は二万の精兵と北条の援軍を合わせて迎え撃つ。戦局の焦点は再び岡崎城の攻防に絞られた。信濃戦線では、北畠信雄が深志城を攻めあぐんでいた。一方、伊達政宗は北条氏照と示し合わせて佐竹義重を挾撃する。佐竹支援に上杉景勝と真田昌幸も上州へ出陣する。徳川と北条は支城群に頼って頑強な抵抗を示した。信忠は連合軍の足並みを乱す計略をひそかに実行に移した。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第8弾。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  •  天正十年(一五八二)六月二日、本能寺は火に包まれた。明智光秀の大軍に囲まれて、稀代の天下人織田信長は落命した。このとき、妙覚寺に宿泊していた嫡子信忠はどうしようとしていたのか。ドラマはそこから静かに幕を開ける。個性が伝わらない信忠だが、武田攻めですでに武将の片鱗を顕していた。信長の後継者にふさわしい颯爽たる貴公子だった。だが、信忠が生き延びたとしても、光秀をどうしたら討てるのか。「中国大返し」をした秀吉、「伊賀越え」をした家康はどう出るか。北陸の勝家は、上州の一益は、甲州の河尻は、また信忠に絡みつく正体不明の忍群たちは敵か味方か。物語は信忠の成長を軸に、群雄たちの新たな天下布武へと突き進む。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第1弾。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  •  織田信忠と徳川家康の対決は佳境を迎えていた。半年間持ちこたえた三河岡埼城がついに落ちた。城将平岩親吉は無念の自害を遂げる。信忠は機に乗じてさらに三河奥深くに侵攻し、家康もまた吉田城に堅固な防衛線を構えた。信忠は有利に戦いながらも、なかなか家康を屈伏させられない。織田家中から、家康との和睦論が台頭してきた。その代表は、信忠が右腕と頼む蒲生賦秀だった。一方、北関東では佐竹氏を破った伊達政宗が勢力を拡大し、関東の覇者、北条氏直との対決に踏み切ろうとしていた。徳川・北条・伊達の攻守同盟を自ら破壊する政宗の狙いは何なのか……。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第9弾。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  •  京では信忠・信孝・秀吉の三者が激しく睨み合っていた。信孝は前代未聞の禁裏参内を強行し、近衛相国の行方を追及する。一方の信忠も、父信長の法要を名分についに京洛制覇に乗り出した。京の冷戦をよそに、東国に火が噴いた。火元は家康である。武田旧臣の一揆を口実に、家康は怒濤のように甲斐に侵攻した。信忠の宿老だった河尻秀隆は武田忍群の凶手により暗殺される。また上州では滝川一益が神流川の合戦で北条氏直に大敗を喫した。信忠の東国支配は崩壊の危機に瀕し、於松は信忠の身を案じる。安土から岐阜へ戻った信忠は信濃出陣の機を窺うが……。秀吉が信忠との対決姿勢を鮮明にし、信孝は破滅の道をひた走る。信忠を軸とした群雄の抗争はいよいよ白熱した正念場を迎える。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第2弾。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  •  織田信長亡きあと、天下を争うのは信忠、秀吉、家康の三者に絞られた。信忠が先に動き、山崎表で秀吉が築いた宝寺城に攻めかかるが、黒田官兵衛の奇策や堀秀政の強襲により、進退窮まる。土壇場に陥った信忠を、細川幽斎の秘策=勅命講和が救った。信忠は非力を痛感し、鈴鹿山系に隠遁していた滝川一益を軍師に迎える。その頃、於松は伊賀衆に襲撃されていた。窮地を救ったのは真田忍び。家康に背いた真田昌幸は上田城を築いて、徳川軍を散々に撃ち破る。昌幸と結んだ上杉景勝は逆臣の新発田重家を攻めるが失敗する。島左近は信忠の命で、直江兼続をひそかに訪れ、同盟締結を策す。西国でも、羽柴・毛利両軍の脅威に接した長宗我部元親が信忠に近づく。信忠は北陸の雄柴田勝家を尾張に転封し、満を持して反攻に転ずる。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第3弾。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  •  織田信長が死してすでに四年の歳月が流れた。信忠と秀吉の対決がクライマックスを迎えようとしていた。大坂城攻略をめざす信忠は二つの秘策を仕掛けた。将軍足利義昭を大坂城から京へ迎えることと、高山重友の調略である。狙いは見事に的中する。動揺した羽柴軍は次々と敗走した。秀吉はついに信忠に最後の決戦を挑む。その帰趨やいかに……。上方で大きな変動が起きようとする頃、九州も戦乱が激化した。島津軍五万の大軍が北上して、一気に筑前に侵攻した。信忠の命で長宗我部軍が豊後に上陸した。東国では、織田政権に抗して徳川・北条・伊達の攻守同盟が結ばれた。その標的は越後である。三方面から同盟軍数万が国境を越えた。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第6弾。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  •  信忠は滝川入庵の献策により、秀吉に対して大反攻作戦に転じた。最新甲鉄船を率いる九鬼嘉隆は、雑賀衆の頭目鈴木孫一と結び、淡路島攻略めざして、大船隊を組んで難波の海に乗り出した。迎え撃つは羽柴水軍衆を率いる小西弥九郎行長。九鬼水軍の甲鉄船は期待に違わぬ威力を発揮するのか……。また陸では、信忠自ら数万の大軍を率いて河内に侵攻する。その頃、戦乱の堺に現れた於松は、キリシタンに改宗した。四国では、長宗我部元親が待望の伊予切り取りに乗り出し、三河では、満を持していた柴田勝家が家康との対決を望む。そして信忠・秀吉・家康鼎立の外で、若き覇者が檜舞台に踊り出た。奥州の独眼竜こと、伊達藤次郎政宗である。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第4弾。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  •  信忠と秀吉の畿内決戦は、信忠がやや有利ながら痛み分けに終わった。両雄の攻防は戦場から朝廷へと移った。武器のないいくさが始まった。備後から大坂に戻ってきた将軍義昭は秀吉の昇官を朝廷に要求する。朝廷内の反織田派公卿も動き出したが、信忠はこれを未然に叩き漬す。その頃、雑賀衆の鈴木孫一が岸和田城を落として、蜂屋頼隆を自害に追い込んだ。秀吉が歯がみするなか、信忠はその功を認めて、孫一を一躍紀州国主とする。信忠はまた紀伊・和泉両国に地歩を築いたが、孫一はさらに和泉国主の座を要求した。孫一の専横に手を焼いた信忠はついに非常の断を下す……。秀吉は織田方の足並みの乱れに乗じて、大坂築城を開始し、織田陣営に調略を仕掛ける。一方、三河では柴田勝家と徳川軍との激突が始まっていた。関東では奥州の伊達政宗の南下をきっかけに新たな騒乱の火種が播かれた。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第5弾。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  •  織田信忠の股肱中の股肱、蒲生賦秀の上州転封。北条方を撃破し、またたく間に上州を平定した賦秀に挑むべく奥羽の雄、伊達政宗が下野に侵攻、佐竹方の黒羽城を囲んだ。織田、伊達、北条という三つ巴の対決構図。関東に新たなる風雲が巻き起こる。一方、信忠は三河表でじわじわと徳川方を圧迫しつつあった。窮地に陥った家康は本多正信と語らい、ひそかに手を打つ。―信忠政権に不満をもつキリシタン勢力の挙兵。天下を賭けた織田と徳川、三度の対決。勝つのはどちらか? 信忠、於松、そして数多の人々が駆け抜けた動乱の時代がついに閉幕のときを迎える……。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第10弾。完結編。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  •  西の強敵羽柴秀吉がついに滅んだ。それも束の間、戦雲が北越に迫っていた。徳川・北条・伊達連合軍六万が三方から越後に攻め込んだ。揚北衆の新発田重家がこれに呼応し、下越はたちまち席捲される。伊達政宗は本庄繁長がこもる本庄城へと矛先を向けた。境目の坂戸と海津の両城では上杉方が激しく抵抗する。信忠は上杉景勝の求めにより、大軍を率いて三河へ侵攻した。岡崎城では平岩親吉が頑強な篭城戦を展開して、織田軍の行く手を阻んだ。焦る信忠……。木曽路からは島清興・真田信繁らが徳川軍の背後を突こうとする。職田政権と東国連合軍が、がっぷり四つの全面激突となった。その頃、畿内ではキリシタンが急激に勢力を拡大していた。
     圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第7弾。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。
  • 南町奉行所与力・月崎陽之進と、その盟友である火盗改方長官・長谷川平次。二人はいずれ劣らぬ剣の達人で、相手が悪であればその職掌を超えて成敗するという裏の顔を持っている。
    南新堀と日本橋通一丁目の大店が、立て続けに押し込みに遭った。いずれも大名家を得意先とし、多額の金を貸していた商家だった。
    事件の探索に乗り出した南町奉行所は、陽之進とその配下の働きによって網を絞り、ついに下総黒池藩という一万石の大名に目星をつける。
    動かぬ証をつかみ、黒池藩主の討伐に乗り出した剣豪与力と鬼長官。だが、そんな彼らを待っていたのは、逆悪非道の藩主との血で血を洗う死闘だった。好評時代シリーズ、第二弾。
  •  明智光秀が愛宕山に参籠し、里村紹巴らと百韻の連歌会に臨んだのは、天正十年五月二十八日のこと。その席で光秀の詠んだ発句「ときは今あめが下しる五月かな」に重大な疑念を感じた紹巴は、本能寺を訪れ、京都所司代・村井貞勝に光秀の謀反の想いを打ち明ける。信長の行動は素早かった。本能寺が不首尾に終わったとき、光秀は……。信憑性のある歴史の可能性を追究した戦国架空戦記を五篇収録。

    *本能寺脱出! 信長の運命やいかに
    *進めば往生極楽、仏敵信長を討て
    *上杉・武田連合軍、遠州に姿を現す
    *関白政権に対抗する東国政権の帰趨や如何
    *関が原決戦、三成渾身の謀略戦を制す

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
  •  東西両軍が一進一退する関ヶ原に激震が走った。松尾山にある一万五千の小早川秀秋勢が動き、福島正則勢を崩壊させたのだ。家康は小早川の離反に激怒し、石田三成は快哉を叫ぶ。東軍勢は総崩れになり、情勢の急変は南宮山の毛利ほか西軍諸将に伝わった。家康は騎馬五百騎にて退却。一方、三成は一兵も損することなく、三河を抑えた……。運命のさじ加減で変わる、驚愕の戦国架空戦記を五篇収録。

    *風雲関ヶ原 西軍奇跡の逆転勝利
    *武田信玄、怒濤の天下取り
    *上杉謙信、乾坤一擲の大決戦
    *山崎の天下争奪戦
    *真田幸村の赤備え、徳川軍を打ち砕く

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
  •  蜀を獲り、馬超と連携して曹操を討つべし! 赤壁の戦いで魏の大軍を撃破した呉の智将・周瑜は、孫権に進言する。それは孔明の天下三分の計の上をいく大戦略だった。だが周瑜の壮図の前に、劉備と天才軍師・諸葛孔明、そして思わぬ敵が立ちはだかる。
     英雄、豪傑、謀将雲の如き三国志の中でも屈指の軍略家にして白面の貴公子、呉の大都督・周瑜公瑾。彼が赤壁の戦いののち急死せず、中原制覇の大計に邁進していたら……。曹操が、孫権が、劉備・孔明が覇を競った戦乱の三世紀初頭を描く壮大な三国志シミュレーション小説。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    あなたが生まれるはるか昔に――
    凶悪犯罪でふりかえる近代日本の裏面史
    明治、大正、昭和期前半に国内を震撼させた大事件を写真と資料で完全再現

    ●「昔はよかった」と言える昔はなかった

    今から80年以上前、日本は無謀な戦争に突入した。
    欧米列強の支配からアジアの国を守り独立・繁栄を目指すという
    「大東亜共栄圏」を大義名分に近隣諸国を侵略した。
    その結果として、軍人に砲弾・病・飢餓が襲い、国中が空襲に遭い、
    広島・長崎に原爆投下の惨劇をもたらした。

    太平洋戦争の死者は軍人軍属、民間人を合わせて約310万人。
    天皇陛下を神と奉り、悲劇への道を疾走した国の指導者の責任は極めて重い。

    戦後、日本は民主国家に生まれ変わった。
    勤勉な国民性は急速に経済を発展させ世界でも有数の先進国に上り詰めた、
    右傾化が懸念される昨今でも、多くの人々は平和を享受し自由を謳歌している。
    戦争は二度と起こしてはならない。あの時代に戻ることは決して許されない。

    では、戦争前の日本はどんな社会だったのだろう。
    果たして、人々の暮らしは幸福だったのか。
    昔はよかった、と言える昔があったのだろうか。
    答えはノー。

    戦前の日本は極めて貧しく残酷だった。
    人権意識は低く、農村は生活に窮し、女性を卑しめられ、忌まわしき風習に縛られ、
    国家に逆らう主義主張を唱える者は弾圧され、要人テロが横行した。
    明治から大正、太平洋戦争が始まる昭和前半までの73年間、
    誤解を恐れずにいえば、日本は想像以上に野蛮で愚かな国だった。

    本書はそんな時代に起きた、
    戦慄・驚愕の35の事件を取り上げた1冊である。
    閉鎖的な村社会で孤立し住民の殺戮を図った者、
    惚れた芸妓の裏切りに狂気を爆発させた者、エリートによる金と女絡みの凶行、
    拷問に近い取り調べで犯人に仕立て上げられた冤罪事件、身勝手な復讐劇。

    それらは現代でも起きうる犯罪でも、
    やはり根底には時代の空気が色濃く反映され今の世とはまた違う独特の狂い方が確実である。
    記事本文には、現代では使わない差別用語や蔑称が頻繁する。残酷な記述もふんだんにある。
    が、その言葉をもちいなければ、事件の本質、時代のニュアンスが伝わらないと判断し、
    あえて当時の表現をそのまま使用している。あしからずご了承いただきたい。
    また巻末には、取り上げた事件当時の社会情勢がわかるよう年表を付記した。
    犯人、犯行の動機を知るうえでの参考にしてほしい。

    鉄人ノンフィクション編集部
  • 681(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    戦争に圧しつぶされた人間の苦悩を描いた傑作

    戦時下の緊迫した海軍航空隊で、若き整備兵が背負った過酷な運命とは?
    軍用飛行機をバラせ……その男の言葉に若い整備兵は青ざめた。昭和19年、戦況の悪化にともない、切迫した空気の張りつめる霞ヶ浦海軍航空隊で、苛酷な日々を送る彼は、見知らぬ男の好意を受け入れたばかりに、飛行機を爆破して脱走するという運命を背負う。初期の力作長篇が待望の再登場。
    解説・杉山隆男
  • 330(税込)
    著:
    吉川英治
    レーベル: SHIBA BOOKS
    出版社: 千歳出版

    ほぼ完結を迎えながらも未完の大作となった絶筆『新・水滸伝』を、全巻セットで合本した完全版。梁山泊を舞台に百八人の英雄豪傑が大活躍する痛快エンターテインメイント歴史小説の傑作。
    【目次】
    新・水滸伝
     序曲、百八の星、人間界に宿命すること
     毬使いの幸運は九天に昇り、風流皇帝の記宗に会うこと
     教頭の王進、追捕をのがれ、母と千里の旅に落ちゆく事
     緑林の徒の涙を見て、史進、彼らを再び野へ放つこと
     史進、家郷をすてて渭水へ奔り、魯提轄と街に会うこと
     晨に唄い女翠蓮を送って、晩霞に魯憲兵も逐電すること
     蘭花の瞼は恩人に会って涙し、五台山の剃刀は魯を坊主とすること
     百花の刺青は紅の肌に燃え、魯和なおの大酔に一山もゆるぐ事
     花嫁の臍に毛のある桃花の郷を立ち、枯林瓦缶寺に九紋竜と出会いのこと
     菜園番は愛す、同類の虫ケラを。柳蔭の酒莚は呼ぶ禁軍の通り客
     鴛鴦の巣は風騒にやぶられ、濁世の波にも仏心の良吏はある事
     世路は似たり、人生の起伏と。流刑の道にも侠大尽の門もある事
     氷雪の苦役も九死に一生を得、獄関一路、梁山泊へ通じること
     無法者のとりで梁山泊の事。ならびに吹毛剣を巷に売る浪人のこと
     青面獣の楊志、知己にこたえて神技の武を現すこと
     風来の一怪児、東渓村に宿命星の宿業をもたらすこと
     寺小屋先生「今日休学」の壁書をして去る事
     呉用先生の知網、金鱗の鯉を漁って元の村へ帰ること
     六星、壇に誓う門外に、また訪れる一星のこと
     仮装の隊商十一梱、青面獣を頭として、北京を出立する事
     七人の棗商人、黄泥岡の一林に何やら笑いさざめく事
     “生辰綱の知恵取り”のこと。並びに、楊志、死の谷を覗く事
     二侠、二竜山下に出会い、その後の花和なお魯知深がこと
     目明し陣、五里霧中のこと。次いで、刑事頭何涛の妻と弟の事
     耳の飾りは義と仁の珠。宋江、友の危機に馬を東渓村へとばす事
     秋を歌う湖島の河童に、百舟ことごとく火計に陥つこと
     林冲、王倫を面罵して午餐会に刺し殺すこと
     人の仏心は二婆の欲をよろこばせ、横丁の妾宅は柳に花を咲かせる事
     女には男扱いされぬ君子も、山野の侠児には恋い慕われる事
     悶々と並ぶ二ツ枕に、蘭灯の夢は闘って解けやらぬ事
     ふと我れに返る生姜湯の灯も、せつな我れを失う寝刃の闇のこと
     地下室の窮鳥に、再生の銅鈴が友情を告げて鳴ること
     宋江、小旋風の門を叩くこと。ならびに瘧病みの男と会う事
     景陽岡の虎、武松を英雄の与に祭り上げること
     似ない弟に、また不似合な兄と嫂の事。ならびに武松、宿替えすること
     隣で売る和合湯の魂胆に、簾もうごく罌粟の花の性の事
     色事五ツ種の仕立て方のこと。金蓮、良人の目を縫うこと
     梨売りの兵隊の子、大人の秘戯を往来に散きちらす事
     姦夫の足業は武大を悶絶させ、妖婦は砒霜の毒を秘めてそら泣きに泣くこと
     死者に口なく、官に正道なく、悲恨の武松は訴える途なき事
     武松、亡兄の怨みを祭って、西門慶の店に男を訪う事
     獅子橋畔に好色男は身の果てを砕き、強欲の婆は地獄行きの木驢に乗ること
     牢城の管営父子、武松を獄の賓客としてあがめる事
     蒋門神を四ツ這にさせて、武松、大杯の名月を飲みほす事
     城鼓の乱打は枯葉を巻き、武行者は七尺の身を天涯へ託し行くこと
     緑林の徒も真人は啖わぬ事。ならびに、危なかった女轎のこと
     花灯篭に魔女の眼はかがやき、またも君子宋江に女難のあること
     待ち伏せる眼と眼と眼の事。次いで死林にかかる檻車のこと
     秦明の仙人掌棒も用をなさぬ事。ならびに町々三無用の事
     弓の花栄、雁を射て、梁山泊に名を取ること
     悲心、長江の刑旅につけば、鬼の端公も気のいい忠僕に変ること
     死は醒めてこの世の街に、大道芸人を見て、銭をめぐむ事
     葦は葦の仲間を呼び、揚子江の“三覇”一荘に会すること
     根はみな「やくざ」も仏心の子か。黒旋風の李逵お目見得のこと
     雑魚と怪魚の騒動の事。また開く琵琶亭の美酒のこと
     壁は宋江の筆禍を呼び、飛馬は「神行法」の宙を行くこと
     軍師呉用にも千慮の一失。探し出す偽筆の名人と印刻師のこと
     一党、江州刑場に大活劇のこと。次いで、白竜廟に仮の勢揃いのこと
     大江の流れは奸人の血祭りを送り、梁山泊は生還の人にわき返ること
     玄女廟の天上一夢に、宋江、下界の使命を宿星の身に悟ること
     李逵も人の子、百だけ村のおふくろを思い出すこと
     妖気、草簪の女のこと。怪風、盲母の姿を呑み去ること
     虎退治の男、トラになること。ならびに官馬八頭が紛失する事
     首斬り囃子、街を練る事。並びに、七夕生れの美女、巧雲のこと…ほか
  • 330(税込)
    著:
    吉川英治
    レーベル: SHIBA BOOKS
    出版社: 千歳出版

    今なお多くの人に感動を与える吉川英治の傑作巨編『三国志』を全巻セットで合本。諸葛亮孔明、劉備、関羽、張飛…、綺羅星のごとき武将たちの治乱興亡と人間ドラマが一気に読める完全版です。
    【目次】
     序
     桃園の巻
     群星の巻
     草莽の巻
     臣道の巻
     孔明の巻
     赤壁の巻
     望蜀の巻
     図南の巻
     出師の巻
     五丈原の巻
     篇外余録
  • 330(税込)
    著:
    中里介山
    レーベル: SHIBA BOOKS
    出版社: 千歳出版

    中里介山の代表作にして未完の超大作『大菩薩峠』を41巻全巻セットで合本・電子化。読みやすい新字新仮名・ルビ・目次付きで原稿用紙1万5000枚に及ぶ世界最長の長編小説をお楽しみいただけます。幕末ファン、剣豪・時代小説ファン必読。
    ■目次
    甲源一刀流の巻
    鈴鹿山の巻
    壬生と島原の巻
    三輪の神杉の巻
    竜神の巻
    間の山の巻
    東海道の巻
    白根山の巻
    女子と小人の巻
    市中騒動の巻
    駒井能登守の巻
    駒井能登守の巻
    伯耆の安綱の巻
    如法闇夜の巻
    お銀様の巻
    慢心和尚の巻
    道庵と鰡八の巻
    黒業白業の巻
    安房の国の巻
    小名路の巻
    禹門三級の巻
    無明の巻
    白骨の巻
    他生の巻
    流転の巻
    みちりやの巻
    めいろの巻
    鈴慕の巻
    Oceanの巻
    年魚市の巻
    畜生谷の巻
    勿来の巻
    弁信の巻
    不破の関の巻
    白雲の巻
    胆吹の巻
    新月の巻
    恐山の巻
    農奴の巻
    京の夢おう坂の夢の巻
    山科の巻
    椰子林の巻
  • 330(税込)
    著:
    吉川英治
    レーベル: SHIBA BOOKS
    出版社: 千歳出版

    平家物語を題材にした吉川英治畢生の大作『新・平家物語』に、史実や紀行、創作秘話を綴った『随筆 新平家』を加えて読みやすく編集。全16巻セットで合本した電子書籍完全版です。
    【目次】
    新・平家物語
     “はしがき”に代えて
     ちげぐさの巻
     九重の巻
     ほげんの巻
     六波羅行幸の巻
     常磐木の巻
     石船の巻
     みちのくの巻
     火乃国の巻
     御産の巻
     りんねの巻
     断橋の巻
     かまくら殿の巻
     三界の巻
     くりからの巻
     一門都落ちの巻
     京乃木曾殿の巻
     ひよどり越えの巻
     千手の巻
     やしまの巻
     浮巣の巻
     壇ノ浦の巻
     悲弟の巻
     静の巻
     吉野雛の巻
     完結のことば
    随筆 新平家
     はしがき
     新平家落穂集―筆間茶話―
     新平家雑感
     新・平家今昔紀行
  • 330(税込)
    著:
    吉川英治
    レーベル: SHIBA BOOKS
    出版社: 千歳出版

    従来逆賊として描かれることの多かった足利尊氏を主役に据え、楠木正成ら南北朝の英雄たちと動乱と悲哀を新解釈で描いた吉川英治晩年の傑作。
    ●目次
    私本太平記
     あしかが帖
     婆娑羅帖
     みなかみ帖
     帝獄帖
     世の辻の帖
     八荒帖
     千早帖
     新田帖
     建武らくがき帖
     風花帖
     筑紫帖
     湊川帖
     黒白帖
    随筆 私本太平記
     新春太平綺語
     筆間茶話
     巻外雑筆 史実と非史性と、作中人物などについて
     太平記寸感
     南北朝文化展を観て
  • 330(税込)
    著:
    吉川英治
    レーベル: SHIBA BOOKS
    出版社: 千歳出版

    吉川英治ならではの巧みな心理描写、情景描写で赤穂浪士(四十七士)討ち入りの人間ドラマを丹念に描いた傑作長編『新編 忠臣蔵』。全巻セットで合本した完全版です。
    【目次】
    新編忠臣蔵
     浅野内匠頭
     赤穂早打帳
     五日韋駄天記
     赤蓼草紙
     立つ鳥の記
     米沢後詰
     高田郡兵衛
     山科普請
     水調子夜船話
     京伏見廓細見
     松坂町界隈
     吉良殿長屋
     元禄人間図絵
     討入炬燵孫子
     此一期・月雪花
     吉良方義士
     武士は泣くもの
     上杉家不戦始末
     泉岳寺炉辺話
     細川家義士夜話
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    注目の2023年NHK大河ドラマ
    『どうする家康』が千倍面白くなる!
    世界一わかりやすい徳川家康120%ガイド

    人気の戦国オールスターズが勢揃い!
    彼らに囲まれ、その時、家康は「どうする!?」「どうした!?」
    アンチ家康派も知れば好きになる家康の目的とは?

    本書は、徳川家康の生まれた戦国時代から神となった没後までを、
    そのとき家康が、どうピンチを乗り越えたかを歴史の流れに沿って解説した
    大河ドラマ『どうする家康』の副読本。

    「時代背景・地政学・人物・対立関係・出来事・通説・新説」など、
    全方位から解説し、より戦国時代が面白く理解が深められる一冊。
  • 大河でも注目!本当は武士になりたかった男。

    かの有名な忍び、服部半蔵。その二代目は武士だった?
    戦国時代に名を馳せた伊賀忍者、服部半蔵保長。その長男・正成は、家を継ぐべく育てられた。しかし忍びの仕事は闇に紛れ命を奪う影の仕事。七歳のある日、初めての任務が下されたが、そのあまりの理不尽さに悩んだ正成は、思わず家を飛び出してしまう。影に生きる忍びではなく、太陽の下、正々堂々と戦う武士になると心に決めて。
    時は流れ、渡辺守綱の家で修行を積んだ正成は上ノ郷城で初陣を迎えた。戦場には密命を帯びた父・保長もいた。しかし直後、謎の忍び・梟に父を殺され、さらには正成も命を狙われる羽目に。
    変わらず忍びを厭う正成だったが、保長を失った服部家を継ぐよう主君・松平元康に命じられてしまう。武士としては、主からの命令に逆らえるはずもなく、不本意ながらもここに二代目・服部半蔵が誕生したのだった。
    しょったれとは、三河地方で「半端者」の意。武士にも忍びにもなりきれない半蔵は、それでも人と縁を繋ぎ、もがきながら死地を駆け抜ける。2023年大河ドラマでも注目のキャラクターが多数登場。気鋭の歴史時代小説作家による、忍びエンタメの最高峰、待望の文庫化!

    ※この作品は単行本版『しょったれ半蔵』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • この命果つるとも、父上を見守り続けます——。我が子に切腹を命ぜざるをえなかった家康の無念、父を慕う信康の情愛。歴史に翻弄され、流転の人生を歩み、天下人となった家康の劇的な生涯!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    彩色秘蔵写真と地政学的見地で紐解く
    独ソ戦の真実

    5000万の大軍が激突し凄惨な地獄のシーソーゲームとなった
    欧州戦線最大の戦争「独ソ戦」
    現在のロシアのウクライナ侵攻は独ソ戦と同じロジックだった!

    彩色された秘蔵写真と地政学的な見地から、独ソ戦15の戦争を
    前期・中期・後期ごとに徹底解説。

    また、独ソ戦へと繋がる前史ともいうべき1939年からの
    ドイツ・ソ連両国の戦史を紐解く。
    さらに、陸海空のドイツ・ソ連の兵器の詳細情報も掲載。

    そして、独ソ戦時のソ連の思惑や戦いの推移は、
    現在のロシアのウクライナ侵攻にも通じている。
    独ソ戦を把握することは今後のロシア・ウクライナ情勢を知ることになるのだ。
  • フェキンハウゼン男爵たる父から疎まれた若き騎士ルドガーは、ドイツ北辺の村へ代官として赴いた。反抗的な村民の統治に加え、村を襲う浮浪兵と闘うルドガーの前に現れた「泉の精」を名乗る美少女レーズ。彼女の助力により、浮浪兵を撃退したルドガーたちは、「レーズスフェント」という町を創設し、新たな街道を開いて発展への一歩を踏み出していく。だがレーズの正体は遥か過去に地球に飛来した宇宙生命体だった。十四世紀の神聖ローマ帝国辺境で、人知れず果たされたファーストコンタクトから始まった運命の変遷を描く長篇歴史SF。
  • ルドガーが拓いたレーズスフェントは、開市特権状を得たことで躍進へ大きな一歩を進める。しかし英仏の戦争勃発を契機に、ハンザ同盟との対立が激化。加えて「泉の精霊」レーズの存在が、《北海の梟雄》デンマーク王ヴァルデマール四世の興味を引いてしまう。迫り来るデンマーク軍とレーズスフェントとの全面戦争。果たしてルドガーたちの未来は何処にあるのか? 俊英・小川一水が、十四世紀の神聖ローマ帝国辺境で、人知れず果たされたファーストコンタクトから始まった運命の変遷を描く長篇歴史SF。ついに完結!(解説・日下三蔵)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の8巻目です。
    ●目次
    新・平家物語(一)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の7巻目です。
    ●目次
    宮本武蔵(下)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の26巻目です。
    ●目次
    源頼朝
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の5巻目です。
    ●目次
    宮本武蔵(上)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の2巻目です。
    ●目次
    三国志(中)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の21巻目です。
    ●目次
    私本太平記(下)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の25巻目です。
    ●目次
    上杉謙信
    平の将門
    黒田如水
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の10巻目です。
    ●目次
    新・平家物語(三)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の3巻目です。
    ●目次
    三国志(下)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の24巻目です。
    ●目次
    新編忠臣蔵
    大岡越前
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の30巻目です。
    ●目次
    随筆 私本太平記
    随筆 新平家
    随筆 宮本武蔵
    小説のタネ
    親鸞聖人について
    親鸞の水脈
    押入れ随筆
    美しい日本の歴史
    梅ちらほら
    紅梅の客
    競馬
    天皇と競馬
    落日の荘厳に似る
    正倉院展を観る
    雪村筆「茄子図」
    辞典のすすめ
    俗即菩提
    文化の日
    河豚
    舌のすさび
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の9巻目です。
    ●目次
    新・平家物語(二)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の28巻目です。
    ●目次
    篝火の女
    魚紋
    御鷹
    鼻かみ浪人(「鼻」:原文は「さんずい+鼻」)
    野槌の百
    梅シの杖(「シ」:原文は「風にょう+思」)
    銀河まつり
    醤油仏
    治郎吉格子
    田崎草雲とその子
    茶漬三略
    人間山水図巻
    柳生月影抄
    べんがら炬燵
    下頭橋由来
    死んだ千鳥
    夕顔の門
    大谷刑部
    雲霧閻魔帳
    無宿人国記
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の23巻目です。
    ●目次
    剣難女難
    剣の四君子
    日本名婦伝
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の6巻目です。
    ●目次
    宮本武蔵(中)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の27巻目です。
    ●目次
    梅里先生行状記
    松のや露八
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の1巻目です。
    ●目次
    三国志(上)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の20巻目です。
    ●目次
    私本太平記(中)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の22巻目です。
    ●目次
    神州天馬侠
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の12巻目です。
    ●目次
    新・平家物語(五)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の14巻目です。
    ●目次
    新書太閤記(中)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の16巻目です。
    ●目次
    新・水滸伝
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の31巻目です。
    ●目次
    折々の記(六興出版社版)
    折々の記(全国書房版)
    紋付を着るの記
    忘れ残りの記
    年譜
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の15巻目です。
    ●目次
    新書太閤記(下)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の4巻目です。
    ●目次
    江戸三国志
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の18巻目です。
    ●目次
    親鸞
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の29巻目です。
    ●目次
    かんかん虫は唄う
    鍋島甲斐守
    八寒道中

    夏虫行燈
    山浦清麿
    旗岡巡査
    春の雁
    増長天王
    くせ

    牢獄の花嫁
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の17巻目です。
    ●目次
    鳴門秘帖
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の11巻目です。
    ●目次
    新・平家物語(四)
  • 吉川英治の名作・代表作を一挙収録した吉川英治全集の決定版。※本書は全31巻中の13巻目です。
    ●目次
    新書太閤記(上)

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。